JP2585326B2 - 多重ループ通信システム - Google Patents

多重ループ通信システム

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JP2585326B2
JP2585326B2 JP62316234A JP31623487A JP2585326B2 JP 2585326 B2 JP2585326 B2 JP 2585326B2 JP 62316234 A JP62316234 A JP 62316234A JP 31623487 A JP31623487 A JP 31623487A JP 2585326 B2 JP2585326 B2 JP 2585326B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の計算機システム相互間をループ状の多
重の通信路により形成した通信システムの自己診断方式
に係り、特に通信制御装置の保守時または故障発生時の
調査等に好適な自己診断方式に関する。
〔従来の技術〕
従来の複数の計算機システム相互間をループ状の多重
の通信路により形成した通信システムにおける各計算機
システムの通信制御装置の回線制御方式としては、多重
の通信路からの入力信号はいずれか一つを選択し入力
し、多重の通信路への出力信号は同一信号を送出する方
式が一般的であり、受信回線入力信号の有無、合理性チ
エツク異常等の検出は通信制御回路部にて行ない、異常
検出時は、受信回線選択信号により他の通信路からの入
力信号を選択し入力する制御を行ない通信動作を継続す
る方式が一般的であり、第4図の従来の通信制御装置ブ
ロツク図に記載の構成になつていた。しかしこの方式で
は、多重の通信回線の待機回線側の故障診断の配慮がさ
れていないため、受信回線側で異常が検出され待機回線
側に受信回線が選択されても正常に通信動作が行なわれ
る保証がない。また正常に通信動作が行なわれたとして
も今度は異常回線側が待機回線となり表面的には正常通
信動作を継続してしまうため、通信制御装置の保守点検
時点での異常回線状態がわかりにくく保守時または通信
動作異常発生時の調査等に長時間費やすという問題を有
していた。なおこの種の回線制御方式として関連するも
のには例えば、実用新案昭52−146799号環状伝送装置が
挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、多重の通信回線の待機回線側の故障
診断の配慮がされていないため、受信回線側で異常が検
出され、待機回路側に受信回線が選択されても正常に通
信動作が行なわれる保証がない。また、正常に通信動作
が行なわれたとしても、今度は異常回線側が待機回線と
なり表面的には正常通信動作を継続してしまうため、通
信制御装置の保守点検時点での異常回線状態がわかりに
くく保守的または通信動作異常発生時の調査等に長時間
費やすことになり保守性の面および信頼性の面で問題が
あつた。本発明の目的は、この様な従来技術の欠点をな
くした多重ループ通信システムの自己診断方式を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の特徴は、メイン計
算機と通信制御装置からなる複数の計算機システムの相
互間を多重の通信路により接続したループを形成した通
信システムであって、各計算機システムの前記通信制御
装置に、前記メイン計算機とのデータの授受、前記多重
通信路の受信切替制御、及び他計算機システムとの送受
信制御等を行う通信制御回路部と、前記多重通信路に接
続され、通信信号を受信する前記多重通信路の数に対応
した複数の通信回線受信回路部と、前記複数の通信回線
受信回路部からの出力される複数の通信回線入力信号を
入力し、前記通信制御回路部から出力される受信回線選
択信号を受け受信回線入力信号を選択出力する受信回線
選択回路部と前記多重通信路に接続され、通信制御回路
部からの通信回線出力部を各々の通信回線に送信する前
記多重通信路の数に対応した複数の通信回線送信回路部
とを備えた、多重化させたリング形の通信システムにお
いて、 前記複数の通信回線受信回路部から出力される複数の
通信回線入力信号を入力し、前記通信制御回路部から出
力される受信回線選択信号に基づき待機回線入力信号を
選択出力する待機回線選択回路部と、 前記待機回線入力信号の異常診断を行い、異常と診断
された場合に待機回線故障検出信号を前記通信制御回路
部へ出力するリトリガブルワンショット回路部とを備え
たことである。
〔作用〕
上記手段によれば、通信制御回路部よりの受信回線選
択信号により選択される受信回線以外の待機回線を選択
する様構成された待機回路選択回路部により出力される
待機回線入力信号は、リトリガブルワンシヨツト回路部
を入力させ、これにより待機回線入力信号が正しく所定
の変化が有るかの自己診断が行なわれ、一定時間以上入
力信号の変化が発生しないと待機回線側の上流通信制御
装置か、通信回路か、自己通信回線受信回路部かに故障
または断線等の異常を発生したとして第3図のタイムス
ケジユールに示す待機回線故障検出信号を通信制御回路
部に入力し、通信制御回路部よりメイン計算機に報告で
き、予防保全が図れる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図,第2図,第3図,第4図
により説明する。第1図は全体を示す構成図であり、11
〜1nのメイン計算機と31〜3nの計算機インターフエイス
信号にて接続される21〜2nの通信制御装置とにより構成
される各計算機システムと、これらの計算機システム相
互間を二重の4A,4Bの通信回線によりループ状に接続し
通信を行ない計測制御を行なうシステムである。ここで
の通信制御装置21〜2nは、メイン計算機11〜1nとのデー
タ転送制御および通信回線4A,4Bを制御し各々の受信回
路部の選択,データ受信,合理性チエツクができ異常検
出時は自動切替えを行なう。また各々の送信回路部は同
一データを送出できる様になつているものとする。上記
の条件により以下第2図の一実施例を示す計算機システ
ムへの通信制御装置ブロツク図、第3図の通信制御装置
の動作を表わすタイムスケジユール図、第4図の従来の
通信制御装置ブロツク図を用い詳細な回路構成および動
作説明を行なう。第2図に示す計算機システムの通信制
御装置2は以下により構成されている。計算機とのイン
ターフエイス信号3は、通信制御回路部5と接続され
る。また各々の通信回線4A,4Bからの入力信号は、各々
の通信回線受信回路部6A,6Bに入力され、この一方の通
信回線受信回路部6Aの出力信号の通信回線入力信号11A
は、受信回線選択回路部7のA入力部および待機回線選
択回路部9のB入力部に接続され、また他の一方の通信
回線受信回路部6Bの出力信号の通信回線入力信号11B
は、受信回線選択回路部7のB入力部および待機回線選
択回路9のA入力部に接続される。受信回線選択回路部
7からの受信回線入力信号12は通信制御回路部5に入力
され、通信制御回路部5からの受信回線選択信号13は、
受信回線選択回路部7および待機回線選択回路部9の各
々のSEL入力部に接続される。また待機回線選択回路部
9からの待機回線入力信号15は、リトリガブルワンシヨ
ツト回路部10に入力され、この出力信号の待機回線故障
検出信号16は、通信制御回路部5に入力される。一方通
信制御回路部5からの通信回線出力信号14は、各々の通
信回線通信回路部8A,8Bに入力されこれらの出力部は各
々の通信回線4A,4Bに接続される。ここでの受信回線選
択回路部7および待機回線選択回路部9は、、SEL入力
部の受信回線選択信号13により、AまたはB入力部の通
信回線入力信号11A,11Bのいずれか一方を選択し、受信
回線入力信号12または待機回線入力信号15を出力するも
のとする。またリトリガブルワンシヨツト回路部10は、
第3図のタイムスケジユール図に示す通り、ここでは待
機回線入力信号15の立上がりでタイマースタートし設定
時間T以内に再度立上がり信号が入力されるとタイマー
は再スタートし、設定時間T以内に立上がり信号が入力
さないとタイムアツプするものとする。以上が第2図の
一実施例を示す計算機システムの通信制御装置2の構成
であり、第4図の従来の通信制御装置3の構成では、待
機回線選択回路部9およびリトリガブルワンシヨツト回
路部10を具備しない構成である。以上の様な回路構成に
て、各々の通信回線4A,4Bからの入力信号は、各々の通
信回線受信回路6A,6Bにて波形成形およびベレル変換等
が行なわれる。この出力の各々の通信回線入力信号11A,
11Bは、通信制御回路部5からの受信回線選択信号13に
より各々を受信回線入力信号12と、待機回線入力信号15
とに選択し出力する様接続,構成された受信回線選択回
路部7と、待機回線選択回路部9に入力させ各々の出力
信号が送出される。この受信回線入力信号12は、通信制
御回路部5に入力され所定の受信制御が行なわれ、一方
待機回線入力信号15は、リトリガブルワンシヨツト回路
部に入力され、これにより待機回線入力信号が正しく所
定の変化が有るかの自己診断が行なわれ、一定時間以上
入力信号の変化が発生しないと待機回線側の上流通信制
御装置2nか、通信回線4A,4Bか、自己通信回線受信回路
部6A,Bかに故障または断線等の異常が発生したとして待
機回線故障検出信号16を通信制御回路部5に入力する。
この信号を受けた通信制御回路部5は、計算機とのイン
ターフエイス信号31〜3nを介してメイン計算機11〜1n
待機回線異常を報告できる。第3図に待機回線の故障検
出動作を表わすタイムスケジユール図を示し、待機回線
入力信号15が正しく所定の変化がある場合と、ある時点
で+側から−側への変化がなくなつた場合の故障Aと、
ある時点で−側から+側への変化がなくなつた場合の故
障B時の各々の待機回線故障検出信号を示すこの図から
分かるように故障Aおよび故障Bの時のみ、リトリガブ
ルワンシヨツト回路部10がタイムアツプし異常をメイン
計算機に報告する。尚ここでの回線入力信号は、無変調
のベースバンド方式を用い、データが“0"の時は、ビツ
ト中央でLOWからHIGHにデータが“1"の時は、ビツト中
央でHIGHからLOWにレベル変化が起こる符号形式を用い
表わした。この符号形式でのLOWからHIGHへの立上がり
変化から立上がり変化までの符号変化間隔は、t1〜t3が
発生しt3が最も長く、少なくても正常時ではT3以内には
立上がり変化が発生するためのリトリガブルワンシヨツ
ト回路部の設定時間T>T3としておけば異常の検出が可
能である。また受信回線側で異常が検出され、待機回線
側に受信回線が選択された場合も異常を発生した回線が
待機回線となり前記の故障診断が行なわれる事になる。
通信制御回路部5からの通信回線出力信号14は、通信回
線送信回路部8A,8Bによりレベル変換が行なわれ同一信
号が各々の通信回線4A,4Bに送出される。以上の機能に
より簡単な回路構成で待機回線側の故障診断ができ、従
来技術の欠点を解消した多重ループ通信システムの自己
診断方式が実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば簡単な回路構成にて、ループ状の多重
の通信路より形成する通信システムの、待機回線側の上
流通信制御装置、通信回線,自己通信回線受信回路部の
故障診断による予防保全が図れ、また受信回線で異常が
検出され、待機回線側に受信回線が選択された場合でも
異常が検出された回線が待機回線となり前記の故障診断
が行なわれ保守点検時点での異常回線状態が通信制御回
路部を通しメイン計算機に報告されるため、システムの
全体の保守性および信頼性の向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体構成図、第2図は一実施例を示す第1図の
計算機システムの通信制御装置ブロツク図、第3図は第
2図の動作を表わすタイムスケジユール図、第4図は従
来の通信制御装置ブロツク図である。 11〜1n……メイン計算機、21〜2n、……通信制御装置、
31〜3n……計算機とインターフエイス信号、4A,4B……
通信回線、5……通信制御回路部、6A,6B……通信回線
受信回路部、7……受信回線選択回路部、8A,8B……通
信回線送信回路部、9……待機回線選択回路部、10……
リトリガブルワンシヨツト回路部、11A,11B……通信回
線入力信号、12……受信回線入力信号、13……受信回線
選択信号、14……通信回線出力信号、15……待機回線入
力信号、16……待機回線故障検出信号、t1〜t3……符号
変化間隔、T……故障検出時間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メイン計算機と通信制御装置からなる複数
    の計算機システムの相互間を多重の通信路により接続し
    ループを形成した通信システムであって、各計算機シス
    テムの前記通信制御装置に、前記メイン計算機とのデー
    タの授受、前記多重通信路の受信切替制御、及び他計算
    機システムとの送受信制御等を行う通信制御回路部と、
    前記多重通信路に接続され、通信信号を受信する前記多
    重通信路の数に対応した複数の通信回線受信回路部と、
    前記複数の通信回線受信回路部から出力される複数の通
    信回線入力信号を入力し、前記通信制御回路部から出力
    される受信回線選択信号を受け受信回線入力信号を選択
    出力する受信回線選択回路部と、前記多重通信路に接続
    され、通信制御回路部からの通信回線出力信号を各々の
    通信回路に送信する前記多重通信路の数に対応した複数
    の通信回線送信回路部とを備えた、多重化されたリング
    形の通信システムにおいて、 前記複数の通信回線受信回路部から出力される複数の通
    信回線入力信号を入力し、前記通信制御回路部から出力
    される受信回線選択信号に基づき待機回線入力信号を選
    択出力する待機回線選択回路部と、 前記待機回線入力信号の異常診断を行い、異常と診断さ
    れた場合に待機回線故障検出信号を前記通信制御回路部
    へ出力するリトリガブルワンショット回路部を備えたこ
    とを特徴とする多重ループ通信システム。
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JPS61294946A (ja) * 1985-06-21 1986-12-25 Nissin Electric Co Ltd 分散処理システム

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