JP2585208B2 - 咬交器 - Google Patents

咬交器

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JP2585208B2
JP2585208B2 JP26832493A JP26832493A JP2585208B2 JP 2585208 B2 JP2585208 B2 JP 2585208B2 JP 26832493 A JP26832493 A JP 26832493A JP 26832493 A JP26832493 A JP 26832493A JP 2585208 B2 JP2585208 B2 JP 2585208B2
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長三郎 金本
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KANEMOTO SHIKA KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、咬交器の分野に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の咬交器として、実公昭58−35
222号公報のものがあるが、前記の咬交器には、上顎
及び下顎模型台を固着する支持台が固定状態となって、
左右、前後側方に所定の寸法だけ移動したり、全方に傾
斜したり、さらに回転したりすることができなかった。
【0003】さらに支柱に嵌着する顆頭部を上方に上げ
るときは、脚部に付されている目盛を見ながら所定の寸
法だけ上げ、固着していた。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかるに本発明が解
決しようとする課題の第1は、下顎模型を固着する下顎
模型用支持台を構成する上方支持台を、左右前後の四方
向に所定の寸法宛移動させるようにしたこと、第2に、
上顎模型を固着する上顎模型用支持台をも上述と同じよ
うに四方向に所定の寸法宛移動させるようにしたこと、
第3に上顎及び下顎模型用支持台が、所定の角度に亘っ
て傾斜することができるようにしたこと、第4に上顎及
び下顎模型用支持台が回転可能にしたこと、第5に上顎
及び下顎模型用支持台を構成する下顎上方支持台及び上
顎下方支持台の左右両側方に所定の寸法宛移動する際
に、夫々の移動処理作業をスムーズに行わしめるように
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
下方フレーム後方に支柱を対設し、両支柱の上方に傾
斜状溝部を設け昇降調節を可能にした顆頭部を夫々装着
し、前記溝部内に掛架軸に軸着したボール体を挿入し、
前記掛架軸を後方部に取着し、他方前方部にインサイザ
ルガイドピンを昇降自在に取着した上顎模型フレームを
前記掛架軸に装着し、前記ピンの下方にインサイザルテ
ーブを下方フレームに装着せしめた咬交器において、
【0006】支柱とインサイザルガイトピンとの間の下
フレームに取着した内側が中空部を有する容部に係合
部を有するネジ杆を螺着し、上方を若干カットしたカッ
ト部の下方外周に目盛線を付したボール体を挿入し、挿
入したボール体が飛出を阻止する嵌挿孔付き阻止部を前
記容部の上方に取着し、ネジ杆の係合部挿入したボー
ル体を緊締せしめると共に、
【0007】均一の厚さを有し、内側に中空部を形成
し、前記中空部の底面部に小孔を穿設し、上面の前後側
面と左右両側面とに夫々目盛線を付し、且前記目盛線を
付した左右両側の下方の前記中空部を構成する左右両側
壁面より外側壁面に貫通する所定の幅員を有する貫通孔
を夫々形成する下顎模型用下方支持台と、
【0008】前記下顎模型用下方支持台の中空部に
ジ孔付き突出部を裏面に設け、上面の内側に凹部を設
けてマグネットを埋設し、マグネットに薄い金属板を吸
着せしめ、且前記凹部の中心に対し直角状に交叉する
溝を上面に形成した顎模型用上方支持台を形成し、
【0009】前記下顎模型用下方支持台と前記阻止部よ
り飛出しているボール体とを小孔より止め具を螺入し
接着した後、前記下顎模型用下方支持台の中空部内に
記下顎模型用上方支持台の突出部を嵌挿して、前記貫通
の一方より突出部のネジ孔へ、ネジ孔から他方の貫通
孔にネジ杆を貫通させ、貫通したネジ杆にナットを夫々
螺着せしめて下顎模型支持台を形成せしめ、
【0010】前記下顎模型支持台と対向する前記上顎
模型フレームの裏面部に取着した内側が中空部を有する
容部に係合部を有するネジ杆を螺着し、方を若干カ
ットしたカット部の方外周に目盛線を付したボール体
を挿入し、挿入したボール体飛出を阻止する嵌挿孔付
き阻止部を前記容部の方に取着し、ネジ杆の係合部
挿入したボール体を緊締せしめると共に、
【0011】均一の厚さを有し、内側に中空部を、且前
記中空部内に小孔を穿設し、前記中空部の中心を通り、
且直角状に交叉するV溝を形成した上顎模型用上方支持
台を形成し、前記小孔に止め具を螺着して、前記ボール
体と上顎模型用上方支持台とを固着せしめると共に、前
記中空部内にマグネットを埋設し、前記マグネットに
い金属板を吸着せしめ、以上の構成の上顎模型用支持台
とからなる咬交器である。
【0012】本発明の第2の手段としては、下方フレー
後方に支柱を対設し、両支柱の上方に傾斜状溝部を
設け昇降調節を可能にした顆頭部を夫々装着し、前記溝
部内に掛架軸に軸着したボール体を挿入し、前記掛架軸
を後方部に取着し、他方前方部にインサイザルガイドピ
ンを昇降自在に取着した上顎模型フレームを前記掛架軸
装着し、前記ピンの下方にインサイザルテーブを下方
フレームに装着せしめた咬交器において、
【0013】支柱とインサイザルガイトピンとの間の下
フレームに取着した内側が中空部を有する容部に係合
部を有するネジ杆を螺着し、上方を若干カットしたカッ
ト部の下方外周に目盛線を付したボール体を挿入し、挿
入したボール体が飛出を阻止する嵌挿孔付き阻止部を前
記容部の上方に取着し、ネジ杆の係合部挿入したボー
ル体を緊締せしめると共に、
【0014】均一の厚さを有し、内側に中空部を、且小
孔を穿設し、上面の前後側面と左右両側面とに夫々目盛
線を付し、且前記目盛線を付した左右両側の下方の前記
中空部を構成する左右両側壁面より外側壁面に貫通する
所定の幅員を有する貫通孔を夫々形成する下顎模型用下
方支持台と、
【0015】前記下顎模型用下方支持台の中空部に
ジ孔付き突出部を裏面に設け、上面の内側に凹部を設
けてマグネットを埋設し、マグネットに薄い金属板を吸
着せしめ、且前記凹部の中心に対し直角状に交叉する
溝を上面に形成した顎模型用上方支持台を形成し、
【0016】前記下顎模型用下方支持台と前記阻止部よ
り飛出しているボール体とを小孔より止め具を螺入し
接着した後、前記下顎模型用下方支持台の中空部内に
記下顎模型用上方支持台の突出部を嵌挿して、前記貫通
の一方より突出部のネジ孔へ、ネジ孔から他方の貫通
孔にネジ杆を貫通させ、貫通したネジ杆にナットを夫々
螺着せしめて下顎模型支持台を形成せしめ、
【0017】前記下顎模型支持台と対向する前記上顎
模型フレームの裏面部に取着した内側が中空部を有する
容部に係合部を有するネジ杆を螺着し、方を若干カ
ットしたカット部の方外周に目盛線を付したボール体
を挿入し、挿入したボール体飛出を阻止する嵌挿孔付
き阻止部を前記容部の方に取着し、ネジ杆の係合部
挿入したボール体を緊締せしめると共に、
【0018】均一の厚さを有し、内側に中空部を、且小
孔を穿設し、面の前後側面と左右両側面とに夫々目盛
線を付し、且左右両側面より所定の幅員を有する貫通孔
を夫々形成する上顎模型用方支持台と、
【0019】前記上顎模型用方支持台の中空部に嵌挿
し、且ネジ孔付き突出部を裏面に設け、面の内側に凹
部を設けてマグネットを埋設し、マグネットに薄い金属
板を吸着せしめ前後側及び左右両側にV溝を形成した上
顎模型用方支持台を形成し、
【0020】前記上顎模型用方支持台と前記阻止部よ
り飛出しているボール体とを小孔より止め具をもって接
着した後、前記上顎模型用上方支持台の中空部内に上顎
模型用下方支持台の突出部を嵌挿して、一方の貫通孔よ
り突出部のネジ孔へ、ネジ孔から他方の貫通孔にネジ杆
を貫通させ、貫通したネジ杆にナットを夫々螺着せしめ
て上顎模型支持台を形成せしめた咬交器である。
【0021】本発明の第3の手段としては、下方フレー
後方に支柱を対設し、両支柱の上方に傾斜状溝部を
設け昇降調節を可能にした顆頭部を夫々装着し、前記溝
部内に掛架軸に軸着したボール体を挿入し、前記掛架軸
を後方部に取着し、他方前方部にインサイザルガイドピ
ンを昇降自在に取着した上顎模型フレームを前記掛架軸
装着し、前記ピンの下方にインサイザルテーブを下方
フレームに装着せしめた咬交器において、
【0022】支柱とインサイザルガイトピンとの間の下
フレームに取着した内側が中空部を有する容部に係合
部を有するネジ杆を螺着し、上方を若干カットしたカッ
ト部の下方外周に目盛線を付したボール体を挿入し、挿
入したボール体が飛出を阻止する嵌挿孔付き阻止部を前
記容部の上方に取着し、ネジ杆の係合部が挿入したボー
ル体を緊締せしめると共に、
【0023】均一の厚さを有し、内側に中空部を形成
し、前記中空部の底面部に小孔を穿設し、上面の前後側
面と左右両側面とに夫々目盛線を付し、且前記目盛線を
付した左右両側の前記中空部を構成する左右両側壁面よ
り外側壁面に貫通する所定の幅員を有する貫通孔を夫々
形成する下顎模型用下方支持台と、
【0024】前記下顎模型用下方支持台の中空部に
ジ孔付き突出部を裏面に設け、上面の内側に凹部を設
けてマグネットを埋設し、マグネットに薄い金属板を吸
着せしめ、且前記凹部の中心に対し直角状に交叉する
溝を上面に形成した顎模型用上方支持台を形成し、
【0025】前記下顎模型用下方支持台と前記阻止部よ
り飛出しているボール体とを小孔より止め具を螺入し
着した後、前記下顎模型用下方支持台の中空部内に下顎
模型用上方支持台の突出部を嵌挿して、前記貫通孔の一
より突出部のネジ孔へ、ネジ孔から他方の貫通孔にネ
ジ杆を貫通させ、貫通したネジ杆にナットを夫々螺着せ
しめて下顎模型支持台を形成せしめ、
【0026】前記ネジ杆に嵌挿可能な凹部と、所定の厚
みとを有する固定用スぺーサーを所定の厚み毎に複数別
設し、
【0027】前記のネジ杆に螺着したナットと前記下顎
模型用下方支持台との間に前記固定用スぺーサーを嵌脱
自在に嵌着して、下顎模型用上方支持台を左右両側に所
定の寸法だけ移動させ固定せしめるようにした咬交器で
ある。
【0028】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
【0029】本発明の咬交器は、矯正学、口腔外科学、
補綴学等の研究、実習及び口腔診断器として広く使用す
るものである。
【0030】請求項1の発明の作用から説明する。
【0031】まず第1に下顎模型用支持台と上顎模型用
支持台との作用である移動、傾斜、回転について説明す
る。
【0032】下顎模型を左側方に、例えば5mm移動す
る場合につき説明する。
【0033】まず第1に下顎模型用支持台を下方のネジ
杆によって固定した後、上方のネジ杆のナットをゆる
め、下顎模型用上方支持台を左側方に下顎模型用下方支
持台の表面に付されている右側の目盛線をみて5mmだ
け移動する。そして両サイドのナットを締め付け、前記
の上方支持台を固定する。以上のように上方支持台が移
動すると、上方支持台上に固着している下顎模型が比例
して右側方に5mm移動することができる。さらに、下
顎模型を後方へ5mm移動するときも、上方のネジ杆の
ナットをゆるめ、しかる後前記下方支持台の表面に付さ
れている前側の目盛線をみて5mmだけ移動する。そし
て両サイドのナットを締め付け、前記の上方支持台を固
定する。以上のように前記上方支持台が移動することに
よって前記上方支持台上に固着している下顎模型が比例
して後側方に5mm移動することができる。
【0034】上述のように、上下両顎模型を左右、前後
側方に移動することによって、不正咬合を正常咬合の位
置に合せることができる。また同時に目盛により、ずれ
た寸法が判明し、矯正または口腔外科手術に対して適確
な指示をすることができるものである。
【0035】つぎに、下顎模型を、0°、5°、10
°、15°等に、しかも全方向に傾斜させる作用につき
説明する。
【0036】下顎模型用支持台を左側方に例えば5°だ
け傾斜するには、上方のネジ杆の左右両側のナットを締
め付け、上下方支持台を固定する。固定後下方のネジ杆
をゆるめ、ボール体に付されている目盛線の中、5°に
見合う所定の目盛線だけ左側方にもぐしてやる。その結
果下顎模型用支持台が5°だけ傾斜する。そして下方の
ネジ杆を締め付けてやると、前記支持台に取着する下顎
模型を先側方に5°だけ傾斜することができる。
【0037】以上のように、下顎模型台を0°、10
°、15°だけ傾斜するときも、上述した手順によって
処理するものである。
【0038】上述のように、生態同様に模型を夫々器械
に取り付けた場合、上下両顎模型の角度調節ができるの
で、任意の位置に合せることが可能となった。
【0039】また下顎模型用支持台を回転させるとき
は、下方のネジ杆をゆるめた後、上下方支持台をつまみ
ながら左右何れかの方向に回動するとボール体が球面を
保持しているので、きわめてスムーズに回転する。所定
の角度だけ回転した後、下方のネジ杆を締め付けると、
ネジ杆の係合部によってボール体の球面を押圧してボー
ル体の回転を固定できる。
【0040】また上顎模型フレームの裏面部に装着する
上顎模型用支持台の場合は、水平状態の0°から、5
°、10°、15°と全方向に傾斜すると共に、支持台
が回転可能である。その手段は上述した下顎模型用支持
台を操作するときと同様なので、その具体的内容に関す
る説明は省略した。
【0041】上述のように、咬合が不正な場合、前後、
左右のみだけでなく、全方向に回転させることにより、
適合させることができる。
【0042】そして、上述した下顎模型用支持台と上顎
模型支持台において、マグネットを夫々埋設し、その上
及び下方に金属板を吸着しているので、上下両顎模型
が固着した後離脱すると、前記の模型に金属板が付着し
ている。従って再度前記上下両顎模型を戻すときは、V
溝に石膏に付されている凸部分と嵌合させてやると、マ
グネットに金属板が吸着し固定する。
【0043】さらに請求項2の発明の作用につき説明す
る。
【0044】本発明は、下方フレームに下顎模型用支持
台を装着することと、対向する上面の上顎模型フレーム
の裏面部に前記の下顎模型用支持台を構成する各部材と
同じ構成部材を装着したものであるから、その具体的内
容に関する説明は省略した。さらに上顎模型フレームの
裏面部に装着の下顎模型用支持台と同じ構成部材から組
み立てられているので、その作用である、左右前後の移
動や、0°、5°、10°、15°等の全方向への傾斜
や、回転の手順についての説明は省略した。
【0045】また請求項3の発明の作用につき説明す
る。
【0046】本発明は、固定用スぺーサーと上方のネジ
杆に嵌め込み、且ナットを螺着して使用するものであ
る。即ち上下両顎模型用支持台を構成する下顎上方支持
及び上顎下方支持台を左右側方の中、何れか一方の側
方に所定の寸法だけ移動するときに使用するものであ
る。
【0047】ネジ杆に螺着しているナットをゆるめ、
顎模型用上方支持台を例えば右側方に5mmだけ移動す
るときは、5mmの厚さのスぺーサーを用意し、該厚み
の凹部を左側方に飛出しているネジ杆に嵌挿してやる。
その際スぺーサーの上面部が下顎模型用下方支持台の上
面と同一となっている。従って上方支持台が左側方に移
動するのを、スぺーサーの上面部が当って移動を妨げた
りしないものである。
【0048】上述のように5mm厚さのスぺーサーをネ
ジ杆に嵌挿した後、左側方のナットを締め付けてやる。
そして右側方のナットを締め付けてやると、上方支持台
は、5mmだけ確実に移動する。そのことが下方支持台
の上面部に付されている5mmを表示する目盛線があら
われている。
【0049】以上のように、所定の厚みを有するスぺー
サーは、例えば、1mm、2mm、・・・と各単位だけ
のスぺーサーを形成することもできる。しかし、1mm
と2mmの厚みを同時に有する個体のものを形成すれ
ば、枚数も少なく、経済的である。さらに上述のスぺー
サーを右側方に飛出しているネジ杆に嵌挿するときも、
前述した手順と何ら変わらないものである。
【0050】さらに、上顎模型用支持台を構成するV溝
付き上方支持台の場合にも、飛出しているネジ杆に所定
の厚めを有するスぺーサーを嵌挿し、ナットを締め付け
てやれば、確実に左右側方の何れか一方の側方にスぺー
サーの厚みに比例した移動がなされることは、上述した
ときと同じである。従ってその詳細な説明は省略した。
【0051】また本発明は、ネジ杆に嵌挿して締め付け
たスぺーサーを取り除くときは、ナットをゆるめれば、
すぐにネジ杆からの離脱がきわめて容易にできる。離脱
後、再度各模型台を所定の距離だけ移動したいときは、
その距離に合った厚みのスぺーサーを選択し、当該スぺ
ーサーをネジ杆に嵌挿し、両ナットを締め付けてやる。
その結果下顎模型用上方支持台を所定の距離だけ移動さ
せることができる。
【0052】
【実施例】本発明の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。
【0053】まず請求項1の発明の実施例から説明す
る。
【0054】1は咬交器aを構成する下方フレームであ
り、該フレーム1後方に支柱2を対設する。両支柱2
の上方に傾斜状溝部3を設け昇降調節を可能にした顆頭
部4を夫々装着する。顆頭部4の支柱2に挿入する脚部
には目盛が付されている。前記溝部3内に掛架軸5に軸
着したボール体6を挿入する。7はボール体6の固定ネ
ジ、8は開閉用ネジ、9は顆頭固定具である。10は前
方部にインサイザルガイドピン11を昇降自在に取着し
た上顎模型フレームであり、前記フレーム10の後方は
掛架軸5等と接着している。12は前記ピン11の下方
にピン11の尖端部を支止し、下方フレーム1に取着し
たインサイザルテーブである。支柱2とインサイザルガ
イトピン11との間の下方フレーム1に取着した内側が
中空部14を有する容部15であり、この容部15は係
合部16を有するネジ杆13を螺着する。17は上方を
若干カットしたカット部18の下方外周に目盛線19を
付したボール体20を挿入し、挿入したボール体20が
飛出を阻止する嵌挿孔21付き阻止部である。
【0055】そして阻止部17は前記容部15の上方に
取着し、ネジ杆13の係合部16が挿入したボール体2
0を緊締する。22は下顎模型用下方支持台である。即
ち該支持台22は、均一の厚さを有し、内側に中空部2
3を、且小孔24を穿設し、上面25の前後側面と左右
両側面とに夫々目盛線26を付記する。この目盛線26
は前方に10mm、後方に15mm、左右両側に10m
m夫々設ける。27は中空部23に貫通する所定の幅員
を有する貫通孔である。
【0056】28は顎模型用上方支持台である。即ち
下顎模型用下方支持台22の中空部23に嵌挿し、且ネ
ジ孔29付き突出部30を裏面に設ける。上面31の内
側に凹部32を設けてマグネット33を埋設する。34
はマグネット33に吸着せしめた薄い金属板、35は上
方支持台28の表面の前後側及び左右両側に設けたV溝
である。
【0057】前記下顎模型用下方支持台22と阻止部1
7より飛出しているボール体20とは、小孔24より止
め具36をもって接着する。下方支持台22の中空部2
3内に上方支持台28の突出部30を嵌挿して、一方の
貫通孔27より突出部30のネジ孔29へ、ネジ孔29
から他方の貫通孔27にネジ杆13を貫通させる。ネジ
杆13にナット37を夫々螺着する。以上をもって下顎
模型用支持台bを形成する。
【0058】cは上顎模型支持台であり、以下の構成
からなっている。即ち前記下顎模型用支持台bと対向す
る上顎模型フレーム10の裏面部には、内側が中空部1
を有する容部15を取着する。13は係合部1
を有するネジ杆である。17は阻止部であり、該
阻止部17方を若干カットしたカット部18
方外周に目盛線19を付したボール体20を挿入
し、挿入したボール体20が飛出を阻止する嵌挿孔2
を有している。さらに阻止部17は前記容部1
方に取着し、ネジ杆13の係合部16が挿
入したボール体20を緊締する。22aは上顎模型用
上方支持台である。即ち該支持台22aは、均一の厚さ
を有し、内側に円形状中空部23を、且前記中空部2
小孔24を穿設し、前記中空部23内にマ
グネット33を埋設する。34はマグネット33
に吸着せしめた薄い金属板、35前記上顎模型用上
方支持台22aを構成する前記円形状中空部23’の中
心に対し直角状に交叉するように形成したV溝である。
【0059】つぎに請求項2の発明の実施例を説明す
る。
【0060】本発明は、前記した請求項1の発明に説明
した各構成部材と共通しているので、共通部分に関する
説明は省略し、その要旨の実施例だけを説明する。本発
明の場合上述した下顎模型支持台bと同じ構成部材か
らなるものを、上顎模型支持台cとして装着するだけ
のものである。従って支持台cの具体的構成の説明は
省略する。
【0061】請求項3の発明の実施例においては、本発
明の咬交器aが具備する構成の各部材については、上述
した請求項1の発明と同じなので、その具体的説明につ
いては省略する。
【0062】そこで、本発明の要旨である実施例は、ネ
ジ杆13に嵌挿可能な凹部38と、所定の厚みとを有す
る固定用スぺーサーeを所定の厚み毎に複数別設する点
である。
【0063】前記固定用スぺーサーeは、1枚のスぺー
サーeの中に、厚みが1mmと2mm、3mmと4mm
とを組み合わせて測定できるように形成する。上記のよ
うに形成することによって、1枚のスぺーサーeで、2
種類の寸法のものを移動測定ができる。また各単位(1
mm、2mm、3mm、・・・)毎のスぺーサーに形成
してもよいし、その際には凹部38が形成されている。
【0064】さらに各固定用スぺーサーeは、凹部38
の深さがネジ杆13に嵌め込んだ際に、前記スぺーサー
eの上面が、下方支持台22の上面より飛出しないよう
にして形成する。
【0065】は、凹部39と所定の厚みとを有するワ
ッシャーであり、所定の厚み(1mm、2mm、・・
・)毎に複数別設する点である。このワッシャーfは、
両支柱2と、両顆頭部4との間に嵌脱自在に挿入して、
上顎模型の上顎を水平に保持し、前歯部と臼歯部とが同
寸法で上下できるようにするものである。
【0066】
【効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0067】本発明においては、下顎模型を取着する下
顎模型用支持台を構成する所定寸法の目盛線を付した下
顎模型用下方支持台に対し、下顎模型用上方支持台を左
右両側方及び前後側方の何れかに所定寸法だけ移動させ
ナットを介して緊締するようにしたので、下顎模型を上
方支持台の移動に比例して動かすことができ、従って不
正咬合を正常咬合の位置にきわめて簡単にして、しかも
確実に合わせることができると同時に、上記の移動した
分の目盛により、ずれた寸法が判り、矯正または口腔外
科手術に対し適確な指示を与えることができる等のすぐ
れた利点を有している。
【0068】第2に本発明は、上顎模型用支持台とし
て、上述した下顎模型用支持台と同じ機構のものを対向
状に上顎模型フレームに装着して使用するものであっ
て、上述した発明と同じ効果を上顎模型に対して発揮で
きる利点を有している。
【0069】第3に本発明は、上下両顎模型用支持台を
構成する下顎模型用下方支持台及び上顎模型用上方支持
に目盛線を付したボール体を固着し、しかもボール体
が阻止部を介して飛出しないようにした機構にしている
ので、上顎、下顎模型台が0°、5°、10°、15°
と全方向に対して傾斜することが可能となり、従って生
態同様に上記模型の角度調節ができるため、任意の位置
に合わせることができる利点を有している。
【0070】第4に本発明は、上下両顎模型台がボール
体を飛出を阻止して嵌め込み、しかも下顎模型用下方支
持台及び上顎模型用上方支持台に固着しているので、上
記模型が回転可能となり、従って咬合が不正な場合に
は、前後、左右側方のみでなく、回転させることにより
確実に適合させることができる利点を有している。
【0071】さらに本発明は、別設する所定の厚みと凹
部とを有する固定用スぺーサーを、ネジ杆の左右側方の
何れか一方に嵌め込みナットを介して固着し、下顎模型
上方支持台及び上顎模型用下方支持台を他方のナット
を介して移動させ固着すると、例えば上下顎模型用支
持台が、所定の寸法だけきわめて簡単且確実に、しかも
迅速に左右両側方の何れか一方に移動できる利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明咬交器の斜面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】図2におけるA−A線縦断面図である。
【図4】同右側面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】同要部である下顎模型用支持台の一部切欠縦断
面図である。
【図7】同要部の下顎模型用下方支持台の斜面図であ
る。
【図8】同咬交器を構成する上顎模型フレームと該フレ
ームと接続する支柱等の一部切欠正面図である。
【図9】同図8に示す咬交器の構成部材の平面図であ
る。
【図10】同顎模型用支持台に固定用スぺーサーを使
用した状態の平面図である。
【図11】図10における下顎模型用支持台に固定用ス
ぺーサーを使用した状態の平面図である。
【図12】固定用スぺーサーの斜面図である。
【図13】両支柱と両顆頭部との間に嵌脱自在に挿入す
ワッシャーの斜面図である。
【図14】本発明の咬交器における第2実施例の上顎模
型用支持台が下顎模型用支持台と同一の場合の咬交器の
右側面図である。
【符号の説明】
a・・・咬交器 b・・・下顎模型用支持台 c
c’・・・上顎模型用支持台 e・・・固定用スぺー
サー f・・・ワッシャー 1・・・下方フレーム
2・・・支柱 3・・・溝部 4・・・顆頭部
5・・・掛架軸 6・・・ボール体 7・・・
固定ネジ 8・・・開閉用ネジ 9・・・顆頭固定
具 10・・・上顎模型フレーム 11・・・イン
サイザルガイドピン 12・・・インサイザルテーブ
13、13’・・・ネジ杆14、14’、23・・
・中空部 15、15’・・・容部 16、16’
・・・係合部 17、17’・・・阻止部 18
18’・・・カット部19、19’、26・・・目盛線
20、20’・・・ボール体 21、21’・・
・嵌挿孔 22・・・下顎模型用下方支持台 22
a・・・上顎模型用上方支持台 24、24’・・・
小孔 25、31・・・上面 27、27’・・・
貫通孔 28・・・顎模型用上方支持台 28’
・・・上顎模型用下方支持台 29・・・ネジ孔
30・・・突出部 32、38、39・・・凹部
33、33’・・・マグネット 34、34’・・・
金属板 35、35’・・・V溝 36、36’
・・止め具 37、37’・・・ナット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方フレーム後方に支柱を対設し、両支
    柱の上方に傾斜状溝部を設け昇降調節を可能にした顆頭
    部を夫々装着し、前記溝部内に掛架軸に軸着したボール
    体を挿入し、前記掛架軸を後方部に取着し、他方前方部
    にインサイザルガイドピンを昇降自在に取着した上顎模
    型フレームを前記掛架軸に装着し、前記ピンの下方にイ
    ンサイザルテーブを下方フレームに装着せしめた咬交器
    において、 支柱とインサイザルガイトピンとの間の下方フレーム
    取着した内側が中空部を有する容部に係合部を有するネ
    ジ杆を螺着し、上方を若干カットしたカット部の下方外
    周に目盛線を付したボール体を挿入し、挿入したボール
    体が飛出を阻止する嵌挿孔付き阻止部を前記容部の上方
    に取着し、ネジ杆の係合部挿入したボール体を緊締せ
    しめると共に、 均一の厚さを有し、内側に中空部を形成し、前記中空部
    の底面部に小孔を穿設し、上面の前後側面と左右両側面
    とに夫々目盛線を付し、且前記目盛線を付した左右両側
    の下方の前記中空部を構成する左右両側壁面より外側壁
    面に貫通する所定の幅員を有する貫通孔を夫々形成する
    下顎模型用下方支持台と、 前記下顎模型用下方支持台の中空部にネジ孔付き突出
    部を裏面に設け、上面の内側に凹部を設けてマグネッ
    トを埋設し、マグネットに薄い金属板を吸着せしめ、且
    前記凹部の中心に対し直角状に交叉するV溝を上面に
    成した顎模型用上方支持台を形成し、 前記下顎模型用下方支持台と前記阻止部より飛出してい
    るボール体とを小孔より止め具を螺入して接着した後、
    前記下顎模型用下方支持台の中空部内に前記下顎模型用
    上方支持台の突出部を嵌挿して、前記貫通孔の一方より
    突出部のネジ孔へ、ネジ孔から他方の貫通孔にネジ杆を
    貫通させ、貫通したネジ杆にナットを夫々螺着せしめて
    下顎模型支持台を形成せしめ、 前記下顎模型支持台と対向する前記上顎模型フレーム
    の裏面部に取着した内側が中空部を有する容部に係合
    部を有するネジ杆を螺着し、方を若干カットしたカッ
    ト部の方外周に目盛線を付したボール体を挿入し、挿
    入したボール体飛出を阻止する嵌挿孔付き阻止部を前
    記容部の方に取着し、ネジ杆の係合部挿入したボー
    ル体を緊締せしめると共に、 均一の厚さを有し、内側に中空部を、且前記中空部内に
    小孔を穿設し、前記中空部の中心を通り、且直角状に交
    叉するV溝を形成した上顎模型用上方支持台を形成し、
    前記小孔に止め具を螺着して、前記ボール体と上顎模型
    用上方支持台とを固着せしめると共に、前記中空部内に
    マグネットを埋設し、前記マグネットに薄い金属板を吸
    着せしめ、以上の構成の上顎模型用支持台とからなる
    とを特徴とする咬交器。
  2. 【請求項2】下方フレーム後方に支柱を対設し、両支
    柱の上方に傾斜状溝部を設け昇降調節を可能にした顆頭
    部を夫々装着し、前記溝部内に掛架軸に軸着したボール
    体を挿入し、前記掛架軸を後方部に取着し、他方前方部
    にインサイザルガイドピンを昇降自在に取着した上顎模
    型フレームを前記掛架軸に装着し、前記ピンの下方にイ
    ンサイザルテーブを下方フレームに装着せしめた咬交器
    において、 支柱とインサイザルガイトピンとの間の下方フレーム
    取着した内側が中空部を有する容部に係合部を有するネ
    ジ杆を螺着し、上方を若干カットしたカット部の下方外
    周に目盛線を付したボール体を挿入し、挿入したボール
    体が飛出を阻止する嵌挿孔付き阻止部を前記容部の上方
    に取着し、ネジ杆の係合部挿入したボール体を緊締せ
    しめると共に、 均一の厚さを有し、内側に中空部を、且小孔を穿設し、
    上面の前後側面と左右両側面とに夫々目盛線を付し、且
    前記目盛線を付した左右両側の下方の前記中空部を構成
    する左右両側壁面より外側壁面に貫通する所定の幅員を
    有する貫通孔を夫々形成する下顎模型用下方支持台と、 前記下顎模型用下方支持台の中空部にネジ孔付き突出
    部を裏面に設け、上面の内側に凹部を設けてマグネッ
    トを埋設し、マグネットに薄い金属板を吸着せしめ、且
    前記凹部の中心に対し直角状に交叉するV溝を上面に
    成した顎模型用上方支持台を形成し、 前記下顎模型用下方支持台と前記阻止部より飛出してい
    るボール体とを小孔より止め具を螺入して接着した後、
    前記下顎模型用下方支持台の中空部内に前記下顎模型用
    上方支持台の突出部を嵌挿して、前記貫通孔の一方より
    突出部のネジ孔へ、ネジ孔から他方の貫通孔にネジ杆を
    貫通させ、貫通したネジ杆にナットを夫々螺着せしめて
    下顎模型支持台を形成せしめ、 前記下顎模型支持台と対向する前記上顎模型フレーム
    の裏面部に取着した内側が中空部を有する容部に係合
    部を有するネジ杆を螺着し、方を若干カットしたカッ
    ト部の方外周に目盛線を付したボール体を挿入し、挿
    入したボール体飛出を阻止する嵌挿孔付き阻止部を前
    記容部の方に取着し、ネジ杆の係合部挿入したボー
    ル体を緊締せしめると共に、 均一の厚さを有し、内側に中空部を、且小孔を穿設し、
    面の前後側面と左右両側面とに夫々目盛線を付し、且
    左右両側面より所定の幅員を有する貫通孔を夫々形成す
    る上顎模型用方支持台と、 前記上顎模型用方支持台の中空部に嵌挿し、且ネジ孔
    付き突出部を裏面に設け、面の内側に凹部を設けてマ
    グネットを埋設し、マグネットに薄い金属板を吸着せし
    め前後側及び左右両側にV溝を形成した上顎模型用
    支持台を形成し、 前記上顎模型用方支持台と前記阻止部より飛出してい
    るボール体とを小孔より止め具をもって接着した後、
    記上顎模型用上方支持台の中空部内に上顎模型用下方支
    持台の突出部を嵌挿して、一方の貫通孔より突出部のネ
    ジ孔へ、ネジ孔から他方の貫通孔にネジ杆を貫通させ、
    貫通したネジ杆にナットを夫々螺着せしめて上顎模型
    支持台を形成せしめたことを特徴とする咬交器。
  3. 【請求項3】下方フレーム後方に支柱を対設し、両支
    柱の上方に傾斜状溝部を設け昇降調節を可能にした顆頭
    部を夫々装着し、前記溝部内に掛架軸に軸着したボール
    体を挿入し、前記掛架軸を後方部に取着し、他方前方部
    にインサイザルガイドピンを昇降自在に取着した上顎模
    型フレームを前記掛架軸に装着し、前記ピンの下方にイ
    ンサイザルテーブを下方フレームに装着せしめた咬交器
    において、 支柱とインサイザルガイトピンとの間の下方フレーム
    取着した内側が中空部を有する容部に係合部を有するネ
    ジ杆を螺着し、上方を若干カットしたカット部の下方外
    周に目盛線を付したボール体を挿入し、挿入したボール
    体が飛出を阻止する嵌挿孔付き阻止部を前記容部の上方
    に取着し、ネジ杆の係合部が挿入したボール体を緊締せ
    しめると共に、 均一の厚さを有し、内側に中空部を形成し、前記中空部
    の底面部に小孔を穿設し、上面の前後側面と左右両側面
    とに夫々目盛線を付し、且前記目盛線を付した左右両側
    の前記中空部を構成する左右両側壁面より外側壁面に貫
    通する所定の幅員を有する貫通孔を夫々形成する下顎模
    型用下方支持台と、 前記下顎模型用下方支持台の中空部にネジ孔付き突出
    部を裏面に設け、上面の内側に凹部を設けてマグネッ
    トを埋設し、マグネットに薄い金属板を吸着せしめ、
    前記凹部の中心に対し直角状に交叉するV溝を上面に
    成した顎模型用上方支持台を形成し、 前記下顎模型用下方支持台と前記阻止部より飛出してい
    るボール体とを小孔より止め具を螺入し接着した後、
    記下顎模型用下方支持台の中空部内に下顎模型用上方支
    持台の突出部を嵌挿して、前記貫通孔の一方より突出部
    のネジ孔へ、ネジ孔から他方の貫通孔にネジ杆を貫通さ
    せ、貫通したネジ杆にナットを夫々螺着せしめて下顎模
    支持台を形成せしめ、 前記ネジ杆に嵌挿可能な凹部と、所定の厚みとを有する
    固定用スぺーサーを所定の厚み毎に複数別設し、 前記のネジ杆に螺着したナットと前記下顎模型用下方支
    持台との間に前記固定用スぺーサーを嵌脱自在に嵌着し
    て、下顎模型用上方支持台を左右両側に所定の寸法だけ
    移動させ固定せしめるようにしたことを特徴とする咬交
    器。
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