JP2015522320A - 石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム - Google Patents

石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム Download PDF

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Abstract

システムは、関節および/またはピンを備えた移動可能かつ固定可能な構造体ノードの形状を有し、咬合器中に固定されるように構成されたヘッドブッシュから成る。ヘッドブッシュは、皿部(1)、蓋部(2)、内部貫通オリフィスを備えたハブ(3)、ボールピン(4)、シリンダ(5)、プレート(6)、および制御要素(7)から成る。固定が必要な場合には、制御要素(7)がプレート(6)に接触し、当該プレート(6)がシリンダ(5)を押す。シリンダ(5)は、ボールピン(4)に作用して、当該ボールピン(4)からハブ(3)へと力がさらに伝わることにより皿部(1)に対して確実に固定される。一変形例において、ヘッドブッシュは、長手形状の内部開口を備えた2組の可動プレート(104)が両側に固定されたディスクプレート(109)を含む構造体要素(9)の形状を有する相手を備えることができる。可動プレート(104)の内部開口には、拘束ネジ(105)が貫通する。別の変形例において、ヘッドブッシュは、一連のボール関節(202、202a、206)により結合された下側可動要素(203)および上側可動要素(203a)と結合された2つのディスク(201、201a)を含む校正用支柱を備えることもできる。

Description

本発明は、歯科の分野に関し、実質的には義歯、特に咬合器用の歯科模型または歯科鋳物を固定する手段に関する。
咬合器は、歯科技工士が義歯を作製する際の設備として利用されている。咬合器は、顎関節の運動を模擬可能な機械的装置である。義歯の作製に際しては、患者の歯痕の石膏模型を咬合器中に正確に固定する必要がある。
原始的かつ安価な方法としては、石膏により歯科模型を咬合器中に固定する。この場合、歯科技工士は、模型を相互かつ咬合器に対して正しい位置に置き、石膏により咬合器に貼り付ける。ただし、咬合器内の自由空間において正しい位置を決め、そこに模型を配置するには、非常に長い手順を踏む。義歯の作製に伴う歯科技工士の実際の専門的作業を開始する前に、その準備だけで、十分な経験があったとしても、一対の歯科模型につきおよそ20〜30分を要する。
歯科模型を咬合器中に固定するための種々調整可能なシステムによって、別の可能性が提示されている。独国特許出願公開第102004052493号明細書に記載のシステムがその1つである。これに記載の装置は、複数の心棒によって相互に結合された2枚のプレートから成る。各心棒には、各プレートに固定されたボールピンが備わっており、これによって、各プレートが相互に移動可能である。ただし、この解決手段は、非常に多くのボールピンが関わるため複雑となり、不都合である。また、各プレートは、水平方向にのみ移動可能であって、相互に傾斜させることはできない。
中国実用新案公開第201453395号明細書には、調整可能な咬合器が記載されている。この咬合器は、その最上部において、可動アームに固定されたボールピンを含む。そのため、最上部は、すべての方向に移動可能であり、傾斜させることもできる。ただし、この解決手段は、複数のピンを備えてアームの運動を確保する必要がある点が不都合である。したがって、これは、製造が困難で費用が掛かる、全く特殊な咬合器に関する。また、その使用も比較的複雑である。所要の位置を調整するには、複数のピンを個別に操作し、個別に固定する必要があるためである。
国際公開第2004014252号には、顎模型を移動可能に固定する装置が記載されている。この装置には、汎用多関節機構が設けられている。これにより、水平線に対して顎模型を任意に傾斜させることができる。ただし、この解決手段は、固定した顎模型を水平方向に移動できないため、一方の顎模型を第2の顎模型に対して設定することができない点が不都合である。
独国特許出願公開第102004052493号明細書 中国実用新案公開第201453395号明細書 国際公開第2004/014252号
上述の技術水準から、従来既知の装置は生産および使用の両者において複雑であり、固定された模型は、すべての軸方向への移動または回転が可能なわけではないため、模型を正確に据え付けるのは困難であり、不可能でさえあると言える。
歯の石膏模型を固定するための設定可能なシステムを用いて、歯科技工士がより多くの患者の歯科鋳物の作業を同時に行うことには問題がある。歯科技工士は、第1の患者の鋳物を取り外した後、第2の患者の鋳物を正しく設定するために、設定可能なシステムの設定を変更して、形状が異なる鋳物を相互かつ咬合器に対して所要の位置に配置する必要がある。また、歯科技工士は、第1の患者の鋳物の作業に戻った後、第1の患者の鋳物の処理中と同じ位置にシステムを設定する必要がある。しかしながら、所要精度の観点から、このようにするのは非常に難しく、全くもって不可能でさえある。歯科技工士は、特定のシステムの運動の範囲に関して、システムを相互に構成する方法を把握していないため、システム設定を繰り返すのは困難である。そのため、誤差が生じる可能性があり、歯科技工士が(追加作業として)これを修正する必要がある。そうしなければ、不正確な義歯は、患者の口内に正しく配置されなくなる。
発明の開示
本発明の要旨は、石膏歯科模型を咬合器中に固定するシステムの構造を創出することである。このシステムは、ヘッドブッシュと、場合により構造体要素とから成る。ヘッドブッシュは、通常の咬合器中に固定されるように構成されている。また、ヘッドブッシュは、皿部、蓋部、内部貫通オリフィスを備えたハブ、ボールピン、シリンダ、プレート、および制御要素から成る。制御要素は、ネジ状またはカム状であるのが好都合である。
皿部の底部には、ハブの小径部が貫通するオリフィスが存在する。オリフィスは、当該オリフィスの縁部とハブの小径部との間に隙間が存在するような直径を有する。ハブの大径部の直径は、皿部のオリフィスよりも大きい。これは、ハブがそれぞれ皿部のオリフィスを貫通または通過しないようにするためである。ハブの大径部と皿部の壁との間には、隙間が存在する。ハブ中には、ボールピンが配置され、石膏模型の保持部と結合するように構成されている。ボールピンの直径は、ハブの貫通オリフィスの底部の直径よりも大きい。これにより、ボールピンがハブから落ちないようになっている。ハブ中のボールピンの上方には、ハブの大径部の表面よりも高い位置に、シリンダが配置されている。蓋部中には、制御要素により制御可能な可動プレートが存在する。蓋部は、皿部に堅く結合されるように構成されている。
ヘッドブッシュの実際の設定を固定する必要がある場合には、制御要素がプレートに接触し、当該プレートがシリンダを押す。シリンダは、ボールピンに作用して、当該ボールピンからハブへと力がさらに伝わることにより皿部に対して確実に固定される。そのため、ボールピンがハブ側に拘束され、その結果、ハブが皿部に対して拘束されることにより、ヘッドブッシュのすべての可動部品が固定される。
皿部、蓋部、ハブ、およびオリフィスは、円形の基面を有するのが好都合である。これによれば、水平面内において、すべての方向で最適な運動の範囲が得られる。
本発明によれば、ヘッドブッシュは、咬合器中への固定後、石膏歯科模型の保持部をボールピンに固定することができる。通常、保持部は、磁石によって模型に結合される。ボールピンのロッキング運動および回転運動を水平面内におけるハブの実際に無制限のシフト運動と組み合わせることによって、非常に広い範囲の設定が可能となる。シフト運動の範囲は、オリフィスの縁部とハブとの間またはハブの大径部と皿部の壁との間の隙間のサイズによってそれぞれ規定される。
一方の顎の歯科模型を備えたヘッドブッシュに対して、咬合器中には、他方の顎の歯科模型が固定される。ヘッドブッシュの相手としては、特に垂直軸に沿った運動を可能にする構造体要素を使用するのが好都合である。この場合、第2の顎の歯科模型は、この構造体要素に固定される。この組み合わせにより、歯科模型は、すべての軸方向において相互に移動可能であり、相互回転を適用可能である。これによれば、石膏歯科模型を相互に正確に設定可能であり、咬合器内の空間において、閉鎖平面内に併せて配置可能である。
特に、構造体要素は、取り外し可能な継手を備え、石膏歯科模型を固定する形状プロファイルを有するディスクプレートを含むのが好都合である。取り外し可能な継手は、磁石で構成されていると都合が良い。石膏歯科模型は、形状プロファイルの対応する相手および磁気要素が反対側から設けられた再配置プレートに固定されている。
ディスクプレートの両側には、ネジにより2組の可動プレートが固定されており、当該プレートは、細長形状の内部開口を備える。ネジの長手軸の方向において、可動プレートの自由端は、留め具によって相互に固定されている。
可動プレートには、外側から圧力プレートが少なくとも部分的に重なり合っている。また、可動プレートの内部オリフィス、圧力プレートのオリフィス、および留め具のオリフィスを拘束ネジが貫通している。拘束ネジは、回転に対して固定された状態で、一方側に締付ナットを備えるとともに、第2の側にヘッドまたはロックナットを備えている。
留め具は、咬合器に取り付け可能なボールピンに固定されている。留め具は、拘束ネジの締め付けの段階に応じてボールピンに堅く固定されるか、または全3軸の周りに回転可能である。
上記のような留め具の構成において、留め具は、2つの半プレートから成るのが最適と考えられる。各半プレートは、ボールピンの直径の半分よりも浅い当該ボールピンの形状の空洞を備え、当該ボールピンが当該空洞に配置されている。
拘束ネジの断面が多面体形状であり、留め具および圧力プレートの開口が、拘束ネジの直径に対応した形状およびサイズを有することにより、拘束ネジが開口中で回転しないようにするのが好都合である。
すべての咬合器メーカーがそれぞれ自社のディスクプレートまたは再配置プレートの形状プロファイルを用いて石膏歯科模型を固定するという事実を考慮して、このシステムには、任意選択として遷移プレートを備えると都合が良い。当該プレートは、ディスクプレートの様々なプロファイル間および様々な製造業者の様々な再配置プレート間の結合を可能にする。遷移プレートは、平坦な基体から成る。基体中にはオリフィスが構成され、その形状およびサイズは、ディスクプレートの形状プロファイルに対応する。基体の上面には、区切り要素が構成されている。区切り要素の形状およびサイズは、再配置プレートの底部の形状プロファイルの形状およびサイズに対応する。遷移プレートは、結合により、ディスクプレートの形状プロファイル上に載置され、当該遷移プレート上に再配置プレートが載置される。これら部品の相互位置は、形状プロファイルおよび区切り要素によって固定される。この設定の安定性は、取り外し可能な継手によって維持されるが、これには磁気継手が好都合である。遷移プレートが簡素なものであるため、様々なメーカーの様々なシステム間の結合を最小限のコストで行うことができる。
上述のシステム構造により、ディスクプレートは、任意の方向において、取り付けられた一方の顎の石膏歯科模型とともに咬合器側へ移動可能である。ボールピンが回転および傾斜を可能にする一方、一連の可動プレートは、必要な高さへの退避、接近、および設定を可能にする。システム全体は、1つのネジで制御可能である。したがって、歯科技工士は、ディスクプレートを一方の手で所要の位置に設定し、システム全体を他方の手で容易に固定することができる。
別の有利な実施形態においては、上述の歯科咬合器の固定システムを校正用支柱に適用して、当該システムを再現可能に設定することができる。校正用支柱は、2つのディスクを含む。
下側ディスクは、石膏歯科鋳物を固定するための設定可能なシステムに固定可能であり、下側に形状空洞および/または磁気継手を備える。上側には、ボール関節を有するボスが設けられている。上側ディスクは、石膏歯科鋳物を固定するための設定可能なシステムに取り付け可能であり、上側に形状空洞および/または磁気継手を備える。下側には、ボール関節を有するボスを備える。
さらに、校正用支柱は、下側可動要素および上側可動要素を含む。これらの各可動要素は、ネジ継手により結合された2つの半分割部から成る。可動要素の半分割部の間には、ボスのボール関節および結合ロッドのボール関節が固定されている。可動要素は、ボール関節によって相互かつディスクに結合されている。これによって特に、結合された半分割部の表面においては、可動要素の各半分割部がその一方側において、ボスのボール関節の直径の半分よりも浅い当該ボスのボール関節の形状を有する空洞を備える。そして、空洞には、ボスのボール関節が配置されている。さらに、結合された半分割部間の表面においては、可動要素の各半分割部がその第2の側において、結合ロッドのボール関節の形状の空洞を備え、当該空洞の深さは、結合ロッドのボール関節の直径の半分よりも小さい。そして、空洞には、結合ロッドのボール関節が配置されている。結合ロッドは、固定的に結合された2つの関節から成る。
ボスの軸は、ディスクの中心の外側に配置されているのが好都合である。これは、2つのディスク間の空間におけるスペース上の理由による。そして、ボスに取り付けられた可動要素を互いに容易に配置可能である。
さらに別の有利な実施形態においては、ボスのボール関節の位置および/または結合ロッドのボール関節の位置において、可動要素が締付ネジを備える。締付ネジは、締め付けの段階に応じて、ボスのボール関節および/または結合ロッドのボール関節に接触する。
上述の校正用支柱の構造によれば、咬合器中の固定システムの設定に従って、校正用支柱を容易に設定可能である。校正用支柱は、可動要素の半分割部間に緩いネジ継手を有するが、咬合器に挿入され、設定可能なシステムに取り付けられることにより、石膏歯科鋳物を固定する。この際、可動要素間および当該可動要素とディスクのボスとの間にボール関節を備えた相互に移動可能な継手により、ディスクが、設定可能なシステムに完全に付着して石膏歯科鋳物を固定する。また、これによって、ディスクがその位置を複製する。ネジ継手を両可動要素に締め付けることによって、校正用支柱の全体が固定される。あるいは、締付ネジを備えた有利な構成によれば、ネジ継手は、完全に締め付けるのではなく、ボール関節中の間隙を区切るだけである。そして、最終的には、締付ネジによって可動要素が締め付けられる。この構造によれば、可動要素の半分割部間のネジ継手は、ピンとして作用し、その周りに、当該可動要素の半分割部がレバーとして固定される。一方のボール関節は、可動要素の半分割部によって一方側から固定され、締付ネジによって他方側から固定される。第2のボール関節は、可動要素の両半分割部によって両側から固定される。この有利な構成によって、より強固な固定が確実となる。
その後、校正用支柱は、咬合器から取り出し、石膏歯科鋳物を固定するシステムの基準設定として、所与の特定組の歯科鋳物に対する以降の技工作業に使用可能である。この特定組の歯科鋳物に対する作業を進めるに当たっては、当該特定組の歯科鋳物に従って予め設定された校正用支柱に応じて、咬合器中に石膏歯科鋳物を固定するシステムを最初に設定する。石膏歯科鋳物を固定するシステムを設定した後は、校正用支柱を咬合器から取り出すことにより、咬合器中に以前に取り付けていた位置と全く同じ位置に歯科鋳物を嵌入可能である。
従来既知の解決手段と比較して、本発明は、歯科模型を非常に迅速、正確、かつ有利に設定できるという利点がある。本発明は、小型で使用が容易であり、1つの制御要素だけでヘッドブッシュ全体を固定できるという利点もある。また、変更を加えることなく、通常の咬合器中に固定可能である。
校正用支柱を用いることにより、1つの咬合器を用いて、複数組の歯科鋳物に対する技工作業を行うことができる。同様に、様々な歯科技工室間で、予め設定した校正用支柱とともに歯科鋳物をやり取りすることができる。あるいは、歯科相談室と歯科技工室との間のやり取りであってもよい。そのため、非常に多くの咬合器を購入するためのコストを抑えることができ、実際に作業する歯科鋳物の全組に対して、1つの繰り返し設定可能な咬合器を利用することにより、本発明の校正用支柱を用いずに所要精度を実現可能である。
ヘッドブッシュおよび構造体要素を備えた咬合器の側面図である。 ヘッドブッシュの垂直断面図である。 構造体要素の模式側面図である。 半プレートを備えた留め具の実施形態におけるボールピンの位置での構造体要素の横断面図である。 2つの構造体要素および1つの遷移プレートを装着した咬合器の側面図である。 中心オリフィスを有する遷移プレートの底面図である。 オリフィスに縁部の1つを結合した遷移プレートの底面図および側面図である。 校正用支柱の構造を示した模式図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る解決手段の例示的な実施形態を説明する。
実施例1
石膏を用いずに石膏歯科模型を咬合器中に固定するシステムは、移動可能かつ設定可能な構造体ノードの形状を有し、咬合器中に固定されるように構成されたヘッドブッシュから成る。ヘッドブッシュは、皿部1、蓋部2、内部貫通オリフィスを備えたT字状ハブ3、ボールピン4、シリンダ5、プレート6、およびネジ状の制御要素7から成る。皿部1の底部には、ハブ3の小径部が貫通するオリフィス8が存在する。オリフィス8は、当該オリフィス8の縁部とハブ3の小径部との間に隙間Mが存在するような直径を有する。ハブ3の大径部の直径は、オリフィス8の直径よりも大きい。これは、ハブ3がオリフィス8を貫通しないようにするためである。ハブ3の大径部と皿部1の壁との間には、隙間M’が存在する。
ハブ3中には、ボールピン4が配置され、石膏模型の保持部10と結合するように構成されている。ボールピン4の直径は、ハブ3の貫通オリフィスの底部の直径よりも大きい。ハブ3中のボールピン4の上方には、ハブ3の大径部の表面よりも高い位置に、シリンダ5が配置されている。蓋部2中には、ネジ状の制御要素7により制御可能な可動プレート6が配置されている。
蓋部2は、皿部1に堅く結合されるように構成されている。本実施例においては、蓋部2を皿部1にねじ込むことによって、堅く結合している。
固定が必要な場合には、締付ネジ状の制御要素7がプレート6に接触し、当該プレート6がシリンダ5を押す。シリンダ5は、ボールピン4に作用して、当該ボールピン4からハブ3へと力がさらに伝わることにより皿部1に対して確実に固定される。
本実施例において、皿部1、蓋部2、ハブ4、およびオリフィス8は、円形の基面を有する。咬合器においては、ヘッドブッシュが上顎の歯科模型を固定するように機能する。構造体要素9は、下顎の歯科模型を固定するように機能するが、本実施例においては、顎の垂直軸および長手軸に沿った運動を可能にする。
この例示的な構成は、図1および図2に示す。
実施例2
本実施例においては、実施例1と比較して、構造体要素9の具体的な構成を説明する。構造体要素9は、取り外し可能な継手を備え、一方の顎の石膏歯科模型を固定する形状プロファイルを有するディスクプレート109を含む。この場合、取り外し可能な継手は、磁石から成る。ディスクプレート109の両側には、ネジ108により2組の可動プレート104が固定されており、当該可動プレートは、細長形状の内部開口を備える。ネジ108の長手軸の方向において、可動プレート104の自由端は、留め具110によって相互に固定されている。
可動プレート104には、外側から圧力プレート103が少なくとも部分的に重なり合っている。また、可動プレート104の内部開口、圧力プレート103の貫通開口、および留め具110の開口には、一方側に締付ナット106を備え、他方側にロックナット107を備えた拘束ネジ105が貫通している。留め具110は、咬合器に固定可能なボールピン101に固定されている。留め具110は、拘束ネジ105の締め付け段階に応じてボールピン101に堅く固定されるか、または全3軸の周りに回転可能である。ここで、留め具110は、2つの半プレート102から成る。各半プレート102は、ボールピン101の直径の半分よりも浅い当該ボールピン101の形状の空洞を備え、当該ボールピン101が当該空洞に配置されている。
拘束ネジ105の断面は、多面体形状であり、この場合は六面体形状である。留め具110および圧力プレート103において、それらの開口の形状およびサイズは、拘束ネジ105の断面に対応することにより、拘束ネジ105がオリフィス中で回転しないようになっている。
この場合、構造体要素は、遷移プレートを備える。遷移プレートは、平坦な基体111から成る。基体111中にはオリフィス112が構成され、その形状およびサイズは、ディスクプレート109の形状プロファイルに対応し、この場合は角を面取りした三角形状である。基体111の上面には、溝状の区切り要素113が構成されている。例示的な実施形態を図3〜図6に示す。また、遷移プレートの別の形状を図7に示す。基体111の形状は、不規則七面体である。この場合、オリフィス112は、縁部の1つに相互接続されており、区切り要素113は、オリフィス112周りの付属品の形状に類似している。
実施例3
本実施例においては、実施例1および実施例2に記載の発明と併せて、校正用支柱を使用する。歯科咬合器のシステムを固定するための校正用支柱の例示的な構成は、2つのディスク201、201aを含む。下側ディスク201は、石膏歯科鋳物を固定するための設定可能なシステムに取り付け可能であり、下側に形状空洞および磁気継手を備える。上側には、ボール関節を有するボス202が設けられている。
上側ディスク201aは、石膏歯科鋳物を固定するための設定可能なシステムに固定可能であり、上側に形状空洞および磁気継手を備える。下側には、ボール関節を有するボス202aを備える。
さらに、校正用支柱は、下側可動要素203および上側可動要素203aを含む。これらの各可動要素203、203aは、ネジ継手により結合された2つの半分割部から成る。さらにこの場合、各可動要素203、203aには、ボス202、202aのボール関節の位置において、外側から締付ネジ207が設けられている。締付ネジ207は、締め付けの段階に応じて、ボス202、202aのボール関節に抗する。可動要素203、203aの半分割部の間には、ボス202、202aのボール関節および結合ロッド206のボール関節が固定されている。可動要素203、203aは、ボール関節によって相互かつディスク201、201aに結合されている。
これによって、結合された半分割部間の表面においては、可動要素203、203aの各半分割部がその一方側において、ボス202、202aのボール関節の直径の半分よりも浅い当該ボス202、202aのボール関節の形状の空洞204を有する。そして、空洞204には、ボス202、202aのボール関節が配置されている。
さらに、結合された半分割部間の表面においては、可動要素203、203aの各半分割部がその第2の側において、結合ロッド206のボール関節の直径の半分よりも浅い当該結合ロッド206のボール関節の形状の空洞205を備える。そして、空洞205には、結合ロッド206のボール関節が配置されている。結合ロッド206は、固定的に結合された2つの関節から成る。この場合、ボス202、202aの軸は、ディスク201、201aの中心の外側に配置されている。例示的な実施形態を図8に示す。
1 皿部
2 蓋部
3 ハブ
4 ボールピン
5 シリンダ
6 可動プレート
7 制御要素
8 オリフィス
9 構造体要素
10 石膏模型保持部
M 隙間
M’ 隙間
101 ボールピン
102 半プレート
103 圧力プレート
104 可動プレート
105 拘束ネジ
106 締付ナット
107 ロックナット
108 ネジ
109 ディスクプレート
110 留め具
111 基体
112 オリフィス
113 区切り要素
201 下側ディスク
201a 上側ディスク
202 下側ディスクのボス
202a 上側ディスクのボス
203 下側可動要素
203a 上側可動要素
204 ボスのボール関節の空洞
205 結合ロッドのボール関節の空洞
206 結合ロッド
207 締付ネジ

Claims (12)

  1. 石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステムであって、関節および/またはピンを備えた移動可能かつ固定可能な構造体ノードの形状を有するシステムにおいて、
    当該システムが、咬合器中に固定されるように構成されたヘッドブッシュから成り、当該ヘッドボスが、皿部(1)、蓋部(2)、内部貫通オリフィスを備えたハブ(3)、ボールピン(4)、シリンダ(5)、プレート(6)、および制御要素(7)から構成されており、
    前記ハブ(3)の小径部が貫通するオリフィス(8)が、前記皿部(1)の底部に設けられ、前記オリフィス(8)が、当該オリフィス(8)の縁部と前記ハブ(3)の小径部との間に隙間(M)が存在するような直径を有するとともに、
    前記ハブ(3)の大径部が、前記オリフィス(8)よりも大きな直径を有することにより、当該ハブ(3)が当該オリフィス(8)を貫通しないようになっており、前記ハブ(3)の大径部と前記皿部(1)の壁との間には隙間(M‘)が存在し、
    前記ハブ(3)中に、石膏模型保持部(10)に取り付けられるように構成された前記ボールピン(4)が配置され、当該ボールピン(4)の直径が、前記ハブの貫通オリフィスの底部の直径よりも大きく、
    前記シリンダ(5)が、前記ボールピン(4)の上方で前記ハブ(3)中に配置され、当該シリンダ(5)が当該ハブ(3)の大径部の表面よりも高い位置にあり、
    前記制御要素(7)により制御可能な前記可動プレート(6)が前記蓋部(2)中に配置され、当該蓋部(2)が、前記皿部(1)に堅く結合されるように構成されており、
    固定が必要な場合に、前記制御要素(7)が前記プレート(6)に接触し、当該プレート(6)が前記シリンダ(5)を押し、当該シリンダ(5)が前記ボールピン(4)に作用して、当該ボールピン(4)から前記ハブ(3)へと力がさらに伝わることにより前記皿部(1)に対して確実に固定されることを特徴とする、システム。
  2. 前記皿部(1)、前記蓋部(2)、前記ハブ(3)、および前記オリフィス(8)が円形の基面を有することを特徴とする、請求項1に記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  3. 前記制御要素(7)がネジまたはカムの形態であることを特徴とする、請求項1または2に記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  4. 前記咬合器において、前記ヘッドボスが一方の顎の歯科模型を固定するように機能し、
    構造体要素(9)が、第2の顎の歯科模型を固定するように機能し、当該構造体要素(9)が特に、垂直軸に沿った運動を可能にすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  5. 前記構造体要素(9)がディスクプレート(109)を含み、当該ディスクプレート(109)が、取り外し可能な継手を備え、ネジ(108)により当該ディスクプレート(109)の両側に2組の可動プレート(104)が固定された状態で前記一方の顎の石膏歯科模型を固定する形状プロファイルを有しており、前記可動プレート(104)が長手形状の内部開口を備え、当該可動プレート(104)の自由端が留め具(110)によって相互に固定されており、
    前記可動プレート(104)に、外側から圧力プレート(103)が少なくとも部分的に重なり合っており、当該可動プレート(104)の内部開口、当該圧力プレート(103)の開口、および前記留め具(110)の開口を拘束ネジ(105)が貫通し、当該拘束ネジ(105)が一方側に締付ナット(106)を備えるとともにヘッドまたはロックナット(107)を備えており、
    前記留め具(110)が、前記咬合器に固定可能なボールピン(101)に固定され、当該留め具(110)が、前記拘束ネジ(105)の締め付けの段階に応じて当該ボールピン(101)に堅く固定されるか、または全3軸の周りに回転可能であることを特徴とする、請求項4に記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  6. 前記留め具(110)が2つの半プレート(102)から成り、各半プレート(102)が、前記ボールピン(101)の直径の半分よりも浅い当該ボールピン(101)の形状の空洞を備え、当該ボールピン(101)が当該空洞に配置されたことを特徴とする、請求項5に記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  7. 前記拘束ネジ(105)の断面が多面体形状であり、前記留め具(110)および前記圧力プレート(103)の開口が、前記拘束ネジ(105)の断面に対応した形状およびサイズを有することにより、当該拘束ネジ(105)が当該開口中で回転しないようにしたことを特徴とする、請求項5または6に記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  8. 前記ディスクプレート(109)上の取り外し可能な継手が磁石から成ることを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  9. 当該システムが、平坦な基体(111)から成る遷移プレートを備え、
    前記基体(111)中にオリフィス(112)が構成され、当該オリフィス(112)が、前記ディスクプレート(109)の形状プロファイルに対応した形状およびサイズを有し、
    前記基体(111)の上面に区切り要素(113)が構成されたことを特徴とする、請求項5〜8のいずれかに記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  10. 当該システムが、2つのディスク(201、201a)を含む前記歯科咬合器の固定システムの校正用支柱を含み、下側ディスク(201)が、石膏歯科鋳物を固定するための設定可能なシステムに固定可能であり、下側に形状空洞および/または磁気継手を備え、上側にボール関節を有するボス(203)を備え、
    上側ディスク(201a)が、前記石膏歯科鋳物を固定するための設定可能なシステムに固定可能であり、上側に形状空洞および/または磁気継手を備え、下側にボール関節を有するボス(202a)を備え、
    当該システムが、下側可動要素(203)および上側可動要素(203a)をさらに含み、各可動要素(203、203a)が、ネジ継手により結合された2つの半分割部から成り、
    前記ボス(202、202a)のボール関節および留め具(206)のボール関節が、前記可動要素(203、203a)の半分割部の間に固定され、当該可動要素(203、203a)が、前記ボール関節によって相互かつ前記ディスク(201、201a)に結合され、
    前記結合ロッド(206)が、固定的に結合された2つの関節から成ることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  11. 前記ボス(202、202a)の軸が、前記ディスク(201、201a)の中心の外側に配置されたことを特徴とする、請求項10に記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
  12. 前記可動要素(203、203a)が、前記ボス(202、202a)のボール関節の位置および/または前記結合ロッド(206)のボール関節の位置において、外側から固定ネジ(207)を備え、
    前記固定ネジ(207)が、固定の段階に応じて、前記ボス(202、202a)のボール関節または前記結合ロッド(206)のボール関節に接触することを特徴とする、請求項10または11に記載の、石膏を用いずに歯の石膏模型を咬合器中に固定するシステム。
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