JP2584922Y2 - 形状検出装置 - Google Patents
形状検出装置Info
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- JP2584922Y2 JP2584922Y2 JP1992014231U JP1423192U JP2584922Y2 JP 2584922 Y2 JP2584922 Y2 JP 2584922Y2 JP 1992014231 U JP1992014231 U JP 1992014231U JP 1423192 U JP1423192 U JP 1423192U JP 2584922 Y2 JP2584922 Y2 JP 2584922Y2
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- Japan
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- strip
- fixed shaft
- rolling
- shape
- heating
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
- B21B38/02—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring flatness or profile of strips
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
- G01L5/04—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring tension in flexible members, e.g. ropes, cables, wires, threads, belts or bands
- G01L5/045—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring tension in flexible members, e.g. ropes, cables, wires, threads, belts or bands for measuring the tension across the width of a band-shaped flexible member
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、圧延材等のストリップ
の形状を検出するための形状検出装置に関する。
の形状を検出するための形状検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】金属板等を圧延してストリップを形成す
る際、このストリップの幅方向の張力分布を測定し、該
張力分布をもとにストリップの形状を検出し、ストリッ
プの断面形状が良好になるよう制御することが、従来か
ら行なわれている。
る際、このストリップの幅方向の張力分布を測定し、該
張力分布をもとにストリップの形状を検出し、ストリッ
プの断面形状が良好になるよう制御することが、従来か
ら行なわれている。
【０００３】形状検出装置には、従来例えば、固定軸の
外周に、軸線方向に対して複数に分割された回転リング
を遊嵌し、該回転リングと固定軸との間の隙間に圧縮空
気を供給して空気軸受を形成せしめたものがある。この
形状検出装置によれば、空気軸受の隙間の変化を圧力変
化として検出し、該圧力変化からストリップの形状を検
出することができる。
外周に、軸線方向に対して複数に分割された回転リング
を遊嵌し、該回転リングと固定軸との間の隙間に圧縮空
気を供給して空気軸受を形成せしめたものがある。この
形状検出装置によれば、空気軸受の隙間の変化を圧力変
化として検出し、該圧力変化からストリップの形状を検
出することができる。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の形状
検出装置にあっては、通常、空気軸受にドライエアを供
給するため、このドライエアにより固定軸ひいては回転
リングが過冷却される。一方、圧延されて走行してくる
ストリップは、加熱状態となっている。よって、このス
トリップが形状検出装置の回転リングに接触した際、急
激な温度変化により収縮を起こし、ストリップにたてじ
わが発生する。
検出装置にあっては、通常、空気軸受にドライエアを供
給するため、このドライエアにより固定軸ひいては回転
リングが過冷却される。一方、圧延されて走行してくる
ストリップは、加熱状態となっている。よって、このス
トリップが形状検出装置の回転リングに接触した際、急
激な温度変化により収縮を起こし、ストリップにたてじ
わが発生する。
【０００５】このようなたてじわの発生を防止する一つ
の手段として、圧延時の圧延張力を高めることが挙げら
れる。ところが、圧延張力を高めると、圧延中のストリ
ップの破断を招き、生産性が低下するという問題があ
る。
の手段として、圧延時の圧延張力を高めることが挙げら
れる。ところが、圧延張力を高めると、圧延中のストリ
ップの破断を招き、生産性が低下するという問題があ
る。
【０００６】また、たてじわ発生を防止する他の手段と
して、形状検出装置を、表面にクラウンを付けた形状と
し、これによって、ストリップに加わる張力の大きさ
を、幅方向の各部分において変化させ、たてじわ発生を
抑止することが考えられる。この方法は、従来から使用
されている一体型ロールにおいて、すでに適用されてい
る。しかしながら、形状検出装置は、その表面が複数に
分割された回転リングから成るために、クラウンを付け
た形状とすることは、製造上極めて困難である。
して、形状検出装置を、表面にクラウンを付けた形状と
し、これによって、ストリップに加わる張力の大きさ
を、幅方向の各部分において変化させ、たてじわ発生を
抑止することが考えられる。この方法は、従来から使用
されている一体型ロールにおいて、すでに適用されてい
る。しかしながら、形状検出装置は、その表面が複数に
分割された回転リングから成るために、クラウンを付け
た形状とすることは、製造上極めて困難である。
【０００７】本考案は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、ストリップのたてじわの発生を防止す
ることのできる形状検出装置を提供することを目的とし
ている。
たものであって、ストリップのたてじわの発生を防止す
ることのできる形状検出装置を提供することを目的とし
ている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案に係る形状検出装
置にあっては、固定軸の外周に遊嵌され軸線方向に対し
て複数に分割された回転リングと、該回転リングと固定
軸との間の隙間に形成された空気軸受と、圧延されて走
行してきた前記ストリップにより前記複数の回転リング
が回転せしめられるときに前記空気軸受の圧力変化を検
出し該圧力変化からストリップの断面形状を測定する圧
力検出器とを備えて構成され、前記固定軸の内部に該固
定軸の表面に近接して軸方向に開通されかつ固定軸の周
方向に略等配に設けられた複数の貫通孔と、該貫通孔に
加熱媒体を供給する加熱媒体供給装置とを有し、貫通孔
に加熱媒体を供給することで固定軸を加熱し、前記空気
軸受を介して前記複数の回転リングを加熱して圧延後の
前記ストリップと回転リング表面との温度差を解消する
加熱手段と、前記固定軸を一定方向に湾曲させ前記複数
の回転リングに対して前記ストリップを均一に接触させ
る曲げ手段とを備えることを特徴とする。
置にあっては、固定軸の外周に遊嵌され軸線方向に対し
て複数に分割された回転リングと、該回転リングと固定
軸との間の隙間に形成された空気軸受と、圧延されて走
行してきた前記ストリップにより前記複数の回転リング
が回転せしめられるときに前記空気軸受の圧力変化を検
出し該圧力変化からストリップの断面形状を測定する圧
力検出器とを備えて構成され、前記固定軸の内部に該固
定軸の表面に近接して軸方向に開通されかつ固定軸の周
方向に略等配に設けられた複数の貫通孔と、該貫通孔に
加熱媒体を供給する加熱媒体供給装置とを有し、貫通孔
に加熱媒体を供給することで固定軸を加熱し、前記空気
軸受を介して前記複数の回転リングを加熱して圧延後の
前記ストリップと回転リング表面との温度差を解消する
加熱手段と、前記固定軸を一定方向に湾曲させ前記複数
の回転リングに対して前記ストリップを均一に接触させ
る曲げ手段とを備えることを特徴とする。
【０００９】
【作用】本考案によれば、固定軸の内部に軸方向に向け
て開通された複数の貫通孔に加熱媒体を供給することに
より、固定軸ひいては回転リングを加熱し、該回転リン
グの温度を、圧延されて走行してくるストリップの温度
に近似な温度に加熱保持することができ、しかも、貫通
孔は固定軸の表面に近接して開通されかつ固定軸の周方
向に略配に設けられているので、回転リングに対して効
果的に熱を伝えることができる。これにより、ストリッ
プが回転リングに接触した際の、温度差に基づく収縮を
防止できる。さらに、前記加熱手段をより効果的に作用
させるために、固定軸の両端に設けられた曲げ手段によ
り固定軸を一定方向に湾曲させることで、この形状検出
装置の表面形状を、クラウンを付けた形状に類似させる
ことができる。これにより、ストリップに加わる張力
を、その幅方向の各部分において変化させることがで
き、たてじわの発生を抑止できる。
て開通された複数の貫通孔に加熱媒体を供給することに
より、固定軸ひいては回転リングを加熱し、該回転リン
グの温度を、圧延されて走行してくるストリップの温度
に近似な温度に加熱保持することができ、しかも、貫通
孔は固定軸の表面に近接して開通されかつ固定軸の周方
向に略配に設けられているので、回転リングに対して効
果的に熱を伝えることができる。これにより、ストリッ
プが回転リングに接触した際の、温度差に基づく収縮を
防止できる。さらに、前記加熱手段をより効果的に作用
させるために、固定軸の両端に設けられた曲げ手段によ
り固定軸を一定方向に湾曲させることで、この形状検出
装置の表面形状を、クラウンを付けた形状に類似させる
ことができる。これにより、ストリップに加わる張力
を、その幅方向の各部分において変化させることがで
き、たてじわの発生を抑止できる。
【００１０】
【実施例】以下、本考案に係る形状検出装置の一実施例
を、図１ないし図３を参照して説明する。
を、図１ないし図３を参照して説明する。
【００１１】図中符号Ａは形状検出装置、符号Ｂは圧延
材等のストリップである。ストリップＢは、圧延時に
は、形状検出装置Ａの上方に所定の角度で巻掛けられて
いる。
材等のストリップである。ストリップＢは、圧延時に
は、形状検出装置Ａの上方に所定の角度で巻掛けられて
いる。
【００１２】形状検出装置Ａは、固定軸１、複数の回転
リング２、２…、空気軸受３、加熱手段４、および曲げ
手段５、５を、主要構成要件として具備している。
リング２、２…、空気軸受３、加熱手段４、および曲げ
手段５、５を、主要構成要件として具備している。
【００１３】固定軸１は、形状検出装置Ａの軸棒となる
もので、両端を所定の手段により支持されている。
もので、両端を所定の手段により支持されている。
【００１４】回転リング２、２…は、前記固定軸１の外
周に回転自在に遊嵌されるリング状のもので、複数個
が、固定軸１の軸線方向に沿って互いに密接状態に遊嵌
されている。各回転リング２には、それぞれ圧力検出器
（図示略）が接続され、後述の空気軸受３の圧力変化を
各回転リング２、２…毎に測定できるようになってい
る。
周に回転自在に遊嵌されるリング状のもので、複数個
が、固定軸１の軸線方向に沿って互いに密接状態に遊嵌
されている。各回転リング２には、それぞれ圧力検出器
（図示略）が接続され、後述の空気軸受３の圧力変化を
各回転リング２、２…毎に測定できるようになってい
る。
【００１５】空気軸受３は、固定軸１と回転リング２、
２…との間に形成された隙間に圧縮空気を供給すること
によって形成されるもので、固定軸１に穿設された空気
供給孔（図示略）からこの空気軸受３に圧縮空気が供給
される。
２…との間に形成された隙間に圧縮空気を供給すること
によって形成されるもので、固定軸１に穿設された空気
供給孔（図示略）からこの空気軸受３に圧縮空気が供給
される。
【００１６】加熱手段４は、固定軸１に、その軸線方向
に沿って穿設されかつ固定軸１の周方向に等配に設けら
れた多数の貫通孔６、６…と、これら各貫通孔６、６…
を連通せしめる接続手段７と、該貫通孔６、６…に加熱
媒体を供給し、かつ該貫通孔６、６…を通った加熱媒体
を外部へ排出せしめる加熱媒体供給装置８とから成る。
に沿って穿設されかつ固定軸１の周方向に等配に設けら
れた多数の貫通孔６、６…と、これら各貫通孔６、６…
を連通せしめる接続手段７と、該貫通孔６、６…に加熱
媒体を供給し、かつ該貫通孔６、６…を通った加熱媒体
を外部へ排出せしめる加熱媒体供給装置８とから成る。
【００１７】曲げ手段５は、前記固定軸１の両端に備え
付けられ、固定軸を湾曲すべき方向と反対方向より該固
定軸１を支持する支軸９と、この支軸９の外側に設置さ
れて、固定軸を湾曲すべき方向と同方向より該固定軸１
に押圧力を付加する曲げボルト１０とを具備する。
付けられ、固定軸を湾曲すべき方向と反対方向より該固
定軸１を支持する支軸９と、この支軸９の外側に設置さ
れて、固定軸を湾曲すべき方向と同方向より該固定軸１
に押圧力を付加する曲げボルト１０とを具備する。
【００１８】次に、本実施例の形状検出装置Ａの作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００１９】圧延時には、固定軸１と回転リング２、２
…との間の隙間に圧縮空気が供給されて、空気軸受３が
形成され、該空気軸受３により支持された回転リング
２、２…は、圧延されて走行してきたストリップＢによ
り回転せしめられる。ストリップＢにより回転リング
２、２…に加えられる荷重は、空気軸受３の圧力変化と
して、各回転リング２、２…毎に、圧力検出器（図示
略）により検出される。この検出値をもとにストリップ
Ｂの幅方向の張力分布、ひいてはストリップＢの形状が
検出される。
…との間の隙間に圧縮空気が供給されて、空気軸受３が
形成され、該空気軸受３により支持された回転リング
２、２…は、圧延されて走行してきたストリップＢによ
り回転せしめられる。ストリップＢにより回転リング
２、２…に加えられる荷重は、空気軸受３の圧力変化と
して、各回転リング２、２…毎に、圧力検出器（図示
略）により検出される。この検出値をもとにストリップ
Ｂの幅方向の張力分布、ひいてはストリップＢの形状が
検出される。
【００２０】ここで、固定軸１の貫通孔６、６…には、
加熱媒体供給装置８より供給される加熱媒体が流通せし
められて、固定軸１から空気軸受３を経た熱によって回
転リング２、２…が加熱される。しかも、貫通孔６、６
…は固定軸１の表面に近接して開通されかつ固定軸１の
周方向に等しい間隔を空けて配設されているので、回転
リング２、２…に対して効果的に熱を伝えることができ
る。その結果、圧延によって加熱状態となったストリッ
プＢとの間の温度差が解消されるので、ストリップＢの
急激な温度変化に基づく収縮が防止される。
加熱媒体供給装置８より供給される加熱媒体が流通せし
められて、固定軸１から空気軸受３を経た熱によって回
転リング２、２…が加熱される。しかも、貫通孔６、６
…は固定軸１の表面に近接して開通されかつ固定軸１の
周方向に等しい間隔を空けて配設されているので、回転
リング２、２…に対して効果的に熱を伝えることができ
る。その結果、圧延によって加熱状態となったストリッ
プＢとの間の温度差が解消されるので、ストリップＢの
急激な温度変化に基づく収縮が防止される。
【００２１】また、曲げボルト１０、１０を締めること
により、固定軸１は、両端の支軸９、９を中心に、スト
リップＢの方向へ凸状態に湾曲せしめられる。これに伴
って、回転リング２、２…の表面は、クラウンを付けた
形状のものと類似の形状に変化する。その結果、ストリ
ップＢには、その幅方向の中心付近と両端付近とで異な
る張力が付加されることとなる。
により、固定軸１は、両端の支軸９、９を中心に、スト
リップＢの方向へ凸状態に湾曲せしめられる。これに伴
って、回転リング２、２…の表面は、クラウンを付けた
形状のものと類似の形状に変化する。その結果、ストリ
ップＢには、その幅方向の中心付近と両端付近とで異な
る張力が付加されることとなる。
【００２２】このように、形状検出装置Ａを加熱したこ
とにより、また形状検出装置Ａを湾曲せしめたことによ
り、ストリップＢのたてじわ発生は防止されるので、形
状検出装置Ａを通過する際にも、ストリップＢの良好な
形状が維持される。
とにより、また形状検出装置Ａを湾曲せしめたことによ
り、ストリップＢのたてじわ発生は防止されるので、形
状検出装置Ａを通過する際にも、ストリップＢの良好な
形状が維持される。
【００２３】また、このようにしてストリップＢのたて
じわ発生を防止できることから、圧延時の圧延張力を高
める必要がない。したがって、ストリップＢの破断が発
生せず、生産性の低下を招かずにすむ。
じわ発生を防止できることから、圧延時の圧延張力を高
める必要がない。したがって、ストリップＢの破断が発
生せず、生産性の低下を招かずにすむ。
【００２４】また、形状検出装置Ａの表面にクラウンを
付ける方法に比べて、製造が簡単であるため、コスト安
につき、実用的である。
付ける方法に比べて、製造が簡単であるため、コスト安
につき、実用的である。
【００２５】なお、本考案は前述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、例えば加熱手段４の具体的構成や、
曲げ手段５の具体的構成など、本考案の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々の変更を加え得ることはもちろん
である。
れるものではなく、例えば加熱手段４の具体的構成や、
曲げ手段５の具体的構成など、本考案の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々の変更を加え得ることはもちろん
である。
【００２６】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る形状
検出装置にあっては、空気軸受を介して複数の回転リン
グを加熱して圧延後のストリップと回転リング表面との
温度差を解消する加熱手段を備えること、固定軸を一定
方向に湾曲させ複数の回転リングに対してストリップを
均一に接触させる曲げ手段を備えることが、それぞれ、
ストリップのたてじわ発生の防止に効果を奏するので、
ストリップは形状検出装置を通過する際にも良好な形状
を維持できる。このため、圧延時の圧延張力を高める必
要がなく、ストリップの破断等を招かずにすむし、ま
た、形状検出装置の表面にクラウンを付ける方法に比べ
て製造が簡単で、実用的である。
検出装置にあっては、空気軸受を介して複数の回転リン
グを加熱して圧延後のストリップと回転リング表面との
温度差を解消する加熱手段を備えること、固定軸を一定
方向に湾曲させ複数の回転リングに対してストリップを
均一に接触させる曲げ手段を備えることが、それぞれ、
ストリップのたてじわ発生の防止に効果を奏するので、
ストリップは形状検出装置を通過する際にも良好な形状
を維持できる。このため、圧延時の圧延張力を高める必
要がなく、ストリップの破断等を招かずにすむし、ま
た、形状検出装置の表面にクラウンを付ける方法に比べ
て製造が簡単で、実用的である。
【図１】本考案の形状検出装置の一実施例を示す正面図
である。
である。
【図２】図１の形状検出装置の正断面図である。
【図３】図１の形状検出装置の側断面図である。
Ａ 形状検出装置 Ｂ ストリップ １ 固定軸 ２ 回転リング ３ 空気軸受 ４ 加熱手段 ５ 曲げ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01B 21/20 B21C 51/00
Claims (1)
- 【請求項１】 金属板等を圧延して形成されるストリッ
プの断面形状を検出する形状検出装置であって、固定軸
の外周に遊嵌され軸線方向に対して複数に分割された回
転リングと、該回転リングと固定軸との間の隙間に形成
された空気軸受と、圧延されて走行してきた前記ストリ
ップにより前記複数の回転リングが回転せしめられると
きに前記空気軸受の圧力変化を検出し該圧力変化からス
トリップの断面形状を測定する圧力検出器とを備えて構
成され、前記固定軸の内部に該固定軸の表面に近接して
軸方向に開通されかつ固定軸の周方向に略等配に設けら
れた複数の貫通孔と、該貫通孔に加熱媒体を供給する加
熱媒体供給装置とを有し、貫通孔に加熱媒体を供給する
ことで固定軸を加熱し、前記空気軸受を介して前記複数
の回転リングを加熱して圧延後の前記ストリップと回転
リング表面との温度差を解消する加熱手段と、前記固定
軸を一定方向に湾曲させ前記複数の回転リングに対して
前記ストリップを均一に接触させる曲げ手段とを備える
ことを特徴とする形状検出装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992014231U JP2584922Y2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 形状検出装置 |
| US08/029,571 US5379631A (en) | 1992-03-17 | 1993-03-11 | Flatness detector |
| DE69301478T DE69301478T2 (de) | 1992-03-17 | 1993-03-16 | Planheitsdetektor |
| EP93301969A EP0561603B1 (en) | 1992-03-17 | 1993-03-16 | Flatness detector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992014231U JP2584922Y2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 形状検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0575608U JPH0575608U (ja) | 1993-10-15 |
| JP2584922Y2 true JP2584922Y2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=11855302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992014231U Expired - Lifetime JP2584922Y2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 形状検出装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5379631A (ja) |
| EP (1) | EP0561603B1 (ja) |
| JP (1) | JP2584922Y2 (ja) |
| DE (1) | DE69301478T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901591A (en) * | 1996-04-29 | 1999-05-11 | Tippins Incorporated | Pinch roll shapemetering apparatus |
| DE19838675C2 (de) * | 1998-08-20 | 2000-11-23 | Sms Demag Ag | Bandumlenkrolle, insbesondere Zugmeß- oder Looperrolle |
| DE19918699B4 (de) * | 1999-04-26 | 2008-03-27 | Betriebsforschungsinstitut VDEh - Institut für angewandte Forschung GmbH | Meßrolle zum Feststellen von Planheitsabweichungen |
| ATE286789T1 (de) * | 1999-08-06 | 2005-01-15 | Muhr & Bender Kg | Verfahren zum flexiblen walzen eines metallbandes |
| DE10224938B4 (de) * | 2002-06-04 | 2010-06-17 | Bwg Bergwerk- Und Walzwerk-Maschinenbau Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Planheitsmessung von Bändern |
| FR2879486B1 (fr) * | 2004-12-22 | 2007-04-13 | Vai Clecim Sa | Regulation de la planeite d'une bande metallique a la sortie d'une cage de laminoir |
| US20070006644A1 (en) * | 2005-07-06 | 2007-01-11 | Alcoa Inc. | Continuous web stress distribution measurement sensor |
| CN100402168C (zh) * | 2005-09-13 | 2008-07-16 | 王宇 | 张力板形仪 |
| CN107335685A (zh) * | 2017-09-01 | 2017-11-10 | 陆余圣 | 一种摇晃式收放料轧机的s型带材精整下卷筒 |
| CN111351464A (zh) * | 2018-12-20 | 2020-06-30 | 鸿富锦精密电子(郑州)有限公司 | 平整度检测装置及方法 |
| CN112414284B (zh) * | 2020-12-08 | 2022-05-31 | 河北沃润达金属包装制品有限公司 | 一种金属容器底盖平整度检测装置 |
| CN113465553B (zh) * | 2021-07-02 | 2022-01-21 | 泰州市金马金属制品有限公司 | 一种高效的冲压件平面度检测装置 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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