JP2584696B2 - レンズ付きフィルムユニット - Google Patents
レンズ付きフィルムユニットInfo
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- JP2584696B2 JP2584696B2 JP3179681A JP17968191A JP2584696B2 JP 2584696 B2 JP2584696 B2 JP 2584696B2 JP 3179681 A JP3179681 A JP 3179681A JP 17968191 A JP17968191 A JP 17968191A JP 2584696 B2 JP2584696 B2 JP 2584696B2
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- Japan
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- film
- unit
- chamber
- battery
- lens
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2219/00—Cameras
- G03B2219/02—Still-picture cameras
- G03B2219/04—Roll-film cameras
- G03B2219/045—Roll-film cameras adapted for unloading the film in the processing laboratory, e.g. disposable, reusable or recyclable cameras
Landscapes
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
を備えた写真フィルム包装ユニット(以下「レンズ付き
フィルムユニット」という。)に関し、特にストロボを
有し、このストロボ用電池を収容する電池室に関する。
りたいようなときに便利な撮影手段として、レンズ付き
フィルムユニット(富士写真フィルム製、商標「写ルン
ですハイ」)が普及している。これは、撮影レンズとシ
ャッターとを備えたユニット内に予めパトローネ入りフ
ィルムを装填したもので、フィルムの販売店などで購入
できる。そして、撮影後はレンズ付きフィルムユニット
ごと現像、プリントを依頼する。
は、安価に提供する必要があるため、合成樹脂などを極
力簡単に成型したユニットに撮影レンズやシャッターを
装着するとともに、フィルムを装填し、このユニットを
厚紙などで形成した外箱に収容してある。また、その便
利さをより効果的にし、十分な明るさが得られないよう
な場合でも撮影が可能となるように、ストロボを備えた
レンズ付きフィルムユニット(富士写真フィルム製、商
標「写ルンです Flash」) が開発されている。
たレンズ付きフィルムユニットでは、現像所でユニット
からフィルムを抜き出して現像、プリントを行う。フィ
ルムを抜いた後のユニットや外箱は、ユーザーによるフ
ィルムの再装填が実質上できないため通常は廃棄される
か、フィルムユニットのメーカーに回収される。ストロ
ボ用の電池はストロボ発光回数が少ない場合では完全に
は放電しない状態にあるから、用途によっては再使用で
き、またユニットを廃棄または回収する場合には、電池
を分別して回収する必要がある。そのため、現像所で
は、フィルムとともに電池をユニットから取り出さなけ
ればならない。
トの電池は、ストロボの反射傘の後方などに配設されて
おり、現像所ではフィルムと電池とをそれぞれ別個に抜
き出さなければならない。大量のレンズ付きフィルムユ
ニットの現像処理を行う場合には、電池を取り出す作業
に手間がかかりはなはだ煩わしい。そこで、この発明
は、現像時にフィルムを抜き出す作業を行うことによっ
て容易にストロボ用の電池を取り出すことができるよう
にしたレンズ付きフィルムユニットを提供することを目
的としている。
め、この発明に係るレンズ付きフィルムユニットは、予
めフィルムが装填され、該フィルムに対して露光を付与
する機能を備えるとともに、ユニットボデー内に取り付
けられたストロボを備え、撮影済みフィルムが取り出さ
れたあとでは実質的に再利用ができないようにしたレン
ズ付きフィルムユニットにおいて、ユニットボデーの一
部として形成される底面を備え、該フィルムユニットの
底面には、フィルムを収容するフィルム室に対応する位
置に露光済みフィルム取り出し用開口と、該フィルム取
り出し用開口に一端が連続しフィルムユニットの前面の
下縁にほぼ沿って横方向に細長い形状で延びるストロボ
発光用電池室の開口とがそれぞれ形成され、ユニットボ
デーの底面には、フィルム取り出し用開口を閉じてフィ
ルム室を遮光しフィルム取り出しのために開放されるフ
ィルム室蓋が設けられ、該フィルム室蓋には、ストロボ
発光用電池室の開口を覆う蓋体が一体に形成されたこと
を特徴とする。
ルム室蓋を開放する。これにより、電池室開口を塞いで
いた蓋体も電池室開口から取り除かれるから、電池が露
出し、これを取り出すことができる。すなわち、フィル
ムの抜き出し作業に併せて電池の取り出し作業ができ
る。
に係るレンズ付きフィルムユニットを具体的に説明す
る。図2はレンズ付きフィルムユニット1を底面11か
ら臨んだ斜視図で、ユニット1は、合成樹脂などで、例
えば前カバー、本体、後カバーなどに分割して成型し、
フィルムを本体の所定位置に装填した後、これらを組み
合わせてユニットボデーとすることにより完成してあ
る。なお、フィルムへの遮光を確実にし、撮影済みフィ
ルムの取り出し後にフィルムを再装填できないように、
後カバーは超音波結合や特殊なロック構造で本体に結合
してある。前面12には、撮影レンズ1a、ファインダ
ー1b、ストロボ発光窓1cが露出して配設してある。
フィルムを収容するパトローネ室であるフィルム室2が
あり、フィルム入りのパトローネ3を収容する。このフ
ィルム室2の近傍であって撮影レンズ1aの下方にはユ
ニット1の前面12の下縁にほぼ沿って横方向に細長く
延びるように電池室4を形成し、底面11に電池室開口
4aを形成してある。そして、フィルム室2の蓋を装着
する窪み部が底面11に形成されており、この窪み部と
電池室開口4aとは、互に一部で通じ合っている。な
お、この電池室4にストロボ用の電池5を収容する。ま
た、この電池5が接触する接点片には適宜にバネ付勢し
てあり、容易に電池5が該接点片からはずれないように
してある。また、電池室4の側面にはドライバの先端部
などを差し込める凹部4bを形成してある。
ルムを巻き込んだパトローネ3を取り出すためのパトロ
ーネ取り出し蓋としてのフィルム室蓋6が、ユニット1
の端縁部に1辺を連結させて開閉自在に設けてある。な
お、このフィルム室蓋6を開放する場合には、フィルム
室蓋6とユニット1との間隙にドライバなどの先端部を
差し込んで挺子にして開放する。そして、フィルム室蓋
6の先端部には側方に突出させて電池室蓋となる蓋体6
aを形成してあり、フィルム室蓋6でフィルム室2を閉
じた際には、図2に示すように、この蓋体6aが電池室
開口4aの全体を塞ぐようにしてある。また、フィルム
室蓋6の先端縁には係止爪6bを形成し、フィルム室2
を閉じた際には、この係止爪6bが前面12に形成した
透孔12aと係合する。
の部分に透孔を形成した紙製の化粧箱で被覆すると、レ
ンズ付きフィルムユニットの外観を、それほど製造コス
トを上げることなく、きれいに見せることができて好ま
しい。以上により構成したこの発明の実施例について、
以下に作用を説明する。ユニット1にフィルムが装填さ
れている場合には、図2に示すように、フィルム室蓋6
がフィルム室2を閉じているとともに、該フィルム室蓋
6と一体に形成された蓋体6aが電池室開口4aを塞い
でいる。したがって、ユニット1に衝撃が加えられて
も、電池5が電池室4から飛び出たりしない。
全てパトローネ3に巻き戻す。そして、ユニット1とフ
ィルム室蓋6との間の間隙にドライバなどの先端部を差
し込み、これを挺子にしてフィルム室蓋6を開放する。
これにより、図1に示すように、パトローネ3が露出し
てこれを抜き出すことができる。そして、パトローネ3
から撮影済みのフィルムを抜いて、これを現像する。
室開口4aの一部を塞いでいた蓋体6aが取り除かれ
る。このため電池5が露出するから、前記凹部4bや電
池5と前記接点片との間に上記ドライバなどの先端部を
差し込んで電池5を取り出せる。取り出した電池5は、
再使用できるものを除きユニット1とは別にして廃棄す
る。
て、電池5を電池室4に収容する際にこの係止片を電池
5に係合させておき、蓋6を開放したときに、電池5が
上記係止片によって引き出されるようにすることもでき
る。この場合には、電池5を取り出すためにドライバな
どを利用する必要がない。また、パトローネ入りフィル
ムを装填したレンズ付きフィルムユニットについて説明
したが、パトローネを用いないでフィルムのみを装填し
たものについても本発明を利用できる。
ンズ付きフィルムユニットによれば、フィルム室蓋によ
って電池室開口の全体が塞がれているから、収容した電
池が衝撃などにより不用意に脱落することがない。ま
た、フィルムを取り出すためにフィルム室蓋を開放する
とこの電池室も開放されるから、1操作でフィルムとと
もに電池を取り出すことができるようになる。したがっ
て、電池の取り出し作業が簡単となり、フィルムを現像
しようとする場合の煩雑な作業を減らすことができる。
トの前面に沿って横方向に細長く形成したので、撮影レ
ンズの下方のデッドスペースを、電池の収容位置として
利用でき、ユニットの長手方向長さを小さくしたり、厚
さその他の寸法を小さくでき、携帯により便利なストロ
ボを有するレンズ付きフィルムユニットにできる。
ィルムユニットを底面から臨んだ斜視図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 予めフィルムが装填され、該フィルムに
対して露光を付与する機能を備えるとともに、ユニット
ボデー内に取り付けられたストロボを備え、撮影済みフ
ィルムが取り出されたあとでは実質的に再利用ができな
いようにしたレンズ付きフィルムユニットにおいて、ユ
ニットボデーの一部として形成される底面を備え、前記
フィルムユニットの前記底面には、フィルムを収容する
フィルム室に対応する位置に露光済みフィルム取り出し
用開口と、前記フィルム取り出し用開口に一端が連続し
前記フィルムユニットの前面の下縁にほぼ沿って横方向
に細長い形状で延びるストロボ発光用電池室の開口とが
それぞれ形成され、前記ユニットボデーの底面には、前
記フィルム取り出し用開口を閉じてフィルム室を遮光し
フィルム取り出しのために開放されるフィルム室蓋が設
けられ、前記フィルム室蓋には、前記ストロボ発光用電
池室の開口を覆う蓋体が一体に形成されたことを特徴と
するレンズ付きフィルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179681A JP2584696B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | レンズ付きフィルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179681A JP2584696B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | レンズ付きフィルムユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188444A JPH05188444A (ja) | 1993-07-30 |
JP2584696B2 true JP2584696B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=16070014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3179681A Expired - Lifetime JP2584696B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | レンズ付きフィルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584696B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160290721A1 (en) * | 2012-05-24 | 2016-10-06 | Jfe Steel Corporation | Continuous annealing furnace for annealing steel strip, method for continuously annealing steel strip, continous hot-dip galvanizing facility, and method for manufacturing hot-dip galvanized steel strip |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5682571A (en) * | 1995-07-20 | 1997-10-28 | Eastman Kodak Company | Recyclable camera |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60144121A (ja) * | 1984-01-05 | 1985-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導電動機 |
JPH0234688Y2 (ja) * | 1987-10-05 | 1990-09-18 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179681A patent/JP2584696B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160290721A1 (en) * | 2012-05-24 | 2016-10-06 | Jfe Steel Corporation | Continuous annealing furnace for annealing steel strip, method for continuously annealing steel strip, continous hot-dip galvanizing facility, and method for manufacturing hot-dip galvanized steel strip |
US9759491B2 (en) * | 2012-05-24 | 2017-09-12 | Jfe Steel Corporation | Continuous annealing furnace for annealing steel strip, method for continuously annealing steel strip, continuous hot-dip galvanizing facility, and method for manufacturing hot-dip galvanized steel strip |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05188444A (ja) | 1993-07-30 |
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