JP2584215Y2 - マニピュレーター式草刈機 - Google Patents
マニピュレーター式草刈機Info
- Publication number
- JP2584215Y2 JP2584215Y2 JP8830792U JP8830792U JP2584215Y2 JP 2584215 Y2 JP2584215 Y2 JP 2584215Y2 JP 8830792 U JP8830792 U JP 8830792U JP 8830792 U JP8830792 U JP 8830792U JP 2584215 Y2 JP2584215 Y2 JP 2584215Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- cutting blade
- shaped rotating
- manipulator
- rotating case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マニピュレーター式草
刈機の構成に関するものである。
刈機の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の草刈機は、草刈装置が作業車の中
央下部に装着されたミッドシップ方式であった。
央下部に装着されたミッドシップ方式であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の草刈機は、草刈
装置が作業車の中央下部に装着されたミッドシップ方式
であったので、刈取り面の際(きわ)等の草刈りが困難
で手作業に頼らなければならず、また、作業車の前方に
刈刃を設けた構成の草刈機も存在したが、刈取り面に対
する追従性が悪く確実な草刈作業ができない等の課題が
あった。
装置が作業車の中央下部に装着されたミッドシップ方式
であったので、刈取り面の際(きわ)等の草刈りが困難
で手作業に頼らなければならず、また、作業車の前方に
刈刃を設けた構成の草刈機も存在したが、刈取り面に対
する追従性が悪く確実な草刈作業ができない等の課題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の解決すべき課題
は以上の如くであり、次に前記課題を解決する手段につ
いて説明する。草刈機の走行台車3の中央部に垂直軸上
で回動する回動基軸8を設け、該回動基軸8にリンク8
aを立設し、該リンク8aに上下回動する昇降フレーム
9の基端部と、昇降フレーム9と並行する平行リンク1
0の端部を枢支し、該昇降フレーム9の先端部と平行リ
ンク10の他端部は、リンク13に枢支し、該リンク1
3にL字型回動ケース16を支持し、該L字型回動ケー
ス16は多関節ロボットであり垂直軸回りと水平軸回り
で回動し、更に該L字型回動ケース16の前端部に左右
方向に配置した枢支軸17により、支持アーム7を上下
回動自在に軸支し、この支持アーム7の先端に刈刃6を
取付け、刈刃6が上下・左右方向に自在に位置変更でき
るように構成したものである。
は以上の如くであり、次に前記課題を解決する手段につ
いて説明する。草刈機の走行台車3の中央部に垂直軸上
で回動する回動基軸8を設け、該回動基軸8にリンク8
aを立設し、該リンク8aに上下回動する昇降フレーム
9の基端部と、昇降フレーム9と並行する平行リンク1
0の端部を枢支し、該昇降フレーム9の先端部と平行リ
ンク10の他端部は、リンク13に枢支し、該リンク1
3にL字型回動ケース16を支持し、該L字型回動ケー
ス16は多関節ロボットであり垂直軸回りと水平軸回り
で回動し、更に該L字型回動ケース16の前端部に左右
方向に配置した枢支軸17により、支持アーム7を上下
回動自在に軸支し、この支持アーム7の先端に刈刃6を
取付け、刈刃6が上下・左右方向に自在に位置変更でき
るように構成したものである。
【0005】
【作用】本考案の作用について説明する。マニピュレー
ター式草刈機Aにおいて、L字型回動ケース16の前端
部に枢支軸17により軸支された支持アーム7を設け、
この支持アーム7の先端に刈刃6を装着することによ
り、刈刃6が刈取り面に対して確実に追従しながら草刈
作業を続けることができるようになる。
ター式草刈機Aにおいて、L字型回動ケース16の前端
部に枢支軸17により軸支された支持アーム7を設け、
この支持アーム7の先端に刈刃6を装着することによ
り、刈刃6が刈取り面に対して確実に追従しながら草刈
作業を続けることができるようになる。
【0006】
【実施例】本考案の解決すべき課題及び解決する手段は
以上の如くであり、次に本考案の具体的な構成について
添付した図面により説明する。図1は本考案のマニピュ
レーター式草刈機の全体斜視図、図2は同じく側面図、
図3は同じく平面図、図4は本考案の部分拡大図、図5
は同じく部分拡大図、図6は同じく部分拡大図である。
以上の如くであり、次に本考案の具体的な構成について
添付した図面により説明する。図1は本考案のマニピュ
レーター式草刈機の全体斜視図、図2は同じく側面図、
図3は同じく平面図、図4は本考案の部分拡大図、図5
は同じく部分拡大図、図6は同じく部分拡大図である。
【0007】図1において本考案の全体構成を説明す
る。本考案のマニピュレーター式草刈機Aは、前輪1・
1及び後輪2・2で移動できる走行台車3の後部に操作
部4及び受信アンテナ5を突設し、中央部に回動基軸8
を設け、この回動基軸8上にリンク8aを立設し、昇降
フレーム9の基端部と平行リンク10の端部を枢支軸1
1・12により枢支し、昇降フレーム9の先端部と平行
リンク10の他端部もリンク13に枢支軸14・15に
より枢支する。そして、前記リンク13にL字型回動ケ
ース16を固設して、このL字型回動ケース16の前端
部に枢支軸17を介して支持アーム7を軸支し、この支
持アーム7の先端に刈刃6を取付けて、刈刃6が上下・
左右方向に自在に位置変更できるように構成している。
る。本考案のマニピュレーター式草刈機Aは、前輪1・
1及び後輪2・2で移動できる走行台車3の後部に操作
部4及び受信アンテナ5を突設し、中央部に回動基軸8
を設け、この回動基軸8上にリンク8aを立設し、昇降
フレーム9の基端部と平行リンク10の端部を枢支軸1
1・12により枢支し、昇降フレーム9の先端部と平行
リンク10の他端部もリンク13に枢支軸14・15に
より枢支する。そして、前記リンク13にL字型回動ケ
ース16を固設して、このL字型回動ケース16の前端
部に枢支軸17を介して支持アーム7を軸支し、この支
持アーム7の先端に刈刃6を取付けて、刈刃6が上下・
左右方向に自在に位置変更できるように構成している。
【0008】次に、本考案のマニピュレーター式草刈機
Aの回動基軸8、各枢支軸11・12・14・15・1
7及びL字型回動ケース16内の回動軸は、多関節ロボ
ット型としておりそれぞれ電動モーターにより回動する
のであり、特に図4に示すように、L字型回動ケース1
6内の水平方向の回動軸の回転と枢支軸17の回転の組
合わせにより、刈取り面が傾斜している場合でも刈刃6
は追従できるように構成されている。
Aの回動基軸8、各枢支軸11・12・14・15・1
7及びL字型回動ケース16内の回動軸は、多関節ロボ
ット型としておりそれぞれ電動モーターにより回動する
のであり、特に図4に示すように、L字型回動ケース1
6内の水平方向の回動軸の回転と枢支軸17の回転の組
合わせにより、刈取り面が傾斜している場合でも刈刃6
は追従できるように構成されている。
【0009】そして、図5に示すように、支持アーム7
の中途部に補助輪19a・19aを有するフローティン
グ機構19を装着したり、図6に示すように、刈刃6に
刈取り面Bと刈刃6の距離を検知する検知センサー20
等を設けることにより、刈刃6の刈取り面に対する追従
性を更に確実なものにすることもできるのであり、ま
た、刈刃6が一定の高さまで上昇したら安全の為に、自
動的に刈刃6の回転がストップするように設定すること
も可能なのである。
の中途部に補助輪19a・19aを有するフローティン
グ機構19を装着したり、図6に示すように、刈刃6に
刈取り面Bと刈刃6の距離を検知する検知センサー20
等を設けることにより、刈刃6の刈取り面に対する追従
性を更に確実なものにすることもできるのであり、ま
た、刈刃6が一定の高さまで上昇したら安全の為に、自
動的に刈刃6の回転がストップするように設定すること
も可能なのである。
【0010】一方、刈刃6の駆動は支持アーム7先端の
ケース7aにモーターを内装してもよいが、マニピュレ
ーター式草刈機Aの走行台車3からフレキシブル駆動ワ
イヤー18を延設して刈刃6を回転する構成としてもよ
い。
ケース7aにモーターを内装してもよいが、マニピュレ
ーター式草刈機Aの走行台車3からフレキシブル駆動ワ
イヤー18を延設して刈刃6を回転する構成としてもよ
い。
【0011】図2・図3により本考案の作業状態を説明
する。まず、オペレーターが操作部4の左右方向に取付
けられているハンドル4a・4aを持って、作業目的地
までマニピュレーター式草刈機Aを移動させる。次に、
図2のようにレバー4bを操作して昇降フレーム9を昇
降させて刈取る草木の高さに刈刃6の位置を設定して、
草刈作業を開始する。そして、図3のようにマニピュレ
ーター式草刈機Aは刈刃6が楕円の軌跡を描きながら最
大左右180度の範囲の草木まで一度に刈取ることがで
きる。
する。まず、オペレーターが操作部4の左右方向に取付
けられているハンドル4a・4aを持って、作業目的地
までマニピュレーター式草刈機Aを移動させる。次に、
図2のようにレバー4bを操作して昇降フレーム9を昇
降させて刈取る草木の高さに刈刃6の位置を設定して、
草刈作業を開始する。そして、図3のようにマニピュレ
ーター式草刈機Aは刈刃6が楕円の軌跡を描きながら最
大左右180度の範囲の草木まで一度に刈取ることがで
きる。
【0012】ところで、本考案のマニピュレーター式草
刈機Aの構成においては、オペレーターが操作部4を実
際に操作して行うものであるが、作業目的地が広大な場
合では、オペレーターがずっと一緒に作業を続けるのは
疲れるので、オペレーターが遠隔操作の指令を操作部4
に隣設した受信アンテナ5に送り、遠隔的に草刈作業を
行うことも可能なのであり、また、マニピュレーター式
草刈機Aの走行台車3内にコントローラを内蔵させて、
プログラムに従って草刈作業を自動操向させることも可
能なのである。
刈機Aの構成においては、オペレーターが操作部4を実
際に操作して行うものであるが、作業目的地が広大な場
合では、オペレーターがずっと一緒に作業を続けるのは
疲れるので、オペレーターが遠隔操作の指令を操作部4
に隣設した受信アンテナ5に送り、遠隔的に草刈作業を
行うことも可能なのであり、また、マニピュレーター式
草刈機Aの走行台車3内にコントローラを内蔵させて、
プログラムに従って草刈作業を自動操向させることも可
能なのである。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。第1に、草刈機の走行
台車3の中央部に垂直軸上で回動する回動基軸8を設
け、該回動基軸8にリンク8aを立設し、該リンク8a
に上下回動する昇降フレーム9の基端部と、昇降フレー
ム9と並行する平行リンク10の端部を枢支し、該昇降
フレーム9の先端部と平行リンク10の他端部は、リン
ク13に枢支し、該リンク13にL字型回動ケース16
を支持し、該L字型回動ケース16は多関節ロボットで
あり垂直軸回りと水平軸回りで回動し、更に該L字型回
動ケース16の前端部に左右方向に配置した枢支軸17
により、支持アーム7を上下回動自在に軸支し、この支
持アーム7の先端に刈刃6を取付け、刈刃6が上下・左
右方向に自在に位置変更できるように構成したので、刈
刃6の刈高さを均一に保ちながら、際(きわ)等の部分
の確実な草刈作業を行うことができるのである。 第2
に、走行台車3の中央に設けた回動基軸8より、昇降フ
レーム9と並行リンク10により構成した上下回動リン
クを設けたので、従来技術に比較して、L字型回動ケー
ス16や支持アーム7や刈刃6の部分を、大きく上下に
回動するこ とが可能となったのである。 第3に、多関節
ロボット型のL字型回動ケース16を途中に介装したの
で、支持アーム7や刈刃6の左右の捩じりや回動が簡単
に出来るようになったのである。
ような効果を奏するものである。第1に、草刈機の走行
台車3の中央部に垂直軸上で回動する回動基軸8を設
け、該回動基軸8にリンク8aを立設し、該リンク8a
に上下回動する昇降フレーム9の基端部と、昇降フレー
ム9と並行する平行リンク10の端部を枢支し、該昇降
フレーム9の先端部と平行リンク10の他端部は、リン
ク13に枢支し、該リンク13にL字型回動ケース16
を支持し、該L字型回動ケース16は多関節ロボットで
あり垂直軸回りと水平軸回りで回動し、更に該L字型回
動ケース16の前端部に左右方向に配置した枢支軸17
により、支持アーム7を上下回動自在に軸支し、この支
持アーム7の先端に刈刃6を取付け、刈刃6が上下・左
右方向に自在に位置変更できるように構成したので、刈
刃6の刈高さを均一に保ちながら、際(きわ)等の部分
の確実な草刈作業を行うことができるのである。 第2
に、走行台車3の中央に設けた回動基軸8より、昇降フ
レーム9と並行リンク10により構成した上下回動リン
クを設けたので、従来技術に比較して、L字型回動ケー
ス16や支持アーム7や刈刃6の部分を、大きく上下に
回動するこ とが可能となったのである。 第3に、多関節
ロボット型のL字型回動ケース16を途中に介装したの
で、支持アーム7や刈刃6の左右の捩じりや回動が簡単
に出来るようになったのである。
【図1】本考案のマニピュレーター式草刈機の全体斜視
図である。
図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】本考案の部分拡大図である。
【図5】同じく部分拡大図である。
【図6】同じく部分拡大図である。
A マニピュレーター式草刈機 6 刈刃 7 支持アーム 16 L字型回動ケース 17 枢支軸
Claims (1)
- 【請求項1】 草刈機の走行台車3の中央部に垂直軸上
で回動する回動基軸8を設け、該回動基軸8にリンク8
aを立設し、該リンク8aに上下回動する昇降フレーム
9の基端部と、昇降フレーム9と並行する平行リンク1
0の端部を枢支し、該昇降フレーム9の先端部と平行リ
ンク10の他端部は、リンク13に枢支し、該リンク1
3にL字型回動ケース16を支持し、該L字型回動ケー
ス16は多関節ロボットであり垂直軸回りと水平軸回り
で回動し、更に該L字型回動ケース16の前端部に左右
方向に配置した枢支軸17により、支持アーム7を上下
回動自在に軸支し、この支持アーム7の先端に刈刃6を
取付け、刈刃6が上下・左右方向に自在に位置変更でき
るように構成したことを特徴とするマニピュレーター式
草刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8830792U JP2584215Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | マニピュレーター式草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8830792U JP2584215Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | マニピュレーター式草刈機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652412U JPH0652412U (ja) | 1994-07-19 |
JP2584215Y2 true JP2584215Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=13939283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8830792U Expired - Lifetime JP2584215Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | マニピュレーター式草刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584215Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP8830792U patent/JP2584215Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0652412U (ja) | 1994-07-19 |
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