JP2583900B2 - 回転電機の電機子 - Google Patents

回転電機の電機子

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JP2583900B2
JP2583900B2 JP62187972A JP18797287A JP2583900B2 JP 2583900 B2 JP2583900 B2 JP 2583900B2 JP 62187972 A JP62187972 A JP 62187972A JP 18797287 A JP18797287 A JP 18797287A JP 2583900 B2 JP2583900 B2 JP 2583900B2
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armature
terminal
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剛朗 北島
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転電機の電機子に関するものである。
〔従来の技術〕
既知のように、回転電機の小型化に対する工夫は種々
行なわれており、小型モータに関する種々の提案がなさ
れている。
例えば、実開昭51−55906号公報には、円筒状ステー
タ・コイルの一方の端面に取付けたプリント基板に各相
コイルの引出しリード線と、ロータ磁極位置検出用に配
置したホール素子の引出しリード線とを接続して一体的
な独立構成体としたモールドステータに関する技術が開
示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術のように電機子の端面にプリント基板を
固定し、このプリント基板に電機子コイルの端末を接続
する形式の回転電機においては、電機子の端面から電機
子コイルの端末が出てくるタイプが一般的である。この
場合、電機子コイルの端末をプリント基板に半田付けす
る際には、プリント基板に電機子コイル端末を通すため
の孔や切り欠きを設けるか、又は、プリント基板と電機
子端面の間に電機子コイル端末をはさんでプリント基板
の側面を回し込んで半田付けしなければならない。その
ために、プリント基板に孔や切り欠きを設けなければな
らず、この孔や切り欠きのためにプリント配線にスペー
ス上の制約が生じたり、強度上の問題が生じたりするた
め、プリント基板の面積を増大させて対処している。
ところが、プリント基板の面積を増大させることは電
機子の小型化とは相反するものであり、そのために、上
記従来技術においては電機子の小型化を図ることができ
なかった。
又、上記従来技術においては、電機子コイル端末の出
る端面は平面であったために、作業中に電機子コイル端
末が他の部品等に触れたり、又は電機子コイル端末の根
元から折り曲げられたりして断線するおそれが極めて高
かった。そのために作業者は必要以上の神経を使って作
業しなければならず、作業者の心労が大きなものであっ
た。
さらに、電機子コイル端末をプリント基板側面に回し
込むことは、電機子コイル端末を複雑に折り曲げたりプ
リント基板と電機子端面との間で電機子コイル端末がつ
ぶされたりして、断線する可能性があった。そのために
作業者の心労が大きなものとなるという欠点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもの
であって、電機子の小型化と電機子コイル端末の断線を
防止しうるようにした回転電機の電機子を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明は、所望形状に予め巻回された複数個の電機子
巻線を成形用樹脂材料にて筒形状に一体的に埋設成形し
てなる回転電機の電機子において、前記電機子の外周面
の端部近傍の周方向に形成したリング状の溝と、このリ
ング状の溝からその根本を周方向に分散させて放射状に
それぞれ導出させた前記複数個の電機子巻線の各端末と
を有する構成とすることにより、電機子の小型化を図り
うるとともに電機子コイル端末の断線の発生を確実に防
止しうるものである。又、組立作業中に電機子コイル端
末がプリント基板と電機子端面間に挟まれてつぶれた
り、こすれたりすることがないので、作業者の心労を著
しく軽減化しうるものである。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明の実施例について詳細に説
明する。
(第1実施例) 第1図は、本発明に係る電機子1の第1の実施例を示
す正面図である。
図に示すように電機子1は、所望形状に予め巻回され
た複数個の電機子コイル(電機子コイル巻線ともいい、
図示を省略してある)を成形用合成樹脂材料2を介して
一体的に成形して構成してあり、円筒形状に形設してあ
る。
電機子1における電機子端面3の近傍位置の外周面に
は、電機子1の軸線方向と直交するリング状の溝4が所
定の深さに形設してある。そして、成形用合成樹脂材料
2内に埋設的に内装された電機子コイルの各端末5が溝
4部から分散して外方に導出されるように設定してあ
る。5aで示すのは電機子コイル端末の導出部の根元であ
る。
上記構成の電機子1によれば、次のような効果があ
る。
(1) プリント基板(図示省略)に小型化を妨げる孔
や切り欠きを設ける必要がないので、プリント基板の面
積を必要最小限の大きさ、即ちプリント配線のスペース
と強度とを考慮した上での最小限の大きさに設定するこ
とができ、従って、電機子1の小型化を図ることができ
る。
(2) 電機子コイルの端末5の根元5aは、電機子コイ
ル1の外周面よりも一段低く形設された溝4から導出さ
せているので、組立時等において電機子コイル端末5が
その根元5aから強制的に折り曲げられたりすることがな
い、その結果、組立等の作業中に電機子コイルの端末5
が他の部品等に根元5aで触れたり、端末5の根元5aが繰
り返して折り曲げられたりすることがないので、作業中
の断線の発生を確実に防止しうるとともに、作業中にお
ける作業者の心労を著しく軽減化できる。
(3) 電機子コイル端末5をプリント基板側面に回し
込まなくともよいので、従来のように電機子コイル端末
5をプリント基板と電機子端面3との間に挟むことがな
く、端末5を複雑に折り曲げたり、端末5がプリント基
板と電機子端面3との間でつぶされたりすることがな
い。その結果、(2)と同様に端末5の断線の発生を確
実に防止しうるとともに、作業者の心労を著しく軽減化
できる。
(第2実施例) 第2図、第3図は、本発明に係る電機子1の第2の実
施例を示すものであり、第2図は左半分を断面にした正
面図、第3図は第2図におけるI−I線矢視方向の断面
図である。
本実施例は、第1図における溝4の底面を平断面波形
状の凹凸に形成し、波形状の凹部4aから電機子コイル
(電機子巻線)10の端末5を導出するように構成したも
のである。又、波形状の凸部4b外周面の直径は、電機子
1の外径寸法と略同一寸法に設定してある。なお、溝4
部の形状は波形状に限定されないのは勿論である。その
他の構成は、第1図にて示したものと同様であるので、
同様の部材には同一符号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、凸部4bを形成するモールド部(成
形用合成樹脂部)が溝4部の補強部の役目をするので、
溝4を形成することによる電機子1の機械的強度の低下
を確実に防止しうるのである。その他の効果は、第1実
施例と同一であるのでその説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、電機子の小型化を図り
うるとともに、電機子コイル端末の断線を確実に防止し
うるものである。又、電機子コイル端末の複雑な折り曲
げやつぶれ、こすれが生じないので、組立作業時におけ
る作業者の心労を著しく低減化できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る電機子の第1実施例を示す正面
図、 第2図は、本発明に係る電機子の第2実施例を示す半分
を断面にした正面図、 第3図は、第2図のI−I線矢視方向の断面図である。 1……電機子 3……電機子の端面 4……溝 5……電機子コイルの端末 10……電機子コイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望形状に予め巻回された複数個の電機子
    巻線を成形用樹脂材料にて筒形状に一体的に埋設成形し
    てなる回転電機の電機子において、 前記電機子の外周面の端部近傍の周方向に形設したリン
    グ状の溝と、このリング状の溝からその根本を周方向に
    分散させて放射状にそれぞれ導出させた前記複数個の電
    機子巻線の各端末とを有することを特徴とする回転電機
    の電機子。
  2. 【請求項2】所望形状に予め巻回された複数個の電機子
    巻線を成形用樹脂材料にて筒形状に一体的に埋設成形し
    てなる回転電機の電機子において、 前記電機子の外周面の端部近傍の周方向に形設したその
    底面が凹部と凸部とから成る波形状である溝と、この波
    形状の溝の凹部からその根本を周方向に分散させて放射
    状にそれぞれ導出させた前記複数個の電機子巻線の各端
    末とを有することを特徴とする回転電機の電機子。
JP62187972A 1987-07-28 1987-07-28 回転電機の電機子 Expired - Lifetime JP2583900B2 (ja)

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JPS6434146A JPS6434146A (en) 1989-02-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246401A (en) * 1975-10-13 1977-04-13 Hitachi Ltd Electric motor
JPS5396112U (ja) * 1977-01-07 1978-08-04

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JPS6434146A (en) 1989-02-03

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