JP2583815Y2 - 乗り物用サンシェード装置 - Google Patents

乗り物用サンシェード装置

Info

Publication number
JP2583815Y2
JP2583815Y2 JP1991094035U JP9403591U JP2583815Y2 JP 2583815 Y2 JP2583815 Y2 JP 2583815Y2 JP 1991094035 U JP1991094035 U JP 1991094035U JP 9403591 U JP9403591 U JP 9403591U JP 2583815 Y2 JP2583815 Y2 JP 2583815Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shade plate
sliding body
plate
shade
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991094035U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586636U (ja
Inventor
茂樹 檜山
均 青野
和夫 中谷
昭信 中岡
茂孝 清水
Original Assignee
ダイキョー・ベバスト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイキョー・ベバスト株式会社 filed Critical ダイキョー・ベバスト株式会社
Priority to JP1991094035U priority Critical patent/JP2583815Y2/ja
Publication of JPH0586636U publication Critical patent/JPH0586636U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583815Y2 publication Critical patent/JP2583815Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、乗用自動車等の乗り物
のサンルーフ装置の下方に配置されるサンシェード装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、実公平1−
40730号公報に開示されたものがある。この従来技
術は、開口部の両側縁に沿って一対の主ガイドレールを
取り付け、このガイドレールに前シェード板の両側縁を
摺動自在に支持し、この前シェード板の上面には更に主
ガイドレールと平行な一対の副ガイドレールを取り付
け、この副ガイドレールには後シェード板の一対の前脚
部を摺動自在に支持し、更に後シェード板の一対の後脚
部は主ガイドレールに摺動自在に支持している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、前シェード板は側縁が直接ガイドレールに係合して
いて手動で駆動するものであるが、分解・組立が困難で
あり、また、例えばこれをサンルーフ装置のパネルのよ
うに、駆動装置を使って駆動することは可能であるが、
前シェード板に駆動装置のケーブルを連結した場合、ケ
ーブルはガイドレール内に挿通されるので、分解・組立
が更に困難になる。
【0004】また、前シェード板の上面の副ガイドレー
ルは独立した部材として形成しなくてはならなく、後シ
ェード板を前シェード板と連動させる部材も別途必要に
なり、部品点数が多くなると共に構造が複雑になってい
る。本考案は、左右のガイドレールに前シェード板と着
脱自在に連結される前摺動体を係合して、これに後シェ
ード板の被案内体用の案内部を設けることにより、前
従来技術の問題点を総て解決できるようにした乗り物用
サンシェード装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案における課題解決
のための具体的手段は、開口部2の左右両側に沿って一
対のガイドレール3を取り付け、左右各ガイドレール3
に前摺動体9と後摺動体10とを摺動自在に係合し、各
前摺動体9に前シェード板4の側部を着脱自在に連結
し、各後摺動体10に後シェード板6の後側部を着脱自
在に連結し、前記前摺動体9に、後シェード板6に設け
た前支持体7を一定範囲相対摺動自在に支持し且つ前後
端で連動する案内部5を設けると共に、前支持体7を案
内部5へ上下方向から係脱可能にする係脱部11を設け
ているいることである。
【0006】
【作用】前後シェード板4、6で開口部2を閉鎖した状
態から、例えば駆動装置8を介して前摺動体9をガイド
レール3に沿って後方移動すると、前シェード板4が前
摺動体9と一体的に後方移動し、後シェード板6は前支
持体(被案内体)7が案内部5内を相対摺動し、案内部
5の前端が係合した時点から前シェード板4と共に後方
移動し、開口部2を開放していく。
【0007】開口部2を開放した状態から前摺動体9を
前方移動していくと、前シェード板4が前方移動し、前
支持体7が案内部5の後端と係合した時点から、後シェ
ード板6は同伴移動する。前後摺動体9、10と前後シ
ェード板4、6とを分離し、前支持体7を案内部5に形
成した係脱部11から上方へ離脱すると、前後摺動体
9、10をガイドレール3に残したまま前後シェード板
4、6を取り外し可能になる。
【0008】案内部5は前摺動体9に形成した長溝で、
その中途部分では前後シェード板4、6を一定範囲相対
摺動し、その前後端では前支持体7と係合して後シェー
ド板6を前方又は後方へ連動させる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜5において、15は乗用自動車の屋根を示
し、この屋根15に形成した外側開口部16はサンルー
フ装置17のルーフパネル18によって開閉自在になっ
ている。開口部16の下方には室内側開口部2が形成さ
れ、この開口部2を開閉すべくサンシェード装置1が設
けられている。
【0010】サンシェード装置1は開口部2の左右両側
に沿って一対のガイドレール3を取り付け、この左右ガ
イドレール3に前後一対のシェード板4、6を摺動自在
に支持し、前シェード板4を駆動装置8で駆動するよう
に構成されている。前後シェード板4、6は平面視略四
角形で、前シェード板4は平坦な板で、その側部には前
後ブラケット20、21が取り付けられている。後シェ
ード板6は平板の後部を曲げて1段下がった形状になっ
ており、その前部が前シェード板4の上方にオーバラッ
プし、後部が前シェード板4と略同一高さに位置し、こ
の左右後部にブラケット22が取り付けられている。
【0011】9はガイドレール3に係合している前摺動
体で、駆動装置8のモータによって押し引きされるケー
ブル23の一端が連結固定され、ガイドレール3内を強
制摺動可能になっている。この前摺動体9の前後には、
前シェード板4の前後ブラケット20、21がビス24
を介して固定されている。25は前摺動体9の外面に当
接された裏当て板で、ビス24が螺合するサーフェイス
ナットが埋め込まれており、この裏当て板25とブラケ
ット20、21とで前摺動体9を挟んで、前シェード板
4と前摺動体9とを着脱自在に連結している。裏当て板
25に形成した溝28は、前摺動体9の突起29に嵌合
して位置決めされている。
【0012】後摺動体10は前後方向長さが短いもので
あり、ナット部材26が裏当てされて回り止めされてお
り、ビス27をナット部材25に螺合することにより、
後シェード板6のブラケット22を後摺動体10に着脱
自在に連結している。前後シェード板4、6と前後摺動
体9、10とを連結しているビス24、27は、サンル
ーフ装置17及び天井材等を取り外さなくとも、室内側
から締緩することができ、前後シェード板4、6を交換
するとき、前摺動体9はガイドレール3内に残されたま
まであるので、前摺動体9とケーブル23の着脱は不要
である。
【0013】前記後シェード板6の前部左右側部には、
先端が側方に突出したL字状の前支持体(被案内体)7
が設けられ、この前支持体7の先端は前摺動体9に設け
た案内部5に嵌脱自在に係合している。案内部5はガイ
ドレール3と平行な前後方向の長溝であり、前支持体7
を前後方向一定範囲だけ相対摺動自在に案内するもので
あり、その前後端は前支持体7と係合可能であり、係合
することにより後シェード板6を前シェード板4と連動
可能とする。
【0014】即ち、前摺動体9が後方移動して案内部5
の前端が前支持体7と係合すると、それ以後の前摺動体
9の後方移動は前支持体7を介して後シェード板6を伴
うことになり、逆に、前摺動体9が前方移動して案内部
5の後端が前支持体7と係合すると、それ以後の前摺動
体9の前方移動は前支持体7を介して後シェード板6を
伴うことになる。
【0015】案内部5の前上部には切り欠き状の係脱部
11が形成されており、前支持体7をこの係脱部11に
対向させて上下移動させると、前支持体7を案内部5か
ら係脱させることができる。従って、前シェード板4を
前摺動体9に固定したままで、後シェード板6を後摺動
体10に着脱することもできる。尚、裏当て板25は前
支持体7の左右方向位置決めの役目もしている。
【0016】図2においてサンシェード装置1の開閉動
作を説明する。前後シェード板4、6で開口部2を閉鎖
した状態Aから、駆動装置8のケーブル23を介して前
摺動体9を後方移動すると、前シェード板4が前摺動体
9と一体的に後方移動し、後シェード板6は前支持体7
が案内部5内を相対摺動して案内部5の前端に達した状
態Bから前シェード板4と共に後方移動し、開口部2を
開放する状態Cまで連動する。
【0017】開口部2を開放した状態Cから駆動装置8
を逆転して、前摺動体9を前方移動していくと、前シェ
ード板4のみが前方移動し、その移動途中から前支持体
7が案内部5の後端と係合し、それからは後シェード板
6は前シェード板4と同伴移動する。尚、本考案は前記
実施例に限定されるものではなく、種々変形することが
できる。例えば、前摺動体9にビス24用のネジ孔を形
成しておいて裏当て板25を省略したり、後シェード板
6を前シェード板4と同様な平坦な板で形成したり、後
シェード板6に把手の設けて、後シェード板6のみを手
動で前方移動できるようにしたりしても良い。また、本
考案はケーブル23を含む駆動装置8を省略すれば、手
動式として構成することができる。
【0018】
【考案の効果】以上詳述した本考案によれば、前後摺動
体9、10に対して前後シェード板4、6をそれぞれ着
脱自在に連結しているので、前後摺動体9、10をガイ
ドレール3に係合したまま前後シェード板4、6を連結
することができ、前支持体7を係脱部11を介して案内
部5へ上下方向から係脱することができるので、前シェ
ード板4を前摺動体9に固定したままで、後シェード板
6を後摺動体10に着脱することが可能になり、これら
によって分解・組立が極めて簡単になり、しかも案内部
5を前摺動体9に設けているので、案内部5を形成する
のに特別な部材は不要であり、部品点数が少なくかつ製
作が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同全体を開閉動作を示す説明図である。
【図3】同断面平面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 サンシェード装置 2 開口部 3 ガイドレール 4 前シェード板 5 案内部 6 後シェード板 7 前支持体 8 駆動装置 9 前摺動体 10 後摺動体 11 係脱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−137029(JP,U) 実開 昭60−182230(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 7/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部(2)の左右両側に沿って一対の
    ガイドレール(3)を取り付け、左右各ガイドレール
    (3)に前摺動体(9)と後摺動体(10)とを摺動自
    在に係合し、各前摺動体(9)に前シェード板(4)の
    側部を着脱自在に連結し、各後摺動体(10)に後シェ
    ード板(6)の後側部を着脱自在に連結し、前記前摺動
    体(9)に、後シェード板(6)に設けた前支持体
    (7)を一定範囲相対摺動自在に支持し且つ前後端で連
    動する案内部(5)を設けると共に、前支持体(7)を
    案内部(5)へ上下方向から係脱可能にする係脱部(1
    1)を設けていることを特徴とする乗り物用サンシェー
    ド装置。
JP1991094035U 1991-11-15 1991-11-15 乗り物用サンシェード装置 Expired - Lifetime JP2583815Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991094035U JP2583815Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 乗り物用サンシェード装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991094035U JP2583815Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 乗り物用サンシェード装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0586636U JPH0586636U (ja) 1993-11-22
JP2583815Y2 true JP2583815Y2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=14099317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991094035U Expired - Lifetime JP2583815Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 乗り物用サンシェード装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2583815Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182230U (ja) * 1984-05-15 1985-12-03 愛知機械工業株式会社 二重パネル構造
JPH0534250Y2 (ja) * 1987-02-27 1993-08-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0586636U (ja) 1993-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5724769A (en) Motor vehicle window construction with pull-pull cable system
US5127191A (en) Door construction of an automobile
US5775029A (en) Remote manual drive system for modular rear-mounted window assembly
JPS61211128A (ja) 自動車用開き屋根組立体
US6021605A (en) Connector arm for power window assembly
JP2583815Y2 (ja) 乗り物用サンシェード装置
JP2009119996A (ja) サンルーフ装置
JPH08118959A (ja) 車輛ルーフのスライドサンシェードユニット
JPH04124514U (ja) サンルーフ装置のフレーム構造
JPS61163724U (ja)
US4747637A (en) Externally retractable sunroof
JPH06166327A (ja) サンルーフ装置
JPS6334979Y2 (ja)
JP2814323B2 (ja) 車輛のスライド式サンルーフ
JPH0349925Y2 (ja)
JP2571573Y2 (ja) サンルーフの開閉装置
CN220220348U (zh) 一种车窗遮阳帘结构
JPH0139364B2 (ja)
JP3414830B2 (ja) サンルーフ装置のスライダとケーブルの連結構造
JPH0752740Y2 (ja) 自動車用ルーフ装置
JP3448841B2 (ja) 車両用サンルーフ装置
JPH0326007Y2 (ja)
JP2605573Y2 (ja) 車両用チルトスライド装置
JPH0311052Y2 (ja)
JPH0769068A (ja) サンルーフのサンシェード連動装置