JPH08118959A - 車輛ルーフのスライドサンシェードユニット - Google Patents

車輛ルーフのスライドサンシェードユニット

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JPH08118959A
JPH08118959A JP23041995A JP23041995A JPH08118959A JP H08118959 A JPH08118959 A JP H08118959A JP 23041995 A JP23041995 A JP 23041995A JP 23041995 A JP23041995 A JP 23041995A JP H08118959 A JPH08118959 A JP H08118959A
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JP
Japan
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sunshade
slide
slider
guide
unit
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JP23041995A
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Rainshiyu Burukuharuto
ラインシュ ブルクハルト
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Daikyo Webasto Co Ltd
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Daikyo Webasto Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/047Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels movable to overlapping or nested relationship

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 邪魔な横方向ウエブを使用する必要がなく、
スライドサンシェードの強制案内を保証し、しかも、比
較的簡単な構造を有するスライドサンシェードユニット
を創成する。 【解決手段】 車輛の縦方向へ可動に案内され、閉鎖
位置では少なくともほぼ同一の高さにあり、開放のため
重畳させ得る2つのスライドサンシェードを有する、車
輛ルーフのスライドサンシェードユニットにおいて、双
方のスライドサンシェード17,18が、両側で、サン
シェードスライダ22,23に結合されており、上記サ
ンシェードスライダは、それぞれ、双方のスライドサン
シェードの摺動運動の制御および1つのスライドサンシ
ェードの高さ調節運動の制御のため、車輛縦方向へ延び
るルーフ固定の強制案内(サンシェード摺動レール3
7)と係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輛の縦方向へ可
動に案内され、閉鎖位置では少なくともほぼ同一の高さ
にあり、開放のため重畳させ得る2つのスライドサンシ
ェードを有する、車輛ルーフのスライドサンシェードユ
ニットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の公知のユニットの場合(ドイツ
特許第4041908号)、ルーフ開口部は、ルーフに
固定の横方向ウエブによって分割され、この横方向ウエ
ブには、前部スライドサンシェードの摺動時にこの前部
スライドサンシェードを閉鎖位置にある後部スライドサ
ンシェードの上方へ導き、後部スライドサンシェードの
摺動時にこの後部スライドサンシェードを閉鎖位置にあ
る前部スライドサンシェードの上方へ導くカム面が設け
てある。このユニットは、スライドサンシェードのため
に複雑な変位機構を使用する必要はないが、所要の横方
向ウエブが、自由視界面を減少し、後部シートの乗員に
ついてキャブリオレ類似の走行印象を著しく損なうとい
う欠点を有する。更に、パタパタ鳴るうるさい騒音が生
ずる。
【0003】2つのスライドサンシェードを装備した別
の公知のスライドサンシェードユニットの場合(例え
ば、ドイツ特許第3223136号)、閉鎖状態では、
双方のスライドサンシェードは、高さ方向へ相互にずれ
る、これは、美的理由から、概ね許容できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、邪魔
な横方向ウエブを使用する必要がなく、スライドサンシ
ェードの強制案内を保証し、しかも、比較的簡単な構造
を有する冒頭に述べた種類のスライドサンシェードユニ
ットを創成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
プレアンブルに記載のスライドサンシェードユニットに
おいて、本発明にもとづき、双方のスライドサンシェー
ドを、両側で、サンシェードスライダに結合し、それぞ
れ、双方のスライドサンシェードの摺動運動の制御およ
び1つのスライドサンシェードの高さ調節運動の制御の
ため、上記サンシェードスライダを車輛縦方向へ延びる
ルーフ固定の強制案内と係合させることによって、解決
される。
【0006】この構造によって、ルーフ開口部を全体と
して分割する必要はない。スライドサンシェードは、す
べての位置において、確実に保持、案内される。固結が
生ずることはなく、望ましくない上記騒音が生ずること
もない。閉鎖位置において、スライドサンシェードユニ
ットの下面に、美観を損なう段が生ずることはない。本
発明の別の好ましい実施例を従属請求項に示した。
【0007】閉鎖位置において双方のスライドサンシェ
ードが本質的に間隙なく連続するよう、強制案内を構成
するのが好ましい。かくして、スライドサンシェードユ
ニットを閉じた場合、ルーフには、下方から見て、大き
く安定な印象が与えられる。サンシェードスライダの強
制案内として、スライドサンシェードの両側に、それぞ
れ、双方のスライドサンシェードのサンシェードスライ
ダのための共通の案内路を有するサンシェード摺動レー
ルを設け、1つのスライドサンシェードの高さ調節のた
めに傾斜した経路を上記案内路から分岐させれば合目的
的である。サンシェードスライダは、2つの案内頚軸を
介して強制案内(例えば、サンシェード摺動レール)と
係合でき、この場合、高さ調節自在のスライドサンシェ
ードに結合されたサンシェードスライダの双方の案内頚
軸には、それぞれ、傾斜した経路の1つを配し、案内頚
軸が上記頚軸に関連する傾斜経路にのみ入り得るよう、
案内頚軸および傾斜経路を構成する。例えば、前部案内
頚軸および前部傾斜経路を、それぞれ、後部案内頚軸お
よび後部傾斜経路よりも細く構成する。かくして、誤作
動が確実に排除される。
【0008】案内頚軸をほぼ菱形状に構成し、案内頚軸
の端面の傾斜角度を傾斜経路の傾斜角度に対応させ、開
放時、後部サンシェードスライダの案内頚軸が傾斜経路
に達した場合に、上記案内頚軸が案内経路内を後方へさ
らに摺動するのを阻止するストツパユニットを設けれ
ば、特に確実な案内を達成できる。機能確実性を更に向
上するため、スライドサンシェードのすべての位置にお
いてサンシェードスライダと強制案内とを係合状態に保
持する確保機構(例えば、リブおよび上記リブと共働す
るアンダカツト)を設けることができる。
【0009】スライドサンシェードを側方遊びを有する
結合機構を介してサンシェードスライダに結合すれば合
目的的である。かくして、ルーフの両側において案内レ
ールの平行度に関して公差が許容され、しかも、スライ
ドサンシェードの固結が生ずることはない。まず開放時
に、一緒に引戻すためサンシェードスライダを相互に結
合し、次いで、重畳のためサンシェードスライダを解離
する結合装置を使用すれば、スライドサンシェードを特
に簡単に強制駆動できる。この場合、結合装置は、閉鎖
時に、高さ同一に配列し、次いで、閉鎖位置に摺動する
ためにサンシェードスライダを結合するよう、構成すれ
ば合目的的である。
【0010】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、以下に、
本発明に係るスライドサンシェードユニットの好ましい
実施例を詳細に説明する。図1(a),(b)は、スラ
イドサンシェードユニットを有する、閉鎖状態のスラッ
トルーフの、並置の縦断面図である。
【0011】図2は、図1(a)に対応する断面図であ
る(この場合、ルーフおよびスライドサンシェードユニ
ットは換気位置に置かれている)。図3(a),(b)
は、ルーフを完全に開放しスライドサンシェードユニッ
トを完全に引戻した状態を示す、図1(a),(b)に
対応する並置の縦断面図である。
【0012】図4は、スライドサンシェードユニットお
よび双方のサンシェード摺動レールの斜視図である。図
5は、1つのサンシェード摺動レールの後部の拡大斜視
図である。図6は、スライド摺動ユニットの閉鎖状態に
対応する反対側の位置にある双方のサンシェードスライ
ダの斜視図である。
【0013】図7は、図6に対応する図面である(この
場合、双方のサンシェードスライダは、スライダサンシ
ェードユニットの開放状態に対応する状態に示してあ
る)。図8(a),(b)は、閉鎖位置に対応する反対
側の位置にある双方のサンシェードスライダおよび関連
のサンシェード摺動レールの、並置の側面図である。図
9は、スライドサンシェードユニットの開放位置に対応
する反対側の位置にある双方のサンシェードスライダお
よび関連のサンシェード摺動レールを示す図面である。
【0014】図10は、図8(a)の線X−Xに沿う断
面図である。スラットルーフと呼ばれる上述の車輛ルー
フ9は、一連のスライドスラット10a,10b,10
c,10d,10eを有する。上記スラットは、自動車
の不動のルーフ面11に構成されたルーフ開口部13の
閉鎖または少なくとも部分的な開放を選択的に行うのに
役立つ。ルーフの開閉のため、スラット10a〜10e
を摺動できる。図示の実施例の場合、二重矢印で示した
摺動方向は、車輛の縦軸線に平行である。スラット10
a〜10eは、閉鎖位置において、相互に密封当接し、
平坦なスラット接合体を形成する(図1(a),
(b))。
【0015】スラット10a〜10eは、更に、摺動方
向14に直角に延びる旋回軸のまわりに旋回させること
ができる。各スラット10a〜10eの摺動運動および
旋回運動は、変位機構によって調整され、かくして、ス
ライドスラットの摺動時、平坦なスラット接合体は、摺
動方向14へ並進運動を行い、ルーフ9の開放時、上記
接合体は、開放方向へ見て前端の範囲において、開放方
向へ見て最前端のスラットが接合体から順次に引抜かれ
ることによって解体され、ルーフの閉鎖時、再形成され
る。
【0016】図示の実施例の場合、ルーフ開口部13の
前端の範囲には、開放操作の開始時に、車輛縦方向に直
角に延びる旋回軸のまわりに後方へ上昇する位置に旋回
される(図2)変位自在のスラット状エアデフレクタ1
6が設けてある。この場合、ルーフは、スラットが閉鎖
位置にある場合は降雨時にも利用できる換気位置を取
る。ルーフ9の閉鎖位置では、エアデフレクタ16の後
縁は、前部終点位置にあるスライドスラット10eの前
縁に密封当接する。この場合、エアデフレクタは、ルー
フ開口部13の最前部を閉鎖する(図1(a))。 ス
ライドスラット10a〜10eおよびエアデフレクタ1
6を変位する変位機構は、任意の態様(例えば、ドイツ
特許公開第4123229号またはドイツ特許第412
9860号から公知の態様)に構成でき、従って、ここ
では、詳細に説明する必要はなかろう。 スライドスラ
ット10a〜10eの下方には、本質的に前部スライド
サンシェード17および後部スライドサンシェード18
からなるスライドサンシェードユニットが設けてある。
前部スライドサンシェードには、その前端の近傍に、駆
動部材20の軸受19が設置してある。駆動部材20
は、最前部のスライドスラット10eの前端の近傍に設
置した支持クリップ21を介してスライドスラット10
eに、好ましくは、着脱自在に、結合され、かくして、
スラット10eは、旋回運動を自由に行うことができる
(図1(a),図2,図3(b)参照)。
【0017】スライドサンシェード17,18は、両側
で、それぞれ、前部サンシェードスライダ22および後
部サンシェードスライダ23に結合されている。この結
合は、着脱自在に構成すれば合目的的である。図示の実
施例の場合、スライドサンシェード17,18から側方
へ突出するノーズ24をサンシェードスライダ22,2
3の凹み25に係合させることによって結合を行う。こ
の場合、ノーズ24は、スライドサンシェード17,1
8を形成する上部サンシェードパネル27および下部サ
ンシェードパネル28にリベツト止めされたブリッジ2
6の部分であってよい。
【0018】後部サンシェードスライダ23は、何れも
ほぼ菱形状および同一の高さを有する前部案内頚軸29
および後部案内頚軸30を備えている。この場合、しか
しながら、後部案内頚軸 30は、前部案内頚軸29よ
りも巾広である。案内頚軸29,30は、スライドサン
シェード18とは逆の側においてサンシェードスライダ
23から突出する。前部案内頚軸29には、サンシェー
ドスライダ23に構成されたミゾ31が後方へ続いてい
る。ミゾ31は、案内頚軸29,30の端面の傾斜角に
対応する傾斜角を有し、ミゾ後端は、下方へ且つスライ
ドサンシェード18とは逆の側へ開放し、ミゾ31から
サンシェードスライダ23の後端まで後方へ延びる縦方
向凹み32に移行する。図示の実施例の場合、前部サン
シェードスライダ22は、各種の構造部材の数を最少に
するため、後部サンシェードスライダ23と同一に構成
されている。しかしながら、前部サンシェードスライダ
22の後端には、案内頚軸29,30に対向する側に、
更に、当接部材33が固定してある。当接部材33は、
スライドサンシェード17,18の摺動方向に垂直に延
びるミゾ34を有する。スライドサンシェードユニット
が閉鎖位置にある場合、後部サンシェードスライダ23
の前端のノーズ35がミゾ34に係合する。当接部材3
3の下方へ突出する突起36は、ミゾ34の後部境壁と
面一の前部当接面36aを有する。
【0019】サンシェードスライダ22,23は、サン
シェード摺動レール37に沿って可動に案内されてい
る。この場合、サンシェードスライダ22,23の前後
部の案内頚軸29,30は、サンシェード摺動レール3
7の側方へ開放した案内路38に係合し、一方、案内路
38を下方へ限定するウエブ39は、サンシェードスラ
イダの縦方向凹み32に導入される。案内路38から、
前部分路40および後部分路41が分岐する。分路4
0,41は、案内頚軸29,30の端面の傾斜角に対応
する角度で後方へ傾斜している。前部分路40の巾は、
サンシェードスライダ23の前部案内頚軸29の巾に適
合され、一方、後部分路41の巾は、サンシェードスラ
イダ23の後部案内頚軸30の巾に対応して設計されて
いる。従って、後部分路41は、前部分路40よりも巾
広である。案内頚軸29,30には、サンシェード摺動
レール37に向く側に、後方へ突出するリブ42および
上方へ突出するリブ43が設けてあり、上記リブは、そ
れぞれ、分路40,41の対応するアンダカット44お
よび案内路38のアンダカット45に係合し、かくし
て、サンシェード摺動レール37から抜落ちないようス
ライダ22,23を確保する。
【0020】サンシェードユニットを閉鎖した場合、サ
ンシェードスライダ22,23は、関連のサンシェード
摺動レール37に関して図8に示した位置を取る。双方
のスライドサンシェード17,18は、同一高さに前後
に位置する(図1(a),(b)および図4)。ルーフ
を開く場合、最前部のスラット10eは、その摺動運動
時、駆動部材20を介して前部スライドサンシェード1
7を駆動する。この場合、摺動力は、当接部材33およ
び上記ミゾ34に係合する後部サンシェードスライダ2
2のノーズ35を介して上記後部サンシェードスライダ
に伝達され、かくして、後部スライドサンシェード18
に伝達される。従って、双方のスライドサンシェード1
7,18は、一緒に、後方へ摺動される。後部サンシェ
ードスライダ23の比較的巾広の後部案内頚軸30は、
案内路38の前部分路40を通過する。なぜならば、上
記分路は、案内頚軸30よりも細いからである。
【0021】後部案内頚軸30が後部分路41に達する
と、ミゾ31の前部境壁を形成すると同時に縦方向凹み
32を前方に関して限定する傾斜面46が、前部分路4
0の後上端の案内ノーズ47に当接する。従って、後部
サンシェードスライダ23の前部案内頚軸29は、案内
路38の分路40の後方の部分に入るのが阻止される。
従って、更に、後方へ向く力がスライダ23に加えられ
ると、案内頚軸29,30は、それぞれ、後下方へ傾斜
した分路40,41に入る。スライダ23および後部ス
ライダサンシェード18は、一緒に、案内路38よりも
低いレベルに案内路38に沿って下降される。この場
合、後部サンシェードスライダ23は、当接部材33の
ミゾ34から下方へ引出され、かくして、サンシェード
スライダ22,23の相互結合が解除される。従って、
後部スライドサンシェード18は、完全に引戻された位
置に達する。
【0022】スライドスラット10eを後方へ更に変位
した場合、前部サンシェードスライダ22の比較的巾広
の後部案内頚軸30は、比較的細い前部分路40を通過
する。前部サンシェードスライダ22および前部スライ
ドサンシェード17は、それぞれ、後部サンシェードス
ライダ23および後部スライドサンシェード18の上方
に摺動し、最終的に、完全に開放された位置(図3
(b),図7,図9)に達する。この場合、図3(b)
に示した如く、ルーフの完全開放時、双方のスライドサ
ンシェード17,18は、ルーフフレーム49によって
限定されたフレーム開口50の後縁の後方へ重畳状態に
旋回される。同じく図3(b)に示した態様で、引戻状
態の後部スライドサンシェード18をルーフフレーム4
9によって限定され縁48よりも低いスペース51内に
下降された場合、特に平坦なルーフが得られる。
【0023】スライドサンシェードユニットの閉鎖は、
同様の態様で行われる。前部サンシェードスライダの前
進時に、突起36の当接面がノーズ35にぶつかると、
後部サンシェードスライダ23が前方へ駆動される。サ
ンシェードスライダ23の案内頚軸29,30が、それ
ぞれ、分路40,41に沿って上昇する。サンシェード
スライダ23および後部スライドサンシェード18が、
それぞれ、サンシェードスライダ22および前部スライ
ドサンシェード17のレベルに上昇される。ノーズ35
が、ミゾ34に導入される。双方のサンシェードスライ
ダ22,23が、再び、相互に結合される。
【0024】上述のスライドサンシェードユニットの場
合、スライドサンシェードおよびサンシェード摺動レー
ルは、当該車輛に上から組込むことができるモジュール
に統合されている。エアデフレクタ16の上昇時に外部
からクリップ結合系20/21を解離すれば、スライド
サンシェードユニットを開放位置に手でシフトでき、か
くして、スライドスラット10a〜10eを下方から操
作して取外す。
【0025】場合によっては、更に、スライドサンシェ
ードを調心位置に予圧してバタツキ阻止に寄与するバネ
(図示してない)をサンシェードスライダまたはスライ
ドサンシェードに設けることができる。必要あれば、更
に、後部サンシェードスライダに設けたバネ(同じく図
示してない)によって、後部サンシェードスライダを開
放位置に予圧して、同じく、バタバタ鳴る騒音の出現を
防止できる。
【0026】以上に、スラットルーフに関連してスライ
ドサンシェードユニットを説明した。しかしながら、も
ちろん、別のタイプのルーフ(例えば、スポイラールー
フ)にスライドサンシェードユニットを使用することも
できる。場合によっては、駆動部材20の代わりに、ス
ライドルーフの開閉運動に関与する機構部分に直接結合
系を設けることができる。これは、スポイラールーフに
スライドサンシェードユニットを使用した場合に特に当
てはまる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),(b)は、スライドサンシェード
ユニットを有する、閉鎖状態のスラットルーフの、並置
の縦断面図である。
【図2】図1(a)に対応する断面図である(この場
合、ルーフおよびスライドサンシェードユニットは換気
位置に置かれている)。
【図3】図3(a),(b)は、ルーフを完全に開放し
スライドサンシェードユニットを完全に引戻した状態を
示す、図1(a),(b)に対応する並置の縦断面図で
ある。
【図4】スライドサンシェードユニットおよび双方のサ
ンシェード摺動レールの斜視図である。
【図5】1つのサンシェード摺動レールの後部の拡大斜
視図である。
【図6】スライド摺動ユニットの閉鎖状態に対応する反
対側の位置にある双方のサンシェードスライダの斜視図
である。
【図7】図6に対応する図面である(この場合、双方の
サンシェードスライダは、スライダサンシェードユニッ
トの開放状態に対応する状態に示してある)。
【図8】図8(a),(b)は、閉鎖位置に対応する反
対側の位置にある双方のサンシェードスライダおよび関
連のサンシェード摺動レールの、並置の側面図である。
【図9】スライドサンシェードユニットの開放位置に対
応する反対側の位置にある双方のサンシェードスライダ
および関連のサンシェード摺動レールを示す図面であ
る。
【図10】図8の線X−Xに沿う断面図である。
【符号の説明】
17 前部スライドサンシェード 18 後部スライドサンシェード 22 前部サンシェードスライダ 23 後部サンシェードスライダ 24 ノーズ 25 凹み 29 前部案内頚軸 30 後部案内頚軸 34 ミゾ 35 ノーズ 36 突起 37 サンシェード摺動レール 38 案内路 40 前部分路 41 後部分路 42 リブ 43 リブ 44 アンダカット 45 アンダカット 46 傾斜面 47 案内ノーズ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛の縦方向へ可動に案内され、閉鎖位
    置では少なくともほぼ同一の高さにあり、開放のため重
    畳させ得る2つのスライドサンシェードを有する、車輛
    ルーフのスライドサンシェードユニットにおいて、 双方のスライドサンシェード(17,18)が、両側
    で、サンシェードスライダ(22,23)に結合されて
    おり、上記サンシェードスライダは、それぞれ、双方の
    スライドサンシェードの摺動運動の制御および1つのス
    ライドサンシェードの高さ調節運動の制御のため、車輛
    縦方向へ延びるルーフ固定の強制案内手段(サンシェー
    ド摺動レール37)と係合することを特徴とする車輛ル
    ーフのスライドサンシェードユニット。
  2. 【請求項2】 サンシェードスライダ(22,23)の
    強制案内として、スライドサンシェード(17,18)
    の両側に、それぞれ、双方のスライドサンシェードのサ
    ンシェードスライダの共通の案内路(38)を有するサ
    ンシェード摺動レール(37)が設けてあり、1つのス
    ライドサンシェードの高さ調節のために、傾斜した経路
    (分路40,41)が案内路(38)から分岐している
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輛ルーフのスライ
    ドサンシェードユニット。
  3. 【請求項3】 サンシェードスライダ(22,23)
    が、2つの案内頚軸(29,30)を介して強制案内
    (サンシェード摺動レール37)と係合することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の車輛ルーフのスライドサ
    ンシェードユニット。
  4. 【請求項4】 高さ調節自在のスライドサンシェード
    (18)に結合されたサンシェードスライダ(23)の
    双方の案内頚軸(29,30)には、それぞれ、傾斜し
    た経路(分路40,41)の1つが配してあり、案内頚
    軸が、上記頚軸に関連する傾斜経路にのみ入り得ること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の車輛ルーフのスラ
    イドサンシェードユニット。
  5. 【請求項5】 前部案内頚軸(29)および前部傾斜経
    路(分路40)が、それぞれ、後部案内頚軸(30)ま
    たは後部傾斜経路(分路41)よりも細いことを特徴と
    する請求項4に記載の車輛ルーフのスライドサンシェー
    ドユニット。
  6. 【請求項6】 案内頚軸(29,30)が、ほぼ菱形状
    を有し、案内頚軸の端面の傾斜角度が、傾斜経路(分路
    40,41)の傾斜角度に対応することを特徴とする請
    求項2〜5のいずれか1つに記載の車輛ルーフのスライ
    ドサンシェードユニット。
  7. 【請求項7】 開放のため、後部サンシェードスライダ
    (23)の案内頚軸(29,30)が傾斜経路(分路4
    0,41)に達した場合に、上記案内頚軸が案内経路
    (38)内を後方へ摺動するのを阻止するストツパユニ
    ット(傾斜面46,案内ノーズ47)を特徴とする請求
    項2〜6のいずれか1つに記載の車輛ルーフのスライド
    サンシェードユニット。
  8. 【請求項8】 スライドサンシェードのすべての位置に
    おいてサンシェードスライダ(22,23)と強制案内
    (サンシェード摺動レール37)とを係合状態に保持す
    る確保機構(リブ42,43およびアンダカツト44,
    45)を特徴とする請求項2〜7のいずれか1つに記載
    の車輛ルーフのスライドサンシェードユニット。
  9. 【請求項9】 スライドサンシェード(17,18)
    が、側方遊びを有する結合機構(ノーズ24,凹み 2
    5)を介してサンシェードスライダ(22,23)に結
    合されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1つに記載の車輛ルーフのスライドサンシェードユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】 まず開放時に、一緒に引戻すためサン
    シェードスライダ(22,23)を相互に結合し、次い
    で、重畳のためサンシェードスライダを解離する結合装
    置(ミゾ34,ノーズ35,突起36)を特徴とする請
    求項1〜9のいずれか1つに記載の車輛ルーフのスライ
    ドサンシェードユニット。
  11. 【請求項11】 結合装置(ミゾ34,ノーズ35,突
    起36)が、閉鎖時に、高さ同一に配列し、次いで、閉
    鎖位置に摺動するためにサンシェードスライダ(22,
    23)を結合するよう、構成されていることを特徴とす
    る請求項10に記載の車輛ルーフのスライドサンシェー
    ドユニット。
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