JP2583722B2 - クレーンの吊荷受渡し機構 - Google Patents

クレーンの吊荷受渡し機構

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JP2583722B2
JP2583722B2 JP4296720A JP29672092A JP2583722B2 JP 2583722 B2 JP2583722 B2 JP 2583722B2 JP 4296720 A JP4296720 A JP 4296720A JP 29672092 A JP29672092 A JP 29672092A JP 2583722 B2 JP2583722 B2 JP 2583722B2
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亮 水谷
光輝 岸
敏和 颯田
建二 菊池
勤 根本
武三 宮本
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば大床面積建築構
造物の建築工事に用いられるクレーンの吊荷受渡し機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる建築工事においては、ウインチ等
の巻上装置と天井クレーン等の建込装置により吊荷を搬
送している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、床面積が大き
いと、吊荷の受渡し効率が良くない。
【0004】本発明は、大床面積建築構造物の建設工事
において吊荷の受渡し効率を向上するクレーンの吊荷受
渡し機構を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、吊具を
取付けた吊荷を揚重して若干横行可能な高速ウインチ
と、該高速ウインチから前記吊荷を前記吊具を介して受
取り水平に搬送するローラコンベアと、該ローラコンベ
アから前記吊荷を前記吊具を介して受取り水平及び垂直
に搬送して建込む天井クレーンとを設けている。
【0006】また、本発明によれば、吊具を取付けた吊
荷を揚重して若干横行可能な高速ウインチと、該高速ウ
インチから前記吊荷を前記吊具を介して受取り水平に搬
送するローラコンベアと、該ローラコンベアから前記吊
荷を前記吊具を介して受取り水平及び垂直に搬送して建
込むモノレールクレーンとを設けている。
【0007】上記吊具は、吊荷に着脱自在に取付けて転
用可能とするのが好ましいが、吊荷に本設するようにし
てもよい。
【0008】また、ローラコンベアは、吊具の両側部を
吊設するように一対を設けるのが好ましい。
【0009】また、天井クレーンには、伸縮自在なブー
ムを介して吊下げ装置を設けるのが好ましい。
【0010】また、モノレールクレーンには、移動自在
な第1、第2スライド部を設けるのが好ましい。
【0011】
【作用】上記のように構成されたクレーンの吊荷受渡し
機構においては、水平搬送範囲の大きいローラコンベア
を介して天井クレーン又はモノレールクレーンに吊荷を
受渡し、これら天井クレーン又はモノレールクレーンに
より建込むので、受渡し効率が従来に比べて大巾に向上
される。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1ないし図3には、本発明に用いられる
高速ウインチ10とローラコンベア30とが示されてい
る。その高速ウインチ10の一対のウインチレール6
は、スーパ架構3(図3)の下面に吊設されている。そ
のレール6、6には、スライド装置12が吊設され、モ
ータ18で矢印方向にスライドされるようになってお
り、一対のシーブ13a、13bが設けられている。そ
して、架構3に設けられたブラケット14に一端が止着
されたワイヤ15は、シーブ13a、フック16及びシ
ーブ13bを介して他端は架構3に設けられた高速ウイ
ンチドラム17に巻回されている。
【0014】他方、吊荷である柱20には、あらかじめ
吊具21がボルト24で着脱自在に取付けられている。
その吊具21には、後記ローラコンベア30に掛止めさ
れる一対の掛止部22と、フック部23とが形成されて
いる。なお、図4に示すように柱材20の一端部に、一
対の吊具25を本設するようにしてもよい。
【0015】前記ローラコンベア30には、一対のレー
ル32が設けられ、支柱31により架構3に吊設されて
いる。そのレール32、32の上面には、ローラ33、
33が設けられ、公知の手段で駆動されるようになって
いる。そして、これらのローラ33、33には、吊具2
1の掛止部22、22が支持されている。
【0016】図5及び図6には、本発明に用いられる天
井クレーン40が示されている。その天井クレーン40
の横行レール41は、架構3に設けられた一対の走行レ
ール5に公知の走行装置42により走行自在に支持され
ている。その横行レール41には、スライドレール43
が図示しない手段で両側方に張り出し距離L(例えば2
m)だけスライド自在に支持されており、このスライド
レール43には、公知の吊上装置44がスライド自在に
支持されている。その吊上装置44には、ワイヤ45を
介してフック46が吊設されている。なお、図中の符号
34は、分岐ローラコンベア30a(図5)の端部に設
けられた吊具21のストッパである。
【0017】図7には、本発明に用いられるモノレール
クレーン50が示されている。そのモノレールクレーン
50の走行装置51は、架構3に設けられたモノレール
7に、両側に軸支した複対のローラ52で走行自在に支
持され、図示しない走行モータにより走行されるように
なっている。その走行装置51の底部には、モノレール
7に直交するガイドレール53を介して第1スライド部
55がスライド自在に支持され、5対の駆動ローラ54
でスライドされるようになっている。この第1スライド
部55には、ガイドレール56とローラ57とを介して
第2スライド部58がスライド自在に支持され、図示し
ないモータによりスライドされるようになっている。そ
して、第2スライド部58には、巻回したワイヤ60で
フック61を昇降するウインチドラム59が固設されて
いる。そして、フック61は、モノレール3の中心線C
の左右に距離L1、L1だけスライドされるようになっ
ている。
【0018】図8及び図9には、本発明の一実施例が示
されている。最上階の架構1には、複数(図示の例では
8本)のマスト2によりスーパ架構3が支持されてい
る。そのスーパ架構3の下面には、長手方向両側と中心
線上に、ローラコンベア30A、30B及び30Cが設
けられ、それぞれ一方(図示では右方)へ向う分岐ロー
ラコンベア30aが分岐されている。また、中心線と両
側のマスト2、2・・・との間及び、両側部には、それ
ぞれ一対の天井クレーン用の走行レール5が設けられて
いる。上記両方の走行レール5、5には、それぞれ3台
ないし4台の天井クレーン40が設けられている。そし
て、ローラコンベア30A、30B、30Cの端部側に
は、それぞれ高速ウインチ10A、10B、10Cが配
置されている。
【0019】次に、吊荷受渡しの態様を説明する。
【0020】柱20や小梁、外壁等の吊荷は、両側の高
速ウインチ10A、10Bで揚重し、スライド装置12
を移動し必要により一時仮置きしてローラコンベア30
A、30Bに受渡たす(図1)。次いで、ローラコンベ
ア30A、30Bで吊荷を搬送して必要により一時スト
ックし、分岐ローラコンベア30aから天井クレーン4
0に受渡し、サブ天井クレーン40のフック46を走
行、横行し、必要によりスライドレール43、吊上装置
44をスライドして所定位置に吊荷を建込む。
【0021】また、大梁20A(図9)や中梁等の吊荷
は、中央の高速ウインチ10Cで揚重し、ローラコンベ
ア30Cに受渡たす。次いで、ローラコンベア30Cで
大梁20Aを搬送し、分岐ローラコンベア30aからメ
イン天井クレーン40に受渡し、走行、横行して所定位
置に建込む。このように、ローラコンベア30A〜30
Cを仲介して高速ウインチ10A〜10Cと天井クレー
ン40の吊荷の受渡し効率を向上することができる。
【0022】図10には、本発明の別の実施例が示され
ている。
【0023】スーパ架構3の下面の一側(図面左側)に
は、両側と中心線上に、高速ウインチ10A、10B、
10Cとローラコンベア30A、30B、30Cとの組
合せが配置されている。また、架構3の下面には、ロー
ラコンベア30A、30B、30Cに接続されたループ
状のモノレール7A、7B、7Cがそれぞれ接続され、
それぞれ相互に連結モノレール7a、7bにより連結さ
れており、複数の走行装置51(図7)が矢印に示すよ
うに循環走行している。
【0024】吊荷の受渡しに際し、柱20や小梁、外壁
等の吊荷は、両側の高速ウインチ10A、10Bで揚重
してローラコンベア30A、30Bを介してモノレール
7A、7Bの走行装置51に受渡たす。次いで、走行装
置51で吊荷を搬送し、必要により第1、第2スライド
部55、58をスライドして所定位置に建込む。大梁2
0Aは中央の高速ウインチ10Cで揚重し、モノレール
7Cにより所定位置に建込む。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、水平搬送範囲の大きいローラコンベアで吊
荷を仲介することにより、受渡し効率を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速ウインチ及びローラコンベアを示す正面
図。
【図2】図1の上面図。
【図3】ローラコンベアの側面図。
【図4】吊具の別の実施例を示す正面図。
【図5】分岐ローラコンベアを示す正面図。
【図6】サブ天井クレーンを示す正面図。
【図7】モノレールクレーンを示す正面図。
【図8】本発明の一実施例を示す平面図。
【図9】図8の側面図。
【図10】本発明の別の実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1・・・架構 2・・・マスト 3・・・スーパ架構 5・・・天井クレーン用の走行レール 6・・・ウインチレール 7・・・モノレール 10・・・高速ウインチ 12・・・スライド装置 13a、13b・・・シーブ 14・・・ブラケット 15、45、60・・・ワイヤ 16、46、61・・・フック 17・・・高速ウインチドラム 20・・・柱 20A・・・大梁 21、25・・・吊具 22・・・掛止部 23・・・フック部 24・・・ボルト 30・・・ローラコンベア 30a・・・分岐ローラコンベア 31・・・支柱 32・・・レール 33・・・ローラ 34・・・ストッパ 40・・・メイン天井クレーン 40A・・・サブ天井クレーン 41・・・横行レール 42・・・走行装置 43・・・スライドレール 44・・・吊上装置 50・・・モノレールクレーン 51・・・走行装置 52、57・・・ローラ 53・・・ガイドレール 54・・・駆動ローラ 55・・・第1スライド部 56・・・ガイドレール 58・・・第2スライド部 59・・・ウインチドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 建二 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 根本 勤 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 宮本 武三 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−53360(JP,A) 実公 昭60−27636(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊具を取付けた吊荷を揚重して若干横行
    可能な高速ウインチと、該高速ウインチから前記吊荷を
    前記吊具を介して受取り水平に搬送するローラコンベア
    と、該ローラコンベアから前記吊荷を前記吊具を介して
    受取り水平及び垂直に搬送して建込む天井クレーンとを
    設けたことを特徴とするクレーンの吊荷受渡し機構。
  2. 【請求項2】 吊具を取付けた吊荷を揚重して若干横行
    可能な高速ウインチと、該高速ウインチから前記吊荷を
    前記吊具を介して受取り水平に搬送するローラコンベア
    と、該ローラコンベアから前記吊荷を前記吊具を介して
    受取り水平及び垂直に搬送して建込むモノレールクレー
    ンとを設けたことを特徴とするクレーンの吊荷受渡し機
    構。
JP4296720A 1992-11-06 1992-11-06 クレーンの吊荷受渡し機構 Expired - Fee Related JP2583722B2 (ja)

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