JP2583458Y2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2583458Y2
JP2583458Y2 JP1990047245U JP4724590U JP2583458Y2 JP 2583458 Y2 JP2583458 Y2 JP 2583458Y2 JP 1990047245 U JP1990047245 U JP 1990047245U JP 4724590 U JP4724590 U JP 4724590U JP 2583458 Y2 JP2583458 Y2 JP 2583458Y2
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JP
Japan
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crawler traveling
traveling device
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uncut
traveling devices
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JP1990047245U
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JPH047289U (ja
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利勝 谷本
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクローラ走行装置を左右一対備えたコンバイ
ンに関する。
〔従来の技術〕
前述のようなコンバインにおいては、一方のクローラ
走行装置への伝動を断ったり、このクローラ走行装置に
制動を掛けたり、又このクローラ走行装置を逆転駆動し
たりして機体の操向を行う操向操作手段を備えたものが
ある。
この場合、操向性能の重視の考えから例えば第3図に
示すように、クローラ走行装置(1R),(1L)の接地面
(1a)の前後長さ(L)と、左右のクローラ走行装置
(1R),(1L)の接地面(1a)における左右中央部同志
の左右間隔(W)との比(前後長さ/左右間隔)を1.4
程度に設定しているものがある。つまり、クローラ走行
装置の左右間隔(W)を比較的広いものに設定して、機
体の操向操作が確実に行えるようにしているのである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図に示すようにコンバインは機体前部に刈取部
(2)を備えており、この刈取部(2)の左右幅とクロ
ーラ走行装置(1R),(1L)の左右間隔(W)とに大き
な差はない。従って、未刈側のクローラ走行装置(1L)
が未刈の穀稈(A)に非常に近づくことになってしま
う。
これにより、水の多い湿田での刈取時には未刈側のク
ローラ走行装置(1L)が撥ね飛ばした泥が未刈の穀稈
(A)に付着する場合が多い。従って、次の刈取行程で
泥の付着した前記穀稈を刈取ってしまうと、泥がコンバ
インの脱穀装置内に入り込んで選別不良の原因となる。
又、クローラ走行装置の接地面の前後長さが十分でない
と、湿田の場合にクローラ走行装置の駆動力が地面にう
まく伝わらずにスリップしてしまう恐れもある。
ここで本考案は未刈の穀稈に泥が付着しないようにし
ながら、クローラ走行装置の駆動力が地面に十分に伝わ
るように構成することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、以上のようなコンバインにおいて、
次のように構成することにある。つまり、機体前部の刈
取部における未刈側端部よりも機体内方側に未刈側のク
ローラ走行装置を位置させ、前記刈取部の既刈側端部と
略同位置又はこの位置より機体外方側に既刈側のクロー
ラ走行装置の外端部を位置させると共に、クローラ走行
装置の接地面の前後長さと、左右のクローラ走行装置の
接地面における左右中央部同志の左右間隔との比(前後
長さ/左右間隔)を1.5〜2.0に設定してあることによ
り、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
前述のように構成すると例えば第1図に示すように、
刈取部(2)における未刈側端部(2a)よりも未刈側の
クローラ走行装置(1L)を機体内方側に位置させると、
このクローラ走行装置(1L)と未刈の穀稈(A)とが離
れるので、クローラ走行装置(1L)が泥を撥ね飛ばして
も泥が未刈の穀稈(A)に付着することはない。
そして、第1図に示すように刈取部(2)に対する左
右のクローラ走行装置(1R),(1L)の位置を設定し
て、接地面(1a)の前後長さ(L)と左右間隔(W)の
比(L/W)を1.5〜2.0(第1図ではL/W=1.85)に設定す
ると、クローラ走行装置(1R),(1L)の左右間隔
(W)に比べて接地面(1a)が比較的長いものとなる。
これにより、湿田でもクローラ走行装置の駆動力が十
分に地面に伝わるので、スリップなどもない。
〔考案の効果〕
以上のように、末刈の穀稈に泥が付着するようなこと
が少なくなり、この泥が脱穀装置内に入り込むことによ
って生ずる選別不良等を未然に防止できるようになっ
た。そして、クローラ走行装置の接地面の前後長さを十
分にとることによって、湿田でもスリップすることなく
前進できるようになり、直進性の向上を図ることができ
た。
又、本考案では従来構造に比べてクローラ走行装置の
左右間隔が狭くなるので操向性能の低下が懸念される
が、接地面の前後長さと左右間隔の比を2.0以下に抑え
ておけば、操向性能の低下はあまり大きなものとはなら
ない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示すように、左右一対のクローラ走行装置
(1R),(1L)で支持された機体の前部に刈取部
(2)、機体の後部に脱穀装置(3)が備えられてコン
バインが構成されている。
このコンバインでは左右一対のクローラ走行装置(1
R),(1L)うちの選択した一方への伝動を断って緩旋
回が行えるようにするサイドクラッチ(図示せず)、又
この一方のクローラ走行装置(1R)又は(1L)に制動を
掛けて信地旋回が行えるようにするサイドブレーキ(図
示せず)、さらに一方のクローラ走行装置(1R)又は
(1L)を逆転駆動して超信地旋回が行えるようにする逆
転機構(図示せず)を備えている。
第1図に示すように刈取部(2)における未刈側端部
(2a)よりも機体内方側に、未刈側のクローラ走行装置
(1L)を配置している。これにより、未刈側のクローラ
走行装置(1L)と未刈の穀稈(A)とが十分に離れるの
である。そして、刈取部(2)における既刈側端部(2
b)と略同位置、又はこの位置より若干機体外方側に、
既刈側のクローラ走行装置(1R)の外端部を位置させて
いる。
そして、クローラ走行装置(1R),(1L)の接地面
(1a)の前後長さ(L)と、左右のクローラ走行装置
(1R),(1L)の接地面(1a)における左右中央部同志
の左右間隔(W)との比(前後長さ(L)/左右間隔
(W))を1.5〜2.0に設定しているのである。第1図に
おいて比(L/W)は、1.85となっいる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの実施例を示し、第1図
は刈取部に対する左右のクローラ走行装置の位置、及び
左右のクローラ走行装置における接地面の前後長さと左
右間隔を示す概略平面図、第2図はコンバインの全体側
面図、第3図は従来構造における左右のクローラ走行装
置の状態を示す概略平面図である。 (1R),(1L)……クローラ走行装置、(1a)……クロ
ーラ走行装置の接地面、(2)……刈取部、(2a)……
刈取部の未刈側端部、(2b)……刈取部の既刈側端部、
(L)……クローラ走行装置の接地面の前後長さ、
(W)……クローラ走行装置の左右間隔。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 55/06 A01D 41/00 A01D 67/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クローラ走行装置(1R),(1L)を左右一
    対備え、この左右のクローラ走行装置(1R),(1L)の
    駆動速度に差をつけて機体を操向させる操向操作手段を
    備えたコンバインであって、機体前部の刈取部(2)に
    おける未刈側端部(2a)よりも機体内方側に未刈側のク
    ローラ走行装置(1L)を位置させ、前記刈取部(2)の
    既刈側端部(2b)と略同位置又はこの位置より機体外方
    側に既刈側のクローラ走行装置(1R)の外端部を位置さ
    せると共に、クローラ走行装置(1R),(1L)の接地面
    (1a)の前後長さ(L)と、左右のクローラ走行装置
    (1R),(1L)の接地面(1a)における左右中央部同志
    の左右間隔(W)との比(前後長さ(L)/左右間隔
    (W))を1.5〜2.0に設定してあるコンバイン。
JP1990047245U 1990-05-02 1990-05-02 コンバイン Expired - Lifetime JP2583458Y2 (ja)

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JPH047289U JPH047289U (ja) 1992-01-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651920A (en) * 1979-10-03 1981-05-09 Iseki Agricult Mach Crawler in combined harvester
JPS5964380A (ja) * 1982-10-06 1984-04-12 Fuji Xerox Co Ltd プリンタ
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JPH0783656B2 (ja) * 1988-08-01 1995-09-13 株式会社クボタ コンバインの刈取作業方法

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JPH047289U (ja) 1992-01-23

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