JPH06178609A - 穀稈引起装置 - Google Patents
穀稈引起装置Info
- Publication number
- JPH06178609A JPH06178609A JP20762392A JP20762392A JPH06178609A JP H06178609 A JPH06178609 A JP H06178609A JP 20762392 A JP20762392 A JP 20762392A JP 20762392 A JP20762392 A JP 20762392A JP H06178609 A JPH06178609 A JP H06178609A
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- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 9
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 コンバインやバインダ−等の穀稈刈取収穫機
に設けられ、倒伏する穀稈を前方下端側から後方上方側
へ当該穀稈を係合して引き起す引起ラグ１１を有した引
起チエン１２を上下方向に巻回する駆動スプロケットと
巻掛輪を軸架した穀稈引起ケ−ス１３の下端側前部に、
前記引起チエン１２の下端側を巻きかけた巻掛輪の回転
動力を受けて当該穀稈引起ケ−ス１３の下端側前方に突
出する回転支軸を設け、前記引起ラグ１１の下端側にお
ける引起し回転軌跡に対して交叉する回転軌跡で穀稈を
下端側から前方上方へ掬い上げる掻上回転体１６を設け
たことを特徴とする穀稈引起装置。 【効果】 横方向に倒れる穀稈はもちろんのこと、前後
方向に倒れる穀稈も十分に引起すことができる。
に設けられ、倒伏する穀稈を前方下端側から後方上方側
へ当該穀稈を係合して引き起す引起ラグ１１を有した引
起チエン１２を上下方向に巻回する駆動スプロケットと
巻掛輪を軸架した穀稈引起ケ−ス１３の下端側前部に、
前記引起チエン１２の下端側を巻きかけた巻掛輪の回転
動力を受けて当該穀稈引起ケ−ス１３の下端側前方に突
出する回転支軸を設け、前記引起ラグ１１の下端側にお
ける引起し回転軌跡に対して交叉する回転軌跡で穀稈を
下端側から前方上方へ掬い上げる掻上回転体１６を設け
たことを特徴とする穀稈引起装置。 【効果】 横方向に倒れる穀稈はもちろんのこと、前後
方向に倒れる穀稈も十分に引起すことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインやバインダ
−等の穀稈刈取収穫機におえる穀稈引起装置に関する。
−等の穀稈刈取収穫機におえる穀稈引起装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、実開昭５５−１２３２２２号公報
に見られる通りのコンバインに関した穀稈引起装置があ
った。この装置は、穀稈引起装置の前側にこの引起装置
の引起ラグと同じ面内で回転して補助的に穀稈を引起す
構造のものであった。
に見られる通りのコンバインに関した穀稈引起装置があ
った。この装置は、穀稈引起装置の前側にこの引起装置
の引起ラグと同じ面内で回転して補助的に穀稈を引起す
構造のものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の引起装置は、単
に従来の穀稈引起装置の延長上の機能を期待するもので
あり、作業機が進行する方向に沿った倒伏穀稈を引起す
に止まる作用しかしない装置であった。即ち、進行方向
に対して横方向に倒伏している穀稈を引起す分草体の機
能は有しないものであった。
に従来の穀稈引起装置の延長上の機能を期待するもので
あり、作業機が進行する方向に沿った倒伏穀稈を引起す
に止まる作用しかしない装置であった。即ち、進行方向
に対して横方向に倒伏している穀稈を引起す分草体の機
能は有しないものであった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、先に述べた従
来型装置の問題点を解消するために、コンバインやバイ
ンダ−等の穀稈刈取収穫機に設けられ、倒伏する穀稈を
前方下端側から後方上方側へ当該穀稈を係合して引き起
す引起ラグ１１を有した引起チエン１２を上下方向に巻
回する駆動スプロケットと巻掛輪を軸架した穀稈引起ケ
−ス１３の下端側前部に、前記引起チエン１２の下端側
を巻きかけた巻掛輪の回転動力を受けて当該穀稈引起ケ
−ス１３の下端側前方に突出する回転支軸１８を設け、
前記引起ラグ１１の下端側における引起し回転軌跡
（イ）に対して交叉する回転軌跡（ロ）で穀稈を下端側
から前方上方へ掬い上げる掻上回転体１６を設けたこと
を特徴とする穀稈引起装置とした。
来型装置の問題点を解消するために、コンバインやバイ
ンダ−等の穀稈刈取収穫機に設けられ、倒伏する穀稈を
前方下端側から後方上方側へ当該穀稈を係合して引き起
す引起ラグ１１を有した引起チエン１２を上下方向に巻
回する駆動スプロケットと巻掛輪を軸架した穀稈引起ケ
−ス１３の下端側前部に、前記引起チエン１２の下端側
を巻きかけた巻掛輪の回転動力を受けて当該穀稈引起ケ
−ス１３の下端側前方に突出する回転支軸１８を設け、
前記引起ラグ１１の下端側における引起し回転軌跡
（イ）に対して交叉する回転軌跡（ロ）で穀稈を下端側
から前方上方へ掬い上げる掻上回転体１６を設けたこと
を特徴とする穀稈引起装置とした。
【０００５】
【実施例】この発明の一実施例であるコンバインの引起
装置について詳細に説明する。１は走行車体で、左右下
部側に一対の走行用無端体２，２を装着し、この車体１
にエンジンを搭載して前記無端体２をミッションを介し
て駆動するように構成している。
装置について詳細に説明する。１は走行車体で、左右下
部側に一対の走行用無端体２，２を装着し、この車体１
にエンジンを搭載して前記無端体２をミッションを介し
て駆動するように構成している。
【０００６】３は脱穀装置で、前記走行車体１に搭載さ
れている。４は操縦部で、車体１上の前部一側に配置さ
れ、操縦座席５とその前側に操作レバ−や操縦計器類を
装備した操縦枠６が設けられている。７は刈取装置で、
前記車体１の前側に上下作動できるように回動リンクを
介して装備されている。
れている。４は操縦部で、車体１上の前部一側に配置さ
れ、操縦座席５とその前側に操作レバ−や操縦計器類を
装備した操縦枠６が設けられている。７は刈取装置で、
前記車体１の前側に上下作動できるように回動リンクを
介して装備されている。
【０００７】８は刈取装置７の下端側に設けられた前方
突出体９の前端に設けられた分草体である。１０は穀稈
引起装置で、引起ラグ１１を所定間隔に取付けたチエン
１２を上下方向に回転するよう上部側を駆動スプロケッ
トに下部側を巻掛輪に巻回し、このスプロケット支軸と
輪体の支軸とを引起ケ−ス１３に回転自在に軸受けして
構成し、この引起ラグ１１がケ−ス１３の下端側一側か
ら飛びだして正面視で円弧の回転軌跡（イ）を描き他方
側上方に走行されるように設けられている。
突出体９の前端に設けられた分草体である。１０は穀稈
引起装置で、引起ラグ１１を所定間隔に取付けたチエン
１２を上下方向に回転するよう上部側を駆動スプロケッ
トに下部側を巻掛輪に巻回し、このスプロケット支軸と
輪体の支軸とを引起ケ−ス１３に回転自在に軸受けして
構成し、この引起ラグ１１がケ−ス１３の下端側一側か
ら飛びだして正面視で円弧の回転軌跡（イ）を描き他方
側上方に走行されるように設けられている。
【０００８】１４は刈刃で、穀稈を刈り取るものであ
る。普通は、バリカン型に構成されている。１５は刈り
取った穀稈を挾持して後方上方へ移送し、前記脱穀装置
３に供給する穀稈移送装置である。１６は掻上回転体
で、前記引起ケ−ス１３の下部側チエン巻掛輪１７の回
転支軸１８を該ケ−ス１３の前方へ突出させ、これに一
組みのベベルギヤ−１９ａ，１９ｂを介して斜前方に向
かう駆動軸２０を設け、この軸端に取付けている。した
がって、この掻上回転体１６の掻上ラグ部１６ａは側面
視で円あるいは楕円の回転軌跡（ロ）を描くように構成
されている。
る。普通は、バリカン型に構成されている。１５は刈り
取った穀稈を挾持して後方上方へ移送し、前記脱穀装置
３に供給する穀稈移送装置である。１６は掻上回転体
で、前記引起ケ−ス１３の下部側チエン巻掛輪１７の回
転支軸１８を該ケ−ス１３の前方へ突出させ、これに一
組みのベベルギヤ−１９ａ，１９ｂを介して斜前方に向
かう駆動軸２０を設け、この軸端に取付けている。した
がって、この掻上回転体１６の掻上ラグ部１６ａは側面
視で円あるいは楕円の回転軌跡（ロ）を描くように構成
されている。
【０００９】また、前記駆動軸あるいは掻上回転体１６
の取付けを適宜回動調節する調節装置を設けて該掻上回
転体１６の向う方向の角度を調節式にすれば穀稈の倒伏
状態にうまく適応させることができ引起性能を向上でき
る。尚、第５図及び第６図で示した通り、この掻上回転
体１６を分草体８の前後途中部分に介在させると分草体
８による穀稈掬い上げ機能と相俟って極めて有効にな
る。この実施例を詳述すると、引起ケ−ス１３の前側に
位置した分草体８を前後斜形状に２分して先端分草体部
８ａと後部分草体部８ｂに所定の間隙２１を形成し、こ
の間隙２１内に該掻上回転輪１６を配置させた構成にす
る。
の取付けを適宜回動調節する調節装置を設けて該掻上回
転体１６の向う方向の角度を調節式にすれば穀稈の倒伏
状態にうまく適応させることができ引起性能を向上でき
る。尚、第５図及び第６図で示した通り、この掻上回転
体１６を分草体８の前後途中部分に介在させると分草体
８による穀稈掬い上げ機能と相俟って極めて有効にな
る。この実施例を詳述すると、引起ケ−ス１３の前側に
位置した分草体８を前後斜形状に２分して先端分草体部
８ａと後部分草体部８ｂに所定の間隙２１を形成し、こ
の間隙２１内に該掻上回転輪１６を配置させた構成にす
る。
【００１０】尚、この掻上回転体１６のラグ部１６ａの
回転軌跡（ロ）は第７図のように一部圃場面Ｈ内に突入
するようにすれば圃場面Ｈに完全に寝た倒伏穀稈も引き
起こすことができる。このような構成によれば、コンバ
イによる刈取脱穀作業中において、前後方向に対して後
方斜め、あるいは前方斜め方向に倒れている穀稈をこの
掻上回転輪１６のラグ部１６ａで掬い上げて分草体８側
に引き上げそのまま後方へ通過させることができその後
の引起ラグ１１に確実に引き継がせることができる。
回転軌跡（ロ）は第７図のように一部圃場面Ｈ内に突入
するようにすれば圃場面Ｈに完全に寝た倒伏穀稈も引き
起こすことができる。このような構成によれば、コンバ
イによる刈取脱穀作業中において、前後方向に対して後
方斜め、あるいは前方斜め方向に倒れている穀稈をこの
掻上回転輪１６のラグ部１６ａで掬い上げて分草体８側
に引き上げそのまま後方へ通過させることができその後
の引起ラグ１１に確実に引き継がせることができる。
【００１１】
【発明の作用効果】この発明によれば、穀稈刈取収穫機
の刈取部分において、作業中斜め前方あるいは斜後方側
に倒伏している穀稈を分草体側へ掻き上げて引起すこと
ができ、従来の横方向に倒れる穀稈はもちろんのこと、
前後方向に倒れる穀稈も十分に引き起こせる作用効果を
奏する。
の刈取部分において、作業中斜め前方あるいは斜後方側
に倒伏している穀稈を分草体側へ掻き上げて引起すこと
ができ、従来の横方向に倒れる穀稈はもちろんのこと、
前後方向に倒れる穀稈も十分に引き起こせる作用効果を
奏する。
【図１】側面図
【図２】要部の側面図
【図３】要部の正面図
【図４】要部の平断面図
【図５】別例の要部の平面図
【図６】別例の要部の正面図
【図７】作用を示した軌跡線図
１１ 引起ラグ １２ 引起チエン １３ 引起ケ−ス １６ 掻上回転体 １８ 回転支軸 （イ）回転軌跡 （ロ）回転軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒河 雅博 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 萩山 丈士 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 酒井 昌 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 小林 繁夫 愛媛県伊予郡砥部町八倉１番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項１】 コンバインやバインダ−等の穀稈刈取収
穫機に設けられ、倒伏する穀稈を前方下端側から後方上
方側へ当該穀稈を係合して引き起す引起ラグ１１を有し
た引起チエン１２を上下方向に巻回する駆動スプロケッ
トと巻掛輪を軸架した穀稈引起ケ−ス１３の下端側前部
に、前記引起チエン１２の下端側を巻きかけた巻掛輪の
回転動力を受けて当該穀稈引起ケ−ス１３の下端側前方
に突出する回転支軸１８を設け、前記引起ラグ１１の下
端側における引起し回転軌跡（イ）に対して交叉する回
転軌跡（ロ）で穀稈を下端側から前方上方へ掬い上げる
掻上回転体１６を設けたことを特徴とする穀稈引起装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20762392A JPH06178609A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 穀稈引起装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20762392A JPH06178609A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 穀稈引起装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06178609A true JPH06178609A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=16542865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20762392A Pending JPH06178609A (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 穀稈引起装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06178609A (ja) |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP20762392A patent/JPH06178609A/ja active Pending
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