JP2583413Y2 - 車両用テーブル - Google Patents

車両用テーブル

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JP2583413Y2
JP2583413Y2 JP2796493U JP2796493U JP2583413Y2 JP 2583413 Y2 JP2583413 Y2 JP 2583413Y2 JP 2796493 U JP2796493 U JP 2796493U JP 2796493 U JP2796493 U JP 2796493U JP 2583413 Y2 JP2583413 Y2 JP 2583413Y2
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英樹 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車の車室内で使用す
る車両用テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転席に着座した運転手が、弁
当等の小物を置こうとした場合、小型のテーブルをフロ
ントシート間のセンターコンソール上に置いて使用する
ことが考えられる。
【0003】一般に、テーブルは、平板状のテーブル台
と、このテーブル台の下面であって、その四隅に取り付
けられた脚部とから構成されている。従って、使用する
には、センターコンソールの近辺でテーブル台が水平に
なるような場所を探して設置する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した一般のテーブ
ルを車室内で使用するためには、少なくとも脚部が置か
れる四カ所を水平な部分に設置する必要があるが、フロ
ントシート間には、パーキングブレーキやセンターコン
ソール等が設けられており、平らな場所を見つけるのは
困難である。一方、後部シートでテーブルを使用したい
ときには、シート上のように水平に近い部分に置くこと
もできるが、車両の移動中の振動でテーブルが移動して
しまう。
【0005】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、安定して小物等を置くことができる車両用テーブル
を供給することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の車両用テーブル
は、脚部の下端に、シートベルトバックルと合体して係
合可能なタングプレートを具備した構成としてある。
【0007】
【作用】テーブルをシートベルトバックルの近辺に置
き、脚部の下端に設けたタングプレートを、同シートベ
ルトバックルに合体して係合させると、当該テーブルは
シートベルトバックルを介して車体に保持される。
【0008】
【考案の効果】本考案の車両用テーブルによれば、脚部
のタングプレートをシートベルトバックルに取り付ける
ことによって、テーブルを安定して支持することができ
る。従って、小物等をテーブル台上に置いても、ぐらつ
いたりずれ落ちたりすることはない。
【0009】
【実施例】以下、本考案の車両用テーブルをフロントシ
ート間のセンターコンソール上に設置した一実施例につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。本実施例の車両
用テーブルは、図1及び図2に示すように、前テーブル
12と後テーブル13とに前後に二分割されたテーブル
台11と、テーブル台11の四方から下向きに延出する
四本の脚部(前脚14及び後脚15が各二本づつ。)と
から構成されている。平板状の前テーブル12は、左右
両縁を下向きに延設した側壁部12aを形成するととも
に、後縁には下向きに延設した後壁部12bを設けてい
る。また、前テーブル12の前寄りには、上面にジュー
ス缶を載置可能な凹部としたカップ支持凹部18を設け
ている。
【0010】平板状の後テーブル13は、前テーブル1
2とほぼ同形状であり、左右両縁には下向きに側壁部1
3aを延設するとともに、前縁には下向きに前壁部13
bを延設している。前テーブル12の後壁部12bと後
テーブル13の前壁部13bとの下端縁には交互に筒部
19を設けており、その筒部19を貫通させて取り付け
たヒンジピン20を軸に、両テーブル12,13は回動
可能に連結している。また、後テーブル13における側
壁部13aの後端部には、フック21を回動可能に取り
付けてあり、前テーブル12における側壁部12aに
は、両テーブル12,13を回動して折り畳んだときに
フック21と係合可能な位置にフック係合ピン22を設
けてある。
【0011】後脚15は、後テーブル13から下向きに
取り付けられる二本の鋼製の帯板であり、その上端部は
後テーブル13の各側壁部13aと前後に位置調節可能
に連結している。後テーブル13の左右両側壁部13a
には、水平方向に長いスライド孔25を設けてあり、当
該スライド孔25には、上方に向けて逆L字形をなす係
合孔部28を、その先端部が後方に向くように所定の間
隔を開けて複数個形成してある。一方、後脚15の上端
部には、スライド孔25及び係合孔部28内をスライド
可能な軸径とした係合ピン26を設けており、係合ピン
26の端部には、スライド孔25の幅より大きな径の抜
け止め頭部27を設けている。さらに、係合孔部28の
上下周縁には、図6に示すように、内側に突出する係止
凸部29を対向させて形成してあり、係止凸部29間の
隙間を係合ピン26の径よりわずかに小さくしている。
また、後脚15の下端部には、フロントシートの運転席
及び助手席に取り付けられているシートバックル30と
係合可能なタングプレート31を固定している。タング
プレート31はシートベルトに取り付けられているシー
トベルトタングプレートと同一形状となっている。な
お、後脚15は、係合ピン26をスライド孔25の最前
位置までスライドさせて後脚15を回動させたときに、
タングプレート31だけを後方に突出させて後テーブル
13内に収納可能な長さとしてある。
【0012】前脚14は前テーブル12から下向きに取
り付けられる二本の鋼製の帯板であり、その上端部は、
前テーブル12における各側壁部12aの前端部に、ヒ
ンジピン34により回動可能に取り付けられている。ま
た、図5に示すように、前脚14は、図示右上側を滑ら
かな曲面とする一方、図示左上側を角張ったストッパ部
35として、前脚14を前テーブル12に対して所定の
角度(本実施例では約105度)となるまで回動したと
きに、ストッパ部35が前テーブル12裏面と当接する
ようにしている。さらに、前テーブル12における各側
壁部12aの内側には、ストッパ部35が前テーブル1
2と当接した時に前脚14と係合する位置に前脚係合凸
部36を突出させて設けている。前脚係合凸部36は、
強制的には前脚14を回動可能であるが前脚14を係止
する程度に、側壁部12aの内側にわずかに突出してい
る。さらに、前脚14の下端部には、センターコンソー
ルに取り付け可能な吸盤38を回動可能に備えている。
なお、前脚14は前テーブル12内に収納可能な長さと
してある。
【0013】次に本実施例の作用について説明する。本
実施例の車両用テーブルを使用しないときには、両テー
ブル12,13はその下端縁を当接して折り畳まれ、フ
ック21をフック係合ピン22に係合した状態で適当な
場所に格納されている。この時、前脚14は両テーブル
12,13間に収納され、後脚15はタングプレート3
1だけが突出した状態で両テーブル12,13間に収納
されている。
【0014】テーブルが必要となった場合には、格納場
所から車両用テーブルを取り出し、センターコンソール
近くまで運ぶ。図3に示すように、フック21を回動さ
せてフック係合ピン22との係合を外し、前テーブル1
2と後テーブル13とを、ヒンジピン20を軸に、後壁
部12b及び前壁部13bが当接するまで回動させ、両
テーブル12,13の上面を平らにする。つぎに、図4
に示すように、ヒンジピン34を軸に、前脚係合凸部3
6を乗り越えるまで前脚14を回動させると、前脚14
と前脚係合凸部36とが係合して図示反時計回りの回動
を防止する。この時、前脚14のストッパ部35は前テ
ーブル12の裏面と当接しており、前脚14は図示時計
回りの回動も防止されて、前テーブル12に対して一定
の角度で固定される。
【0015】次に、後脚15の係合ピン26をスライド
孔25に沿ってスライドさせ、所望の位置となるような
係合孔部28内に入れて係止凸部29の奥に押し込む。
すると、後脚15は係止凸部29よりも前に出られなく
なり当該係合孔部28内でのみ回動可能な状態となる。
とりあえず、前脚14の下端をセンターコンソール上に
置き、係合ピン26を軸に後脚15を回動させて下端部
のタングプレート31をシートバックル30に係合させ
る。さらに、テーブル台11が水平になるように調節し
ながら前脚14の吸盤38をセンターコンソールに取り
付けて、車両用テーブルを車両本体に保持する。
【0016】この状態で、前脚14と前テーブル12と
の連結部は所定の角度に固定されており、前脚14の下
端部はセンターコンソールに取り付けられ、後脚15の
下端部はシートバックル30を介して車両本体に取り付
けられている。従って、本車両用テーブルは安定して車
両本体に保持されて乗客はテーブル台11上に飲料缶等
を置くことができる。
【0017】使用後にテーブルを格納する場合には、上
記取付操作と逆の操作をする。つまり、吸盤38をセン
ターコンソールから外した後、タングプレート31とシ
ートバックル30との係合を外して車両用テーブルを車
両本体から外す。前脚14については、力をかけてヒン
ジピン34を軸に回動させて前テーブル12内に収納す
る。一方、後脚15については、係合ピン26を係止凸
部29の前側に押してスライド孔25に移動させ、スラ
イド孔25に沿って前端部までスライドさせる。そし
て、後脚15を回動させてタングプレート31だけが後
方に突出した状態で後テーブル13内に収納する。前脚
14及び後脚15を両テーブル12,13内に収納した
後、ヒンジピン20を軸に両テーブル12,13を半分
に折り畳み、フック21をフック係合ピン22に係合さ
せる。
【0018】本実施例の車両用テーブルによれば、後脚
15にはシートバックル30と係合するタングプレート
31を設け、前脚14にはセンターコンソールに取り付
けられる吸盤38を設けたため、車両用テーブルを車両
本体に安定な状態で取り付けることができる。また、テ
ーブル台11を前テーブル12と後テーブル13とに二
分割し、前脚14及び後脚15を両テーブル12,13
内に折り畳んで格納できるようにしたため、使用しない
ときには小さくなり、持ち運びが便利で格納スペースも
小さくすることができる。さらに、車両用テーブルを前
後に位置調節可能としたため、好みの位置にテーブルの
位置を調節できる。
【0019】本考案の車両用テーブルは上記実施例に限
定されるものではなく、以下のような変更が可能であ
る。 (1)本実施例の車両用テーブルは、テーブル台11を
二分割し、さらに、前脚14及び後脚15をテーブル台
11に対して回動可能として、格納するときには折り畳
んで小さくすることができるようにしている。しかし、
本考案の車両用テーブルとしては、テーブル台を一枚の
平板とし、そのテーブル台に脚部を固定した折り畳みの
できない車両用テーブルであってもよい。
【0020】(2)本実施例の車両用テーブルは、後脚
15のタングプレート31をシートバックル30に取り
付け、フロントシート間のセンタコンソール上に設置し
ていた。しかし、本考案の車両用テーブルとしては、リ
ヤシート、またはワゴン車等における二列目以降のシー
トに設けてもよく、また、前脚にシートバックルと係合
するタングプレートを設け、テーブルをセンターコンソ
ールの後ろ側から後部座席にかけて設けるようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の車両用テーブルの斜視図
【図2】車両用テーブルの正面図
【図3】テーブルの使用操作を示す正面図
【図4】テーブルの使用操作を示す正面図
【図5】係合ピンと係止凸部との係合状態を示す部分拡
大断面図
【図6】前テーブルとストッパ凸部との係合状態を示す
部分拡大断面図
【符号の説明】
12…前テーブル 13…後テーブル 14…前脚 15…後脚 31…タングプレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部の下端に、シートベルトバックルと
    合体して係合可能なタングプレートを具備したことを特
    徴とする車両用テーブル。
JP2796493U 1993-04-28 1993-04-28 車両用テーブル Expired - Fee Related JP2583413Y2 (ja)

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JPH0679637U JPH0679637U (ja) 1994-11-08
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