JPH07313644A - 傾斜保持脚付きゴルフバッグ - Google Patents
傾斜保持脚付きゴルフバッグInfo
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- JPH07313644A JPH07313644A JP6109685A JP10968594A JPH07313644A JP H07313644 A JPH07313644 A JP H07313644A JP 6109685 A JP6109685 A JP 6109685A JP 10968594 A JP10968594 A JP 10968594A JP H07313644 A JPH07313644 A JP H07313644A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- golf bag
- fixing portion
- pushing member
- holding
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り外し可能な傾斜保持脚を有するゴルフバ
ッグであって、傾斜保持脚の取り付け・取り外しの操作
が簡単でかつ傾斜保持脚を取り付けた状態が強固で安定
している傾斜保持脚付きゴルフバッグを提供すること 【構成】 傾斜するとゴルフバッグの重量によって傾斜
保持脚が保持位置に押し出される傾斜保持脚付きゴルフ
バッグにおいて、上記傾斜保持脚の脚軸支部と、上記傾
斜保持脚を押し出すための押し出し部材を軸支する押し
出し部材軸支部と、上記脚軸支部と上記押し出し部材軸
支部とを一定間隔をおいて連結する連結部材と、上記脚
軸支部をゴルフバッグ本体に取り外し可能に固着する脚
固着部と、上記押し出し部材軸支部をゴルフバッグ本体
に取り外し可能に固着する押し出し部材固着部とを設け
た傾斜保持脚付きゴルフバッグ
ッグであって、傾斜保持脚の取り付け・取り外しの操作
が簡単でかつ傾斜保持脚を取り付けた状態が強固で安定
している傾斜保持脚付きゴルフバッグを提供すること 【構成】 傾斜するとゴルフバッグの重量によって傾斜
保持脚が保持位置に押し出される傾斜保持脚付きゴルフ
バッグにおいて、上記傾斜保持脚の脚軸支部と、上記傾
斜保持脚を押し出すための押し出し部材を軸支する押し
出し部材軸支部と、上記脚軸支部と上記押し出し部材軸
支部とを一定間隔をおいて連結する連結部材と、上記脚
軸支部をゴルフバッグ本体に取り外し可能に固着する脚
固着部と、上記押し出し部材軸支部をゴルフバッグ本体
に取り外し可能に固着する押し出し部材固着部とを設け
た傾斜保持脚付きゴルフバッグ
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、傾斜保持脚付きゴルフ
バッグ、さらに詳しくは、傾斜保持脚が取り外し可能な
ゴルフバッグに関するものである。
バッグ、さらに詳しくは、傾斜保持脚が取り外し可能な
ゴルフバッグに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ゴルフバッグからのクラブの出し
入れを容易にしかつ立っている状態を安定させるため
に、ゴルフバッグを傾斜させる作動に同期してゴルフバ
ッグに軸支された傾斜保持脚を開脚状態にして、ゴルフ
バッグの底面積よりはるかに広い面積の三角形の頂点で
支持する製品が製造されている。
入れを容易にしかつ立っている状態を安定させるため
に、ゴルフバッグを傾斜させる作動に同期してゴルフバ
ッグに軸支された傾斜保持脚を開脚状態にして、ゴルフ
バッグの底面積よりはるかに広い面積の三角形の頂点で
支持する製品が製造されている。
【０００３】
【従来の技術】上述した従来の傾斜保持脚付きゴルフバ
ッグにおいては、傾斜保持脚及びこれを開脚状態にする
ための押し出し部材がゴルフバッグに固定的に軸支され
ているため、傾斜保持脚及び押し出し部材をゴルフバッ
グ本体から取り外すことができない。従って、複数の傾
斜保持脚付きゴルフバッグを自動車のトランクに積み込
んだ場合に、下積みになったゴルフバッグの傾斜保持脚
及び押し出し部材がゴルフバッグ本体から外れたり破損
したりする問題があった。また、ゴルフバッグをゴルフ
カートに積む場合、落下や載置方向の変化を防止するた
めにゴルフバッグをベルトによって大きな締め付け力を
もってゴルフカートに取り付けている。この場合も、従
来の傾斜保持脚付きゴルフバッグでは傾斜保持脚及び押
し出し部材がゴルフバッグ本体から外れたり破損したり
する問題があった。
ッグにおいては、傾斜保持脚及びこれを開脚状態にする
ための押し出し部材がゴルフバッグに固定的に軸支され
ているため、傾斜保持脚及び押し出し部材をゴルフバッ
グ本体から取り外すことができない。従って、複数の傾
斜保持脚付きゴルフバッグを自動車のトランクに積み込
んだ場合に、下積みになったゴルフバッグの傾斜保持脚
及び押し出し部材がゴルフバッグ本体から外れたり破損
したりする問題があった。また、ゴルフバッグをゴルフ
カートに積む場合、落下や載置方向の変化を防止するた
めにゴルフバッグをベルトによって大きな締め付け力を
もってゴルフカートに取り付けている。この場合も、従
来の傾斜保持脚付きゴルフバッグでは傾斜保持脚及び押
し出し部材がゴルフバッグ本体から外れたり破損したり
する問題があった。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、従来の傾斜保持脚付きゴルフ
バッグの上述した問題点に鑑みてなされたものであっ
て、取り外し可能な傾斜保持脚を有するゴルフバッグで
あって、傾斜保持脚の取り付け・取り外しの操作が簡単
でかつ傾斜保持脚を取り付けた状態が強固で安定してい
る傾斜保持脚付きゴルフバッグを提供することを目的と
する。
バッグの上述した問題点に鑑みてなされたものであっ
て、取り外し可能な傾斜保持脚を有するゴルフバッグで
あって、傾斜保持脚の取り付け・取り外しの操作が簡単
でかつ傾斜保持脚を取り付けた状態が強固で安定してい
る傾斜保持脚付きゴルフバッグを提供することを目的と
する。
【０００５】
【発明の構成】本発明は、傾斜するとゴルフバッグの重
量によって傾斜保持脚が保持位置に押し出される傾斜保
持脚付きゴルフバッグにおいて、上記傾斜保持脚の脚軸
支部と、上記傾斜保持脚を押し出すための押し出し部材
を軸支する押し出し部材軸支部と、上記脚軸支部と上記
押し出し部材軸支部とを一定間隔をおいて連結する連結
部材と、上記脚軸支部をゴルフバッグ本体に取り外し可
能に固着する脚固着部と、上記押し出し部材軸支部をゴ
ルフバッグ本体に取り外し可能に固着する押し出し部材
固着部とを設けたことを特徴とする傾斜保持脚付きゴル
フバッグである。また、本発明の実施態様は、上記脚軸
支部が、上記脚固着部に単一の蟻溝係合で取り付けら
れ、あるいは、上記脚軸支部が、上記脚固着部に複数の
蟻溝係合で取り付けられる。
量によって傾斜保持脚が保持位置に押し出される傾斜保
持脚付きゴルフバッグにおいて、上記傾斜保持脚の脚軸
支部と、上記傾斜保持脚を押し出すための押し出し部材
を軸支する押し出し部材軸支部と、上記脚軸支部と上記
押し出し部材軸支部とを一定間隔をおいて連結する連結
部材と、上記脚軸支部をゴルフバッグ本体に取り外し可
能に固着する脚固着部と、上記押し出し部材軸支部をゴ
ルフバッグ本体に取り外し可能に固着する押し出し部材
固着部とを設けたことを特徴とする傾斜保持脚付きゴル
フバッグである。また、本発明の実施態様は、上記脚軸
支部が、上記脚固着部に単一の蟻溝係合で取り付けら
れ、あるいは、上記脚軸支部が、上記脚固着部に複数の
蟻溝係合で取り付けられる。
【０００６】本発明の他の実施態様は、上記脚軸支部が
上記脚固着部に磁力係合するように、上記脚軸支部及び
上記脚固着部の少なくとも一方に磁石が備わり、他方に
磁石または磁性体が備わって構成され、あるいは、上記
脚軸支部が、上記脚固着部に回転ロック機構によって固
着されて構成される。本発明の他の実施態様は、上記押
し出し部材軸支部が、上記押し出し部材固着部に蟻溝係
合で取り付けられ、あるいは、上記押し出し部材固着部
の蟻溝が抜け止め付きである。さらに本発明の他の実施
態様は、上記押し出し部材軸支部と上記押し出し部材固
着部との係合が、上記脚軸支部と上記脚固着部との固着
によって固着される。
上記脚固着部に磁力係合するように、上記脚軸支部及び
上記脚固着部の少なくとも一方に磁石が備わり、他方に
磁石または磁性体が備わって構成され、あるいは、上記
脚軸支部が、上記脚固着部に回転ロック機構によって固
着されて構成される。本発明の他の実施態様は、上記押
し出し部材軸支部が、上記押し出し部材固着部に蟻溝係
合で取り付けられ、あるいは、上記押し出し部材固着部
の蟻溝が抜け止め付きである。さらに本発明の他の実施
態様は、上記押し出し部材軸支部と上記押し出し部材固
着部との係合が、上記脚軸支部と上記脚固着部との固着
によって固着される。
【０００７】
【発明の作用】本発明の傾斜保持脚付きゴルフバッグ
は、上記傾斜保持脚の脚軸支部を上記脚固着部に固着
し、かつ上記押し出し部材軸支部を上記押し出し部材固
着部に固着することによって使用状態、すなわちゴルフ
バッグを傾斜させる作動に同期してゴルフバッグに軸支
された傾斜保持脚を開脚状態にして、ゴルフバッグの底
面積よりはるかに広い面積の三角形の頂点で支持する。
一方、ゴルフバッグの収納時等傾斜保持脚が不要あるい
は邪魔な時は、上記傾斜保持脚の脚軸支部を上記脚固着
部から離脱させ、かつ上記押し出し部材軸支部を上記押
し出し部材固着部から離脱させることによってゴルフバ
ッグ本体から傾斜保持脚を取り外すことができる。
は、上記傾斜保持脚の脚軸支部を上記脚固着部に固着
し、かつ上記押し出し部材軸支部を上記押し出し部材固
着部に固着することによって使用状態、すなわちゴルフ
バッグを傾斜させる作動に同期してゴルフバッグに軸支
された傾斜保持脚を開脚状態にして、ゴルフバッグの底
面積よりはるかに広い面積の三角形の頂点で支持する。
一方、ゴルフバッグの収納時等傾斜保持脚が不要あるい
は邪魔な時は、上記傾斜保持脚の脚軸支部を上記脚固着
部から離脱させ、かつ上記押し出し部材軸支部を上記押
し出し部材固着部から離脱させることによってゴルフバ
ッグ本体から傾斜保持脚を取り外すことができる。
【０００８】
【発明の効果】 本発明によれば、傾斜保持脚の取り付
け・取り外しの操作が簡単でかつ傾斜保持脚を取り付け
た状態が強固で安定しており、傾斜保持脚の機能を十分
に果たすことができる効果を有する。本発明の実施態様
の、上記脚軸支部が、上記脚固着部に単一の蟻溝係合で
取り付けられ、あるいは、上記脚軸支部が、上記脚固着
部に複数の蟻溝係合で取り付けられる構成においては、
傾斜保持脚のゴルフバッグ本体への取り付け・取り外し
の操作が簡単で、製作も容易である効果を有する。本発
明の他の実施態様の、上記脚軸支部が上記脚固着部に磁
力係合するように、上記脚軸支部及び上記脚固着部の少
なくとも一方に磁石が備わり、他方に磁石または磁性体
が備わって構成され、あるいは、上記脚軸支部が、上記
脚固着部に回転ロック機構によって固着されて構成され
るものにおいては、傾斜保持脚をゴルフバッグ本体に取
り付ける際、仮固着を行った上で強固な固着を行うこと
ができ、傾斜保持脚の取り付け操作が容易である効果を
有する。本発明の他の実施態様の、上記押し出し部材軸
支部が、上記押し出し部材固着部に蟻溝係合で取り付け
られ、あるいは、上記押し出し部材固着部の蟻溝が抜け
止め付きである構成においては、傾斜保持脚のゴルフバ
ッグ本体への取り付け・取り外しの操作が簡単で、その
固着の強固である効果を有する。
け・取り外しの操作が簡単でかつ傾斜保持脚を取り付け
た状態が強固で安定しており、傾斜保持脚の機能を十分
に果たすことができる効果を有する。本発明の実施態様
の、上記脚軸支部が、上記脚固着部に単一の蟻溝係合で
取り付けられ、あるいは、上記脚軸支部が、上記脚固着
部に複数の蟻溝係合で取り付けられる構成においては、
傾斜保持脚のゴルフバッグ本体への取り付け・取り外し
の操作が簡単で、製作も容易である効果を有する。本発
明の他の実施態様の、上記脚軸支部が上記脚固着部に磁
力係合するように、上記脚軸支部及び上記脚固着部の少
なくとも一方に磁石が備わり、他方に磁石または磁性体
が備わって構成され、あるいは、上記脚軸支部が、上記
脚固着部に回転ロック機構によって固着されて構成され
るものにおいては、傾斜保持脚をゴルフバッグ本体に取
り付ける際、仮固着を行った上で強固な固着を行うこと
ができ、傾斜保持脚の取り付け操作が容易である効果を
有する。本発明の他の実施態様の、上記押し出し部材軸
支部が、上記押し出し部材固着部に蟻溝係合で取り付け
られ、あるいは、上記押し出し部材固着部の蟻溝が抜け
止め付きである構成においては、傾斜保持脚のゴルフバ
ッグ本体への取り付け・取り外しの操作が簡単で、その
固着の強固である効果を有する。
【０００９】さらに本発明の他の実施態様の、上記押し
出し部材軸支部と上記押し出し部材固着部との係合が、
上記脚軸支部と上記脚固着部との固着によって固着され
る構成においては、上記押し出し部材軸支部と上記押し
出し部材固着部との固着及び上記脚軸支部と上記脚固着
部との固着を一操作で行うことができ、傾斜保持脚のゴ
ルフバッグ本体への取り付け・取り外しの操作が簡単で
る効果を有する。
出し部材軸支部と上記押し出し部材固着部との係合が、
上記脚軸支部と上記脚固着部との固着によって固着され
る構成においては、上記押し出し部材軸支部と上記押し
出し部材固着部との固着及び上記脚軸支部と上記脚固着
部との固着を一操作で行うことができ、傾斜保持脚のゴ
ルフバッグ本体への取り付け・取り外しの操作が簡単で
る効果を有する。
【００１０】
【実施例】以下に本発明の実施例の傾斜保持脚付きゴル
フバッグを説明する。 （第１実施例）第１実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッ
グ１は、図１ないし図３に示すように、ゴルフバッグ本
体１０に脚部４０を取り外し可能に取り付けてなる。図
１は、ゴルフバッグ本体１０から脚部４０を取り外した
状態の斜視図であって、図２及び図３はゴルフバッグ本
体１０に脚部４０を取り付けた状態を示す。さらに、図
２は脚部４０の傾斜保持脚４２がゴルフバッグ本体１０
に当接した不使用状態であり、図３は脚部４０の傾斜保
持脚４４が開脚した使用状態を示す。ゴルフバッグ本体
１０は、外側壁の上方部に脚固着部１２が取り付けら
れ、下方部に押し出し部材固着部１４が取り付けられ
る。脚固着部１２には、図４に示すように、後述する脚
軸支部４２が係合する凹部１６が形成されている。凹部
１６の底部には永久磁石１８が埋め込まれ、凹部１６の
中央部には回転ロック部材２０が軸支され、凹部１６の
下側側面には引っかけ凹み２１が設けられている。押し
出し部材固着部１４は、下方から挿入される抜け止め付
き蟻溝２２が形成されている。
フバッグを説明する。 （第１実施例）第１実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッ
グ１は、図１ないし図３に示すように、ゴルフバッグ本
体１０に脚部４０を取り外し可能に取り付けてなる。図
１は、ゴルフバッグ本体１０から脚部４０を取り外した
状態の斜視図であって、図２及び図３はゴルフバッグ本
体１０に脚部４０を取り付けた状態を示す。さらに、図
２は脚部４０の傾斜保持脚４２がゴルフバッグ本体１０
に当接した不使用状態であり、図３は脚部４０の傾斜保
持脚４４が開脚した使用状態を示す。ゴルフバッグ本体
１０は、外側壁の上方部に脚固着部１２が取り付けら
れ、下方部に押し出し部材固着部１４が取り付けられ
る。脚固着部１２には、図４に示すように、後述する脚
軸支部４２が係合する凹部１６が形成されている。凹部
１６の底部には永久磁石１８が埋め込まれ、凹部１６の
中央部には回転ロック部材２０が軸支され、凹部１６の
下側側面には引っかけ凹み２１が設けられている。押し
出し部材固着部１４は、下方から挿入される抜け止め付
き蟻溝２２が形成されている。
【００１１】脚部４０は、脚固着部１２の凹部１６に係
合する脚軸支部４２と、脚軸支部４２に軸支された一対
の傾斜保持脚４４と、押し出し部材固着部１４の蟻溝２
２に係合する突起部４６を有する押し出し部材軸支部４
８と、脚軸支部４２と押し出し部材軸支部４８とを連結
する連結部材５０と、押し出し部材軸支部４８に軸支さ
れたＬ形押し出し部材５２と、概ねＶ形で頂点部がＬ形
押し出し部材５２に軸支されかつ一対の端部をそれぞれ
傾斜保持脚４４の上方中間部に軸支された押し出しばね
部材５４とを包含する。脚軸支部４２は、脚固着部１２
の永久磁石１８に吸着される磁性体部材あるいは磁石
（図示せず）が埋め込まれ、さらに回転ロック部材２０
が係合する係合孔６０が設けられ、さらにまた底面に引
っかけ凹み２１に係合する引っかけ突起６１が設けられ
ている。一対の傾斜保持脚４４の上方中間部は、脚固着
部１２からの外れを防ぐために外れ防止部材６２によっ
て連結されている。押し出しばね部材５４は、Ｖ形を狭
くするように付勢されている。脚軸支部４２の傾斜保持
脚４４を軸支する軸線は、ゴルフバッグ本体１０の側面
に沿って傾斜しており、従って傾斜保持脚４４がゴルフ
バッグ本体１０に当接した状態（図２に示す）の傾斜保
持脚４４の間隔すなわち開き状態は、傾斜保持脚４４が
ゴルフバッグ本体１０から突出した状態（図３に示す）
の傾斜保持脚４４の間隔すなわち開き状態より狭くな
る。
合する脚軸支部４２と、脚軸支部４２に軸支された一対
の傾斜保持脚４４と、押し出し部材固着部１４の蟻溝２
２に係合する突起部４６を有する押し出し部材軸支部４
８と、脚軸支部４２と押し出し部材軸支部４８とを連結
する連結部材５０と、押し出し部材軸支部４８に軸支さ
れたＬ形押し出し部材５２と、概ねＶ形で頂点部がＬ形
押し出し部材５２に軸支されかつ一対の端部をそれぞれ
傾斜保持脚４４の上方中間部に軸支された押し出しばね
部材５４とを包含する。脚軸支部４２は、脚固着部１２
の永久磁石１８に吸着される磁性体部材あるいは磁石
（図示せず）が埋め込まれ、さらに回転ロック部材２０
が係合する係合孔６０が設けられ、さらにまた底面に引
っかけ凹み２１に係合する引っかけ突起６１が設けられ
ている。一対の傾斜保持脚４４の上方中間部は、脚固着
部１２からの外れを防ぐために外れ防止部材６２によっ
て連結されている。押し出しばね部材５４は、Ｖ形を狭
くするように付勢されている。脚軸支部４２の傾斜保持
脚４４を軸支する軸線は、ゴルフバッグ本体１０の側面
に沿って傾斜しており、従って傾斜保持脚４４がゴルフ
バッグ本体１０に当接した状態（図２に示す）の傾斜保
持脚４４の間隔すなわち開き状態は、傾斜保持脚４４が
ゴルフバッグ本体１０から突出した状態（図３に示す）
の傾斜保持脚４４の間隔すなわち開き状態より狭くな
る。
【００１２】このような構成から、押し出しばね部材５
４のＶ形を狭くするような付勢力によって、傾斜保持脚
４４はＬ形押し出し部材５２に力が作用しない限り、図
２に示すように、ゴルフバッグ本体１０に当接した状態
になる。一方、ゴルフバッグ本体１０が傾斜してＬ形押
し出し部材５２に地面からの力が作用すると、Ｌ形押し
出し部材５２が押し出しばね部材５４を押し上げ、図３
に示すように、傾斜保持脚４４がゴルフバッグ本体１０
から突出しかつ開いた状態となる。第１実施例の傾斜保
持脚付きゴルフバッグ１の組み立てすなわち傾斜保持脚
の取り付けは、先ず押し出し部材軸支部４８を蟻溝２２
に係合可能な位置に配置して、脚軸支部４２をゴルフバ
ッグ本体１０の側面に沿って引き上げる。この操作によ
って押し出し部材軸支部４８が蟻溝２２に係合し、同時
に脚軸支部４２が脚固着部１２に係合可能な配置とな
る。次に、脚軸支部４２を脚固着部１２に係合させ、こ
の状態は永久磁石１８と脚軸支部４２の磁性体部材ある
いは磁石（図示せず）の相互吸着、及び引っかけ凹み２
１と引っかけ突起６１との係合によって仮固着される。
次に、回転ロック部材２０を回転させて、脚軸支部４２
の脚固着部１２への係合を強固なものとする。
４のＶ形を狭くするような付勢力によって、傾斜保持脚
４４はＬ形押し出し部材５２に力が作用しない限り、図
２に示すように、ゴルフバッグ本体１０に当接した状態
になる。一方、ゴルフバッグ本体１０が傾斜してＬ形押
し出し部材５２に地面からの力が作用すると、Ｌ形押し
出し部材５２が押し出しばね部材５４を押し上げ、図３
に示すように、傾斜保持脚４４がゴルフバッグ本体１０
から突出しかつ開いた状態となる。第１実施例の傾斜保
持脚付きゴルフバッグ１の組み立てすなわち傾斜保持脚
の取り付けは、先ず押し出し部材軸支部４８を蟻溝２２
に係合可能な位置に配置して、脚軸支部４２をゴルフバ
ッグ本体１０の側面に沿って引き上げる。この操作によ
って押し出し部材軸支部４８が蟻溝２２に係合し、同時
に脚軸支部４２が脚固着部１２に係合可能な配置とな
る。次に、脚軸支部４２を脚固着部１２に係合させ、こ
の状態は永久磁石１８と脚軸支部４２の磁性体部材ある
いは磁石（図示せず）の相互吸着、及び引っかけ凹み２
１と引っかけ突起６１との係合によって仮固着される。
次に、回転ロック部材２０を回転させて、脚軸支部４２
の脚固着部１２への係合を強固なものとする。
【００１３】一方、傾斜保持脚４４のゴルフバッグ本体
１０からの取り外しは、回転ロック部材２０を回転さ
せ、永久磁石１８と脚軸支部４２の磁性体部材あるいは
磁石（図示せず）の相互吸着力に抗して脚軸支部４２を
脚固着部１２から外す。次に、脚軸支部４２をゴルフバ
ッグ本体１０の側面に沿って引き下げることによって、
押し出し部材軸支部４８を押し出し部材固着部１４から
外す。 （第２実施例）第２実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッ
グは、第１実施例のものに対し脚固着部及び脚軸支部の
構成のみが異なり、第２実施例を示す図５及び図６にお
いて第１実施例と共通の構成は共通の符号を付してその
説明を省略する。第２実施例の脚固着部１００は、下方
から挿入される抜け止め１０２付き蟻溝１０４と、抜け
止め１０２に形成されたロック受け１０６とを有する。
脚軸支部１１０は、両側部に蟻溝１０４に係合する突起
１１２を有し、中央部にはロック受け１０６に係合する
方向に付勢された回転ロック１１４を有する。回転ロッ
ク１１４の上端面１１６は傾斜して形成されている。第
２実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッグの傾斜保持脚の
取り付けは、押し出し部材軸支部４８を押し出し部材固
着部１４に係合可能な位置に配置し、かつ脚軸支部１１
０を脚固着部１００に係合可能な位置に配置して、脚軸
支部１１０をゴルフバッグ本体１０の側面に沿って引き
上げる。この操作によって、図６に示すように、押し出
し部材軸支部４８が押し出し部材固着部１４に係合し、
かつ脚軸支部１１０が脚固着部１００に係合する。同時
に、回転ロック１１４の上端面１１６の傾斜によって回
転ロック１１４がロック受け１０６に係合して上述した
係合が固定される。
１０からの取り外しは、回転ロック部材２０を回転さ
せ、永久磁石１８と脚軸支部４２の磁性体部材あるいは
磁石（図示せず）の相互吸着力に抗して脚軸支部４２を
脚固着部１２から外す。次に、脚軸支部４２をゴルフバ
ッグ本体１０の側面に沿って引き下げることによって、
押し出し部材軸支部４８を押し出し部材固着部１４から
外す。 （第２実施例）第２実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッ
グは、第１実施例のものに対し脚固着部及び脚軸支部の
構成のみが異なり、第２実施例を示す図５及び図６にお
いて第１実施例と共通の構成は共通の符号を付してその
説明を省略する。第２実施例の脚固着部１００は、下方
から挿入される抜け止め１０２付き蟻溝１０４と、抜け
止め１０２に形成されたロック受け１０６とを有する。
脚軸支部１１０は、両側部に蟻溝１０４に係合する突起
１１２を有し、中央部にはロック受け１０６に係合する
方向に付勢された回転ロック１１４を有する。回転ロッ
ク１１４の上端面１１６は傾斜して形成されている。第
２実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッグの傾斜保持脚の
取り付けは、押し出し部材軸支部４８を押し出し部材固
着部１４に係合可能な位置に配置し、かつ脚軸支部１１
０を脚固着部１００に係合可能な位置に配置して、脚軸
支部１１０をゴルフバッグ本体１０の側面に沿って引き
上げる。この操作によって、図６に示すように、押し出
し部材軸支部４８が押し出し部材固着部１４に係合し、
かつ脚軸支部１１０が脚固着部１００に係合する。同時
に、回転ロック１１４の上端面１１６の傾斜によって回
転ロック１１４がロック受け１０６に係合して上述した
係合が固定される。
【００１４】一方、傾斜保持脚４４のゴルフバッグ本体
１０からの取り外しは、回転ロック１１４に指を掛けて
その付勢力に抗して回転させてロック受け１０６から外
し、拘束の無くなった押し出し部材軸支部４８及び脚軸
支部１１０をゴルフバッグ本体１０の側面に沿って引き
下げることによって、押し出し部材固着部１４及び脚固
着部１００から押し出し部材軸支部４８及び脚軸支部１
１０を外す。 （第３実施例）第３実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッ
グは、図７及び図８に示すように、第２実施例のものに
対し脚固着部２００と脚軸支部２０２の係合が複数の蟻
溝２０４及びこれに係合する複数の突起２０６によって
構成されていること、及び回転ロック２１０が脚固着部
２００の上面２１２に係合する構成が異なる。他の第１
実施例及び第２実施例と共通の構成は共通の符号を付し
てその説明を省略する。第３実施例の傾斜保持脚付きゴ
ルフバッグ傾斜保持脚の取り付け及び取り外しは第２実
施例のものと実質上同一である。
１０からの取り外しは、回転ロック１１４に指を掛けて
その付勢力に抗して回転させてロック受け１０６から外
し、拘束の無くなった押し出し部材軸支部４８及び脚軸
支部１１０をゴルフバッグ本体１０の側面に沿って引き
下げることによって、押し出し部材固着部１４及び脚固
着部１００から押し出し部材軸支部４８及び脚軸支部１
１０を外す。 （第３実施例）第３実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッ
グは、図７及び図８に示すように、第２実施例のものに
対し脚固着部２００と脚軸支部２０２の係合が複数の蟻
溝２０４及びこれに係合する複数の突起２０６によって
構成されていること、及び回転ロック２１０が脚固着部
２００の上面２１２に係合する構成が異なる。他の第１
実施例及び第２実施例と共通の構成は共通の符号を付し
てその説明を省略する。第３実施例の傾斜保持脚付きゴ
ルフバッグ傾斜保持脚の取り付け及び取り外しは第２実
施例のものと実質上同一である。
【図１】本発明の第１実施例の傾斜保持脚付きゴルフバ
ッグの分解斜視図である。
ッグの分解斜視図である。
【図２】本発明に係る傾斜保持脚が不使用状態である第
１実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッグの斜視図であ
る。
１実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッグの斜視図であ
る。
【図３】本発明に係る傾斜保持脚が開脚した使用状態で
ある第１実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッグの側面図
である。
ある第１実施例の傾斜保持脚付きゴルフバッグの側面図
である。
【図４】本発明の第１実施例の脚固着部及び脚軸支部の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図５】本発明の第２実施例の脚固着部及び脚軸支部の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図６】本発明の第２実施例の固着した脚固着部及び脚
軸支部の斜視図である。
軸支部の斜視図である。
【図７】本発明の第３実施例の脚固着部及び脚軸支部の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図８】本発明の第３実施例の固着した脚固着部及び脚
軸支部の斜視図である。分解斜視図である。
軸支部の斜視図である。分解斜視図である。
１ 傾斜保持脚付きゴルフバッグ １０ ゴルフバッグ １２ 脚固着部 １４ 押し出し部材固着部 １６ 凹部 １８ 永久磁石 ２０ 回転ロック部材 ２１ 引っかけ凹み ２２ 抜け止め付き蟻溝 ４０ 脚部 ４２ 脚軸支部 ４４ 傾斜保持脚 ４６ 突起部 ４８ 押し出し部材軸支部 ５０ 連結部材 ５２ Ｌ形押し出し部材 ５４ 押し出しばね部材 ６０ 係合孔 ６１ 引っかけ突起 ６２ 外れ防止部材
Claims (8)
- 【請求項１】 傾斜するとゴルフバッグの重量によって
傾斜保持脚が保持位置に押し出される傾斜保持脚付きゴ
ルフバッグにおいて、 上記傾斜保持脚の脚軸支部と、 上記傾斜保持脚を押し出すための押し出し部材を軸支す
る押し出し部材軸支部と、 上記脚軸支部と上記押し出し部材軸支部とを一定間隔を
おいて連結する連結部材と、 上記脚軸支部をゴルフバッグ本体に取り外し可能に固着
する脚固着部と、 上記押し出し部材軸支部をゴルフバッグ本体に取り外し
可能に固着する押し出し部材固着部とを設けたことを特
徴とする傾斜保持脚付きゴルフバッグ。 - 【請求項２】 上記脚軸支部が、上記脚固着部に単一の
蟻溝係合で取り付けられていることを特徴とする請求項
１記載の傾斜保持脚付きゴルフバッグ。 - 【請求項３】 上記脚軸支部が、上記脚固着部に複数の
蟻溝係合で取り付けられていることを特徴とする請求項
１記載の傾斜保持脚付きゴルフバッグ。 - 【請求項４】 上記脚軸支部が上記脚固着部に磁力係合
するように、上記脚軸支部及び上記脚固着部の少なくと
も一方に磁石が備わり、他方に磁石または磁性体が備わ
っていることを特徴とする請求項１記載の傾斜保持脚付
きゴルフバッグ。 - 【請求項５】 上記脚軸支部が、上記脚固着部に回転ロ
ック機構によって固着されることを特徴とする請求項１
記載の傾斜保持脚付きゴルフバッグ。 - 【請求項６】 上記押し出し部材軸支部が、上記押し出
し部材固着部に蟻溝係合で取り付けられていることを特
徴とする請求項１記載の傾斜保持脚付きゴルフバッグ。 - 【請求項７】 上記押し出し部材固着部の蟻溝が抜け止
め付きであることを特徴とする請求項６記載の傾斜保持
脚付きゴルフバッグ。 - 【請求項８】 上記押し出し部材軸支部と上記押し出し
部材固着部との係合が、上記脚軸支部と上記脚固着部と
の固着によって固着されることを特徴とする請求項１記
載の傾斜保持脚付きゴルフバッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6109685A JPH07313644A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 傾斜保持脚付きゴルフバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6109685A JPH07313644A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 傾斜保持脚付きゴルフバッグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07313644A true JPH07313644A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14516596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6109685A Pending JPH07313644A (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 傾斜保持脚付きゴルフバッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07313644A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008080128A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | King Tiger Corp | ゴルフバック用運搬装置 |
| CN105169671A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-23 | 冯义文 | 可直立的高尔夫球袋 |
| US20220104595A1 (en) * | 2020-10-06 | 2022-04-07 | Palácio International | Portable storage device |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP6109685A patent/JPH07313644A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008080128A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | King Tiger Corp | ゴルフバック用運搬装置 |
| CN105169671A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-23 | 冯义文 | 可直立的高尔夫球袋 |
| US20220104595A1 (en) * | 2020-10-06 | 2022-04-07 | Palácio International | Portable storage device |
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