JP2583259Y2 - 車載用映像表示装置 - Google Patents

車載用映像表示装置

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JP2583259Y2
JP2583259Y2 JP8095092U JP8095092U JP2583259Y2 JP 2583259 Y2 JP2583259 Y2 JP 2583259Y2 JP 8095092 U JP8095092 U JP 8095092U JP 8095092 U JP8095092 U JP 8095092U JP 2583259 Y2 JP2583259 Y2 JP 2583259Y2
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JP
Japan
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vehicle
display device
unit case
video display
liquid crystal
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JP8095092U
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一彦 神田
浩一 大塚
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両内のコンソールボ
ックス等に出没自在に組み付けられる液晶テレビ等の車
載用映像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車両のインテリアの造形は車
種によって様々であり、このような車両内に取り付けら
れる電装機器のサイズを規制する規格として、一般にオ
ーディオメーカーが利用するDIN規格がある。最近の
カーオーディオ関連機器は、一般にこのDIN規格に基
づいて設計されており、車両内にも、1DIN(正面か
ら見て幅180mm×高さ50mm)サイズの取付スペ
ースが1つまたは2つ分用意されている。そして、その
DINスペースに組み付ける車載用液晶表示装置が商品
化されているが、そのDINスペースの位置は車種によ
ってまちまちであり、多くの場合、変速操作を行うため
のシフトノブの前方のコンソールボックスに設定されて
いる。そのコンソールボックスのDINスペース内に液
晶表示装置を出没自在に組み込む技術が、特開平3−2
73944号公報により公知となっている。このような
車載用液晶表示装置は、その映像画面を下に向けた状態
でスライド動作により手前側に突出し、回転させて上方
に起こすことにより映像画面が手前側に向く。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように、収納部に
対して出没自在となる車載用液晶表示装置は商品化され
ているが、その取付位置は車種によって限定されてい
る。このため、車種によっては、スライドによる突出時
に、液晶表示装置がシフトノブにぶつかってしまい、使
用できないことがある。これを避けるためには、シフト
ノブのポジションをずらした位置(例えば、AT(Auto
matic Transmission)車の場合はパーキング位置からニ
ュートラル位置へ戻す等)で、液晶表示装置を突出させ
るような対処を必要とする。しかし、それでも、誤って
液晶表示装置を突出させた時には、シフトノブにぶつか
ってしまう。また、ポジション位置に拘らず、シフトノ
ブが障害となって、液晶表示装置が取り付けられない車
種もあり、適応車種が限られてしまうことが起きてい
る。
【0004】そこで、本考案の目的は、コンソールボッ
クスに出没自在に組み付けられる車載用液晶テレビ等に
おいて、装置本体の突出動作時にシフトノブ等の障害物
の上を斜めに装置本体が通り抜けるようにして、ぶつか
るのを回避し、適応車種が増やせられるようにした車載
用映像表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本考案は、車両内に形成した収納部に組み付けられる車
載用映像表示装置であって、該車載用映像表示装置はユ
ニットケースと表示部とを備え、前記表示部は、前記ユ
ニットケースの筐体に対して斜め上方向に向けて突出す
る構成としたことを特徴とする。この車載用映像表示装
置は、たとえばコンソールボックスに組み付けられる液
晶テレビであって、前記ユニットケースからの突出動作
時には、車両の変速操作を行うためのシフトノブの上を
斜め上方に通り抜けるものである。また、たとえば、前
記ユニットケース内において、該ユニットケースの筐体
に対して斜めのガイドレールにスライダを組み付けてい
る。さらに具体的には前記ユニットケース内において、
前記表示部は該ユニットケースの筐体に対して斜めに収
納される。
【0006】
【作用】ユニットケースと表示部とを備え、前記表示部
は、前記ユニットケースの筐体に対して斜め上方向に向
けて突出する構成とした車載用映像表示装置なので、た
とえばコンソールボックスに組み付けた液晶テレビ等の
場合において、その突出動作時に、シフトノブの上を斜
めに通り抜けることによって、障害物にぶつかるのを回
避することができ、したがって適応車種を増やすことが
できる。
【0007】
【実施例】以下に、本考案に係る車載用映像表示装置の
実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。先ず、本考
案に係る車載用映像表示装置の一例としての車載用液晶
テレビ10のユニット状態を示す図1および図2におい
て、11はユニットケース、13がガイドレール、15
はスライダー、17は表示装置本体、19はヒンジピン
である。
【0008】実施例において、車載用液晶テレビ10
は、ユニットケース11、ガイドレール13、スライダ
ー15および表示装置本体17等から構成されるもので
ある。即ち、ユニットケース11は、例えば、DIN規
格等に適合して形成されたボックス状のもので、その前
面のほぼ上半部には、表示装置本体17を出没させる開
口部12を有している。このユニットケース11内の左
右には、断面コ字形状をなす左右一対のガイドレール1
3,13が対向して配置されている。このガイドレール
13,13は、手前側上がりとなる所定の角度をもって
ユニットケース11内の左右に傾斜して取り付けられて
おり、前端部が開口部12に接続されている。
【0009】以上のガイドレール13,13間には、ス
ライダー15がスライド自在に組み付けられており、こ
のスライダー15に表示装置本体17が備えられてい
る。即ち、表示装置本体17は、その下部において、ス
ライダー15の突出側先端部にヒンジピン19により枢
着連結されている。また、図示しないが、ユニットケー
ス11内には、ガイドレール13,13に対する奥方の
位置でスライダー15に係合する適宜の保持手段が設け
られると共に、その奥方位置でスライダー15を突出方
向に付勢する適宜の弾発手段が設けられている。
【0010】ここで、表示装置本体17は、その前面の
表示画面である液晶表示部18を、ユニットケース11
内への収納状態およびスライダー15の出没動作時に
は、下方へ向けた姿勢(図2参照)とされており、スラ
イダー15の突出位置において、図1に示すように、上
方に起こした状態で、手前側に向ける姿勢が取れるよう
になっている。以上の車載用液晶テレビ10は、図3に
示すように、コンソールボックス1にDIN規格等によ
り形成された収納部3内に、ユニットケース11を適合
させて組み付ける。このコンソールボックス1の手前側
には、AT用シフトノブ5が備えられている。
【0011】次に、以上の構成による車載用液晶テレビ
10の使い方について説明する。先ず、図3に示したコ
ンソールボックス1内への収納状態において、表示装置
本体17の突出端部を手指で押すと、スライダー13に
対する保持手段の係合が解除される。そして、手指を離
すと、弾発手段による付勢力の範囲内でスライダー15
がガイドレール13,13に沿って手前側に移動する。
これにより、表示装置本体17がコンソールボックス1
から手前側にある程度の突出状態となるので、その表示
装置本体17の手前側を把持して引き出すと、表示装置
本体17およびスライダー13が突出状態となる。
【0012】特に、この突出動作に関しては、図4に示
すように、手前側上がりに傾斜したガイドレール13,
13に沿ったスライダー15のスライドによるため、例
えば、AT用シフトノブ5がパーキング位置に置かれた
状態であっても、収納部3から手前側に突出して来る表
示装置本体17は、そのシフトノブ5の上方を斜めに通
り抜けるものとなる。このように、支障なく表示装置本
体17の突出動作が行えるので、図5に示すように、表
示装置本体17を把持してヒンジピン19回りに上方に
起こすことで、その表示装置本体17正面の液晶表示部
18(図1参照)が手前側に向いた姿勢となって、液晶
テレビ10は使用状態となる。
【0013】また、逆に、図5に示した状態から、表示
装置本体17を前下方に倒すと、図4のように、スライ
ダー15の手前側に表示装置本体17がほぼ一直線状に
つながるような姿勢となる。そして、その表示装置本体
17の突出側端部を押して、弾発手段の付勢力に抗して
ガイドレール13,13の奥方までスライダー15を押
し込むと、保持手段による係合が行われて、スライダー
15がその位置に保持される。こうして、液晶テレビ1
0がコンソールボックス1に収納状態となる。
【0014】以上の通り、コンソールボックス1の収納
部3から手前側に突出して来る表示装置本体17が、シ
フトノブ5の上方を斜めに通り抜けるように構成した車
載用液晶テレビ10なので、装着可能な対象車種を広げ
ることができる。以上はAT用シフトノブ5としたが、
MT(Manual Transmission)用のシフトノブでもよ
い。また、ガイドレール13,13の手前側上がりの傾
斜角度の設定は任意である。
【0015】なお、以上の実施例においては、車載用液
晶テレビとしたが、本考案はこれに限定されるものでは
なく、他の液晶表示機器等の車載用映像表示装置であっ
てもよい。また、映像表示装置の車両内への組付箇所や
その組付構造、並びに出没動作と起倒動作のための構成
等も任意であり、さらに、電動モーターによる駆動方式
を採用してもよく、その他、具体的な細部構造等につい
ても適宜に変更可能である。
【0016】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る車載用映像
表示装置によれば、ユニットケースと表示部とを備え、
前記表示部は、前記ユニットケースの筐体に対して斜め
上方向に向けて突出する構成とした車載用映像表示装置
なので、たとえばコンソールボックスに組み付けた液晶
テレビ等の場合において、その突出動作時に、シフトノ
ブの上を斜めに通り抜けることによって、障害物にぶつ
かるのを回避することができ、したがって適応車種を増
やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車載用映像表示装置の一例として
の車載用液晶テレビのユニット状態を示す概略斜視図
で、そのテレビ使用状態を示した図である。
【図2】同じく車載用液晶テレビのユニットケース内へ
の収納状態における縦断側面図である。
【図3】同じく車載用液晶テレビのコンソールボックス
内への収納状態を示す縦断側面図である。
【図4】同じく車載用液晶テレビの手前側への突出状態
を示す概略斜視図である。
【図5】同じく車載用液晶テレビを上方に起こした使用
状態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス 3 収納部 5 シフトノブ 10 本考案に係る車載用映像表示装置(液晶テレビ) 11 ユニットケース 12 開口部 13 ガイドレール 15 スライダー 17 表示装置本体 18 表示画面(液晶表示部) 19 ヒンジピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 11/02 B60K 35/00 G09F 9/00 312 H04N 5/64 521 H05K 5/02

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内に形成した収納部に組み付けられ
    る車載用映像表示装置であって、 該車載用映像表示装置はユニットケースと表示部とを備
    え、 前記表示部は、前記ユニットケースの筐体に対して斜め
    上方向に向けて突出する構成としたことを特徴とする車
    載用映像表示装置。
  2. 【請求項2】 コンソールボックスに組み付けられる液
    晶テレビであって、前記ユニットケースからの突出動作
    時には、車両の変速操作を行うためのシフトノブの上を
    斜め上方に通り抜けることを特徴とする請求項1記載の
    車載用映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ユニットケース内において、該ユニ
    ットケースの筐体に対して斜めのガイドレールにスライ
    ダを組み付けたことを特徴とする請求項1または2記載
    の車載用映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニットケース内において、前記表
    示部は該ユニットケースの筐体に対して斜めに収納され
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載の車載用
    映像表示装置。
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JPH0639611U JPH0639611U (ja) 1994-05-27
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