JP2583238Y2 - 有線/無線データ通信システム - Google Patents

有線/無線データ通信システム

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JP2583238Y2
JP2583238Y2 JP1991113535U JP11353591U JP2583238Y2 JP 2583238 Y2 JP2583238 Y2 JP 2583238Y2 JP 1991113535 U JP1991113535 U JP 1991113535U JP 11353591 U JP11353591 U JP 11353591U JP 2583238 Y2 JP2583238 Y2 JP 2583238Y2
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JP
Japan
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wired
transmitter
receiver
voltage
communication system
Prior art date
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JP1991113535U
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English (en)
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JPH0557991U (ja
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田 哲 郎 内
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、有線/無線データ通信
システムに関し、特に有線制御と無線制御を切り換える
有線/無線インターフェイスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、クレーンのような大型の産業機械
にも無線制御システムの導入が行われているが、このよ
うな産業機械においては、制御が確実に行われる必要が
あり、無線制御に障害が発生した場合、有線送信機を接
続するが、このとき有線制御と無線制御の切り換えは正
しく行われなければならない。
【0003】従来の有線/無線データ通信システムにお
いては、たとえば、第2図に示すように、クレーンのよ
うな被制御装置10に接続される受信機20には、無線
送信機30からの制御信号をアンテナ21を介して無線
で受けるデータ入力インターフェイス22と、有線受信
機40からの制御信号をデータ線23を介して受けるデ
ータ入力インターフェイス回路24と、手動スイッチ2
5と、この手動スイッチ25の制御の下にデータ入力イ
ンターフェイス回路22と24の出力を選択し、選択出
力を受信データとして被制御装置に送るデータセレクタ
26とを有する。なお、有線送信機40と受信機20と
の間は、上述したデータ線23の他に、電力線28、接
地線29が配置され、電力線28を介して有線送信機4
0に電力が送られる。この場合、有線送信機40の電力
線28を電源回路に引き込む途中には、定電圧ダイオー
ド41が接続されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、有線制御と無線制御とを切り換えるため
に手動スイッチ25の切り換え操作を伴うために、この
切り換え操作を忘れると、意図しない制御が行われ、不
測の事態を起こすことも考えられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために、本考案では、被制御装置に接続された受信機
と、この受信機に有線で接続された有線送信機と、この
受信機に無線で接続された無線送信機とを備えた有線と
無線を共用するデータ通信システムにおいて、前記受信
機内に設けられかつ基準電圧が供給される第1の入力
と、前記基準電圧より高い電圧が供給される第2の入力
とを有する有線接続検出器と、有線送信機からの制御信
号と無線送信機からの制御信号とを切り替え前記被制御
装置に送るセレクタと、前記有線送信機内であり前記受
信機に接続された際に、前記第2の入力と接地間に配置
されるよう設けられた前記基準電圧より低い電圧のツェ
ナー電圧を有する入力保護用ツェナーダイオードとを備
え、前記セレクタは前記有線接続検出器内の前記検出比
較器の出力端と接続され、前記検出比較器の第2の入力
に前記有線送信機が接続された際、前記基準電圧より低
い電圧が前記第2の入力に供給され、この電圧により前
記検出比較器の出力が反転する事により、前記有線接続
検出器が有線送信機に接続されたことを検出し、前記セ
レクタを切り換えて有線送信機からの制御信号を被制御
装置に送出するようにした。
【0006】
【作用】この有線接続検出器を用いることによって、有
線接続検出器が有線送信機に接続されたことを検出した
ときに、セレクタを有線送信機からの信号を受けるデー
タ入力インターフェイス回路に切り換えて有線送信機か
らの制御信号を被制御装置に送出するようにした。
【0007】
【実施例】図1は、本考案による有線/無線データ通信
システムの一実施例を示し、同図において、図2と同じ
ものあるいは同じ機能を有するものは、同符号を用いて
示してある。
【0008】同図において、本考案によって特徴ずけら
れる部分は、有線接続検出器50にある。この有線接続
検出器50は、比較器51と、入力保護用ツェナーダイ
オード52と、ダイオード53と、抵抗54〜57とに
よって構成されている。そして、比較器51の反転入力
端は、+12Vと接地との間に接続された抵抗55と5
6の接続点に接続されており、例えば+7Vの基準電位
を受けるようになっている。また、比較器51の非反転
入力端には抵抗54、ダイオード53およびツェナーダ
イオード52のカソードに接続され、抵抗54の他端は
+12V、ダイオード53のアノード側は+5V、ツェ
ナーダイオード52のアノード側は接地へそれぞれ接続
されている。さらに、この比較器51の出力側は、抵抗
57を介して+5Vの電圧源に接続されるとともにデー
タセレクタ26に接続されている。
【0009】このような構成のもとに、データ線23、
電力線28および接地線29が受信器に接続されていな
いときには、比較器51の非反転入力端には、ツェナー
ダイオード52のスレッショルド電位で実質的に決めつ
けられるたとえば10Vの電圧が加えられる。この結
果、比較器51の出力は電位となり、このため、デー
タセレクタ26は、無線データ入力インターフェイス回
路22の出力を選択し、この出力が受信データとしてク
レーンのような非制御装置10に送られる。
【0010】また、有線送信機40の電力線28と接続
されている部分には、入力保護用のツェナーダイオード
4のカソード側が接続され、ツェナーダイオード4のア
ノード側は接地へそれぞれ接続されている。このツェナ
ーダイオード4のツェナー電圧は、5.6Vである。
して、データ線23、電力線28および接地線29が受
信器50に接続されたときには、電力線28を介して有
線送信機40に電力が供給され、比較器51の入力端
は、上述した抵抗54、ダイオード53および有線送信
機40の入力保護用ツェナーダイオード4の要素を流れ
る電流によって定められる電位(たとえば約6V)に下
げられる。この結果、比較器51の出力は低電位(反
転)となり、データセレクタ26は、データ入力インタ
ーフェース回路24を選択し、この出力が受信データと
して被制御装置10に送られる。このように、本データ
通信システムは、入力保護用のツェナーダイオード4、
52を利用するため、有線送信機40の消費電流に影響
されることなく確実に選択動作を行うことができる。
【0011】なお、第1図において、受信機20と有線
送信機40との間の配線(23、28、29)をコネク
タ60で着脱できるようになっている。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本考案による有線/
無線データ通信システムによれば、有線送信機が接続さ
れると有線接続検出器が動作して無線受信状態から有線
受信状態に自動的に状態が切り替わるので、従来のよう
な切り換えスイッチの手動操作を必要とせず、確実に状
態を希望する状態にすることができ、不測の事態の発生
を防ぐことができる。また、この有線接続検出器は、有
線送信機の消費電流の影響を受けないように送信機の入
力保護のツェナーダイオードを利用するため、有線送信
機の消費電流に影響されることなく確実に選択動作を行
わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による有線/無線データ通信システムの
一実施例を示す回路図である。
【図2】従来の有線/無線データ通信システムの一例を
示す回路図である。
【符号の説明】
10 被制御装置 20 受信機 21 アンテナ 22 無線データインターフェイス回路 23 データ線 24 データ入力インターフェイス回路 25 手動スイッチ 26 データセレクタ 28 電力線 29 接地線 30 無線送信機 40 有線送信機 41、52 ツェナーダイオード 50 有線接続検出器 51 比較器 53 ダイオード 54〜57 抵抗

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御装置に接続された受信機と、この
    受信機に有線で接続された有線送信機と、この受信機に
    無線で接続された無線送信機とを備えた有線と無線を共
    用するデータ通信システムにおいて、前記受信機内に設けられかつ基準電圧が供給される第1
    の入力と、前記基準電圧より高い電圧が供給される第2
    の入力とを有する有線接続検出器と、 有線送信機からの制御信号と無線送信機からの制御信号
    とを切り替え前記被制御装置に送るセレクタと、 前記有線送信機内であり前記受信機に接続された際に、
    前記第2の入力と接地間に配置されるよう設けられた前
    記基準電圧より低い電圧のツェナー電圧を有する入力保
    護用ツェナーダイオードとを備え、 前記セレクタは前記有線接続検出器内の前記検出比較器
    の出力端と接続され、前記検出比較器の第2の入力に前
    記有線送信機が接続された際、前記基準電圧より低い電
    圧が前記第2の入力に供給され、この電圧により前記検
    出比較器の出力が反転する事により、前記有線接続検出
    器が有線送信機に接続されたことを検出し、前記セレク
    タを切り換えて有線送信機からの制御信号を被制御装置
    に送出するようにしたことを特徴とする有線/無線デー
    タ通信システム。
JP1991113535U 1991-12-27 1991-12-27 有線/無線データ通信システム Expired - Lifetime JP2583238Y2 (ja)

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JPH0557991U JPH0557991U (ja) 1993-07-30
JP2583238Y2 true JP2583238Y2 (ja) 1998-10-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0250694A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Nec San-Ei Instr Co Ltd 無線有線両用送受信装置
JP2742960B2 (ja) * 1990-11-29 1998-04-22 新キャタピラー三菱株式会社 有線・無線両用遠隔操縦装置

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JPH0557991U (ja) 1993-07-30

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