JP2583185Y2 - 修理品などの自動受渡機 - Google Patents
修理品などの自動受渡機Info
- Publication number
- JP2583185Y2 JP2583185Y2 JP1993024675U JP2467593U JP2583185Y2 JP 2583185 Y2 JP2583185 Y2 JP 2583185Y2 JP 1993024675 U JP1993024675 U JP 1993024675U JP 2467593 U JP2467593 U JP 2467593U JP 2583185 Y2 JP2583185 Y2 JP 2583185Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- repaired
- locker
- card key
- machine
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は道路端や店頭などに設置
して、腕時計の電池交換やバンドの付替、更には写真フ
ィルムの現像、或いは宝飾品の修理などに際して、その
修理品を無人で受け渡しするのに用いる機械に関する。
して、腕時計の電池交換やバンドの付替、更には写真フ
ィルムの現像、或いは宝飾品の修理などに際して、その
修理品を無人で受け渡しするのに用いる機械に関する。
【０００２】
【従来の技術、及び考案が解決しようとする課題】従
来、腕時計の電池の交換は、その腕時計を時計店に持参
して行っている。しかし、時計店にとって電池の交換業
務は極めて煩わしいものであり、技術者の常駐を要する
上に、修理品の受渡の手間など、経営上及び人手確保の
点で大きな問題となっている。また、ユーザーにとって
も、修理時計をわざわざ時計店に持参しなければならな
いのは、開店時間や交換待ち時間を考慮しなければなら
ず、非常に煩わしいものであり、為に、電池切れの腕時
計が家庭内に数多く放置されているのが現状である。
来、腕時計の電池の交換は、その腕時計を時計店に持参
して行っている。しかし、時計店にとって電池の交換業
務は極めて煩わしいものであり、技術者の常駐を要する
上に、修理品の受渡の手間など、経営上及び人手確保の
点で大きな問題となっている。また、ユーザーにとって
も、修理時計をわざわざ時計店に持参しなければならな
いのは、開店時間や交換待ち時間を考慮しなければなら
ず、非常に煩わしいものであり、為に、電池切れの腕時
計が家庭内に数多く放置されているのが現状である。
【０００３】本考案は以上の点に鑑み、電池の交換や、
バンドの付替などを簡便に、かつ、廉価に行いうるよう
にする為の、修理品などの自動受渡機を提供せんとする
ものである。
バンドの付替などを簡便に、かつ、廉価に行いうるよう
にする為の、修理品などの自動受渡機を提供せんとする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の自動受渡機の技
術的手段は、複数のロッカーと、ロッカー扉に敷設され
た自動錠と、ユーザーの為の操作盤と、代金受領装置
と、修理品預かり口と、受取時の本人確認用のカードキ
ー発行・読取装置と、機内に設けられたコンピュータ式
制御装置とを具備し、この制御装置と、前記のロッカー
錠、操作盤、代金受領装置、修理品預かり口、カードキ
ー発行・読取装置とが信号連結されていることにある。
術的手段は、複数のロッカーと、ロッカー扉に敷設され
た自動錠と、ユーザーの為の操作盤と、代金受領装置
と、修理品預かり口と、受取時の本人確認用のカードキ
ー発行・読取装置と、機内に設けられたコンピュータ式
制御装置とを具備し、この制御装置と、前記のロッカー
錠、操作盤、代金受領装置、修理品預かり口、カードキ
ー発行・読取装置とが信号連結されていることにある。
【０００５】
【０００６】
【作用】本考案の自動受渡機では、修理品などは預かり
口から機本体内に一時的に保管する。預かり口の開口は
制御装置からの指令によって自動的に行われる。修理の
注文内容などはユーザーが操作盤で入力する。修理など
の代金はユーザーが受領装置に投入する。ユーザーが預
かり口に入れておいた修理品などは、業者が適時に回収
の上、修理をして、一つのロッカーに入れておく。指定
時間の経過後にユーザーがロッカーを開け、修理済の品
物を持ち去る。ロッカーの施錠・開錠は制御装置からの
指令によって行われる。なお、受取時の本人確認は、預
り時にカードキーをユーザーに発行し、受取時にはユー
ザーが持参したカードキーを読取って発行したものと同
一か否かを判別することによる。
口から機本体内に一時的に保管する。預かり口の開口は
制御装置からの指令によって自動的に行われる。修理の
注文内容などはユーザーが操作盤で入力する。修理など
の代金はユーザーが受領装置に投入する。ユーザーが預
かり口に入れておいた修理品などは、業者が適時に回収
の上、修理をして、一つのロッカーに入れておく。指定
時間の経過後にユーザーがロッカーを開け、修理済の品
物を持ち去る。ロッカーの施錠・開錠は制御装置からの
指令によって行われる。なお、受取時の本人確認は、預
り時にカードキーをユーザーに発行し、受取時にはユー
ザーが持参したカードキーを読取って発行したものと同
一か否かを判別することによる。
【０００７】
【実施例】以下に本考案の自動受渡機を図面の実施例に
ついて説明する。この実施例は腕時計の電池交換と、バ
ンドの付替との業務に関する受渡の為のものである。こ
の自動受渡機１は独立した機械であって、店頭や道路端
などに設置される。自動受渡機１は小さなロッカー２を
多数、通常は１０〜３０個、有する。また各ロッカー２
の扉には電磁式などの自動錠３が付いていて、施錠・解
錠を電気信号によって自動的に行えるようになってい
る。４は解錠表示用のランプである。
ついて説明する。この実施例は腕時計の電池交換と、バ
ンドの付替との業務に関する受渡の為のものである。こ
の自動受渡機１は独立した機械であって、店頭や道路端
などに設置される。自動受渡機１は小さなロッカー２を
多数、通常は１０〜３０個、有する。また各ロッカー２
の扉には電磁式などの自動錠３が付いていて、施錠・解
錠を電気信号によって自動的に行えるようになってい
る。４は解錠表示用のランプである。
【０００８】また、受渡機１の前面には、操作盤５、カ
ードキー出入口６、価幣投入口７が設けられている。操
作盤５としては、接触スイッチ機能を持った液晶表示形
式のものが適する。カードキー出入口６の内部には、カ
ードキー発行・読取装置８が設けられている。貨幣投入
口７の内部には価幣の判別や計算、おつりの払出しなど
を行う代金受領装置９が設けられている。更に、受渡機
１の前面には、修理品預かり口１４が設けられている。
この預かり口１４の扉は自動開閉する。
ードキー出入口６、価幣投入口７が設けられている。操
作盤５としては、接触スイッチ機能を持った液晶表示形
式のものが適する。カードキー出入口６の内部には、カ
ードキー発行・読取装置８が設けられている。貨幣投入
口７の内部には価幣の判別や計算、おつりの払出しなど
を行う代金受領装置９が設けられている。更に、受渡機
１の前面には、修理品預かり口１４が設けられている。
この預かり口１４の扉は自動開閉する。
【０００９】以上の他に、自動受渡機１には時計バンド
の表示選択装置１０及び腕時計の表示選択装置１１が設
けられている。バンド表示選択装置１０は表示されてい
る数種のバンドの内から、付替希望のバンドを選択する
ものである。腕時計表示選択装置１１は付設された自動
販売装置であり、本体の受渡機１とは作動的に完全に独
立しており、通常の自動販売機と同じく、選択した腕時
計が取出口１２から提供される。なお、図１の、１３は
おつり取出口である。
の表示選択装置１０及び腕時計の表示選択装置１１が設
けられている。バンド表示選択装置１０は表示されてい
る数種のバンドの内から、付替希望のバンドを選択する
ものである。腕時計表示選択装置１１は付設された自動
販売装置であり、本体の受渡機１とは作動的に完全に独
立しており、通常の自動販売機と同じく、選択した腕時
計が取出口１２から提供される。なお、図１の、１３は
おつり取出口である。
【００１０】受渡機１の内部にはコンピュータ式の制御
装置１５が設けられていて、ロッカー錠３、操作盤５、
カードキー発行・読取装置８、代金受領装置９、バンド
選択装置１０、修理品預かり口１４の開閉装置などと信
号連結されている。
装置１５が設けられていて、ロッカー錠３、操作盤５、
カードキー発行・読取装置８、代金受領装置９、バンド
選択装置１０、修理品預かり口１４の開閉装置などと信
号連結されている。
【００１１】次に前記受渡機１の作動について説明す
る。先ず、ユーザーが操作盤５により希望する業務、例
えば電池交換、バンド付替などを選択指示する。バンド
付替の場合は、更にバンド表示選択装置１０により希望
のバンドを選択指示する。
る。先ず、ユーザーが操作盤５により希望する業務、例
えば電池交換、バンド付替などを選択指示する。バンド
付替の場合は、更にバンド表示選択装置１０により希望
のバンドを選択指示する。
【００１２】この選択（例えば、電池交換）に基ずき操
作盤５上に代金が表示されるので、価幣投入口７に必要
な金銭を投入する。代金受領を確認すると、制御装置１
５からの指令により、修理品預かり口１４が開く。この
際、修理品などを入れる封筒とレシートとを発行するよ
うにしてもよい。この場合には、ユーザーは修理品など
をこの封筒に入れ、封筒表面に住所、氏名などを書き込
んでおく。これにより、預り品の混同によるミスを防止
できる。
作盤５上に代金が表示されるので、価幣投入口７に必要
な金銭を投入する。代金受領を確認すると、制御装置１
５からの指令により、修理品預かり口１４が開く。この
際、修理品などを入れる封筒とレシートとを発行するよ
うにしてもよい。この場合には、ユーザーは修理品など
をこの封筒に入れ、封筒表面に住所、氏名などを書き込
んでおく。これにより、預り品の混同によるミスを防止
できる。
【００１３】ユーザーは預かり口１４内に、修理すべき
腕時計を入れる。預かり口１４の開閉は制御装置１５の
指令により自動的に行われる。最後に、カードキー発行
・読取装置８からカードキーが発行されるので、ユーザ
ーがこのカードキーを持ち帰る。このカードキーには磁
気式、ＩＤ式、パンチング式などで日時、選択した業務
などが記録されている。
腕時計を入れる。預かり口１４の開閉は制御装置１５の
指令により自動的に行われる。最後に、カードキー発行
・読取装置８からカードキーが発行されるので、ユーザ
ーがこのカードキーを持ち帰る。このカードキーには磁
気式、ＩＤ式、パンチング式などで日時、選択した業務
などが記録されている。
【００１４】次に業者が適当な時間に預かり口１４を開
け、収容された全ての腕時計を取出す。そして、指示に
基ずいた修理を行い、１個づつ別個のロッカー内に修理
済の腕時計を入れておく。ユーザーは指定時間（例えば
２４時間）の経過後に修理済の腕時計を取りに来る。こ
の際、カードキーを出入口１６に入れる。読取装置８が
本人であることを確認すると、該当するロッカー錠が解
錠されると共に、ランプ４が点滅する。そこで、ユーザ
ーはロッカー扉を開き、腕時計を受取る。受取りが済む
と、扉は自動的に施錠される。
け、収容された全ての腕時計を取出す。そして、指示に
基ずいた修理を行い、１個づつ別個のロッカー内に修理
済の腕時計を入れておく。ユーザーは指定時間（例えば
２４時間）の経過後に修理済の腕時計を取りに来る。こ
の際、カードキーを出入口１６に入れる。読取装置８が
本人であることを確認すると、該当するロッカー錠が解
錠されると共に、ランプ４が点滅する。そこで、ユーザ
ーはロッカー扉を開き、腕時計を受取る。受取りが済む
と、扉は自動的に施錠される。
【００１５】なお、前記の操作手順は１例を示したもの
であって、これ以外の操作手順とすることは自由であ
る。特に業務を電池交換以外の異なったものとする場合
には、当然に手順は全く異なったものとなる。
であって、これ以外の操作手順とすることは自由であ
る。特に業務を電池交換以外の異なったものとする場合
には、当然に手順は全く異なったものとなる。
【００１６】本考案の自動受渡機は前記の実施例に限定
されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載さ
れた範囲内で自由に変形実施可能である。
されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載さ
れた範囲内で自由に変形実施可能である。
【００１７】
【考案の効果】本考案の自動受渡機は、修理などの注
文、代金の支払い、修理品の預かり、修理済品の渡しな
どの業務を全て無人の機械で自動的に行えるので、受渡
しに関する場所的、時間的制約を全く受けず、本機を人
通りの多い道路端などに設置しておけば、時計の電池交
換などの受渡業務を極めて簡便に行うことができ、業
者、ユーザー双方にとって非常に有益である。
文、代金の支払い、修理品の預かり、修理済品の渡しな
どの業務を全て無人の機械で自動的に行えるので、受渡
しに関する場所的、時間的制約を全く受けず、本機を人
通りの多い道路端などに設置しておけば、時計の電池交
換などの受渡業務を極めて簡便に行うことができ、業
者、ユーザー双方にとって非常に有益である。
【図１】本考案の自動受渡機の正面図。
【図２】各装置の連結関係を示すブロック線図。
１ 自動受渡機 ２ ロッカー ３ 錠 ４ ランプ ５ 操作盤 ６ カードキー出入口 ７ 価幣投入口 ８ カードキー発行・読取装置 ９ 代金受領装置 １０ バンド選択装置 １４ 修理品預かり口 １５ 制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のロッカーと、ロッカー扉に付設さ
れた自動錠と、ユーザーの為の操作盤と、代金受領装置
と、修理品預かり口と、受取時の本人確認用のカードキ
ー発行・読取装置と、機内に設けられたコンピュータ式
制御装置とを具備し、この制御装置と、前記のロッカー
錠、操作盤、代金受領装置、修理品預かり口、カードキ
ー発行・読取装置とが信号連結されている修理品などの
自動受渡機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024675U JP2583185Y2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 修理品などの自動受渡機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024675U JP2583185Y2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 修理品などの自動受渡機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681085U JPH0681085U (ja) | 1994-11-15 |
| JP2583185Y2 true JP2583185Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12144718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993024675U Expired - Lifetime JP2583185Y2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 修理品などの自動受渡機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583185Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04169673A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-17 | Alpha Corp | 一時的物品保管装置 |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP1993024675U patent/JP2583185Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0681085U (ja) | 1994-11-15 |
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