JP2582632Y2 - カ−ド搬送装置 - Google Patents

カ−ド搬送装置

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JP2582632Y2
JP2582632Y2 JP1993017466U JP1746693U JP2582632Y2 JP 2582632 Y2 JP2582632 Y2 JP 2582632Y2 JP 1993017466 U JP1993017466 U JP 1993017466U JP 1746693 U JP1746693 U JP 1746693U JP 2582632 Y2 JP2582632 Y2 JP 2582632Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、排出スプリングの蓄勢
力を用いてカ−ド走行路内からカ−ドを排出出来るカ−
ド搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来カ−ド走行路内に停電時或はカ−ド
ジャムでカ−ドが残った時、このカ−ドを排出するため
に、搬送ロ−ラによるカ−ド搬送系とは別のモ−タで駆
動されるチェ−ンに爪を付けた強制排出系を設けたカ−
ドリ−ダを本出願人は例えば、実開平4−24156 号公報
で提案した。しかし、カ−ド搬送系用のモ−タの他に強
制排出系用のモ−タが必要であり、更に停電時に強制排
出系用のモ−タを作動させるために大容量のコンデンサ
−が必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、カ−ド搬送系用のモ−タと強制排出系用のモ−タ
が必要であり、停電時に強制排出系用のモ−タを作動さ
せるために大容量のコンデンサ−が必要で電気エネルギ
−の消費が多いことである。本考案の目的は上記欠点に
鑑み、強制排出系の駆動力を排出スプリングの蓄勢力と
し、強制排出系用のモ−タと大容量のコンデンサ−を不
用にし、電気エネルギ−の消費を少なくすると共に、モ
−タに代えた排出スプリングで小型化したカ−ド搬送装
置を提案することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、カード走行
路内カードを搬送させるカード搬送装置において、ク
ラッチを有してカード搬送用モータにより排出スプリン
グの蓄勢を行う蓄勢手段と、非通電時、上記クラッチを
介して上記モータによる蓄勢を許すと共に、上記蓄勢手
段による蓄勢力の解放を阻止する一方、このカード搬送
装置への通電が停止したときに通電されて、上記クラッ
チを介して上記蓄勢手段による蓄勢力を解放させるソレ
ノイドと、上記排出スプリングの蓄勢力が解放されるこ
とにより駆動されるカード排出手段とを有することを要
旨とするものである。
【0005】
【作用】装置の立ち上げ時及び蓄勢力が解放された後、
排出スプリング6が蓄勢される。カ−ド挿入口1aからカ
−ド25がカ−ド走行路1の中に挿入された状態で停電に
なると、リレ−スイッチ41への通電が停止されてソレノ
イド39にコンデンサ−40が接続される。この接続でコン
デンサ−40の充電電流がソレノイド39に流されてソレノ
イド鉄芯37が吸引される。この吸引でソレノイドリンク
板36とストッパ−7が図5で2点鎖線の位置に引かれ
る。ストッパ−7が2点鎖線の位置に引かれると、スト
ッパ−7の一端7aとクラッチ爪レバ−5の他端の係合が
解除される。係合が解除されると、クラッチ爪レバ−5
の爪5aがバネ31の力でクラッチ歯板2の歯間に係合さ
れ、排出スプリング6の蓄勢力で軸3とクラッチ板4と
クラッチ爪レバ−5と共にクラッチ歯板2が時計方向に
回転される。この回転で軸29とピニオン28と歯車27と軸
26を介してカ−ド送りロ−ラ13が図2で反時計方向に逆
回転される。この逆回転で各カ−ド送りロ−ラ10、11、
12が逆回転されてカ−ド走行路1内のカ−ド25がカ−ド
挿入口1aから排出される。コンデンサ−40の放電が終了
すると、ストッパ−7がバネ35で反時計方向に回動され
て図5の状態に復帰される。カ−ド排出後は上記排出ス
プリング6の蓄勢動作がなされる。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例で本考案を説明する。図
1から図6は第1実施例で、図1はカ−ド搬送装置が組
み込まれた磁気カ−ドリ−ダの要部側面図、図2はカ−
ド搬送装置の要部斜視図、図3は排出スプリングの蓄勢
時のカ−ド搬送装置の要部側面図と制御回路ブロック
図、図4は排出スプリングの蓄勢維持初期時のカ−ド搬
送装置の要部側面図と制御回路ブロック図、図5は排出
スプリングの蓄勢維持時のカ−ド搬送装置の要部側面図
と制御回路ブロック図、図6は排出スプリングの蓄勢解
放時のカ−ド搬送装置の要部側面図と制御回路ブロック
図である。
【0007】カ−ド搬送装置が組み込まれた磁気カ−ド
リ−ダは図1で、カ−ド走行路1を挟んで下側に正逆転
する複数のカ−ド送りロ−ラ10、11、12、13が配置され
ている。各カ−ド送りロ−ラ10、11、12、13の軸にはプ
−リが固定されてベルト14で連動回転される。カ−ド送
りロ−ラ12の軸15にはプ−リ16が固定されてカ−ド搬送
用モ−タ17のプ−リ18との間にベルト19が張設されてい
る。カ−ド走行路1を挟んで各カ−ド送りロ−ラ10、1
1、12、13の上側にはパットロ−ラ20、21、22、23が対
向配置されている。パットロ−ラ22の横には図示しない
従動ロ−ラと対向させて磁気ヘッド24が配置されてい
る。カ−ド走行路1の図で左側のカ−ド挿入口1aからカ
−ド25が挿入される。
【0008】図2で上記カ−ド送りロ−ラ13の軸26には
歯車27が固定されてピニオン28が噛合されている。ピニ
オン28の軸29にはクラッチ歯板2が固定され、軸29の一
端は図3のように軸3の穴3a等に回転自在に嵌合されて
同軸支持されている。軸3の一側外周にはクラッチ板4
が固定されている。クラッチ板4にはピン30でクラッチ
爪レバ−5の一端が回動自在に支持されている。軸3の
他側外周には排出スプリング6の一端が固定されて他端
は図示しない不動部材に固定されている。クラッチ爪レ
バ−5には爪5aが形成されて爪5aはクラッチ歯板2の歯
間に係合するようにクラッチ板4に一端が掛け止めされ
たバネ31で付勢されている。クラッチ爪レバ−5の他端
には係合凹部5bが形成されている。
【0009】クラッチ爪レバ−5の他端外側にはストッ
パ−7の一端7aが臨まされている。ストッパ−7は軸32
で回動自在に支持され、一端7a側にピン33が固定されて
いる。ピン33が固定された位置のストッパ−7の側部に
は度当りピン34が設けられている。ストッパ−7の他端
7bにはバネ35の一端が掛け止めされてストッパ−7は度
当りピン34に当接するように回動付勢されている。ピン
33にはソレノイドリンク板36の一端が回動自在に嵌合さ
れている。ソレノイドリンク板36の他端はソレノイド鉄
芯37に固定されたピン38に回動自在に嵌合されている。
ソレノイド鉄芯37はソレノイド39に進出嵌入自在に設け
られ、進出付勢されている。
【0010】ソレノイド39には制御回路が接続されてい
る。制御回路はコンデンサ−40とリレ−スイッチ41で構
成されている。コンデンサ−40はリレ−スイッチ41を通
して常時充電されている。
【0011】上記カ−ド送りロ−ラ13の軸26と歯車27と
ピニオン28と軸29とクラッチ歯板2と軸3とクラッチ板
4とクラッチ爪レバ−5で排出スプリング6の蓄勢手段
が構成されている。上記クラッチ爪レバ−5とストッパ
−7とソレノイドリンク板36とソレノイド鉄芯37とソレ
ノイド39で排出スプリング6の蓄勢維持手段と蓄勢解放
手段が構成されている。各カ−ド送りロ−ラ10、11、1
2、13と軸26と歯車27とピニオン28と軸29とクラッチ歯
板2と軸3とクラッチ板4とクラッチ爪レバ−5で排出
スプリング6の蓄勢力で駆動されるカ−ド排出手段が構
成されている。
【0012】カ−ド搬送装置の動作は、装置の立ち上げ
時及び蓄勢力が解放された後(図5と同じ状態)、排出
スプリング6が蓄勢される時、カ−ド搬送用モ−タ17が
回転される。この回転でカ−ド送りロ−ラ13が図2で時
計方向に回転されて軸26と歯車27とピニオン28と軸29を
介してクラッチ歯板2が反時計方向に回転される。この
回転でクラッチ爪レバ−5の爪5aがクラッチ歯板2の歯
間に係合される。爪5aがクラッチ歯板2の歯間に係合さ
れると軸3とクラッチ板4とクラッチ爪レバ−5が一体
に回転されて図3のように排出スプリング6が蓄勢され
る。排出スプリング6の蓄勢動作は、軸3とクラッチ板
4とクラッチ爪レバ−5が数回転されてなされ、回転中
にクラッチ爪レバ−5の他端はストッパ−7を時計方向
に回動するように蹴られて逃がされる。排出スプリング
6が十分に蓄勢されると、カ−ド搬送用モ−タ17が過負
荷になって過電流が流れてこれを検出することでカ−ド
搬送用モ−タ17の回転が停止される。尚装置の立ち上げ
時、すでにスプリング6が蓄勢されている場合は、すぐ
に過電流になりモ−タが停止する。
【0013】蓄勢完了でカ−ド搬送用モ−タ17の回転が
停止されると、排出スプリング6の蓄勢力で軸3とクラ
ッチ板4とクラッチ爪レバ−5とクラッチ歯板2が図3
の位置にあっても時計方向に戻ってすぐに図4の位置に
回動される。この回動でクラッチ爪レバ−5の他端がス
トッパ−7の一端7aに係合される。更に軸3とクラッチ
板4とクラッチ爪レバ−5とクラッチ歯板2が時計方向
に回動されると、図5のようにクラッチ爪レバ−5の他
端の係合凹部5bがストッパ−7の一端7aに係合されると
共に、爪5aがクラッチ歯板2の歯間から離脱される。係
合凹部5bとストッパ−7の一端7aの係合でストッパ−7
の側部が度当りピン34に当接されてクラッチ板4の回動
が停止されて排出スプリング6の蓄勢動作が終了され
る。排出スプリング6の蓄勢動作は、装置の立ち上げ時
に行われて、常時蓄勢完了状態にしておく。
【0014】カ−ド挿入口1aからカ−ド25がカ−ド走行
路1の中に挿入されて各カ−ド送りロ−ラ10、11、12、
13で搬送されて磁気ヘッド24で読み取り、書き込みが行
われる時は、カ−ド送りロ−ラ13が正逆回転されて軸26
と歯車27とピニオン28と軸29を介してクラッチ歯板2が
正逆回転されるが、図5のようにクラッチ歯板2から爪
5aが離間されているので、この動作に対して排出スプリ
ング6側は無関係になる。
【0015】カ−ド挿入口1aからカ−ド25がカ−ド走行
路1の中に挿入された状態で停電になると、リレ−スイ
ッチ41への通電が停止されてソレノイド39にコンデンサ
−40が接続される。この接続でコンデンサ−40の充電電
流がソレノイド39に流されてソレノイド鉄芯37が吸引さ
れる。この吸引でソレノイドリンク板36とストッパ−7
が図5で2点鎖線の位置に引かれる。ストッパ−7が2
点鎖線の位置に引かれると、ストッパ−7の一端7aとク
ラッチ爪レバ−5の他端の係合が解除される。
【0016】係合が解除されると、クラッチ爪レバ−5
の爪5aがバネ31の力でクラッチ歯板2の歯間に係合さ
れ、排出スプリング6の蓄勢力で軸3とクラッチ板4と
クラッチ爪レバ−5と共にクラッチ歯板2が時計方向に
回転される。この回転で軸29とピニオン28と歯車27と軸
26を介してカ−ド送りロ−ラ13が図2で反時計方向に逆
回転される。この逆回転で各カ−ド送りロ−ラ10、11、
12が逆回転されてカ−ド走行路1内のカ−ド25がカ−ド
挿入口1aから排出される。コンデンサ−40の放電が終了
すると、ストッパ−7がバネ35で反時計方向に回動され
て図5の状態に復帰される。カ−ド排出後に装置を立ち
上げると上記排出スプリング6の蓄勢動作がなされる。
【0017】カ−ド挿入口1aからカ−ド25がカ−ド走行
路1の中に挿入されてカ−ドジャムでカ−ドがカ−ド走
行路1内に残った時は、装置全体の電源スイッチが切ら
れると、リレ−スイッチ41への通電が停止されてソレノ
イド39にコンデンサ−40が接続される。この接続でコン
デンサ−40の充電電流がソレノイド39に流されてソレノ
イド鉄芯37が吸引され、上記と同様に各カ−ド送りロ−
ラ10、11、12、13が逆回転されてカ−ド走行路1内のカ
−ド25がカ−ド挿入口1aから排出される。カ−ド排出後
は上記排出スプリング6の蓄勢動作がなされる。
【0018】上記説明の停電が起こると、カ−ド走行路
1内にカ−ド25が残っている場合、いない場合に関わら
ず排出スプリング6の蓄勢力で上記カ−ド排出動作がな
されて排出スプリング6の蓄勢力が解放されるから、そ
の後に上記排出スプリング6の蓄勢動作をしなければな
らない。排出スプリング6の蓄勢動作は停電が回復して
通電された時、カ−ド挿入口1aに設けた図示しないカ−
ド挿入検出センサ−を一時的にONしてカ−ド搬送用モ
−タ17に自動的に通電して行ってもよい。実際的には、
停電やカ−ドジャムによるカ−ド排出動作は滅多に起こ
るものではないから、通常は装置の立ち上げ時に排出ス
プリング6の蓄勢が行われて、常時蓄勢完了状態が維持
され、例えば毎朝始動チェック時にその状態確認のため
にカ−ド搬送用モ−タ17に通電される。蓄勢解放状態で
は蓄勢動作が行われ、蓄勢完了状態では上記のようにカ
−ド搬送用モ−タ17が過負荷になって過電流が流れて動
作が停止される。
【0019】上記のようにカ−ド搬送装置が構成される
と、強制排出系の駆動力を排出スプリング6の蓄勢力と
したので、強制排出系用のモ−タと大容量のコンデンサ
−を不用にし、電気エネルギ−の消費を少なくすると共
に、モ−タに代えた排出スプリング6で小型化すること
が出来る。
【0020】図7から図9は第2実施例で、図7はカ−
ド搬送装置が組み込まれた磁気カ−ドリ−ダの要部側面
図、図8はカ−ド排出手段の要部側面図、図9はカ−ド
搬送装置の要部斜視図である。
【0021】カ−ド搬送装置が組み込まれた磁気カ−ド
リ−ダは図7で、上記第1実施例と同様にカ−ド走行路
1を挟んで下側に正逆転する複数のカ−ド送りロ−ラ1
0、11、12、13が配置されている。各カ−ド送りロ−ラ1
0、11、12、13の軸にはプ−リが固定されてベルト14で
連動回転される。カ−ド送りロ−ラ12の軸15にはプ−リ
16が固定されてカ−ド搬送用モ−タ17のプ−リ18との間
にベルト19が張設されている。カ−ド走行路1を挟んで
各カ−ド送りロ−ラ10、11、12、13の上側にはパットロ
−ラ20、21、22、23が対向配置されている。カ−ド走行
路1の図で左側のカ−ド挿入口1aからカ−ド25が挿入さ
れる。更に第2実施例では太い破線で示されたチェ−ン
ベルト8が2つのスプロケット42、43に張設されてい
る。スプロケット43にはチェ−ン駆動歯車44が同軸で固
定されている。チェ−ン駆動歯車44には一方向クラッチ
付歯車9が噛合されている。
【0022】第2実施例ではチェ−ンベルト8でカ−ド
排出手段が構成されている。チェ−ンベルト8は図8の
ように複数個のチェ−ン部品8aがピン45で連結されてい
る。図7、図8のようにチェ−ン部品8aの中の2個には
Y字形の係合部8bが形成されている。図7でスプロケッ
ト43の外側には係合部8bの検出センサ−46が設けられて
いる。
【0023】第2実施例の排出スプリング6の蓄勢構造
は図9のように第1実施例の図2と略同一に構成され、
異なる箇所はカ−ド送りロ−ラ12側の歯車27とピニオン
28が歯車47、48で構成されていること及び軸3に一方向
クラッチ付歯車9が取り付けられ、チェ−ン駆動歯車44
が噛合されている点である。
【0024】排出スプリング6の蓄勢動作は第1実施例
の図3から図5と同一であり、停電等で軸3が時計方向
に回転される動作も図6と同一である。但し、軸3が反
時計方向に回転された時一方向クラッチ付歯車9は回転
されない。第2実施例で軸3が時計方向に回転される
と、一方向クラッチ付歯車9が時計方向に回転されてチ
ェ−ン駆動歯車44が反時計方向に回転される。この回転
でチェ−ンベルト8が移動されてカ−ド走行路1内にあ
るカ−ド25がY字形の係合部8bで押されてカ−ド挿入口
1aから排出される。
【0025】上記Y字形の係合部8bは通常カ−ド走行路
1内に突出しているとカ−ドの搬送の邪魔になるので、
スプロケット42、43の外側に停止している必要があり、
カ−ド25がカ−ド挿入口1aから排出される時検出センサ
−46で位置検出して図示しないストッパ−でチェ−ンベ
ルト8の移動を停止する。この時排出スプリング6の蓄
勢力は巻きほどけているので停止可能である。又、この
停止動作は排出スプリング6の蓄勢動作の開始で自動的
に解除する。
【0026】
【考案の効果】 本考案は上述のように構成されたか
ら、強制排出系の駆動力を排出スプリングの蓄勢力とし
たので、強制排出系用のモータと大容量のコンデンサー
を不用にし、電気エネルギーの消費を少なくすると共
に、モータに代えた排出スプリングで小型化することが
できる。また、カードを取り込んでいる動作中やカード
搬送装置が動作している間、ずっとソレノイドを通電し
続ける必要がなくなるので、電気エネルギーの消費は一
層少なくできる。さらに、使用するソレノイドはクラッ
チを動作させるだけでよいので、小型のソレノイドを使
用でき、装置を小型化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、カ−ド搬送装置が組み込まれた
磁気カ−ドリ−ダの要部側面図である。
【図2】同カ−ド搬送装置の要部斜視図である。
【図3】同排出スプリングの蓄勢時のカ−ド搬送装置の
要部側面図と制御回路ブロック図である。
【図4】同排出スプリングの蓄勢維持初期時のカ−ド搬
送装置の要部側面図と制御回路ブロック図である。
【図5】同排出スプリングの蓄勢維持時のカ−ド搬送装
置の要部側面図と制御回路ブロック図である。
【図6】同排出スプリングの蓄勢解放時のカ−ド搬送装
置の要部側面図と制御回路ブロック図である。
【図7】第2実施例で、カ−ド搬送装置が組み込まれた
磁気カ−ドリ−ダの要部側面図である。
【図8】同カ−ド排出手段の要部側面図である。
【図9】同カ−ド搬送装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 カ−ド走行路 2、3、4、5、8、9、10、11、12、13、26、27、2
8、29、42、43、44 排出スプリングの蓄勢力で駆動さ
れるカ−ド排出手段構成部品 5、7、36、37、39 排出スプリングの蓄勢維持手段と
蓄勢解放手段構成部品6 排出スプリング 13、26、27、28、29、2、3、4、5 排出スプリング
の蓄勢手段構成部品 17 カ−ド搬送用モ−タ 25 カ−ド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード走行路内カードを搬送させるカ
    ード搬送装置において、クラッチを有してカード搬送用
    モータにより排出スプリングの蓄勢を行う蓄勢手段と、
    非通電時、上記クラッチを介して上記モータによる蓄勢
    を許すと共に、上記蓄勢手段による蓄勢力の解放を阻止
    する一方、このカード搬送装置への通電が停止したとき
    に通電されて、上記クラッチを介して上記蓄勢手段によ
    る蓄勢力を解放させるソレノイドと、上記排出スプリン
    グの蓄勢力が解放されることにより駆動されるカード排
    出手段とを有することを特徴とするカード搬送装置。
JP1993017466U 1993-03-17 1993-03-17 カ−ド搬送装置 Expired - Lifetime JP2582632Y2 (ja)

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JP1993017466U JP2582632Y2 (ja) 1993-03-17 1993-03-17 カ−ド搬送装置

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JPH0675051U JPH0675051U (ja) 1994-10-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01180084A (ja) * 1988-01-11 1989-07-18 Fujitsu Ltd カードリーダ装置

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