JPH0625458Y2 - カード類分離装置 - Google Patents

カード類分離装置

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JPH0625458Y2
JPH0625458Y2 JP1987138620U JP13862087U JPH0625458Y2 JP H0625458 Y2 JPH0625458 Y2 JP H0625458Y2 JP 1987138620 U JP1987138620 U JP 1987138620U JP 13862087 U JP13862087 U JP 13862087U JP H0625458 Y2 JPH0625458 Y2 JP H0625458Y2
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JP
Japan
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cards
roller
card
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separating
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JP1987138620U
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JPS6443036U (ja
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国興 小渕
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ニスカ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カード類、例えばプラスチック製のテレホン
カードやオレンジカード(旅客運賃支払いカード)、或
いは比較的厚い紙でできたはがきや切符などを分離する
カード類分離装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、携帯に便利で無駄がない等の理由から、テレホン
カードやオレンジカードといったカード類を利用する機
会が増えてきている。
従来、こういったカード類を1枚ずつ分離して送り出す
装置としては、第3図に示すようにカード類52の1枚
のみ通過可能な隙間53Cを有するゲート53A・53
Bを配置し、繰り出しローラ51によって繰り出された
カード類52を上記ゲート53A・53Bの隙間53C
に通すことによってカード類52を1枚ずつ取り出すも
のがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなカード類分離装置において
は、繰り出しローラ51がカード類52の片面に圧接し
ているのみであるため、カード類52にプレス加工など
により生ずるいわゆるバリ等があった場合、繰り出しロ
ーラ51がスリップしやすく、カード類52を隙間53
Cに押し込むことができないという欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来技術の欠点を考慮して、カード類に
多少の突出部があってもカード類を確実に分類すること
ができるカード類分離装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するために、搬送方向に回転
する回転体と阻止部材によって構成される第1の分離手
段によってカード類収積部から繰り出されたカード類を
まず分離し、次に搬送手段が第1の分離手段を通過した
カード類を第2の分離手段の隙間に押し込むことによっ
てカード類を確実に分離するものである。
〔考案の実施例〕
以下、第1図・第2図を参照して本考案の一実施例につ
いて述べる。
〈構成〉 まず構成について説明する。テレホンカードやオレンジ
カードや切符といったカード類を作成する際の分離装置
として利用されたり、上記カード類の自動販売機の分離
装置等として利用される本実施例のカード類分離装置
は、第1図・第2図に示すようにバックアッププレート
21を有するカード類収積部27と、このカード類収積
部27に収積されたカード類2を繰り出す繰り出しロー
ラ1と、この繰り出しローラ1によって繰り出されたカ
ード類2を分離する第1の分離手段31と、この第1の
分離手段31を通過したカード類2を搬送する搬送手段
33と、この搬送手段33から搬送されたカード類2を
分離する第2の分離手段35と、第1・第2の分離手段
31・35によって分離されたカード類2を排出する排
出手段37と、繰り出しローラ1・フィドローラ3・押
し込みローラ6・排出ローラ16Aを駆動する駆動部3
4と、制御部(図略)にカード類2の有無の情報を伝え
る発光素子9A・受光素子9Bと発光素子17A・受光
素子17Bと、バックアッププレート21の駆動部40
とを備えている。
第1図に示すようにカード類収積部27はゴム部28を
有する繰り出しローラ1の上方に設けられており、その
内部にはカード類2が収積されている。そしてこのカー
ド類2にはバックアッププレート21により上方から圧
力がかけられている。
この圧力によってカード類2とゴム部28の間に適度な
摩擦が生じ、カード類2は繰り出しローラ1が矢印方向
41に回転することにより繰り出されるようになってい
る。
第1の分離手段31は、矢印方向43に回転することに
よって、繰り出しローラ1から繰り出されたカード類2
を搬送するフィードローラ3と、上記搬送されるカード
類2に追従するカード類を阻止する固定の阻止部材、例
えばゲートローラ4とによって構成され、フィードロー
ラ3とゲートローラ4との間には、カード類2の1枚の
通過を許容する隙間を設けてある。尚、フィードローラ
3にはゴム部5を設けてある。搬送手段33は押し込み
ローラ6・7によって構成されている。押し込みローラ
7の回転軸8は押し込みローラ7が下から押されれば、
スリット(図略)に沿って同ローラ7の本体ごと上方に
移動することができるようにしてある。
押し込みローラ7の上方には押し込みローラ7の回転軸
8の最上部からカード類1枚分の厚さ以上で、且つカー
ド類2枚分の厚さ未満の距離をおいてL字型レバー11
が回転軸12を中心に回動自在に設けられている。
そして、更にL字型レバー11の上方には、スイッチ1
5を有する2枚検知センサ14を設けてある。
第2の分離手段35は、ゲート10A・10Bによって
構成されており、ゲート10Aとゲート10Bの間に
は、カード類1枚の通過を許容する隙間10Cを設けて
ある。
排出手段37は、排出ローラ16A・16Bによって構
成されている。排出ローラ16Aは矢印方向45に回転
し、また排出ローラ16Bは矢印方向47に回転するこ
とにより、第2の分離手段を通過したカード類2を排出
する機能を有している。
駆動部34はモータ20とクラッチ18・19を備えて
いる。クラッチ18・19は発光素子17A・受光素子
17Bと発光素子9A・受光素子9Bから送られた情報
を基に制御部が出した指示に従い、モータ20から押し
込みローラ6・フィードローラ3・繰り出しローラ1へ
の駆動を伝えたり断ったりするようになっている。
発光素子17A・受光素子17Bと発光素子9A・受光
素子9Bは、制御部がクラッチ18・19を通して押し
込みローラ6・フィードローラ3・繰り出しローラ1の
回転を制御するのに必要なカード類2の有無という情報
を制御部に伝える機能を有している。
駆動部40は第2図に示すようにバネ22と、プーリ2
4と、ラチェット23と、バックアッププレート21に
取り付けられた支持軸60に一端が取り付けられ、他端
がプーリ24に取り付けられているワイヤ29と、先端
に爪25を有し、回転軸32を中心に回動するアーム3
0と、このアーム30を駆動させるソレノイド26とを
備えており、バネ22の張力によるバックアッププレー
ト21への駆動が不足した場合、アーム30の爪25と
ラチェット23との係合によりソレノイド26の駆動を
バックアッププレート21に伝達し、バネ22の張力に
よる駆動の不足分を補う構造となっている。尚、ラチェ
ット23はプーリ24に対して一定のフリクショントル
クをもって取り付けられている。
〈動作〉 このような構成において、この装置は次のように動作す
る。
第1図に示すように繰り出しローラ1が矢印方向41に
回転すると、カード類2は第1の分離手段31へと繰り
出される。
この第1の分離手段31では、フィードローラ3がカー
ド類2を引き込み、ゲートローラ4が上記カード類2に
追従するカード類を阻止することによって分離を行な
う。
第1の分離手段31を通過したカード類2は押し込みロ
ーラ6・7によって発光素子9A・受光素子9Bの間を
通され、ゲート10A・10Bの隙間10Cに押し込ま
れる。
上記押し込みローラ6・7の間を複数枚のカード類が通
過した場合、押し込みローラ7は過剰なカード類の厚み
によって上に押され、ローラ7の回転軸8はL字型レバ
ー11を押し上げる。これによりレバー11は回転軸1
2を中心に右に回動し、レバー11の先端部13は2枚
検知センサ14のスイッチ15を押す。
上記のようにして2枚検知センサ14が作動すると、繰
り出しローラ1・フィードローラ3は停止する。一方押
し込みローラ6・7はそのまま回転し、押し込みローラ
6・7の間を通った複数枚のカード類のうち、1枚だけ
がゲート10A・10Bの隙間10Cを通過し、排出ロ
ーラ16A・16Bによって排出される。上記隙間10
Cを通過した1枚のカード類が発光素子17A・受光素
子17Bの間に到達した時から発光素子17A・受光素
子17Bの間を通過するまで、押し込みローラ6・7は
停止し、残りのカード類はゲート10A・10Bの手前
で待機した状態となる。
上記1枚のカード類が排出された後は、排出ローラ16
A・16Bと押し込みローラ6・7によって上記ゲート
10A・10Bの手前で待機した状態のカード類が全て
排出され、発光素子9A・受光素子9Bによって上記カ
ード類が検知されなくなると繰り出しローラ1・フィー
ドローラ3が再び動き出し、通常の動作となる。
ところで繰り出しローラ1がカード類2を繰り出す際
に、カード類2同士の摩擦、或いはカード類2とカード
類収積部27の内壁との摩擦等により、バックアッププ
レート21からカード類2への圧力が有効に働かないた
めに起こるカード類2の繰り出しもれを防ぐため、第2
図に示すようにバネ22の張力による通常の駆動が不足
した場合は、ソレノイド26を励磁することによりアー
ム30がその回転軸32を中心に右に回動し、アーム3
0の先端にある爪25はラチェット23と係合する。こ
の係合によりプーリ24は通常のバネ22の張力による
左への回動に加えて更に左に回動する。このように左に
回動したプーリ24はバックアッププレート21の支持
軸60につながっているワイヤ29を通してバックアッ
ププレート21を通常以上に下方へ引っ張り、カード類
2に有効な圧力を加える。
〈実施例の効果〉 以上説明した実施例によれば、次のような効果が得られ
る。
(1)フィードローラ3が矢印方向43に回転すること
により、第1の分離手段31は繰り出しローラ1から繰
り出されたカード類2にバリがあっても容易にくわえ込
むことができ、且つ上記カード類2をある程度正確に分
離することができると共に、第1の分離手段31を通過
したカード類2を押し込みローラ6・7が両面から圧接
して搬送するため、カード類2にバリがあって隙間10
Cに引っかかることがあっても、スリップすることなく
カード類2を隙間10Cへ押し込むことができ、上記カ
ード類を隙間10Cの手前で詰まらせることなく正確に
分離することができる。
(2)バックアッププレート21からカード類2にかか
る圧力が不足している際に、ソレノイド26の駆動をア
ーム30の爪25を使ってラチェット23に伝え、プー
リ24を左に回動させることによってバックアッププレ
ート21からカード類2にかかる圧力が増加し、繰り出
しローラ1によるカード類2の繰り出しもれを防止する
ことができる。
〔変形例〕
以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案は
前記実施例に限定されるものではなく、例えば次のよう
な変形が可能である。
(1)前記実施例ではゲートローラ4は、固定の阻止部
材としたが、ゲートローラ4はフィードローラ3によっ
て搬送されるカード類2に追従するカード類を阻止する
方向に回転する阻止部材であってもよい。
(2)前記実施例では、バックアッププレート21から
カード類2への圧力不足の際、圧力増加のためにプーリ
24を回動させる駆動源はソレノイド26であったが、
代わりにモータやゼンマイ等を使ってもよいし、常時他
の搬送部に供給されている動力をカム等で連結するよう
にしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案では、カード類収積部から繰り出されたカード類
に多少の突出部等があっても、第1の分離手段の回転体
は搬送方向に回転しているため、上記カード類を容易に
くわえ込むことができ、且つ、ある程度正確に上記カー
ド類を分類することができると共に、搬送手段は第1の
分離手段を通過したカード類を第2の分離手段の隙間に
押し込み、上記カード類に多少の突出部等があっても上
記隙間で上記カード類を詰まらせることなく分離するこ
とができるので、カード類を確実に分離することができ
るカード類分離装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す図で、各
図は次のものを表している。 第1図は分離装置の内部構造を示す断面図であり、第2
図はバックアッププレート21に駆動をかける機構を示
した図である。第3図は従来技術の説明図である。 1……繰り出しローラ、2……カード類 4……ゲートローラ、6・7……押し込みローラ 10A・10B……ゲート、27……カード収積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 7/12 9037−3F G07F 7/08

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード類収積部に積層されたカード類を1
    枚に分離給送するカード類分離装置において、 前記カード類収積部から繰り出されたカード類を搬送す
    る回転体と、この回転体により搬送されるカード類に追
    従するカード類の搬送を阻止する阻止部材を有する第1
    の分離手段と、この第1の分離手段を通過したカード類
    のうちの1枚のみが搬送動作を継続して通過することを
    許容するとともに、この1枚に追従するカード類を前記
    1枚のカード類が通過するまで阻止する隙間を有する第
    2の分離手段と、上記第1と第2の分離手段の間に設け
    られ、上記第1の分離手段を通過したカード類を上記第
    2の分離手段の隙間に押し込む搬送手段とを設けたこと
    を特徴とするカード類分離装置。
JP1987138620U 1987-09-09 1987-09-09 カード類分離装置 Expired - Lifetime JPH0625458Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987138620U JPH0625458Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09 カード類分離装置

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JP1987138620U JPH0625458Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09 カード類分離装置

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Publication Number Publication Date
JPS6443036U JPS6443036U (ja) 1989-03-15
JPH0625458Y2 true JPH0625458Y2 (ja) 1994-07-06

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ID=31401120

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5563400B2 (ja) * 2010-08-04 2014-07-30 日本電産サンキョー株式会社 媒体重送防止機構および媒体送出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167047A (en) * 1981-04-07 1982-10-14 Canon Inc Picture forming device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755243Y2 (ja) * 1980-05-14 1982-11-29

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167047A (en) * 1981-04-07 1982-10-14 Canon Inc Picture forming device

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JPS6443036U (ja) 1989-03-15

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