JP2582089Y2 - 天井板の電磁シールド構造 - Google Patents

天井板の電磁シールド構造

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JP2582089Y2
JP2582089Y2 JP1992015784U JP1578492U JP2582089Y2 JP 2582089 Y2 JP2582089 Y2 JP 2582089Y2 JP 1992015784 U JP1992015784 U JP 1992015784U JP 1578492 U JP1578492 U JP 1578492U JP 2582089 Y2 JP2582089 Y2 JP 2582089Y2
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雅弘 井上
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電磁シールド機能を備
えた天井システム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井システムは、天井板の四辺部
が、一対のメインバーとこれらのメインバー間に架け渡
される一対のクロスバーとの各天井板載置面に載置さ
れ、上記メインバーとクロスバーとの交差部を相互に連
結した構造であり、この連結構造を図6に示す。同図に
おいて、L型のアルミ製メインバー1とT型のアルミ製
クロスバー2の交差部6において、メインバー1の天井
板載置面4の側面4aとクロスバー2の端面2aとを対
峙させた状態で、クロスバー2のウエブ7がL型ジョイ
ント3を介してメインバー6のウエブ7に連結されてお
り、各バー1,2の各天井板載置面4,5に天井板(図
示せず)が載置されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、電磁シール
ド機能を備えた天井システムを開発するにあたっては、
電磁波の漏れが問題となるが、上記従来のような天井シ
ステムでは、メインバー1の天井板載置面4とクロスバ
ー2の天井板載置面5とが同一平面内で対峙した構造で
あるから、図7に示されるように、各バー1,2の交差
部6に電磁気的な隙間Gが生じるのは避けられず、この
隙間Gを通って電磁波が室外に漏れ、十分な電磁シール
ド効果が得られないという問題がある。
【0004】本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、メインバーとクロスバーとの交差部に電磁気
的な隙間が生じるのを防いで、天井板の電磁シールド効
果を高めると共に、メインバーとクロスバーとを水平方
向において互いに位置決めして、天井板を安定支持でき
るようにした天井板の電磁シールド構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、天井板の四辺部が、一対の金属製のメイ
ンバーとこれらのメインバー間に掛け渡される一対の金
属製のクロスバーとの各天井板載置面に載置され、上記
メインバーとクロスバーとの交差部が相互に連結され、
上記一対のメインバーの天井板載置面にその長手方向に
沿って立上壁を立設すると共に、この立上壁におけるク
ロスバーとの交差部にクロスバーの突合せ端部が嵌合す
る切欠部を設けて、該突合せ端部の下面をメインバーの
天井板載置面と重ね合わせると共に、クロスバーの端面
をメインバーのウエブに突き合わせたものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、メインバーの切欠部において
メインバーの天井板載置面とクロスバーの突合せ端部の
下面とを重ね合わせると共に、該クロスバーの端面をメ
インバーのウエブに突き合わせるようにしたから、従来
のメインバーとクロスバーの交差部を単に突き合せた構
造とは異なり、各バーの交差部に電磁気的な隙間が生じ
ず、この交差部からの電磁波の漏れが無くなり、電磁シ
ールド効果が大幅に向上する。しかも、上記のようにク
ロスバーの端面をメインバーのウエブに突き合わせるこ
とで、メインバーとクロスバーとが水平方向において互
いに位置決めされた状態となるので、天井板を安定支持
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2において、天井システムは、天井板10の
四辺部10a〜10dが、一対のアルミ製T型メインバ
ー11とこれらのメインバー11,11間に架け渡され
る一対のアルミ製T型クロスバー21,21とで支持さ
れており、各バー11,21の交差部30が互いに重ね
合わされ、ジョイント9により相互に連結されている。
上記T型メインバー11は、ハンガー9に取付けられる
ハンガー取付部12と、垂直のウエブ13と、左右一対
の天井板載置面14,14と、各天井板載置面14の外
側部に夫々立設された一対の立上壁15,15とから成
り、またT型クロスバー21は、図1に示されるよう
に、ハンガー取付部22と、垂直のウエブ23と、一対
の天井板載置面24,24とから成る。
【0008】上記メインバー11の立上壁15は、天井
板載置面14の長手方向に沿って所定の高さHで延設さ
れ、この高さHは、クロスバー21の突き合わせ端部2
1aがメインバー11の天井板載置面14に重ね合わさ
れた状態で、立上壁15の上端部15aと該天井板載置
面14とがほぼ面一となる値に設定されている。また、
立上壁15のクロスバー21との交差位置には、クロス
バー21の突き合わせ端部21aとほぼ同等幅Dの切欠
部16が形成されている。この切欠部16にクロスバー
21の突き合わせ端部21aを嵌め込むことによって、
該突き合わせ端部21aの下面をメインバー11の天井
板載置面14上に重ね合わせることができ、且つ、クロ
スバー21の端面23aをメインバー11のウエブ13
に突き合わせることができる。
【0009】上記構成によれば、図3に示すように、メ
インバー11の天井板載置面14上にクロスバー21の
突合せ端部21aの下面が重ね合わされ、さらに、クロ
スバー21の端面23aがメインバー11のウエブ13
に面接触しているので、従来の天井構造と異なり、各バ
ー11,21の交差部30に電磁気的な隙間が生じなく
なり、電磁シールド効果に優れた天井システムを得るこ
とができる。しかも、メインバー11の立上壁15の上
端部はクロスバー21の天井板載置面24と略同一高さ
に設定されているから、天井板10と各バー11,21
との間に隙間が生じず、天井板10を安定支持すること
ができる。
【0010】本考案に係る天井システムは、上記T型メ
インバー11とT型クロスバー21との組み合わせに限
定されず、天井部と壁面との納まり部に配設されるL型
メインバーとT型クロスバーとの組み合わせについても
適用され得る。つまり、図4に示されるように、納まり
部に配設されるL型メインバー11’の天井板載置面1
4’に電磁遮蔽用の立上壁15’を立設し、この立上壁
15’の切欠部16’にT型クロスバー21を嵌合させ
ることにより、図5に示されるように、各バー11’,
21の交差部30’において電磁気的な隙間を無くすこ
とができる。
【0011】なお、上記メインバーとクロスバーはそれ
ぞれアルミ製に限らず、例えばスチール製であってもよ
い。
【0012】
【発明の効果】本考案は上述のように、天井板の四辺部
が、一対の金属製のメインバーとこれらのメインバー間
に掛け渡される一対の金属製のクロスバーとの各天井板
載置面に載置され、上記メインバーとクロスバーとの交
差部が相互に連結され、上記一対のメインバーの天井板
載置面にその長手方向に沿って立上壁を立設すると共
に、この立上壁におけるクロスバーとの交差部にクロス
バーの突合せ端部が嵌合する切欠部を設けて、該突合せ
端部の下面をメインバーの天井板載置面と重ね合わせ
と共に、クロスバーの端面をメインバーのウエブに突き
合わせた構成であるから、各バーの交差部に電磁気的な
隙間が生じるのを防いで、この交差部からの電磁波の漏
れを無くすことができる結果、電磁シールド効果に優れ
た天井システムを得ることができる。しかも、上記のよ
うにクロスバーの端面をメインバーのウエブに突き合わ
せることで、メインバーとクロスバーとが水平方向にお
いて互いに位置決めされた状態となるので、天井板を安
定支持できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るメインバーとクロスバ
ーの分解斜視図である。
【図2】図1のメインバーとクロスバーを用いた天井シ
ステムの概略斜視図である。
【図3】図1のメインバーとクロスバーの交差部を示す
概略平面図である。
【図4】本考案の他の実施例に係るメインバーとクロス
バーの分解斜視図である。
【図5】図4のメインバーとクロスバーの交差部を示す
概略平面図である。
【図6】従来例に係るメインバーとクロスバーの連結状
態を示す斜視図である。
【図7】図6のメインバーとクロスバーの交差部を示す
概略平面図である。
【符号の説明】
10 天井板 11 メインバー 14 天井板載置面 15 立上壁 15a 上端部 16 切欠部 21 クロスバー 21a 突合せ端部 24 天井板載置面 30 交差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 9/00 E04B 1/92 E04B 9/14 H05K 9/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井板の四辺部が、一対の金属製のメイ
    ンバーとこれらのメインバー間に掛け渡される一対の金
    属製のクロスバーとの各天井板載置面に載置され、上記
    メインバーとクロスバーとの交差部が相互に連結され、
    上記一対のメインバーの天井板載置面にその長手方向に
    沿って立上壁を立設すると共に、この立上壁におけるク
    ロスバーとの交差部にクロスバーの突合せ端部が嵌合す
    る切欠部を設けて、該突合せ端部の下面をメインバーの
    天井板載置面と重ね合わせると共に、クロスバーの端面
    をメインバーのウエブに突き合わせて成ることを特徴と
    する天井板の電磁シールド構造。
JP1992015784U 1992-03-26 1992-03-26 天井板の電磁シールド構造 Expired - Fee Related JP2582089Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101325668B1 (ko) * 2012-06-20 2013-11-06 유은하 천장패널의 결합구조 및 결합방법

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JPS5346736Y2 (ja) * 1975-07-28 1978-11-09

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