JP2581890B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2581890B2 JP5151683A JP15168393A JP2581890B2 JP 2581890 B2 JP2581890 B2 JP 2581890B2 JP 5151683 A JP5151683 A JP 5151683A JP 15168393 A JP15168393 A JP 15168393A JP 2581890 B2 JP2581890 B2 JP 2581890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆回復電流の小さな高
速ダイオードとMOSFETとを組合せた半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、一般的な整流ダイオードの順方
向に電流を流している状態から逆方向の阻止状態に変化
する時の電流,電圧波形を示す。順方向に電流密度JF
で流し、次の瞬間逆バイアス電圧をかけると、逆回復電
流が流れる。この時の電流のピーク値JRPはそれに比例
して電力損失が発生するため、できるだけ小さくする必
要がある。また、JRPがノイズ源となって、このダイオ
ードを使用した回路特に集積回路を誤動作させる原因と
なる。このような観点から、JRPを低減するダイオード
として、図8に示す構造が、1987、アイ・イー・イ
ー・イー,インターナショナル,エレクトロン,デバイ
シズ,ミーテイング(1987,IEEEInternational El
ectron Devices Meeting)第658頁から第661頁に
おいて論じられている。この構造では、例えばn+ 基板
111の片面に結晶成長などで形成されたn- 層112
中に、p層113が分かれて形成されている。電極121
は、p層113とオーミック接触し、p層113間にお
いて表面に露出しているn- 層112とはショットキー
接合を形成している。また、電極121は周辺におい
て、酸化膜131上にはみ出すように形成され、周辺の
電界を緩和するフィールドプレートの役割をはたしてい
る。電極122はn+ 層111に低抵抗接触している。
このダイオードに、電極121から電極122へ電流を
流すと、pn接合部分即ち、p層113からn- 層へホ
ールが注入しn- 層に過剰キャリアが蓄積されるが、シ
ョットキー接合部分では電極121からn- 層112に
殆んどホールが注入されない。従って、pn接合とショ
ットキー接合の界面付近に蓄積するキャリア濃度が、従
来のpn接合だけのものに比べ少なくなる。その結果、
図7から分かるように、逆バイアス電圧が印加される瞬
間に生じるJRPはpn接合付近の蓄積キャリアによって
発生するため、図8のダイオードはJRPの低減に有効で
あるという特長をもつ。また、逆方向の阻止状態では、
ショットキー接合の両側のp層113とn- 層112と
の間に形成されるpn接合より伸びる空乏層が、ショッ
トキー接合下でリーチスルーするため、ショットキー接
合に加わる電界を緩和できる。このため、従来のショッ
トキー接合だけのダイオードに比べ、漏れ電流を小さく
できるという特長をもつ。
【0003】一方、JRPを低減する構造として図9のダ
イオードが特開昭58- 60577 号に示されている。このダ
イオードは、p+ 層113間のn- 層112表面にp+
層113よりキャリア濃度の低いp層114を設けた点
が図8のダイオードと異なる。これにより、順方向で
は、拡散電位の小さなp層114とn- 層112のpn
接合を電流が流れるので、p+ 層113とn- 層112
の接合だけからなるダイオードに比べ、順方向の電圧降
下を小さくできるという特長を持つ。また、p層114
のキャリア濃度が低いので、p層114からのキャリア
の注入量を小さくできるので、JRPを小さくできるとい
う特長も持つ。さらに、ショットキー接合のような金属
と半導体の界面を使わないので、半導体表面の汚染等の
影響を受けにくく、特性が安定しているという特長もも
つ。もちろん、図8と同様に深いp+ 層113とn- 層
112から伸びる空乏層により、p層114とn- 層1
12のpn接合に加わる電界を緩和し、漏れ電流を小さ
くできるという効果もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すダイオード
は、電極121にワイヤ141をボンディングすること
によって洩れ電流が増加し耐圧が劣化するという問題が
ある。この原因は次のように推測される。
【0005】電極121にワイヤ141をボンディング
する時、電極121とワイヤ141との間に圧力が加え
られ、この圧力によって電極121とn- 層112との
界面に欠陥が生じる。この欠陥が再結合中心を構成し、
伝導帯の電子が欠陥に流れ込み洩れ電流が増加する。特
に、逆バイアス状態になり電極121とn- 層112と
の界面に加わる電界が強くなると、ショットキー障壁の
厚さが薄くなり、電子がトンネル電流として再結合中心
へ遷移する確率が高くなる。これにより、ますます洩れ
電流が増加し、結果として耐圧が低下するものと考えら
れる。
【0006】また、図9に示すダイオードは、図8のそ
れに比べ、p層114からのキャリアの注入があるた
め、JRPが大きくなるという問題がある。そこで、さら
にJRPを小さくするために、p層114のキャリア濃度
を低くすることが示されているが、p層114のキャリ
ア濃度を余り低くすると耐圧が低下する不具合がある。
これは、余りp層114を低濃度化すると、電極121
に空乏層がパンチスルーし、耐圧が低下するものと思わ
れる。また、図8のダイオードに比較して、p層114
を形成する製造プロセスが増加するという問題がある。
【0007】以上のように、従来技術では小さいJRP
達成する構造における耐圧の低下については配慮がされ
ておらず、JRPの低減と耐圧の確保の両立が難しいとい
う問題があつた。
【0008】本発明の目的は、小さなJRPと安定な耐圧
が得られ、しかも製造が容易で安定性に優れた半導体装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明半導体装置の特徴とするところは、pn接合からなる
第1のダイオードと、通電方向にショットキーバリアと
pn接合とを複合化した第2のダイオードとを通電方向
と直角方向に並設すると共に、各ダイオードと通電方向
を逆にしてMOSFETを並設した点にある。更に、詳述する
ならば、第2のダイオードに電流密度JFの順電流を流
したときの順方向電圧VFが0.1(V)から0.3(V)
の範囲において、
【0010】
【数3】
【0011】が成立する点にある。具体的構成として
は、第1のダイオードは一方導電型の第1の半導体領域
と、第1の半導体領域に隣接してpn接合を形成し一方
の主電極にオーミック接触する他方導電型で第1の半導
体領域より高不純物濃度を有する第2の半導体領域とか
ら構成され、第2のダイオードは、一方導電型の第1の
半導体領域と、第1の半導体領域に隣接してpn接合を
形成し一方の主電極にショットキーバリアを介して接触
する他方導電型で第1の半導体領域より高不純物濃度を
有する第3の半導体領域とから構成されている。この場
合、第3の半導体領域は不純物量が単位面積当たり1×
10の14乗個以下で幅が100Åを超えることが望ま
しい。そして、ダイオード全体構成としては、多数個の
第2のダイオードを第1のダイオードでそれぞれ包囲し
た形が理想的である。
【0012】
【作用】本発明では、ショットキーバリア下にpn接合
を形成しているため、ショットキーバリア界面にワイヤ
ボンディング等で欠陥が生じても、pn接合があるため
トンネル電流等による漏れ電流の増加を防ぐことができ
るので、耐圧の低下を防止できる。
【0013】また、n値を1.00≦n≦1.15とする
ことで、ショットキーバリア下のp層からn- 層へのホ
ールの注入を押えることができるので、pn接合界面に
蓄積する過剰キャリアを低減でき、JRPを小さくでき
る。
【0014】さらに、電極中にp型不純物を含有させ、
これを半導体中に拡散させることにより、ショットキー
バリア下にp層を形成することができるので、p層を形
成するイオン注入などの新たな工程が不要となり、製造
が容易となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例として示した図面によ
り詳述する。
【0016】図2は本発明半導体装置のダイオード部分
の一実施例を示す断面図及び平面図である。図におい
て、1は互いに反対側に位置する一対の主表面11,1
2を有する半導体基体で、一方の主表面11に隣接する
n+ 層13と、n+ 層13と他方の主表面12に隣接す
るn+ 層13より低不純物濃度のn- 層14と、他方の
主表面12の選ばれた複数個所からn- 層14内に延び
るn- 層14より高不純物濃度のp層15と、p層15
相互間にあって他方の主表面12からn- 層14内に延
びるn- 層14より高不純物濃度でp層15より薄くさ
れたp層16とからなっている。p層15は複数個の小
領域151と、それらを包囲する環状領域152とから
なっている。2は一方の主表面11においてn+ 層13
にオーミック接触する一方の主電極、3は他方の主表面
12においてp層15にオーミック接触しp層16との
間にショットキーバリアを形成する他方の主電極、4は
他方の主表面12の周辺においてn- 層14及びp層1
5上に形成された酸化膜で、他方の主電極3は酸化膜4
上に延在している。これによって、一対の主表面間に、
n+ 層13,n- 層14及びp層15からなる第1のダ
イードと、n+ 層13,n- 層14,p層16及びショ
ットキーバリアからなる第2のダイオードとが並設され
た構造のダイオードが得られる。
【0017】 図2に示すダイオードが、従来例の図9
と異なる点は、p層16と主電極3との間にショットキ
ーバリアを設けた点にある。本発明の効果を図3を使っ
て説明する。(a)は、従来例の図8における電極12
1・n- 層112のショットキーバリア領域のエネルギ
ーバンド構造、(b)は、本発明の図2における主電極
2・p層16・n- 層14のショットキーバリア領域の
エネルギーバンド構造を示す。従来構造(a)では、先
に述べたようにショットキーバリア界面に例えばワイヤ
ボンディングで欠陥が生じると、逆バイアス時に伝導帯
の電子−の欠陥が生じた再結合中心へ流れ込み漏れ電流
が増え、結果として耐圧が低下すると考えられる。一
方、本発明(b)では、ショットキーバリア界面に欠陥
が生じても、p層16によって障壁の幅Wを厚くできる
ので、伝導帯の電子−が欠陥へトンネル電流などで遷移
する確率が格段に小さくなる。例えば、p層16の幅が
100Å程度を超えると、殆んど電子が遷移しなくな
る。従って、漏れ電流が小さくなり、高耐圧化が図れ
る。しかも、p層16と主電極3との間にショットキー
バリアが形成されているので、pn接合による空乏層が
主電極3までパンチスルーしても図9のダイオードのよ
うに耐圧が劣化しないという特長をもつ。もちろんp層
15が、p層16より深く形成されていることから、p
層15のpn接合から伸びる空乏層により、p層16の
pn接合に加わる電界を緩和できる効果があることは言
うまでもない。さらに、p型ショットキーバリアにおけ
るホールに対する障壁φBPにより、p層16へのホール
の供給を抑制できる。従って、図9のようなp層114
と電極121がオーミック接触しているダイオードで
は、電極121からp層114へホールが供給され、さ
らにp層114からn- 層112へホールが注入される
のに対し、図2のダイオード1では、φBPによりp層1
6へのホールの供給が抑制され、従ってp層16からn
- 層14へのホールの注入も少なくすることができる。
その結果、pn接合近傍の蓄積キャリアを低減でき、J
RPを小さくできる。さらに好ましいp層16としては、
pn接合とショットキーバリアの電位差によって、p層
16が空乏化すれば、ホールの注入が極めて少なくでき
るのでJRPを一層小さくできる。
【0018】図4は、種々のP層16をもつ図2のダイ
オード1の電気特性を詳しく調べた室温での実験結果で
ある。横軸は、ダイオード1に順方向の電流密度JF
流した時に、順方向電圧VFが0.1〜0.3V程度の範
囲において、VFとlnFの関係がほぼ直線になる領域
での
【0019】
【数4】
【0020】の値とJRP/JF の関係を示している。こ
のnの値は、1に近いほど多数キャリアが主電流を占め
ていること、また2に近いほど注入した少数キャリアと
の再結合電流が大きいことを示している。順方向電流密
度JF と逆回復電流密度JRPの比JRP/JFを調べた結
果、図4の関係があることが判った。nの値が1.00
〜1.15の間にすれば、JRP/JFを小さくできること
が判かつた、これは、p層16を設けても、少数キャリ
アの注入を低減(nを小さく)すれば、JRPを小さくで
きることを示している。p層16の条件としては、例え
ばB(ホウ素)のイオン注入でp層16を形成する場合
には、イオン注入量を単位面積当り約1×10の14乗
個以下にすることが望ましい。単位面積当り約1×10
の14乗個以上では、p層16と主電極2がオーミック
接合に近づき、またp層16が高濃度となるため、p層
16からn- 層14へホールが注入しやすくなり、JRP
が大きくなるためである。
【0021】図5は、図2の半導体装置の好適な製造方
法を示す。まず、所望の耐圧を得るのに必要な比抵抗と
厚さをもったn- 層14を用意し、この一表面からイオ
ン注入又は拡散によって部分的にp型不純物を導入す
る。ここでp層不純物を所望の深さ例えば600Vのダ
イオードでは1〜10μmに熱処理により拡散させp層
15を形成する(a)。次に、p型不純物を含む電極3
をp層15の表面及びp層15に包囲されたn- 層14
の表面に堆積する(b)。ここで、熱処理し、電極3中
のp型不純物をn- 層14表面に拡散してp層を形成す
る。こうすることにより、図9で必要であったイオン注
入などを使つたp層16の形成工程を省くことができ
る。この場合、p層16の接合深さは、100nm程度
以下と極めて薄いので、周辺での電界を緩和し、耐圧を
確保するため、最終端のp層15を連結することが望ま
しい。その間のp層15の平面形状は、棒状,円形,多
角形であっても本発明の効果は得られる。もちろん、シ
ョットキーバリアを形成する電極とオーミック接合を形
成する電極を異なる材料とし、両電極を電気的に短絡し
ても良い。
【0022】 図6は、さらに好ましい電極3について
の実験結果を示す。電極3にアルミニウムを含む材料を
用いた場合を示す。本発明者等の実験結果、熱処理温度
を430℃より高くするとp層16が形成されることが分
かった。しかし、アルミニウムとシリコンの共晶温度5
77℃以上にすると、アルミニウムが凝縮し、電極3の
断線、p層16の不均一が生じるため、熱処理温度を共
晶温度以上にすることは好ましくない。この結果から、
電極3に半導体プロセスで広く用いられているシリコン
を添加したアルミニウムを適用することができ、半導体
製造プロセスに適合できるという効果がある。
【0023】 図1は、先に示したダイオードとパワー
MOSFETとを逆並列に複合化した本発明半導体装置の実施
例を示す概略断面図である。パワーMOSFETは、n- 層1
4に形成したp型のウェル層17,ウェル層17内に形
成したn型のソース層18,ゲート電極5,電極2,3
を延長して形成したドレイン電極及びソース電極から成
っている。6はダイオードの電極3上に設けたボンディ
ングワイヤである。この結果、パワーMOSFETはn+ 層1
3,n- 層14,p層15,p層16からなる内蔵ダイ
オードで主電流を流すことができるので、ワイヤ6のボ
ンディングによる耐圧劣化を防止できるとともに、JRP
を低減することができる。
【0024】以上の本発明の半導体装置において、少数
キャリアのライフタイムを電子線照射などで短縮しても
良く、またp型とn型の半導体層を入れ換えても同様の
効果があることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明半導体装置によれば、逆回復電流
を低減でき、耐圧の劣化を防止でき、さらに製造工程を
簡略化できるので、低ノイズ化,高信頼化,製作容易等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明半導体装置の一実施例を示す概略断面図
である。
【図2】本発明に適用するダイオードの一実施例を示す
概略断面図及び平面図である。
【図3】図2に示すダイオードの効果を示す説明図であ
る。
【図4】図2に示すダイオードの順方向電流密度と逆回
復電流密度との比と順方向電圧降下との関係を示す概略
図である。
【図5】図2に示すダイオードの製造方法を示す工程図
である。
【図6】図2に示すダイオードの製造条件を示す説明図
である。
【図7】ダイオードの逆回復特性の説明図である。
【図8】従来の半導体装置の一例を示す断面図である。
【図9】従来の半導体装置の他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…半導体基体、2,3…主電極、13…n+ 層、14
…n- 層、15…p層、16…p層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 直樹 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 荒川 秀俊 茨城県日立市弁天町三丁目10番2号 日 立原町電子工業株式会社内 (72)発明者 大和田 廣 茨城県日立市弁天町三丁目10番2号 日 立原町電子工業株式会社内

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の主表面を有する一方導電型の第1の
    半導体領域と、 一方の主表面の複数個の箇所から第1の半導体領域内に
    延びる他方導電型の第2の半導体領域と、 隣接する第2の半導体領域にまたがり一方の主表面より
    第1の半導体領域に延び、深さが第2の半導体領域より
    浅い他方導電型の第3の半導体領域と、 一方の主表面の複数個の箇所から第1の半導体領域内に
    延び、第2の半導体領域から離れた他方導電型の第4の
    半導体領域と、 一方の主表面から各第4の半導体領域内に延びる一方導
    電型の第5の半導体領域と、 第2の半導体領域,第4の半導体領域及び第5の半導体
    領域とオーミック接合を形成し、第3の半導体領域とシ
    ョットキー接合を形成するように一方の主表面上に形成
    された第1の電極と、 第1の半導体領域とオーミック接合を形成する第2の電
    極と、 一方の主表面において、第1の半導体領域と第5の半導
    体領域との間に露出する第4の半導体領域上に絶縁膜を
    介して形成されたゲート電極とを具備することを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、第1の電極と第2の電
    極との間に電流密度JF の順電流を流したとき順方向電
    圧VFが0.1(V)から0.3(V)の範囲において、 【数1】 が成立することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】互いに反対側に位置する一対の主表面を有
    する半導体基体と、 半導体基体の一方の主表面から内部に延びる一方導電型
    の第1の半導体領域と、 第1の半導体領域及び半導体基体の他方の主表面に隣接
    し、第1の半導体領域より低不純物濃度を有する一方導
    電型の第2の半導体領域と、 半導体基体の他方の主表面の複数個の箇所から第2の半
    導体領域内に延びる他方導電型の第3の半導体領域と、 隣接する第3の半導体領域にまたがり半導体基体の他方
    の主表面より第2の半導体領域に延び、深さが第3の半
    導体領域より浅い他方導電型の第4の半導体領域と、 半導体基体の他方の主表面の複数個の箇所から第2の半
    導体領域内に延び、第3の半導体領域から離れた他方導
    電型の第5の半導体領域と、 半導体基体の他方の主表面から各第5の半導体領域内に
    延びる一方導電型の第6の半導体領域と、 半導体基体の一方の主表面において、第1の半導体領域
    にオーミック接触する第1の電極と、 第3の半導体領域,第5の半導体領域及び第6の半導体
    領域とオーミック接合を形成し、第4の半導体領域とシ
    ョットキー接合を形成するように半導体基体の他方の主
    表面上に形成された第2の電極と、 半導体基体の他方の主表面において、第2の半導体領域
    と第6の半導体領域との間に露出する第5の半導体領域
    上に絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを具備する
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、第1の電極と第2の電
    極との間に電流密度JFの順電流を流したとき順方向電
    圧VFが0.1(V)から0.3(V)の範囲において、 【数2】 が成立することを特徴とする半導体装置。
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