JP2581847Y2 - ワークの飛び出し防止装置 - Google Patents

ワークの飛び出し防止装置

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JP2581847Y2
JP2581847Y2 JP3066693U JP3066693U JP2581847Y2 JP 2581847 Y2 JP2581847 Y2 JP 2581847Y2 JP 3066693 U JP3066693 U JP 3066693U JP 3066693 U JP3066693 U JP 3066693U JP 2581847 Y2 JP2581847 Y2 JP 2581847Y2
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JP
Japan
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work
chute
workpiece
preventing
stopper
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP3066693U
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JPH07931U (ja
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信義 松下
久志 植田
孝雄 杉山
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Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、下向傾斜する平行棒型
シュートにより搬送されてきたワークを、シュートの
端の下方に用意した容器へ投入するに際し、ワークが
容器外に飛び出すのを防止するようにした装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばエンジンバルブの生産ラインにお
いて、1つの工程を終えたワークは、下向傾斜する平行
棒型シュートに送り込まれ、その出口端の下方に用意し
た網籠等に投入されて次工程に供給されることがある。
従来は、自重により搬送シュートを滑降したワークを、
そのまま搬送シュートの下端に用意した網籠等に投入し
ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記搬送シュートは、
ワークを自重により滑降させるために比較的大き
されており、従って、シュートの出口端においては
ワークに慣性が働いて下降速度が早く、網籠内のワーク
の状によっては、一旦投入されたワークが網籠内より
飛び出すことがある。このようになると、網籠内のワー
クの数量を正確に把握することができなくなって、ロッ
ト数の管理等に支障をきたすばかりでなく、飛び出した
ワークを人手をもって拾い入れる必要があ面倒であ
る。
【0004】本考案は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、ワークの飛び出しを完全に防止するよう
にした装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、前部が下向傾斜する搬送シュートにより
搬送されてきたワークを、この搬送シュートの出口端
下方に設けた容器内に投入するに際し、ワークが容器
外に飛び出すのを防止するようにした装置であって、前
記シュートの下端の前方に、ほぼ垂直をなすとともに、
後面の一側が前方へ向って傾斜する当接片を備える飛び
出し防止板を、ワークが余裕をもって通過しうる間隔を
設けて配設したことを特徴とするワークの飛び出し防止
装置。
【0006】2列の搬送シュートを左右に並べて設け、
かつ各搬送シュートの前方に設けた飛び出し防止板にお
ける当接片を、その後面の対向する側を前方へ向けて傾
斜させたものとしたことを特徴としている
【0007】2列の搬送シュートを左右に並べて設け、
かつ各搬送シュートの前方に設けた飛び出し防止板にお
ける当接片を、その後面の対向する側を前方へ向けて傾
斜させたものとすることもある。
【0008】
【作用】本考案の装置を使用すれば、ワークが搬送シュ
ートを高速で下降しても、当接片に当接して前方への
飛び出しが防止されるとともに、降下速度が緩和されて
から容器内に落下するので、容器あるいは容器内の多く
のワークに勢いよく衝突することはなく、容器の外方に
強く跳ね飛ばされることはない。
【0009】しかも、当接片の一側は前方へ向って傾斜
しているので、ワークは、ほぼ一定方向に転向させら
れ、当接片が単に搬送シュートに対して直交している場
合のように、不規則に左右に跳ね返されるようなことは
なく、ワークは容器内へほぼ一定の状態で落下する。
【0010】
【実施例】図面は、本考案の一実施例を示すもので、エ
ンジンバルブのようなワーク(1)の軸部(1b)を垂下させ
た状態で、その傘部(1a)を吊支し、自重により滑降させ
て搬送する下向傾斜する平行棒型の左右1対の搬送シュ
ート(2)(2)の前下端近くと、例えばワーク(1)の10個
分に相当する間隔を隔てた後上方とには、それぞれ第1
ソレノイド(3)と第2ソレノイド(4)とが設けられてい
る。これら両ソレノイド(3)(4)は、ワーク(2)の搬送
路内に側方より交互に進入する第1ストッパ(5)と第2
ストッパ(6)とを備えている。
【0011】第2ストッパ(6)の若干前下方には、ワー
ク(1)の軸部(1b)を検知する近接センサ(7)が設けら
れ、上記両ソレノイド(3)(4)と近接センサ(7)は、適
所に設けた制御装置(8)と電気的に接続されている。
【0012】各搬送シュート(2)の下端には、それぞれ
次のような飛び出し防止板(9)が、左右対称的に設けら
れている。
【0013】各飛び出し防止板(9)は、側面視ほぼ下向
逆L字形に屈曲し、その上部の後向きに上向傾斜する取
付片(9a)は、搬送シュート(2)の前端部の上方に、ワー
ク(1)の傘部(1a)が余裕をもって通過しうる間隙を設け
て、支持片(10)により、搬送シュート(1)とほぼ平行
して、シュート(1)に固着されている。
【0014】各飛び出し防止し板(9)の前端から垂下す
る当接片(9b)は、ワーク(1)の全長とほぼ等長をなし、
かつ搬送シュート(2)の前下端との間に1個のワーク
(1)が余裕をもって通過しうる間隙を設けて、取付片(9
a)の前下端にほぼ垂直として連設されている。左右に
並ぶ当接片(9b)(9b)は、その上端折曲部において、一側
が前方となるように捩られており、それらの後面同士
互いに対向する側縁は、前方へ向って傾斜させられてい
【0015】両飛び出し防止板(9)及び搬送シュート
(2)の端の下方には、ワーク(1)収納用の網籠(11)が
用意されている。
【0016】上述の装置において、制御装置(8)によ
り、第1ストッパ(5)が搬送路を閉じると、直ちに第2
ストッパ(6)が搬送路を開いて、その後上方に待機又は
順次送られてくるワーク(1)を、第1ストッパ(5)に向
かって自重により滑降させる。
【0017】10個目のワーク(1)が近接センサ(7)の側
方において停止し、この近接センサ(7)による検知時間
が予め定めた時間に達すると、10個のワーク(1)が貯溜
されたことが検出され、制御装置(8)により、第2スト
ッパ(6)を自動的に閉じると同時に、第1ストッパ(5)
を開く。すると、両ストッパ(5)(6)間に貯溜された
10個のワーク(1)は、網籠(11)の中に連続して滑降す
る。
【0018】この際、搬送シュート(2)を勢いよく滑降
したワーク(1)は、順次、飛び出し防止板(9)の当接
(9b)に当接することにより、その降下速度が緩和される
ので、網籠(11)やその中のワーク(1)に強く衝突するこ
とがなく、従ってワーク(1)が網籠(11)より飛び出すこ
とはない。しかも、両当接片(9b)は、互いにその近接す
る側が前位となるように傾斜しているので、当接片(9b)
に当接したワーク(11)の跳ね返り方向は、左右の搬送シ
ュート(2)(2)の間となり、網籠(11)内の中央部に向っ
て落下するようになる。
【0019】なお、上述の実施例においては、2本の
シュート(2)より1個の網籠(11)へワーク(1)を投入
する場合について説明したが、搬送シュート(2)が1本
の場合でも、本考案を適用することができる。この場合
においても、飛び出し防止板(9)の当接片(9b)の後面の
一側は、前方へ向って傾斜しているので、ワーク(1)は
専ら一定方向へ変向させられ、おおむね一定の場所へ向
って落下する。
【0020】さらに、取扱うワークは、エンジンバルブ
とは限らず、たとえば、下向傾斜するU字溝型のシュー
トを転動する円筒状のワークを容に投入する際にも、
本考案を適用することができる。
【0021】
【考案の効果】本考案の装置によれば、搬送シュートに
より搬送されて来た多数のワークは、不規則方向に飛び
出すことなく確実に容に投入されるので、ロット数
管理等の信頼性が高く、かつ飛び出たワークを拾い集め
る必要がないので省力化が図れる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を適用したワーク搬送装置の平
面図である。
【図2】同じく側面図である。
【符号の説明】
(1)ワーク(エンジンバルブ) (1a)傘部 (1b)軸部 (2)搬送シュート (3)第1ソレノイド (4)第2ソレノイド (5)第1ストッパ (6)第2ストッパ (7)近接センサ (8)制御装置 (9)飛び出し防止板 (9a)取付片 (9b)当接片 (10)支持片 (11)網籠
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 11/00 - 11/20 B65G 47/44

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部が下向傾斜する搬送シュートにより
    搬送されてきたワークを、この搬送シュートの出口端
    下方に設けた容器内に投入するに際し、ワークが容器
    外に飛び出すのを防止するようにした装置であって、前
    記シュートの下端の前方に、ほぼ垂直をなすとともに、
    後面の一側が前方へ向って傾斜する当接片を備える飛び
    出し防止板を、ワークが余裕をもって通過しうる間隔を
    設けて配設したことを特徴とするワークの飛び出し防止
    装置。
  2. 【請求項2】 2列の搬送シュートを左右に並べて設
    け、かつ各搬送シュートの前方に設けた飛び出し防止板
    における当接片を、その後面の対向する側を前方へ向け
    て傾斜させたものとしてなる請求項1記載のワークの飛
    び出し防止装置。
JP3066693U 1993-06-08 1993-06-08 ワークの飛び出し防止装置 Expired - Lifetime JP2581847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3066693U JP2581847Y2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 ワークの飛び出し防止装置

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JP3066693U JP2581847Y2 (ja) 1993-06-08 1993-06-08 ワークの飛び出し防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07931U JPH07931U (ja) 1995-01-06
JP2581847Y2 true JP2581847Y2 (ja) 1998-09-24

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ID=12310068

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