JP2581781B2 - プリント配線板の反り矯正装置 - Google Patents

プリント配線板の反り矯正装置

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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/225Correcting or repairing of printed circuits

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプリント配線板を加熱して次いで挟持して冷
却するプリント配線板の反り矯正装置に関するものであ
る。
[従来の技術] プリント配線板はその加工工程において、加熱や加
湿、加圧など種々の外的影響が加わるために大なり小な
り反りが発生している。しかし、従来はプリント配線板
への実装はリードでおこなわれるためにプリント配線板
の反りはさほど問題になっていなかったが、表面実装が
増加するにつれてプリント配線板の反りが大きな問題に
なってきている。
このためにプリント配線板の反りを矯正することが種
々検討されているが、プリント配線板を反りと反対側へ
手で曲げる力を加えて反り直しをおこなうようにしてい
るのが現状である。しかしこの方法は手作業であるため
に人手を多く必要とすると共に生産能率が悪いという問
題があり、また反りの矯正を反り戻りなくおこなうため
にはプリント配線板を加熱した状態で反り直しをする必
要があるが、手作業であるためにプリント配線板を加熱
する温度に限界があり、反りの矯正を確実におこなうこ
とができないという問題があった。
この反りを機械的に矯正するプリント配線板の反り矯
正装置として本特許出願人は先に特願昭62−256005号等
を出願した。かかる装置はプリント配線板を加熱炉で加
熱し、加熱したプリント配線板を一対の冷却板で挟持し
て冷却することにより反りを矯正するようになってい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところでV溝やミシン目の入ったプリント配線板は加
熱炉内で自由な状態で加熱するとその周辺の温度がバラ
ンスが崩れて冷却前に大きく変形することがあり、それ
を冷却板に挟持して冷却しても十分反り直しができない
ことが生じた。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、本
発明の目的とするところは一対のヒータ板間に挟んで加
熱した後直ちに冷却できてV溝やミシン目の入ったプリ
ント配線板でも十分反り直しができるプリント配線板の
反り矯正装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明プリント配線板の反り
矯正装置は、プリント配線板Aを加熱し、次いでプリン
ト配線板Aを挟持して冷却してプリント配線板の反りを
矯正する装置であって、加熱したプリント配線板Aを冷
却する一対の冷却板1を近接離間自在に対向させ、プリ
ント配線板Aを加熱するヒータ板2を一対の冷却板1の
相対向する内面に配置すると共にヒータ板2を冷却板1
にばね3を介して連結し、一対の冷却板1を近接させて
加圧する加圧手段4を冷却板1に設けて成ることを特徴
とするものである。
[作用] 一対のヒータ板2間にプリント配線板Aが挟み、この
状態でヒータ板2に通電してプリント配線板Aを加熱
し、プリント配線板Aを所定温度に加熱した後にヒータ
板2への通電を停止し、ヒータ板2を介して一対の冷却
板1でプリント配線板Aを加圧挟持して冷却して反りを
矯正できる。
[実施例] 第1図はプリント配線板の反り矯正装置の一例を示
す。一対の冷却板1は相対向するように配設してあり、
一対の冷却板1が近接離間自在になっている。本実施例
の場合、一対の冷却板1のうち一方が固定側冷却板1aと
なっており、他方が可動側冷却板1bとなっている。固定
側冷却板1aは固定フレーム5に固定してあるが、必要に
応じて固定側冷却板1aと固定フレーム5との間に緩衝材
6を介装してある。可動側冷却板1bには加圧手段4を設
けてある。加圧手段4は本実施例の場合加圧シリンダ4a
であり、ピストンロッド4bを可動側冷却板1bに連結して
ある。一対の冷却板1の相対向する内面側には夫々薄型
のヒータ板2を配置してあり、ヒータ板2と冷却板1と
をばね3にて連結してあり、ヒータ板2が冷却板1から
離間するようにヒータ板2を付勢してある。また上記冷
却板1は冷却水を流したり冷却されるようになってい
る。
本発明において矯正の対象とするプリント配線板A
は、基板を樹脂積層板で形成したものである。すなわ
ち、ガラス布や紙などの基材にエポキシ樹脂やフェノー
ル樹脂などの熱硬化性樹脂のワニスを含浸して乾燥する
ことによってプリプレグを作成し、この複数枚のプリプ
レグ及び銅箔などの金属箔を重ねて加熱加圧成形するこ
とによって金属箔張り積層板を作成した後に、さらにこ
の金属箔張り積層板の金属箔にエッチング加工を施した
り孔加工を施したりすることによって、樹脂積層板を基
板とするプリント配線板を得ることができる。特に後加
工で複数枚に切断するためのV溝やミシン目が加工され
たプリント配線板Aが対象となる。
しかしてこのプリント配線板Aの反りを矯正するにあ
たっては、まず一対のヒータ板2間にプリント配線板A
を配置し、ヒータ板2間にプリント配線板Aを挟んでヒ
ータ板2に通電してプリント配線板Aを加熱する。この
ときヒータ板2はばね3のばね力で冷却板1から離れて
いる。プリント配線板Aはその基板の樹脂のガラス転移
点よりも高い温度に加熱された状態になるとヒータ板2
への通電が停止される。ここで、プリント配線板Aの基
板となる樹脂積層板を構成する樹脂が例えばエポキシ樹
脂の場合、ガラス転移点は120〜150℃であるためにこれ
以上の温度になるようにプリント配線板Aを加熱するも
のである。加熱された後、加圧手段4で加圧されて一対
の冷却板1が近接し、ヒータ板2を介して一対の冷却板
1でプリント配線板Aが挟持されて冷却され、プリント
配線板Aの反りが直される。つまりプリント配線板Aを
一対のヒータ板2で挟んでその樹脂のガラス転移点以上
の温度に加熱したのちに直ちに加圧冷却することによっ
て、プリント配線板の残留応力を除去した状態で反りを
直すことができるのである。加圧は例えば30cm×50cmの
大きさのプリント配線板Aに対して5〜100kgをかけれ
ば十分である。またこのように冷却板5をプリント配線
板Aに接触させることによって、プリント配線板Aの熱
な冷却板1に吸収されて放熱されることになり、各プリ
ント配線板Aをガラス転移点以下の温度に冷却すること
ができると共にさらにプリント配線板Aを取り扱うこと
のできる50〜60℃の温度にまで冷却することができる。
また第2図は他の実施例を示す。本実施例の場合、上
記のような反り矯正装置の前工程に加熱装置を有する。
この加熱装置は一対の加熱ヒータ8と加圧手段9として
の加圧シリンダ9aを有し、加圧シリンダ9aのピストンロ
ッド9bを一方の加熱ヒータ8に連結してある。そして一
対の加熱ヒータ8間に挟んでプリント配線板Aを加熱
し、次いで反り矯正装置のヒータ板2間に挟み、上記実
施例を同様に反りを矯正するようになっている。
[発明の効果] 上述のように本発明にあっては、加熱したプリント配
線板を冷却する一対の冷却板を近接離間自在に対向さ
せ、プリント配線板を加熱するヒータ板を一対の冷却板
の相対向する内面に配置すると共にヒータ板を冷却板に
ばねを介して連結し、一対の冷却板を近接させて加圧す
る加圧手段を冷却板に設けているので、一対のヒータ板
間にプリント配線板を挟み、この状態でヒータ板に通電
してプリント配線板を加熱し、プリント配線板を所定温
度に加熱した後にヒータ板への通電を停止し、ヒータ板
を介して一対の冷却板でプリント配線板を加圧挟持して
冷却して反りを矯正できるものであって、プリント配線
板をヒータ板間に挟んで加熱した後に直ちに冷却板間に
挟持して冷却できてV溝やミシン目のあるプリント配線
板でも十分に反りを矯正できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例の一部切欠正面図、第
2図は同上の他の実施例の概略正面図である。 Aはプリント配線板、1は冷却板、2はヒータ板、3は
ばね、4は加圧手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線板を加熱し、次いでプリント
    配線板を挟持して冷却してプリント配線板の反りを矯正
    する装置であって、加熱したプリント配線板を冷却する
    一対の冷却板を近接離間自在に対向させ、プリント配線
    板を加熱するヒータ板を一対の冷却板の相対向する内面
    に配置すると共にヒータ板を冷却板にばねを介して連結
    し、一対の冷却板を近接させて加圧する加圧手段を冷却
    板に設けて成ることを特徴とするプリント配線板の反り
    矯正装置。
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