JP2581777Y2 - 冷蔵庫の棚柱組付け構造 - Google Patents

冷蔵庫の棚柱組付け構造

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JP2581777Y2
JP2581777Y2 JP1993066771U JP6677193U JP2581777Y2 JP 2581777 Y2 JP2581777 Y2 JP 2581777Y2 JP 1993066771 U JP1993066771 U JP 1993066771U JP 6677193 U JP6677193 U JP 6677193U JP 2581777 Y2 JP2581777 Y2 JP 2581777Y2
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光幸 高岡
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷蔵庫において、内部
のとくに前方中央に配置される棚柱の組付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫においては、図7〜図10
に示されているように、庫内前部の中央に棚柱1が配置
され、棚柱1の上下フランジ部2がそれぞれリベット等
のかしめにより天板3の下面及び底板4の上面に固定さ
れるが、その際、棚柱1と天板3の下面または底板4の
上面との間に隙間がありすぎると、それらの連結がゆる
んだり、見栄えが悪くなったりして、品質上問題を生じ
るので、棚柱1の高さと天板3及び底板4間の内法がほ
とんど同じ寸法でなければならなかった。ところが、冷
蔵庫の製造工程上、その本体の壁面内に断熱材を注入し
てから天板3及び底板4間に棚柱1が取り付けられるの
で、断熱材の膨張等による影響のため天板3及び底板4
間の内法が縮小した場合には、棚柱1の取り付けに非常
に苦労したり、あるいは、棚柱1を取り付けるときに、
棚柱1のフランジ部2により天板3の下面や底板4の上
面が傷つけられやすく、冷蔵庫の製造品質を損なうおそ
れがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、冷蔵庫の製
造工程中に、庫内における天板及び底板間の内法が多少
増減しても、その間に棚柱を容易に取り付けることがで
きるようにしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案にかかる冷蔵庫の棚柱組付け構造は、庫内の
天板下面に孔部が形成され、棚柱の頂部が上記孔部を挿
通して上記天板内の断熱材中へ差し込まれることにより
上記孔部に係合し、上記棚柱の下部が底板上面に固定さ
れている。
【0005】
【作用】従って、天板及び底板間の内法が所定寸法と厳
密に一致していなくても、棚柱の頂部が天板下面の孔部
を挿通して天板内の断熱材中へ差し込まれることにより
上記孔部に係合し、上記所定寸法との差異を容易に吸収
して冷蔵庫内における天板及び底板間に棚柱を楽に配置
し、さらに、固定することができると共に、棚柱の頂部
が天板下面の孔部に挿入されて、棚柱の下部が底板上面
に固定されているため、棚柱に作用する曲げや横荷重等
を棚柱が容易に支持することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について具体的に説明
する。図1〜図6において、冷蔵庫10の内側前部中央
に配置された棚柱11は、左右対称形の柱材12、12
が組み合わされて構成され、それぞれ棚支持用フックを
掛けるための長孔13が上下に間隔をおいて左右に多数
形成されており、また、棚柱11の頂部14は二股状と
なっていて、それぞれが断面略コ字状で、先端に傾斜面
15を有している。他方、庫内前部中央における天板1
6の下面には左右一対の孔部17が形成され、棚柱頂部
14がそれぞれ孔部17を上方へ挿通して、天板16内
の断熱材18中に差し込まれていると共に、棚柱11の
下部に形成された左右のフランジ部19が、前記従来装
置の場合と同様にリベット等のかしめにより底板20に
固定されている。
【0007】上記装置においては、冷蔵庫10の製造
時、天板16内に注入された断熱材が膨張する等の何ら
かの理由によって、庫内前部中央の天板16及び底板2
0間の内法が設計値より縮小し、もしくは、拡大するよ
うなことがあっても、棚柱11の取り付けにあたって
は、まず棚柱頂部14を庫内から天板16の孔部17に
上方へ挿通して、天板16内の断熱材18中に差し込む
ことにより、上記の寸法変動を容易に吸収することがで
き、しかも、棚柱頂部14の先端傾斜面15が頂部14
を天板16の孔部17に挿入する際のガイドになると同
時に、断熱材18への頂部14の差し込みを比較的容易
としているので、棚柱11下部のフランジ部19を底板
20の所定場所にあてがい、かつ、固定する作業は常に
無理なく楽に行うことができ、従って、棚柱11の取り
付け時に、棚柱11により天板16の下面や底板20の
上面を傷つけるおそれはなくなって、組み立て工数を大
幅に低減することができ、かつ、棚柱11の取り付けも
きれいに仕上げることができる。
【0008】また、棚柱11の二股状頂部14は、断面
略コ字状となっているためその剛性が比較的大きいと同
時に、天板16下面の孔部17と係合しているので、棚
柱11にかかる回転力や、横方向及び下方に作用する負
荷にも十分耐えうる強度を棚柱11自身に容易に付与す
ることができ、冷蔵庫10の製品品質を向上させること
ができる。
【0009】さらに、棚柱11の頂部14が二股状とな
って、天板16下面の左右一対の孔部17と係合してい
るため、冷蔵庫10の内部における棚柱11の左右バラ
ンスがよくとれているが、天板下面の孔部と係合する棚
柱頂部の数を必要に応じて適宜容易に増減するように設
計変更できることはいうまでもない。
【0010】
【考案の効果】本考案にかかる冷蔵庫の棚柱装置におい
ては、庫内の天板及び底板間の内法が製造工程中に変動
しても、棚柱の頂部が天板下面の孔部を挿通して天板内
の断熱材中へ差し込まれることにより上記孔部に係合
し、上記所定寸法との差異を簡単に吸収して、棚柱を所
定位置に容易に配置及び固定することができるので、棚
柱の取り付けを常に無理なく、楽々と行うことができる
と共に、棚柱の取り付け時に天板下面や底板上面を傷つ
けるおそれもなくなって、組み立て工数を大幅に低減す
ることができる。また、棚柱頂部と天板孔部との係合に
より、棚柱に作用する曲げや横荷重等を棚柱が容易に支
持できるため、簡単な構成にもかかわらず冷蔵庫内部に
十分の強度が付与されて、冷蔵庫の商品的価値を良好に
保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における内部の概略正面図。
【図2】図1のII部拡大図。
【図3】図2の要部 III矢視図。
【図4】図2の要部IV矢視図。
【図5】図4のV矢視図。
【図6】図4のVI矢視図。
【図7】従来装置における内部の概略正面図。
【図8】図7のVIII部拡大図。
【図9】図8の要部IX矢視図。
【図10】図9のX矢視図。
【符号の説明】
10 冷蔵庫 11 棚柱 14 棚柱頂部 15 頂部傾斜面 16 天板 17 孔部 20 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 25/02 F25D 23/00 307 F25D 23/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内の天板下面に孔部が形成され、棚柱
    の頂部が上記孔部を挿通して上記天板内の断熱材中へ差
    し込まれることにより上記孔部に係合し、上記棚柱の下
    部が底板上面に固定された冷蔵庫の棚柱組付け構造
JP1993066771U 1993-11-19 1993-11-19 冷蔵庫の棚柱組付け構造 Expired - Fee Related JP2581777Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6064175A (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 山崎 清司 電気冷蔵庫の改良キヤビネツト
JPS6326080U (ja) * 1986-08-05 1988-02-20

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