JP2581747B2 - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

自動変速機のライン圧制御装置

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JP2581747B2
JP2581747B2 JP63101318A JP10131888A JP2581747B2 JP 2581747 B2 JP2581747 B2 JP 2581747B2 JP 63101318 A JP63101318 A JP 63101318A JP 10131888 A JP10131888 A JP 10131888A JP 2581747 B2 JP2581747 B2 JP 2581747B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機のライン圧制御装置、特に変速中
にライン圧を適正に制御するための装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 自動変速機は変速歯車機構の各種摩擦要素(クラッチ
やブレーキ等)をライン圧により選択的に油圧作動させ
て所定変速段を選択し、作動する摩擦要素を変更するこ
とにより他の変速段への変速を行う。
ところで、自動変速機のなかには、例えば1987年3月
日産自動車(株)発行「オートマチックトランスミッ
ション RE4R01A 型整備要領書」(A261C07)に記載の
ものの如く、変速歯車機構の各種摩擦要素へライン圧を
導く油圧回路のうち少なくとも一つに、前記ライン圧を
元圧する背圧を一方から与えられるとともに前記油圧回
路の作動油圧と圧縮スプリングによる押圧力とを他方か
ら与えられるピストンを有するアキュムレータが設けら
れているものがあり、ここにおけるアキュムレータは、
前記作動油圧がある程度上昇してその押圧力と圧縮状態
のスプリングの押圧力との和が前記背圧による押圧力を
越えると、前記ピストンが、その移動によってスプリン
グが伸長して押圧力が低下する分作動油圧が上昇し得る
ような速度で移動することにて、前記作動油圧がゆっく
り上昇するいわゆる圧力の棚を作り、その棚の部分の圧
力上昇で摩擦要素を締結させることにより、変速ショッ
クの発生を防止すべく機能する。
ここで、上記作動油圧の上昇速度(棚の部分の傾き)
は本来、スロットル開度が大きい場合、すなわちエンジ
ン負荷が大きい場合には、摩擦要素に大きな過度的締結
容量が必要となるので摩擦要素の滑りにともなう寿命低
下を防止するために速い(傾きが急な)方が好ましい一
方、スロットル開度が小さい場合、すなわちエンジン負
荷が小さい場合には、過度的締結容量が小さくて済むの
で変速ショックの発生を防止するために遅い(傾きが緩
やかな)方が好ましい。
そして、作動油圧の上昇速度すなわち棚の部分の傾き
は、アキュムレータのピストンの移動開始圧と移動終了
圧との差圧が大きい程急になり、またピストンの移動速
度が速い程急になるが、その差圧は、移動開始圧が背圧
と圧縮状態でのスプリングの押圧力とから定まる一方、
移動終了圧が背圧と伸長状態でのスプリングの押圧力と
から定まるので、ピストンが移動する間背圧が変化しな
ければスプリングの強さによって定まり、ピストンの移
動速度は、ライン圧の上昇により油圧回路を通流する油
量が増加すると若干上昇する。
しかしながら、アキュムレータのスプリングの強さを
エンジン負荷に応じて変化させるのは極めて困難であ
り、スプリングの強さを弱目に設定すると高負荷時に上
記棚の傾きが緩過ぎて摩擦要素の寿命低下を招く一方、
スプリングの強さを強目に設定すると低負荷時に上記棚
の傾きが急過ぎて変速ショックを防止し得ないため、ス
プリングの強さは妥協点に設定してある。
これがため、上記文献に記載の自動変速機にあって
は、ライン圧制御装置が、変速中と非変速中とで異なる
夫々のライン圧テーブルの、目標ライン圧としてのテー
ブルデータから、エンジン負荷に対応するエンジンスロ
ットル開度を基にライン圧制御ソレノイドの制御デュー
ティを決定し、エンジン負荷の大きさに応じてライン圧
を変化させることにより背圧を変化させて、前記ピスト
ンの移動開始圧と移動終了圧とを同時に変化させ、これ
によって前記作動油圧の棚の部分の高さを全体的に変化
させるとともにライン圧の変化にともなう油量の変化に
より棚の傾きも若干変化させて、摩擦要素の過度的締結
容量の、その棚の部分での発生を図っていたが、この装
置によっても、エンジン負荷に常に対応して変速ショッ
クを充分防止することはできなかった。
そこで、本出願人は先に昭和63年4月15日出願の特許
願(4)にて、変速中のライン圧ひいては背圧を経時的
に変化させるライン圧制御装置を提案しており、この装
置によれば、アキュムレータのスプリングの強さを変更
することなしに作動油圧の棚の部分の傾きを変化させる
ことができるので、エンジン負荷にかかわらず常に変速
ショックを充分防止することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかして、本願発明者らは上記従来装置についてさら
に研究を重ねるうちに次のような改良点を見出した。
すなわち、上記従来のライン圧制御装置にあっては、
変速が必要と判断した時点で計時を開始し、その後の時
間経過に従ってライン圧を変化させるので、その変化の
程度を大きく設定した場合には、摩擦要素へライン圧を
導く油圧回路を構成する管路内に作動油が充満するまで
の摩擦要素の作動遅れの間に、ライン圧が圧力の上昇限
度もしくは下降限度に到達して変化しなくなってしま
い、摩擦要素の締結を実際に行わせる上記作動油圧の棚
の部分の傾きの制御を行い得ないことから、ライン圧変
化程度の設定に大きな制約があった。
この発明は、かかる改良点を有利に解消した装置を提
供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明のライン圧制御装置は、第1図に概念を示す
如く、変速歯車機構の各種摩擦要素をライン圧により選
択的に油圧作動させて所定変速段を選択し、作動する摩
擦要素の変更により他の変速段への変速を行い、前記各
種摩擦要素へ前記ライン圧を導く油圧回路のうち少なく
とも一つにアキュムレータを設け、前記ライン圧に対応
する背圧に基づく前記アキュムレータの作動によって前
記油圧回路の油圧をゆっくり上昇させるようにした自動
変速機において、 前記自動変速機を駆動するエンジンの負荷の大きさを
検出するエンジン負荷検出手段と、 前記検出されたエンジン負荷に基づいて基準ライン圧
を設定する基準ライン圧設定手段と、 変速中の時間経過に従って前記基準ライン圧を連続的
に変化させて、その変化する圧力を目標ライン圧とする
目標ライン圧設定手段と、 変速決定から変速終了までの間継続的に、前記変速歯
車機構の入力回転数と出力回転数との間の回転数比を判
定する回転数比判定手段と、 前記判定された回転数比が、あらかじめ変速前と変速
後との前記回転数比の間にて摩擦要素の締結が開始され
た回転数比に設定された、前記基準ライン圧を変化させ
る程度を切り換えるための変化程度切換え回転数比を越
えて変化したとき、前記基準ライン圧を変化させる程度
を切り換える変化程度変更手段と、 前記目標ライン圧に基づいて前記ライン圧を調圧し
て、前記アキュムレータの背圧を変速中の時間経過に従
い連続的に変化させるライン圧調圧手段と、を設けた構
成によって特徴づけられる。
(作 用) かかる装置にあっては、変速歯車機構はライン圧によ
り各種摩擦要素を選択的に油圧作動されて所定変速段を
選択し、この変速段で供給動力を増減速して出力する。
そして変速歯車機構は、油圧作動される摩擦要素の変更
により他の変速段へ変速される。
この変速の際、目標ライン圧設定手段は、検出された
エンジン負荷に基づいて基準ライン圧設定手段が設定し
た基準ライン圧を、変速中の時間経過に従って連続的に
変化させて、その変化する圧力を目標ライン圧とし、変
化程度変更手段は、回転数非判定手段が変速決定から変
速終了までの間継続的に判定する前記変速歯車機構の入
力回転数と出力回転数との間の回転数比が、あらかじめ
変速前と変速後との前記回転数比の間にて摩擦要素の締
結が開始された回転数比に設定された、基準ライン圧を
変化させる程度を切り換えるための変化程度切換え回転
数比を越えて変化したとき、基準ライン圧を変化させる
程度を切り換える。そしてライン圧調圧手段は、基準ラ
イン圧を連続的に変化させかつその変化程度を切り換え
て得られた目標ライン圧に基づきライン圧を調圧して、
アキュムレータの背圧を変速中の時間経過に従い連続的
に変化させる。
なお、この明細書中では、前記変速歯車機構の入力回
転数と出力回転数との間の回転数比を以後「ギヤ比」と
呼び、また、前記基準ライン圧を変化させる程度を切り
換えるための変化程度切換え回転数比を以後「切換えギ
ヤ比」と呼ぶ。
従ってこの装置によれば、ライン圧、ひいてはアキュ
ムレータのピストンに加わる背圧を時間の経過に従って
変化させ、ピストンの移動に伴うスプリングの押圧力の
変化と同様の作用をもたらすことができるので、スプリ
ングの強さを変えることなく、それを変えたと同様にピ
ストンの移動開始圧と移動終了圧との差圧を変化させ得
て、前記棚の部分の傾きを、エンジンの負荷状態に常に
適合するよう変化させることができることはもちろん、
ライン圧の変化の程度をギヤ比の変化に応じて変更する
ことができるので、摩擦要素の締結開始によってギヤ比
に所定の変化が生ずる前記作動油圧の棚の部分より前で
はライン圧をほとんどもしくは全く変化させず、その棚
の部分のみでライン圧の変化を大きくし得て、棚の部分
の傾きを常に有効に制御することができ、ひいては、ラ
イン圧の変化程度を大きく設定し得ないという制約を取
除くことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第2図は本発明ライン圧制御装置の一実施例の装置を
内蔵した自動車のパワートレーン制御系を示し、1は電
子制御燃料噴射エンジン、2は自動変速機、3はディフ
ァレンシャルギヤ、4は駆動車輪である。
エンジン1はエンジン制御用コンピュータ5を具え、
このコンピュータには、エンジン回転数NEを検出するエ
ンジン回転センサ6からの信号、車速Vを検出する車速
センサ7からの信号、エンジンスロットル開度THを検出
するスロットルセンサ8からの信号、及びエンジン吸入
空気量Qを検出する吸入空気量センサ9からの信号等を
入力する。コンピュータ5はこれら入力情報を基に燃料
噴射パルス幅TPを決定してこれをエンジン1に指令した
り、図示しないが点火時期制御信号をエンジン1に供給
する。エンジン1は燃料噴射パルス幅TPに応じた量の燃
料を供給され、この燃料をエンジンの回転に調時して燃
焼させることにより運転する。
また自動変速機2はトルクコンバータ10及び変速歯車
機構11をタンデムに具え、トルクコンバータ10を経てエ
ンジン動力を入力軸12に入力する。軸12への変速機入力
回転は変速歯車機構11の選択変速段に応じ増減速されて
出力軸13に至り、この出力軸よりディファレンシャルギ
ヤ3を経て駆動車輪4に達して自動車を走行させること
ができる。
ここにおける変速歯車機構11は前記オートマチックト
ランスミッションRE4R01A型整備要領書に記載の変速歯
車機構と同様の構成を有するもので、入力軸12から出力
軸13への伝動経路(変速段)を決定するクラッチやブレ
ーキ等の各種摩擦要素(図示せず)を内蔵し、これら各
種摩擦要素をライン圧PLにより選択的に油圧作動されて
所定変速段を選択すると共に、作動される摩擦要素の変
更により他の変速段への変速を行うものとする。
尚ここで、上記各摩擦要素へライン圧をもたらす油圧
回路にもそれぞれ、上記整備要領書に記載の自動変速機
と同様な構成を有するアキュムレータが設けられてい
る。
すなわちこのアキュムレータは、前記ライン圧を元圧
としてそのライン圧の上昇に伴い第3図に示す如く上昇
する背圧PBを一方から与えられるとともに前記油圧回路
の作動油圧PAと圧縮スプリングによる押圧力Fとを他方
から与えられるピストンを有するものであり、作動油圧
PAの上昇によって、 SA:作動油圧PAに対するピストンの受圧面積 SB:背圧PBに対するピストンの受圧面積 F0:圧縮状態でのスプリングの押圧力 PA0:移動開始圧 となると、ピストンが、その移動に伴う押圧力FのF0
らの減少による、背圧PBに対抗する押圧力の減少を作動
油路からの作動油の流入により補いながら となる方向へ、上記作動油の流入速度や背圧側の作動油
の流出抵抗等に基づく速度で移動し、この移動の間作動
油をアキュムレータ内に流入させることにより、作動油
圧PAをスプリングの押圧力Fの低下に応じてゆっくり上
昇させ、ピストンがその移動限位置まで移動して作動油
圧PAF1:伸長状態でのスプリングの押圧力 PA1:移動終了圧 となった後は、その作動油圧PAを急激に上昇させる。
従ってこのアキュムレータは、ピストンの移動によっ
て作動油圧PAに棚の部分を生じさせ、その棚の部分の圧
力上昇で摩擦要素を締結させることにより変速ショック
の発生を防止すべく機能し、その棚の部分の傾きは、ピ
ストンの移動開始圧PA0と移動終了圧PA1との差圧が大き
い程急になるとともにピストンの移動速度が速い程急に
なる。
尚、この例におけるアキュムレータは、エンジンの低
負荷時に対応して、背圧PBが一定の場合の差圧、ひいて
は棚の傾きが緩やかになるように弱目の強さのスプリン
グを用いている。
上記変速制御のためにここでは変速制御用コンピュー
タ14およびコントロールバルブ15を設ける。コンピュー
タ14はコントロールバルブ15内の変速制御用シフトソレ
ノイド15a,15bを選択的にONし、これらシフトソレノイ
ドのON,OFFの組合せにより対応した変速段が選択される
よう各種摩擦要素へ選択的にライン圧PLを供給して変速
制御を司どる。変速制御用コンピュータ14はその他にコ
ントロールバルブ15内のライン圧制御用デューティソレ
ノイド16を制御デューティDによりデューティ制御して
コントロールバルブ15内のライン圧PL(制御デューティ
Dの増大につれライン圧上昇)を本発明の狙い通りに制
御するものとする。上記変速制御及びライン圧制御のた
めコンピュータ14には車速センサ7からの信号、スロッ
トルセンサ8からの信号を夫々入力する他、軸12の回転
数NTを検出する入力回転センサ17からの信号及び軸13の
回転数N0を検出する出力回転センサ18からの信号を入力
し、さらに、エンジンスロットル開度が最小からそれよ
り若干大きい状態までONとなるアイドルスイッチ19から
の信号IDを入力する。
コンピュータ14は第4図及び第5図の制御プログラム
を実行して変速制御及びライン圧制御を行う。
先ず定時割込みにより繰返し実行される第4図の変速
制御プログラムを説明すると、ステップ21ではスロット
ルセンサ8からスロットル開度THを読込み、続くステッ
プ22では入力軸回転数NTおよび出力軸回転数N0をそれぞ
れ入力回転センサ17および出力回転センサ18から読込
み、次のステップ23では変速歯車機構11の入出力回転数
間の比で表されるギヤ比gの値を、上記読込んだ入出力
軸回転数NT,N0間の比を取って判定し(g=NT/N0)、そ
の後のステップ24では車速センサ7から車速Vを読込ん
で、その車速Vと上記スロットル開度THとから、あらか
じめ設定した変速パターンに基づき目標変速段を決定す
る。
ステップ25では上記決定した目標変速段と現在の変速
段とを比較して、現在の変速段が目標変速段でなければ
変速が必要と、また現在の変速段が目標変速段であれば
変速が不要と判断し、ここで変速が不要と判断した場合
には、ステップ26へ進んでシフトソレノイド15aおよび1
5bのON・OFFの組合せの設定を現状のまま維持し、その
後、後述するステップ34へ進む。
この一方、ステップ25で変速が必要と判断した場合に
は、ステップ27にて現在の変速段から目標変速段へ移行
するための変速の種類(例えば第1速から第2速へのア
ップシフト変速等)を識別してステップ28へ進み、ステ
ップ28では変速指示フラグFが1か否かを判別し、ここ
でF=1でなければステップ29で変速指示フラグFを1
にセットするとともに変速タイマの値Tを0にリセット
する一方、ステップ28でF=1であればステップ30でT
をインクリメント(歩進:T=T+1)する。これによっ
て変速タイマの値Tは、変速が必要と判断した時点か
ら、後述する、通常であれば変速が終了する時まで増加
することになる。
ステップ31では、変速タイヤの値Tが、上記変速の種
類に応じて設定した値T0に対しT≧T0であるか否かを判
別し、T≧T0でなければ、ステップ32およびステップ33
へ進む。
これらのステップ32,33は、現在の変速段から目標変
速段への移行のための経過的処理を行うものであり、ス
テップ32では、前記変速の種類毎に設定した、現在の変
速段のギヤ比と目標変速段のギヤ比との間の値を含むい
くつかのギヤ比データの組のうちで、先のステップ27で
識別した変速の種類に対応するものをセットし、ステッ
プ33では、先に判定したギヤ比gの値とそのギヤ比デー
タの値とを比較してその結果に基づきシフトソレノイド
15a,15bのON・OFFの組合せを設定する。かかるステップ
32,33によれば、ギヤ比gが変化して中間変速段および
目標変速段のギヤ比の値に近接したときに変速が行わ
れ、これによってスロットルをある程度開いて行うパワ
ーオンアップシフト変速や、スロットル開度を最小とし
て行うパワーオフアップシフト変速における変速ショッ
クの発生を有効に防止し得る(詳細は本出願人が先に出
願した特願昭63−12712号を参照のこと)。
その後のステップ34では、シフトソレノイド15a,15b
の設定されたON・OFFの組合せ状態に基づきそれらのシ
フトソレノイド15a,15bの駆動信号を出力して変速を行
わせ、次のステップ35では、本発明に基づき後述のライ
ン圧制御を行う。
この一方、ステップ31でT≧T0と判別した場合には、
ステップ36へ進んでシフトソレノイド15a,15bのON・OFF
の組合せを目標変速段の状態に設定し、次のステップ37
で変速指示フラグをF=0にクリアする。かかるステッ
プ36,37によれば、通常であれば変速が終了する時間に
対応させてT0の値を設定することにて、例えば気温が低
い場合のアイドル回転上昇装置の作動によりギヤ比の低
下が緩やかな場合等でも確実に目標変速段を達成し得
る。
第5図は、上述のステップ35におけるライン圧制御を
実行するためのサブプログラムを示し、ここにおけるス
テップ41では、変速指示フラグFが1か否かを判別し、
F=1でなければ非変速中であると判断してステップ42
へ進む。そしてステップ42では、例えば第6図に示すよ
うな、スロットル開度THと、目標ライン圧としての、ラ
イン圧制御デューティソレノイド16の制御デューティD
との関係を与えるテーブル0をライン圧テーブルとして
セットし、さらに、そのライン圧テーブルから、先に読
込んだスロットル開度THに対応する制御デューティDを
ルックアップする。しかる後ここではステップ43で、後
述する補正デューティD1を0とし、その後ステップ44へ
進んで、上記制御デューティDでデューティソルノイド
16の駆動信号を出力してライン圧PLを非変速中に適した
圧力に制御する。
また上記ステップ41でF=1であれば、変速中あるい
は、ギヤ比gが変速段のギヤ比に適合するまでの変速待
機中であると判断してステップ45へ進み、前記変速の種
類毎に設定した、例えば第7図に示すような、ライン圧
テーブルをギヤ比の変化に応じて切換えるための切換え
ギヤ比テーブルの中から、先のステップ27で識別した変
速の種類に対応するものを選出して、その切換えギヤ比
テーブルから、先に読込んだスロットル開度THに対応す
る二種類の切換えギヤ比g1およびg2(アップシフト変速
の場合はg1>g2、ダウンシフト変速の場合はg1<g2)を
ルックアップする。
次のステップ46では、前記変速の種類がアップシフト
変速か否かを判断し、アップシフト変速であればステッ
プ47および48へ進んで、先のステップ23で求めたギヤ比
gの値が上記切換ギヤ比g1,g2に対してどういう関係に
あるかを判別する。すなわちここで、g>g1であれば、
ステップ42へ進んでテーブル0から制御デューティDを
ルックアップし、またg1≧g>g2であれば、ステップ49
へ進んでアイドルスイッチ19がON状態か否かをチェック
し、さらにg2≧gであれば、ステップ54へ進んでアイド
ルスイッチ19がON状態か否かをチェックする。
ステップ49でのチェックの結果アイドルスイッチ19が
ONでない場合には、ステップ50で、例えば第8図
(a),(b)に示すような、スロットル開度THと、基
準ライン圧としての基準デューティD0との関係を与える
テーブル1,2のうちからテーブル1を選択してライン圧
テーブルとしてセットし、そのライン圧テーブルから、
先に読み込んだスロットル開度THに対応する基準デュー
ティD0をルックアップした後、ステップ51で、例えば第
9図(a),(b)に示すような、スロットル開度THと
ゲインGとの関係を与えるテーブル3,4のうちからテー
ブル3を選択してゲインテーブルとしてセットし、その
ゲインテーブルから、先に読込んだスロットル開度THに
対応するゲインGをルックアップして、後述のステップ
61へ進む。尚、上記テーブル1〜4は各々、前記変速の
種類毎に設定してあり、ここではそのテーブル1および
3の中から、先のステップ27で識別した変速の種類に対
応するものを用いる。
またステップ49でアイドルスイッチ19がONである場合
にはステップ52で、スロットル開度THが最小付近の場合
の基準デューティD0を与えるデータ1およびデータ2の
うちからデータ1を選択して、そのデータ1の値を基準
デューティD0とした後、ステップ53で、スロットル開度
THが最小付近の場合のゲインGを与えるデータ3および
データ4のうちからデータ3を選択して、そのデータ3
の値をゲインGとし、ステップ61へ進む。尚、上記デー
タ1〜4も各々、前記変速の種類毎に、例えば第1速か
ら第2速へのアップシフト変速では、データ1=データ
2=50%、データ3=データ4=0%/単位ジョブ、と
いうように設定してあり、ここではデータ1および3の
中からステップ27で識別した変速の種類に対応するもの
を用いる。
ステップ54でのチェックの結果アイドルスイッチ19が
ONでない場合には、ステップ55で前記テーブル1,2の中
からテーブル2を選択してライン圧テーブルとしてセッ
トし、そのライン圧テーブルから、先に読込んだスロッ
トル開度THに対応する基準デューティD0をルックアップ
した後、ステップ56で前記テーブル3,4の中からテーブ
ル4をゲインテーブルとしてセットし、そのゲインテー
ブルから、先に読込んだスロットル開度THに対応するゲ
インGをルックアップしてステップ61へ進む。
またステップ54でアイドルスイッチ19がONである場合
にはステップ57でデータ1,2のうちからデータ2を選択
して、そのデータ2の値を基準デューティD0とした後、
ステップ58でデータ3,4のうちからデータ4を選択し
て、そのデータ4の値をゲインGとし、ステップ61へ進
む。尚、上記ステップ55,56におけるテーブル2,4および
ステップ57,58におけるデータ2,4も、ステップ27で識別
した変速の種類に対応するものを用いる。
この一方、ステップ46での判別の結果アップシフト変
速でなければ、ステップ59および60へ進んで、ステップ
23で求めたギヤ比gの値が切換えギヤ比g1,g2に対して
どういう関係にあるかを判別する。すなわちここで、g1
>gであればステップ42へ進んでテーブル0を選択し、
そのテーブル0からスロットル開度THに応じてルックア
ップした値を制御デューティDとした後、ステップ43で
補正デューテD1を0としてステップ44へ進み、g2>g≧
g1であればステップ49〜53へ進んでテーブル1,3または
データ1,3を選択し、g≧g2であればステップ54〜58へ
進んでテーブル2,4またはデータ2,4を選択した後、それ
ぞれそれらのテーブルからスロットル開度THに応じてル
ックアップした値またはそれらのデータの値を基準デュ
ーティD0およびゲインGとしてステップ61へ進む。
ステップ61では、そのゲインGを、前回のこのステッ
プ実行時の補正デューティD1の値に加算して新しい補正
デューティD1を求め(D1=D1+G)、続くステップ62で
は、その補正デューティD1を、先に設定した基準デュー
ティD0に加えて、制御デューティDを求める(D=D0
D1)。そしてその後は、ステップ44にて、上記制御デュ
ーティDでデューティソレノイド16の駆動信号を出力し
てライン圧PLを変速中に適した圧力に制御する。
かかる制御を行うこの実施例の装置にあっては、例え
ばスロットル開度THをアイドルスイッチOFFの状態に開
いて一定に保ち、第1速から第2速へのパワーオンアッ
プシフト自動変速を行う場合に、第10図のタイムチャー
トに示す如きライン圧制御が行われる。
すなわち、ここでは先ずスロットル開度THと車速Vと
に基づき変速指示フラグFが1にセットされ、これによ
って、第1速から第2速への変速が決定され、切換ギヤ
比g1,g2が第7図に示す切換えギヤ比テーブルに基づきg
1=3.5,g2=2.9としてセットされ、さらに、変速タイヤ
の値Tが増加を始める。
この変速指示フラグF=1となったときには、ギヤ比
gは第1速の3.0であるので、シフトソレノイド15bがON
に保たれる一方、シフトソレノイド15aが直ちにOFFとな
って第2速への変速が開始され、これとともに、g1>g
>g2となってライン圧制御に第8図(a)に示すテーブ
ル1が選択される結果、ライン圧PLが第6図に示すテー
ブル0の場合より引下げられる。
このg>g2の状態で、前述した従来の装置にあって
は、スロットル開度THが大きい場合にゲインGが正の大
きい値を取るので、第10図中鎖線で示すように、制御デ
ューティDもテーブル1の選択当初から上昇を始め、こ
の結果として、摩擦要素へライン圧をもたらす油圧回路
の管路内に作動油が充満するまでの間に、制御デューテ
ィDが上限値として設定した95%に到達してしまい、作
動油圧PAが上昇してアキュムレータのピストンが移動を
開始する以前に背圧PBが高まってその移動開始圧PA0
高くなってしまうことから、そのピストンの移動開始前
の、作動油圧PAの立上りが急な部分で摩擦要素の締結が
開始されて、変速ショックが発生してしまう。
これに対しこの実施例の装置にあっては、g>g2の状
態ではゲインテーブルとしてテーブル3が選択されて、
スロットル開度THにかかわらずゲインGが0に維持され
るので、第10図中実線で示すように制御デューティD、
ひいてはライン圧PLも低く維持され、この結果アキュム
レータの背圧も低く保たれて、そのピストンの移動開始
圧PA0も低くなっている。
そして、この装置では、上記ピストンの移動開始後、
摩擦要素が締結を開始してギヤ比gがg2(2.9)≧gと
なると、ライン圧テーブルが第8図(b)に示すテーブ
ル2に切換えられるとともにゲインテーブルも第9図
(b)に示すテーブル4に切換えられるので、スロット
ル開度THが大きい場合(エンジン負荷が高負荷の場合)
には、ゲインGが正の大きい値となることから、一旦引
下げられたライン圧PLがこのプログラムの実行の繰返し
による補正デューティDの増加に基づき漸次上昇し、こ
のことにて背圧PBも時間の経過に従い上昇して、摩擦要
素に加わる作動油圧PAの、ピストンの移動開始圧PA0
ら移動終了圧PA1までの間に位置する圧力の棚の部分の
傾きが、弱目の強さのスプリングを用いているにもかか
わらず、急になり、従って、過度の変速ショックを生ず
ることなく摩擦要素の寿命低下が有効に防止される。
またこのとき、エンジン負荷が低負荷の場合には、ゲ
インGが0に保たれることから、ライン圧PLが低い一定
値に維持され、このことにて背圧PBも低い一定値に維持
されて、弱目のスプリングの作用に基づき、作動油圧PA
の棚の部分の傾きが緩やかになり、従って変速ショック
の発生が有効に防止される。
なお、その後変速タイマの値Tが、アキュムレータの
作動終了までの時間に対応させて設定した所定値に達す
ると、変速支持フラグFが0にクリヤされてライン圧制
御も再びテーブル0に基づく非変速中のものとなる。
上述の如くしてこの実施例の装置によれば、アキュム
レータのスプリングの強さを弱目に設定しても、スロッ
トル開度THの増大に応じて、そのスプリングの強さを強
めると同様な作用をもたらすことにより摩擦要素に加わ
る作動油圧の棚の部分の傾きを増加させることができる
ので、その棚の部分の傾きをエンジンの負荷状態に常に
適合させ得て、変速ショックの発生と摩擦要素の寿命低
下とを、エンジン負荷の大きさにかかわらず常に有効に
防止することができる。
しかも、この装置によれば、アキュムレータの作動が
開始される作動油圧の棚の部分のみでライン圧を経時的
に変化させることができるので、棚の部分の傾きを常に
有効に制御することができ、ひいては、ライン圧の変化
程度を大きく設定し得ないという制約を取除くことがで
きる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の
例に限定されるものでなく、例えば、ギヤ比が所定値に
なると起動するタイマを別に設け、補正デューティD
1を、そのタイマ値にゲインGを乗ずることにより求め
るようにしても良い。
また、上述の例では入出力回転センサ17,18からの出
力信号によって求めたギヤ比gに基づきゲインテーブル
を切換えたが、あらかじめ変速の種類毎にギヤ比gの変
化に要する時間を計測しておき、その時間に基づいてゲ
インテーブルあるいはデータを切換える、g1,g2に対応
する時期を設定して、変速タイマの値Tが上記時期に到
達したらゲインテーブルあるいはデータの切換えを行う
ようにしても良く、このようにすれば、上述の実施例と
同様の作用効果を、より簡単な構成にてもたらすことが
できる。
(発明の効果) かくしてこの発明のライン圧制御装置によれば、ライ
ン圧の変化の程度をギヤ比の変化に応じて変更すること
ができるので、摩擦要素の締結開始によってギヤ比に所
定の変化が生ずる前記作動油圧の棚の部分より前ではラ
イン圧をほとんどもしくは全く変化させず、その棚の部
分のみでライン圧の変化を大きくし得て、棚の部分の傾
きを常に制御することができ、ひいては、ライン圧の変
化程度を大きく設定し得ないという制約を取除くことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動変速機のライン圧制御装置を示
す概念図、 第2図は本発明装置の一実施例を示す自動車パワートレ
ーンの制御システム図、 第3図は上記パワートレーンの自動変速機における制御
デューティDとライン圧PLおよび背圧PBとの関係を示す
特性図、 第4図および第5図は上記実施例における変速制御用コ
ンピュータの変速制御及びライン圧制御プログラムを示
すフローチャート、 第6図は上記実施例におけるスロットル開度と制御デュ
ーティとの関係を与えるライン圧テーブルを示す関係線
図、 第7図は上記実施例におけるライン圧テーブルまたはデ
ータおよび、ゲインテーブルまたはデータの切換えのた
めの切換えギヤ比テーブルを示す関係線図、 第8図(a),(b)は上記実施例におけるスロットル
開度と基準デューティとの関係を与えるライン圧テーブ
ルを示す関係線図、 第9図(a),(b)は上記実施例におけるスロットル
開度とゲインとの関係を与えるゲインテーブルを示す関
係線図、 第10図は上記実施例の変速中における油圧の変化および
出力軸トルクの変化の状況を示す変速動作タイムチャー
トである。 1……電子制御燃料噴射エンジン 2……自動変速機 3……ディファレンシャルギヤ 4……駆動車輪 5……エンジン制御用コンピュータ 6……エンジン回転センサ、7……車速センサ 8……スロットルセンサ、9……吸入空気量センサ 10……トルクコンバータ、11……変速歯車機構 14……変速制御用コンピュータ 15……コントロールバルブ 15a,15b……変速制御用シフトソレノイド 16……ライン圧制御用デューティソレノイド 17……入力回転センサ、18……出力回転センサ 19……アイドルスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変速歯車機構の各種摩擦要素をライン圧に
    より選択的に油圧作動させて所定変速段を選択し、作動
    する摩擦要素の変更により他の変速段への変速を行い、
    前記各種摩擦要素へ前記ライン圧を導く油圧回路のうち
    少なくとも一つにアキュムレータを設け、前記ライン圧
    に対応する背圧に基づく前記アキュムレータの作動によ
    って前記油圧回路の油圧をゆっくり上昇させるようにし
    た自動変速機において、 前記自動変速機を駆動するエンジンの負荷の大きさを検
    出するエンジン負荷検出手段と、 前記検出されたエンジン負荷に基づいて基準ライン圧を
    設定する基準ライン圧設定手段と、 変速中の時間経過に従って前記基準ライン圧を連続的に
    変化させて、その変化する圧力を目標ライン圧とする目
    標ライン圧設定手段と、 変速決定から変速終了までの間継続的に、前記変速歯車
    機構の入力回転数と出力回転数との間の回転数比を判定
    する回転数比判定手段と、 前記判定された回転数比が、あらかじめ変速前と変速後
    との前記回転数比の間にて摩擦要素の締結が開始した回
    転数比に設定された、前記基準ライン圧を変化させる程
    度を切り換えるための変化程度切換え回転数比を越えて
    変化したとき、前記基準ライン圧を変化させる程度を切
    り換える変化程度変更手段と、 前記目標ライン圧に基づいて前記ライン圧を調圧して、
    前記アキュムレータの背圧を変速中の時間経過に従い連
    続的に変化させるライン圧調圧手段と、 を設けたことを特徴とする、自動変速機のライン圧制御
    装置。
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JPS62224764A (ja) * 1986-03-27 1987-10-02 Toyota Motor Corp 自動変速機の変速制御方法
JPS62255645A (ja) * 1986-04-25 1987-11-07 Toyota Motor Corp 自動変速機の油圧制御装置

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