JPS62224764A - 自動変速機の変速制御方法 - Google Patents
自動変速機の変速制御方法Info
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- JPS62224764A JPS62224764A JP6917986A JP6917986A JPS62224764A JP S62224764 A JPS62224764 A JP S62224764A JP 6917986 A JP6917986 A JP 6917986A JP 6917986 A JP6917986 A JP 6917986A JP S62224764 A JPS62224764 A JP S62224764A
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は自動変速義の変速制御方法の改良に関する。
【従来の技術]
歯車変速機構と複数個のe、環係合装置とを備え、油圧
制御装置を作動させることによって前記摩擦係合装置の
係合を選択的に切換え、複数個の変速段のうちのいずれ
かが達成されるように(を成した車両用自動変速慨は既
に広く知られている。
制御装置を作動させることによって前記摩擦係合装置の
係合を選択的に切換え、複数個の変速段のうちのいずれ
かが達成されるように(を成した車両用自動変速慨は既
に広く知られている。
前記摩擦係合装置は、一般に、相対的に回り)可能に支
持された2組の摩擦板要素と該1!l!漂仮要素を駆?
I+する油圧サーボ装置とからなり、該油圧サーボ装置
に油圧が供給されると、前記2組のI?擦根板要素互い
に強く押圧され、両者間でトルク伝達が可能な関係に結
合されるようになっている。
持された2組の摩擦板要素と該1!l!漂仮要素を駆?
I+する油圧サーボ装置とからなり、該油圧サーボ装置
に油圧が供給されると、前記2組のI?擦根板要素互い
に強く押圧され、両者間でトルク伝達が可能な関係に結
合されるようになっている。
摩擦係合装置に対する作動油圧は、一般にライン圧又は
ライン油圧と称されている。従来、このライン油圧は、
通常エンジンのスロットル開度の如くエンジン負荷を代
表すると考えられる値に応じて変化され、エンジン斑荷
が大きいほどライン油圧が高くなるような制御が行われ
ている。
ライン油圧と称されている。従来、このライン油圧は、
通常エンジンのスロットル開度の如くエンジン負荷を代
表すると考えられる値に応じて変化され、エンジン斑荷
が大きいほどライン油圧が高くなるような制御が行われ
ている。
このライン油圧の制御は、古くはライン油圧を制御する
ためのプライマリレギュレータバルブのi+q tIO
ボートに、スロットル開度に応じて変化するスロットル
油圧を導入することにより行われていた。このスロット
ル油圧は、一般にアクセルペダルの踏み込み債に応じて
増大するばね力がそのスプールに及ぶようなスロットル
バルブによって発生されるようになっていた。近年では
、電子式自動変速し1が開発されるようになり、制御回
路の主要部が電子回路によって構成されるようになって
いる。ここではスロットル開度に関する情報も電気信号
の形で取扱われるため、該スロ間度ル間度に関する電気
信号に基づいてライン油圧が但flailされるような
装置も開発されている(例えば実開口a56−1255
5)。
ためのプライマリレギュレータバルブのi+q tIO
ボートに、スロットル開度に応じて変化するスロットル
油圧を導入することにより行われていた。このスロット
ル油圧は、一般にアクセルペダルの踏み込み債に応じて
増大するばね力がそのスプールに及ぶようなスロットル
バルブによって発生されるようになっていた。近年では
、電子式自動変速し1が開発されるようになり、制御回
路の主要部が電子回路によって構成されるようになって
いる。ここではスロットル開度に関する情報も電気信号
の形で取扱われるため、該スロ間度ル間度に関する電気
信号に基づいてライン油圧が但flailされるような
装置も開発されている(例えば実開口a56−1255
5)。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来、自動変速機の制121I油圧は、
スロットル開度等に代表されるエンジン負荷によって一
義的に規定されていたため場合によっては不都合な面が
あった。即ち、制御油圧として変速過渡時における摩擦
係合装置の作用油圧を考えた場合、油圧制御装置内のア
キュムレータの諸元(アキュムレータピストンの正圧面
積、同背圧面梢、同スプリング荷重)や、供給油路に設
けられたオリフィス径が決定されると、基本的にエンジ
ン負荷に対応して変速過渡時における油圧特性(をが決
定してしまうという不都合があったものである。これは
、通常ライン油圧、あるいはそのモジュレート圧がアキ
ュムレータの背圧に作用するようになっているためでも
ある。逆に言えば、変速時の油圧特性(直は、エンジン
負荷が同一であった場合には、アキュムレータの各FI
諸元や供給油路に設けられたオリフィス径等によって一
義的に決定されてしまい、従って、現状では変速過渡時
にJ3ける油圧特性の変更自由度がほとんどないという
ことである。
スロットル開度等に代表されるエンジン負荷によって一
義的に規定されていたため場合によっては不都合な面が
あった。即ち、制御油圧として変速過渡時における摩擦
係合装置の作用油圧を考えた場合、油圧制御装置内のア
キュムレータの諸元(アキュムレータピストンの正圧面
積、同背圧面梢、同スプリング荷重)や、供給油路に設
けられたオリフィス径が決定されると、基本的にエンジ
ン負荷に対応して変速過渡時における油圧特性(をが決
定してしまうという不都合があったものである。これは
、通常ライン油圧、あるいはそのモジュレート圧がアキ
ュムレータの背圧に作用するようになっているためでも
ある。逆に言えば、変速時の油圧特性(直は、エンジン
負荷が同一であった場合には、アキュムレータの各FI
諸元や供給油路に設けられたオリフィス径等によって一
義的に決定されてしまい、従って、現状では変速過渡時
にJ3ける油圧特性の変更自由度がほとんどないという
ことである。
そのため、変速特性にばらつきが生じると、結果として
油圧特性も最適値からずれてしまうという問題があり、
従って、H1r圧が高目に調圧されて変速ショックが増
大したり、逆に低目に調圧されて摩擦係合装置の耐久性
が低下したりすることがあった。変速特性がばらつく第
1の要因としては、エンジントルクがばらつくことにあ
る。即ち、エンジン自体の−fらつきのほか、1台のエ
ンジンについても吸気温や大気圧によりエンジンの出力
は大きく変動する。従って、同一のスロットク開度であ
っても最適な油圧特性値は異なってくる。又、第2の要
因としては、自動変速鵬の油圧特性がばらつくことにあ
る。一般に、油温が高いと油圧回路系の漏れが大となる
ため油圧が低下する傾向にある。第3の要因としては、
変速過渡時においては、アキュムレータのスプリングの
ばらつき等により、管理できないばらつきが生じること
にある。
油圧特性も最適値からずれてしまうという問題があり、
従って、H1r圧が高目に調圧されて変速ショックが増
大したり、逆に低目に調圧されて摩擦係合装置の耐久性
が低下したりすることがあった。変速特性がばらつく第
1の要因としては、エンジントルクがばらつくことにあ
る。即ち、エンジン自体の−fらつきのほか、1台のエ
ンジンについても吸気温や大気圧によりエンジンの出力
は大きく変動する。従って、同一のスロットク開度であ
っても最適な油圧特性値は異なってくる。又、第2の要
因としては、自動変速鵬の油圧特性がばらつくことにあ
る。一般に、油温が高いと油圧回路系の漏れが大となる
ため油圧が低下する傾向にある。第3の要因としては、
変速過渡時においては、アキュムレータのスプリングの
ばらつき等により、管理できないばらつきが生じること
にある。
こうしたばらつきが相互に重なると、結果として本来必
要とされるべき油圧値よりかなりずれた油圧値によって
変速制御が行われてしまう恐れがある。しかも、これら
のばらつきは、製造請度の間距と深く関わっており、大
m生産品では避けることができない場合が多い。
要とされるべき油圧値よりかなりずれた油圧値によって
変速制御が行われてしまう恐れがある。しかも、これら
のばらつきは、製造請度の間距と深く関わっており、大
m生産品では避けることができない場合が多い。
【発明の目的1
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
であって、製造上のばらつき、使用環境のばらつき等の
如何に拘わらず、常に最適な調圧値に摩擦係合5A胃の
作用油圧を制御することができる自動変速dの変速制御
方法を提供することを目的とする。
であって、製造上のばらつき、使用環境のばらつき等の
如何に拘わらず、常に最適な調圧値に摩擦係合5A胃の
作用油圧を制御することができる自動変速dの変速制御
方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段1
本第1発明は、歯車変速ti構と複数個のI!i! !
?7.係合装置とを備え、油圧制御装置を作動させるこ
とによって前記摩擦係合装置の係合を選択的に切換え、
複数個の変速段のうちのいずれかが)構成されるように
構成した自動変速機の変速制御方法において、第1図(
A)にその要旨を示す如く、変速の結果を検出する手順
と、該変速の結果に依存して、前記I!J擦係合装置の
作用油圧を変更・補正づ゛る手順と、を含むことにより
、上記目的を達成したものである。
?7.係合装置とを備え、油圧制御装置を作動させるこ
とによって前記摩擦係合装置の係合を選択的に切換え、
複数個の変速段のうちのいずれかが)構成されるように
構成した自動変速機の変速制御方法において、第1図(
A)にその要旨を示す如く、変速の結果を検出する手順
と、該変速の結果に依存して、前記I!J擦係合装置の
作用油圧を変更・補正づ゛る手順と、を含むことにより
、上記目的を達成したものである。
又、本第2発明は、歯車変速様構と複数個の摩擦係合装
置とを備え、油圧制御装置を作動させることによって前
記ffl?Y係合装置の係合を選択的に切換え、複数個
の変速段のうちのいずれかが)?成されるように構成し
た自動変速確の変速制御方法において、第1図(B)に
その要旨を示プ゛如く、変速過程を複数の区間に分割す
る手順と、該複数の各区間における変速の結果を検出す
る手順と、該各区間の変速の結果に依存して、前記摩擦
係合装置の作用油圧を各区間毎に変更・補正する手順と
、を含むことにより、同じく上記目的を達成したもので
ある。
置とを備え、油圧制御装置を作動させることによって前
記ffl?Y係合装置の係合を選択的に切換え、複数個
の変速段のうちのいずれかが)?成されるように構成し
た自動変速確の変速制御方法において、第1図(B)に
その要旨を示プ゛如く、変速過程を複数の区間に分割す
る手順と、該複数の各区間における変速の結果を検出す
る手順と、該各区間の変速の結果に依存して、前記摩擦
係合装置の作用油圧を各区間毎に変更・補正する手順と
、を含むことにより、同じく上記目的を達成したもので
ある。
【作用1
本第1発明及び第2発明においては、実際に行われた変
速の結果を検出し、この変速の結果に依存して摩擦係合
装置の作用油圧を変更・補正するようにしたため、個々
のばらつき等に拘わらず、常に一台一台の車両について
そのときの環境に最も相応しい作用油圧で変速制御を実
行することができるようになる。
速の結果を検出し、この変速の結果に依存して摩擦係合
装置の作用油圧を変更・補正するようにしたため、個々
のばらつき等に拘わらず、常に一台一台の車両について
そのときの環境に最も相応しい作用油圧で変速制御を実
行することができるようになる。
又、本第2発明においては、変速過程を複数の区間に分
割し、各区間にどける変速結果に依存して摩擦係合装置
の作用油圧を変更・補正するようにしたため、一層きめ
細かな変速制御を行うことが可能である。
割し、各区間にどける変速結果に依存して摩擦係合装置
の作用油圧を変更・補正するようにしたため、一層きめ
細かな変速制御を行うことが可能である。
本第1、第2発明において好ましい実施態様は、前記変
速の結果の対象が変速時間とされていることである。即
ち、変速時間が長かった場合には、最適値に対して実際
の油圧が低かったと考えられるため、これを高く変更・
補正するようにし、逆の場合には低く変更・補正するよ
うにすることにより、作用油圧を最適値に近づけること
ができる。
速の結果の対象が変速時間とされていることである。即
ち、変速時間が長かった場合には、最適値に対して実際
の油圧が低かったと考えられるため、これを高く変更・
補正するようにし、逆の場合には低く変更・補正するよ
うにすることにより、作用油圧を最適値に近づけること
ができる。
この場合、好ましくは、この変速時間を、エンジン回転
速度、自動変速機の回転メンバの回転速度の少くとも一
方の変化によって検出することである。あるいは又、こ
の変速時間を、自動変速機の出力軸トルクの変化によっ
て検出することである。このようにして、変速時間を検
出づ°ることにより、該変速時間を正確に検出すること
が可能となる。
速度、自動変速機の回転メンバの回転速度の少くとも一
方の変化によって検出することである。あるいは又、こ
の変速時間を、自動変速機の出力軸トルクの変化によっ
て検出することである。このようにして、変速時間を検
出づ°ることにより、該変速時間を正確に検出すること
が可能となる。
又、好ましい実施態様は、前記変速の結果の対象が、エ
ンジン回転速度、°−自動変速ぼの回転メンバの回転速
度のいずれかの時間的変化率とされていることである。
ンジン回転速度、°−自動変速ぼの回転メンバの回転速
度のいずれかの時間的変化率とされていることである。
即ち、変速時にはエンジン回転31度、あるいは自動変
速機の回転メンバの回転速度は変速前掛の各変速段のギ
ヤ比の違いに応じて変化させられるが、例えばこの変化
の度合が急であっときには、油圧が最適値より高目に調
圧されていたと考えられる。従って、このような場合に
は油圧を低目に変更・補正するようにすることができる
。
速機の回転メンバの回転速度は変速前掛の各変速段のギ
ヤ比の違いに応じて変化させられるが、例えばこの変化
の度合が急であっときには、油圧が最適値より高目に調
圧されていたと考えられる。従って、このような場合に
は油圧を低目に変更・補正するようにすることができる
。
又、好ましい実施態様は、前記変速の結果の対象が、自
シJ変速殿の出力軸トルクの時間的変化率とされている
ことである。即ち、例えば自動変速機の出力軸トルクの
時間的変化率が大きかった場合には、それだけ変速ショ
ックが大きかったことを意味し、又、変速の際のrP、
rjA係合装置の作用油圧が高かったことを意味する。
シJ変速殿の出力軸トルクの時間的変化率とされている
ことである。即ち、例えば自動変速機の出力軸トルクの
時間的変化率が大きかった場合には、それだけ変速ショ
ックが大きかったことを意味し、又、変速の際のrP、
rjA係合装置の作用油圧が高かったことを意味する。
従って、このような場合に作用油圧を低目に変更・補正
するようにづ゛ることができるようになる。
するようにづ゛ることができるようになる。
又、本第2発明において、好ましい実施態様は、前記変
速過程の複数の区間づ、エンジン回転速度、自動変速機
の回転メンバの回転速度の少くとも1つに依存して確定
され、且つ前記変速結果の対象が、各区間毎のエンジン
回転速度、自動変速機の回転メンバの回転速度のいずれ
かの時間的変化率とされていることである。
速過程の複数の区間づ、エンジン回転速度、自動変速機
の回転メンバの回転速度の少くとも1つに依存して確定
され、且つ前記変速結果の対象が、各区間毎のエンジン
回転速度、自動変速機の回転メンバの回転速度のいずれ
かの時間的変化率とされていることである。
又、好ましくは、前記変速過程の複数の区間が、イナー
シャ相(自動変速機の回転メンバが変速のための回転速
度変化を行う期間)の開始からのタイマによって確定さ
れ、且つ前記変速の結果の対象が各区間毎のエンジン回
転速度、自動変連敗の回転メンバのいずれかの時間的変
化率とされていることである。
シャ相(自動変速機の回転メンバが変速のための回転速
度変化を行う期間)の開始からのタイマによって確定さ
れ、且つ前記変速の結果の対象が各区間毎のエンジン回
転速度、自動変連敗の回転メンバのいずれかの時間的変
化率とされていることである。
なお、摩擦係合装置の作用油圧を変更・補正するために
は、該[1係合装置の直前の油路における油圧値を直接
変更・補正することのほか、ライン油圧、ライン油圧制
御用の油圧、あるいはアキュムレータの排圧至にかかる
油圧等の油圧値を変更・補正することによっても実質的
な変更・補正が可能である。本発明においては、結果と
して摩擦係合装置の作用油圧が変更・補正されればよく
、そのための手段を限定するものではない。
は、該[1係合装置の直前の油路における油圧値を直接
変更・補正することのほか、ライン油圧、ライン油圧制
御用の油圧、あるいはアキュムレータの排圧至にかかる
油圧等の油圧値を変更・補正することによっても実質的
な変更・補正が可能である。本発明においては、結果と
して摩擦係合装置の作用油圧が変更・補正されればよく
、そのための手段を限定するものではない。
【実施例]
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。
まず、第2図にこの実施例が適用される車両用自動変速
機の全体概要を示す。
機の全体概要を示す。
この自動変速機は、そのトランスミッション部としてト
ルクコンバータ20と、オーバードライブ機構I構40
と、前進3段、後進1段のアンダードライブi構60と
を備える。
ルクコンバータ20と、オーバードライブ機構I構40
と、前進3段、後進1段のアンダードライブi構60と
を備える。
前記トルクコンバータ20は、ポンプ21、タービン2
2、ステータ23、及びロックアツプクラッチ24を備
えた周知のものである。ポンプ21は、エンジン1のク
ランク軸10と連結され、タービン22はタービン軸2
2△を介してオーバードライブ殿構40における遊星歯
車装置のキャリr41に連結されている。
2、ステータ23、及びロックアツプクラッチ24を備
えた周知のものである。ポンプ21は、エンジン1のク
ランク軸10と連結され、タービン22はタービン軸2
2△を介してオーバードライブ殿構40における遊星歯
車装置のキャリr41に連結されている。
前記オーバードライブ殿構40においては、このキャリ
ヤ41によって回転可能に支持されたブラネクリビニオ
ン42がサンギヤ43及びリングギr44と歯合してい
る。又、サンギヤ43とキャリヤ41との間には、クラ
ッチCo及び一方向クラッチFoが設けられており、サ
ンギヤ43とハウジングHLIとの間には、ブレーキS
oが設けられている。
ヤ41によって回転可能に支持されたブラネクリビニオ
ン42がサンギヤ43及びリングギr44と歯合してい
る。又、サンギヤ43とキャリヤ41との間には、クラ
ッチCo及び一方向クラッチFoが設けられており、サ
ンギヤ43とハウジングHLIとの間には、ブレーキS
oが設けられている。
前記アンダードライブ数構60には、遊1(J[Il装
置としてフロント側及びギヤ側の2列が備えられている
。この遊星歯車装置は、それぞれ共通のサンギヤ61、
リングギヤ62.63、プラネタリごニオン64.65
及びキャリヤ66.67からなる。
置としてフロント側及びギヤ側の2列が備えられている
。この遊星歯車装置は、それぞれ共通のサンギヤ61、
リングギヤ62.63、プラネタリごニオン64.65
及びキャリヤ66.67からなる。
オーバードライブ機構40のリングギヤ44は、クラッ
チC1を介して前記リングギヤ62に3! 結されてい
る。又、前記リングギヤ44とサンギヤ61との間には
クラッチC2が設けられている。
チC1を介して前記リングギヤ62に3! 結されてい
る。又、前記リングギヤ44とサンギヤ61との間には
クラッチC2が設けられている。
更に、前記キャリヤ66は、前記リングギヤ63と連結
されており、これらキャリヤ66及びリングギヤ63は
出力軸70と連結されている。
されており、これらキャリヤ66及びリングギヤ63は
出力軸70と連結されている。
一方、前記キャリヤ67とハウジングHuとの間には、
ブレーキB3及ア一方向クラッチF2が設けられており
、更に、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、一
方向クラッチF+を介してブレーキB2が設けられ、又
、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、ブレーキ
B+が設けられている。
ブレーキB3及ア一方向クラッチF2が設けられており
、更に、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、一
方向クラッチF+を介してブレーキB2が設けられ、又
、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、ブレーキ
B+が設けられている。
この自動変速機は、上述の如きトランスミッション部を
備え、エンジン1の負荷状態を反映しているスロットル
開度を検出するスロットルセンザ80、自動変速機の出
力軸回転速度(車速)を検出する車速センサ82及び前
記クラッチCoの回転速度を検出するCo速度センサ9
9′3の(3号を入力されたコンピュータ(ECU)8
4によって、予め設定された変速マツプに従って油圧制
御回路86内の[1ソレノイドバルブ81〜82(シフ
トバルブ用)、SL(ロックアツプクラッチ用)、及び
電磁比例弁So(ライン油圧制御用)が駆faJ・制御
され、第3図に示されるような各クラッチ、ブレーキ等
の係合の組合わせが行われて変速制御がなされる。第3
図においては、O印は係合状態を示し、又◎印は駆動時
に°−のみ係合状態となることを示している。
備え、エンジン1の負荷状態を反映しているスロットル
開度を検出するスロットルセンザ80、自動変速機の出
力軸回転速度(車速)を検出する車速センサ82及び前
記クラッチCoの回転速度を検出するCo速度センサ9
9′3の(3号を入力されたコンピュータ(ECU)8
4によって、予め設定された変速マツプに従って油圧制
御回路86内の[1ソレノイドバルブ81〜82(シフ
トバルブ用)、SL(ロックアツプクラッチ用)、及び
電磁比例弁So(ライン油圧制御用)が駆faJ・制御
され、第3図に示されるような各クラッチ、ブレーキ等
の係合の組合わせが行われて変速制御がなされる。第3
図においては、O印は係合状態を示し、又◎印は駆動時
に°−のみ係合状態となることを示している。
第4図に示されるように、前記電磁ソレノイドバルブS
1は、2−3シフトバルブを制御し、前記電磁ソレノイ
ドバルブS2は1−2シフトバルブ及び3−4シフトバ
ルブを制御する。そして1−2.2−3の各シフトバル
ブによってアンダードライブ機構60の第1速段から第
3速段の変速制御が行われ、3−4シフトバルブによっ
てオーバードライブ機構40の変速(第3速段と第4速
、段間の変速)が行われる。又、前記ffl Ifソレ
ノイドバルブSLは、ロックアツプリレーバルブを介し
てトルクコンバータ20内のロックアツプクラッチ24
の制御を行い、前記電磁比例弁Soは、プライマリレギ
ュレータバルブを介して油圧制御装置86内のライン油
圧の制御をそれぞれ行うようになっている(後述)。
1は、2−3シフトバルブを制御し、前記電磁ソレノイ
ドバルブS2は1−2シフトバルブ及び3−4シフトバ
ルブを制御する。そして1−2.2−3の各シフトバル
ブによってアンダードライブ機構60の第1速段から第
3速段の変速制御が行われ、3−4シフトバルブによっ
てオーバードライブ機構40の変速(第3速段と第4速
、段間の変速)が行われる。又、前記ffl Ifソレ
ノイドバルブSLは、ロックアツプリレーバルブを介し
てトルクコンバータ20内のロックアツプクラッチ24
の制御を行い、前記電磁比例弁Soは、プライマリレギ
ュレータバルブを介して油圧制御装置86内のライン油
圧の制御をそれぞれ行うようになっている(後述)。
なお、第2図において符号90はシフトポジションセン
サで、運転者によって操作されるNにュートラル)、D
(ドライブ)、R(リバース)等の位置を検出するもの
、−92はパターンはレフトスイッチで、E(経済走行
)、P(パワー走行)等の位置を検出するものであり、
又、94はエンジンの冷却水温を検出する水濡センサを
示し、96.98はフットブレーキ、サイドブレーキの
作動を検出するブレーキスイッチをそれぞれ示している
。
サで、運転者によって操作されるNにュートラル)、D
(ドライブ)、R(リバース)等の位置を検出するもの
、−92はパターンはレフトスイッチで、E(経済走行
)、P(パワー走行)等の位置を検出するものであり、
又、94はエンジンの冷却水温を検出する水濡センサを
示し、96.98はフットブレーキ、サイドブレーキの
作動を検出するブレーキスイッチをそれぞれ示している
。
第5図に、前記油圧制御装@86の要部を示す。
図にJ3いて、Soが前記′Fi磁比例弁、102がポ
ンプ、103が前記プライマリレギュレータバルブ、1
04が前記1−2シフトバルブ、S2が前記電磁ソレノ
イドバルブ、106が運転者によって操作されるマニュ
アルバルブ、107がブレーキB2に油圧が給排される
際の過渡特性をaill IIIするためのアキュムレ
ータをそれぞれ示している。
ンプ、103が前記プライマリレギュレータバルブ、1
04が前記1−2シフトバルブ、S2が前記電磁ソレノ
イドバルブ、106が運転者によって操作されるマニュ
アルバルブ、107がブレーキB2に油圧が給排される
際の過渡特性をaill IIIするためのアキュムレ
ータをそれぞれ示している。
7[fi比例弁Soは、これ自体周知の物であり、スプ
ール109.110、コイル108、スプリング113
、プランジャ111等から構成されている。スプール1
10とプランジャ111とは軸方向に一体で移動可能に
歯合されている。コイル108は、前記E CU 84
’からの負荷電流ipに応じてプランジャ111、従っ
てスプール110に図中下方向の力Fcを及ぼす。一方
、スプリング113はこれと反対方向の力Fsをスプー
ル110に及ぼす。又、ボート114にはポンプ102
の吐出圧が作用している。ボート115及び116に作
用する油圧をPθ、スプール109のランド109Aの
フェイス面積をA1とするとPθは(1)式で求まる。
ール109.110、コイル108、スプリング113
、プランジャ111等から構成されている。スプール1
10とプランジャ111とは軸方向に一体で移動可能に
歯合されている。コイル108は、前記E CU 84
’からの負荷電流ipに応じてプランジャ111、従っ
てスプール110に図中下方向の力Fcを及ぼす。一方
、スプリング113はこれと反対方向の力Fsをスプー
ル110に及ぼす。又、ボート114にはポンプ102
の吐出圧が作用している。ボート115及び116に作
用する油圧をPθ、スプール109のランド109Aの
フェイス面積をA1とするとPθは(1)式で求まる。
Pθ−(Fs−Fc)/A+ ・・・・・・(1)
従って、コイル108によって発生する図中下方向の力
Fcを制御することにより、ボート115に発生するP
θを0〜F s / A +の任意の値に制御すること
ができる。この油圧Pθは従来、通常カムを介してスロ
ワ1−ル開度に対応してスプールが機械的に駆動可能と
されたスロットル弁によって発生されるスロットル圧に
相当するものであり、プライマリレギュレータバルブ1
03によって発生されるライン油圧の制御用油圧として
ボート119に作用するようになっている。
従って、コイル108によって発生する図中下方向の力
Fcを制御することにより、ボート115に発生するP
θを0〜F s / A +の任意の値に制御すること
ができる。この油圧Pθは従来、通常カムを介してスロ
ワ1−ル開度に対応してスプールが機械的に駆動可能と
されたスロットル弁によって発生されるスロットル圧に
相当するものであり、プライマリレギュレータバルブ1
03によって発生されるライン油圧の制御用油圧として
ボート119に作用するようになっている。
プライマリレギュレータバルブ103においては、従来
と同様な作用により1dJ111油圧Pθの1fflに
応じてライン油圧PLを発生する。この結果、結局EC
U34の指令によってコイル108への負荷電@IPを
変速の結果に依存して適宜に変更・補正することにより
、ライン油圧PL、即ち、摩擦係合装置の作用油圧を、
その車両のその時点における最も相応しい値に任意に制
御できることになる。なお、プライマリレギュレータバ
ルブ103における調圧関係式を(2)式に示す。
と同様な作用により1dJ111油圧Pθの1fflに
応じてライン油圧PLを発生する。この結果、結局EC
U34の指令によってコイル108への負荷電@IPを
変速の結果に依存して適宜に変更・補正することにより
、ライン油圧PL、即ち、摩擦係合装置の作用油圧を、
その車両のその時点における最も相応しい値に任意に制
御できることになる。なお、プライマリレギュレータバ
ルブ103における調圧関係式を(2)式に示す。
Pヒー(FS 2 + (B2−83)PR+B2Pθ
)/B1 ・・・・・・(2)ここで、FS2は
スプリング120の作用力、81〜B3はスプール12
3.124のランド121.122.125のフェイス
面積である。又、PRは、マニュアルバルブ106がリ
バースレンジにあるときにランド122及び125に印
加されるライン油圧である。
)/B1 ・・・・・・(2)ここで、FS2は
スプリング120の作用力、81〜B3はスプール12
3.124のランド121.122.125のフェイス
面積である。又、PRは、マニュアルバルブ106がリ
バースレンジにあるときにランド122及び125に印
加されるライン油圧である。
次に、摩擦係合装置関係について説明する。ここでは、
ブレーキB2を代表させて説明する。
ブレーキB2を代表させて説明する。
1−2シフトバルブ10ご4のボート126には、電磁
ソレノイドバルブS2の信号圧が作用する。
ソレノイドバルブS2の信号圧が作用する。
従って、1−2シフトバルブ104のスプール127は
、[1ソレノイドバルブ$2の0N−OFFに応じて図
の右−左に1習動する。右に摺動するのはスプリング1
28の力Fl)3による。このとき1−2シフトバルブ
104のボート133と129とが連結する。ボート1
29にはマニュアルバルブ106のボート130からの
ライン油圧PLがD(ドライブ)レンジで作用するよう
になっている。即ち、マニュアルバルブ106のスプー
ル131のDレンジ選択位置でボート130.129.
133が連結するようになっている。一方、ボート13
3は、油路135、チェック弁134を介してブレーキ
B2に連結されている。従って、Dレンジでは、電磁ソ
レノイドバルブS2のON−OFFによりブレーキ82
へのライン油圧P l−の給排が行われる。
、[1ソレノイドバルブ$2の0N−OFFに応じて図
の右−左に1習動する。右に摺動するのはスプリング1
28の力Fl)3による。このとき1−2シフトバルブ
104のボート133と129とが連結する。ボート1
29にはマニュアルバルブ106のボート130からの
ライン油圧PLがD(ドライブ)レンジで作用するよう
になっている。即ち、マニュアルバルブ106のスプー
ル131のDレンジ選択位置でボート130.129.
133が連結するようになっている。一方、ボート13
3は、油路135、チェック弁134を介してブレーキ
B2に連結されている。従って、Dレンジでは、電磁ソ
レノイドバルブS2のON−OFFによりブレーキ82
へのライン油圧P l−の給排が行われる。
油路135にはアキュムレータ107が連結され、ブレ
ーキB2へのライン油圧PLの給排時の過渡的な油圧レ
ベルの制怜「が行われる。このアキュムレータ107の
作動時の油圧PE12は次式で示ずように背圧として印
加されるライン油圧PLに依存して求められる。
ーキB2へのライン油圧PLの給排時の過渡的な油圧レ
ベルの制怜「が行われる。このアキュムレータ107の
作動時の油圧PE12は次式で示ずように背圧として印
加されるライン油圧PLに依存して求められる。
P日z−Fs4+(C+−Cz>PL/C+・・・・・
・(3) ここで、Fs<はスプリング136の作用力、C1,C
2はアキュムレータピストン137の2つのランドのフ
ェイス面積である。
・(3) ここで、Fs<はスプリング136の作用力、C1,C
2はアキュムレータピストン137の2つのランドのフ
ェイス面積である。
以上の(1)〜(3)式より制御油圧Pθを電磁比例弁
Soへの負荷電流1ill IIIによって制御するこ
とにより、ブレーキB2への油圧1日2を過渡時を含め
て任意に制御できるようになっている。
Soへの負荷電流1ill IIIによって制御するこ
とにより、ブレーキB2への油圧1日2を過渡時を含め
て任意に制御できるようになっている。
第6図に制御フローを示す。
まず、ステップ200Δ〜200Cにおいて車速(自動
変速感の出力軸回転速度)No、スロットル開度θ、ク
ラッチCoの回転速度Neoを読込む。ステップ202
におけるFはプログラムコントロール用のフラグである
。当初は零に設定されているためステップ204に進む
。
変速感の出力軸回転速度)No、スロットル開度θ、ク
ラッチCoの回転速度Neoを読込む。ステップ202
におけるFはプログラムコントロール用のフラグである
。当初は零に設定されているためステップ204に進む
。
ステップ204においで゛は車速No、スロットル開度
θに応じて変速判断がなされる。変速なしと判断された
ときにはステップ206に進んで現時点での変速段、ス
ロットル開度θ、及び車速NOから決まる電磁比例弁S
oへの負荷電流IP4を確定する。その後、このIpa
を出力しくステップ20B>、リセットする。
θに応じて変速判断がなされる。変速なしと判断された
ときにはステップ206に進んで現時点での変速段、ス
ロットル開度θ、及び車速NOから決まる電磁比例弁S
oへの負荷電流IP4を確定する。その後、このIpa
を出力しくステップ20B>、リセットする。
一方、ステップ204において変速がありと判定された
ときには、ステップ210に進んで当該変速の出力を行
い、ステップ212で前の変速時間j i−1から所定
値toをマイナスし、差Δtを求める。次いで、ステッ
プ214で変速の種類、スロットル開度θ、及びこのΔ
tから決定される変速初期における負荷電流(p、叩ち
lpjを求める。その少ステップ216においてクラッ
チG。
ときには、ステップ210に進んで当該変速の出力を行
い、ステップ212で前の変速時間j i−1から所定
値toをマイナスし、差Δtを求める。次いで、ステッ
プ214で変速の種類、スロットル開度θ、及びこのΔ
tから決定される変速初期における負荷電流(p、叩ち
lpjを求める。その少ステップ216においてクラッ
チG。
の回転速度Ncoが出力軸回転速度Noにローギヤ段ギ
ヤ比iLを乗じた値よりも小さくなるか否かによってイ
ナーシャ相の開始判別する。、NOならばステップ21
8においてフラグFを1に設定した後ステップ208に
進んで負荷電流ip+を出力し、ステップ220を〜介
してステップ214に戻る。
ヤ比iLを乗じた値よりも小さくなるか否かによってイ
ナーシャ相の開始判別する。、NOならばステップ21
8においてフラグFを1に設定した後ステップ208に
進んで負荷電流ip+を出力し、ステップ220を〜介
してステップ214に戻る。
一方、ステップ216においてYESの判断がなされた
とき、即ちイナーシャ相が開始された段階では、ステッ
プ222に進んで変速時間検出用のタイマを起動した後
ステップ224で変速の種類、スロットル開度θ、クラ
ッチCoの回転速度NCOによってイナーシャ相開始後
の負荷電流IP2を確定する。次に、ステップ226に
進んでイナーシャ相中における所定時期を検出する。こ
こでは、クラッチCoの回転速度Ncoが出力軸回転速
度Noにハイギヤ段ギヤ比iHを乗じたものに、定数N
1をプラスしたものより小さくなった時点をもって所定
時期としている。ここで、定数N1は、変速の!’Il
類とスロットル開度θとにより決められる定数である。
とき、即ちイナーシャ相が開始された段階では、ステッ
プ222に進んで変速時間検出用のタイマを起動した後
ステップ224で変速の種類、スロットル開度θ、クラ
ッチCoの回転速度NCOによってイナーシャ相開始後
の負荷電流IP2を確定する。次に、ステップ226に
進んでイナーシャ相中における所定時期を検出する。こ
こでは、クラッチCoの回転速度Ncoが出力軸回転速
度Noにハイギヤ段ギヤ比iHを乗じたものに、定数N
1をプラスしたものより小さくなった時点をもって所定
時期としている。ここで、定数N1は、変速の!’Il
類とスロットル開度θとにより決められる定数である。
この関係が成立するまでは、ステップ228においてフ
ラグFを2に設定した後ステップ208に進んで負荷電
流IP2を出力し、ステップ220,230を介してス
テップ224に戻る。
ラグFを2に設定した後ステップ208に進んで負荷電
流IP2を出力し、ステップ220,230を介してス
テップ224に戻る。
所定時期となった場合にCは、ステップ232に進んで
、変速の種類、スロットル開度θ、及びクラッチCoの
回転速度Ncoから負荷電流Ipsを確定する。その後
、ステップ234においてクラッチCoの回転速度NC
Oが出力軸回転速度NOにハイギヤ段ギヤ比iHを乗じ
たものより小さくなるか否かによってイナーシャ相の終
了を検出する。終了が検出されるまではステップ236
においてフラグFを3とした後ステップ208において
負荷電流Ipsを出力する。イナーシャ相の終了が検出
されるとステップ238で今回の変速時間t iを確定
・記憶する。その後ステップ240で7ラグFを零とし
、次回のフローからはステップ208においてステップ
206で求めた負荷電流IP4が出力される。
、変速の種類、スロットル開度θ、及びクラッチCoの
回転速度Ncoから負荷電流Ipsを確定する。その後
、ステップ234においてクラッチCoの回転速度NC
Oが出力軸回転速度NOにハイギヤ段ギヤ比iHを乗じ
たものより小さくなるか否かによってイナーシャ相の終
了を検出する。終了が検出されるまではステップ236
においてフラグFを3とした後ステップ208において
負荷電流Ipsを出力する。イナーシャ相の終了が検出
されるとステップ238で今回の変速時間t iを確定
・記憶する。その後ステップ240で7ラグFを零とし
、次回のフローからはステップ208においてステップ
206で求めた負荷電流IP4が出力される。
なお、このフローでは、例として第1速から第2速への
変速、第2速から第3速への変速とを代表させて示した
が、第3速から第4速へのシフトの場合にはイナーシャ
相終了の段階でクラッチCOの回転速度Ncoは零とな
るため、ステップ226及び234のギヤ比iPHはこ
の場合に限り零とする。
変速、第2速から第3速への変速とを代表させて示した
が、第3速から第4速へのシフトの場合にはイナーシャ
相終了の段階でクラッチCOの回転速度Ncoは零とな
るため、ステップ226及び234のギヤ比iPHはこ
の場合に限り零とする。
前記ステップ206における負荷電流IP4を求めるた
めのマツプの例を第7図に示す。ここでは、第1速の変
速段の例が代表して示されている。
めのマツプの例を第7図に示す。ここでは、第1速の変
速段の例が代表して示されている。
図から明らかなように、出力軸回転速度Noが上界する
につれ、負荷電流[P4は高く設定されており、又、ス
ロトル開度が小さいときほど負荷電流IP4は高く設定
されている。電磁比例弁S。
につれ、負荷電流[P4は高く設定されており、又、ス
ロトル開度が小さいときほど負荷電流IP4は高く設定
されている。電磁比例弁S。
においては前述(1)式で明らかなように、負荷電流[
P4が高いときほどライン油圧が低く調圧されるように
なっているため、結局出力軸回転速度Noが大きいとき
ほど、又、スロットル開度θが小さいときほど油圧が低
く設定されることになる。
P4が高いときほどライン油圧が低く調圧されるように
なっているため、結局出力軸回転速度Noが大きいとき
ほど、又、スロットル開度θが小さいときほど油圧が低
く設定されることになる。
又、前記ステップ214におけるイナーシャ相開始前の
負荷電流1p+を求める際のマツプの〃1を第8図に示
す。図から明らかなように、スロツル開度が大きいとき
ほど、又、変速の処理が低速段階側であるぽど負荷電流
1p+が小さく設定され、従ってライン油圧が伍−<設
定されている。
負荷電流1p+を求める際のマツプの〃1を第8図に示
す。図から明らかなように、スロツル開度が大きいとき
ほど、又、変速の処理が低速段階側であるぽど負荷電流
1p+が小さく設定され、従ってライン油圧が伍−<設
定されている。
又、前記ステップ224におけるイナーシャ相が開始さ
れた後所定時期までの負荷電流(pzは、イナーシャ相
開始までの負荷電流1p+を基へことし、lPj+α(
Nco+−1)Ip+で求めるとよい。又、前記ステッ
プ232におけるイナーシャ相の所定時期からイナーシ
ャ相終了までの負荷電流1p3は、IP2+α(Nco
+/Nc。
れた後所定時期までの負荷電流(pzは、イナーシャ相
開始までの負荷電流1p+を基へことし、lPj+α(
Nco+−1)Ip+で求めるとよい。又、前記ステッ
プ232におけるイナーシャ相の所定時期からイナーシ
ャ相終了までの負荷電流1p3は、IP2+α(Nco
+/Nc。
−Nco 1/NCO2)rp2によって求めるとよい
。ここで、Nco+はイナーシャ相開始時のNC01N
CO2はNco−No+i H+N+成立時のNcoで
ある。IF5、IF5の確定にあたってNcoが考處さ
れているのは、イナーシV相における油圧制御の理想的
傾向とI’Jcoの1頃向とが略一致していることに基
づいている。、なJ5、前記αは、Nco補正強度係数
であり、変速の種類、スロットル開度θ、及びイナーシ
ャ相中の時刻に依存して決定される。その−例を第9図
に示づ。
。ここで、Nco+はイナーシャ相開始時のNC01N
CO2はNco−No+i H+N+成立時のNcoで
ある。IF5、IF5の確定にあたってNcoが考處さ
れているのは、イナーシV相における油圧制御の理想的
傾向とI’Jcoの1頃向とが略一致していることに基
づいている。、なJ5、前記αは、Nco補正強度係数
であり、変速の種類、スロットル開度θ、及びイナーシ
ャ相中の時刻に依存して決定される。その−例を第9図
に示づ。
第10図に上記実施例での変速′A渡特性を示ず。
実線が理想的変速であるゝ。即ち、時刻aで変速出力が
出ると、負荷電流Ip+にょってライン油圧PLが変更
される。時刻すからイナーシャ相が開始され、Cでイナ
ーシャ相の開始を検出すると、負64電流IP2によっ
てクラッチCoの回転速度Ncoに依存してライン油圧
PLを変更する(相工)。時刻dT:Nco≦NoX1
H+N+が成立ヅ゛ると、負荷電流Ip3の関係でク
ラッチCoの回転速度Ncoに依存してライン油圧PL
が更に変更される(相■)。時刻eでNco≦NoX!
Hが成立し、時刻rでこれを認識すると、負荷電流iP
4の関係でライン油圧PLを変更する。
出ると、負荷電流Ip+にょってライン油圧PLが変更
される。時刻すからイナーシャ相が開始され、Cでイナ
ーシャ相の開始を検出すると、負64電流IP2によっ
てクラッチCoの回転速度Ncoに依存してライン油圧
PLを変更する(相工)。時刻dT:Nco≦NoX1
H+N+が成立ヅ゛ると、負荷電流Ip3の関係でク
ラッチCoの回転速度Ncoに依存してライン油圧PL
が更に変更される(相■)。時刻eでNco≦NoX!
Hが成立し、時刻rでこれを認識すると、負荷電流iP
4の関係でライン油圧PLを変更する。
上記ライン油圧PLは、アキュムレータ背圧となってい
るため、クラッチ油圧は図のように推移して良好な変速
特性が得られる。即ち、クラッチCoの回転速度Nco
に依存して油圧が低下するため、イナーシャ相での出力
軸トルクを次第に低下させることができ、イナーシャ相
終了時における出力軸トルクの変化が小さくなって図に
示ずような良好な特性が得られるものである。
るため、クラッチ油圧は図のように推移して良好な変速
特性が得られる。即ち、クラッチCoの回転速度Nco
に依存して油圧が低下するため、イナーシャ相での出力
軸トルクを次第に低下させることができ、イナーシャ相
終了時における出力軸トルクの変化が小さくなって図に
示ずような良好な特性が得られるものである。
ここで、今、何らかの理ゝ由で変速時間が長くなった場
合、相I及び相■共、図の一点鎖線で示されるように長
くなり、摩擦係合装置の耐久性に問題が生じる。この実
施例では、このJ:うな場合に変速初期における負荷電
流Ip+を低下し、その結果としてライン油圧を増大制
御しているため、図の破線で示されるような実線と同様
の変速時間の特性を(qることができる。負荷電流Ip
+を変更することによって変速時の全体の油圧を変更づ
。
合、相I及び相■共、図の一点鎖線で示されるように長
くなり、摩擦係合装置の耐久性に問題が生じる。この実
施例では、このJ:うな場合に変速初期における負荷電
流Ip+を低下し、その結果としてライン油圧を増大制
御しているため、図の破線で示されるような実線と同様
の変速時間の特性を(qることができる。負荷電流Ip
+を変更することによって変速時の全体の油圧を変更づ
。
ることができるのは、負荷′Fi流IP2、IF5がi
p+を基準にして求められているためである。
p+を基準にして求められているためである。
4rお、第11図に変速の種類(第1速→第2速)、ス
ロットル開度θ、及びΔ℃と負荷電流1p+どの関係を
示す。Δtが長くなるほど、即ち変速時間が長くなるほ
どip+は小さく設定され、その結果、ライン油圧が増
大制御されていることがわかる。
ロットル開度θ、及びΔ℃と負荷電流1p+どの関係を
示す。Δtが長くなるほど、即ち変速時間が長くなるほ
どip+は小さく設定され、その結果、ライン油圧が増
大制御されていることがわかる。
第12図に、本発明の第2実施例に係る制御ルーチンを
示す。前述の制御ルーチンとの違いを中心に説明すると
、ステップ302.307における負荷電流1p+、I
P3ゝの確定は、前)′if、のパラメータのほかに、
イナーシャ相前半でのGo回転速度Ncoの時間的変化
率の平均値Nc o I、及びイナーシャ相後半でのC
o回転速度Ncoの時間的変化率の平均値NcoI[に
依存して確定するようにしている。
示す。前述の制御ルーチンとの違いを中心に説明すると
、ステップ302.307における負荷電流1p+、I
P3ゝの確定は、前)′if、のパラメータのほかに、
イナーシャ相前半でのGo回転速度Ncoの時間的変化
率の平均値Nc o I、及びイナーシャ相後半でのC
o回転速度Ncoの時間的変化率の平均値NcoI[に
依存して確定するようにしている。
又、ステップ216においてイナーシャ相の開始を判別
した場合、ステップ304においてこのときのクラッチ
Goの回転速度Ncoを読込み、これをNco+とじて
いる。更に、ステップ226においてイナーシャ相中の
所定時刻に達した場合、このときのGo回転速度Nco
を読込んでこれをNcozとし、又、このときのタイマ
値(ステップ222において起動されたタイマ値)を読
み、これをt2としている。
した場合、ステップ304においてこのときのクラッチ
Goの回転速度Ncoを読込み、これをNco+とじて
いる。更に、ステップ226においてイナーシャ相中の
所定時刻に達した場合、このときのGo回転速度Nco
を読込んでこれをNcozとし、又、このときのタイマ
値(ステップ222において起動されたタイマ値)を読
み、これをt2としている。
又、ステップ234においてイナーシャ相の終了を検出
した場合、このときのタイマ値ti、GO回転速度Nc
o (NCO3)をそれぞれ読込んでいる(ステップ2
38.308)。
した場合、このときのタイマ値ti、GO回転速度Nc
o (NCO3)をそれぞれ読込んでいる(ステップ2
38.308)。
ステップ306及び312は対となってNc。
工を求めるためのステップ′−であり、ステップ310
.314は、対となってNcoI[を求めるためのステ
ップである。
.314は、対となってNcoI[を求めるためのステ
ップである。
この実施例においては、負荷電流1p+、Ip3を求め
るにあたって、Co回転速度Ncoの時間的変化率の平
均値NcoI、NcoI[まで考慮し、イナーシャ相の
所定時期の前後においてそれぞれ独立して油圧の変更・
補正を行うようにしている。
るにあたって、Co回転速度Ncoの時間的変化率の平
均値NcoI、NcoI[まで考慮し、イナーシャ相の
所定時期の前後においてそれぞれ独立して油圧の変更・
補正を行うようにしている。
この変更・補正の例を第13図に示ず。この第13図に
ついて簡単に説明すると、まずN001のように、全体
の変速時間t 1が長い場合、摩擦係合装置の耐久性が
問題となる恐れがあるため、負荷電流1p+を低下して
変速中の油圧を全体的に増大させるようにする。次に、
No、2のように、全体の変速時間t1が規定範囲にあ
る場合であって、NcoIが大で、NcoI[が小の場
合、これはイナーシャ相初期でのイナーシャトルクが大
で変速ショックが大きくなっている可能性がある。
ついて簡単に説明すると、まずN001のように、全体
の変速時間t 1が長い場合、摩擦係合装置の耐久性が
問題となる恐れがあるため、負荷電流1p+を低下して
変速中の油圧を全体的に増大させるようにする。次に、
No、2のように、全体の変速時間t1が規定範囲にあ
る場合であって、NcoIが大で、NcoI[が小の場
合、これはイナーシャ相初期でのイナーシャトルクが大
で変速ショックが大きくなっている可能性がある。
この場合、負荷電流1p1を増大して全体にhl+圧を
低下させる。N013のよ・うに、いずれも規定範囲に
入っている場合は良好な変速特性が19られているはず
であるため、特に補正は行わない。No。
低下させる。N013のよ・うに、いずれも規定範囲に
入っている場合は良好な変速特性が19られているはず
であるため、特に補正は行わない。No。
4のように、NcoIが小で、NcolIが大の場合は
、イナーシャ相初期での吸収エネルギが大であり、後半
でイナーシャトルクが大となって変速ショックが大きく
なっていると考えられる。従って、負荷電流!p+を低
下してエネルギ吸収Mを減少させると共に、後半でのイ
ナーシャトルクを減少して変速ショックの向上を図るよ
うにする。
、イナーシャ相初期での吸収エネルギが大であり、後半
でイナーシャトルクが大となって変速ショックが大きく
なっていると考えられる。従って、負荷電流!p+を低
下してエネルギ吸収Mを減少させると共に、後半でのイ
ナーシャトルクを減少して変速ショックの向上を図るよ
うにする。
N005〜No、7のように、全体の変速時間tiが短
い場合であって、且つNcoIが大の場合は、変速ショ
ックが大きくなっている可能性が高いので負荷電流[p
+を増大させ、全体の油圧を低下させるようにする。N
O68のようにNcoIが規定範囲で、NcolIが大
の場合、イナーシャ相の後期でショック大となっている
可能性があるため、+[I [でのαを大きく変更する
。又、No、9のように、NCQIが小で、NcoI[
が大の場合は、IPlを減少し、相■でのαは変速ショ
ック低減の面から油圧を小さくするたゝめに増大補正す
るようにする。
い場合であって、且つNcoIが大の場合は、変速ショ
ックが大きくなっている可能性が高いので負荷電流[p
+を増大させ、全体の油圧を低下させるようにする。N
O68のようにNcoIが規定範囲で、NcolIが大
の場合、イナーシャ相の後期でショック大となっている
可能性があるため、+[I [でのαを大きく変更する
。又、No、9のように、NCQIが小で、NcoI[
が大の場合は、IPlを減少し、相■でのαは変速ショ
ック低減の面から油圧を小さくするたゝめに増大補正す
るようにする。
このように、この実[においては、イナーシャ相を2つ
に分割し、それぞれについて適切な変更・補正を行うよ
うにし・たため、よりきめ細かな補正が可能であり、従
って、それだけ最適値からの誤差の少ない油圧制御を行
うことが可能となる。
に分割し、それぞれについて適切な変更・補正を行うよ
うにし・たため、よりきめ細かな補正が可能であり、従
って、それだけ最適値からの誤差の少ない油圧制御を行
うことが可能となる。
なお、この第2実施例においては、イナーシー相を2つ
に分割するようにしていたが、本発明においては、分割
数を限定するものではなく、例えばこれを3以上とする
ことにより、更にきめ細かな補正をすることも可能であ
る。
に分割するようにしていたが、本発明においては、分割
数を限定するものではなく、例えばこれを3以上とする
ことにより、更にきめ細かな補正をすることも可能であ
る。
又、本発明においては、変速の結果の対象として、どの
ようなものを採用するかを限定するものではなく、例え
ば上記実施例のように変速時間、自動変速機のメンバの
回転速度の時間的変化率等のほかに、例えばエンジン回
転速度の時間的変化率、あるいは出力軸トルクの最大値
、出力軸トルクの時間的変化率等を変速の結果の対象と
して採用することも可能である。
ようなものを採用するかを限定するものではなく、例え
ば上記実施例のように変速時間、自動変速機のメンバの
回転速度の時間的変化率等のほかに、例えばエンジン回
転速度の時間的変化率、あるいは出力軸トルクの最大値
、出力軸トルクの時間的変化率等を変速の結果の対象と
して採用することも可能である。
[発明の効果]
以上説明した通り、本発明によれば、種々のばらつきに
拘わらず、車両の一台一台について、常にそのときの最
適な油圧を設定することができ、変速時の特性を最良に
維持しておくことができるようになるという優れた効果
が得られる。
拘わらず、車両の一台一台について、常にそのときの最
適な油圧を設定することができ、変速時の特性を最良に
維持しておくことができるようになるという優れた効果
が得られる。
第1図(A)、(B)は、水弟1、第2発明の要旨を示
ず流れ図、第2図は、本発明に係る自動変速機の変速制
御方法の実施例が適用された車両用自動変速機の全体ス
ケルトン図、第3図′は、上記自動変速機でのII擦係
合装置の作動状態を示す線図、第4図は、同じく制御系
の入出力関係を示す線図、第5図は、同じく油圧制御装
置の要部油圧回路図、第6図は、同じく制御ルーチンを
示づ′流れ図、第7図及び第8図は、それぞれIF5、
Ip+のマツプの例を示ず線図、第9図は、NcO補正
強度係数αのマツプの例を示す線図、第10図は、上記
実施例の効果を定性的に示す変速過渡特性線図、第11
図は、Δ[のマツプの例を示1y線図、第12図は、水
元ご明の第2実施例に係るit+111111ルーチン
を示す流れ図、第13図は、上記ルーチンにおける油圧
(負荷電流)の変更・補正の例を示す線図である。 1・・・エンジン、 2o・・・トルクコンバータ、 40・・・オーバードライブ機構、 60・・・アンダードライブ機構、 84・・・ECtJ、 Ip+〜IP4・・・負荷電流、 ti−盲、t 1・・・変速時間、 Nco・・・クラッチGoの回転速度、So・・・電磁
比例弁、 103・・・プライマリレギュレータバルブ、107・
・・アキュムレータ。
ず流れ図、第2図は、本発明に係る自動変速機の変速制
御方法の実施例が適用された車両用自動変速機の全体ス
ケルトン図、第3図′は、上記自動変速機でのII擦係
合装置の作動状態を示す線図、第4図は、同じく制御系
の入出力関係を示す線図、第5図は、同じく油圧制御装
置の要部油圧回路図、第6図は、同じく制御ルーチンを
示づ′流れ図、第7図及び第8図は、それぞれIF5、
Ip+のマツプの例を示ず線図、第9図は、NcO補正
強度係数αのマツプの例を示す線図、第10図は、上記
実施例の効果を定性的に示す変速過渡特性線図、第11
図は、Δ[のマツプの例を示1y線図、第12図は、水
元ご明の第2実施例に係るit+111111ルーチン
を示す流れ図、第13図は、上記ルーチンにおける油圧
(負荷電流)の変更・補正の例を示す線図である。 1・・・エンジン、 2o・・・トルクコンバータ、 40・・・オーバードライブ機構、 60・・・アンダードライブ機構、 84・・・ECtJ、 Ip+〜IP4・・・負荷電流、 ti−盲、t 1・・・変速時間、 Nco・・・クラッチGoの回転速度、So・・・電磁
比例弁、 103・・・プライマリレギュレータバルブ、107・
・・アキュムレータ。
Claims (9)
- (1)歯車変速機構と複数個の摩擦係合装置とを備え、
油圧制御装置を作動させることによつて前記摩擦係合装
置の係合を選択的に切換え、複数個の変速段のうちのい
ずれかが達成されるように構成した自動変速機の変速制
御方法において、変速の結果を検出する手順と、 該変速の結果に依存して、前記摩擦係合装置の作用油圧
を変更・補正する手順と、 を含むことを特徴とする自動変速機の変速制御方法。 - (2)前記変速の結果の対象が変速時間とされている特
許請求の範囲第1項に記載の自動変速機の変速制御方法
。 - (3)前記変速時間を、エンジン回転速度、自動変速機
の回転メンバの回転速度の少なくとも一方の変化によつ
て検出する特許請求の範囲第2項に記載の自動変速機の
変速制御方法。 - (4)前記変速時間を、自動変速機の出力軸トルクの変
化によつて検出する特許請求の範囲第2項に記載の自動
変速機の変速制御方法。 - (5)前記変速の結果の対象が、エンジン回転速度、自
動変速機の回転メンバの回転速度のいずれかの時間的変
化率とされている特許請求の範囲第1項に記載の自動変
速機の変速制御方法。 - (6)前記変速の結果の対象が、自動変速機の出力軸ト
ルクの時間的変化率とされている特許請求の範囲第1項
に記載の自動変速機の変速制御方法。 - (7)歯車変速機構と複数個の摩擦係合装置とを備え、
油圧制御装置を作動させることによつて前記摩擦係合装
置の係合を選択的に切換え、複数個の変速段のうちのい
ずれかが達成されるように構成した自動変速機の変速制
御方法において、変速過程を複数の区間に分割する手順
と、 該複数の各区間における変速の結果を検出する手順と、 該各区間の変速の結果に依存して、前記摩擦係合装置の
作用油圧を各区間毎に変更・補正する手順と、 を含むことを特徴とする自動変速機の変速制御方法。 - (8)前記変速過程の複数の区間が、エンジン回転速度
、自動変速機の回転メンバの回転速度の少くとも1つに
依存して確定され、且つ前記変速結果の対象が、各区間
毎のエンジン回転速度、自動変速機の回転メンバの回転
速度のいずれかの時間的変化率とされている特許請求の
範囲第7項記載の自動変速機の変速制御方法。 - (9)前記変速過程の複数の区間が、イナーシャ相開始
からのタイマによつて確定され、且つ前記変速の結果の
対象が各区間毎のエンジン回転速度、自動変速機の回転
メンバの回転速度のいずれかの時間的変化率とされてい
る特許請求の範囲第7項に記載の自動変速機の変速制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6917986A JPS62224764A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動変速機の変速制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6917986A JPS62224764A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動変速機の変速制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62224764A true JPS62224764A (ja) | 1987-10-02 |
Family
ID=13395236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6917986A Pending JPS62224764A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動変速機の変速制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62224764A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01199047A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-10 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPH01261548A (ja) * | 1988-04-11 | 1989-10-18 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPH01266353A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-24 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPH01275939A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-06 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPH02229959A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-12 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機の変速液圧制御装置 |
JPH04140565A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-14 | Mitsubishi Motors Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
EP0567157A2 (en) * | 1992-04-24 | 1993-10-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shift control system for manually shiftable automatic transmission |
JPH0611034A (ja) * | 1992-04-03 | 1994-01-21 | General Motors Corp <Gm> | 自動変速機の制御装置 |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP6917986A patent/JPS62224764A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01199047A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-10 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPH01261548A (ja) * | 1988-04-11 | 1989-10-18 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPH01266353A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-24 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPH01275939A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-06 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPH02229959A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-12 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機の変速液圧制御装置 |
JPH04140565A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-14 | Mitsubishi Motors Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
JPH0611034A (ja) * | 1992-04-03 | 1994-01-21 | General Motors Corp <Gm> | 自動変速機の制御装置 |
EP0567157A2 (en) * | 1992-04-24 | 1993-10-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shift control system for manually shiftable automatic transmission |
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