JP2581741B2 - 再粘着制御方法 - Google Patents

再粘着制御方法

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JP2581741B2
JP2581741B2 JP63082275A JP8227588A JP2581741B2 JP 2581741 B2 JP2581741 B2 JP 2581741B2 JP 63082275 A JP63082275 A JP 63082275A JP 8227588 A JP8227588 A JP 8227588A JP 2581741 B2 JP2581741 B2 JP 2581741B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、鉄道車両の空転及び滑走を抑制する再粘
着制御方法に関し、特に有効粘着率を向上させた再粘着
制御方法に関するものである。
[従来の技術] 第2図は一般的な鉄道車両及びその制御装置を示すブ
ロック図であり、(1)は例えば電気車で構成された鉄
道車両、(2)は鉄道車両(1)の各車輪の回転周波数
fRを検出する回転検出器である。
(3)は回転周波数fRに基づいて各車輪の空転及び滑
走を検出すると共に、後述する制動装置及び駆動装置を
制御する再粘着制御装置である。
(4)は再粘着制御装置(3)の出力信号(3a)によ
り制御される制動制御装置、(5)は制動制御装置
(4)の出力信号(4a)に応じて車輪に対する押し付け
力が制御されるブレーキシューであり、これらは鉄道車
両(1)の機械的な制動装置を構成している。
(6)は再粘着制御装置(3)の出力信号(3a)によ
り制御されるVVVFインバータ等の駆動制御装置、(7)
は駆動制御装置(6)の出力信号(6a)に応じて車輪の
トルクを制御する主電動機であり、これらは鉄道車両
(1)の駆動装置を構成している。
第3図は、例えば「電気車の科学」(1987年3月号)
の第30頁(図−15)に記載された、従来の再粘着制御方
法を示す説明図であり、Eは駆動装置が力行制御されて
いるときに発生する空転信号、fSは力行制御に用いられ
るすべり周波数である。尚、制動時に発生する滑走信号
及びこれに対するすべり周波数については、第3図と同
様なので図示しない。
又、第4図は、空転発生時の車輪の回転周波数fRを示
す説明図であり、Fは主電動機(7)により得られる車
輪の引張力、FMは車輪とレールの粘着率及び鉄道車両
(1)の軸重から求められる空転発生させない最大引張
力である。
次に、第2図〜第4図を参照しながら、従来の再粘着
制御方法について説明する。
力行制御中に、鉄道車両(1)が次第に加速されて、
時刻tO(第4図)で引張力Fが最大引張力FMを越える
と、車輪とレールとの間に空転が発生して回転周波数fR
は急上昇する。
このとき、再粘着制御装置(3)内のVVVFインバータ
制御装置は、車輪と直結された主電動機(7)の回転周
波数fRの時間変化率dfR/dtを検出し、加速度(滑走の場
合は減速度)の大きさが所定レベルを越えたときに空転
信号Eを発生する。そして、第3図のように、出力信号
(3a)に含まれるすべり周波数fSを減少させる。
これにより、主電動機(7)を構成する誘導電動機の
すべり周波数fSが絞られ、引張力Fが減少して車輪は再
粘着される。
又、制動中に滑走が発生した場合も、同様に、すべり
周波数fS絞り、制動力を抑制して車輪を再粘着させる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の再粘着制御方法は以上のように、出力信号(3
a)に含まれるすべり周波数fS絞ることにより空転及び
滑走を抑制しているので、制動装置及び駆動装置の応答
に左右され、場合によっては十分な再粘着性能が得られ
ず、所要の引張力F(又は制動力)が得られないという
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、空転又は滑走が発生した場合に速やかに車
輪を再粘着させることができ、車輪とレールとの有効粘
着率を向上させた再粘着制御方法を得ることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係る再粘着制御方法は、、空転を検出した
場合は制動装置を作動させ、滑走を検出した場合には、
機械的な制動装置を作動させて車輪に制御力を付加し、
車輪の滑走を検出した場合には、駆動装置を力行制御さ
せて車輪に強制的に駆動力を付加するものである。
[作用] この発明においては、空転が発生したときには機械的
な制動装置により実質的な引張力を速やかに減少させ、
滑走が発生したときには力行用の駆動装置により実質的
な制動力を速やかに減少させ、常に鉄道車両の速度に適
した速度で車輪を回転させる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明の一実施例による回転周波数fRを示す説
明図であり、Bは時刻tOにおいて車輪に印加される制動
力である。又、F及びFMは前述と同様のものであり、こ
の発明の実施例が適用される鉄道車両及びその制御装置
の構成は、第2図に示した通りである。
前述と同様に、時刻tOにおいて回転周波数fRの急上昇
により空転信号E(第3図参照)が発生すると、再粘着
制御装置(3)(第2図参照)は出力信号(3a)により
制動装置を作動させ、制動力Bを発生させる。
このとき、制動力Bは最大引張力FM対する引張力Fの
超過分(F−FM)を相殺するように設定されているの
で、実質的な引張力(F+B)は最大引張力FMと一致す
るようになる。
従って、時刻tO以降は、過大な引張力Fが制動力Bに
より減じられて、鉄道車両(1)は有効利用可能な最大
の引張力(F+B)で走行し、速やかに空転の発生を抑
制するとができる。
一方、制動制御中に滑走が発生した場合も、同様に主
電動機(7)の引張力を付加することにより、過大な制
動力を減じて実質的な制動力を最大制動力と一致させ、
速やかに滑走を抑制することができる。
尚、上記実施例では、駆動装置を主電動機(7)で構
成した場合について説明したが、他の駆動装置であって
も同等の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、空転を検出した場合
は制動装置を作動させ、滑走を検出した場合には、機械
的な制動装置を作動させて車輪に制御力を付加すること
により実質的な引張力を速やかに減少させ、車輪の滑走
を検出した場合には、駆動装置を力行制御させて車輪に
強制的に駆動力を付加することにより実質的な制動力を
速やかに減少させ、常に鉄道車両の速度に適した速度で
車輪を回転させるようにしたので、速やかに空転又は滑
走を抑制することのできる再粘着制御方法が得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による回転周波数を示す説
明図、第2図は一般的な鉄道車両及びその制御装置を示
すブロック図、第3図は従来の再粘着制御方法を示す説
明図、第4図は再粘着制御されない場合の回転周波数を
示す説明図である。 (1)……鉄道車両、(3)……再粘着制御装置 (4)……制動制御装置、(5)……ブレーキシュー (6)……駆動制動装置、(7)……主電動機 fR……回転周波数、F……引張力 FM……最大引張力、B……制動力 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道車両の車輪の空転を検出した場合に
    は、機械的な制動装置を作動させて前記車輪に制御力を
    付加し、前記車輪の滑走を検出した場合には、駆動装置
    を力行制御させて前記車輪に強制的に駆動力を付加する
    ことを特徴とする再粘着制御方法。
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