JP2581651Y2 - 便座の着座検出スイッチ - Google Patents
便座の着座検出スイッチInfo
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- JP2581651Y2 JP2581651Y2 JP1993019263U JP1926393U JP2581651Y2 JP 2581651 Y2 JP2581651 Y2 JP 2581651Y2 JP 1993019263 U JP1993019263 U JP 1993019263U JP 1926393 U JP1926393 U JP 1926393U JP 2581651 Y2 JP2581651 Y2 JP 2581651Y2
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- Japan
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- switch
- toilet seat
- spring
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- rubber foot
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Description
い、便座の上に着座したときそれを検出するのに用いる
着座検出スイッチの構造に関するものである。
の上に着座したことを検出する着座検出スイッチが必要
である。つまり、使用者が便座に座らないと、温水の操
作スイッチを押しても動作しないようにする必要があ
る。これは例えば、温水洗浄便座を掃除するときなど
に、誤って操作スイッチを押しても、洗浄ノズルから水
が噴出することがないようにするためである。また消臭
機能付きの温水洗浄便座の場合も、使用者が便座に座る
と、自動的に消臭機能を動作させるために着座検出スイ
ッチが必要になる。
図7に示すように構成されていた。便座1の裏板1aに
はマイクロスイッチ2を装着してあり、裏板1aから裏
側に突出するようにスイッチ用ゴム足3を設けてあり、
便座1を便器5の上面に倒して便座1に着座したときス
イッチ用ゴム足3が変形してスイッチ用ゴム足3で板バ
ネ4′を介してマイクロスイッチ2の押釦2aを押すよ
うになっている。スイッチ用ゴム足3の押圧部3aとマ
イクロスイッチ2との間には板バネ4′を介装してある
が、これは図8に示すように単なる平板状の板バネであ
る。この板バネ4′の役目はオン荷重の増加と、スイッ
チ用ゴム足3の弾性補助のためである。
足3だけであると、便座1自体の重さによりマイクロス
イッチ2が入る危険性があるため、板バネ4′によりオ
ン荷重を増加させる必要がある。またスイッチ用ゴム足
3の弾性補助をするのは、使用者が便座1から立ち上が
った場合、マイクロスイッチ2は即座にオフにならない
といけないが、繰り返しの圧縮や長時間の圧縮によりス
イッチ用ゴム足3の弾性が減少し、元の状態に戻らない
(即ち、マイクロスイッチ2がオンになりっぱなしの状
態になる)ことを防ぐために、板バネ4′によりスイッ
チ用ゴム足3を押し戻す必要がある。
は、便座1を便器5の上面に倒して便座1に着座したと
きスイッチ用ゴム足3が変形してスイッチ用ゴム足3で
板バネ4′を介してマイクロスイッチ2の押釦2aを押
すようになっており、マイクロスイッチ2への過負荷は
スイッチ用ゴム足3の押圧部3aの圧縮変形により吸収
する構造になっているが、かなりの荷重がマイクロスイ
ッチ2に直接かかり、マイクロスイッチ2が故障すると
いう問題がある。つまり、マイクロスイッチ2の上面を
裏板1aのホルダー6の横壁6aの上面より高くする
と、図7(c)のようにスイッチ用ゴム足3の変形によ
り撓んだ板バネ4′がマイクロスイッチ2の上面に当た
る。逆にマイクロスイッチ2の上面をホルダー6の横壁
6aの上面より低くすると、図7(d)に示すように板
バネ4′が横壁6aの上面に当たり、マイクロスイッチ
2がオンするところまで押釦4aを押すことができなく
なり、寸法管理が大変である。そのため、従来では強度
的に弱いマイクロスイッチ2やホルダー6に力が加わる
構造になっている。
であって、本考案の目的とするところはマイクロスイッ
チに過負荷が直接かからないようにしてマイクロスイッ
チの故障を防止できる便器の着座検出スイッチを提供す
るにある。
本考案便器の着座検出スイッチは、便座1の裏板1aに
マイクロスイッチ2を装着し、裏板1aから裏側に突出
するようにスイッチ用ゴム足3を設け、便座1を便器5
の上面に倒して便座1に着座したときスイッチ用ゴム足
3が変形してスイッチ用ゴム足3で板バネ4を介してマ
イクロスイッチ2の押釦2aを押す便座の着座検出スイ
ッチにおいて、板バネ4に支持バネ部4aと作動バネ部
4bとを遊離させて設けると共にこの板バネ4を複数枚
重ねて配置し、スイッチ用ゴム足3が変形したとき支持
バネ部4aを押す押圧部3aを支持バネ部4aに対応す
るようにスイッチ用ゴム足3に設け、支持バネ部4aの
変形に伴って作動バネ部4bが押釦2aを押圧するよう
に作動バネ部4bを押釦2aに対応させて成ることを特
徴とする。
用ゴム足3が変形したとき押圧部3aが板バネ4の支持
バネ部4aを押して変形させ、支持バネ部4aの変形に
伴って作動バネ部4bを変形させて作動バネ部4bにて
マイクロスイッチ2の押釦2aを押すことができる。こ
れにより、押圧部3aからの荷重がマイクロスイッチ2
に直接かかることがなく、作動バネ部4bの弾性力だけ
がマイクロスイッチ2にかかるだけとなり、マイクロス
イッチ2に過負荷がかかって破損したりするおそれがな
い。また板バネ4を複数枚重ねたことにより、板バネ4
の反発力及び寿命を向上できる。
を示す。便器5の上には温水洗浄便座7の本体ケース8
を搭載してあり、この本体ケース8に便座1及び便蓋9
を軸10にて上下に回動自在に装着してある。この便座
1は表板1bと裏板1aとにより内部が中空になるよう
に形成されており、便座1の表板1bの内面側にはヒー
タ12を装着してあり、便座1の裏板1aの裏面には複
数個のゴム足Aを装着してある。ゴム足Aには単に弾性
的に載置するだけの普通のゴム足11とスイッチを操作
するスイッチ用ゴム足3があり、便座1の後側にはゴム
足11を取り付けてあり、便座1の前側にはスイッチ用
ゴム足3を取り付けてある。
図1に示すように裏板1aにホルダー6を設けてあり、
ホルダー6にはマイクロスイッチ2を装着してあり、マ
イクロスイッチ2の押釦2aを裏側に突出させてある。
スイッチ用ゴム足3とマイクロスイッチ2との間には板
バネ4を複数枚重ねて介装してあり、板バネ4の端部を
裏板1aに固定してある。板バネ4には図3に示すよう
に支持バネ部4aと作動バネ部4bとを有し、打ち抜き
加工にて形成されている。支持バネ部4aは矩形枠状に
形成されており、作動バネ部4bは支持バネ部4a内に
位置して先端が自由端になるように設けてある。板バネ
4の一部には凹凸の一例としての小突起13を設けてあ
る。この小突起13は図4(a)に示すように部分球面
状になっている。板バネ4を裏板1aに取り付けた状態
でスイッチ用ゴム足3の一対の平行な押圧部3aが支持
バネ部4aに対応し、押圧部3a間の凹部3bが作動バ
ネ部4bに対応する。また板バネ4の支持バネ部4aは
ホルダー6の横壁6aの上面に対応している。スイッチ
用ゴム足3の裏面側には便器5の便器面5aに設置され
る突起部3cを2条平行に突設してある。
のように便器の着座検出スイッチが組み立てられ、次の
ようにして着座が検出される。便座1を倒して便座1を
便器5の便器面5aに載せ、使用者が便座1の上に着座
する。すると、便器面5aにてスイッチ用ゴム足3が押
されて押圧部3aが板バネ4の支持バネ部4aを押し、
支持バネ部4aを撓み変形させる。このとき図6(c)
に示すように押圧部3aが支持バネ部4aだけに当た
り、支持バネ部4aが押圧部3にて押されて変形する。
このとき支持バネ部4aが押されて変形して図6(d)
のように支持バネ部4aがマイクロスイッチ2の両側の
横壁6a上面に当たり、マイクロスイッチ2に力がかか
らない。支持バネ部4aが変形するに従って作動バネ部
4bの根元も支持バネ部4aと一緒に撓み変形し、作動
バネ部4bの先端部も作動バネ部4bの撓み角に比例し
て変位する。この作動バネ部4bの変位にて作動バネ部
4bの先端がマイクロスイッチ2の押釦2aを押し、マ
イクロスイッチ2が通電状態になって着座が検出され
る。図6(e)はホルダー6にマイクロスイッチ2を取
り付けないで着座した状態で、支持バネ部4aがホルダ
ー6の横壁6aの上端に当たっても作動バネ部4bだけ
が十分に撓み変形し、作動バネ部4bのバネ力だけで押
釦2aを十分押すことができるのがわかる。
以上の複数枚重ねて使用し、板バネ4への応力を緩和さ
せるようになっている。板バネの板厚を厚くすると、反
発力が大きくなるが、曲げ寿命が低下する。ところが、
板厚の薄い板バネ4を複数枚重ねて使用すると、反発力
及び寿命が向上する。板バネ4を複数枚重ねる場合、隙
間なく重ねる必要があるが、打ち抜き加工後の洗浄処理
を十分行ったり、組み立て時の組み込み枚数の管理の目
的により板バネ4を1枚1枚バラバラの状態にしておき
たい。このために板バネ4に小突起13を設けてあり、
小突起13にて板バネ4が重なるのを防止している。と
ころが、組み込むときは複数枚の板バネ4が隙間なく重
ならないといけないので、図4(b)のように板バネ4
を所定位置で重ねたとき、小突起13同士がぴったり嵌
まり合うようになっている。
部と作動バネ部とを遊離させて設け、スイッチ用ゴム足
が変形したとき支持バネ部を押す押圧部を支持バネ部に
対応するようにスイッチ用ゴム足に設け、支持バネ部の
変形に伴って作動バネ部が押釦を押圧するように作動バ
ネ部を押釦に対応させているので、便座に着座してスイ
ッチ用ゴム足が変形したとき押圧部が板バネの支持バネ
部を押して変形させ、支持バネ部の変形に伴って作動バ
ネ部を変形させて作動バネ部にてマイクロスイッチの押
釦を押すことができるものであって、押圧部からの荷重
がマイクロスイッチに直接かかることがなく、作動バネ
部の弾性力だけがマイクロスイッチにかかるだけとな
り、マイクロスイッチに過負荷がかかって破損したりす
るおそれがないものであり、しかも板バネを複数枚重ね
て使用するので、反発力を強くすると共に寿命を向上で
きるものである。
は、板バネをばらばらに分離するための凹凸を設けてあ
るので、板バネを打ち抜き加工した後に板バネが重なら
ないようにできて洗浄加工や枚数管理が容易にできるも
のであり、また板バネを所定位置で重ね合わせたとき板
バネが密着するように凹凸が互いにぴったり嵌まり合う
ように凹凸形状を形成してあるので、組み込むときは複
数枚の板バネを隙間なく重ねて使用できるものである。
(b)は便座の断面図、(c)は便座の平面図である。
面図である。
図、(b)は板バネを隙間なく重ねた状態の断面図であ
る。
図、(b)は正断面図、(c)は側断面図、(d)は底
面図である。
は(a)の断面図、(c)は押圧部の当たる位置を示す
説明図、(d)は同上の動作状態を示す断面図、(e)
はマイクロスイッチを取り付けない状態での断面図であ
る。
図、(c)(d)は動作を説明する断面図である。
(a)の正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 便座の裏板にマイクロスイッチを装着
し、裏板から裏側に突出するようにスイッチ用ゴム足を
設け、便座を便器の上面に倒して便座に着座したときス
イッチ用ゴム足が変形してスイッチ用ゴム足で板バネを
介してマイクロスイッチの押釦を押す便座の着座検出ス
イッチにおいて、板バネに支持バネ部と作動バネ部とを
遊離させて設けると共にこの板バネを複数枚重ねて配置
し、スイッチ用ゴム足が変形したとき支持バネ部を押す
押圧部を支持バネ部に対応するようにスイッチ用ゴム足
に設け、支持バネ部の変形に伴って作動バネ部が押釦を
押圧するように作動バネ部を押釦に対応させて成ること
を特徴とする便座の着座検出スイッチ。 - 【請求項2】 板バネをばらばらに分離するための凹凸
を設けると共に板バネを所定位置で重ね合わせたとき板
バネが密着するように凹凸が互いにぴったり嵌まり合う
ように凹凸形状を形成して成ることを特徴とする請求項
1記載の便座の着座検出スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993019263U JP2581651Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 便座の着座検出スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993019263U JP2581651Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 便座の着座検出スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677698U JPH0677698U (ja) | 1994-11-01 |
JP2581651Y2 true JP2581651Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=11994561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993019263U Expired - Lifetime JP2581651Y2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 便座の着座検出スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581651Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012157375A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 着座検出装置 |
JP5416747B2 (ja) * | 2011-10-03 | 2014-02-12 | パナソニック株式会社 | 便座装置 |
WO2015137220A1 (ja) * | 2014-03-11 | 2015-09-17 | シチズン電子株式会社 | 押釦スイッチ |
JP7190676B2 (ja) * | 2018-09-26 | 2022-12-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 便座装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6260674U (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-15 | ||
JPH0322823U (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-11 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP1993019263U patent/JP2581651Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677698U (ja) | 1994-11-01 |
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Legal Events
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