JP2020032870A - 着座センサ - Google Patents

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孝市 中山
Koichi Nakayama
孝市 中山
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    • H01H2003/147Special aspects regarding the peripheral edges of the mat switches

Abstract

【課題】乗員の着座の検知精度の低下を抑制できる着座センサを提供する。【解決手段】着座センサ60は、シートクッション20の裏面22に取り付けられる。着座センサ60は、厚さ方向に作用する荷重を検知する感圧センサ70と、感圧センサ70の第1面S1がシートクッション20の裏面22を向く状態で、感圧センサ70の第2面S2を支持するホルダ80と、を備える。ホルダ80は、シートクッション20の裏面22に接合される。【選択図】図6

Description

本発明は、着座センサに関する。
特許文献1には、車両の座席のシートクッションの裏面に取り付けられる着座センサが記載されている。この着座センサは、シートクッションの裏面に押圧されることによりオンオフ状態が変化するメンブレンスイッチと、メンブレンスイッチを支持するプレートと、を備える。
独国実用新案第202015001912号明細書
上記のような着座センサにおいて、乗員の着座の検知精度を高めるためには、メンブレンスイッチとシートクッションの裏面との位置関係を正確に管理することが重要である。この点、上記のような着座センサにおいて、プレートは、シートクッションを支持するクッションスプリングに固定されるため、座席に対するクッションスプリングの組付精度が、メンブレンスイッチとシートクッションとの位置関係に影響を与える。ところが、上記のような着座センサは、座席の組立時に、シートクッション及びクッションスプリングが弾性変形し得るため、メンブレンスイッチとシートクッションの裏面との位置関係を正確に管理することが困難となりやすい。こうして、上記のような着座センサは、乗員の着座の検知精度が低下するおそれがある。本発明の目的は、着座の検知精度の低下を抑制できる着座センサを提供することである。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する着座センサは、座席のシートクッションの裏面に取り付けられる着座センサであって、シート状をなし、厚さ方向に作用する荷重を検知する感圧センサと、前記感圧センサの前記厚さ方向における第1面が前記シートクッションの裏面を向く状態で、前記感圧センサの前記厚さ方向における第2面を支持するホルダと、を備え、前記ホルダは、前記シートクッションの裏面に接合される。
上記構成において、ホルダは、シートクッションの裏面に接合されるため、シートクッションを支持する支持部材にホルダを取り付ける場合よりも、ホルダがシートクッションに対して定位置に配置されやすい。つまり、感圧センサがシートクッションに対して定位置に配置されやすい。このため、着座センサは、シートクッションに対する感圧センサの位置を適切に管理し、乗員の着座の検知精度が低下することを抑制できる。
上記着座センサにおいて、前記感圧センサ及び前記ホルダの間に配置される弾性部材を備え、前記感圧センサは、前記第1面を有する第1フィルムと、前記第2面を有する第2フィルムと、前記第1フィルムの前記第1面とは逆側の面に設けられる第1接点と、前記第2フィルムの前記第2面とは逆側の面に設けられる第2接点と、前記厚さ方向において、前記第1接点及び前記第2接点の間に隙間が形成されるように、前記第1フィルム及び前記第2フィルムの間に配置されるスペーサと、を有し、前記第1接点及び前記第2接点の接触状態に応じた信号を出力することが好ましい。
ホルダ及び感圧センサの間に弾性部材を配置しない比較例の着座センサがある場合、感圧センサの第2フィルムの第2面がホルダに接触することとなる。この場合には、シートクッションの座面に荷重が作用しても、ホルダが変形しない限り感圧センサの第2フィルムが変位することはない。
これに対し、上記構成の着座センサは、ホルダ及び感圧センサの間に弾性部材を配置するため、シートクッションの座面に荷重が作用すると、弾性部材が圧縮変形する。一方、感圧センサの第2フィルムにおいて、スペーサと対向する部分は第1フィルムに向かって変位可能な空間が存在しない一方で、第1フィルムと対向する部分は第1フィルムに向かって変位可能な空間が存在する。したがって、シートクッションの座面に荷重が作用するときに、感圧センサの第2フィルムは、圧縮変形する弾性部材からの反力が作用することで、第1フィルムと対向する部分が第1フィルムに向かって変位し得る。
こうして、上記構成の着座センサは、シートクッションの座面に荷重が作用するときに、第1フィルムが第2フィルムに向かって変位し、第2フィルムが第1フィルムに向かって変位する点で、第1接点及び第2接点が接触しやすい。したがって、着座センサは、乗員の着座を検知する精度を高めることができる。
上記着座センサにおいて、前記ホルダは、前記シートクッションの裏面に接合される状況において、前記感圧センサの前記第1面が前記シートクッションの裏面に接触するように、前記感圧センサを支持することが好ましい。
上記構成によれば、シートクッションの座面に荷重が作用することで、シートクッションの裏面が変位し始めるタイミングで感圧センサの第1面が変位し始める。つまり、着座センサは、シートクッションの座面に荷重が作用することを早期に検知できる。
上記着座センサにおいて、前記ホルダには、前記シートクッションの裏面に接合される接合面と、前記感圧センサを収容する凹部と、が設けられ、前記感圧センサは、前記感圧センサの前記第1面が前記ホルダの前記接合面と同一平面に存在するように、前記ホルダの前記凹部に収容されることが好ましい。
上記構成によれば、着座センサは、接合面を介してホルダをシートクッションの裏面に接合することで、感圧センサの第1面をシートクッションの裏面に接触させることができる。また、感圧センサの第1面がホルダの凹部から突出しない点で、ホルダをシートクッションの裏面に接合した場合に、感圧センサの第1面がシートクッションの裏面を押圧しない。つまり、着座センサは、弾性変形したクッションパッドからの反力により、感圧センサの第1面に常時荷重が作用することを抑制できる。
上記構成の着座センサは、乗員の着座の検知精度が低下することを抑制できる。
車両用シートの側面図。 シートクッション、着座センサ及びシート支持部の分解斜視図。 シートクッションの平面図。 着座センサの分解斜視図。 着座センサの5−5線矢視断面図。 座面に荷重が作用しないときのシートクッション及び着座センサの断面図。 座面に荷重が作用するときのシートクッション及び着座センサの断面図。 第1の変更例に係るシートクッション及び着座センサの断面図。 第2の変更例に係るシートクッション及び着座センサの断面図。 第3の変更例に係るシートクッション及び着座センサの断面図。
以下、座席の一例としての車両用のシートに設けられた着座センサの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、シート10は、座面21を有するシートクッション20と、シートクッション20の後端部に対して回動可能なシートバック30と、シートバック30の先端部に配置されるヘッドレスト40と、シートクッション20を支持するシート支持部50と、シートクッション20に対する乗員の着座を検知する着座センサ60と、を備える。また、車両には、着座センサ60からの検出信号に基づいて、シート10に対する乗員の着座状況を判定するシートECU100が設けられる。
シートクッション20、シートバック30及びヘッドレスト40は、少なくとも乗員に接する部分が弾性変形可能なクッション材により形成される。つまり、乗員がシートクッション20に腰を下ろしたり、乗員がシートバック30にもたれ掛かったりすると、シートクッション20及びシートバック30が弾性変形する。
図2及び図3に示すように、シート支持部50は、平面視において矩形枠状をなすフレーム51と、フレーム51の四隅からフロアFLに向かって延びる複数の脚部52と、フレーム51の前端及び後端を橋渡しするように配置される一対のクッションスプリング53と、を備える。
シート支持部50の構成部材は、剛性を確保するために、金属材料などで形成することが好ましい。クッションスプリング53は、線材を複数回折り返すことで形成される、いわゆるSばねである。一対のクッションスプリング53は、シートクッション20を鉛直下方から支持できるように、シート10の幅方向に並ぶように配置される。
そして、シートクッション20の座面21に荷重が作用すると、シートクッション20とともにクッションスプリング53が鉛直下方に弾性変形する。一方、シートクッション20の座面21に荷重が作用しなくなると、シートクッション20及びクッションスプリング53の復元力により、シートクッション20とともにクッションスプリング53が元の位置に復帰する。
図4に示すように、着座センサ60は、荷重を検知する感圧センサ70と、感圧センサ70を支持するホルダ80と、感圧センサ70及びホルダ80の間に配置される弾性部材90と、を有する。
感圧センサ70は、複数の感圧部70Dを有するメンブレンスイッチである。詳しくは、図5に示すように、感圧センサ70は、導体からなる第1接点71及び第2接点72と、第1接点71が形成される第1フィルム73と、第2接点72が形成される第2フィルム74と、第1フィルム73及び第2フィルム74の間に配置されるスペーサ75と、を有する。
第1接点71及び第2接点72は、感圧センサ70に形成される不図示の電気回路の一部を構成する。第1接点71及び第2接点72は、感圧部70Dの数に応じて形成される。
第1フィルム73及び第2フィルム74は、略同一形状をなし、対応する位置に第1接点71及び第2接点72が形成される。第1フィルム73及び第2フィルム74は、PETフィルムなどの絶縁性フィルムである。第1フィルム73及び第2フィルム74に第1接点71及び第2接点72を形成する方法としては、例えば、導電性のインクを用いたスクリーン印刷が挙げられる。
スペーサ75は、第1接点71の中央部及び第2接点72の中央部の間に隙間GPができるように、第1フィルム73及び第2フィルム74の間に配置される。スペーサ75は、第1フィルム73及び第2フィルム74と同様に、PETなどの絶縁材料により形成される。
そして、感圧センサ70は、第1接点71及び第2接点72の接触状態に応じた信号をシートECU100に出力する。また、以降の説明では、感圧センサ70の厚さ方向における一方の面を「第1面S1」とも言い、他方の面を「第2面S2」とも言う。第1面S1は、第1フィルム73において、第1接点71が形成される面とは逆側の面であり、第2面S2は、第2フィルム74において、第2接点72が形成される面とは逆側の面である。
図4及び図5に示すように、ホルダ80は、感圧センサ70及び弾性部材90を収容する収容部81と、シートクッション20の裏面22(下面)に接合される接合部82と、を有する。ホルダ80は、樹脂材料などの硬質な材料により形成される。ホルダ80は、シートクッション20よりも弾性率が高いことが好ましい。
図4及び図5に示すように、収容部81は、底壁83及び底壁83の端部から延びる周壁84を有する。収容部81には、底壁83及び周壁84に囲まれる凹部85が形成される。凹部85は、平面視において、感圧センサ70よりも一回り大きな形状を有する。一方、接合部82は、平板状をなし、収容部81の周壁84の先端から周壁84と交差する方向に延びる。接合部82は、シートクッション20の裏面22に沿うように延びる接合面86を有する。
図4に示すように、弾性部材90は、平面視において略長円形の板状をなしている。弾性部材90は、例えば、軟質のポリウレタンフォームなどを整形することで形成される。弾性部材90は、ホルダ80よりも弾性率が低いことが好ましい。
そして、図4及び図5に示すように、着座センサ60は、ホルダ80の凹部85に感圧センサ70及び弾性部材90を収容することにより構成される。このとき、弾性部材90は、ホルダ80の凹部85の底面に接合され、感圧センサ70の第2面S2は、弾性部材90に接合される。つまり、ホルダ80は、弾性部材90を介して、感圧センサ70の第2面S2を支持する。
感圧センサ70、ホルダ80及び弾性部材90の接合には、接着剤及び粘着剤などを用いればよい。感圧センサ70及び弾性部材90を合わせた厚さは、ホルダ80の凹部85の深さと等しいため、ホルダ80の凹部85に感圧センサ70及び弾性部材90を収容した状態において、感圧センサ70の第1面S1及びホルダ80の接合面86は同一平面に存在する。
また、図6に示すように、着座センサ60は、シートクッション20の裏面22に取り付けられる。詳しくは、接着剤又は粘着剤により、着座センサ60のホルダ80の接合面86がシートクッション20の裏面22に接合される。着座センサ60のホルダ80をシートクッション20に接合した状態では、感圧センサ70の第1面S1がシートクッション20の裏面22に接する。また、図3に示す平面視において、着座センサ60は、一対のクッションスプリング53の間に位置するように、シートクッション20の中央部に配置される。言い換えれば、着座センサ60は、クッションスプリング53に接しないように、シートクッション20に取り付けられる。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)乗員がシート10に着座する場合には、乗員の自重によりシートクッション20の座面21に荷重が鉛直下方に作用する。このとき、シートクッション20の裏面22は、幅方向における中央部が最も鉛直下方に変位するように湾曲する。すると、図7に示すように、シートクッション20の裏面22がホルダ80の凹部85の内部に入り込み、シートクッション20の裏面22が感圧センサ70を押圧する。すると、感圧センサ70の第1フィルム73の中央部が鉛直下方に変位し、第1接点71が第2接点72に接触する。そして、感圧センサ70は、第1接点71及び第2接点72が接触することによる信号をシートECU100に出力する。
ここで、本実施形態の着座センサ60において、ホルダ80は、シートクッション20の裏面22に接合される。このため、クッションスプリング53などの支持部材にホルダ80を組み付ける場合よりも、シートクッション20に対してホルダ80が定位置に配置されやすい。つまり、クッションスプリング53の組付精度に関係なく、シートクッション20に対して感圧センサ70が定位置に配置されやすい。したがって、着座センサ60は、シート10に乗員が着座したにも関わらず、シートECU100が乗員の着座を判定できなかったり、シート10から乗員が席を立ったにも関わらず、シートECU100が乗員の離席を判定できなかったりする事態を招くことを抑制できる。こうして、着座センサ60は、乗員の着座を検知する精度の低下を抑制できる。
(2)例えば、感圧センサ70及びホルダ80の間に弾性部材90を配置しない比較例の着座センサがある場合、感圧センサ70の第2フィルム74の第2面S2にホルダ80が接触することとなる。この場合には、シートクッション20の座面21に荷重が作用しても、ホルダ80が変形しない限り感圧センサ70の第2フィルム74が変位しない。
これに対し、本実施形態の着座センサ60は、ホルダ80及び感圧センサ70の間に弾性部材90を配置する。このため、図7に示すように、シートクッション20の座面21に荷重が作用すると、弾性部材90が圧縮変形する。一方、感圧センサ70の第2フィルム74において、スペーサ75と対向する部分は第1フィルム73に向かって変位可能な空間が存在しない一方で、第1フィルム73と対向する部分は第1フィルム73に向かって変位可能な空間(隙間GP)が存在する。したがって、シートクッション20の座面21に荷重が作用するときに、感圧センサ70の第2フィルム74は、圧縮変形する弾性部材90からの反力が作用することで、第1フィルム73と対向する部分が第1フィルム73に向かって変位する。
こうして、着座センサ60は、シートクッション20の座面21に荷重が作用するときに、第1フィルム73が第2フィルム74に向かって変位し、第2フィルム74が第1フィルム73に向かって変位する点で、第1接点71及び第2接点72が接触しやすい。したがって、着座センサ60は、乗員の着座を検知する精度を高めることができる。
(3)図6に示すように、ホルダ80がシートクッション20の裏面22に接合される状況において、感圧センサ70の第1面S1がシートクッション20の裏面22に接触する。このため、シートクッション20の座面21に荷重が作用することで、シートクッション20の裏面22が変位し始めるタイミングで感圧センサ70の第1面S1が変位し始める。つまり、着座センサ60は、シートクッション20の座面21に荷重が作用することを早期に検知できる。
(4)図5に示すように、着座センサ60は、ホルダ80の凹部85に感圧センサ70及び弾性部材90を収容した状態で、感圧センサ70の第1面S1がホルダ80の接合面86と同一平面に存在する。このため、図6に示すように、着座センサ60は、接合面86を介してホルダ80をシートクッション20の裏面22に接合することで、感圧センサ70の第1面S1をシートクッション20の裏面22に接触させることができる。また、感圧センサ70の第1面S1がホルダ80の凹部85から突出しない点で、ホルダ80をシートクッション20の裏面22に接合したとき、感圧センサ70の第1面S1がシートクッション20の裏面22を押圧しない。つまり、着座センサ60は、弾性変形したシートクッション20からの反力により、感圧センサ70の第1面S1に常時荷重が作用することを抑制できる。
(5)また、着座センサ60の鉛直下方にクッションスプリング53が存在しないため、シートクッション20の座面21に荷重が加わることで、感圧センサ70の第1接点71及び第2接点72が相互に接近する最中に、着座センサ60がクッションスプリング53に接触する事態を回避できる。つまり、着座センサ60は、着座を検知する設定荷重よりも小さな荷重がシートクッション20の座面に作用する状況下において、乗員の着座を検知するおそれを低減できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図8に示すように、着座センサ60は、シートクッション20に形成した収容凹部23に収めてもよい。この構成によれば、シートクッション20の鉛直下方にクッションスプリング53が密に配置される場合であっても、着座センサ60をクッションスプリング53に接触しないようにシートクッション20に取り付けることができる。
・図9に示すように、着座センサ60のホルダ80の接合部82は、シートクッション20の裏面22に埋め込んだ固定部24に接合してもよい。固定部24は、二色成形などの成形法を用いて、シートクッション20と一体に形成してもよいし、シートクッション20の成形後にシートクッション20に埋め込んでもよい。ホルダ80の接合部82の固定部24に対する接合態様は、接着、粘着及び溶着による接合としてもよいし、ねじ、ボルト、もしくは固定ピンを用いた締結による接合としてもよいし、スナップフィットなどの接合部82及び固定部24の弾性変形を利用した接合としてもよい。
・図10に示すように、シートクッション20に形成した収容凹部25の深さが、感圧センサ70及び弾性部材90の厚さと等しい場合には、ホルダ80は、板状をなすホルダ80Aとしてもよい。この場合、ホルダ80Aは、中央部が弾性部材90を介して感圧センサ70を支持する部分となり、当該支持する部分の周縁部がシートクッション20の裏面22に接合される接合部82となる。この着座センサ60Aは、ホルダ80Aの形状を単純化できる。
・着座センサ60において、感圧センサ70及び弾性部材90の厚さ方向における長さは、ホルダ80の凹部85の深さよりも短くてもよい。すなわち、ホルダ80の接合面86は、感圧センサ70の第1面S1よりも突出していてもよい。
・着座センサ60において、感圧センサ70及び弾性部材90の厚さ方向における長さは、ホルダ80の凹部85の深さよりも長くてもよい。すなわち、感圧センサ70の第1面S1は、ホルダ80の接合面86よりも突出していてもよい。
・着座センサ60は、シートクッション20及びクッションスプリング53の間に配置してもよい。この場合には、図8に示す第1の変更例のように、シートクッション20の座面21に荷重が作用しても、着座センサ60がクッションスプリング53に接触しないように構成することが好ましい。もしくは、着座センサ60の第1接点71及び第2接点72が接触した後に、着座センサ60がクッションスプリング53に接触するように構成することが好ましい。
・シートクッション20を支持する支持部材としては、クッションスプリング53の他、シートパン及びシートフレームなどが挙げられる。この場合、シートクッション20の座面21に荷重が作用するときにホルダ80がこれらの支持部材に接触することを抑制するために、これらの支持部材に貫通孔又は凹部を設けることが好ましい。
・感圧センサ70は、メンブレンスイッチを除く他の感圧センサであってもよい。例えば、感圧センサ70は、接触圧によって抵抗値が変化するセンサであってもよい。
・着座センサ60は、シートバック30の背面(裏面)に取り付けてもよい。この場合、シートバック30が、着座センサ60が取り付けられる「シートクッション」の一例に相当することとなる。
・着座センサ60は、車両用のシートでない座席に取り付けてもよい。
10…シート(座席)、20…シートクッション、21…座面、22…裏面、23…収容凹部、24…固定部、25…収容凹部、30…シートバック、40…ヘッドレスト、50…シート支持部、51…フレーム、52…脚部、53…クッションスプリング、60,60A…着座センサ、70…感圧センサ、70D…感圧部、71…第1接点、72…第2接点、73…第1フィルム、74…第2フィルム、75…スペーサ、80,80A…ホルダ、81…収容部、82…接合部、83…底壁、84…周壁、85…凹部、86…接合面、90…弾性部材、100…シートECU、FL…フロア、GP…隙間、S1…第1面、S2…第2面。

Claims (4)

  1. 座席のシートクッションの裏面に取り付けられる着座センサであって、
    シート状をなし、厚さ方向に作用する荷重を検知する感圧センサと、
    前記感圧センサの前記厚さ方向における第1面が前記シートクッションの裏面を向く状態で、前記感圧センサの前記厚さ方向における第2面を支持するホルダと、を備え、
    前記ホルダは、前記シートクッションの裏面に接合される
    着座センサ。
  2. 前記感圧センサ及び前記ホルダの間に配置される弾性部材を備え、
    前記感圧センサは、前記第1面を有する第1フィルムと、前記第2面を有する第2フィルムと、前記第1フィルムの前記第1面とは逆側の面に設けられる第1接点と、前記第2フィルムの前記第2面とは逆側の面に設けられる第2接点と、前記厚さ方向において、前記第1接点及び前記第2接点の間に隙間が形成されるように、前記第1フィルム及び前記第2フィルムの間に配置されるスペーサと、を有し、前記第1接点及び前記第2接点の接触状態に応じた信号を出力する
    請求項1に記載の着座センサ。
  3. 前記ホルダは、前記シートクッションの裏面に接合される状況において、前記感圧センサの前記第1面が前記シートクッションの裏面に接触するように、前記感圧センサを支持する
    請求項1又は請求項2に記載の着座センサ。
  4. 前記ホルダには、前記シートクッションの裏面に接合される接合面と、前記感圧センサを収容する凹部と、が設けられ、
    前記感圧センサは、前記感圧センサの前記第1面が前記ホルダの前記接合面と同一平面に存在するように、前記ホルダの前記凹部に収容される
    請求項3に記載の着座センサ。
JP2018161148A 2018-08-30 2018-08-30 着座センサ Pending JP2020032870A (ja)

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