JP2581408B2 - 電子秤装置 - Google Patents

電子秤装置

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JP2581408B2
JP2581408B2 JP5245733A JP24573393A JP2581408B2 JP 2581408 B2 JP2581408 B2 JP 2581408B2 JP 5245733 A JP5245733 A JP 5245733A JP 24573393 A JP24573393 A JP 24573393A JP 2581408 B2 JP2581408 B2 JP 2581408B2
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尚人 大杉
司 須藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、部品の総重量を計量
し、この総重量と単位重量とから部品の個数を算出して
表示する電子計数秤等の電子秤装置に関し、特に、部品
が収納された部品収納箱の棚からの取り出しおよび棚へ
の収容を自動的に行う自動倉庫を備えた電子秤装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動倉庫には、基本的な機能だけ
を有する普及型のものから様々な機能を有する高機能型
のものまであり、多種多様である。たとえば、以下に示
すものがある。 部品が収納される複数の部品収納箱が載置された複数
の棚から構成され、作業者が部品の識別データである部
品コードを入力することにより、その部品が収納されて
いる部品収納箱が載置されている棚を所定位置まで回動
させた後、取出口で停止させるとともに、収納位置を示
す表示ランプを点灯させるもの。 部品が収納される複数の部品収納箱が載置された複数
の棚から構成され、作業者が部品コードを入力すること
により、棚から部品収納箱を自動的に取り出して所定位
置に載置し、作業が終了すると、その部品収納箱を再び
棚へ自動的に戻すもの(たとえば、特開平1−9850
6号公報参照)。
【0003】また、本出願人は、先に、電子秤装置と上
記の自動倉庫とを交信可能に接続して一体化したシス
テムを提案した(たとえば、特願平4−320998号
の願書に添付した明細書および図面参照)。このシステ
ムにおいては、電子秤装置が、あらかじめ設定された予
約データ(入出庫すべき複数の部品の部品コードおよび
入出庫数)に基づいて、自動倉庫を制御することによ
り、自動倉庫は、棚から該当する複数の部品収納箱を自
動的に順次取り出してコンベア上に載置する。そこで、
作業者が各部品収納箱から部品を取り出して出庫作業を
行ったり、各部品収納箱へ部品を収納して入庫作業を行
ったりすると、自動倉庫がそれらの部品収納箱を再び棚
へ自動的に戻す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子秤装置と自動倉庫を一体化したシステムにおい
ては、作業者が、コンベア上に載置されているが、まだ
作業が終了していない部品収納箱を自動倉庫へ収容させ
てしまうというミスを犯すことがしばしばあった。たと
えば、作業者が、作業の途中でその場所を離れ、戻って
きたときに目の前にある部品収納箱について作業がすで
に終了していると勘違いしたり、あるいは長時間に亙る
作業のために疲労が蓄積しており、注意力が低下した場
合などである。
【0005】このような場合、出庫した部品を使用する
際に必要な部品が不足して、たとえば、生産ラインが停
止したり、あるいは正確な在庫管理が行えないという重
大な問題が生じてしまう。この発明は、このような背景
の下になされたもので、予約データに基づいた作業中
に、あらかじめ複数個の部品収納箱を棚から取り出して
コンベア上に待機させておく電子秤装置において、作業
がミスなく行える電子秤装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、部品が収納
された部品収納箱の棚からの取り出しおよび棚への収容
を自動的に行う自動倉庫を備えるとともに、作業すべき
部品の指示数等からなる複数の予約データをあらかじめ
記憶手段に記憶しておき、前記自動倉庫は、前記予約デ
ータに基づいた作業中に、前記複数の予約データに基づ
いてあらかじめ複数個の部品収納箱を前記棚から取り出
し、前記部品収納箱が搬送されるコンベア上に待機させ
ておき、該部品収納箱から取り出した複数部品の重量を
計測し単位重量で除算して個数を算出することで指示数
の部品を求めるとともに、取り出した部品の内容を表示
する現品票を発行する電子秤装置において、前記複数の
予約データに対応した複数の部品収納箱のうち、現在前
記棚から取り出されて前記コンベア上に待機している取
出部品収納箱に対応して、前記作業が終了したか否かを
示すフラグを記憶する記憶手段と、前記部品収納箱を前
記棚から取り出して前記コンベア上に載置する際、ある
いはそれ以前に、前記記憶手段に記憶されている該当す
るフラグをセットするセット手段と、前記取出部品収納
箱に対する前記作業が終了した際に現品票を発行する旨
の操作が行われると、前記記憶手段に記憶されている該
当するフラグをリセットするリセット手段と、前記取出
部品収納箱を前記自動倉庫に戻す際に、前記記憶手段に
記憶されている該当するフラグの状態を判断する判断手
段と、前記判断手段が前記フラグがセットされていると
判断した場合には、前記作業が終了していない旨を報知
する報知手段とを具備することを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、複数の予約データに基づい
て部品収納箱が棚から取り出されてコンベア上に載置さ
れる際、あるいはそれ以前に、その取出部品収納箱に対
応して、セット手段が記憶手段に記憶されている該当す
るフラグをセットする。そして、作業者が、その取出部
品収納箱に対する作業を終了した際に現品票を発行する
旨の操作を行うと、リセット手段が記憶手段に記憶され
ている該当するフラグをリセットする。次に、取出部品
収納箱は、自動倉庫に戻されるが、その際、判断手段
は、記憶手段に記憶されている、自動倉庫に戻される取
出部品収納箱に対応したフラグの状態を判断し、報知手
段は、判断手段がそのフラグがセットされていると判断
した場合には、その取出部品収納箱に対して作業が終了
していない旨を報知する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例による電子
秤装置を適用した在庫管理装置の外観構成を示す概略上
面図であり、1は部品収納箱の自動取出機能を有した自
動倉庫である。なお、この自動倉庫の詳細については、
上述した特開平1−98506号公報を参照されたい。
【0009】作業台2に載置された電子秤装置3は、こ
れから作業する部品の予約データを内部の記憶部から読
み出し、その予約データの部品が収納された棚の棚番号
を自動倉庫1に送信する。これにより、自動倉庫1は、
その棚番号の棚から該当する部品の部品収納箱4を取り
出して、図中m方向に回動しているコンベア5上に載せ
る。電子秤装置3は、センサ6が取出完了した部品収納
箱47を検出するか、あるいはセンサ10が自動倉庫1
に収容する部品収納箱4(図示略)を検出すると、コン
ベア5上に載置されている部品収納箱4の数をカウント
アップ、あるいはカウントダウンし、そのカウント数に
よりコンベア5上が一杯になっているか否かを判断し、
空きがあると判断した場合には、次に作業する部品の予
約データを内部の記憶部から読み出し、その棚番号を自
動倉庫1に送信する。
【0010】作業者7は、コンベア5によって搬送され
た部品収納箱41を手元の作業台8上に引き寄せ、その
部品収納箱41から、電子秤装置3の表示部に表示され
た部品コードの部品を取り出して同じく表示部に表示さ
れた指示数だけ電子秤装置3で計数して出庫作業を行っ
たり、あるいは表示部に表示された指示数だけ電子秤装
置3で計数した部品をその部品収納箱に収納して入庫作
業を行う。そして、作業者7は、作業が終了した部品収
納箱4をコンベア9上に載せる。これにより、自動倉庫
1は、センサ10が部品収納箱4(図示略)を検出する
と、その部品収納箱4を元の棚に戻す。図1において、
部品収納箱42は作業直前の部品収納箱、部品収納箱43
〜47は作業が終了していない部品収納箱である。な
お、コンベア5および9の制御は、専用のスイッチを作
業者7がオン/オフしても、あるいは、電子秤装置3の
操作部のキー操作と連動させてもよい。
【0011】次に、図2は図1に示す在庫管理装置の電
気的構成を示すブロック図、図3は電子秤装置3の外観
構成を示す斜視図である。これらの図において、図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。図2において、11は装置各部を制御するC
PU(中央処理装置)である。また、図3において、1
2および13はそれぞれスケールであり、これらは計量
部14を構成しており、それぞれ選択されて計量結果に
応じた計量信号をCPU11へ転送する。図2におい
て、検出部15は、センサ6、あるいはセンサ10から
出力された検出信号をディジタルの検出データに変換し
てCPU11へ転送する。
【0012】また、図2および図3において、16はプ
ラズマディスプレイ等からなる表示部であり、重量およ
び単位重量等のデータの表示や風袋引中等の各種の状態
表示を行う。17は操作部であり、表示部16上に配設
されたタッチパネル17aと、テンキーおよびファンク
ションキー17bと、アルファベットキー17cとから
構成されている。このうち、タッチパネル17aは、表
示部16の表示画面に表示されるキートップ表記部を作
業者7がタッチすると、当該部分の項目が入力されるよ
うになっている。
【0013】さらに、図2において、18はROMであ
り、計量処理、印字処理、表示処理およびデータの書込
み処理等を制御する制御プログラムエリアと、文字パタ
ーンを記憶するテーブルとから構成されている。19は
RAMであり、各種のフラグやレジスタが確保されたワ
ーキングエリアと、部品データを記憶するための部品フ
ァイル19a(図4参照)と、集計データを記憶するた
めの集計データファイル(図示略)と、予約データを記
憶するための予約ファイル19b(図5参照)と、作業
実績データを記憶するための作業実績データファイル
(図示略)とから構成されている。
【0014】部品ファイル19aには、部品コード毎
に、部品名、単位重量および棚番号が記憶されており、
作業者7が操作部17のテンキーおよびファンクション
キー17bを操作して部品コードを入力することによ
り、部品データが読み出される。また、作業者7が操作
部17のテンキーおよびファンクションキー17bの予
約モードを設定するためのキーを操作することにより、
この在庫管理装置を予約モードにした後、テンキーおよ
びファンクションキー17bを操作して予約データを入
力することにより、部品コードおよび指示数からなる予
約データが予約ファイル19bに記憶される。
【0015】そして、作業者7が、操作部17のテンキ
ーおよびファンクションキー17bの入出庫モードを設
定するためのキーを操作することにより、この在庫管理
装置を入出庫モードにした後、操作部17のテンキーお
よびファンクションキー17bの〔NEXT〕キーを操
作する毎に、予約ファイル19bの予約順位の高い予約
データが読み出される。予約ファイル19bには、先頭
アドレスから予約順に予約データが記憶されている。
【0016】なお、予約ファイル19bにおいて、取出
フラグは、自動倉庫1の所定の棚からその部品コードの
部品が収納された部品収納箱4が取り出されているか否
かを示すフラグであり、「1」にセットされていれば取
り出されていることを意味し、「0」にリセットされて
いれば取り出されていないことを意味している。また、
予約ファイル19bにおいて、未処理フラグは、自動倉
庫1の所定の棚からその部品コードの部品が収納された
部品収納箱4が取り出されたときに「1」にセットさ
れ、現品票を印字部20(図2および図3参照)に印刷
させるために作業者7が操作部17のテンキーおよびフ
ァンクションキー17bの1つのプリントキーを操作し
たときに「0」にリセットされるフラグである。また、
図2において、21は交信インターフェイスであり、C
PU11がこの交信インターフェイス21を介して自動
倉庫1とデータの交換等を行う。
【0017】このような構成において、自動倉庫1から
部品収納箱4を取り出す際の電子秤装置3のCPU11
の処理について図6のフローチャートを参照して説明す
る。CPU11は、コンベア5上に部品収納箱4を載せ
るスペースがあると図6に示す部品収納箱取出処理をス
タートさせる。まず、ステップSA1において、CPU
11は、これから作業する部品の予約データをRAM1
9の予約ファイル19bから読み出し、その予約データ
の部品が収納された部品収納箱4が載置されている棚の
棚番号を交信インターフェイス21を介して自動倉庫1
に送信した後、ステップSA2へ進む。これにより、自
動倉庫1は、その棚番号の棚から該当する部品の部品収
納箱4を取り出して、コンベア5上に載せる。
【0018】ステップSA2では、CPU11は、ステ
ップSA1で読み出した予約データの取出フラグを
「1」にセットした後、ステップSA3へ進む。ステッ
プSA3では、CPU11は、ステップSA1で読み出
した予約データの未処理フラグを「1」にセットした
後、この部品収納箱取出処理を終了する。なお、上述し
た部品収納箱取出処理は、コンベア5上に部品収納箱4
を載せるスペースがなくなるまで繰り返し行われる。
【0019】次に、部品入出庫処理における作業者7の
動作とCPU11の処理について図7に示す処理図を参
照して説明する。作業者7が、操作部17のテンキーお
よびファンクションキー17bの入出庫モードを設定す
るためのキーを操作することにより、この在庫管理装置
を入出庫モードにした後、操作部17のテンキーおよび
ファンクションキー17bの〔NEXT〕キーを操作す
ると、図7に示す部品入出庫処理がスタートする。
【0020】CPU11は、まず、ステップSB1の処
理へ進み、RAM19の予約ファイル19bから、取出
フラグが「1」にセットされている予約データのうち、
予約順位が一番高い予約データ(予約ファイル19bの
最も小さいアドレスに記憶されている予約データ)を読
み出し、その予約データの部品コードに対応した部品デ
ータをRAM19の部品ファイル19aから読み出して
RAM19のワーキングエリアの該当するレジスタに記
憶するとともに、表示部16に表示した後、ステップS
B2へ進む。
【0021】ステップSB2では、作業者7は、コンベ
ア5によって搬送された部品収納箱41を手元の作業台
8上に引き寄せ、その部品収納箱41から、電子秤装置
3の表示部16に表示された部品コードの部品を取り出
して同じく表示部16に表示された指示数だけスケール
12、あるいは13に載置したり、あるいは部品収納箱
1に収納すべく用意された部品を表示部16に表示さ
れた指示数だけスケール12、あるいは13に載置す
る。
【0022】これにより、スケール12、あるいはスケ
ール13は、計量結果に応じた計量信号をCPU11へ
転送するので、CPU11は、転送された計量信号と、
RAM19のワーキングエリアの所定のレジスタに記憶
されている単位重量とから部品の個数を算出して表示部
16に表示した後、ステップSB3へ進む。作業者7
は、表示部16に表示された個数が、ステップSB1で
表示部16に表示された指示数に一致するか否かを判断
する。表示部16に表示された個数が指示数に一致しな
い場合には、作業者7は、電子秤装置3の操作部17の
テンキーおよびファンクションキー17bの1つのプリ
ントキーを操作しない。
【0023】ステップSB3では、CPU11は、プリ
ントキーが操作されたか否かを判断する。今の場合、ス
テップSB3の判断結果が「NO」であるので、CPU
11は、ステップSB2へ戻る。作業者7は、表示部1
6に表示された個数が指示数に一致するまで、スケール
12、あるいはスケール13への部品の追加、あるいは
スケール12、あるいはスケール13からの部品の取り
除きを行う。そして、表示部16に表示された個数が指
示数に一致すると、作業者7は、電子秤装置3の操作部
17のプリントキーを操作する。
【0024】これにより、ステップSB3の判断結果が
「YES」となり、CPU11は、ステップSB4へ進
む。ステップSB4では、CPU8は、印字部20を制
御して、部品番号、品名、個数等の印字内容をラベル、
あるいはレシートに印字させて現品票を発行させるとと
もに、RAM19の作業実績データファイル(図示略)
の該当する部品コードの作業実績データを更新した後、
ステップSB5へ進む。
【0025】ステップSB5では、CPU11は、ステ
ップSB1で読み出した予約データの未処理フラグを
「0」にリセットした後、1つの部品に対する部品入出
庫処理を終了する。また、作業者7は、取り出した部品
と現品票とを収納用の袋に収納したり、計数した部品を
部品収納箱41に収納した後、部品収納箱41をコンベア
9上に載せ、次の部品の入出庫処理を行うために、操作
部17のテンキーおよびファンクションキー17bの
〔NEXT〕キーを操作する。以上説明した部品入出庫
処理は、RAM19の予約ファイル19bに記憶された
予約データがなくなるまで繰り返し行われる。
【0026】次に、自動倉庫1に部品収納箱4を戻す際
の電子秤装置3のCPU11の処理について図8のフロ
ーチャートを参照して説明する。CPU11は、センサ
10が部品収納箱4を検出すると、図8に示す部品収納
箱収納処理をスタートさせる。まず、ステップSC1に
おいて、CPU11は、RAM19の予約ファイル19
bに記憶されている予約データのうち、予約順位が一番
高い予約データの未処理フラグが「1」にセットされて
いるか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合
には、ステップSC2へ進む。
【0027】ステップSC2では、CPU11は、該当
する予約データの部品が収納された部品収納箱4が載置
されるべき棚の棚番号およびその部品収納箱4の収納の
指示を交信インターフェイス21を介して自動倉庫1に
送信した後、ステップSC3へ進む。これにより、自動
倉庫1は、その棚番号の棚に該当する部品収納箱4を収
納する。
【0028】ステップSC3では、CPU11は、ステ
ップSC2で処理した予約データを予約ファイル19b
の該当するエリアから削除する。これにより、その予約
データの取出フラグおよび未処理フラグが「0」にリセ
ットされる。そして、CPU11は、この部品収納箱収
納処理を終了する。いっぽう、ステップSC1の判断結
果が「YES」の場合、すなわち、RAM19の予約フ
ァイル19bに記憶されている予約データのうち、予約
順位が一番高い予約データの未処理フラグが「1」にセ
ットされている場合には、この予約データに対応した部
品収納箱4は部品の取り出し、あるいは部品の収納作業
が行われることなく自動倉庫1に収容されようとしてい
ると判断して、ステップSC4へ進む。
【0029】ステップSC4では、CPU11は、表示
部16に、たとえば、図9に示す表示を行うとともに、
図示せぬブザーにより警告音を発して、作業者7に報知
した後、この部品収納箱収納処理を終了する。これによ
り、作業者7は、警告された部品収納箱4を作業台8上
に戻して、入出庫作業を行う。
【0030】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。たとえば、上
述した一実施例においては、予約ファイル19bの別々
のエリアに取出フラグおよび未処理フラグをそれぞれ記
憶した例を示したが、これに限定されず、これら2つの
フラグを1つにまとめるとともに、そのフラグに各状態
を表す数字や記号を記憶するようにしてもよい。たとえ
ば、そのフラグが「0」であるか否かにより、該当する
部品収納箱4が自動倉庫1から取り出されていない状態
と取り出されている状態とを表すとともに、そのフラグ
が「2」である場合には、該当する部品収納箱4が自動
倉庫1から取り出されており、かつ入出庫作業が未処理
である状態を表し、そのフラグが「3」である場合に
は、該当する部品収納箱4が自動倉庫1から取り出され
ており、かつ入出庫作業が処理済である状態を表すよう
にしてもよい。要するに、自動倉庫1から一旦取り出さ
れた部品収納箱4に対する入出庫作業が未処理のまま自
動倉庫1に収納される際に警告を発することができれ
ば、どのような方法を用いてもよい。
【0031】また、自動倉庫1は、部品収納箱4の棚か
らの取り出しおよび棚への収容が自動的に行われるもの
であれば、どのような構造のものでもよい。さらに、上
述した一実施例においては、電子秤装置3から自動倉庫
1へ棚番号を送信した例を示したが、電子秤装置3から
自動倉庫1へ部品コードを送信するようにしてもよい。
ただし、この場合は、自動倉庫1側で部品コードと棚番
号との関係を記憶しているファイルを備えている必要が
ある。
【0032】加えて、上述した一実施例においては、作
業者7が予約データを操作部17のテンキーおよびファ
ンクションキー17bを操作して入力する例を示した
が、これに限定されない。たとえば、予約データをパー
ソナルコンピュータ等においてあらかじめフロッピーデ
ィスクやハードディスク等に記憶しておき、フロッピー
ディスク、あるいはオンラインで電子秤装置3に供給す
るようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、自動倉庫から一旦取り出された部品収納箱に対する
作業がなされないまま自動倉庫に収容されようとした場
合には、その旨が報知されるので、自動倉庫から一旦取
り出された部品収納箱に対しては、確実に作業が行われ
。また、部品の取出作業が行われたことを示す入力
は、現品票を発行する旨の操作で兼用されるので、作業
者は該入力を特に意識して行う必要がなく、操作性がよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電子秤装置を適用し
た在庫管理装置の外観構成を示す概略上面図である。
【図2】図1の在庫管理装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】電子秤装置3の外観構成を示す斜視図である。
【図4】部品ファイル19aの構成の一例を示す図であ
る。
【図5】予約ファイル19bの構成の一例を示す図であ
る。
【図6】CPU11の部品収納箱取出処理を表すフロー
チャートである。
【図7】部品入出庫処理における作業者7の動作とCP
U11の処理を表す処理図である。
【図8】CPU9の部品収納箱収納処理を表すフローチ
ャートである。
【図9】表示部16の表示の一例を表す図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 3 電子秤装置 41〜47 部品収納箱 5,9 コンベア 6,10 センサ 11 CPU 14 計量部 15 検出部 16 表示部 17 操作部 18 ROM 19 RAM 19a 部品ファイル 19b 予約ファイル 20 印字部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品が収納された部品収納箱の棚からの
    取り出しおよび棚への収容を自動的に行う自動倉庫を備
    えるとともに、作業すべき部品の指示数等からなる複数
    の予約データをあらかじめ記憶手段に記憶しておき、前
    記自動倉庫は、前記予約データに基づいた作業中に、前
    記複数の予約データに基づいてあらかじめ複数個の部品
    収納箱を前記棚から取り出し、前記部品収納箱が搬送さ
    れるコンベア上に待機させておき、該部品収納箱から取
    り出した複数部品の重量を計測し単位重量で除算して個
    数を算出することで指示数の部品を求めるとともに、取
    り出した部品の内容を表示する現品票を発行する電子秤
    装置において、 前記複数の予約データに対応した複数の部品収納箱のう
    ち、現在前記棚から取り出されて前記コンベア上に待機
    している取出部品収納箱に対応して、前記作業が終了し
    たか否かを示すフラグを記憶する記憶手段と、 前記部品収納箱を前記棚から取り出して前記コンベア上
    に載置する際、あるいはそれ以前に、前記記憶手段に記
    憶されている該当するフラグをセットするセット手段
    と、 前記取出部品収納箱に対する前記作業が終了した際に
    品票を発行する旨の操作が行われると、前記記憶手段に
    記憶されている該当するフラグをリセットするリセット
    手段と、 前記取出部品収納箱を前記自動倉庫に戻す際に、前記記
    憶手段に記憶されている該当するフラグの状態を判断す
    る判断手段と、 前記判断手段が前記フラグがセットされていると判断し
    た場合には、前記作業が終了していない旨を報知する報
    知手段とを具備することを特徴とする電子秤装置。
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