JP2576772B2 - 自動倉庫システム - Google Patents

自動倉庫システム

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JP2576772B2
JP2576772B2 JP25190893A JP25190893A JP2576772B2 JP 2576772 B2 JP2576772 B2 JP 2576772B2 JP 25190893 A JP25190893 A JP 25190893A JP 25190893 A JP25190893 A JP 25190893A JP 2576772 B2 JP2576772 B2 JP 2576772B2
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尚人 大杉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品の総重量を計量
し、この総重量と単位重量とから部品の個数を算出して
表示する電子計数秤等の電子秤装置と、部品収納箱の棚
からの取り出しおよび棚への戻しを自動的に行う自動倉
庫とを備え、電子秤装置によって自動倉庫を制御して多
種類の部品の入出庫作業や在庫の管理等を行う自動倉庫
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動倉庫システムにおいては、部
品の識別データである部品番号毎にその部品の品名や単
位重量とともに、その部品の自動倉庫における収納位置
を示す収納位置データ(棚番号)があらかじめ電子秤装
置内部の記憶部に記憶されている。また、この種の自動
倉庫システムの中には、入出庫作業を効率的に行うため
に、予約データ(入出庫すべき部品の部品番号および入
出庫数)をあらかじめまとめて電子秤装置内部の記憶部
に記憶しておくものがある。そして、作業者が部品番号
を電子秤装置の操作部から入力したり、あるいは予約デ
ータを読み出させると、部品の品名や単位重量等が電子
秤装置内部の記憶部から読み出されて表示部に表示され
るとともに、収納位置データが自動倉庫に送信される。
【0003】自動倉庫には様々なタイプのものがある
が、あるタイプの自動倉庫では、収納位置データに基づ
いてその部品が収納された部品収納箱が棚から自動的に
取り出された後、コンベアによって搬送されて所定位置
で停止され、作業が終了すると、その部品収納箱が再び
コンベアによって搬送された後、棚へ自動的に戻される
(たとえば、特開平1−98506号公報参照)。した
がって、作業者は、コンベアによって搬送された部品収
納箱から部品を取り出し、電子秤装置で所望の数だけ計
数して出庫作業を行ったり、あるいは、電子秤装置で計
数した数の部品をその部品収納箱に収納して入庫作業を
行うことができる。
【0004】ところで、上述した従来の自動倉庫は、部
品の搬入搬出口が1ヶ所であるため、作業者は、たとえ
ば、入庫作業が終了した後でなければ、出庫作業を行う
ことができないので、入庫作業と出庫作業とを別々の作
業者が並行して行うことができず、作業効率が悪かっ
た。そこで、最近では、部品の搬入搬出口を2ヶ所設
け、入庫作業と出庫作業とを別々の作業者が並行して行
うことができる自動倉庫が開発されている。この技術の
詳細については、特開平4−235806号公報を参照
されたい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
4−235806号公報に開示された従来の自動倉庫の
2ヶ所の搬入搬出口にそれぞれ電子秤装置を配置して自
動倉庫システムを構成した場合、2台の電子秤装置から
自動倉庫に同時に同一の部品の搬出を要求することが考
えられるが、このような事態に対して何らかの対策を講
じる必要がある。
【0006】たとえば、既に一方の電子秤装置によって
ある部品の搬出が自動倉庫に要求されており、その部品
の部品収納箱が取り出されている場合、他方の電子秤か
ら同一の部品の搬出が自動倉庫に要求されても、自動倉
庫の該当する収納位置には取り出すべき部品収納箱がな
いので、その部品収納箱がなかなか手元まで搬送され
ず、作業者は、自動倉庫や電子秤装置が故障であるの
か、あるいはその部品収納箱が他方の電子秤において作
業中であるのか判断できず、いらいらしてしまう。
【0007】そして、自動倉庫や電子秤装置が故障であ
ると勘違いした場合には、作業者は、作業を中断して故
障箇所を点検したり、メンテナンス会社に電話したりす
るが、故障ではないので、正常であることがなかなか確
認されず、さらに、正常であることが確認された時には
それまでの時間が無駄になってしまう。本発明は、この
ような背景の下になされたもので、搬入搬出口を複数備
え、各搬入搬出口に電子秤装置を配置した自動倉庫シス
テムにおいて、複数台の電子秤装置が同時に同一部品の
搬出を要求した場合でも、不都合が生じない自動倉庫シ
ステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
部品の搬入搬出口を複数備えた自動倉庫と、前記各搬入
搬出口にそれぞれ設置された計数機能を有する複数の電
子秤装置とを備え、前記電子秤装置は、搬出を要求する
部品の識別データを前記自動倉庫に送信し、前記自動倉
庫は、前記識別データを受信した場合に、識別データ
に対応した部品を識別データを送信してきた電子秤装
置が配置された搬入搬出口に搬出する自動倉庫システム
において、前記自動倉庫は、現在搬出中である部品を記
憶する記憶手段と、前記識別データを受信した時に、そ
の識別データに対応した部品が現在搬送中であるか否か
を判断する判断手段と、該判断手段の判断結果が搬出中
である場合には、その旨を前記識別データを送信してき
た電子秤装置に送信する送信手段とを備え、前記各電子
秤装置は、前記自動倉庫に送信した識別データに対応し
た部品が搬送中である旨を受信した場合には、所定時間
経過後、再度同一の識別データを前記自動倉庫に送信す
ることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、部品の搬入搬出口
を複数備えた自動倉庫と、前記各搬入搬出口にそれぞれ
設置された計数機能を有する複数の電子秤装置とを備
え、前記電子秤装置は、搬出を要求する部品の識別デー
タを前記自動倉庫に送信し、前記自動倉庫は、前記識別
データを受信した場合に、識別データに対応した部品
識別データを送信してきた電子秤装置が配置された
搬入搬出口に搬出する自動倉庫システムにおいて、前記
自動倉庫は、現在搬出中である部品を記憶する記憶手段
と、前記識別データを受信した時、その識別データに対
応した部品が現在搬送中であるか否かを判断する判断手
段と、該判断手段の判断結果が搬出中である場合および
前記部品が前記識別データを送信した電子秤装置以外の
電子秤装置が備えられている搬入搬出口から搬入された
場合には、その旨を前記識別データを送信してきた電子
秤装置に送信する送信手段とを備え、前記各電子秤装置
は、前記自動倉庫に送信した識別データに対応した部品
が搬送中である旨を受信した場合には、前記部品が搬入
された旨を受信した後、再度同一の識別データを前記自
動倉庫に送信することを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、部品の搬入搬出口
を複数備えた自動倉庫と、前記各搬入搬出口にそれぞれ
設置された計数機能を有する複数の電子秤装置とを備
え、前記電子秤装置は、搬出を要求する部品の識別デー
タを前記自動倉庫に送信し、前記自動倉庫は、前記識別
データを受信した場合に、識別データに対応した部品
識別データを送信してきた電子秤装置が配置された
搬入搬出口に搬出する自動倉庫システムにおいて、前記
自動倉庫は、現在搬出中である部品を記憶する記憶手段
と、前記識別データを受信した時、その識別データに対
応した部品が現在搬送中であるか否かを判断する判断手
段と、該判断手段の判断結果が搬出中である場合には、
その旨を前記識別データを送信してきた電子秤装置に送
信する送信手段とを備え、前記各電子秤装置は、前記自
動倉庫に送信した識別データに対応した部品が搬送中で
ある旨を受信した場合には、処理予定順番を変更して次
に処理予定の部品の識別データを前記自動倉庫に送信す
ることを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、自動倉庫の判断
手段は、識別データを受信した時に、その識別データに
対応した部品が現在搬送中であるか否かを記憶手段を参
照して判断する。これにより、送信手段は、判断手段の
判断結果が搬出中である場合には、その旨を識別データ
を送信してきた電子秤装置に送信する。いっぽう、各電
子秤装置は、自動倉庫に送信した識別データに対応した
部品が搬送中である旨を受信した場合には、所定時間経
過後、再度同一の識別データを自動倉庫に送信する。こ
れにより、作業者は、搬出を要求した部品が搬出中であ
る旨を表示等により理解できるので、電子秤装置や自動
倉庫が故障したと勘違いする虞はない。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、自動
倉庫の判断手段は、識別データを受信した時に、その識
別データに対応した部品が現在搬送中であるか否かを記
憶手段を参照して判断する。これにより、送信手段は、
判断手段の判断結果が搬送中である場合および部品が
記識別データを送信した電子秤装置以外の電子秤装置が
備えられている搬入搬出口から搬入された場合には、そ
の旨を識別データを送信してきた電子秤装置に送信す
る。いっぽう、各電子秤装置は、自動倉庫に送信した識
別データに対応した部品が搬送中である旨を受信した場
合には、部品が搬入された旨を受信した後、再度同一の
識別データを自動倉庫に送信する。したがって、この場
合も、作業者は、搬出を要求した部品が搬送中である旨
を表示等により理解できるので、電子秤装置や自動倉庫
が故障したと勘違いする虞はない。
【0013】さらに、請求項3記載の発明によれば、自
動倉庫の判断手段は、識別データを受信した時に、その
識別データに対応した部品が現在搬送中であるか否かを
記憶手段を参照して判断する。これにより、送信手段
は、判断手段の判断結果が搬出中である場合には、その
旨を識別データを送信してきた電子秤装置に送信する。
いっぽう、各電子秤装置は、自動倉庫に送信した識別デ
ータに対応した部品が搬送中である旨を受信した場合に
は、処理予定順番を変更して次に処理予定の部品の識別
データを自動倉庫に送信する。これにより、作業者は、
無駄に過ごす時間がなくなり、入出庫作業を効率よく行
うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例による自動
倉庫システムの構成を表すブロック図であり、この図に
おいて、管理装置1は、パーソナルコンピュータやオフ
ィスコンピュータ等から構成されている。また、マスタ
aは、電子秤装置3a1〜3a3(電子秤装置3a2および
a3は子機)から、光ファイバーケーブル等の信号線4
aを介してオンライン・リアルタイムでデータを集計す
る子機管理部5aと電子秤装置3a1とから構成され、マ
スタ2bは、電子秤装置3b1〜3b3(電子秤装置3b2
よび3b3は子機)から信号線4bを介してオンライン・
リアルタイムでデータを集計する子機管理部5bと電子
秤装置3b1とから構成されている。
【0015】管理装置1は、信号線4cおよび4aを介し
てマスタ2aの子機管理部5aおよび、子機管理部5a
介して電子秤装置3a1〜3a3と交信することにより、子
機管理部5aおよび電子秤装置3a1〜3a3並びにこれら
において用いられるデータや発生するデータを管理する
とともに、信号線4dおよび4bを介してマスタ2bの子
機管理部5bおよび、子機管理部5bを介して電子秤装置
b1〜3b3と交信することにより、子機管理部5bおよ
び電子秤装置3b1〜3b3並びにこれらにおいて用いられ
るデータや発生するデータを管理する。
【0016】管理装置1の内部には、図示しないが、管
理装置1内の各部を制御するCPU(中央処理装置)、
CPUがマスタ a および2bとのデータの交換等を行う
ための交信インターフェイス、CPUにおいて用いられ
る制御プログラムが記憶されているROM、各処理プロ
グラムをロードしたり、プログラムが実行中にデータを
ストアするRAMが設けられている。
【0017】さらに、管理装置1の内部には、図示しな
いが、ハードディスク装置(HDD)およびフロッピー
ディスク装置(FDD)が設けられており、これらはそ
れぞれ外部記憶装置として、アプリケーションプログラ
ムが記憶されていたり、各種データが記憶されるハード
ディスク(HD)およびフロッピーディスク(FD)を
駆動する。なお、管理装置1の内部に設けられたHD、
あるいはRAMには、プリセットデータを記憶するため
のプリセットデータファイルと、集計データを記憶する
ための集計データファイルとから構成されている部品デ
ータファイルが設けられている。また、管理装置1に
は、図示しないが、集計データ等が表示されるCRTデ
ィスプレイと、テンキーおよびファンクションキー等か
ら構成されるキーボードと、集計データ等を用紙に印字
するプリンタとが接続されている。
【0018】マスタ2aとマスタ2bとは、図2に示すよ
うに、自動倉庫6aの、1階に設けられた搬入搬出口
a、および2階に設けられた搬入搬出口7bにそれぞれ
配置されている。ここで、図3に図2のA−A’矢視図
を示す。この図において、自動倉庫6aは、部品が収納
された複数の部品収納箱8が載置された複数の棚を有す
るとともに、搬入搬出口7aにコンベア9を備えてお
り、マスタ2aの電子秤装置3a1から送信される棚番号
に基づいて、該当する棚から該当する部品収納箱8を自
動的に取り出して搬入搬出口7aの搬出口まで搬送した
後、図中m方向に回動しているコンベア9上に載置す
る。そして、自動倉庫6aは、作業が終了し、コンベア
9によって搬入搬出口7aの搬入口まで搬送された部品
収納箱8を再び元の棚へ自動的に戻す。
【0019】自動倉庫6aは、同時に最大9個までの部
品収納箱81〜89をコンベア9上に搬出しておくことが
できる。このコンベア9上の部品収納箱8の個数の管理
は、マスタ2aの電子秤装置3a1が行っており、搬入搬
出口7aの搬出口および搬入口には、それぞれセンサ1
0,11が設けられている。電子秤装置3a1は、カウン
タを備え、センサ10が部品収納箱89を検出すると、
カウンタの値をインクリメントし、センサ11が部品収
納箱81を検出すると、カウンタの値をデクリメントす
ることにより、コンベア9上の部品収納箱8の個数を管
理している。
【0020】作業者12は、自分の前に搬入された部品
収納箱85から、電子秤装置3a1の表示部に表示された
部品番号の部品を取り出して同じく表示部に表示された
指示数だけ電子秤装置3a1で計数して出庫作業を行った
り、あるいは、表示部に表示された指示数だけ電子秤装
置3a1で計数した部品をその部品収納箱85に収納して
入庫作業を行う。図3において、部品収納箱81〜84
作業が終了した部品収納箱、部品収納箱85は作業中の
部品収納箱、部品収納箱86〜89は作業が終了していな
い部品収納箱である。なお、コンベア9の制御は、専用
のスイッチを作業者12がオン/オフしても、あるいは
電子秤装置3a1の操作部のキー操作と連動させてもよ
い。また、自動倉庫6aの他方の搬入搬出口7b近傍の構
成は、図3に示す構成と同一である。
【0021】また、自動倉庫6bおよび6cは、自動倉庫
aと同一の構成であり、電子秤装置3a2と電子秤装置
b2とは、図示しないが、自動倉庫6bの、1階に設け
られた搬入搬出口と2階に設けられた搬入搬出口にそれ
ぞれ配置され、同様に、電子秤装置3a3と電子秤装置3
b3とは、図示しないが、自動倉庫6cの、1階に設けら
れた搬入搬出口と2階に設けられた搬入搬出口にそれぞ
れ配置されている。さらに、図1に示すように、自動倉
庫6bは、電子秤装置3a2と信号線4e2を介して接続さ
れ、電子秤装置3b2と信号線4f2を介して接続されてい
る。同様に、図1に示すように、自動倉庫6cは、電子
秤装置3a3と信号線4e3を介して接続され、電子秤装置
b3と信号線4f3を介して接続されている。
【0022】次に、図4にマスタ2aの外観構成を表す
斜視図を示す。マスタ2aは、上段部13および下段部
14を有し、上段部13には、第1スケール15および
第2スケール16が設けられており、それぞれの最大秤
量は、500gおよび3,000gである。また、マス
タ2aの下段部14には、表示部17と、操作部18
と、印字部19とが設けられている。表示部17は、プ
ラズマディスプレイ等からなり、重量や単位重量等のデ
ータの表示や風袋引中等の各種の状態表示を行う。操作
部18は、表示部17上に配設されたタッチパネル18
aと、テンキーおよびファンクションキー18bと、アル
ファベットキー18cとから構成されている。このう
ち、タッチパネル18aは、表示部17の表示画面に表
示されるキートップ表記部を作業者がタッチすると、当
該部分の項目が入力されるようになっている。印字部1
9は、作業者がテンキーおよびファンクションキー18
bの〔*〕キー(プリントキー)などを押圧することに
より、入庫票あるいは出庫票などをラベルやレシートに
印字する。
【0023】さらに、マスタ2aの正面下部には、3.
5インチFDを駆動する2台のFDDからなるFD部2
0が備えられているが、これらのFDDは、図4では操
作部18等に隠れて見えない。FDは、交換用の制御プ
ログラムや各種データの記憶に用いられる。
【0024】次に、図5はマスタ2aの電気的構成を表
すブロック図であり、この図において、図1および図4
の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明
を省略する。図5の子機管理部5aにおいて、CPU2
1は、ROM22に記憶された制御プログラムに従っ
て、RAM23のワーキングエリアを用いて処理を行う
ことにより、子機管理部5a内の各部を制御するととも
に、交信インターフェイス24および信号線4aを介し
てポーリング・セレクティング方式により電子秤装置3
a1〜3a3と交信を行い、データの交換等を行う。また、
CPU21は、上記電子秤装置3a1〜3a3との交信の合
間に、交信インターフェイス25および信号線4cを介
して管理装置1と交信を行い、データの交換等を行う。
【0025】また、RAM23は、各種のフラグやレジ
スタが確保された上記ワーキングエリアと、各電子秤装
置3a1〜3a3から信号線4aを介して送信される集計デ
ータを一時記憶するための集計データバッファと、管理
装置1から信号線4cを介して送信される予約データを
一時記憶するための予約データバッファとから構成され
ている。
【0026】さらに、電子秤装置3a1において、CPU
26は、ROM27に記憶された制御プログラムに従っ
て、RAM28のワーキングエリアを用いて処理を行う
ことにより、電子秤装置3a1内の各部を制御する。RO
M27は、計量処理、印字処理、表示処理およびデータ
の書込処理等を制御する制御プログラムエリアと、文字
パターン等を記憶するテーブルエリアなどとから構成さ
れている。また、RAM28は、各種のフラグやレジス
タが確保されたワーキングエリア(図示略)と、部品番
号、部品名、単位重量、棚番号等からなる部品データを
記憶するための部品データファイル(図示略)と、予約
データを一時記憶するための予約データバッファ28a
(図6参照)と、集計データを一時記憶するための集計
データバッファ(図示略)などとから構成されている。
【0027】図6に示す予約データバッファ28a
は、部品番号、指示数、搬出フラグ、再送信待フラグお
よび処理済フラグからなる予約データが、マスタ2a
ら受信した毎に順に最新の20アイテム分、ファースト
イン・ファーストアウト方式で記憶されるようになって
いる。なお、予約データバッファ28aにおいて、搬出
フラグは、自動倉庫6aの所定の棚からその部品番号の
部品が収納された部品収納箱8が搬出されているか否か
を示すフラグであり、「1」にセットされていれば搬出
済みであることを意味し、「0」にリセットされていれ
ば未搬出であることを意味している。
【0028】また、予約データバッファ28aにおい
て、再送信待フラグは、自動倉庫6aにその部品番号に
対応した棚番号を一度送信したが、該当する部品収納箱
8が搬送中で該当する棚に載置されていないために、そ
の棚番号を自動倉庫6aに再送信するために待機してい
るか否かを示すフラグであり、「1」にセットされてい
れば再送信待ちであることを意味し、「0」にリセット
されていれば再送信待ちでないことを意味している。
【0029】さらに、予約データバッファ28aにおい
て、未処理フラグは、自動倉庫6aの所定の棚からその
部品番号の部品が収納された部品収納箱8が取り出され
たときに「1」にセットされ、現品票を印字部19(図
4および図5参照)に印刷させるために作業者12が操
作部18のテンキーおよびファンクションキー18bの
〔*〕キーを操作したときに「0」にリセットされるフ
ラグである。
【0030】図5において、計量部29は、上記第1ス
ケール15および第2スケール16と、図示せぬ計量部
インターフェイスとからなり、第1スケール15、ある
いは第2スケール16に載置された被計量物を計量し
て、その際発生する信号(計量値)をCPU26に転送
する。自動倉庫・インターフェイス30は、CPU26
と自動倉庫6aとの間の交信を可能とするために、両者
の間に介挿されている。また、CPU26は、交信イン
ターフェイス31および信号線4aを介してポーリング
・セレクティング方式により子機管理部5aと交信を行
い、データの交換等を行う。なお、マスタ2bは上述し
たマスタ2aと同一構成であり、さらに、上述したマス
タ2aの構成から、子機管理部5aおよびFD部20を取
り除いた構成が子機である電子秤装置3a2,3a3,3b2
および3b3の構成となる。
【0031】次に、図7は自動倉庫6aの電気的構成を
表すブロック図であり、この図において、CPU32
は、ROM33に記憶された制御プログラムに従って、
RAM34のワーキングエリアを用いて処理を行うこと
により、自動倉庫6a内の各部を制御する。ROM33
は、表示処理およびデータの送信処理等を制御する制御
プログラムエリアなどとから構成されている。
【0032】また、RAM34は、各種のフラグやレジ
スタが確保された上記ワーキングエリアと、現在コンベ
ア9に搬出中の部品収納箱8に対応した棚番号をファー
ストイン・ファーストアウト方式で記憶するための棚番
号テーブル34a,34b(図8参照)などとから構成さ
れている。棚番号テーブル34a,34bにおいて、自動
倉庫6aから最も古く搬出された部品収納箱8(図3の
例では部品収納箱81)に対応した棚番号が番号1のエ
リアに記憶されるとともに、最も新しく搬出された部品
収納箱8(図3の例では部品収納箱89)に対応した棚
番号が番号9のエリアに記憶される。また、部品収納箱
8が自動倉庫6aに搬入されると、その部品収納箱8に
対応した棚番号がクリアされ、クリアされたエリアに1
つ番号の大きいエリアに記憶されていた棚番号が記憶さ
れ、順次ある番号のエリアに1つ番号の大きいエリア記
憶されていた棚番号が記憶される。また、図8(a)の
棚番号テーブル34aは電子秤装置3a1から送信された
棚番号を記憶するためのもの、図8(b)の棚番号テー
ブル34bは電子秤装置3b 1から送信された棚番号を記
憶するためのものである。
【0033】また、電子秤・インターフェイス35およ
び36は、CPU32がそれぞれ信号線4e1および4f1
を介してマスタ2aおよび2bと交信するために設けられ
ている。表示部37は、プラズマディスプレイ等からな
り、現在搬出中の部品収納箱の棚番号等、各種データの
表示を行う。操作部38は、テンキーと、ファンクショ
ンキーと、アルファベットキーなどとから構成されてい
る。搬入搬出機構制御部39は、CPU32の制御の
下、部品収納箱を搬入搬出口7a、あるいは搬入搬出口
bに搬出、あるいは搬入搬出口7a、あるいは搬入搬出
口7bから搬入する搬入搬出機構を制御する。なお、自
動倉庫6bおよび6cのそれぞれの電気的構成は、自動倉
庫6aと同一である。
【0034】このような構成において、まず、この自動
倉庫システムの概要について説明する。なお、以下の説
明において、マスタ2b、電子秤装置3b1〜3b3および
自動倉庫6b,6cの動作は、マスタ2a、電子秤装置3
a1〜3a3および自動倉庫6aの動作と同様であるので、
その説明を省略する。マスタ2aの子機管理部5aのCP
U21は、常時、交信インターフェイス24および信号
線4aを介してポーリング・セレクティング方式によ
り、電子秤装置3a1〜3a3とオンライン・リアルタイム
で交信を行うとともに、上記電子秤装置3a1〜3a3との
交信の合間に、交信インターフェイス25および信号線
cを介して管理装置1と交信を行っている。
【0035】たとえば、子機管理部5aのCPU21
は、管理装置1から信号線4cおよび交信インターフェ
イス25を介して送信される予約データを受信してRA
M23の予約データバッファに一時記憶し、各電子秤装
置3a1〜3a3から予約データの要求があった場合に、予
約データバッファから該当する予約データを読み出して
各電子秤装置3a1〜3a3へ交信インターフェイス24、
信号線4aおよび交信インターフェイス31を介して送
信する。また、子機管理部5aのCPU21は、各電子
秤装置3a1〜3a3から交信インターフェイス31、信号
線4aおよび交信インターフェイス24を介して送信さ
れる集計データをRAM23の集計データバッファに一
時記憶し、交信インターフェイス25および信号線4c
を介して管理装置1へ送信する。
【0036】予約データは、作業者が管理装置1のキー
ボード(図示略)を操作して、部品番号および指示数
(入出庫数)を所定の手順で入力する。そして、上記所
定の手順により入力された予約データは、管理装置1の
CPUにより、管理装置1の各電子秤装置3a1〜3a3
よび3b1〜3b3毎の予約データファイルに記憶される。
つまり、管理装置1のCPUは、各電子秤装置3a1〜3
a3および3b1〜3b3において処理すべき部品毎に予約デ
ータを区分して予約データファイルに記憶する。なお、
予約データファイルには、予約データが棚番号の若い順
にソート(並べ替え)されて記憶される。
【0037】次に、マスタ2aの子機管理部5aのCPU
21は、管理装置1から信号線4cおよび交信インター
フェイス25を介して送信される、各電子秤装置3a1
a3毎の予約データを受信してRAM23の予約データ
バッファに一時記憶する。予約データバッファが一杯に
なった場合には、CPU21は、予約データバッファが
ある程度空になった時に、交信インターフェイス25お
よび信号線4cを介して管理装置1へ予約データの送信
要求を送信する。これにより、管理装置1は再び信号線
cおよび交信インターフェイス25を介して予約デー
タを送信する。
【0038】また、この実施例においては、各電子秤装
置3a1のCPU26は、子機管理部5aから交信インタ
ーフェイス24、信号線4aおよび交信インターフェイ
ス31を介して送信された予約データを受信した毎に順
に最新の20アイテム分の予約データだけを、ファース
トイン・ファーストアウト方式でRAM28の予約デー
タバッファ28a(図6参照)に記憶する。そして、電
子秤装置3a1のCPU26は、予約データバッファ28
aに空があるか否かを判断して、空がある場合には、交
信インターフェイス31、信号線4aおよび交信インタ
ーフェイス24を介してマスタ2aの子機管理部5aに対
して予約データの送信要求を送信する。これにより、マ
スタ2aの子機管理部5aのCPU21は、再び、交信イ
ンターフェイス24、信号線4aおよび交信インターフ
ェイス31を介して電子秤装置3a1に予約データを送信
する。
【0039】次に、電子秤装置3a1のCPU26は、子
機管理部5aから交信インターフェイス24、信号線4a
および交信インターフェイス31を介して送信された予
約データを受信した場合には、予約データを受信した毎
に順に最新の20アイテム分の予約データだけをファー
ストイン・ファーストアウト方式で予約データバッファ
28aに記憶する。
【0040】次に、電子秤装置3a1のCPU26の部品
収納箱要求処理について図9のフローチャートを参照し
て説明する。CPU26は、まず、ステップSA1へ進
み、図3に示すコンベア9上に空きがあるか否か、すな
わち、内部のカウンタの値を参照してコンベア9上の部
品収納箱8の個数が8以下であるか否かを判断する。こ
の判断結果が「YES」の場合には、ステップSA2へ
進む。
【0041】ステップSA2では、RAM28の予約デ
ータバッファ28a(図6参照)から次の予約データ、
すなわち、搬出フラグが「0」にリセットされている予
約データのうち、予約順位が一番高い予約データ(予約
データバッファ28aの最も小さいアドレスに記憶され
ている予約データ)を読み出すとともに、読み出された
予約データの部品番号に対応する部品データを、RAM
28の部品データファイルの該当するエリアから読み出
す。そして、読み出された部品データの棚番号を自動倉
庫インターフェイス30および信号線4e1を介して自動
倉庫6aに送信した後、ステップSA3へ進む。
【0042】ステップSA3では、自動倉庫6aから信
号線4e1および自動倉庫インターフェイス30を介して
送信された返信データを受信したか否かを判断する。こ
の判断結果が「NO」の場合には、同判断を繰り返す。
そして、返信データを受信すると、ステップSA3の判
断結果が「YES」となるので、CPU26は、ステッ
プSA4へ進む。
【0043】ステップSA4では、返信データが、ステ
ップSA2で送信した棚番号に対応する部品収納箱8は
搬出中である旨のデータであるか否かを判断する。この
判断結果が「NO」の場合には、ステップSA2で読み
出した予約データの搬出フラグおよび未処理フラグをと
もに「1」にセットするとともに、ステップSA1へ戻
る。いっぽう、ステップSA4の判断結果が「YES」
の場合には、ステップSA5へ進む。
【0044】ステップSA5では、ステップSA2で読
み出した予約データの再送信待フラグを「1」にセット
するとともに、所定時間(たとえば、30秒間)をカウ
ントするタイマをスタートさせた後、ステップSA6へ
進む。ステップSA6では、ステップSA5でスタート
させたタイマが所定時間をカウントしたか否かを判断す
る。この判断結果が「NO」の場合には、同判断を繰り
返す。そして、タイマが所定時間をカウントすると、ス
テップSA6の判断結果が「YES」となるので、CP
U26は、ステップSA7へ進む。ステップSA7で
は、ステップSA2で読み出した予約データの再送信待
フラグを「0」にリセットするとともに、ステップSA
2で送信した棚番号と同じ棚番号を自動倉庫インターフ
ェイス30および信号線4e1を介して自動倉庫6aに再
送信した後、ステップSA3へ戻る。
【0045】次に、予約データに基づく部品入出庫処理
における作業者12の動作と電子秤装置3a1のCPU2
6の処理について図10に示す処理図を参照して説明す
る。作業者12が、電子秤装置3a1の操作部18のテン
キーおよびファンクションキー18bの入出庫モードを
設定するためのキーを操作することにより、この自動倉
庫システムを入出庫モードにすると、図10に示す部品
入出庫処理がスタートする。
【0046】まず、作業者12は、ステップSB1へ進
み、電子秤装置3a1の操作部18のテンキーおよびファ
ンクションキー18bの〔NEXT〕キーを操作する。
これにより、電子秤装置3a1のCPU26は、ステップ
SB2へ進む。ステップSB2では、CPU26は、R
AM28の予約データバッファ28aから、未処理フラ
グが「1」にセットされている予約データのうち、予約
順位が一番高い予約データ(予約データバッファ28a
の最も小さいアドレスに記憶されている予約データ)を
読み出した後、ステップSB3へ進む。
【0047】ステップSB3では、ステップSB2で読
み出した予約データの再送信待フラグが「1」にセット
されているか否か、すなわち、再送信待ちであるか否か
を判断する。この判断結果が「NO」の場合、つまり、
再送信待フラグが「0」にリセットされており、再送信
待ちでない場合には、ステップSB4へ進む。ステップ
SB4では、ステップSB2で読み出した予約データの
部品番号に対応した部品データをRAM28の部品デー
タファイルから読み出してRAM28のワーキングエリ
アの該当するレジスタに記憶するとともに、表示部17
に表示した後、ステップSB5へ進む。
【0048】ステップSB5では、作業者12は、コン
ベア9によって搬送された部品収納箱85から、電子秤
装置3a1の表示部17に表示された部品番号の部品を取
り出して同じく表示部17に表示された指示数だけ第1
スケール15、あるいは第2スケール16に載置した
り、あるいは部品収納箱85に収納すべく用意された部
品を表示部17に表示された指示数だけ第1スケール1
5、あるいは第2スケール16スケールに載置する。
【0049】これにより、第1スケール15、あるいは
第2スケール16は、計量結果に応じた計量信号をCP
U26へ転送するので、CPU26は、転送された計量
信号と、RAM28のワーキングエリアの所定のレジス
タに記憶されている単位重量とから部品の個数を算出し
て表示部17に表示する。作業者12は、表示部17に
表示された個数が、ステップSB4で表示部17に表示
された指示数に一致するか否かを判断する。表示部17
に表示された個数が指示数に一致しない場合には、作業
者12は、表示部17に表示された個数が指示数に一致
するまで、第1スケール15、あるいは第2スケール1
6への部品の追加、あるいは第1スケール15、あるい
は第2スケール16からの取り除きを行う。
【0050】そして、表示部17に表示された個数が指
示数に一致すると、作業者12が電子秤装置3a1の操作
部18の〔*〕キー(プリントキー)を操作するので、
CPU26は、印字部19を制御して、部品番号、品
名、個数等の印字内容をラベル、あるいはレシートに印
字させて現品票を発行させるとともに、RAM28の集
計データファイル(図示略)の該当する部品番号の集計
データを更新する。さらに、CPU26は、ステップS
B2で読み出した予約データの未処理フラグを「0」に
リセットした後、ステップSB6へ進む。これにより、
作業者12は、取り出した部品と現品票とを収納用の袋
に収納したり、計数した部品を部品収納箱85に収納す
る。
【0051】ステップSB6では、CPU26は、すべ
ての予約データについて部品入出庫処理を終了したか否
か、すなわち、RAM28の予約データバッファ28a
に記憶された予約データがなくなったか否かを判断す
る。この判断結果が「NO」の場合には、ステップSB
1へ戻る。これにより、作業者12は、次の部品の入出
庫処理を行うために、操作部18のテンキーおよびファ
ンクションキー18bの〔NEXT〕キーを操作する。
いっぽう、ステップSB6の判断結果が「YES」の場
合、すなわち、すべての予約データについて部品入出庫
処理を終了した場合には、予約データによる部品入出庫
処理を終了する。
【0052】また、ステップSB3の判断結果が「YE
S」の場合、すなわち、ステップSB2で読み出した予
約データの再送信待フラグが「1」にセットされてい
る、つまり、再送信待ちである場合には、自動倉庫6a
に、その予約データの部品番号に対応した棚番号を一度
送信したが、該当する部品収納箱8が電子秤装置3b1
よって搬出中であって、該当する棚に載置されていない
ため、その棚番号を自動倉庫6aに再送信するために待
機しているので、ステップSB7へ進む。ステップSB
7では、CPU26は、表示部17に、たとえば、図1
1に示すように表示した後、ステップSB3へ戻り、該
当する部品収納箱8が搬出されるまで待機する。この間
に、図9に示す部品収納箱要求処理の再送信処理が行わ
れる。
【0053】次に、自動倉庫6aのCPU32の部品収
納箱搬出処理について図12のフローチャートを参照し
て説明する。CPU32は、まず、ステップSC1へ進
み、信号線4e1および電子秤インターフェイス35、あ
るいは信号線4f1および電子秤インターフェイス36を
介して電子秤装置3a1、あるいは3b1から部品収納箱8
の搬出要求を受信したか否か、すなわち、搬出すべき部
品収納箱8に対応した棚番号を受信したか否かを判断す
る。この判断結果が「NO」の場合には、同判断を繰り
返す。そして、搬出要求を受信すると、ステップSC1
の判断結果が「YES」となるので、CPU32は、ス
テップSC2へ進む。
【0054】ステップSC2では、搬出要求のあった棚
番号に対応した部品収納箱8が既に搬出中であるか否
か、すなわち、搬出要求のあった棚番号が図8に示す棚
番号テーブル34a,34bに記憶されているか否かを判
断する。ステップSC2の判断結果が「NO」の場合に
は、ステップSC3へ進む。ステップSC3では、ステ
ップSC1で受信した棚番号を受け付けた旨、すなわ
ち、該当する部品収納箱8を搬出する旨の返信データ
を、棚番号を送信してきた電子秤装置3に、電子秤イン
ターフェイス35および信号線4e1、あるいは電子秤イ
ンターフェイス36および信号線4f1を介して返信した
後、ステップSC4へ進む。
【0055】ステップSC4では、搬入搬出機構制御部
39を介して搬入搬出機構を制御し、搬出要求のあった
棚番号に対応した部品収納箱8を、棚番号を送信してき
た電子秤装置3が配置されている搬入搬出口7へ搬出し
た後、ステップSC5へ進む。ステップSC5では、搬
出処理した部品収納箱8に対応した棚番号を棚番号テー
ブル34a、あるいは34b(図8参照)の番号9のエリ
アに記憶した後、ステップSC1へ戻る。なお、電子秤
装置3は、搬出要求した棚番号に対応した部品収納箱8
がコンベア9上に載置されたことを、搬入搬出口7に設
けられたセンサ10(図3参照)の出力信号によって認
識する。
【0056】いっぽう、ステップSC2の判断結果が
「YES」の場合、すなわち、搬出要求のあった棚番号
が図8に示す棚番号テーブル34a,34bに記憶されて
おり、搬出要求のあった棚番号に対応した部品収納箱8
が既に搬出中である場合には、ステップSC6へ進む。
ステップSC6では、ステップSC1で受信した棚番号
に対応した部品収納箱8は搬出中である旨の返信データ
を、棚番号を送信してきた電子秤装置3に、電子秤イン
ターフェイス35および信号線4e1、あるいは電子秤イ
ンターフェイス36および信号線4f1を介して返信した
後、ステップSC1へ戻る。
【0057】次に、自動倉庫6aのCPU32の部品収
納箱搬入処理について図13のフローチャートを参照し
て説明する。CPU32は、まず、ステップSD1へ進
み、信号線4e1および電子秤インターフェイス35、あ
るいは信号線4f1および電子秤インターフェイス36を
介して電子秤装置3a1、あるいは3b1から部品収納箱8
の搬入指令を受信したか否かを判断する。電子秤装置3
a1、あるいは3b1は、図3に示すセンサ11が部品収納
箱81を検出した時、搬入指令および部品収納箱81に対
応する棚番号を、信号線4e1および電子秤インターフェ
イス35、あるいは信号線4f1および電子秤インターフ
ェイス36を介して自動倉庫6aに送信する。ステップ
SD1の判断結果が「NO」の場合には、同判断を繰り
返す。そして、搬入指令を受信すると、ステップSD1
の判断結果が「YES」となるので、CPU32は、ス
テップSD2へ進む。
【0058】ステップSD2では、搬入搬出機構制御部
39を介して搬入搬出機構を制御し、搬入指令のあった
棚番号に対応した部品収納箱8を、所定の棚に搬入した
後、ステップSD3へ進む。ステップSD3では、搬入
処理した部品収納箱8に対応した棚番号を棚番号テーブ
ル34a、あるいは34b(図8参照)の番号1のエリア
からクリアするとともに、クリアした番号1のエリアに
番号2のエリアに記憶されていた棚番号を記憶し、以下
同様に、ある番号のエリアに1つ番号が大きいエリアに
記憶されていた棚番号を記憶した後、ステップSD1へ
戻る。
【0059】以上説明したように、上述した第1の実施
例においては、一方の電子秤装置3で搬送中の部品収納
箱8について他方の電子秤装置3が搬送要求した場合、
自動倉庫6から他方の電子秤装置3に対して該当する部
品収納箱3が搬送中である旨が返信され、この返信を受
けた他方の電子秤装置3は、所定時間経過後、自動倉庫
6に対して再度同一の部品収納箱8の搬送要求を送信す
る構成になっている。この場合、上記所定時間として
は、電子秤装置3内で適宜設定される時間であったが、
上記第1の実施例の変形例として、たとえば、一方の電
子秤装置3で搬送中の部品収納箱8が自動倉庫6内に再
び搬入された場合にその旨を自動倉庫6から他方の電子
秤装置3に対して送信し、この送信を受けた他方の電子
秤装置3が、自動倉庫6に対して再度同一の部品収納箱
8の搬送要求を送信するように構成することも考えられ
る。
【0060】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。なお、この実施例においては、自動倉庫システム
のうち、図14に示す予約データバッファ28’aの構
成が図6に示す予約データバッファ28aの構成と異な
るだけで、その他の構成は、上述した第1の実施例と同
様である。図14においては、再送信待フラグが取り除
かれている。また、動作についても、図15に示す電子
秤装置3a1のCPU26の部品収納箱要求処理が図9の
ものと異なるだけで、その他の動作は、上述した第1の
実施例と同様である。
【0061】次に、電子秤装置3a1のCPU26の部品
収納箱要求処理について図15のフローチャートを参照
して説明する。CPU26は、まず、ステップSA1へ
進み、内部のカウンタの値を参照してコンベア9上の部
品収納箱8の個数が8以下であるか否かを判断する。こ
の判断結果が「YES」の場合には、ステップSA2へ
進む。
【0062】ステップSA2では、RAM28の予約デ
ータバッファ28'a(図14参照)から次の予約デー
タ、すなわち、搬出フラグが「0」にリセットされてい
る予約データのうち、予約データバッファ28'aの最も
小さいアドレスに記憶されている予約データを読み出す
とともに、読み出された予約データの部品番号に対応す
る部品データを、RAM28の部品データファイルの該
当するエリアから読み出す。そして、読み出された部品
データの棚番号を自動倉庫インターフェイス30および
信号線4e1を介して自動倉庫6aに送信した後、ステッ
プSA3へ進む。
【0063】ステップSA3では、自動倉庫6aから信
号線4e1および自動倉庫インターフェイス30を介して
送信された返信データを受信したか否かを判断する。こ
の判断結果が「NO」の場合には、同判断を繰り返す。
そして、返信データを受信すると、ステップSA3の判
断結果が「YES」となるので、CPU26は、ステッ
プSA4へ進む。
【0064】ステップSA4では、返信データが、ステ
ップSA2で送信した棚番号に対応する部品収納箱8は
搬出中である旨のデータであるか否かを判断する。この
判断結果が「NO」の場合には、ステップSA2で読み
出した予約データの搬出フラグおよび未処理フラグをと
もに「1」にセットするとともに、ステップSA1へ戻
る。
【0065】ステップSA4の判断結果が「YES」の
場合には、ステップSA5'へ進む。 ステップSA5'
では、図14に示す予約データバッファ28'aに記憶さ
れている予約データの順番を変更する。たとえば、ステ
ップSA2で、図14の番号14のエリアに記憶されて
いる予約データに対応した棚番号を自動倉庫6aに送信
したが、ステップSA3で、その棚番号に対応した部品
収納箱8が搬送中であるとの返信データを受信した場合
には、番号14のエリアに記憶されている予約データ
と、番号15のエリアに記憶されている予約データとを
入れ換える。そして、CPU26は、ステップSA2へ
戻り、新たに番号14のエリアに記憶されている予約デ
ータに対応した棚番号を自動倉庫6aに送信する。な
お、予約データの入れ換えは、1つ番号が大きいエリア
のものとではなく、たとえば、2つ番号が大きいエリア
のもの、あるいは3つ番号が大きいエリアのものでもよ
い。
【0066】以上、本発明の実施例を図面を参照して詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。たとえば、上述した
第1および第2の実施例においては、自動倉庫6aの搬
入搬出口7aおよび7bが図2に示す位置に設けられてい
る例を示したが、これに限定されず、たとえば、図16
に示すような位置に自動倉庫6aの搬入搬出口7aおよび
bを設けてもよい。
【0067】また、上述した第1および第2の実施例に
おいては、1台の自動倉庫6aに2つの搬入搬出口7a
よび7bを設けた例を示したが、これに限定されず、3
つ以上の搬入搬出口を設けてももちろんよい。さらに、
上述した第1および第2の実施例においては、所望の部
品収納箱8が他の電子秤装置3で搬出中である場合、そ
の旨が電子秤装置3に返信されるだけであったが、これ
に限定されず、他の電子秤装置3で搬出中である旨およ
び何番目に搬出されたかを示すデータも返信するように
してもよい。これにより、そのデータに基づいて、たと
えば、棚番号の再送信間隔、あるいは順番変更方法を決
定することも考えられる。すなわち、所望の部品収納箱
8が極最近搬出されたばかりである場合には、その部品
収納箱8が自動倉庫6に戻るまで時間がかかるので、そ
の部品収納箱8の棚番号を再送信する再送信間隔を長く
したり、あるいはその部品収納箱8の棚番号を送信する
順番をずっと後にしたりする。さらに、上述した第1の
実施例の場合には、1つの部品収納箱8が搬出される平
均処理時間をあらかじめ記憶しておき、待ち時間を表示
することも考えられる。ただし、この場合、待ち時間を
表示する際に待ち順番を確認する必要がある。加えて、
上述した第1および第2の実施例においては、自動倉庫
aに棚番号を送信する例を示したが、これに限定され
ず、たとえば、部品番号を送信するようにしてもよい。
【0068】なお、上述した第1および第2の実施例に
おけるフローチャートは、本発明を説明するためのもの
であって、各CPUの実際の処理そのものを表すフロー
チャートではない。実際には、図9に示す部品収納箱要
求処理、あるいは図13に示す部品収納箱搬入処理と、
図10に示す部品入出庫処理とは並行して行われ、図1
2に示す部品収納箱搬出処理と、図13に示す部品収納
箱搬入処理とは並行して行われるように構成されてい
る。たとえば、図9のステップSA1の判断結果が「N
O」の場合でも、この判断結果が「YES」となるまで
すべての処理が中断されるのではなく、この間、図10
に示す部品入出庫処理が並行して行われるのである。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし3
記載の発明によれば、搬入搬出口を複数備え、各搬入搬
出口に電子秤装置を配置した自動倉庫システムにおい
て、複数台の電子秤装置が同時に同一部品の搬出を要求
した場合でも、不都合が生じないという効果がある。ま
た、請求項1および2記載の発明によれば、作業者は、
搬出を要求した部品が搬出中である旨を理解できるの
で、電子秤装置や自動倉庫が故障したと勘違いする虞は
ない。したがって、所定時間経過したり、あるいは部品
が自動倉庫に搬入されて再び同一部品の搬送を要求する
まで、時間を有効に活用することができる。そして、作
業者が何の操作をしなくても再び同一部品の搬送が要求
されるので、作業者は、何等の負担も強いられない。ま
た、従来のプログラムをほとんど変更することなく、実
施することができる。さらに、請求項3記載の発明によ
れば、搬出を要求した部品が搬出中の場合には、自動的
に作業順番が変更されるので、作業者の無駄に過ごす時
間がなくなり、入出庫作業が効率よく行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施例による自動倉
庫システムの構成を表すブロック図である。
【図2】自動倉庫6aの外観構成を表す概略図である。
【図3】図2のA−A’矢視図である。
【図4】マスタ2aの外観構成を表す斜視図である。
【図5】マスタ2aの電気的構成を表すブロック図であ
る。
【図6】予約データバッファ28aの構成の一例を示す
図である。
【図7】自動倉庫6aの電気的構成を表すブロック図で
ある。
【図8】棚番号テーブル34a,34bの構成の一例を示
す図である。
【図9】本発明の第1の実施例における電子秤装置3a1
のCPU26の部品収納箱要求処理を表すフローチャー
トである。
【図10】予約データに基づく部品入出庫処理における
作業者12の動作と電子秤装置3a1のCPU26の処理
を表す処理図である。
【図11】表示部17の表示の一例を示す図である。
【図12】自動倉庫6a内のCPU32の部品収納箱搬
出処理を表すフローチャートである。
【図13】自動倉庫6a内のCPU32の部品収納箱搬
入処理を表すフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施例における予約データバ
ッファ28'aの構成の一例を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例における電子秤装置3
a1のCPU26の部品収納箱要求処理を表すフローチャ
ートである。
【図16】自動倉庫6aの外観構成の他の例を表す概略
図である。
【符号の説明】
a1〜3a3,3b1〜3b3 電子秤装置 6a〜6c 自動倉庫 7a,7b 搬入搬出口 8 部品収納箱 34a,34b 棚番号テーブル 21,26,32 CPU

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の搬入搬出口を複数備えた自動倉庫
    と、前記各搬入搬出口にそれぞれ設置された計数機能を
    有する複数の電子秤装置とを備え、前記電子秤装置は、
    搬出を要求する部品の識別データを前記自動倉庫に送信
    、前記自動倉庫は、前記識別データを受信した場合
    に、識別データに対応した部品を識別データを送信
    してきた電子秤装置が配置された搬入搬出口に搬出する
    自動倉庫システムにおいて、 前記自動倉庫は、 現在搬出中である部品を記憶する記憶手段と、 前記識別データを受信した時に、その識別データに対応
    した部品が現在搬送中であるか否かを判断する判断手段
    と、 該判断手段の判断結果が搬出中である場合には、その旨
    を前記識別データを送信してきた電子秤装置に送信する
    送信手段とを備え、 前記各電子秤装置は、 前記自動倉庫に送信した識別データに対応した部品が搬
    送中である旨を受信した場合には、所定時間経過後、再
    度同一の識別データを前記自動倉庫に送信することを特
    徴とする自動倉庫システム。
  2. 【請求項2】 部品の搬入搬出口を複数備えた自動倉庫
    と、前記各搬入搬出口にそれぞれ設置された計数機能を
    有する複数の電子秤装置とを備え、前記電子秤装置は、
    搬出を要求する部品の識別データを前記自動倉庫に送信
    、前記自動倉庫は、前記識別データを受信した場合
    に、識別データに対応した部品を識別データを送信
    してきた電子秤装置が配置された搬入搬出口に搬出する
    自動倉庫システムにおいて、 前記自動倉庫は、 現在搬出中である部品を記憶する記憶手段と、 前記識別データを受信した時、その識別データに対応し
    た部品が現在搬送中であるか否かを判断する判断手段
    と、 該判断手段の判断結果が搬出中である場合および前記部
    品が前記識別データを送信した電子秤装置以外の電子秤
    装置が備えられている搬入搬出口から搬入された場合に
    は、その旨を前記識別データを送信してきた電子秤装置
    に送信する送信手段とを備え、 前記各電子秤装置は、 前記自動倉庫に送信した識別データに対応した部品が搬
    送中である旨を受信した場合には、前記部品が搬入され
    た旨を受信した後、再度同一の識別データを前記自動倉
    庫に送信することを特徴とする自動倉庫システム。
  3. 【請求項3】 部品の搬入搬出口を複数備えた自動倉庫
    と、前記各搬入搬出口にそれぞれ設置された計数機能を
    有する複数の電子秤装置とを備え、前記電子秤装置は、
    搬出を要求する部品の識別データを前記自動倉庫に送信
    、前記自動倉庫は、前記識別データを受信した場合
    に、識別データに対応した部品を識別データを送信
    してきた電子秤装置が配置された搬入搬出口に搬出する
    自動倉庫システムにおいて、 前記自動倉庫は、 現在搬出中である部品を記憶する記憶手段と、 前記識別データを受信した時、その識別データに対応し
    た部品が現在搬送中であるか否かを判断する判断手段
    と、 該判断手段の判断結果が搬出中である場合には、その旨
    を前記識別データを送信してきた電子秤装置に送信する
    送信手段とを備え、 前記各電子秤装置は、 前記自動倉庫に送信した識別データに対応した部品が搬
    送中である旨を受信した場合には、処理予定順番を変更
    して次に処理予定の部品の識別データを前記自動倉庫に
    送信することを特徴とする自動倉庫システム。
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