JP2581109B2 - 携帯型入力装置 - Google Patents
携帯型入力装置Info
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- JP2581109B2 JP2581109B2 JP62268336A JP26833687A JP2581109B2 JP 2581109 B2 JP2581109 B2 JP 2581109B2 JP 62268336 A JP62268336 A JP 62268336A JP 26833687 A JP26833687 A JP 26833687A JP 2581109 B2 JP2581109 B2 JP 2581109B2
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- key
- data
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハンディターミナルのような携帯型入力装
置に関するものである。
置に関するものである。
[発明の概要] 本発明による携帯型入力装置は、該携帯型入力装置の
本体の側面に、上記本体を保持する片手の親指で押すこ
とのできる位置に、プッシュスイッチを配置し、これを
シフトキー又は任意のキーとして使用するようにしたこ
とにより、操作性を向上させることを可能とするもので
ある。
本体の側面に、上記本体を保持する片手の親指で押すこ
とのできる位置に、プッシュスイッチを配置し、これを
シフトキー又は任意のキーとして使用するようにしたこ
とにより、操作性を向上させることを可能とするもので
ある。
[従来の技術] 従来より、一方の手でその本体を保持して他方の手で
データの入力を行なうような携帯型の入力装置、所謂ハ
ンディターミナルが知られている。即ち、このようなハ
ンディターミナルに於いては、本体上面にキーが配置さ
れており、左手で本体を保持し、右手によりキー入力を
行なうようになっている。
データの入力を行なうような携帯型の入力装置、所謂ハ
ンディターミナルが知られている。即ち、このようなハ
ンディターミナルに於いては、本体上面にキーが配置さ
れており、左手で本体を保持し、右手によりキー入力を
行なうようになっている。
ところで、一般に入力装置に於いては、多数のキー機
能を限られた個数のキーで実現するために、シフトキー
やコントロールキーのように、他のキーと同時に押すこ
とによって、他のキーの機能を変更するためのキーが設
けられている。しかしながら、上記のようなハンディタ
ーミナルでは、前述したように左手は本体を保持してい
るので、右手のみでキー入力を行なわなければならない
ものであり、従ってシフトキーのようなキーを押しなが
ら他のキーを押すという2つのキーを同時に押すことは
難しいものであった。そこで、上記のようなハンディタ
ーミナルでは、通常、2つのキーを同時に押すことは禁
止しており、シフト機能は、シフトキーを押してシフト
モードにしてから、他のキーを押すことにより実現され
るようになっていた。
能を限られた個数のキーで実現するために、シフトキー
やコントロールキーのように、他のキーと同時に押すこ
とによって、他のキーの機能を変更するためのキーが設
けられている。しかしながら、上記のようなハンディタ
ーミナルでは、前述したように左手は本体を保持してい
るので、右手のみでキー入力を行なわなければならない
ものであり、従ってシフトキーのようなキーを押しなが
ら他のキーを押すという2つのキーを同時に押すことは
難しいものであった。そこで、上記のようなハンディタ
ーミナルでは、通常、2つのキーを同時に押すことは禁
止しており、シフト機能は、シフトキーを押してシフト
モードにしてから、他のキーを押すことにより実現され
るようになっていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のハンディターミナルに於いては、前述したよう
に、シフト機能は、シフトキーを押してシフトモードに
してから、他のキーを押すことにより実現されるように
なっているため、シフトキーと他のキーの操作というよ
うに2段階の操作が必要であり、操作が繁雑なものであ
った。
に、シフト機能は、シフトキーを押してシフトモードに
してから、他のキーを押すことにより実現されるように
なっているため、シフトキーと他のキーの操作というよ
うに2段階の操作が必要であり、操作が繁雑なものであ
った。
また、繁雑に使用するキーを押すために、その都度、
右手を動かして操作することが必要であり、面倒であっ
た。さらに、その頻繁に使用するキーがシフトキーとの
併用によって実現されるものであれば、その操作はさら
に煩わしいものとなっていた。
右手を動かして操作することが必要であり、面倒であっ
た。さらに、その頻繁に使用するキーがシフトキーとの
併用によって実現されるものであれば、その操作はさら
に煩わしいものとなっていた。
本発明の課題は、ハンディターミナルの操作性を向上
させることである。
させることである。
[問題点を解決するための手段] 第1番目の発明の手段は次の通りである。
複数のキーを含むキー入力手段1(第1図の機能ブロ
ック図参照、以下同じ)は、片手にて保持される本体の
上面に設けられている。
ック図参照、以下同じ)は、片手にて保持される本体の
上面に設けられている。
サイドキー2は、上記本体の側面に上記本体を保持す
る片手にて操作される(例えば親指、人指し指等で押
す)ことのできる位置に設けられているもので、例えば
シフトキーとして動作する。
る片手にて操作される(例えば親指、人指し指等で押
す)ことのできる位置に設けられているもので、例えば
シフトキーとして動作する。
第1のデータ格納手段3は、上記キー入力手段1の各
キーに対応するデータ、例えば通常のキーデータを格納
している。
キーに対応するデータ、例えば通常のキーデータを格納
している。
第2のデータ格納手段4は、上記第1のデータ格納手
段3に格納されたのとは異なる上記キー入力手段1の各
キーに対応するデータ、例えばシフトキー操作時のキー
データを格納している。
段3に格納されたのとは異なる上記キー入力手段1の各
キーに対応するデータ、例えばシフトキー操作時のキー
データを格納している。
制御手段5は、上記キー入力手段1のいずれかのキー
が単独で操作された場合には上記第1の格納手段3を参
照してそのキーに対応するデータを出力し、上記サイド
キー2と同時に上記キー入力手段1のいずれかのキーが
操作された場合には上記第2のデータ格納手段4を参照
してそのキーに対応するデータを出力する。
が単独で操作された場合には上記第1の格納手段3を参
照してそのキーに対応するデータを出力し、上記サイド
キー2と同時に上記キー入力手段1のいずれかのキーが
操作された場合には上記第2のデータ格納手段4を参照
してそのキーに対応するデータを出力する。
第2番目の発明の手段は次の通りである。
複数のキーを含むキー入力手段1は、片手にて保持さ
れる本体の上面に設けられている。
れる本体の上面に設けられている。
サイドキー2は、上記本体の側面に上記本体を保持す
る片手にて操作されることのできる位置に設けられてい
る。
る片手にて操作されることのできる位置に設けられてい
る。
第1のデータ格納手段3は、上記キー入力手段1の各
キーに対応するデータ及び上記サイドキー2に対応する
任意に書換え可能なデータを格納している。
キーに対応するデータ及び上記サイドキー2に対応する
任意に書換え可能なデータを格納している。
第2のデータ格納手段4は、上記第1のデータ格納手
段3に格納されたのとは異なる上記キー入力手段1の各
キーに対応するデータを格納している。
段3に格納されたのとは異なる上記キー入力手段1の各
キーに対応するデータを格納している。
制御手段5は、上記キー入力手段1のいずれかのキー
が操作された場合には上記第1のデータ格納手段3を参
照してそのキーに対応するデータを出力し、上記サイド
キー2が操作された場合には上記第1のデータ格納手段
3を参照し、そこに格納された上記サイドキー2に対応
する任意に書換え可能なデータが上記第2のデータ格納
手段4に格納されたデータを出力すべきであることを示
すコントロールデータであるか否かを判定し、上記コン
トロールデータでなければ上記第1のデータ格納手段3
に格納された上記サイドキー2に対応するデータを出力
し、上記コントロールデータであれば、上記第2のデー
タ格納手段4を参照して、上記サイドキー2と同時に操
作された上記キー入力手段1のキーに対応するデータを
出力する。
が操作された場合には上記第1のデータ格納手段3を参
照してそのキーに対応するデータを出力し、上記サイド
キー2が操作された場合には上記第1のデータ格納手段
3を参照し、そこに格納された上記サイドキー2に対応
する任意に書換え可能なデータが上記第2のデータ格納
手段4に格納されたデータを出力すべきであることを示
すコントロールデータであるか否かを判定し、上記コン
トロールデータでなければ上記第1のデータ格納手段3
に格納された上記サイドキー2に対応するデータを出力
し、上記コントロールデータであれば、上記第2のデー
タ格納手段4を参照して、上記サイドキー2と同時に操
作された上記キー入力手段1のキーに対応するデータを
出力する。
データ書換え手段6は、上記第1のデータ格納手段3
に格納される上記サイドキー2に対応するデータを任意
に書換える。
に格納される上記サイドキー2に対応するデータを任意
に書換える。
[作用] 第1番目の発明の手段の作用は次の通りである。
キー入力手段1のいずれかのキーが単独で操作される
と、制御手段5は、第1のデータ格納手段3を参照し
て、その操作されたキーに対応するデータ、例えば通常
のキーデータを出力するが、上記キーと一緒に本体の側
面の該本体を保持する片手にて操作されることのできる
位置に設けられているサイドキー2も操作されたなら
ば、上記データ出力手段5は、例えばシフトキー操作時
のキーデータを格納している第2のデータ格納手段4を
参照してそのキーに対応するデータ、例えばシフトキー
操作時のキーデータを出力する。
と、制御手段5は、第1のデータ格納手段3を参照し
て、その操作されたキーに対応するデータ、例えば通常
のキーデータを出力するが、上記キーと一緒に本体の側
面の該本体を保持する片手にて操作されることのできる
位置に設けられているサイドキー2も操作されたなら
ば、上記データ出力手段5は、例えばシフトキー操作時
のキーデータを格納している第2のデータ格納手段4を
参照してそのキーに対応するデータ、例えばシフトキー
操作時のキーデータを出力する。
よって、本体側面に設けられたサイドキーを例えばシ
フトキーやコントロールキーとして使用でき、右手と左
手の両手により2つのキーの同時押しを可能とすること
ができるので、操作性の向上を図れる。
フトキーやコントロールキーとして使用でき、右手と左
手の両手により2つのキーの同時押しを可能とすること
ができるので、操作性の向上を図れる。
第2番目の発明の手段の作用は次の通りである。
キー入力手段1のいずれかのキーが操作されると、制
御手段5は、第1のデータ格納手段3を参照して、その
操作されたキーに対応するデータ、例えば通常のキーデ
ータを出力する。また、本体の側面の該本体を保持する
片手にて操作されることのできる位置に設けられている
サイドキー2が操作されると、上記制御手段5は、上記
第1のデータ格納手段3を参照して、そこに格納された
上記サイドキー2に対応する、データ書換え手段6によ
って任意に書換えられたデータが第2のデータ格納手段
4に格納されたデータを出力すべきであることを示すコ
ントロールデータであるか否かを判定する。そして、上
記コントロールデータでなければ、上記制御手段5は、
上記第1のデータ格納手段3に格納された上記サイドキ
ー2に対応するデータを出力する。しかしながら、上記
コントロールデータであれば、上記制御手段5は、上記
第2のデータ格納手段4を参照して、上記サイドキー2
と同時に操作された上記キー入力手段1のキーに対応す
るデータ、例えばシフトキー操作時のキーデータを出力
する。
御手段5は、第1のデータ格納手段3を参照して、その
操作されたキーに対応するデータ、例えば通常のキーデ
ータを出力する。また、本体の側面の該本体を保持する
片手にて操作されることのできる位置に設けられている
サイドキー2が操作されると、上記制御手段5は、上記
第1のデータ格納手段3を参照して、そこに格納された
上記サイドキー2に対応する、データ書換え手段6によ
って任意に書換えられたデータが第2のデータ格納手段
4に格納されたデータを出力すべきであることを示すコ
ントロールデータであるか否かを判定する。そして、上
記コントロールデータでなければ、上記制御手段5は、
上記第1のデータ格納手段3に格納された上記サイドキ
ー2に対応するデータを出力する。しかしながら、上記
コントロールデータであれば、上記制御手段5は、上記
第2のデータ格納手段4を参照して、上記サイドキー2
と同時に操作された上記キー入力手段1のキーに対応す
るデータ、例えばシフトキー操作時のキーデータを出力
する。
よって、本体側面に設けられたサイドキーを例えばシ
フトキーやコントロールキーあるいは任意のキーとして
使用でき、右手と左手の両手により2つのキーの同時押
しを可能とすること、あるいは頻繁に使用するキーを右
手を使用しないで入力できるようになり、さらにはその
頻繁に使用するキーがシフトキーとの併用によって本来
入力されるキーであっても1度の操作で入力することが
できるようになるので、操作性の向上を図れる。
フトキーやコントロールキーあるいは任意のキーとして
使用でき、右手と左手の両手により2つのキーの同時押
しを可能とすること、あるいは頻繁に使用するキーを右
手を使用しないで入力できるようになり、さらにはその
頻繁に使用するキーがシフトキーとの併用によって本来
入力されるキーであっても1度の操作で入力することが
できるようになるので、操作性の向上を図れる。
[実施例] (1) 実施例の構成 第2図は実施例の携帯型入力装置の外観を示す図であ
る。同図に於いて、11は片手(左手)にて保持される携
帯型入力装置本体であり、12は上記本体11に取付けられ
たプリンタである。13は上記本体11の開閉自在に構成さ
れた上蓋であり、14は上記上蓋13の裏面上に配列された
複数のシートキーである。15は上記本体11上面に配置さ
れた液晶表示部であり、16は上記本体11上面に配置され
た複数の通常キーである。そして、17は上記本体11の側
面に、上記本体11を保持する左手の第1指(親指)にて
操作されることのできる位置に設けられたサイドキーで
ある。
る。同図に於いて、11は片手(左手)にて保持される携
帯型入力装置本体であり、12は上記本体11に取付けられ
たプリンタである。13は上記本体11の開閉自在に構成さ
れた上蓋であり、14は上記上蓋13の裏面上に配列された
複数のシートキーである。15は上記本体11上面に配置さ
れた液晶表示部であり、16は上記本体11上面に配置され
た複数の通常キーである。そして、17は上記本体11の側
面に、上記本体11を保持する左手の第1指(親指)にて
操作されることのできる位置に設けられたサイドキーで
ある。
第3図は、上記のようなサイドキー17を有する携帯型
入力装置の実施例のブロック構成図である。同図に於い
て、17はシフトキーあるいはコントロールキーとして使
用される上記サイドキーであり、これは押下している時
だけスイッチが入るような、ロック機構のないプッシュ
スイッチである。18はキーマトリックス、19は出力ポー
ト、20は入力ポートであって、これらはX−Yクロスマ
トリックスによる通常のキー入力部を構成し、押下され
たキーのキーコードを出力する。
入力装置の実施例のブロック構成図である。同図に於い
て、17はシフトキーあるいはコントロールキーとして使
用される上記サイドキーであり、これは押下している時
だけスイッチが入るような、ロック機構のないプッシュ
スイッチである。18はキーマトリックス、19は出力ポー
ト、20は入力ポートであって、これらはX−Yクロスマ
トリックスによる通常のキー入力部を構成し、押下され
たキーのキーコードを出力する。
21はキーコードとそれに対応する出力文字データを格
納するキーコード→データ変換テーブル(TBL)であ
り、22はキーコードとそれに対応する出力文字列データ
を格納するキーコード→データ変換テーブル(TBL′)
である。また、21aは上記テーブル21のサイドキー対応
部であり、その出力文字データは書換えられることがで
きるようになっている。従って、上記サイドキー17をシ
フトキーとしてばかりではなく、通常のキーの1つ、例
えばよく使用するキー“¥”等として使用することも可
能である。
納するキーコード→データ変換テーブル(TBL)であ
り、22はキーコードとそれに対応する出力文字列データ
を格納するキーコード→データ変換テーブル(TBL′)
である。また、21aは上記テーブル21のサイドキー対応
部であり、その出力文字データは書換えられることがで
きるようになっている。従って、上記サイドキー17をシ
フトキーとしてばかりではなく、通常のキーの1つ、例
えばよく使用するキー“¥”等として使用することも可
能である。
23はタイマ割込み等で上記キー入力部のスキャンを行
なうCPUであり、これは上記入力ポート21よりキー押下
情報を読出すと共に、上記サイドキー17のデータも読出
す。そして、後述するように上記キーコード→データ変
換テーブル21又は22を参照して出力文字データを得る。
24はキー入力バッファであり、上記CPU23によって上記
出力文字データが書込まれる。25は上記CPU23の処理プ
ログラムが格納されるROMであり、26は上記キー入力バ
ッファ24に一旦書込まれたデータ、即ちキー入力データ
を格納するためのRAMである。
なうCPUであり、これは上記入力ポート21よりキー押下
情報を読出すと共に、上記サイドキー17のデータも読出
す。そして、後述するように上記キーコード→データ変
換テーブル21又は22を参照して出力文字データを得る。
24はキー入力バッファであり、上記CPU23によって上記
出力文字データが書込まれる。25は上記CPU23の処理プ
ログラムが格納されるROMであり、26は上記キー入力バ
ッファ24に一旦書込まれたデータ、即ちキー入力データ
を格納するためのRAMである。
上記キーコード→データ変換テーブル21と22は、同一
のキーコードに対応して異なる出力文字データを格納し
ている。即ち、テーブル21は、第4図に示すように、キ
ーコードに対応して通常の出力文字データを格納してい
る。これに対してテーブル23は、第5図に示すように、
キーコードに対応して、シフトキーが押下されている場
合に出力すべき文字列のデータが格納されている。な
お、それらの図に於いて、添字“16"は16進の数である
ことを示し、略語EOSは終端コードを示している。
のキーコードに対応して異なる出力文字データを格納し
ている。即ち、テーブル21は、第4図に示すように、キ
ーコードに対応して通常の出力文字データを格納してい
る。これに対してテーブル23は、第5図に示すように、
キーコードに対応して、シフトキーが押下されている場
合に出力すべき文字列のデータが格納されている。な
お、それらの図に於いて、添字“16"は16進の数である
ことを示し、略語EOSは終端コードを示している。
(2) 実施例の動作 上記のように構成された携帯型入力装置に於いて、サ
イドキー17をシフトキーとして使用する場合につき、第
6図のフローチャートを参照して説明する。即ち、キー
入力が成されると(ステップS61)、その入力されたキ
ーコードデータはCPU23の図示しないレジスタkに代入
され、また図示しないレジスタiが“0"に初期設定され
る(ステップS62)。ここで、シフトキーとして使用さ
れるサイドキー17が押下されていなければ(ステップS6
3)、通常のキー処理を行なう(ステップS64)。即ち、
レジスタkに代入されたキーコードデータに対応する文
字データをキーコード→データ変換テーブル21から読出
して、それをキー入力バッファ24に格納する。
イドキー17をシフトキーとして使用する場合につき、第
6図のフローチャートを参照して説明する。即ち、キー
入力が成されると(ステップS61)、その入力されたキ
ーコードデータはCPU23の図示しないレジスタkに代入
され、また図示しないレジスタiが“0"に初期設定され
る(ステップS62)。ここで、シフトキーとして使用さ
れるサイドキー17が押下されていなければ(ステップS6
3)、通常のキー処理を行なう(ステップS64)。即ち、
レジスタkに代入されたキーコードデータに対応する文
字データをキーコード→データ変換テーブル21から読出
して、それをキー入力バッファ24に格納する。
また、シフトキーとして使用されるサイドキー17が押
下されていれば(ステップS63)、レジスタkに代入さ
れたキーコードデータに対応する文字列データをキーコ
ード→データ変換テーブル22から読出して、それをキー
入力バッファ24に格納する。即ち、レジスタk,iの値
(k,i)に対応する文字データをキーコード→データ変
換テーブル22から読出して、図示しないレジスタAに代
入する(ステップS65)。例えば、(k,i)が(6916,0)
であれば文字データ“A"がレジスタAに代入され、また
(k,i)が(6916,1)であれば文字データ“U"がレジス
タAに代入されるようになる。ここで、レジスタAに代
入された文字コードが終端コードEOSであれば(ステッ
プS66)、処理を終了するが、終端コードEOSでなければ
(ステップS66)、レジスタiの値を“+1"する(ステ
ップS67)。そして、レジスタAに代入された文字デー
タをキー入力バッファ24に格納した後(ステップS6
8)、上記ステップS65に戻って、取出すべき文字コード
が終端コードになるまで繰返す。
下されていれば(ステップS63)、レジスタkに代入さ
れたキーコードデータに対応する文字列データをキーコ
ード→データ変換テーブル22から読出して、それをキー
入力バッファ24に格納する。即ち、レジスタk,iの値
(k,i)に対応する文字データをキーコード→データ変
換テーブル22から読出して、図示しないレジスタAに代
入する(ステップS65)。例えば、(k,i)が(6916,0)
であれば文字データ“A"がレジスタAに代入され、また
(k,i)が(6916,1)であれば文字データ“U"がレジス
タAに代入されるようになる。ここで、レジスタAに代
入された文字コードが終端コードEOSであれば(ステッ
プS66)、処理を終了するが、終端コードEOSでなければ
(ステップS66)、レジスタiの値を“+1"する(ステ
ップS67)。そして、レジスタAに代入された文字デー
タをキー入力バッファ24に格納した後(ステップS6
8)、上記ステップS65に戻って、取出すべき文字コード
が終端コードになるまで繰返す。
このように、本体11側面にサイドキー17を設け、それ
をシフトキーとして使用することにより、片手操作によ
る操作性を向上させることが可能となる。
をシフトキーとして使用することにより、片手操作によ
る操作性を向上させることが可能となる。
また、サイドキー17を通常のキーの1つとして使用す
るようにしても良い。この場合、サイドキーの機能は、
通常キー16又はダウンロードにより種々設定される。即
ち、上記キーコード→データ変換テーブル21のサイドキ
ー対応部21aの文字データが、通常キー16又はダウンロ
ードにより、例えばよく使用するような“¥”等の文字
データに書換えられる。第7図は、その書換え処理のフ
ローチャートである。即ち、所定のキーの押下等のよう
な書換え指示に続けて、通常キー16又はダウンロードに
より書換え内容の設定入力が成されると(ステップS7
1)、テーブル21のサイドキー対応部21aの文字データが
その設定入力されたデータに書換えられる(ステップS7
2)。
るようにしても良い。この場合、サイドキーの機能は、
通常キー16又はダウンロードにより種々設定される。即
ち、上記キーコード→データ変換テーブル21のサイドキ
ー対応部21aの文字データが、通常キー16又はダウンロ
ードにより、例えばよく使用するような“¥”等の文字
データに書換えられる。第7図は、その書換え処理のフ
ローチャートである。即ち、所定のキーの押下等のよう
な書換え指示に続けて、通常キー16又はダウンロードに
より書換え内容の設定入力が成されると(ステップS7
1)、テーブル21のサイドキー対応部21aの文字データが
その設定入力されたデータに書換えられる(ステップS7
2)。
従って、サイドキー17が押されると、CPU23は、テー
ブル21のサイドキー対応部21aの文字データを読出すの
で、サイドキー17を通常キーの1つとして用いることが
可能となる。よって、よく使用するキーをサイドキー17
に割当てておくことにより、操作性の向上を図れる。
ブル21のサイドキー対応部21aの文字データを読出すの
で、サイドキー17を通常キーの1つとして用いることが
可能となる。よって、よく使用するキーをサイドキー17
に割当てておくことにより、操作性の向上を図れる。
また、サイドキー17をシフトキーとしても又通常キー
としても、使用者により設定できるようにしても良い。
サイドキー17にシフトキーの機能を持たせる場合には、
上記キーコード→データ変換テーブル21のサイドキー対
応部21aに文字データとして、上記キーコード→データ
変換テーブル22に格納されたデータを出力すべきである
ことを示すコントロールデータを書込んでおけば良い。
としても、使用者により設定できるようにしても良い。
サイドキー17にシフトキーの機能を持たせる場合には、
上記キーコード→データ変換テーブル21のサイドキー対
応部21aに文字データとして、上記キーコード→データ
変換テーブル22に格納されたデータを出力すべきである
ことを示すコントロールデータを書込んでおけば良い。
第8図はそうした場合のCPU23の処理フローチャート
である。即ち、キー入力があると(ステップS81)、そ
のキーがサイドキー17でなければ(ステップS82)、キ
ーコード→データ変換テーブル21からそのキーに対応す
る文字データを読出す(ステップS83)。そして、その
読出した文字データを入力バッファ24に格納する(ステ
ップS84)。
である。即ち、キー入力があると(ステップS81)、そ
のキーがサイドキー17でなければ(ステップS82)、キ
ーコード→データ変換テーブル21からそのキーに対応す
る文字データを読出す(ステップS83)。そして、その
読出した文字データを入力バッファ24に格納する(ステ
ップS84)。
また、サイドキー17が操作されると(ステップS8
2)、上記テーブル21のサイドキー対応部21aから、サイ
ドキー17に対応する文字データを読出す(ステップS8
5)。そして、その読出した文字データが上記のような
コントロールデータでなければ(ステップS86)、その
読出した文字データを入力バッファ24に格納する(ステ
ップS84)。
2)、上記テーブル21のサイドキー対応部21aから、サイ
ドキー17に対応する文字データを読出す(ステップS8
5)。そして、その読出した文字データが上記のような
コントロールデータでなければ(ステップS86)、その
読出した文字データを入力バッファ24に格納する(ステ
ップS84)。
もし、読出した文字データがコントロールデータであ
れば(ステップS86)、上記サイドキー17と同時に操作
されたキー入力部のキーに対応する文字列データをキー
コード→データ変換テーブル22から読出す(ステップS8
7)。そして、その読出した文字列データを入力バッフ
ァ24に格納する(ステップS84)。
れば(ステップS86)、上記サイドキー17と同時に操作
されたキー入力部のキーに対応する文字列データをキー
コード→データ変換テーブル22から読出す(ステップS8
7)。そして、その読出した文字列データを入力バッフ
ァ24に格納する(ステップS84)。
このようにして、サイドキー17がシフトキー又は通常
キーとして使用者により設定されても、いずれにしても
そのサイドキー17の操作により、所要のデータがキー入
力バッファ24に格納されることができる。
キーとして使用者により設定されても、いずれにしても
そのサイドキー17の操作により、所要のデータがキー入
力バッファ24に格納されることができる。
以上のように、本体11の側面に、上記本体11を保持す
る片手の親指で押すことのできる位置に(人指し指等で
押せる位置でも良い)、サイドキー17を配置し、これを
シフトキー又は任意のキーとして使用するようにしたこ
とにより、操作性を向上させることができる。
る片手の親指で押すことのできる位置に(人指し指等で
押せる位置でも良い)、サイドキー17を配置し、これを
シフトキー又は任意のキーとして使用するようにしたこ
とにより、操作性を向上させることができる。
なお、上記実施例は、左手で本体11を保持する場合に
ついてのみ述べており、従ってサイドキー17が本体の左
側面に設けられているが、右手で本体11を保持する場合
を考えれば、右側面に設けられても良いものである。ま
た、サイドキー17の数も1個に限らず、複数設け、それ
ぞれ機能を設定できるようにしても良い。
ついてのみ述べており、従ってサイドキー17が本体の左
側面に設けられているが、右手で本体11を保持する場合
を考えれば、右側面に設けられても良いものである。ま
た、サイドキー17の数も1個に限らず、複数設け、それ
ぞれ機能を設定できるようにしても良い。
[発明の効果] 第1の発明によれば、サイドキーを設けたことによ
り、そのサイドキーを押しながら通常のキー操作を行な
うことが可能となり、従ってサイドキーをシフトキーや
コントロールキーとして使用することにより、キー入力
時の操作性を向上することができる。また、このサイド
キーは他のキーとは明確に区別できるため、誤ってシフ
トキー等を押してしまって、誤ったデータを入力してし
まうというようなことを防止することができる。
り、そのサイドキーを押しながら通常のキー操作を行な
うことが可能となり、従ってサイドキーをシフトキーや
コントロールキーとして使用することにより、キー入力
時の操作性を向上することができる。また、このサイド
キーは他のキーとは明確に区別できるため、誤ってシフ
トキー等を押してしまって、誤ったデータを入力してし
まうというようなことを防止することができる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加え、サイ
ドキーに使用頻度の高いキーや文字列を登録することが
できるので、片手操作が可能となる。さらに、使用者が
自由にサイドキーの機能を書換えることができるので、
使用者に応じて操作性を向上させることができる。
ドキーに使用頻度の高いキーや文字列を登録することが
できるので、片手操作が可能となる。さらに、使用者が
自由にサイドキーの機能を書換えることができるので、
使用者に応じて操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は第1及び第2の発明の機能ブロック図、第2図
は実施例の携帯型入力装置の外観を上蓋を開いて示す上
面図、第3図は実施例の構成を示す図、第4図及び第5
図はそれぞれキーコード→データ変換テーブルのデータ
格納状態を示す図、第6図乃至第8図はそれぞれ実施例
の動作を説明するための処理フローチャートである。 1……キー入力手段、2……サイドキー、3……第1の
データ格納手段、4……第2のデータ格納手段、5……
制御手段、6……データ書換え手段。
は実施例の携帯型入力装置の外観を上蓋を開いて示す上
面図、第3図は実施例の構成を示す図、第4図及び第5
図はそれぞれキーコード→データ変換テーブルのデータ
格納状態を示す図、第6図乃至第8図はそれぞれ実施例
の動作を説明するための処理フローチャートである。 1……キー入力手段、2……サイドキー、3……第1の
データ格納手段、4……第2のデータ格納手段、5……
制御手段、6……データ書換え手段。
Claims (2)
- 【請求項1】片手にて保持される本体の上面に設けられ
た複数のキーを含むキー入力手段と、上記本体の側面に
上記本体を保持する片手にて操作されることのできる位
置に設けられたサイドキーと、上記キー入力手段の各キ
ーに対応するデータを格納する第1のデータ格納手段
と、上記第1のデータ格納手段に格納されたものとは異
なる上記キー入力手段の各キーに対応するデータを格納
する第2のデータ格納手段と、上記キー入力手段のいず
れかのキーが単独で操作された場合には上記第1の格納
手段を参照してそのキーに対応するデータを出力し、上
記サイドキーと同時に上記キー入力手段のいずれかのキ
ーが操作された場合には上記第2の格納手段を参照して
そのキーに対応するデータを出力する制御手段とを具備
して成る携帯型入力装置。 - 【請求項2】片手にて保持される本体の上面に設けられ
た複数のキーを含むキー入力手段と、上記本体の側面に
上記本体を保持する片手にて操作されることのできる位
置に設けられたサイドキーと、上記キー入力手段の各キ
ーに対応するデータ及び上記サイドキーに対応する任意
に書換え可能なデータを格納する第1のデータ格納手段
と、上記第1のデータ格納手段に格納されたのとは異な
る上記キー入力手段の各キーに対応するデータを格納す
る第2のデータ格納手段と、上記キー入力手段のいずれ
かのキーが操作された場合には上記第1の格納手段を参
照してそのキーに対応するデータを出力し、上記サイド
キーが操作された場合には上記第1の格納手段を参照
し、そこに格納された上記サイドキーに対応する任意に
書換え可能なデータが上記第2の格納手段に格納された
データを出力すべきであることを示すコントロールデー
タであるか否かを判定し、上記コントロールデータでな
ければ上記第1の格納手段に格納された上記サイドキー
に対応するデータを出力し、上記コントロールデータで
あれば、上記第2の格納手段を参照して、上記サイドキ
ーと同時に操作された上記キー入力手段のキーに対応す
るデータを出力する制御手段と、上記第1の格納手段に
格納される上記サイドキーに対応するデータを任意に書
換えるデータ書換え手段とを具備して成る携帯型入力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62268336A JP2581109B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 携帯型入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62268336A JP2581109B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 携帯型入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01112319A JPH01112319A (ja) | 1989-05-01 |
JP2581109B2 true JP2581109B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=17457129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62268336A Expired - Lifetime JP2581109B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 携帯型入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581109B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004312476A (ja) | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Nec Corp | 折り畳み式携帯情報端末 |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP62268336A patent/JP2581109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01112319A (ja) | 1989-05-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |