JP2580934Y2 - 衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード - Google Patents

衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード

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JP2580934Y2
JP2580934Y2 JP1991111770U JP11177091U JP2580934Y2 JP 2580934 Y2 JP2580934 Y2 JP 2580934Y2 JP 1991111770 U JP1991111770 U JP 1991111770U JP 11177091 U JP11177091 U JP 11177091U JP 2580934 Y2 JP2580934 Y2 JP 2580934Y2
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利幸 岡島
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関西日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、双方向衛星通信システ
ムにおける送受信用屋内ユニットのインタフェースボー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバー等を利用した電話回
線による通信システムと比べて時間的なタイムロスが少
なく、地震や火災等の災害に対しても影響の少ない利点
のある通信衛星を利用した双方向通信システムが開発さ
れている。
【0003】この双方向通信システムとしては、図2に
示すように、例えば、基点となる本局100と各地に散
在する多数の端末局101にそれぞれパラボラアンテナ
102を設置し、各パラボラアンテナ102に送受信用
屋外ユニット103を設けると共に、屋内に送受信用屋
内ユニット104を設置し、端末器105を操作して各
種データ等を通信衛星110を介して双方向で送受信を
行うものがある。
【0004】このような双方向通信システムでは、一方
の屋外用各パラボラアンテナ102から通信衛星110
に向かって送り出される送信周波数と通信衛星110を
介して他方のパラボラアンテナ102に向かって送り出
される受信周波数とにそれぞれ異なる高い周波数が割り
当てられており、端末器105を操作して送受信用屋内
ユニット104から送信周波数より低い外部第1中間周
波数を送受信用屋外ユニット103に送出し、該送受信
用屋外ユニット103におてい所定の送信周波数に変換
されてパラボラアンテナ102から通信衛星110に向
かって送出されている。反対にパラボラアンテナ102
で受けた所定の受信周波数は、送受信用屋外ユニット1
03でこれより低い外部第2中間周波数に変換されて送
受信用屋内ユニット104に送られ、端末器105にお
いて表示等の操作を行うようになっている。
【0005】上記送受信用屋内ユニット104には、図
3に示すように、送受信用屋外ユニット103との入出
力信号の双方向フィルタとなるマルチプレクサ部1と、
該マルチプレクサ部1を通過した外部第2中間周波数を
更に低い内部第1中間周波数に変換するダウンコンバー
タ部2と、変換された内部第1周波数を復調して端末器
105に繋がるデジタル信号処理部(図示せず)に送出
するデモジュレータ部3と、端末機105からの信号を
変調して内部第2中間周波数に変換してマルチプレクサ
部1に送出するモジュレータ部4とが設けられている。
そして、各マルチプレクサ部1、ダウンコンバータ2、
デモジュレータ部3、モジュレータ部4は何れもシャー
シベースにて覆われてユニット化されており、それぞれ
をボード5上に整列配置して対応する各入出力接続端子
6,6同士がケーブル7等によって接続されていた。
【0006】そして、この送受信用屋内ユニット104
と図示していないデジタル信号処理部とが更にケーブル
等によって接続されて端末器105に繋がっていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記送
受信用屋内ユニット104は、マルチプレクサ部1、ダ
ウンコンバータ2、デモジュレータ部3、モジュレータ
部4が何れもシャーシベースで覆われてユニット化され
ているため、ボード5上に整列配置する場合、それぞれ
の接続ケーブル7の配線間隔等を考慮した空間部分が必
要となり、広面積のボード5となって大型化が余儀なく
されるといった問題があった。また、各構成部分をそれ
ぞれユニット化したてケーブル7によって接続すると、
各ユニット間で相性の悪い組み合わせが生じる問題もあ
った。
【0008】更に、上記送受信用屋内ユニット104で
は、デジタル信号処理部が別ボードとなっているため部
品点数も多く、コンパクト化に対する問題もあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案の衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェー
スボードは、入出力信号の双方向フィルタであるマルチ
プレクサ部と、上記マルチプレクサ部を介して入力され
た入力周波数を内部第1中間周波数に変換するダウンコ
ンバータ部と、ダウンコンバータ部の出力を復調してデ
ジタル信号処理部に送出するデモジュレータ部と、デジ
タル信号処理部からの出力信号を変調して内部第2中間
周波数に変換してマルチプレクサ部に送出するモジュレ
ータ部とを具備してなる送受信用屋内ユニットのインタ
フェースボードであって、少なくとも、上記マルチプレ
クサ部とダウンコンバータ部とを一体に金属筐体で覆っ
て入出力部を構成すると共に、該入出力部と上記デモジ
ュレータ部とデジタル信号処理部及びモジュレータ部と
を何れも同一ボード上に配置配線したことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記構成の衛星通信送受信用屋内ユニットのイ
ンタフェースボードでは、少なくとも、金属筐体で覆わ
れたマルチプレクサ部とダウンコンバータ部とで構成さ
れる入出力部を配置配線するボード上に、デモジュレー
タ部とモジュレータ部ばかりでなくデジタル信号処理部
とを同時に設計して一体で回路構成できるので、各構成
部分の面積を必要最小限に抑えてた配置が可能となり、
各構成部分をケーブル等で接続するための空間等を設け
る必要もなく、インタフェースボードの小型化が実現で
き、省スペースの衛星通信送受信用屋内ユニットを提供
できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
【0012】図1は本考案の衛星通信送受信用屋内ユニ
ットのインタフェースボードの一例を示す概略斜視図で
ある。このインタフェースボード10は、既述した通信
衛星を利用した双方向通信システムにおける送受信用屋
内ユニット104内に配置されるものであり、例えば、
一枚のインタフェースボード10を6種類の異なる領域
に区分し、入出力部11、デモジュレータ部12、モジ
ュレータ部13、基準信号発振器部14、デジタル信号
処理部15、電源部16をそれぞれ回路構成している。
【0013】上記入出力部11はインタフェースボード
10の端部に配置され、マルチプレクサ部11aとダウ
ンコンバータ部11bとで構成されるもので、金属製シ
ャーシフレーム11cによって周囲が囲まれ、蓋11d
にて開口面が塞がれた金属筐体で覆われて高周波ノイズ
の漏洩を遮断するようになっている。また、各マルチプ
レクサ部11aとダウンコンバータ部11bとは仕切り
11eにて区切られ、また、マルチプレクサ部11aと
対応して既述したパラボラアンテナ102に設けられる
送受信用屋外ユニット103と接続するための入出力端
子11fが取り付けられている。
【0014】上記基準信号発振器部14はデモジュレー
タ部12とモジュレータ部13との間を仕切って回路構
成されており、インタフェースボード10の略中心に位
置して配置されている。このようにインタフェースボー
ド10の略中心位置は振動に対して最も影響の少ない位
置となるので、基準となる信号を発信する基準信号発振
器部14への悪影響が緩和される。また、基準信号発振
器部14を挟んで両側にデモジュレータ部12とモジュ
レータ部13を配置することにより、それぞれの相互干
渉を充分に緩和できるようになる。
【0015】そして、デモジュレータ部12とモジュレ
ータ部13の隣合わせ、従来では別ボードで構成されて
いたデジタル信号処理部15と電源部16とが回路構成
されている。尚、17は、更に他のボード等との接続用
コネクタである。
【0016】上記構成のインタフェースボード10で
は、入出力部11となるマルチプレクサ部11aとダウ
ンコンバータ部11b、デモジュレータ部12、モジュ
レータ部13、基準信号発振器部14、デジタル信号処
理部15、電源部16をそれぞれ一枚のボードに回路設
計したものであるため、従来の送受信用屋内ユニット1
04のように、各構成部材をユニット化してそれぞれを
一枚のボードに配置してケーブル7で配線するように大
型化することなく、表面積の狭小化が図れ、よりコンパ
クトなインタフェースボード10を設計して提供できる
ようになる。また、マルチプレクサ部11aとダウンコ
ンバータ部11bとを金属筐体で覆うため、高周波ノイ
ズの漏洩もなく、デジタル信号処理部15と電源部16
とを一枚のボードに納めたため、従来のようにデジタル
信号処理部を別途接続する手間もなく、送受信用屋内ユ
ニットとしての大幅な省スペース化が図られたインタフ
ェースボード10となる。
【0017】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボー
ドでは、少なくとも、各構成部材の面積を必要最小限に
抑えてた設計配置が可能となり、各構成部材を従来のよ
うにケーブル等で接続するための空間等を設ける必要も
なく、ボードの小型化、省スペース化が図れるといった
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る衛星通信送受信用屋内
ユニットのインタフェースボードの概略構成斜視図であ
る。
【図2】双方向通信システムの概略説明図である。
【図3】従来の送受信用屋内ユニットのインタフェース
ボードの概略構成分解斜視図である。
【符号の説明】
10 インタフェースボード 11 入出力部 11a マルチプレクサ部 11b ダウンコンバータ部 12 デモジュレータ部 13 モジュレータ部 14 基準信号発振器部 15 デジタル信号処理部 16 電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/38 - 1/58 H04B 7/14 - 7/22 H04B 1/06 H04B 1/16 H04B 1/26 - 1/28 H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/06 - 7/38

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出力信号の双方向フィルタとなるマルチ
    プレクサ部と、上記マルチプレクサ部を介して入力され
    た入力周波数を内部第1中間周波数に変換するダウンコ
    ンバータ部と、ダウンコンバータ部の出力を復調してデ
    ジタル信号処理部に送出するデモジュレータ部と、デジ
    タル信号処理部からの出力信号を変調して内部第2中間
    周波数に変換してマルチプレクサ部に送出するモジュレ
    ータ部とを少なくとも具備してなる送受信用屋内ユニッ
    トのインタフェースボードであって、 上記マルチプレクサ部とダウンコンバータ部とを一体に
    金属筐体で覆って入出力部を構成すると共に、該入出力
    部と上記デモジュレータ部とデジタル信号処理部及びモ
    ジュレータ部とを何れも同一ボード上に配置配線したこ
    とを特徴とする衛星通信送受信用屋内ユニットのインタ
    フェースボード。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインタフェースボードに
    おいて、デモジュレータ部とモジュレータ部との間を離
    隔して回路構成し、両者間でインタフェースボードの略
    中心位置に基準信号発振器部を設けたことを特徴とする
    衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボー
    ド。
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JPH0555642U JPH0555642U (ja) 1993-07-23
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