JPH0555642U - 衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード - Google Patents

衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード

Info

Publication number
JPH0555642U
JPH0555642U JP111770U JP11177091U JPH0555642U JP H0555642 U JPH0555642 U JP H0555642U JP 111770 U JP111770 U JP 111770U JP 11177091 U JP11177091 U JP 11177091U JP H0555642 U JPH0555642 U JP H0555642U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
interface board
section
input
multiplexer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP111770U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2580934Y2 (ja
Inventor
利幸 岡島
Original Assignee
関西日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 関西日本電気株式会社 filed Critical 関西日本電気株式会社
Priority to JP1991111770U priority Critical patent/JP2580934Y2/ja
Publication of JPH0555642U publication Critical patent/JPH0555642U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2580934Y2 publication Critical patent/JP2580934Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】双方向衛星通信システムにおける送受信用屋内
ユニットのインタフェースボード10の小型化、省スペ
ース化を図ることを目的とする。 【構成】一枚のインタフェースボード10を6種類の異
なる領域に区分し、マルチプレクサ部11aとダウンコ
ンバータ部11bとよりなる入出力部11、デモジュレ
ータ部12、モジュレータ部13、基準信号発振器部1
4、デジタル信号処理部15、電源部16をそれぞれ回
路構成し、上記入出力部11を金属筐体で覆っている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、双方向衛星通信システムにおける送受信用屋内ユニットのインタフ ェースボードに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光ファイバー等を利用した電話回線による通信システムと比べて時間的 なタイムロスが少なく、地震や火災等の災害に対しても影響の少ない利点のある 通信衛星を利用した双方向通信システムが開発されている。
【0003】 この双方向通信システムとしては、図2に示すように、例えば、基点となる本 局100と各地に散在する多数の端末局101にそれぞれパラボラアンテナ10 2を設置し、各パラボラアンテナ102に送受信用屋外ユニット103を設ける と共に、屋内に送受信用屋内ユニット104を設置し、端末器105を操作して 各種データ等を通信衛星110を介して双方向で送受信を行うものがある。
【0004】 このような双方向通信システムでは、一方の屋外用各パラボラアンテナ102 から通信衛星110に向かって送り出される送信周波数と通信衛星110を介し て他方のパラボラアンテナ102に向かって送り出される受信周波数とにそれぞ れ異なる高い周波数が割り当てられており、端末器105を操作して送受信用屋 内ユニット104から送信周波数より低い外部第1中間周波数を送受信用屋外ユ ニット103に送出し、該送受信用屋外ユニット103におてい所定の送信周波 数に変換されてパラボラアンテナ102から通信衛星110に向かって送出され ている。反対にパラボラアンテナ102で受けた所定の受信周波数は、送受信用 屋外ユニット103でこれより低い外部第2中間周波数に変換されて送受信用屋 内ユニット104に送られ、端末器105において表示等の操作を行うようにな っている。
【0005】 上記送受信用屋内ユニット104には、図3に示すように、送受信用屋外ユニ ット103との入出力信号の双方向フィルタとなるマルチプレクサ部1と、該マ ルチプレクサ部1を通過した外部第2中間周波数を更に低い内部第1中間周波数 に変換するダウンコンバータ部2と、変換された内部第1周波数を復調して端末 器105に繋がるデジタル信号処理部(図示せず)に送出するデモジュレータ部 3と、端末機105からの信号を変調して内部第2中間周波数に変換してマルチ プレクサ部1に送出するモジュレータ部4とが設けられている。そして、各マル チプレクサ部1、ダウンコンバータ2、デモジュレータ部3、モジュレータ部4 は何れもシャーシベースにて覆われてユニット化されており、それぞれをボード 5上に整列配置して対応する各入出力接続端子6,6同士がケーブル7等によっ て接続されていた。
【0006】 そして、この送受信用屋内ユニット104と図示していないデジタル信号処理 部とが更にケーブル等によって接続されて端末器105に繋がっていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記送受信用屋内ユニット104は、マルチプレクサ部1、ダ ウンコンバータ2、デモジュレータ部3、モジュレータ部4が何れもシャーシベ ースで覆われてユニット化されているため、ボード5上に整列配置する場合、そ れぞれの接続ケーブル7の配線間隔等を考慮した空間部分が必要となり、広面積 のボード5となって大型化が余儀なくされるといった問題があった。また、各構 成部分をそれぞれユニット化したてケーブル7によって接続すると、各ユニット 間で相性の悪い組み合わせが生じる問題もあった。
【0008】 更に、上記送受信用屋内ユニット104では、デジタル信号処理部が別ボード となっているため部品点数も多く、コンパクト化に対する問題もあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案の衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェ ースボードは、入出力信号の双方向フィルタであるマルチプレクサ部と、上記マ ルチプレクサ部を介して入力された入力周波数を内部第1中間周波数に変換する ダウンコンバータ部と、ダウンコンバータ部の出力を復調してデジタル信号処理 部に送出するデモジュレータ部と、デジタル信号処理部からの出力信号を変調し て内部第2中間周波数に変換してマルチプレクサ部に送出するモジュレータ部と を具備してなる送受信用屋内ユニットのインタフェースボードであって、少なく とも、上記マルチプレクサ部とダウンコンバータ部とを一体に金属筐体で覆って 入出力部を構成すると共に、該入出力部と上記デモジュレータ部とデジタル信号 処理部及びモジュレータ部とを何れも同一ボード上に配置配線したことを特徴と する。
【0010】
【作用】
上記構成の衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボードでは、少な くとも、金属筐体で覆われたマルチプレクサ部とダウンコンバータ部とで構成さ れる入出力部を配置配線するボード上に、デモジュレータ部とモジュレータ部ば かりでなくデジタル信号処理部とを同時に設計して一体で回路構成できるので、 各構成部分の面積を必要最小限に抑えてた配置が可能となり、各構成部分をケー ブル等で接続するための空間等を設ける必要もなく、インタフェースボードの小 型化が実現でき、省スペースの衛星通信送受信用屋内ユニットを提供できる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0012】 図1は本考案の衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボードの一例 を示す概略斜視図である。このインタフェースボード10は、既述した通信衛星 を利用した双方向通信システムにおける送受信用屋内ユニット104内に配置さ れるものであり、例えば、一枚のインタフェースボード10を6種類の異なる領 域に区分し、入出力部11、デモジュレータ部12、モジュレータ部13、基準 信号発振器部14、デジタル信号処理部15、電源部16をそれぞれ回路構成し ている。
【0013】 上記入出力部11はインタフェースボード10の端部に配置され、マルチプレ クサ部11aとダウンコンバータ部11bとで構成されるもので、金属製シャー シフレーム11cによって周囲が囲まれ、蓋11dにて開口面が塞がれた金属筐 体で覆われて高周波ノイズの漏洩を遮断するようになっている。また、各マルチ プレクサ部11aとダウンコンバータ部11bとは仕切り11eにて区切られ、 また、マルチプレクサ部11aと対応して既述したパラボラアンテナ102に設 けられる送受信用屋外ユニット103と接続するための入出力端子11fが取り 付けられている。
【0014】 上記基準信号発振器部14はデモジュレータ部12とモジュレータ部13との 間を仕切って回路構成されており、インタフェースボード10の略中心に位置し て配置されている。このようにインタフェースボード10の略中心位置は振動に 対して最も影響の少ない位置となるので、基準となる信号を発信する基準信号発 振器部14への悪影響が緩和される。また、基準信号発振器部14を挟んで両側 にデモジュレータ部12とモジュレータ部13を配置することにより、それぞれ の相互干渉を充分に緩和できるようになる。
【0015】 そして、デモジュレータ部12とモジュレータ部13の隣合わせ、従来では別 ボードで構成されていたデジタル信号処理部15と電源部16とが回路構成され ている。尚、17は、更に他のボード等との接続用コネクタである。
【0016】 上記構成のインタフェースボード10では、入出力部11となるマルチプレク サ部11aとダウンコンバータ部11b、デモジュレータ部12、モジュレータ 部13、基準信号発振器部14、デジタル信号処理部15、電源部16をそれぞ れ一枚のボードに回路設計したものであるため、従来の送受信用屋内ユニット1 04のように、各構成部材をユニット化してそれぞれを一枚のボードに配置して ケーブル7で配線するように大型化することなく、表面積の狭小化が図れ、より コンパクトなインタフェースボード10を設計して提供できるようになる。また 、マルチプレクサ部11aとダウンコンバータ部11bとを金属筐体で覆うため 、高周波ノイズの漏洩もなく、デジタル信号処理部15と電源部16とを一枚の ボードに納めたため、従来のようにデジタル信号処理部を別途接続する手間もな く、送受信用屋内ユニットとしての大幅な省スペース化が図られたインタフェー スボード10となる。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の衛星通信送受信用屋内ユニットのイ ンタフェースボードでは、少なくとも、各構成部材の面積を必要最小限に抑えて た設計配置が可能となり、各構成部材を従来のようにケーブル等で接続するため の空間等を設ける必要もなく、ボードの小型化、省スペース化が図れるといった 効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る衛星通信送受信用屋内
ユニットのインタフェースボードの概略構成斜視図であ
る。
【図2】双方向通信システムの概略説明図である。
【図3】従来の送受信用屋内ユニットのインタフェース
ボードの概略構成分解斜視図である。
【符号の説明】
10 インタフェースボード 11 入出力部 11a マルチプレクサ部 11b ダウンコンバータ部 12 デモジュレータ部 13 モジュレータ部 14 基準信号発振器部 15 デジタル信号処理部 16 電源部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出力信号の双方向フィルタとなるマルチ
    プレクサ部と、上記マルチプレクサ部を介して入力され
    た入力周波数を内部第1中間周波数に変換するダウンコ
    ンバータ部と、ダウンコンバータ部の出力を復調してデ
    ジタル信号処理部に送出するデモジュレータ部と、デジ
    タル信号処理部からの出力信号を変調して内部第2中間
    周波数に変換してマルチプレクサ部に送出するモジュレ
    ータ部とを少なくとも具備してなる送受信用屋内ユニッ
    トのインタフェースボードであって、 上記マルチプレクサ部とダウンコンバータ部とを一体に
    金属筐体で覆って入出力部を構成すると共に、該入出力
    部と上記デモジュレータ部とデジタル信号処理部及びモ
    ジュレータ部とを何れも同一ボード上に配置配線したこ
    とを特徴とする衛星通信送受信用屋内ユニットのインタ
    フェースボード。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインタフェースボードに
    おいて、デモジュレータ部とモジュレータ部との間を離
    隔して回路構成し、両者間でインタフェースボードの略
    中心位置に基準信号発振器部を設けたことを特徴とする
    衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボー
    ド。
JP1991111770U 1991-12-20 1991-12-20 衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード Expired - Lifetime JP2580934Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991111770U JP2580934Y2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991111770U JP2580934Y2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0555642U true JPH0555642U (ja) 1993-07-23
JP2580934Y2 JP2580934Y2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=14569734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991111770U Expired - Lifetime JP2580934Y2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2580934Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2580934Y2 (ja) 1998-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3031837B2 (ja) 無線通信システムにおける無線伝送システムのアセンブリ
US5731964A (en) Electromagnetic-wave shielding device
JP3750587B2 (ja) 折り畳み式携帯電話機
US6480723B1 (en) Communications interface adapter
JPH08107369A (ja) 携帯型の無線通信可能なホスト機器で動作するためのプラグイン無線モジュール
JPS62274934A (ja) 送受信装置
JPH08242204A (ja) 赤外線通信機能付携帯型電子機器
US5059141A (en) Modem/telephone handset cord adaptor
JPH0555642U (ja) 衛星通信送受信用屋内ユニットのインタフェースボード
US5761042A (en) Radio frequency compatible multi-board cluster
US20060218594A1 (en) Dual-function transmitting system
JP3726372B2 (ja) ドアホン装置
JPS6210687A (ja) 集団教育装置
JPH0984100A (ja) 携帯電話機
JPH09270619A (ja) デュープレクサ付きアンテナ装置
JPS58106920A (ja) 無線機筐体
JPH02260499A (ja) フィルタ装置
JPH0837496A (ja) 光空間伝送システム
CN113193329A (zh) 摄像机及天线模组
JPH0410747A (ja) モデム
JP2002198109A (ja) 電気通信モジュール
JPH08116368A (ja) 携帯電話機
JPH03158061A (ja) 外部入出力端子付きモデムと外部入出力端子付きコードレスハンドセットを使用したデータ通信方法
JPH1032415A (ja) 屋内携帯電話システム
JPH06290123A (ja) 事務機器用通信システムにおける接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980602