JP2580876B2 - 筒アッセンブリ - Google Patents

筒アッセンブリ

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JP2580876B2
JP2580876B2 JP2407180A JP40718090A JP2580876B2 JP 2580876 B2 JP2580876 B2 JP 2580876B2 JP 2407180 A JP2407180 A JP 2407180A JP 40718090 A JP40718090 A JP 40718090A JP 2580876 B2 JP2580876 B2 JP 2580876B2
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semi
cylindrical
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inner cylinder
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JP2407180A
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八郎 岡田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筒アッセンブリに関し、
特に、樹脂によって成形することが好ましい、たとえ
ば、車両の燃料タンクのインレットパイプと、車体側の
インレットボックスとの間に配置するのに適する筒アッ
センブリに関する。
【0002】
【従来の技術】実質的に同形の2つの半円筒体からな
り、一方の半円筒体の円周方向の端面と他方の半円筒体
の円周方向の端面とを突き合せて円筒状にされるもので
あって、突き合せた状態で2つの半円筒体を相互に固定
すべく、各端面に係合用の突起を設けた筒形のカバーが
提案されている(実開平1−174222号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記筒形のカバーは、
燃料タンクのインレットパイプと、車両側のインレット
ボックスとの間に配置され、インレットボックスの開口
縁に取り付けられるシール部材によってシールされた状
態で使用されるが、2つの半円筒体の突き合せ面から
水、ダスト等が進入することもあり、シール性能を十分
に確保できない。
【0004】したがって、本発明の目的は、2つの半円
筒体の突き合せ面からの水、ダストその他の異物の進入
を阻止できる筒アッセンブリを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る筒アッセン
ブリは、実質的に同形の2つの半円筒体からなり、一方
の半円筒体の円周方向の端面と他方の半円筒体の円周方
向の端面とを突き合せて円筒状にされる内側筒体と、該
内側筒体の外側に嵌め込まれ、内側筒体を保持する円筒
状の外側筒体とを含む。
【0006】
【作用および効果】内側筒体の2つの半円筒体の端面を
突き合せて円筒状とし、これに外側筒体を嵌め込む。外
側筒体を内側筒体に嵌め込んで、内側筒体に固定するこ
とによって、内側筒体の2つの半円筒体が保持され、筒
アッセンブリは使用可能な状態となる。使用状態では、
筒アッセンブリを取り付ける箇所に配置するシール部材
が、外側筒体の外周面に密接する。
【0007】内側筒体が2つの半円筒体からなるため、
内側筒体を、たとえばインレットパイプのようなパイプ
に取り付けることが容易である。また、内側筒体を取り
付けた後、この内側筒体に外側筒体を嵌め込み、固定す
ることによって、内側筒体の2つの半円筒体を所定の位
置に保持するため、2つの半円筒体相互を固定するため
の突起などが不要である。
【0008】筒アッセンブリを取り付ける箇所に配置す
るシール部材は、外側筒体の外周面に密接するが、外側
筒体には突き合せ面がないため、シール部材との接触箇
所から突き合せ面に向けて水などが進入する余地がな
く、シール性能を十分に確保することができる。
【0009】内側筒体を構成する2つの半円筒体には、
シール機能をもたせる必要がないため、各半円筒体の円
周方向の端面の精度を下げることができ、それだけ製作
が容易になる。
【0010】
【実施例】筒アッセンブリ10は、図1に示すように、
内側筒体12と、外側筒体14とを含む。
【0011】内側筒体12は、樹脂によって成形した実
質的に同形の2つの半円筒体16、18からなる。した
がって、以下の説明は、一方の半円筒体16について行
う。
【0012】半円筒体16は、内周面に位置決め用の円
周方向へ伸びる溝20を有する。溝20は、内側筒体1
2を取り付けるパイプに設けられるビードに嵌まる。図
示の実施例では、半円筒体16の溝20を囲む部分は、
外方へ膨張した形状となっており、外方へ膨張した部分
が座21を構成している。座21の上面は平坦な面であ
る。
【0013】半円筒体16は、さらに、後述する外側筒
体を固定するための凹部22を座21に隣接して有し、
内周面に円周方向へ伸びる補強用の複数条のリブ23を
備える。凹部22の上方となる半円筒体16の部分24
は、図2に示すように、上方から下方へ向けて末広状に
広がるテーパ面に形成されている。
【0014】内側筒体12は、一方の半円筒体16の円
周方向の端面25と、他方の半円筒体18の円周方向の
端面26とを突き合せて円筒とされ、使用される。
【0015】外側筒体14は、樹脂によって円筒状に成
形されたもので、内側筒体12の外側に嵌め込まれ、内
側筒体12に固定される。この固定により、内側筒体1
2の2つの半円筒体16、18を保持する。
【0016】図2に示すように、外側筒体14の下方の
端部で、内側筒体12の2つの半円筒体16、18それ
ぞれの凹部22に対向する部分に、内方へ突出する係合
部30が設けられている。外側筒体14を内側筒体12
に嵌め込んだとき、係合部30がテーパ面部分24を滑
る。そして、係合部30がテーパ面部分24を滑る間
に、外側筒体14の全体が弾性変形し、係合部30がテ
ーパ面部分24を越えたとき、外側筒体14が元の形状
に復元し、係合部30は内側筒体12の凹部22に嵌ま
る。係合部30が凹部22に嵌まったとき、外側筒体1
4は内側筒体12の座21に載る。
【0017】外側筒体14の上方の端部31を内方へ向
けて突出させることが好ましい。その突出長さは、内側
筒体12のテーパ面部分24の下端のエッジが外側筒体
14の内周面に接触したとき、端部31の内周面が内側
筒体12の外周面に接触するように定める。これによ
り、外側筒体14のがたつきを防止できる。
【0018】筒アッセンブリ10は、図2に示すよう
に、燃料タンク(図示せず)に連なるインレットパイプ
40と、車体側のインレットボックス42との間に配置
される。2つの半円筒体16、18によってインレット
パイプ40を取り巻き、円周方向の端面25、26を突
き合せて2つの半円筒体16、18をインレットパイプ
40の外周面に取り付ける。2つの半円筒体16、18
は、それぞれの溝20を、インレットパイプ40に設け
られた突起ビード41に嵌めることにより、位置決めさ
れる。
【0019】2つの半円筒体16、18を手で仮に保持
し、外側筒体14を、その係合部30が内側筒体12の
凹部22に対向するように、円周方向の位置決めをして
内側筒体12に嵌め込む。外側筒体14の係合部30が
内側筒体12の凹部22に嵌まると、外側筒体14は内
側筒体12に固定され、この固定により、内側筒体12
の2つの半円筒体16、18は保持される。
【0020】シール部材44がインレットボックス42
に取り付けられ、そのシールリップ45が外側筒体14
に密接する。この状態では、外側筒体14に突き合せ面
がないため、シールリップ45との接触箇所から突き合
せ面に向けて水などが進入する余地がない。
【0021】図3に示す実施例では、外側筒体14の上
方の端部31を内側筒体12より上方に突出させると共
に、インレットパイプ40の注入口46と、内側筒体1
2の上方の端部48と、外側筒体14の上方の端部31
との間にシールリング50を配置してある。
【0022】この実施例によれば、注入口46の外周面
47と外側筒体14の内周面49とをシールしてあるた
め、水などが内側筒体12と注入口46との間に進入す
るのを防止できる。その結果、インレットパイプ40を
鉄パイプで形成する場合でも、インレットパイプ40に
錆止め塗装を施す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】筒アッセンブリの分解斜視図である。
【図2】筒アッセンブリを取り付けたインレットパイプ
と、インレットボックスとの部分断面図である。
【図3】筒アッセンブリを取り付けたインレットパイプ
と、インレットボックスとの別の実施例を示す部分断面
図である。
【符号の説明】
10 筒アッセンブリ 12 内側筒体 14 外側筒体 16,18 半円筒体 22 凹部 30 係合部 40 インレットパイプ 42 インレットボックス 44 シール部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に同形の2つの半円筒体からな
    り、一方の半円筒体の円周方向の端面と他方の半円筒体
    の円周方向の端面とを突き合せて円筒状にされる内側筒
    体と、該内側筒体の外側に嵌め込まれ、内側筒体を保持
    する円筒状の外側筒体とを含む、筒アッセンブリ。
JP2407180A 1990-12-10 1990-12-10 筒アッセンブリ Expired - Lifetime JP2580876B2 (ja)

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JPH04215524A JPH04215524A (ja) 1992-08-06
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