JPH0137271Y2 - - Google Patents

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JPH0137271Y2
JPH0137271Y2 JP8182184U JP8182184U JPH0137271Y2 JP H0137271 Y2 JPH0137271 Y2 JP H0137271Y2 JP 8182184 U JP8182184 U JP 8182184U JP 8182184 U JP8182184 U JP 8182184U JP H0137271 Y2 JPH0137271 Y2 JP H0137271Y2
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JP
Japan
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cap
wall
cylinder
flange
axis
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JP8182184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物壁体の内外貫通孔に内嵌保持さ
れる配管用スリーブの開口部に差込む筒部と、そ
の筒部の筒軸芯方向一端側に設けた、壁面に当付
けるための環状フランジとから成り、かつ、前記
筒部と前記フランジとにわたらせて第1キヤツプ
と第2キヤツプとに分割構成したウオールキヤツ
プに関する。
〔従来技術〕
上記ウオールキヤツプとしては、従来一般に、
第10図及び第11図に示すように、筒部01の
軸芯に沿うとともにその軸芯を通る平面で第1キ
ヤツプ02aと第2キヤツプ02bとに分割構成
し、第1及び第2キヤツプ02a,02bの一方
に係止部03を設け、そして、他方に前記係止部
03に嵌合する係合用突起04を連設し、フラン
ジ05の径方向への変位によつて突起04を係止
部03に嵌合して第1及び第2キヤツプ02a,
02bを一体連結していた。
ところが、連結状態で、第1キヤツプ02aと
第2キヤツプ02bとが、そのフランジ05にお
いて、筒部01の軸芯に沿つた面の端面どうしが
突き合わされるものであり、経年変化に伴つてフ
ランジ05に反り返りを生じた場合に、突き合わ
せ端面間に隙間を生じ、その隙間から水滴が洩れ
出す欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記の点に鑑み、分割構成タイプの
ウオールキヤツプでありながら、経年変化に伴
う、分割箇所でのシール性低下を回避できるよう
にするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決するために、冒頭
に記載したウオールキヤツプにおいて、筒部の筒
軸芯に直交する方向に所定長さを有するととも
に、フランジの幅方向ほぼ全長にわたらせた状態
で、第1キヤツプ側から延設の第1部材と第2キ
ヤツプ側から延設の第2部材とを筒部の筒軸芯方
向視で重複させるという手段を採用する。
〔作用〕 つまり、第1キヤツプと第2キヤツプとを、そ
の連結状態で、筒部の筒軸芯方向で突き合わせる
ようにするのである。
〔効果〕
したがつて、経年変化に伴つて、第1キヤツプ
と第2キヤツプとが反り返りなどに起因してフラ
ンジの径方向に離間する状態になつたとしても、
筒部の筒軸芯方向視で貫通する隙間を生じさせる
ことが無く、シール性低下を回避し、長期にわた
つて良好に使用できるようになつた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を例示図に基いて詳述す
る。
差込み用筒部1の筒軸芯方向一端側に、壁面に
当付ける環状フランジ2が連設され、ウオールキ
ヤツプ3が構成されている。
前記ウオールキヤツプ3は、第1図に示すよう
に、建物壁体Wの内外貫通孔4に内嵌保持される
配管用スリーブ5に対し、その両端夫々の開口部
6,6に差込まれ、前記貫通孔4の開口端を覆う
ように構成されている。
前記フランジ2の外面側に環状溝7が設けられ
るとともに、その環状溝7の小径側溝側面の底部
側に突条部8が連設され、空調用配管を挿通しな
い場合に盲栓9を嵌合係止するための係止部10
が構成されている。
即ち、盲栓9の外周立上がり壁部9aを前記環
状溝7内に嵌入するとともに、立上がり壁部9a
の内周面に連設した環状凹部11を前記突条部8
に外嵌して盲栓9をウオールキヤツプ3に取付け
るのである。
前記フランジ2の筒部1側の面に、二重に第1
及び第2環状凹部12,13が設けられ、第1図
に示すように、大径の第1環状凹部12内に、ゴ
ムなどのシール材14を嵌入させ、そのシール材
14を壁面に当て付け、水滴が室内側に浸入する
ことを防止できるように構成されている。第2環
状凹部13は、ウオールキヤツプ3を成形する材
料の使用量を軽減するために設けられるものであ
るが、前記シール材14を第2環状凹部13内に
嵌入するようにしても良い。
前記第1環状凹部12と第2環状凹部13との
間隔が比較的大にされ、補強用のリブ15に構成
されている。
前記ウオールキヤツプ3は、フランジ2の筒部
1とは反対側から見た状態で、周方向に位相角を
150度異ならせた切断線l,lにより分割された、
第1キヤツプ3aと、それより小さい第2キヤツ
プ3bとから構成されている。
前記第1キヤツプ3aの周方向両端夫々の肉厚
が、周方向で所定長さにわたつて薄く構成され、
フランジ2の外面側に、径方向外方側の浅い第1
段部16と、径方向内方側の深い第2段部17と
が形成されている。他方、第2キヤツプ3bの周
方向両端夫々において、前記第1及び第2段部1
6,17夫々に面接触する第1及び第2突片1
8,19が突設されている。
両第1突片18,18の夫々の、周方向両端で
かつ径方向外方の端部に、筒部1側に突出させて
第1突起20が連設され、そして、両第2突片1
9,19夫々の、周方向両端でかつ径方向内方の
端部に、筒部1側に突出させて第2突起21が連
設されている。
他方、前記両第1段部16,16夫々に近い、
フランジ2の外周面所定箇所に前記第1突起20
を嵌入係止する第1凹部22が設けられ、そし
て、両第2段部17,17夫々に近い、筒部1の
内周面所定箇所に前記第2突起21を嵌入係止す
る第2凹部23が設けられている。
上記構成により、第1キヤツプ3aを、その内
部に空調用配管Hを入れ込む状態でスリーブ5に
内嵌させ、しかる後に、第2キヤツプ3bを、第
1キヤツプ3aに沿わせて筒部1の筒軸芯方向に
押込んでスリーブ5に内嵌させ、前記第1突起2
0,20及び第2突起21,21夫々を、第1凹
部22,22及び第2凹部23,23夫々に嵌入
係止させ、第2キヤツプ3bを第1キヤツプ3a
に連結するのである。
第1キヤツプ3aと第2キヤツプ3bとの連結
状態で、筒部1の筒軸芯方向視において、前記第
1及び第2突片18,18,19,19夫々が前
記第1及び第2段部16,16,17,17夫々
と重複され、第1及び第2キヤツプ3a,3bが
経年変化によつて歪変形したとしても、第1及び
第2キヤツプ3a,3bの突き合わせ箇所から水
滴が洩れることを防止するように構成されてい
る。
第8図は他の実施例を示し、第1及び第2キヤ
ツプ3a,3bが互いに同一形状に構成され、フ
ランジ部分において、第1キヤツプ3aの周方向
両端夫々の筒部1側に偏つた位置から第1平板部
材24が突設され、他方、第2キヤツプ3bの周
方向両端夫々の筒部1とは反対側に偏つた位置か
ら第2平板部材25が突設され、第1及び第2キ
ヤツプ3a,3bの連結状態で、筒部1の筒軸芯
方向において、第1平板部材24と第2平板部材
25とを面接触するように構成されている。
前記第1及び第2段部16,17から成るも
の、並びに、第1平板部材24などをして第1部
材16,17,24と総称し、他方、第1及び第
2突片18,19から成るもの、並びに、第2平
板部材25などをして第2部材18,19,25
と総称する。
前述の第1及び第2キヤツプ3a,3bは、ポ
リプロピレンやポリエチレンなどの合成樹脂材料
により一体成形されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は壁体への取付状態を示す断面図、第2
図はウオールキヤツプの正面図、第3図はウオー
ルキヤツプの背面図、第4図はウオールキヤツプ
を背面側から見た分解斜視図、第5図は嵌合係止
部を示す要部の分解斜視図、第6図は第2図の
−線断面図、第7図は盲栓の取付状態を説明す
る断面図、第8図は他の実施例を示す分解斜視
図、第9図は他の実施例の要部の断面図、第10
図は従来例を示す分解正面図、第11図は従来例
の要部の断面図である。 1……筒部、2……環状フランジ、3a……第
1キヤツプ、3b……第2キヤツプ、5……スリ
ーブ、6……開口部、15,16,24……第1
部材、18,19,25……第2部材、W……建
物壁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物壁体Wの内外貫通孔4に内嵌保持される配
    管用スリーブ5の開口部6に差込む筒部1と、そ
    の筒部1の筒軸芯方向一端側に設けた、壁面に当
    付けるための環状フランジ2とから成り、かつ、
    前記筒部1と前記フランジ2とにわたらせて第1
    キヤツプ3aと第2キヤツプ3bとに分割構成し
    たウオールキヤツプであつて、前記フランジ2に
    おける、前記第1キヤツプ3aと前記第2キヤツ
    プ3bとの突き合わせ箇所において、前記筒部1
    の筒軸芯に直交する方向に所定長さを有するとと
    もに、前記フランジ2の幅方向ほぼ全長にわたら
    せた状態で、前記第1キヤツプ3a側から延設の
    第1部材16,17,24と前記第2キヤツプ3
    b側から延設の第2部材18,19,25とを前
    記筒部1の筒軸芯方向視で重複させてあるウオー
    ルキヤツプ。
JP8182184U 1984-05-31 1984-05-31 ウオ−ルキヤツプ Granted JPS60196080U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8182184U JPS60196080U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 ウオ−ルキヤツプ

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JP8182184U JPS60196080U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 ウオ−ルキヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60196080U JPS60196080U (ja) 1985-12-27
JPH0137271Y2 true JPH0137271Y2 (ja) 1989-11-10

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JP8182184U Granted JPS60196080U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 ウオ−ルキヤツプ

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JPS60196080U (ja) 1985-12-27

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