JPH0626795Y2 - 配管用継手 - Google Patents

配管用継手

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JPH0626795Y2
JPH0626795Y2 JP1987134254U JP13425487U JPH0626795Y2 JP H0626795 Y2 JPH0626795 Y2 JP H0626795Y2 JP 1987134254 U JP1987134254 U JP 1987134254U JP 13425487 U JP13425487 U JP 13425487U JP H0626795 Y2 JPH0626795 Y2 JP H0626795Y2
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JP
Japan
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pipe
joint
joint body
end side
inner diameter
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JP1987134254U
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JPS6438390U (ja
Inventor
忠男 武川
Original Assignee
マルヤス工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、円筒状の継手本体内に挿入された円筒状の管
を同本体内に固定するとともに、継手本体の内周上と管
の外周上との間に環状のシール部材を設けてなる配管用
継手に関する。
(従来技術) 従来、この種の装置は、例えば実開昭56−10576
号公報に示されるように、継手本体の内周上にそれぞれ
形成した第1及び第2の環状溝にストッパリング及びシ
ール部材としてのパッキンを埋込むとともに固定してお
き、ストッパリングを管の外周上に形成した環状溝に嵌
合させることにより管を継手本体内に固定し、かつパッ
キンを管外周上に密着させるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来の装置にあっては、ストッパリング
およびパッキンを継手本体内周上に形成した第1及び第
2の環状溝に埋込み固定する必要があり、作業効率が悪
いという問題があった。
本考案は上記問題に鑑み案出されたもので、その目的は
作業効率のよい配管用継手を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決して本考案の目的を達成するために、本
考案の構成上の特徴は、円筒状の継手本体内に挿入され
た円筒状の管を同本体内に固定するとともに前記継手本
体の内周上と前記管の外周上との間に環状のシール部材
を設けてなる配管用継手において、前記継手本体の内周
上に形成した段部を境にして同本体端部側の内径がその
奥部側の内径より大きくなるように前記継手本体を可撓
性材料で構成し、前記端部側の継手本体側壁に周方向に
沿って形成した複数の窓と前記各窓の間に端部側から切
り欠いた複数のスリットとを設けるとともに、前記端部
側の継手本体内側壁に前記各窓近傍位置から端面に向け
て徐々に肉厚が薄くなるように案内溝を形成し、かつ前
記管の外周上に形成した段部を境にして同管端部側の外
径が前記継手本体奥部側の内径に略等しくかつ同管奥部
側の外径が前記継手本体端部側の内径に略等しくなるよ
うに形成してなり、前記管奥部側の管外周上に前記案内
溝より狭い幅であって端部側から奥部側方向に向かうに
従って厚肉となるようにテーパ状に形成するとともに、
両側面を傾斜させた複数の突起部を設け、前記突起部を
前記窓に嵌合させるとともに前記シール部材を前記継手
本体内周上の段部と前記管外周上の段部との間に介装さ
せるようにしたことにある。
(考案の作用及び効果) 上記のように構成した本考案においては、シール部材を
継手本体内にその端部から押し入れた後、管の外周上に
形成した突起部が案内溝の位置にくるように管の回転位
置を合わせて管をその端部から継手本体内に挿入する
と、突起部は案内溝に誘導されながら同溝に沿って進
む。このとき、突起部は継手本体側壁を内側から外側に
押圧するので、同側壁はスリットの作用により外側に開
く。そして、管をさらに挿入して突起部が窓に達する位
置までくると、突起部が窓に嵌入されて継手本体側壁は
元の状態に戻る。この状態では、管は突起部と窓との係
合により継手本体内に固定されるとともに、シール部材
が継手本体内周上の段部と管外周上の段部との間に挟ま
れて継手本体内に保持されるとともに、継手本体端部側
の内周と管端部側の外周とを密着させる。
このように本考案によれば、シール部材を継手本体内に
押し入れた後、管を同本体内に挿入するだけで配管作業
が完了するので、配管のための作業効率が極めて向上す
る。この場合、案内溝は、管を継手本体へ挿入する際に
おける管の継手本体に対する回転位置を決めるので、管
を正しい回転位置にて容易に継手本体内へ挿入すること
ができる。また、案内溝は各窓近傍位置から端面に向け
て徐々に肉厚が薄くなるように形成されるとともに、突
起部は管の端部側から奥部側方向に向かうに従って厚肉
となるようにテーパ状に形成されているので、管の継手
本体内への挿入が容易になる。
一方、管を継手本体から外す場合には、突起部が窓に嵌
合している状態で管を回転させて突起部と窓との嵌合を
解除した後に、管を継手本体から引き抜く。この場合、
突起部の両側面は傾斜しているので、突起部と窓との嵌
合が容易に解除されて、管を継手本体から容易に外すこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明する。第1
図は本考案に係る配管用継手を分解斜視図により示して
おり、この配管用継手は継手本体10と管20とを主要
構成部材としている。
継手本体10はナイロン樹脂等の可撓性材料で構成さ
れ、第2図に示すように、両端から管20が挿入される
ように円筒状に一体形成されているが、左右対称に形成
されているので、以下右側部分についてのみ説明する。
該継手本体10は、第1図乃至第3図に示すように、内
周上に形成した段部10Aを境にして大きな内径を有す
る端部側10Bと該内径より小さな内径を有する奥部側
10Cとに分けられている。端部側10Bの側壁には、
端面から所定距離を隔てた位置に周方向に沿って複数の
方形状の貫通窓11,11・・が形成されるとともに、
各窓11,11・・の間には端面から切り欠いた複数の
スリット12,12・・が形成されている。また、端部
側10Bの内周上には、各窓11,11・・から継手本
体10の端面に向かうに従って薄肉になるとともに幅広
になるテーパ状の案内溝13,13・・が形成されてい
る。
管20は、第1図、第4図及び第5図に示すように、円
筒状に一体形成され、外周上に形成した段部20Aを境
にして継手本体10の端部側10Bの内径に略等しい外
径の奥部側20Bと継手本体10の奥部側10Cの内径
に略等しい外径の端部側20Cとに分けられている。奥
部側20Bの側壁外周上には、段部20Aから所定距離
隔てた位置に前記窓11,11・・に対応した複数の突
起部21,21・・が周方向に沿って管20と一体的に
形成されている。この突起部21は管20の外周面に垂
直な前端面21a及び後端面21bを有するとともに、
その上面21cは後方(第1図及び第4図の右方)に向
かうに従って該突起部21の肉厚が厚くなるようにテー
パ状に形成されている。また、突起部21の左右側面2
1d,21eは後方(第1図及び第4図の右方)に向か
うに従って幅広になるとともに、各外側から各内側に向
かうに従って突起部21の肉厚が厚くなるように傾斜し
ている。
また、当該配管用継手は、第2図及び第6図に示すよう
に、継手本体端部側10Bの内周上と管端部側20Cの
外周上との間に介装されるシール部材としてのオーリン
グ31及び同リング31を支持するサポートリング32
を有する。なお、このサポートリング32は管段部20
Aのオーリング31に対する支持が堅固であれば省略し
てもよい。
上記のように構成した配管用継手の組立てにあたって
は、オーリング31及びサポートリング32を継手本体
10内に収納させた後、突起部21,21・・が案内溝
13,13・・の位置に合うようにして管20を継手本
体10内に挿入する。なお、本件実施例では、突起部2
1,21・・が案内溝13,13・・の位置に合ってい
ない場合には、突起部21の前端面21aと継手本体1
0の端面との当接により管20が継手本体10の誤った
位置に挿入されないようになっている。前述のようにし
て管20が継手本体10内に挿入されると、突起部2
1,21・・は案内溝13,13・・に沿って進むと同
時に、テーパ状に形成した突起部21,21・・の上面
21c,21c・・が継手本体端部側10Bを外側に押
圧し、同端部側10Bはスリット12,12・・の作用
により外側に開く。
かかる状態で、管20を継手本体10内にさらに深く挿
入して突起部21,21・・が窓11,11・・の位置
まで達すると、突起部21,21・・が窓11,11・
・に嵌入されかつ継手本体端部側10Bが元の状態に戻
り、突起部21,21・・と窓11,11・・との係合
によって管20が第6図に示すように継手本体10内に
保持される。また、この状態では、オーリング31及び
サポートリング32は継手本体10の内周上の段部10
Aと管20の外周上の段部20Aとの間に狭まれ、継手
本体端部側10Bの内周と管端部側20Cの外周とを密
着させる。
このように本件実施例によれば、オーリング31及びサ
ポートリング32を継手本体10内に単に押し入れた
後、管20を同本体10内に挿入するだけで配管作業が
完了するので、配管のための作業効率が極めて向上す
る。
次に、上記のようにして継手本体10内に固定された管
20を同本体10から外す場合について説明する。この
場合、管20を左又は右方向に捩じると、突起部21,
21・・の各左右側面21d,21eには傾斜がつけて
あるので、突起部21,21・・はスリット12,12
・・の作用による継手本体端部側10Bの開きを伴って
窓11,11・・との嵌合が解除される。この状態で管
20を引けば、管20が継手本体10から外れる。
このように、特別な道具を用いなくても管20を継手本
体10から簡単に取外すことができるので、上記実施例
の装置は、配管換え及び誤配管の修正にとって便利にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る配管用継手の分解斜視
図、第2図は第1図の継手本体の部分破断正面図、第3
図は同継手本体の側面図、第4図は第1図の管の部分破
断正面図、第5図は同管の側面図、及び第6図は第1図
の配管用継手の組立て状態を示す部分破断正面図であ
る。 符号の説明 10……継手本体、10A……段部、10B……端部
側、10C……奥部側、11……窓、12……スリッ
ト、13……案内溝、20……管、20A……段部、2
0B……奥部側、20C……端部側、21……突起部、
31……オーリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の継手本体内に挿入された円筒状の
    管を同本体内に固定するとともに前記継手本体の内周上
    と前記管の外周上との間に環状のシール部材を設けてな
    る配管用継手において、前記継手本体の内周上に形成し
    た段部を境にして同本体端部側の内径がその奥部側の内
    径より大きくなるように前記継手本体を可撓性材料で構
    成し、前記端部側の継手本体側壁に周方向に沿って形成
    した複数の窓と前記各窓の間に端部側から切り欠いた複
    数のスリットとを設けるとともに、前記端部側の継手本
    体内側壁に前記各窓近傍位置から端面に向けて徐々に肉
    厚が薄くなるように案内溝を形成し、かつ前記管の外周
    上に形成した段部を境にして同管端部側の外径が前記継
    手本体奥部側の内径に略等しくかつ同管奥部側の外径が
    前記継手本体端部側の内径に略等しくなるように形成し
    てなり、前記管奥部側の管外周上に前記案内溝より狭い
    幅であって端部側から奥部側方向に向かうに従って厚肉
    となるようにテーパ状に形成するとともに、両側面を傾
    斜させた複数の突起部を設け、前記突起部を前記窓に嵌
    合させるとともに前記シール部材を前記継手本体内周上
    の段部と前記管外周上の段部との間に介装させるように
    したことを特徴とする配管用継手。
JP1987134254U 1987-09-02 1987-09-02 配管用継手 Expired - Lifetime JPH0626795Y2 (ja)

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JPS6438390U JPS6438390U (ja) 1989-03-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180876A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Nifco Inc 管構造体及びこれを用いたバッテリ温調システム
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JPS4928263U (ja) * 1972-06-13 1974-03-11

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