JP2580686B2 - リング精紡機等における糸切れ検出方法 - Google Patents

リング精紡機等における糸切れ検出方法

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JP2580686B2 JP63055701A JP5570188A JP2580686B2 JP 2580686 B2 JP2580686 B2 JP 2580686B2 JP 63055701 A JP63055701 A JP 63055701A JP 5570188 A JP5570188 A JP 5570188A JP 2580686 B2 JP2580686 B2 JP 2580686B2
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芳年 小野
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
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    • D01H1/24Driving or stopping arrangements for twisting or spinning arrangements, e.g. spindles
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は各スピンドルをそれぞれ別個のモータで駆動
するリング精紡機、リング撚糸機(以下リング精紡機等
という)における糸切れ検出方法に関するものである。
(従来の技術) 紡出中に糸切れが生じた場合、その糸切れを速やかに
修復するために糸切れを確実にかつ早期に検出すること
が望ましい。従来この種の糸切れ検出装置として例えば
特公昭61−19543号公報に開示された装置のように、各
錘のラペットの取付け部にスネルワイヤと紡出糸との摺
動抵抗による固有振動を検知する装置を取付け、固有振
動の有無により糸切れを検出する装置が提案されてい
る。
一方、近年精紡機機台の多数錘化あるいはスピンドル
回転数の高速化を図るため、精紡機機台の全錘を1台の
モータで駆動するかわりに各錘毎に駆動用モータを設け
ることが提案されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このように各スネルワイヤに対応して固有
振動の有無を検知する装置を取付けるのは手間がかかる
という問題がある。又、各錘毎に駆動用モータを設けた
場合には各モータが正常に駆動しているか否かを検知す
る手段を設けることが望ましい。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的はスピンドル駆動用のモータに流れる電流
値を検出することにより糸切れを検出する方法を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため本発明においては、各スピ
ンドルをそれぞれ別個のモータで駆動するリング精紡機
等において、各錘のモータの使用電流値を検出し、リン
グレールの1回毎の昇降にともなう電流変化を取り出
し、該電流変化が零となったとき糸切れと判断するよう
にした。
又、各錘のモータの使用電流を計測し、その計測値を
あらかじめ巻取り開始時からの経過時間にともなう巻取
り量の増加に対応して設定した値と比較し、設定値との
差が所定量以上となったとき糸切れと判断するようにし
た。
(作用) スピンドルを駆動するモータの使用電流値は正常状態
で巻取りが行われる場合にも、ボビンに対する糸の巻取
り量の増加と共にモータに対する負荷が漸増するため、
それに伴い増加する。又、モータに対する負荷は管糸の
重量の増加の他に紡出糸の巻取り張力の増減に対応して
増減し、巻径が小さいほど巻取り張力が大きくなり負荷
も大きくなる。従って、フィリングビルディングにより
糸を巻取る場合、巻径はリングレールの1回毎の昇降に
伴い変化するためモータの使用電流もそれに対応して変
化する。一方、ワープビルディングにより糸を巻取る場
合には、巻径はリングレールの1回毎の昇降時にはほと
んど変化しないが、リングレールの昇降距離が長いため
リングレールの位置によりバルーン形状が異なり、バル
ーンが大きくなる下降端の巻取り張力が上昇端における
巻取り張力より大きくなり、モータの使用電流もそれに
対応して変化する。糸切れが発生した場合には巻取り張
力の変化は生じないため、巻取り張力の変化に対応する
電流変化を監視して該電流変化が零となる時を検出する
ことにより、糸切れの検出が可能となる。
又、正常に巻取りが行われた場合には、モータの使用
電流値は巻取り開始からの経過時間すなわちほぼ巻取り
量の増加にともない所定の変化をする。従って、各錘の
モータの使用電流値を計測しその値をあらかじめ設定さ
れた値と比較すると、糸切れ時にはその差が大きくなる
ため糸切れの検知が可能となる。
(実施例1) 以下第1請求項に記載の発明をフィリングビルディン
グにより糸を巻取る場合に具体化した実施例について第
1〜3図に従って説明する。スピンドル駆動用モータ1
には3相の誘導モータが使用され、その接続導線2の1
本に変流器3が設けられている。変流器3には整流器4
が接続されると共に、整流器4の出力電圧がコンデンサ
5で平滑化された後比較器6に入力されるようになって
いる。比較器6の一方の端子6aへの入力線の途中にはダ
イオード7が接続されるとともにダイオード7と比較器
6との間にはダイオード8,9、可変抵抗器10,11、コンデ
ンサ12及び抵抗13,18からなる充放電回路が設けられて
いる。又、比較器6の出力端子にはダイオード14を介し
てトランジスタ15のベースが接続されている。又、トラ
ンジスタ15のコレクタ側にリレー16が接続され、その常
閉接点16bがランプ17の点灯用回路のスイッチとして接
続されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。
フィリングビルディングによるボビンBへの糸の巻取り
時には第2図に示すように、糸の巻径はリングレールの
1回毎の昇降動に伴い変化する。巻径の変化に伴い糸の
巻取り張力が変化し、巻径が小さいほど糸の巻取り張力
は大きくなる。又、モータ1の負荷は巻取り張力の変動
に対応して変化し、巻取り張力が大きいほど負荷も大き
くなる。従って正常紡出状態においてはモータに加わる
負荷は、糸の巻取り量の増大に伴う増加分及び巻径の変
化に伴う増減分との和となる。そして、モータに加わる
負荷の増減に対応してモータ1に供給される電流の値が
増減する。従って、モータ1に流れる電流は第3図
(a)に示すように、糸の巻取り量の増大に伴う基準の
増加量に沿って増加するとともに、リングレールの上昇
時には次第に増加しリングレールの下降時に減少すると
いう三角波として表される。
さて、モータ1に流れる電流は変流器3で検出され、
整流器4で整流されて電流の大きさに比例した電圧とし
て出力される。整流器4から出力された電圧信号はコン
デンサ5で平滑される。平滑された電圧信号は比較器6
の一方の入力端子6aにはダイオード7及び抵抗18を介し
て入力され、他方の入力端子6bには直接入力される。A
点の電圧はモータ1に流れる電流の変化に対応して第3
図(b)に示すように鋸刃状に変化する。一方、B点の
電圧はA点の電圧上昇に伴い上昇し、この時ダイオード
9、可変抵抗器11を介してコンデンサ12が充電される。
又、A点の電圧が低下すると相対的にB点の電圧が高く
なりA点からダイオード7を通しての電流の流れ込みが
なくなり、抵抗13を通じてコンデンサ12が放電される。
正常紡出運転においてはこの動作が繰返される。
糸切れが発生すると糸張力の変化による電流変化がな
くなり、A点の電圧はほとんど変化がなくなる。一方、
A点の電圧変化がなくなった場合ダイオード9及び可変
抵抗器10を介してコンデンサ12が充電され、B点の電圧
が次第に上昇して第3図(b)に示すようにA点及びB
点の差が次第に小さくなるとともに零となり、比較器6
の出力も零となる。比較器6からの出力電圧すなわちト
ランジスタ15の入力電圧が0.7Vより小さくなるとそれま
でオン状態であったトランジスタ15がオフとなりリレー
16が消磁され、その常閉接点16bが閉じてランプ17が点
灯して糸切れを表示する。
なお、ワープビルディングでは前記フィリングビルデ
ィングの場合と異なり、第4図に示すようにリングレー
ルの1回毎の上昇時あるいは下降時には糸の巻径の変化
は生じない。しかし、リングレールの昇降距離が長いた
めリングレールの位置によりバルーン形状の変化が小さ
く、バルーンが大きくなる下降端の巻取り張力が上昇端
における巻取り張力より大きくなり、モータの使用電流
もそれに対応して変化する。従って、ワープビルディン
グにおいてもモータにおける使用電流値は第3図(a)
と同様な変化となり、前記と同様にして糸切れの検出が
可能となる。
(実施例2) 次に第2請求項に記載の発明を具体化した実施例を第
5図に従って説明する。この実施例では第5図に示すよ
うに各錘のモータ1の接続導線2に変流器3を設け、変
流器3で検出された電流値の変化を整流器4で電圧に変
換して比較器19の一方の端子に入力し、他方の端子には
第3図(a)に示す電流変化に対応する電圧変化をする
信号発生器20からの出力を入力して両者を比較し、両者
の差が所定の設定値以上となった場合にトランジスタ21
がオン状態となる駆動回路22を設けている。従って、正
常に紡出が行われている場合には比較器19に入力される
電圧がほぼ等しいので、比較器19からは駆動回路22のト
ランジスタ21をオン状態とさせるに充分な電圧は出力さ
れずランプ17は消えた状態に保持される。糸切れが生じ
ると巻取り張力が零となり、巻取り張力に対応する分モ
ータ1に加わる負荷が減少する。これにより当該モータ
1に流れる電流が小さくなって変流器3による検出値も
小さくなり、比較器19への入力電圧の差が設定値より大
きくなる。そして、比較器19からはトランジスタ21をオ
ン状態にするに充分な電圧が出力され、トランジスタ21
がオン状態となる。トランジスタ21がオン状態となると
リレー23が励磁されてその常開接点23aが閉じ、ランプ1
7が点灯して糸切れ表示がなされる。
従って、信号発生器20からの出力を巻取り条件に対応
したものに設定することにより、フィリングビルディン
グ、ワープビルディングのいずれの場合にも適用でき
る。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば各錘のスピンド
ルを駆動するモータの使用電流の変化を検出することに
より糸切れの有無を検知することができ、使用電流値の
変化を抽出するのでモータの故障も同時に検出すること
が可能になり、しかも、従来の振動の有無を検知する検
知装置に比較して検出装置を簡単な構成とすることがで
きると共にその取付け作業も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明を具体化した第1実施例を示すもの
であって、第1図は回路図、第2図はフィリングビルデ
ィングの糸の巻方を示す図、第3図(a)は巻取り開始
時からの電流変化を示す線図、第3図(b)は巻径の変
化に伴う電圧変化及びトランジスタの出力変化を示す線
図、第4図はワープビルディングの糸の巻方を示す図、
第5図は第2実施例の回路図である。 モータ……1、変流器……3、比較器……6,19、トラン
ジスタ……15,21、リレー……16,23、ランプ……17、信
号発生器……20。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各スピンドルをそれぞれ別個のモータで駆
    動するリング精紡機等において、各錘のモータの使用電
    流値を検出し、リングレールの1回ごとの昇降にともな
    う電流変化を取り出し、該電流変化が零となったとき糸
    切れと判断するリング精紡機等における糸切れ検出方
    法。
  2. 【請求項2】各スピンドルをそれぞれ別個のモータで駆
    動するリング精紡機等において、各錘のモータの使用電
    流を計測し、その計測値をあらかじめ巻取り開始時から
    の経過時間にともなう巻取り量の増加に対応して設定し
    た値と比較し、設定値との差が所定値以上となったとき
    糸切れと判断するリング精紡機等における糸切れ検出方
    法。
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