JPH0913235A - 精紡機、特にリング精紡機のための駆動システム - Google Patents
精紡機、特にリング精紡機のための駆動システムInfo
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- JPH0913235A JPH0913235A JP8162013A JP16201396A JPH0913235A JP H0913235 A JPH0913235 A JP H0913235A JP 8162013 A JP8162013 A JP 8162013A JP 16201396 A JP16201396 A JP 16201396A JP H0913235 A JPH0913235 A JP H0913235A
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/14—Details
- D01H1/20—Driving or stopping arrangements
- D01H1/22—Driving or stopping arrangements for rollers of drafting machines; Roller speed control
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リング精紡機のための駆動システムを提供す
ること 【手段】 整流器9とインバータ3との間の直流回路内
に測定ユニット17が設けられており、この測定ユニッ
トがインバータの入力を直流中間回路内の電圧および/
または電流を測定することにより決定するように構成さ
れている、測定ユニットと結合されている評価ユニット
19が設けられており、平均出力および/または出力の
時間的な経過の上昇が許容しがたい高い値だけ所定の値
からずれた際、上記の評価ユニットが一定の入力に依存
して当該モター1の許容しがたい駆動状態を検出するよ
うに構成されている
ること 【手段】 整流器9とインバータ3との間の直流回路内
に測定ユニット17が設けられており、この測定ユニッ
トがインバータの入力を直流中間回路内の電圧および/
または電流を測定することにより決定するように構成さ
れている、測定ユニットと結合されている評価ユニット
19が設けられており、平均出力および/または出力の
時間的な経過の上昇が許容しがたい高い値だけ所定の値
からずれた際、上記の評価ユニットが一定の入力に依存
して当該モター1の許容しがたい駆動状態を検出するよ
うに構成されている
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流給電ネットワ
ークに接続されている少なくとも一つの整流器を備えて
おり、この整流器がその直流出力でもって少なくとも一
つのインバータと接続されており、このインバータの交
流出力に駆動モータが接続されている様式の、精紡機、
特にリング精紡機のための駆動システムに関する。
ークに接続されている少なくとも一つの整流器を備えて
おり、この整流器がその直流出力でもって少なくとも一
つのインバータと接続されており、このインバータの交
流出力に駆動モータが接続されている様式の、精紡機、
特にリング精紡機のための駆動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】精紡機の給糸と巻取りのための、即ち一
般に糸を送るために働く駆動システムにあっては、おお
むね作動状態に対する監視の必要性が生じてくる。この
監視により、許容しがたい作動状態により誤った糸の処
理もしくは機械の損傷が生じることが回避されなければ
ならない。特に、精紡機にあっては糸切れの認知が保証
され、相応する不正信号が発生されるのでなければなら
ない。このことは糸切れ後の当該作業位置の停止、自動
的な糸継ぎ工程の開始のために役立つか、或いは作業員
の注意を喚起するための信号の発生のみに役立つ。
般に糸を送るために働く駆動システムにあっては、おお
むね作動状態に対する監視の必要性が生じてくる。この
監視により、許容しがたい作動状態により誤った糸の処
理もしくは機械の損傷が生じることが回避されなければ
ならない。特に、精紡機にあっては糸切れの認知が保証
され、相応する不正信号が発生されるのでなければなら
ない。このことは糸切れ後の当該作業位置の停止、自動
的な糸継ぎ工程の開始のために役立つか、或いは作業員
の注意を喚起するための信号の発生のみに役立つ。
【0003】糸の走行を直接検出する多数の糸切れ検知
器の知られている傍ら、ドイツ連邦共和国特許第25
19 221号公報から、精紡機或いは撚糸機における
糸切れの感知を行うための方法と装置が知られている
が、この方法と装置にあっては、単個スピンドル駆動機
構のモータの各々に通じている給電線内に抵抗が接続さ
れており、この抵抗において電圧が降下した際この降下
が適当な検出装置によって検出される。糸切れが発生し
た際当該単個スピンドル駆動機構のモータによって収受
(ピックアップ)される出力は急激に低減されるので、
給電導線内における抵抗における電圧降下も相応して変
わる。
器の知られている傍ら、ドイツ連邦共和国特許第25
19 221号公報から、精紡機或いは撚糸機における
糸切れの感知を行うための方法と装置が知られている
が、この方法と装置にあっては、単個スピンドル駆動機
構のモータの各々に通じている給電線内に抵抗が接続さ
れており、この抵抗において電圧が降下した際この降下
が適当な検出装置によって検出される。糸切れが発生し
た際当該単個スピンドル駆動機構のモータによって収受
(ピックアップ)される出力は急激に低減されるので、
給電導線内における抵抗における電圧降下も相応して変
わる。
【0004】この方法と装置の欠点なところは、単個ス
ピンドル駆動機構の全部の駆動モータが唯一の回転数制
御機構によりエネルギーが供給されているので、例えば
個々のモータの、例えば糸切れ後の制御による個別の停
止或いは力動が不可能であることである。更に、単個ス
ピンドル駆動機構の駆動モータとして極めて一般的に交
流モータ、特に非同期モータが使用され、これにより給
電導線内における抵抗における駆動出力もしくは電圧降
下の測定が、誘導的なモータ負荷のために極めて困難で
あり、行うことができたとしても著しい経費を要する。
その際、特に切換えピーク(Schaltspitze)と調和(Obers
chwingen) は障害を引起こす作用をする。ドイツ連邦共
和国特許第25 19 221号公報から公知の方法に
あっては、有効電力の直接的な検出は行われず、抵抗に
おける電圧降下の測定のみが行なわれ、これによりエネ
ルギー供給部の電圧と電流間の相推移が変わった際に変
わる有効電力は認められない。
ピンドル駆動機構の全部の駆動モータが唯一の回転数制
御機構によりエネルギーが供給されているので、例えば
個々のモータの、例えば糸切れ後の制御による個別の停
止或いは力動が不可能であることである。更に、単個ス
ピンドル駆動機構の駆動モータとして極めて一般的に交
流モータ、特に非同期モータが使用され、これにより給
電導線内における抵抗における駆動出力もしくは電圧降
下の測定が、誘導的なモータ負荷のために極めて困難で
あり、行うことができたとしても著しい経費を要する。
その際、特に切換えピーク(Schaltspitze)と調和(Obers
chwingen) は障害を引起こす作用をする。ドイツ連邦共
和国特許第25 19 221号公報から公知の方法に
あっては、有効電力の直接的な検出は行われず、抵抗に
おける電圧降下の測定のみが行なわれ、これによりエネ
ルギー供給部の電圧と電流間の相推移が変わった際に変
わる有効電力は認められない。
【0005】この根本的な欠点は英国特許第2,21
8,117号公報から知られている精紡機にあっても生
じる欠点である。第一の問題点は、ドイツ連邦共和国特
許公開第42 24 755号公報に記載の多数の同じ
様式の、個別に駆動かつ制御される多数の単個構造群を
備えた、機械、特に繊維機械のためのの制御機構にあっ
ては、交流駆動モータを備えた単個構造群の各々が一つ
の別個のインバータを備えており、このインバータが直
流給電ネットワークを介して中央の整流器に結合されて
いることによって解決される。補助的に各々の単個構造
群には制御ユニットが所属しており、この制御ユニット
は、当該精紡位置において糸切れが検出された際に、該
当駆動機構の停止もしくは力行を行う。駆動機構の新た
な力行の後、その回転数は再び中央の制御ユニットによ
って決定される。しかし、ドイツ連邦共和国特許公開第
42 24755号公報に記載のリング精紡機において
欠点なのは、精紡位置の各々の糸切れ検知装置として糸
の走行を直接把握するセンサが所属していることであ
る。
8,117号公報から知られている精紡機にあっても生
じる欠点である。第一の問題点は、ドイツ連邦共和国特
許公開第42 24 755号公報に記載の多数の同じ
様式の、個別に駆動かつ制御される多数の単個構造群を
備えた、機械、特に繊維機械のためのの制御機構にあっ
ては、交流駆動モータを備えた単個構造群の各々が一つ
の別個のインバータを備えており、このインバータが直
流給電ネットワークを介して中央の整流器に結合されて
いることによって解決される。補助的に各々の単個構造
群には制御ユニットが所属しており、この制御ユニット
は、当該精紡位置において糸切れが検出された際に、該
当駆動機構の停止もしくは力行を行う。駆動機構の新た
な力行の後、その回転数は再び中央の制御ユニットによ
って決定される。しかし、ドイツ連邦共和国特許公開第
42 24755号公報に記載のリング精紡機において
欠点なのは、精紡位置の各々の糸切れ検知装置として糸
の走行を直接把握するセンサが所属していることであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような公知技術状
態を基礎として、本発明の根底をなす課題は、僅かな構
造上の経費でもって、機械の許容しがたい作動状態の確
実なかつ容易な認知が、エネルギー供給のパラメータ、
即ち電圧および/または電流を測定することにより可能
な、精紡機、特にリング精紡機のための駆動システムを
提供することである。
態を基礎として、本発明の根底をなす課題は、僅かな構
造上の経費でもって、機械の許容しがたい作動状態の確
実なかつ容易な認知が、エネルギー供給のパラメータ、
即ち電圧および/または電流を測定することにより可能
な、精紡機、特にリング精紡機のための駆動システムを
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、少なくとも一つの整流器と少なくとも一つのインバ
ータとの間の直流回路内に測定ユニットが設けられてお
り、この測定ユニットが少なくとも一つのインバータの
入力を直流中間回路内の電圧および/または電流により
決定するように構成されていること、測定ユニットと結
合されている評価ユニットが設けられており、平均出力
および/または出力の時間的な経過の上昇が許容しがた
いほど高い値だけ所定の値からずれた際、上記の評価ユ
ニットが一定の入力に依存して該当モターの許容しがた
い駆動状態を検出するように構成されていることによっ
て解決される。
り、少なくとも一つの整流器と少なくとも一つのインバ
ータとの間の直流回路内に測定ユニットが設けられてお
り、この測定ユニットが少なくとも一つのインバータの
入力を直流中間回路内の電圧および/または電流により
決定するように構成されていること、測定ユニットと結
合されている評価ユニットが設けられており、平均出力
および/または出力の時間的な経過の上昇が許容しがた
いほど高い値だけ所定の値からずれた際、上記の評価ユ
ニットが一定の入力に依存して該当モターの許容しがた
い駆動状態を検出するように構成されていることによっ
て解決される。
【0008】本発明は、周波数変換器もしくは整流器と
インバータとの組合せにより制御されるモータを備えて
いる駆動機構にあって、モータとインバータ間の電流お
よび/または電圧を測定する代わりに、インバータと整
流器間の直流回路内の当該パラメータの測定を行った
際、公知の駆動システムに比してモータの許容しがたい
作動状態の認知が極めて容易に達せられると言う認識に
基礎をおいている。誘導的なモータの測定されるべきパ
ラメータ、特に切換えピーク、調波或いは位相ずれとし
ての測定されるべきパラメータに対する作用は、上記の
ような構成により完全に看過し得るようになり、如何な
る場合にあっても著しく低減することが可能となる。
インバータとの組合せにより制御されるモータを備えて
いる駆動機構にあって、モータとインバータ間の電流お
よび/または電圧を測定する代わりに、インバータと整
流器間の直流回路内の当該パラメータの測定を行った
際、公知の駆動システムに比してモータの許容しがたい
作動状態の認知が極めて容易に達せられると言う認識に
基礎をおいている。誘導的なモータの測定されるべきパ
ラメータ、特に切換えピーク、調波或いは位相ずれとし
ての測定されるべきパラメータに対する作用は、上記の
ような構成により完全に看過し得るようになり、如何な
る場合にあっても著しく低減することが可能となる。
【0009】一つ或いは多数のパラメータが評価ユニッ
トに与えられ、上記の評価ユニットはこれらから当該イ
ンバータにより収受される出力(vom Wechselrichter au
fgenommene Leistung ) を決定し、検出された出力およ
び/または出力の時間的な経過の上昇が所定の値から許
容し難い値だけずれた際、所属するモータの許容しがた
い作動状態を検出する。
トに与えられ、上記の評価ユニットはこれらから当該イ
ンバータにより収受される出力(vom Wechselrichter au
fgenommene Leistung ) を決定し、検出された出力およ
び/または出力の時間的な経過の上昇が所定の値から許
容し難い値だけずれた際、所属するモータの許容しがた
い作動状態を検出する。
【0010】パラメータの一つのみが、即ち電流或いは
電圧のみが測定され、それぞれ他のパラメータがほぼ一
定であると仮定した場合、もちろん測定ユニットによる
一定の値との掛け算による出力の算出を必要としない。
この場合、当該パラメータの測定された値は正規化され
た出力として把握することができる。従って、このよう
な場合出力と言う概念は、以下の記載においてこのよう
な正規化された一定した出力と同等な意味を有する概念
として取り扱う。
電圧のみが測定され、それぞれ他のパラメータがほぼ一
定であると仮定した場合、もちろん測定ユニットによる
一定の値との掛け算による出力の算出を必要としない。
この場合、当該パラメータの測定された値は正規化され
た出力として把握することができる。従って、このよう
な場合出力と言う概念は、以下の記載においてこのよう
な正規化された一定した出力と同等な意味を有する概念
として取り扱う。
【0011】糸を送るための駆動機構は根本的に、無負
荷の状態で(糸が存在していない状態で)の作業に比し
て増大した駆動出力をもって糸に引張り力を生じる、例
えばドラフト機構の給糸ローラの駆動機構或いは単個ス
ピンドル駆動機構のような駆動機構と、および無負荷の
状態の作業に比して低減された出力で制動作用を及ぼす
ように糸送りに対して作用する駆動機構、例えば延伸巻
取り機の給糸ゴデットローラとは区別される。第一の駆
動機構は以下の説明において引張り力駆動機構と称し、
後者の駆動機構を制動駆動機構と称する。
荷の状態で(糸が存在していない状態で)の作業に比し
て増大した駆動出力をもって糸に引張り力を生じる、例
えばドラフト機構の給糸ローラの駆動機構或いは単個ス
ピンドル駆動機構のような駆動機構と、および無負荷の
状態の作業に比して低減された出力で制動作用を及ぼす
ように糸送りに対して作用する駆動機構、例えば延伸巻
取り機の給糸ゴデットローラとは区別される。第一の駆
動機構は以下の説明において引張り力駆動機構と称し、
後者の駆動機構を制動駆動機構と称する。
【0012】引張り力駆動機構のモータの許容しがたい
作動状態は例えば、駆動機構出力もしくは所属するイン
バータにより収受される出力が所定の値を上回るか或い
は下回った際に、生じる仮定される。第一の場合は、例
えばモータ軸受の過負荷であり、第二の場合は糸切れで
ある。同様に、制動駆動機構のモータの場合は、許容し
がたい作動状態は、この糸切れ或いはモータ軸受の過負
荷が生じた場合に許容しがたい作動状態にあって所定の
値を超過した際に生じる仮定される。この場合も同様
に、制動駆動機構のモータは全く発電機様の作動状態で
回動する。この場合も、所属するインバータから与えら
れた一定した負の出力が糸切れが発生した際もしくはモ
ータ軸受の過負荷が生じた際増大する。即ち負の出力値
は負となることは僅かであり、正ですらある。
作動状態は例えば、駆動機構出力もしくは所属するイン
バータにより収受される出力が所定の値を上回るか或い
は下回った際に、生じる仮定される。第一の場合は、例
えばモータ軸受の過負荷であり、第二の場合は糸切れで
ある。同様に、制動駆動機構のモータの場合は、許容し
がたい作動状態は、この糸切れ或いはモータ軸受の過負
荷が生じた場合に許容しがたい作動状態にあって所定の
値を超過した際に生じる仮定される。この場合も同様
に、制動駆動機構のモータは全く発電機様の作動状態で
回動する。この場合も、所属するインバータから与えら
れた一定した負の出力が糸切れが発生した際もしくはモ
ータ軸受の過負荷が生じた際増大する。即ち負の出力値
は負となることは僅かであり、正ですらある。
【0013】或る駆動モータに所属しているインバータ
により収受されるもしくは放出される(直流−)出力の
時間的な経過が監視された際、この出力の時間的な経過
の上昇が許容しがたいほど高い値だけ所定の値からずれ
た場合に、許容しがたい作動状態の検出が可能となる。
引張り力駆動機構モータの場合、例えば糸切れが生じた
際高い負の上昇、即ち出力ピックァップの低減が短時間
に生じる。何故なら、該当するインバータの出力ピック
ァップが飛躍的に低減するからである。
により収受されるもしくは放出される(直流−)出力の
時間的な経過が監視された際、この出力の時間的な経過
の上昇が許容しがたいほど高い値だけ所定の値からずれ
た場合に、許容しがたい作動状態の検出が可能となる。
引張り力駆動機構モータの場合、例えば糸切れが生じた
際高い負の上昇、即ち出力ピックァップの低減が短時間
に生じる。何故なら、該当するインバータの出力ピック
ァップが飛躍的に低減するからである。
【0014】同様に、制動駆動機構モータの場合、糸切
れが生じた際相応して高い正の上昇、即ち出力ピックァ
ップの上昇が生じる。しかし、糸をチューブに巻上げる
ために働く引張り力駆動機構の場合、ボビン重量もしく
はその時のコップ装填状態、従って所属するモータによ
り達せられる駆動出力が玉揚げ工程中に増大することに
注意しなければならない。従って、所定の値にはその時
のコップ重量もしくはその時のコップ装填状態が考慮さ
れなければはらないか、或いは空チューブの駆動に関し
て達せられるべき駆動出力が明白に下回った時始めて、
許容しがたい差が検出されるように、この所定の値を予
め選択しておかなければならない。
れが生じた際相応して高い正の上昇、即ち出力ピックァ
ップの上昇が生じる。しかし、糸をチューブに巻上げる
ために働く引張り力駆動機構の場合、ボビン重量もしく
はその時のコップ装填状態、従って所属するモータによ
り達せられる駆動出力が玉揚げ工程中に増大することに
注意しなければならない。従って、所定の値にはその時
のコップ重量もしくはその時のコップ装填状態が考慮さ
れなければはらないか、或いは空チューブの駆動に関し
て達せられるべき駆動出力が明白に下回った時始めて、
許容しがたい差が検出されるように、この所定の値を予
め選択しておかなければならない。
【0015】もちろん同様なことは、糸の巻戻しが行な
われるボビンを駆動する制動駆動機構にも言えることで
ある。この場合、時間の進捗と共にボビン装填状態が、
従ってモータの出力が減少する(もしくは更に負とな
る)。従って、所定の値はこの場合その時点でのコップ
重量もしくはその時のコップ装填状態が考慮されなけれ
ばはらないか、或いは満ボビンの駆動に関して達せられ
るべき駆動出力が明白に下回った時始めて、許容しがた
い差が検出されるように、この所定の値を予め選択して
おかなければならない。
われるボビンを駆動する制動駆動機構にも言えることで
ある。この場合、時間の進捗と共にボビン装填状態が、
従ってモータの出力が減少する(もしくは更に負とな
る)。従って、所定の値はこの場合その時点でのコップ
重量もしくはその時のコップ装填状態が考慮されなけれ
ばはらないか、或いは満ボビンの駆動に関して達せられ
るべき駆動出力が明白に下回った時始めて、許容しがた
い差が検出されるように、この所定の値を予め選択して
おかなければならない。
【0016】許容しがたい作動状態を認知するために出
力の時間的な経過に従った上昇を評価しようとする際、
所定の上昇値は場合によっては値に応じて、増大する或
いは減少するボビン重量に基づいて生じる“正規の”上
昇よりも大きく選択しなければ成らない。もちろんこの
ことは、ただ糸を送るのみの駆動にあっては、必要では
ない。
力の時間的な経過に従った上昇を評価しようとする際、
所定の上昇値は場合によっては値に応じて、増大する或
いは減少するボビン重量に基づいて生じる“正規の”上
昇よりも大きく選択しなければ成らない。もちろんこの
ことは、ただ糸を送るのみの駆動にあっては、必要では
ない。
【0017】もちろん、インバータにより収受される出
力を評価する際、この出力の、一定のパラメータにより
依存している効率も考慮される。しかし、このことは一
般に、特に同じ様式の多数の駆動モータとインバータを
備えている精紡機にあっては必要ではない。本発明によ
る優れた発明の実施の形態にあっては、少なくとも一つ
の整流器が使用され、各々の駆動機構のためのこの整流
器の直流給電ネットワークに別個のインバータが接続さ
れている。これにより、駆動モータ当たりのそれぞれ一
つの別個の周波数変換器を使用することに比して、回路
に要する経費が節約される。しかし、根本的にはこの発
明の実施の形態は可能ではあるが、この場合同様に一つ
の整流器と一つのインバータとから成る周波数変換器の
各々の直流中間回路内で相応する一つ或いは多数のパラ
メータが測定される。
力を評価する際、この出力の、一定のパラメータにより
依存している効率も考慮される。しかし、このことは一
般に、特に同じ様式の多数の駆動モータとインバータを
備えている精紡機にあっては必要ではない。本発明によ
る優れた発明の実施の形態にあっては、少なくとも一つ
の整流器が使用され、各々の駆動機構のためのこの整流
器の直流給電ネットワークに別個のインバータが接続さ
れている。これにより、駆動モータ当たりのそれぞれ一
つの別個の周波数変換器を使用することに比して、回路
に要する経費が節約される。しかし、根本的にはこの発
明の実施の形態は可能ではあるが、この場合同様に一つ
の整流器と一つのインバータとから成る周波数変換器の
各々の直流中間回路内で相応する一つ或いは多数のパラ
メータが測定される。
【0018】電流および/または電圧を検出するための
測定ユニットは、多数のインバータが設けられている場
合、多数の或いはすべてのインバータに所属しており、
この際これにより収受される出力は時分割多重方式で行
なわれる。これにより回路に要する経費が更に節約され
る。インバータにより収受される出力の評価のために所
定を使用する代わりに、許容し得る様式で変化する駆動
出力の場合(例えばリング精紡機にあって玉揚げ工程の
経過中にコップの重量が増大した場合、もしくはコップ
の装填が増大した場合)、所定の値のための時間依存性
も考慮される。この目的のため、例えば評価ユニットは
適当な特性線或いは機能的な依存性を内容とすることが
可能である。
測定ユニットは、多数のインバータが設けられている場
合、多数の或いはすべてのインバータに所属しており、
この際これにより収受される出力は時分割多重方式で行
なわれる。これにより回路に要する経費が更に節約され
る。インバータにより収受される出力の評価のために所
定を使用する代わりに、許容し得る様式で変化する駆動
出力の場合(例えばリング精紡機にあって玉揚げ工程の
経過中にコップの重量が増大した場合、もしくはコップ
の装填が増大した場合)、所定の値のための時間依存性
も考慮される。この目的のため、例えば評価ユニットは
適当な特性線或いは機能的な依存性を内容とすることが
可能である。
【0019】多数の駆動モータを備えた本発明による駆
動システムの優れた発明の実施の形態にあっては、所定
の値は全インバータにより収受される出力の算術的な手
段によって置換えられる。本発明の他の発明の実施の形
態は特許請求の範囲の請求項2から8に記載した。
動システムの優れた発明の実施の形態にあっては、所定
の値は全インバータにより収受される出力の算術的な手
段によって置換えられる。本発明の他の発明の実施の形
態は特許請求の範囲の請求項2から8に記載した。
【0020】以下に添付した図面に図示した発明の実施
の形態に付き本発明を詳細に説明する。
の形態に付き本発明を詳細に説明する。
【0021】
【発明の実施の形態】リング精紡機の作業位置におけ
る、詳細に図示していないスピンドルの駆動モータ1は
それぞれ所属しているインバータ3と結合されている。
各々インバータ3は接続導線5を介して直流給電ネット
ワーク7と結合されており、この直流給電ネットワーク
は唯一の整流器9から給電される。
る、詳細に図示していないスピンドルの駆動モータ1は
それぞれ所属しているインバータ3と結合されている。
各々インバータ3は接続導線5を介して直流給電ネット
ワーク7と結合されており、この直流給電ネットワーク
は唯一の整流器9から給電される。
【0022】この場合、リング精紡機は、図面に図示し
たように、所属している直流給電ネットワーク7を備え
た唯一の整流器9を備えている。しかし、もちろん、例
えば一つの機械ユニット当たり或いは駆動モータの全群
に、それぞれ一つ別個の整流器により給電される交流給
電ネットワークが設けられていている。整流器9は、図
面に図示したように、一定の周波数を有する二相の或い
は三相の交流給電ネットワークと結合されている。
たように、所属している直流給電ネットワーク7を備え
た唯一の整流器9を備えている。しかし、もちろん、例
えば一つの機械ユニット当たり或いは駆動モータの全群
に、それぞれ一つ別個の整流器により給電される交流給
電ネットワークが設けられていている。整流器9は、図
面に図示したように、一定の周波数を有する二相の或い
は三相の交流給電ネットワークと結合されている。
【0023】各々のインバータ3は制御導線11と共通
の導線13とを介して中央のモータ制御機構15と結合
されている。このモータ制御機構15はインバータ3
を、周波数に関連して、場合によってはこのインバータ
によって与えられる交流に関連して、駆動モータ1が所
望の回転数で回転するように制御する。各々のインバー
タ3の接続導線5とそれぞれ一つの測定ユニット17が
結合されており、この測定ユニットはインバータ3によ
り収受される(直流の)出力を検出する。この目的のた
め、各々の測定ユニット17は公知の測定方法により、
インバータにより収受される電流および/またはこのイ
ンバータ3の出力に印加される直流を測定することが可
能である。両パラメータが測定された際、測定ユニット
17は式 P=U×I により(直流の)出力を検出する。電圧Uが整流器9か
ら印加されたかつ一定した電圧として供給されているの
で、例えば電流Iのみが定まっている場合、測定ユニッ
ト17は電圧Uに関して相応する一定の値を有する出力
のみを算出するか、或いは電流Iに関する測定値を正常
な出力と解釈する。もちろん同様なことは、整流器9が
印加された電流を与え、インバータ3の入力抵抗が一定
(かつ等しい)と見なし得る場合、電圧Uに関しても言
えることである。
の導線13とを介して中央のモータ制御機構15と結合
されている。このモータ制御機構15はインバータ3
を、周波数に関連して、場合によってはこのインバータ
によって与えられる交流に関連して、駆動モータ1が所
望の回転数で回転するように制御する。各々のインバー
タ3の接続導線5とそれぞれ一つの測定ユニット17が
結合されており、この測定ユニットはインバータ3によ
り収受される(直流の)出力を検出する。この目的のた
め、各々の測定ユニット17は公知の測定方法により、
インバータにより収受される電流および/またはこのイ
ンバータ3の出力に印加される直流を測定することが可
能である。両パラメータが測定された際、測定ユニット
17は式 P=U×I により(直流の)出力を検出する。電圧Uが整流器9か
ら印加されたかつ一定した電圧として供給されているの
で、例えば電流Iのみが定まっている場合、測定ユニッ
ト17は電圧Uに関して相応する一定の値を有する出力
のみを算出するか、或いは電流Iに関する測定値を正常
な出力と解釈する。もちろん同様なことは、整流器9が
印加された電流を与え、インバータ3の入力抵抗が一定
(かつ等しい)と見なし得る場合、電圧Uに関しても言
えることである。
【0024】もちろん、各々のインバータ3の手前には
それぞれ(図示していない)一つのDC/DCコンバー
タが設けられていてもよく、このコンバータはそれぞれ
のインバータに供給される出力側の直流電圧が変わるこ
とにより、駆動モータ1の回転数の個別の制御を可能に
する。この際、DC/DCコンバータの手前或いは後方
の出力を検出するための基準となる一つ或いは多数のパ
ラメータの測定が行なわれる。
それぞれ(図示していない)一つのDC/DCコンバー
タが設けられていてもよく、このコンバータはそれぞれ
のインバータに供給される出力側の直流電圧が変わるこ
とにより、駆動モータ1の回転数の個別の制御を可能に
する。この際、DC/DCコンバータの手前或いは後方
の出力を検出するための基準となる一つ或いは多数のパ
ラメータの測定が行なわれる。
【0025】測定ユニット17により検出された出力は
評価ユニット19に与えられ、この評価ユニットは先ず
インバータ3によって収受されたすべての出力の算術的
な手段を形成する。引続き、この評価ユニット19は各
々のインバータによって収受されたの出力の予め計算さ
れた平均値からの個別の差を決定する。
評価ユニット19に与えられ、この評価ユニットは先ず
インバータ3によって収受されたすべての出力の算術的
な手段を形成する。引続き、この評価ユニット19は各
々のインバータによって収受されたの出力の予め計算さ
れた平均値からの個別の差を決定する。
【0026】この平均値が許容しがたいほど高い値だけ
下回った際、このことは評価ユニット19により該当す
る精紡位置における糸切れが発生したこととして制御さ
れ、信号Sが形成される。実際にあっては、単個のスピ
ンドル駆動機構を備えているリング精紡機にあっては、
例えば15ワットの個々の駆動モータの出力である場
合、糸切れが発生した際、4ワットまでの出力ピッンア
ップの低減が生じる。これは本発明による駆動システム
により確実に検出される。
下回った際、このことは評価ユニット19により該当す
る精紡位置における糸切れが発生したこととして制御さ
れ、信号Sが形成される。実際にあっては、単個のスピ
ンドル駆動機構を備えているリング精紡機にあっては、
例えば15ワットの個々の駆動モータの出力である場
合、糸切れが発生した際、4ワットまでの出力ピッンア
ップの低減が生じる。これは本発明による駆動システム
により確実に検出される。
【0027】或る精紡位置にあって糸切れが発生した際
形成される信号Sは公知の方法により、精紡位置を停止
をおよび/または粗糸停止を開始させるのに、もしくは
適当な表示ユニットにより作業員の呼出しを開始するの
に利用される。もちろん、後に述べた構成の代わりに、
自動的な糸継ぎ工程を開始させることも可能である。こ
れとは異なり、評価ユニット19が或る駆動モータの平
均値に比して許容しがたいほど駆動出力を検出した際
は、同様に欠陥信号が発生される。何故なら、この場合
駆動システムが欠陥があることが推論されるからであ
る。このことは、例えば軸受が過度の荷重を受けている
こと示唆する。このような欠陥信号は特に作業員の呼出
しを開始するのに利用される。何故なら、自動的な欠陥
除去が実際に不可能であるからである。もちろん許容し
がたいほど高い出力の場合、例えば巻取り短絡の場合該
当する駆動機構が停止される。
形成される信号Sは公知の方法により、精紡位置を停止
をおよび/または粗糸停止を開始させるのに、もしくは
適当な表示ユニットにより作業員の呼出しを開始するの
に利用される。もちろん、後に述べた構成の代わりに、
自動的な糸継ぎ工程を開始させることも可能である。こ
れとは異なり、評価ユニット19が或る駆動モータの平
均値に比して許容しがたいほど駆動出力を検出した際
は、同様に欠陥信号が発生される。何故なら、この場合
駆動システムが欠陥があることが推論されるからであ
る。このことは、例えば軸受が過度の荷重を受けている
こと示唆する。このような欠陥信号は特に作業員の呼出
しを開始するのに利用される。何故なら、自動的な欠陥
除去が実際に不可能であるからである。もちろん許容し
がたいほど高い出力の場合、例えば巻取り短絡の場合該
当する駆動機構が停止される。
【0028】唯一の図面に図示した実施の形態に対し
て、唯一の中央の評価ユニット19の代わりに各々の測
定ユニット17とこれによりに伴い各々の精紡位置もし
くは駆動ユニットの各々に別個の評価ユニットを所属さ
せることも可能である。この構成は回路に様する経費を
高くはするが、特に場所上問題となるような機械にあっ
ては、各々の測定ユニット17と中央の評価ユニット間
のケーブルの敷設は行なわなくて済む。
て、唯一の中央の評価ユニット19の代わりに各々の測
定ユニット17とこれによりに伴い各々の精紡位置もし
くは駆動ユニットの各々に別個の評価ユニットを所属さ
せることも可能である。この構成は回路に様する経費を
高くはするが、特に場所上問題となるような機械にあっ
ては、各々の測定ユニット17と中央の評価ユニット間
のケーブルの敷設は行なわなくて済む。
【0029】算術的な平均値の把握もしくはインバータ
によって収受されたすべての駆動出力の把握のため、例
えば整流器9により与えられる(直流)出力を検出する
別個の測定ユニットを設けることが可能である。しかし
この場合、この別個の評価ユニットの各々に測定された
全出力もしくは算術的な平均値を与える必要がある。本
発明の他の実施の形態にあっては、別個の評価ユニット
17の各々は、各々のインバータによって収受された出
力以外に、全出力の検出が行なわれるように構成するこ
とが可能である。これは特に、各々の測定ユニット17
と直流給電ネットワーク7間に必要な測定導線が比較的
短くしなければならない場合に有効である。整流器9に
より与えられる全直流出力およびインバータ3によって
収受されたすべての出力の把握は、該当する測定導線間
の時分割多重方式による切換えにより測定ユニットのそ
れぞれにより行われる。
によって収受されたすべての駆動出力の把握のため、例
えば整流器9により与えられる(直流)出力を検出する
別個の測定ユニットを設けることが可能である。しかし
この場合、この別個の評価ユニットの各々に測定された
全出力もしくは算術的な平均値を与える必要がある。本
発明の他の実施の形態にあっては、別個の評価ユニット
17の各々は、各々のインバータによって収受された出
力以外に、全出力の検出が行なわれるように構成するこ
とが可能である。これは特に、各々の測定ユニット17
と直流給電ネットワーク7間に必要な測定導線が比較的
短くしなければならない場合に有効である。整流器9に
より与えられる全直流出力およびインバータ3によって
収受されたすべての出力の把握は、該当する測定導線間
の時分割多重方式による切換えにより測定ユニットのそ
れぞれにより行われる。
【0030】本発明による他の発明の実施の態様にあっ
ては同様に、精紡位置群の精紡位置当たりの或いはすべ
ての精紡位置の別個の測定ユニット17の代わりに、唯
一の測定ユニットを使用することができ、この測定ユニ
ットは各々のインバータ3によって収受された出力を時
分割多重方式で順次検出し、評価ユニット19に与え
る。
ては同様に、精紡位置群の精紡位置当たりの或いはすべ
ての精紡位置の別個の測定ユニット17の代わりに、唯
一の測定ユニットを使用することができ、この測定ユニ
ットは各々のインバータ3によって収受された出力を時
分割多重方式で順次検出し、評価ユニット19に与え
る。
【0031】
【発明の効果】本発明による装置により、僅かな構造上
の経費でもって、機械の許容しがたい作動状態の確実な
認知が可能となる。
の経費でもって、機械の許容しがたい作動状態の確実な
認知が可能となる。
【図1】本発明による装置の一発明の実施の態様を示す
図である。
図である。
1 駆動モータ 3 インバータ 5 接続導線 7 直流給電ネットワーク 9 整流器 11 制御導線 13 導線13 15 モータ制御機構 17 測定ユニット 19 評価ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリードリッヒ・デインケルマン ドイツ連邦共和国、73098 ライヒベルク ハウゼン、シユトウイフエンストラーセ、 12 (72)発明者 エルンスト・ハルダー ドイツ連邦共和国、73116 ウエシエンボ イレン、ウーラントストラーセ、14 (72)発明者 ヨーゼフ・デリッヒス ドイツ連邦共和国、41063 メンヒエング ラードバッハ、ボーンヘッフアーストラー セ、12 (72)発明者 クルト・ロイトリンゲル ドイツ連邦共和国、71063 ジンデルフイ ンゲン、ザントグルーベンストラーセ、11
Claims (8)
- 【請求項01】 a)交流給電ネットワークに接続され
ている少なくとも一つの整流器(9)を備えており、 b)この整流器がその直流出力でもって少なくとも一つ
のインバータ(3)と接続されており、 c)このインバータの交流出力に駆動モータ(1)が接
続されている様式の、精紡機、特にリング精紡機のため
の駆動システムにおいて、 d)少なくとも一つの整流器(9)と少なくとも一つの
インバータ(3)との間の直流回路内に測定ユニット
(17)が設けられており、この測定ユニットが少なく
とも一つのインバータ(3)の入力を、直流中間回路内
の電圧および/または電流を測定することにより決定す
るように構成されていること、 e)測定ユニット(17)と結合されている評価ユニッ
ト(19)が設けられており、平均出力および/または
出力の時間的な経過の上昇が許容しがたいほど高い値だ
け所定の値からずれた際、上記の評価ユニットが一定の
入力に依存して当該モター(1)の許容しがたい駆動状
態を検出するように構成されていることを特徴とする駆
動システム。 - 【請求項2】 検出された出力が許容しがたいほど高い
値だけ所定の値から下方へとずれた際および/または一
定の出力の時間的な経過の上昇が所定の負の値を許容し
がたいほど高い値だけ下回った際、評価ユニット(1
9)が引張り駆動モータとし働く駆動モータ(1)によ
り送られる糸の破断を検出するように構成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の駆動システム。 - 【請求項3】 検出された出力が許容しがたいほど高い
値だけ所定の値から上方へとずれた際および/または一
定の出力の時間的な経過の上昇が所定の正の値を許容し
がたいほど高い値だけ下回った際、評価ユニット(1
9)が制動駆動モータとし働く駆動モータ(1)により
送られる糸の糸切れを検出するように構成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の駆動システム。 - 【請求項4】 整流器(9)の各々にそれぞれ一つの駆
動モータ(1)を備えた多数のインバータ(3)が接続
されていることを特徴とする請求項1から3までのいず
れか一つに記載の駆動システム。 - 【請求項5】 各々インバータ(3)に別個の測定ユニ
ット(17)が所属していることを特徴とする請求項4
に記載の駆動システム。 - 【請求項6】 多数の或いはすべてのインバータ(3)
に唯一の測定ユニット(17)が所属しており、この測
定ユニットが所定の時間間隔で各々のインバータ(3)
により収受される出力を決定するように構成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の駆動システム。 - 【請求項7】 少なくとも一つのインバータ(3)によ
り収受される出力に関する所定の値が一定値であること
を特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載
の駆動システム。 - 【請求項8】 それぞれ一つのモータ(1)を備えた多
数のインバータ(3)が設けられており、一つ或いは多
数の測定ユニット(17)が一度或いは所定の多数の時
間で或いは一定の時間間隔で、個々のインバータ(3)
により収受される出力を決定し、かつ評価ユニット(1
9)がすべてのモータ(1)により収受された平均出力
を検出し、かつ所定の値として使用するように構成され
ていることを特徴とする請求項1から6までのいずれか
一つに記載の駆動システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19522933A DE19522933C1 (de) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | Antriebssystem für eine Spinnereimaschine, insbesondere Ringspinnmaschine |
DE19522933:9 | 1995-06-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0913235A true JPH0913235A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=7765142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8162013A Withdrawn JPH0913235A (ja) | 1995-06-23 | 1996-06-21 | 精紡機、特にリング精紡機のための駆動システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0913235A (ja) |
CH (1) | CH691493A5 (ja) |
DE (1) | DE19522933C1 (ja) |
IT (1) | IT1284017B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100500039B1 (ko) * | 1999-03-12 | 2005-07-14 | 무라타 기카이 가부시키가이샤 | 단추 구동형 연사가공기 |
CN105442123A (zh) * | 2014-09-05 | 2016-03-30 | 欧瑞康纺织有限及两合公司 | 加弹机及能耗检测系统 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19722318A1 (de) * | 1997-05-28 | 1998-12-03 | Kuka Roboter Gmbh | Einrichtung zur Leistungsversorgung von Motoren eines Roboters |
WO1999031307A1 (de) * | 1997-12-15 | 1999-06-24 | Temco Textilmaschinenkomponenten Gmbh | Einzelmotorische textilmaschinenkomponente mit stromrichter |
DE69914283T2 (de) * | 1998-11-05 | 2004-10-21 | Toyota Jidoshokki Kariya Kk | Ringspinnmaschine mit Individuellen Spindelantrieben |
EP1927686B1 (de) * | 2006-12-01 | 2018-07-25 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Spinnmaschinen mit elektrischen Antrieben |
EP1927685A1 (de) * | 2006-12-01 | 2008-06-04 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Spinnmaschine mit elektrischen Antrieben |
DE102015014177A1 (de) * | 2015-11-03 | 2017-05-04 | Saurer Germany Gmbh & Co. Kg | Textilmaschine mit einer Vielzahl nebeneinander angeordneter Arbeitsstellen |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2519221C2 (de) * | 1975-04-30 | 1984-12-06 | Zinser Textilmaschinen Gmbh, 7333 Ebersbach | Verfahren und Vorrichtung zum Fühlen von Fadenbrüchen an Spinn- oder Zwirnmaschinen |
DE3814801A1 (de) * | 1988-05-02 | 1989-11-16 | Kugelfischer G Schaefer & Co | Verfahren zur ueberwachung einer elektromotorisch betriebenen textilmaschinen-einheit |
DE4224755A1 (de) * | 1992-07-27 | 1994-02-03 | Budig Peter Klaus Prof Dr Sc T | Steuersystem für eine Maschine, insbesondere Textilmaschine |
DE4404243B4 (de) * | 1994-02-10 | 2005-08-25 | Saurer Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Einrichtung zum Betreiben einer Offenend-Rotorspinneinheit mit einzelmotorischem elektrischem Antrieb des Spinnrotors |
-
1995
- 1995-06-23 DE DE19522933A patent/DE19522933C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-14 IT IT96MI001216A patent/IT1284017B1/it active IP Right Grant
- 1996-06-17 CH CH01504/96A patent/CH691493A5/de not_active IP Right Cessation
- 1996-06-21 JP JP8162013A patent/JPH0913235A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100500039B1 (ko) * | 1999-03-12 | 2005-07-14 | 무라타 기카이 가부시키가이샤 | 단추 구동형 연사가공기 |
CN105442123A (zh) * | 2014-09-05 | 2016-03-30 | 欧瑞康纺织有限及两合公司 | 加弹机及能耗检测系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1284017B1 (it) | 1998-05-08 |
DE19522933C1 (de) | 1996-12-12 |
CH691493A5 (de) | 2001-07-31 |
ITMI961216A0 (ja) | 1996-06-14 |
ITMI961216A1 (it) | 1997-12-14 |
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---|---|---|---|
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