JP2579231B2 - 真珠顔料塗工紙 - Google Patents

真珠顔料塗工紙

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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明の目的は、オフセット印刷適性の優れた真珠顔
料塗工紙に関する。
[従来の技術] 真珠顔料塗工紙は、真珠様光沢の独特の美しい外観を
呈することから、本の表紙、見返し等の出版用、パンフ
レット、ポスター等の広告宣伝用、箱貼り、ラベル、包
装、便箋等の文具用等々に使用されてきた。
一般に真珠顔料塗工紙は、偏平形状の真珠顔料を接着
剤と混合し原反に塗工して製造しているが、真珠顔料が
偏平であるために原反への固着強度を高めるためには、
接着剤の添加量を多くする必要があった。たとえば、特
公昭39−29267号では、支障をきたさない表面強度を出
すために、真珠顔料100重量部に対して接着剤を125〜26
0部と、かなり多量の接着剤を使用している。接着剤量
を多くすると、塗料内の真珠顔料の比率が低下するため
真珠光沢感が減少し、所望の真珠光沢感を得ることがで
きなくなる。
そのため塗工量を多くすることが行われるが、真珠顔
料は高価であるため経済的には好ましくない方法であ
る。また接着剤量を増加させることにより、オフセット
印刷時のインキ受理性が悪くなり、地汚れ発生の原因と
もなり、印刷適性は劣っていた。
上記のごとき問題点を解消するため、特公平1−4759
7号では、真珠顔料塗工層の上にさらに水溶性高分子物
質による表面処理層を一層設けることにより、真珠顔料
塗工層内の接着剤を50〜120重量部と少なくでき、その
結果、真珠光沢感の減少を防ぎ、かつオフセット印刷適
性を向上できた真珠顔料塗工紙がえられたことが述べら
れている。しかし、この方法では、表面処理層を設ける
ことにより、工程数が多くなり、作業性の低下、製造コ
ストの上昇のみならず、表面が樹脂で覆われるためイン
キのセット性が悪くなり、また表面処理層の組成によっ
ては真珠光沢感に変化が生じたり、経時変化による退
色、ブロッキング等の品質的な劣化を発生させるおそれ
があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記従来技術の欠点の解消を目的としたも
のであって、表面処理層を設けることなく、即ち、真珠
顔料塗工層の1層だけで、原紙への固着強度を保持し、
オフセット印刷用インキの受理性を高め、地汚れの発生
も無く、インキセット性に優れたオフセット印刷適性を
もった真珠顔料塗工紙を得ることを目的としている。
ロ.発明の構成 [課題を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、粒径が0.03〜0.10μm
で且つガラス転移点が10〜30℃の樹脂からなるエマルシ
ョン(A接着剤)と、粒径が0.15〜0.25μm、ガラス転
移点が50℃以上、皮膜表面PHが7〜10で且つ皮膜吸水率
が1%以上の樹脂からなるエマルション(B接着剤)を
使用し、A接着剤100乾燥重量部に対し、B接着剤を20
〜100乾燥重量部の割合で混合されてなる接着剤の固形
分100重量部に対して、真珠顔料を30〜100重量部添加し
てなる塗料を原紙に塗工し、オフセット印刷適性に優れ
た真珠顔料塗工紙を得ることにある。
本発明に使用できる真珠顔料は、天然パールエッセン
スや、雲母粉末、塩基性炭酸塩、酸化チタンコート雲母
粉末等である。原紙への固着強度やインキ受理性、所望
の真珠光沢感を得るためには粒径、酸化チタン被覆率を
選択しなければならないが選択の巾が最も広いので、酸
化チタンコート雲母粉末を使用することが好ましい。粒
径として5〜150μm、さらに好ましくは10〜100μmが
有効である。酸化チタンコート雲母粉末はたとえば特公
昭53−47375号、特公昭54−34010号、特開昭58−149959
号等の公報記載の方法で作製され、これらのものが使用
できる。
本発明者らは鋭意検討の結果、ある特定の接着剤をあ
る特定の割合で使用したときのみが、真珠顔料塗工層1
層のみでオフセット印刷適性を満たすことができること
を見いだしたもので、ここに本発明の最大の特徴があ
る。
本発明で使用できる接着剤は、粒径から0.03〜0.10μ
mで且つガラス転移点が10〜30℃の樹脂からなるエマル
ション(A接着剤)と、粒径が0.15〜0.25μm、ガラス
転移点が50℃以上、皮膜表面のPHが7〜10、皮膜の吸水
率が1%以上の樹脂からなるエマルション(接着剤B)
を混合して使用する。皮膜の吸水率は次のようにして測
定する。まず、エマルションを剥離紙上に塗工し80℃で
乾燥し、剥離して樹脂膜を形成する。これを24時間水中
に浸漬した後の重量をW2、もとの重量をW1とすると、 の式を使い計算することで得られる。
A接着剤は固着機能を発揮させることが主目的で、粒
径とガラス転移点が接着力に大きく影響する。粒径が0.
03μmより小さいと、塗料の粘度が上昇し流動特性が悪
くなり、0.10μmより大きいと、造皮膜性が悪くなり固
着機能を低下させるため、上記範囲に粒径があることが
必要である。また、ガラス転移点が10℃より低くなると
ブロッキングを起こし易くなり、30℃を越えると造皮膜
性が悪くなり、固着機能を阻害させるため、上記範囲に
ガラス転移点があることが必要である。
B接着剤は、オフセット印刷適性を発揮させることが
主目的で、粒径、ガラス転移点、皮膜表面のPH、皮膜の
吸水率がインキの受理性、セット性に大きく影響する。
粒径が0.15μmより小さいとインキの浸透性が悪くな
り、0.25μmより大きいと固着機能を著しく低下させる
ため、上記範囲に粒径があることが必要である。ガラス
転移点が50℃より低いと、エマルション粒子が乾燥後に
均一な皮膜を形成するのでインキの浸透性を低下させ
る。50℃以上ならば乾燥後の皮膜中に粒子が残存する割
合は大きくなり、インキの浸透性は良好となる。皮膜表
面のPHが7より低いと、インキの酸化重合反応に悪影響
を与え、インキセット性を遅らせ、10を越えると紙質を
劣化させ、またインキが乳化しやすくなるため、上記範
囲にPHがあることが必要である。皮膜の吸水率が、1%
以下になると湿し水の浸透性が悪くなり、着肉不良や地
汚れを起こす恐れがあるため、上記範囲に皮膜の吸水率
があることが必要である。
A接着剤100乾燥重量部に対してB接着剤を20〜100部
混合する。20部より少ないと塗工膜の空隙率が低くな
り、インキの浸透性が悪くなる。また100部を越えると
固着強度が低下し、表面強度が低くなるので混合割合は
上記範囲にあることが必要である。
これらエマルションは、従来公知の重合方法で得るこ
とができる。たとえば、アクリル酸、アクリル酸エステ
ル、ビニルエステル、塩化ビニル、酢酸ビニル、スチレ
ン、アクリロニトリル、メタクリル酸、メタクリル酸エ
ステル、イソブチレン、ブタジエン、クロロプレン、脂
肪酸、等のモノマーの単独または2種以上の混合物に重
合開始剤、乳化剤、その他の副資材を適宜添加しエマル
ジョン重合させて得られる。この際、得られるエマルシ
ョンが前記範囲に入るように、モノマーの種類、重合開
始剤、乳化剤、反応時間、反応温度、攪拌条件等を適宜
選定することが必要である。
本発明では接着剤100部に対して真珠顔料は30〜100重
量部添加することが必要である。30部より少ないと、良
好な真珠光沢は得られなくなり、100部を越えると、表
面強度が低下し、真珠光沢はこれ以上大きくならず、経
済的にも好ましくない。
真珠顔料塗料は、真珠顔料たとえば、酸化チタンコー
ト雲母粉末を接着剤A対Bが、100重量部対20〜100重量
部の割合で、ゆるやかに混合攪拌されている槽に添加す
ることで調製される。攪拌を激しく行うと雲母粉末を破
壊する恐れがあるのでゆるやかに回転することが好まし
い。この際、塗料に目的に応じて染料、顔料等の着色
剤、耐水化剤、粘度調整剤等の副資材を加えることもで
きる。また、オフセット印刷適性を阻害しない範囲なら
ば、前記A、B以外の他の接着剤を少量添加してもかま
わないが、カゼインを使用することは好ましくはない。
カゼインは少量添加してもオフセット印刷中にインキを
乳化させる作用が著しく、必ず地汚れのトラブルを引き
起こすからである。
上記のように調製された真珠顔料塗料は、エアーナイ
フコーター、ロールコーター、ブレードコーター等で塗
工原紙に塗工されるが、塗工層内で、真珠顔料の均一な
分布状態を得るためには、エアーナイフコーターによっ
て塗工するのが好ましい。塗工量は通常2〜20g/m2であ
るが、有効な真珠光沢感を得るためには5〜8g/m2が好
ましい。
本発明では塗工原紙にはどのようなものでも使用出来
る。たとえば、ぎらついた感じの真珠光沢を得るには、
前述の特公平1−47597号のように、予め顔料塗工し表
面を平滑化した原紙や、特開昭60−16991号のように着
色顔料塗工した原紙を使用すれば良い。また、特公昭51
−45682号のように模様化されて分布した多数の凹凸突
起を有した原紙を使用すれば、はっきりしたパターンが
表面に出た、意匠的な効果を有する真珠顔料塗工紙をえ
ることができる。また、和紙、上質紙、板紙難燃紙、合
成紙、不織布よりなる紙、フィルム、合成繊維紙、合成
パルプ紙等をベースとして使用すると、それぞれ独特の
風合いを持った真珠顔料塗工紙を得ることができる。
また、これら従来の真珠顔料塗工紙に無い、ソフト感
のある真珠光沢を得るには、微細なエンボスを施した原
紙を使用すればよい。微細なエンボとは表現が難しい
が、ピッチと凹凸が非常に小さく、目視によってはこの
エンボスの凹凸が観察され難いが、触覚ではそのソフト
感を明瞭に確認できる程度のエンボスをさす。この原紙
を使用して本発明の真珠光沢紙を作ると、表面光沢が増
加するので今まで視認できなかった微細なエンボスの凹
凸が微妙に視認できるようになり、従来にないソフト感
のある真珠顔料塗工紙を得ることができる。この際、染
料等で原紙を着色しておけば意匠的な効果をより高める
こともできる。
[実施例] 実施例.1 坪量80g/m2のアート紙に粒径40μm、酸化チタン被覆
率28%の雲母粉末を粒径0.18μm、ガラス転移点85℃の
アクリルエマルションと、粒径0.05μm、ガラス転移点
15℃被膜吸水度1.2%のアクリルエマルションを接着剤
として、真珠顔料100重量部に対して220重量部を加え塗
料を調製し、エアーナイフコーターを使用して5g/m2
工し、オフセット印刷適性の良好な真珠光沢紙を得た。
実施例.2 予め抄紙機上で湿紙に微細なエンボスを施した密度0.
7の塗工原紙に、実施例1の真珠顔料塗料をエアーナイ
フコーターを用いて8g/m2塗工し、微細な模様を織りな
した美的効果の優れたオフセット印刷適性良好な真珠顔
料塗工紙を得た。
実施例.3 予め薄い黄色に着色された湿紙に微細な凹凸模様を設
けた密度0.67の塗工原紙に、実施例1のエアーナイフコ
ーターを用いて8g/m2塗工し、独特な色模様を呈する美
的効果の優れたオフセット印刷適性良好なる真珠顔料塗
工紙を得た。
比較例として、従来技術の真珠顔料塗工紙の例を挙げ
る。
比較例.1 特公昭39−29267号との比較の意味で下記配合で真珠
顔料塗料を作製した。
合成真珠顔料 100重量部 カゼイン 25 〃 ほう砂 2 〃 アンモニア(25%) 3 〃 メタクリル−酢酸ビニル共重合ラテックス(50%) 150
重量部 変性尿素樹脂水溶液(40%) 20重量部 塩化アンモン 0.1重量部 以上の組成のものを坪量100g/m2のアート紙に8g/m2
工した。
比較例.2 特公平1−47597号との比較の意味で、水性顔料塗料
として、 カオリン 100重量部 分散剤 0.03 〃 酸素変性デン粉 6 〃 SBRラテツクス 14 〃 トリブチルフォスフェート 0.5 〃 なる組成の60%固形分の塗料を作製し、坪量108g/m2
原紙に15g/m2塗工した。ついで、 真珠顔料 100重量部 カゼイン 80 〃 アンモニア 8 〃 塩化亜鉛 3 〃 よりなる塗料を固形分22%で調整し、顔料塗工層上に6g
/m2塗工した。この上にさらに、オフセット印刷適性付
与のためにジアルデヒドスターチの2.5%溶液を調整
し、0.3g/m2塗工した。
上記実施例、比較例で得られた真珠顔料塗工紙を使
い、印刷適性と真珠光沢のソフト感の評価を行った。そ
の結果を表1に示す。
ハ.発明の効果 表1の評価結果から明らかなように、実施例の、本発
明による真珠顔料塗工紙は、従来技術による真珠顔料塗
工紙と比較して、オフセット印刷時のインキ受理性、イ
ンキセット性に優れ、地汚れも起こさないことが解る。
また、微細なエンボスを施した原紙を使用することで、
従来にないソフト感を有した真珠顔料塗工紙を得ること
ができる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒径が0.03〜0.10μmで且つガラス転移点
    が10〜30℃の樹脂からなるエマルション(A接着剤)
    と、粒径が0.15〜0.25μm、ガラス転移点が50℃以上、
    皮膜表面のPHが7〜10で且つ皮膜吸水率が1%以上の樹
    脂からなるエマルション(B接着剤)を使用し、A接着
    剤100乾燥重量部に対し、B接着剤を20〜100乾燥重量部
    の割合で混合されてなる接着剤の固形分100重量部に対
    して、真珠顔料を30〜100重量部添加してなる塗料を原
    紙に塗工したことを特徴とする真珠顔料塗工紙。
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