JP2579028B2 - ロボツトのハンド装置 - Google Patents

ロボツトのハンド装置

Info

Publication number
JP2579028B2
JP2579028B2 JP2096473A JP9647390A JP2579028B2 JP 2579028 B2 JP2579028 B2 JP 2579028B2 JP 2096473 A JP2096473 A JP 2096473A JP 9647390 A JP9647390 A JP 9647390A JP 2579028 B2 JP2579028 B2 JP 2579028B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger members
hand device
finger
driving means
robot hand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2096473A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03294197A (ja
Inventor
雄策 我妻
猛 谷古宇
康 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2096473A priority Critical patent/JP2579028B2/ja
Publication of JPH03294197A publication Critical patent/JPH03294197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579028B2 publication Critical patent/JP2579028B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、部品を把持したり組み付けるためのロボ
ツトのハンド装置に関する。
[従来の技術] 従来より、任意形状の部品を確実に把持することが出
来る様にするために、例えば実開昭60−74986号公報に
開示されている様に、3本のフインガ部材を備え、これ
ら3本のフインガ部材を所定の半径で回転自在に支持す
る技術が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来技術においては、3本
のフインガ部材の回転中心は夫々固有に固定され、ま
た、夫々の回転半径も一定に規定され、しかも、3本の
フインガ部材の回転状態は互いに同期する様に設定され
ているため、特定形状の部品を把持しようとすると、3
本のフインガ部材の把持位置はおのずと限定されてしま
い、且つ、把持時の各フインガ部材の移動軌跡は円弧と
なり、このため、特に、組み付け時にフインガ部材を逃
がす場合、既に載置されているワークとの干渉を避ける
事が困難な場合が発生する。
また、ロボツトにハンド装置を取り付けた基準に対し
て、把持時の部品の位置を自由に設定する事が不可能に
近く、ロボツトの中心位置より大きく離れて部品を把持
せざるをえず、ロボツトの作業領域を大きくしなければ
ならない問題点が指摘されている。
更に、特定形状の部品に対しては、別のハンド装置を
使用しなければならず、このための交換動作や、事前に
多種類のハンド装置を準備しなければならず、組み立て
装置全体のコストを上げる要因となつている。
この発明は上述した課題に鑑みなされたもので、この
発明の目的は、1種類のハンド装置で、任意形状の部品
を確実に、把持・組み付ける事の出来るロボツトのハン
ド装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し目的を達成するために、本発明
に係わるロボツトのハンド装置は、部品の把持・組み付
け動作を行う複数のフインガ部材を備えたロボツトのハ
ンド装置であって、前記複数のフインガ部材を前記ロボ
ツトに対して取り付ける取付部材と、前記複数のフイン
ガ部材を所定の第1の平面上に沿うように独立的に進退
駆動するために前記取付部材において配設される第1の
駆動手段と、該第1の駆動手段による前記第1の平面上
の移動位置において、前記各フインガ部材を、前記第1
の平面上で前記第1の平面と直交する軸回りに回転駆動
させる第2の駆動手段とを具備し、前記各第2の駆動手
段は、第2の駆動モータと、該第2の駆動モータにより
回転駆動される回動ハウジングとを備え、前記各第1の
駆動手段は、前記回動ハウジングに前記第1の平面に平
行な軸線に沿って摺動可能に支持され、前記フインガ部
材が取り付けられた摺動アームと、前記回動ハウジング
に取り付けられた第1の駆動モータと、該第1の駆動モ
ータと前記摺動アームとの間に介設され、かつ前記第1
の駆動モータによる回転駆動力を、直線運動力として摺
動アームに伝達する伝達手段とを備える事を特徴として
いる。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記各第1の駆動手段は、対応する前記フインガ部
材の直線位置を位置決め可能にするように構成されてい
る事を特徴としている。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記各フインガ部材は、対応する前記摺動アームに
対して着脱自在に取り付けられている事を特徴としてい
る。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記フインガ部材は、前記取付部材において3本分
設けられている事を特徴としている。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記3本のフインガ部材は、前記取付部材の周囲に
おいて等間隔に配設されている事を特徴としている。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記3本のフインガ部材は、前記取付部材の中心部
位に対して同一円周上に位置する様に配設されている事
を特徴としている。
[作用] 以上のように構成されるロボツトのハンド装置におい
ては、ハンド本体に少なくとも2本のフインガ部材を備
え、夫々のフインガ部材が、直線運動を実行させる第1
の駆動手段と、前記軸線に直交する所定の回転軸線回り
に、この第1の駆動手段を回転駆動する第2の駆動手段
とにより、移動駆動される事になる。この結果、各フイ
ンガ部材は、任意の軌跡を有して移動することが出来る
事となり、この結果、少なくとも2本のフインガ部材を
用いて、部品を任意の位置で把持することが出来る事と
なり、任意形状の部品に対するハンド装置の共通化を実
現する事が可能となる。
[実施例] 以下に、この発明に係わるロボツトのハンド装置の一
実施例の構成を、添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図に示す様に、この一実施例のハンド装置10は、
ロボツトのアームX(第2図に示す。)の下端に取り付
けられたハンド本体12を備えている。このハンド本体12
は、略円板状に形成され、これの中心位置に、上述した
ロボツトアームの下端が接続される様に設定されてい
る。また、この略円板状のハンド本体12の外周には、こ
の一実施例においては3つの突出片14a,14b,14cが半径
方向外方に向けて突出した状態で一体的に形成されてい
る。
また、このハンド装置10は、これら3つの突出片14a,
14b,14cに、夫々移動機構16a,16b,16cを介して同一平面
状において任意の軌跡を有して移動駆動される様になさ
れた3本のフインガ部材18a,18b,18cを備得ている。こ
のように各移動機構16a,16b,16cにおいて、対応するフ
インガ部材18a,18b,18cを任意の軌跡を有して移動駆動
するために、各々、対応するフインガ部材18a,18b,18c
を所定の軸線Aに沿って直線状に移動させる第1の駆動
機構20a,20b,20cと、各第1の駆動機構20a,20b,20cを軸
線Aに直交する所定の回転軸線B(第2図に示す。)回
りに回転駆動させる第2の駆動機構22a,22b,22cとを備
えている。
以下に、これら移動機構16a,16b,16cの構成を詳細に
説明するが、夫々の構成は同一になされているため、以
下においては、第1のフインガ部材18aを移動駆動する
第1の移動機構16aの構成を代表して説明し、他の移動
機構16b,16cの構成の説明を省略する。
この移動機構16aは、上述した様に、第1の駆動機構2
0aと第2の駆動機構22aとを備えており、第2の駆動機
構22aは、第2図に示す様に、対応する突出片14aを上下
に貫通した状態で取り付けられた取り付けハウジング24
を備えている。この取り付けハウジング24は、中空筒状
に形成され、これの上面には、第2の駆動モータ26が固
着されている。この第2の駆動モータ26は、そのモータ
軸26aを下方に延出した状態で、取り付けハウジング24
内に突出する様に設定されている。即ち、このモータ軸
26aは、ハンド本体12の延出面に対して直交する様に設
定された回転軸線Bの回りに回転駆動される様に取り付
けられている。
また、この取り付けハウジング24の下部には、モータ
軸26aと整合して、これの下方に突出した状態で、駆動
軸28がベアリング30を介して回転自在に軸支されてい
る。そして、この駆動軸28の下端には、回動ハウジング
32が固定した状態で取り付けられている。一方、駆動軸
28とモータ軸26aとは、カツプリング部材34を介して、
互いに一体的に回転する様に連結されている。
このように第2の駆動機構22aは構成されているの
で、第2の駆動モータ26の起動に応じて、回動ハウジン
グ32は、ハンド本体12の延出面に直交する回転軸線Bの
回りに回転駆動される事になる。
一方、上述した第1の駆動機構20aは、この回動ハウ
ジング32に取り付けられている。ここで、この回動ハウ
ジング32は、回転軸線Bに対して直交し、且つ、ハンド
本体12の延出面に対して平行になる様に設定された軸線
Aに沿って延出した貫通孔32aを備えている。尚、この
貫通孔32aの断面形状は、この一実施例においては、略
正方形状に設定されている。
また、この回動ハウジング32の一側には、外方に向け
て延出する取り付け片32bが一体的に形成されている。
そして、この取り付け片32bが形成された側の回動ハウ
ジング32の側面には、上述した貫通孔32aに連通する連
通溝32cが、軸線Aに沿って、回動ハウジング32の全長
に渡り形成されている。即ち、この連通溝32cは、その
両端が、回動ハウジング32の両端面において開口する様
に形成されている。
そして、この第1の駆動機構20aは、上述した回動ハ
ウジング32の貫通孔32a内に、軸線Aに沿って摺動可能
に支持され、一端下面に対応するフインガ部材18aが立
ち下がつた状態で取り付けられた摺動アーム34と、回動
ハウジング32の取り付け片32bに取り付けられた第1の
駆動モータ36と、この第1の駆動モータ36と摺動アーム
34との間に介設され、第1の駆動モータ36による回転駆
動力を直線運動力として摺動アーム34に伝達する伝達機
構38とを備えている。
尚、各フインガ部材18a,18b,18cは、細長い丸棒状に
各々形成されており、この一実施例においては、対応す
る摺動アーム34に対して取り外し可能な状態で取り付け
られている。
ここで、この第1の駆動モータ36は、そのモータ軸36
aを下方に突出した状態で、取り付け片32bに取り付けら
れている。即ち、このモータ軸26aは、上述した第2の
駆動モータ26と同様に、ハンド本体12の延出面に対して
直交する様に設定された回転軸線Bの回りに回転駆動さ
れる様に取り付けられている。一方、この伝達機構38
は、このモータ軸36aの下端に同軸に固着されたピニオ
ンギヤ40と、第3図に明白に示される様に、摺動アーム
34の第1の駆動モータ36が設けられた側の側面に、軸線
Aに沿って延出した状態で取り付けられ、上述した連通
溝32cを介して、ピニオンギヤ40と噛合するラツク42と
から構成されている。
このように第1の駆動機構20aは構成されているの
で、第1の駆動モータ36の起動に応じて、摺動アーム34
は、ハンド本体12の延出面に平行に設定された軸線Aに
沿って往復駆動される事になる。
ここで、これら第1乃至第3の移動機構16a,16b,16c
において、夫々を構成する部品の大きさ及び長さは同一
に設定されている。この結果、各移動機構16a,16b,16c
における摺動アーム36の配設位置は、ハンド本体12を基
準とした場合、同一高さとなる様に設定される事とな
る。換言すれば、各摺動アーム36は、略円板状のハンド
本体12の延出面と平行に設定された平面内において、各
々、軸線Aに沿って移動駆動されると共に、回転軸線B
回りに回転駆動される事となる。
以上詳述した様に、この一実施例によれば、各フイン
ガ部材18a,18b,18c毎に設けられ、対応する各々のフイ
ンガ部材18a,18b,18cを移動するための各移動機構16a,1
6b,16cは、対応するフインガ部材18a,18b,18cを軸線A
に沿って往復駆動する第1の駆動機構20a,20b,20cと、
対応する第1の駆動機構20a,20b,20cを各々回転軸線B
回りに買い手駆動する第2の駆動機構22a,22b,22cとを
備える様に構成されているので、各フインガ部材18a,18
b,18cは、任意の軌跡を通り、所望の位置、即ち、把持
しようとする部品(図示せず)の任意の位置に移動させ
得る事となる。
尚、第1の駆動モータ36及び第2の駆動モータ26に
は、夫々に、夫々の回動角度を検出するためのロータリ
エンコーダ44,46が取り付けられている。そして、これ
らロータリエンコーダ44,46は、図示しない制御ユニツ
トに接続されており、この制御ユニツトは、両ロータリ
エンコーダ44,46から出力されてきた検出結果に基づ
き、各フインガ部材18a,18b,18cの、対応する回転軸線
Bからの距離、即ち、各フインガ部材18a,18b,18cの各
々の回転半径と、回動開始位置からの回動角度、即ち、
現在の回動位置とを演算し、各フインガ部材18a,18b,18
cのハンド本体12に対する極座標系における絶対位置を
検出するように構成されている。
以上詳述した様に、この一実施例によれば、部品の把
持・組み付け動作を実行するロボツトのハンド装置10に
おいて、3本のフインガ部材18a,18b,18cを備え、夫々
のフインガ部材18a,18b,18cに直線と回転との2つの駆
動態様を持たせ、3本のフインガ部材18a,18b,18cが、
同一平面状において、任意の位置に、任意の方向から移
動することが出来る事となる。このように、任意の位置
に、任意の方向から3本のフインガ部材18a,18b,18cを
夫々移動させるが出来る事により、種々の形状を有する
任意部品を、自由な3点で把持することが出来る事とな
り、ロボツトに対して、限定されない位置で、この部品
を把持することが出来る事となる。このようにして、ロ
ボツトの動作領域を拡大することなく、部品を確実に把
持することが出来る事になる。
また、この一実施例によれば、1つのハンド装置10で
把持することが出来る部品の数が多くなり、実質的にハ
ンド装置10を交換することなく、多種の部品を確実に把
持することが出来る事になる。
また、この一実施例によれば、把持しようとする部品
の形状に応じて、フインガ部材18a,18b,18cで把持する
ことが出来ない部位を避けて、確実に把持することが出
来る部位で把持する事が可能となり、把持動作の確実性
が高められる事になる。
また、この一実施例によれば、部品の把持時、3本の
フインガ部材18a,18b,18cを、任意の方向から部品に対
して移動可能にしているため、把持しようとする部品が
ハンド装置10内でずれる事が小さくなされる事になる。
また、部品を組み付ける際に、各々のフインガ部材18a,
18b,18cを任意の方向に逃がすことが出来るので、部品
の設計変更等にも確実に、且つ、簡単に処理することが
出来る事になる。
また、この一実施例によれば、1つのハンド装置10で
把持する事の出来る部品の種類が多くなるるため、他の
ハンド装置を準備する数を減少させて、組み立て装置全
体にかかる費用の低減を達成する事が可能となる。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されるこ
となく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可
能である事は言うまでもない。
例えば、上述した一実施例においては、部品を把持す
るためのフインガ部材として3本のフインガ部材18a,18
b,18cを用いる様に説明したが、この発明は、このよう
な構成に限定されることなく、フインガ部材は2本のみ
配設し、これら2本のフインガ部材に対応して、移動機
構も2つだけ備える様に構成しても、2本のフインガ部
材が同一平面状で任意に位置決め可能であるため、何ら
問題なく、部品を確実に把持、この場合は、挟持するこ
とが出来る事になる。
また、上述した一実施例においては、各フインガ部材
18a,18b,18cは、何らの駆動手段をも有さない、単なる
細長い丸棒状に形成される様に説明したが、この発明
は、このような構成に限定されることなく、例えば、空
圧シリンダ等の駆動手段を備え、フインガ部材18a,18b,
18cを上下動させることが出来る様に構成し、3本のフ
インガ部材18a,18b,18cの夫々の高さ位置を変更するこ
とが出来る様に構成しても良い。
また、上述した一実施例においては、1本の摺動アー
ム34に対して1本のフインガ部材を取り付ける様に説明
したが、この発明は、このような構成に限定されること
なく、例えば、1本の摺動アーム34の両端に夫々種類の
異なるフインガ部材を取り付ける様に構成し、部品の種
類に応じて、これらフインガ部材を使い分ける様にして
も良いものである。
また、上述した一実施例においては、摺動アーム34
は、対応する回動ハウジング32から一方方向にのみ延出
し得る様に説明したが、この発明は、このような構成に
限定されることなく、両方向に選択的に延出することが
出来る様に構成することが出来るものである。このよう
に構成する事により、特に、摺動アーム34の両端に夫々
フインガ部材を設けた場合に、効果が高まる事になる。
[発明の効果] 以上詳述した様に、本発明に係わるロボツトのハンド
装置は、部品の把持・組み付け動作を行う複数のフイン
ガ部材を備えたロボツトのハンド装置であって、前記複
数のフインガ部材を前記ロボツトに対して取り付ける取
付部材と、前記複数のフインガ部材を所定の第1の平面
上に沿うように独立的に進退駆動するために前記取付部
材において配設される第1の駆動手段と、該第1の駆動
手段による前記第1の平面上の移動位置において、前記
各フインガ部材を、前記第1の平面上で前記第1の平面
と直交する軸回りに回転駆動させる第2の駆動手段とを
具備し、前記各第2の駆動手段は、第2の駆動モータ
と、該第2の駆動モータにより回転駆動される回動ハウ
ジングとを備え、前記各第1の駆動手段は、前記回動ハ
ウジングに前記第1の平面に平行な軸線に沿って摺動可
能に支持され、前記フインガ部材が取り付けられた摺動
アームと、前記回動ハウジングに取り付けられた第1の
駆動モータと、該第1の駆動モータと前記摺動アームと
の間に介設され、かつ前記第1の駆動モータによる回転
駆動力を、直線運動力として摺動アームに伝達する伝達
手段とを備える事を特徴としている。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記各第1の駆動手段は、対応する前記フインガ部
材の直線位置を位置決め可能にするように構成されてい
る事を特徴としている。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記各フインガ部材は、対応する前記摺動アームに
対して着脱自在に取り付けられている事を特徴としてい
る。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記フインガ部材は、前記取付部材において3本分
設けられている事を特徴としている。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記3本のフインガ部材は、前記取付部材の周囲に
おいて等間隔に配設されている事を特徴としている。
また、この発明に係わるロボツトのハンド装置におい
て、前記3本のフインガ部材は、前記取付部材の中心部
位に対して同一円周上に位置する様に配設されている事
を特徴としている。
従つて、この発明によれば、1種類のハンド装置で、
任意形状の部品を確実に、把持・組み付ける事の出来る
ロボツトのハンド装置が提供される事になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わるロボツトのハンド装置の一実
施例の構成を示す下面図; 第2図は第1図に示すハンド装置における2つの移動機
構の構成を示す縦断面図;そして、 第3図は1つの移動機構における伝達機構の構成を示す
側面図である。 図中、10……ハンド装置、12……ハンド本体、14a;14b;
14c……突出片、16a;16b;16c……移動機構、18a;18b;18
c……フインガ部材、20a;20b;20c……第1の駆動機構、
22a;22b;22c……第2の駆動機構、24……取り付けハウ
ジング、26……第2の駆動モータ、26a……モータ軸、2
8……駆動軸、30……ベアリング、32……回動ハウジン
グ、32a……貫通孔、32b……取り付け片、32c……連通
穴、34……摺動アーム、36……第1の駆動モータ、36a
……モータ軸、38……伝達機構、40……ピニオンギヤ、
42……ラック、44;46……ロータリエンコーダである。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品の把持・組み付け動作を行う複数のフ
    インガ部材を備えたロボツトのハンド装置であって、 前記複数のフインガ部材を前記ロボツトに対して取り付
    ける取付部材と、 前記複数のフインガ部材を所定の第1の平面上に沿うよ
    うに独立的に進退駆動するために前記取付部材において
    配設される第1の駆動手段と、 該第1の駆動手段による前記第1の平面上の移動位置に
    おいて、前記各フインガ部材を、前記第1の平面上で前
    記第1の平面と直交する軸回りに回転駆動させる第2の
    駆動手段とを具備し、 前記各第2の駆動手段は、第2の駆動モータと、該第2
    の駆動モータにより回転駆動される回転ハウジングとを
    備え、 前記各第1の駆動手段は、前記回動ハウジングに前記第
    1の平面に平行な軸線に沿って摺動可能に支持され、前
    記フインガ部材が取り付けられた摺動アームと、前記回
    動ハウジングに取り付けられた第1の駆動モータと、該
    第1の駆動モータと前記摺動アームとの間に介設され、
    かつ前記第1の駆動モータによる回転駆動力を、直線運
    動力として摺動アームに伝達する伝達手段とを備える事
    を特徴とするロボツトのハンド装置。
  2. 【請求項2】前記各第1の駆動手段は、対応する前記フ
    インガ部材の直線位置を位置決め可能にするように構成
    されている事を特徴とする請求項第1項に記載のロボツ
    トのハンド装置。
  3. 【請求項3】前記各フインガ部材は、対応する前記摺動
    アームに対して着脱自在に取り付けられている事を特徴
    とする請求項第1項に記載のロボツトのハンド装置。
  4. 【請求項4】前記フインガ部材は、前記取付部材におい
    て3本分設けられている事を特徴とする請求項第1項に
    記載のロボツトのハンド装置。
  5. 【請求項5】前記3本のフインガ部材は、前記取付部材
    の周囲において等間隔に配設されていることを特徴とす
    る請求項第4項に記載のロボツトのハンド装置。
  6. 【請求項6】前記3本のフインガ部材は、前記取付部材
    の中心部位に対して同一円周上に位置する様に配設され
    ている事を特徴とする請求項第5項に記載のロボツトの
    ハンド装置。
JP2096473A 1990-04-13 1990-04-13 ロボツトのハンド装置 Expired - Fee Related JP2579028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2096473A JP2579028B2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 ロボツトのハンド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2096473A JP2579028B2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 ロボツトのハンド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03294197A JPH03294197A (ja) 1991-12-25
JP2579028B2 true JP2579028B2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=14166015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2096473A Expired - Fee Related JP2579028B2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 ロボツトのハンド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579028B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4490449B2 (ja) * 2007-01-26 2010-06-23 ヤマザキマザック株式会社 ワーク吸着搬送装置
JP2008260110A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Honda Motor Co Ltd ワーク把持装置およびワーク把持方法
JP5587638B2 (ja) * 2010-03-04 2014-09-10 株式会社石亀工業 万能チャック
JP6966401B2 (ja) 2018-08-31 2021-11-17 ファナック株式会社 ロボットハンド
JP6836559B2 (ja) 2018-09-07 2021-03-03 ファナック株式会社 ロボットハンド

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6074986U (ja) * 1983-10-28 1985-05-25 株式会社東芝 吸着ハンド装置
JPS62181892A (ja) * 1986-02-07 1987-08-10 キヤノン株式会社 把持ハンド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03294197A (ja) 1991-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1181113A (en) Multi-arm robot
JP6756166B2 (ja) 力覚センサーユニットおよびロボット
US5098024A (en) Spray end effector
US5080415A (en) Robot gripper having auxiliary degree of freedom
JPH10118966A (ja) パラレルロボット
WO2021075031A1 (ja) 多関節ロボット
JP2588418B2 (ja) 3次元マニピュレータ
JP2579028B2 (ja) ロボツトのハンド装置
JPS6228145A (ja) 3つの自由度を持つ歯車列装置
JP2011161577A (ja) ロボットハンド及びロボット装置
JPH0810523Y2 (ja) ロボット用グリッパ装置
CN104071569A (zh) 一种抓取装置
JPH11156769A (ja) 双腕型スカラロボット
JP2018069354A (ja) リンク式多関節ロボット
JP3596187B2 (ja) アクチュエータ機構及びアクチュエータ機構を有する遠心機
JPH07178684A (ja) ロボットアーム
JPH0630853B2 (ja) 回動ア−ムの関節構造
JP7302182B2 (ja) 水平多関節ロボット
JPH02232193A (ja) 多関節型ロボットのバランス装置
KR101201762B1 (ko) 매니퓰레이터
JPH1029178A (ja) マニプレータ
JPS5828484A (ja) 産業用ロボット
JPH05220678A (ja) アクチュエータ組立体
JPS634634Y2 (ja)
JPH04176582A (ja) ロボット用ハンド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees