JP2578971Y2 - ストッパ付き屋根パネル - Google Patents

ストッパ付き屋根パネル

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JP2578971Y2
JP2578971Y2 JP1991015859U JP1585991U JP2578971Y2 JP 2578971 Y2 JP2578971 Y2 JP 2578971Y2 JP 1991015859 U JP1991015859 U JP 1991015859U JP 1585991 U JP1585991 U JP 1585991U JP 2578971 Y2 JP2578971 Y2 JP 2578971Y2
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JP
Japan
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roof panel
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roof
stopper
frame body
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JP1991015859U
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JPH04107316U (ja
Inventor
信夫 根塚
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パネル工法に好適に使
用することができ、そのストッパ手段に特徴を有する屋
根パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】図は、従来の屋根パネル10の一例を
上下逆転した状態で示す斜視説明図である。
【0003】屋根パネル10は、芯材を枠状に連結した
外枠12内に、適数本(図示例においては1本)の補強
芯材14を架設してフレーム本体Fを構成し、このフレ
ーム本体Fの上側の面に面材16を付設して構成されて
いる。そして、補強芯材14の下縁には、屋根パネル1
0を設置する際の位置決めおよび滑り止めとして機能す
るストッパ18がフレーム本体Fより突出した状態で設
けられている。
【0004】図は、屋根パネル10を屋根形成部に設
置する状態を示す説明図である。図示するように、耐力
壁を構成する壁パネル20及び屋根ばり22の上面には
屋根形成面Rを構成する結合桁24が取り付けられ、こ
の結合桁24上に屋根パネル10がクレーン等によって
載置される。このとき、屋根パネル10のストッパ18
が外壁を構成する壁パネル20上の結合桁24に係止さ
れ、屋根パネル10が下方にずり落ちることが防止され
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例において
は、屋根パネル10のストッパ18がフレーム本体Fよ
り下方に突出した状態で形成されているため、屋根パネ
ル10の運搬,貯蔵時等において屋根パネル10を積層
する場合、屋根パネル10相互間にストッパ18が介在
することとなって屋根パネル10を水平状態で集積する
ことができない。そのため、屋根パネル10の積層数を
多くすると不安定となり、その取扱いに不便なだけでな
く運搬効率が低いという問題を有する。
【0006】さらに、前記屋根パネル10を積層した場
合、上位の屋根パネル10のストッパ18が下位の屋根
パネル10の表面に当接し、このストッパ18にそれよ
り上位の屋根パネル10の荷重が集中してかかるため、
下位の屋根パネル10に局部的に大きな荷重がかかるこ
ととなり、その結果、下位の屋根パネル10が損傷する
ことがあるという問題がある。
【0007】本考案は、上記問題点を解決することを課
題として成されたものであり、その目的は、集積時には
フレーム本体内に収納されることにより積層に支障がな
く、屋根形成時には係止機能を発揮することができるス
トッパ付きの屋根パネルを提供することにある。
【0008】上記課題を解決するために、本考案は、芯
材を枠状に連結して構成されるレーム本体と、このフ
レーム本体の上側の面に設けられた面板とを有する屋根
パネルにおいて、屋根傾斜方向に沿う前記芯材の前記フ
レーム本体内に位置する側面に、前記フレーム本体の下
方向に対して進退可能なストッパ部材を有し、 前記スト
ッパ部材は、前記芯材の側面に沿う基端部と、前記基端
部から前記芯材の側面に対し直交して突出し、係止面を
なす先端部とを有する略L字状とされ、 前記基端部は、
前記芯材の側面上下方向に沿う長孔を介して前記芯材の
側面に対し上下方向にスライド可能に取り付けられ、自
重で進出可能にされていることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の屋根パネルにおいては、ストッパ部
材の基端部を、芯材の側面上下方向に沿う長孔を介し
て、芯材の側面に対し上下方向にスライド可能に取り付
け、自重で進出可能にすることで、運搬や保管のための
屋根パネルの積層時にはストッパ部材が屋根パネルの重
さによって自動的にスライドしてフレーム本体内に収納
された状態となり、屋根パネルを手間をかけることなく
水平状態で安定的に積層することができ、屋根形成時に
おいては、面板側を上にして屋根パネルを吊り上げるこ
とで、ストッパ部材が自重でスライドしてフレーム本体
より下方に進出することとなり、手間をかけることなく
係止可能な状態を得ることができる。
【0010】また、ストッパ部材は、基端部から芯材の
側面に対し直交して突出し、係止面をなす先端部によ
り、面接触で係止を行うため、屋根パネルを支持する側
の部材を傷つけることなく、係止を行うことができる。
【0011】
【実施例】次に、本考案の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0012】図1は、本実施例の要部を示す斜視説明図
である。この実施例においては、屋根パネル10は、芯
材を枠状に連結して外枠12を形成し、この外枠12内
の長手方向に補強芯材14を架設してフレーム本体Fを
構成し、このフレーム本体Fの上側の面に面板16を接
着等の手段によって固定して構成されている。
【0013】そして、前記補強芯材14の一方の上下方
向側面14aには、本実施例の特徴を成すストッパ部材
30が設けられている。このストッパ部材30は、全体
形状がL字形を成すストッパ本体32を有し、その基端
部32bに上下方向に伸張する長孔34,34が並列的
に形成されている。そして、ストッパ本体32は、この
長孔34,34を介しネジ36,36によって補強芯材
14の側面14aに対し上下方向にスライド可能に取り
付けられている。そして、ストッパ本体32の先端部3
2aは、補強芯材14の側面14aに直交する状態で突
出し、ストッパ当接面を構成している。
【0014】次に、本実施例の作用について説明する。
【0015】上記構成の屋根パネル10においては、そ
のフレーム本体Fを構成する補強芯材14の一方の側面
14aにストッパ部材30を設け、このストッパ部材3
0をフレーム本体Fの上下方向に対してスライド可能に
構成しているため、屋根パネル10の積層時にはストッ
パ部材30は屋根パネル10の重さによって図1におい
て破線で示すように相対的に上昇し、フレーム本体内に
収容された状態となる。したがって、屋根パネル10を
水平状態で安定的に積層することができる。
【0016】そして、屋根形成時においては、ストッパ
部材30はその自重によってフレーム本体Fの下方向に
スライドして突出した状態となり、ストッパ本体32の
先端部32aが図示しない結合桁などに当接することに
より、屋根パネル10が係止される。
【0017】以上、本考案の一実施例について述べた
が、本考案はこれに限定されず、考案の要旨の範囲内で
種々の改変が可能である。
【0018】
【0019】例えば、本考案においては、屋根パネルを
構成するフレーム本体の構成、すなわち外枠の形状、寸
法、補強芯材の数、配置箇所等は種々の態様を取り得る
ものである。た、ストッパ部材は複数箇所に設けても
よい。
【0020】本考案によれば、ストッパ部材の基端部
を、芯材の側面上下方向に沿う長孔を介して、芯材の側
面に対し上下方向にスライド可能に取り付け、自重で進
出可能にすることで、運搬や保管のための屋根パネルの
積層時にはストッパ部材が屋根パネルの重さによって自
動的にスライドしてフレーム本体内に収納された状態と
なり、屋根パネルを手間をかけることなく水平状態で安
定的に積層することができ、屋根形成時においては、面
板側を上にして屋根パネルを吊り上げることで、ストッ
パ部材が自重でスライドしてフレーム本体より下方に進
出することとなり、手間をかけることなく係止可能な状
態を得ることができる。 また、ストッパ部材は、基端部
から芯材の側面に対し直交して突出し、係止面をなす先
端部により、面接触で係止を行うため、屋根パネルを支
持する側の部材を傷つけることなく、係止を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した一実施例の要部を、一部を切
り欠いて示す部分斜視説明図である。
【図2】従来の屋根パネルの構成例を示す斜視説明図で
ある。
【図3】図2に示す屋根パネルを付設する状態を示す説
明図である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材を枠状に連結して構成されるレー
    ム本体と、このフレーム本体の上側の面に設けられた面
    板とを有する屋根パネルにおいて、屋根傾斜方向に沿う前記芯材の前記フレーム本体内に位
    置する側面に、 前記フレーム本体の下方向に対して進退
    可能なストッパ部材を有し、 前記ストッパ部材は、前記芯材の側面に沿う基端部と、
    前記基端部から前記芯材の側面に対し直交して突出し、
    係止面をなす先端部とを有する略L字状とされ、 前記基端部は、前記芯材の側面上下方向に沿う長孔を介
    して前記芯材の側面に対し上下方向にスライド可能に取
    り付けられ、自重で進出可能にされている ことを特徴と
    するストッパ付き屋根パネル。
JP1991015859U 1991-02-25 1991-02-25 ストッパ付き屋根パネル Expired - Lifetime JP2578971Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04107316U JPH04107316U (ja) 1992-09-16
JP2578971Y2 true JP2578971Y2 (ja) 1998-08-20

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ID=31902982

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527741U (ja) * 1978-08-11 1980-02-22
JPH047290Y2 (ja) * 1985-02-27 1992-02-26

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JPH04107316U (ja) 1992-09-16

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