JP2578319Y2 - 分電盤の充電部固定構造 - Google Patents
分電盤の充電部固定構造Info
- Publication number
- JP2578319Y2 JP2578319Y2 JP1993004924U JP492493U JP2578319Y2 JP 2578319 Y2 JP2578319 Y2 JP 2578319Y2 JP 1993004924 U JP1993004924 U JP 1993004924U JP 492493 U JP492493 U JP 492493U JP 2578319 Y2 JP2578319 Y2 JP 2578319Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging part
- distribution board
- support base
- branch breaker
- retaining piece
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、単相２線式及び単相３
線式の住宅等に使用される分電盤の充電部固定構造に関
するものである。
線式の住宅等に使用される分電盤の充電部固定構造に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の分電盤における充電部支
持台の固定構造は、導電バーを取り付けた樹脂製の充電
部支持台と、分岐ブレーカを取り付けた鉄製の内部機器
取り付け台を、螺子を用いて固定していたり、充電部支
持台の端縁部を内部機器取り付け台に載置し、分岐ブレ
ーカの取り付けによって充電部支持台と内部機器取り付
け台を固定していた。
持台の固定構造は、導電バーを取り付けた樹脂製の充電
部支持台と、分岐ブレーカを取り付けた鉄製の内部機器
取り付け台を、螺子を用いて固定していたり、充電部支
持台の端縁部を内部機器取り付け台に載置し、分岐ブレ
ーカの取り付けによって充電部支持台と内部機器取り付
け台を固定していた。
【０００３】また、分岐ブレーカの位置決めは、内部機
器取り付け台に図１１のような分岐ブレーカ３１の横幅
寸法ごとに突曲部３２を形成したものや、図１２のよう
に内部機器取り付け台に開口部を設け、この開口部の一
端部より突面３３を起立させたものや、図１３のように
内部機器取り付け台に突起部３４を形成し、この突起部
３４に分岐ブレーカ３１の分岐ブレーカ取り付け穴３１
ａに嵌合させ、取り付けネジ３５を螺着可能にしたもの
があり、それらによって分岐ブレーカ３１の位置決めを
行っていた。
器取り付け台に図１１のような分岐ブレーカ３１の横幅
寸法ごとに突曲部３２を形成したものや、図１２のよう
に内部機器取り付け台に開口部を設け、この開口部の一
端部より突面３３を起立させたものや、図１３のように
内部機器取り付け台に突起部３４を形成し、この突起部
３４に分岐ブレーカ３１の分岐ブレーカ取り付け穴３１
ａに嵌合させ、取り付けネジ３５を螺着可能にしたもの
があり、それらによって分岐ブレーカ３１の位置決めを
行っていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の充電部支持台と内部機器取り付け台の固定構造
は、螺子によって固定した場合、螺子の部品点数が増大
になる他、作業工程が多くなり、作業性が非常に悪いと
いう欠点があり、充電部支持台の端縁部を内部機器取り
付け台に載置した場合、充電部支持台を固定する位置決
めが確実にできないという欠点があった。また分岐ブレ
ーカ３１の位置決めは、図１１の突曲部３２や、図１２
の突面３３や、図１３の突起部３５を内部機器取り付け
台３４に設けるため、内部機器取り付け台に特殊な加工
をしなければならないという欠点があった。
来技術の充電部支持台と内部機器取り付け台の固定構造
は、螺子によって固定した場合、螺子の部品点数が増大
になる他、作業工程が多くなり、作業性が非常に悪いと
いう欠点があり、充電部支持台の端縁部を内部機器取り
付け台に載置した場合、充電部支持台を固定する位置決
めが確実にできないという欠点があった。また分岐ブレ
ーカ３１の位置決めは、図１１の突曲部３２や、図１２
の突面３３や、図１３の突起部３５を内部機器取り付け
台３４に設けるため、内部機器取り付け台に特殊な加工
をしなければならないという欠点があった。
【０００４】そこで本考案は、充電部支持台と内部機器
取り付け台の取り付け作業が容易であり、内部機器取り
付け台の加工が単純である分電盤の充電部固定構造を提
供することにある。
取り付け台の取り付け作業が容易であり、内部機器取り
付け台の加工が単純である分電盤の充電部固定構造を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案の分電盤の充電部固定構造は、導電バーを載
置固定する充電部支持台と内部機器取り付け台を組み合
わせ、その内部機器取り付け台に設けた掛止片挿通孔に
掛止すると共に、分岐ブレーカの位置決めを可能にする
支持台掛止片を、充電部支持台の端縁部に一体成形した
ものである。
に、本考案の分電盤の充電部固定構造は、導電バーを載
置固定する充電部支持台と内部機器取り付け台を組み合
わせ、その内部機器取り付け台に設けた掛止片挿通孔に
掛止すると共に、分岐ブレーカの位置決めを可能にする
支持台掛止片を、充電部支持台の端縁部に一体成形した
ものである。
【０００６】
【作用】導電バーを載置固定した充電部支持台の支持台
掛止片を内部機器取り付け台の掛止片挿通孔に掛止す
る。掛止した支持台掛止片によって分岐ブレーカを位置
が決められ、分岐ブレーカは支持台掛止片の間に取り付
けられる。
掛止片を内部機器取り付け台の掛止片挿通孔に掛止す
る。掛止した支持台掛止片によって分岐ブレーカを位置
が決められ、分岐ブレーカは支持台掛止片の間に取り付
けられる。
【０００７】
【実施例】本考案に係る分電盤の充電部固定構造の一実
施例を添付図面に基づいて説明する。
施例を添付図面に基づいて説明する。
【０００８】図１は本考案に係る分電盤の充電部固定構
造の一実施例の説明図であり、導電バー１を載置固定す
る充電部支持台２と内部機器取り付け台３を組み合わ
せ、その内部機器取り付け台３に設けた掛止片挿通孔３
ａに掛止すると共に、分岐ブレーカ４の位置決めを可能
にする支持台掛止片５を、充電部支持台２の端縁部２ａ
に一体成形したものである。
造の一実施例の説明図であり、導電バー１を載置固定す
る充電部支持台２と内部機器取り付け台３を組み合わ
せ、その内部機器取り付け台３に設けた掛止片挿通孔３
ａに掛止すると共に、分岐ブレーカ４の位置決めを可能
にする支持台掛止片５を、充電部支持台２の端縁部２ａ
に一体成形したものである。
【０００９】図２〜図６は本考案に係る充電部支持台の
支持台掛止片の変形実施例の説明図であり、図２〜図４
は図１と同様に充電部支持台２の支持台掛止片５の掛止
部５ａを下向きに形成し、支持台掛止片５を内部機器取
り付け台３に載置すると共に、掛止片挿通孔３ａに掛止
したものであり、図３は内部機器取り付け台３の端縁部
裏面に掛止される掛止爪６を設け、図４は内部機器取り
付け台３の端縁部裏面及び掛止片挿通孔３ａの裏面端部
に掛止される掛止爪６を夫々設けたものである。
支持台掛止片の変形実施例の説明図であり、図２〜図４
は図１と同様に充電部支持台２の支持台掛止片５の掛止
部５ａを下向きに形成し、支持台掛止片５を内部機器取
り付け台３に載置すると共に、掛止片挿通孔３ａに掛止
したものであり、図３は内部機器取り付け台３の端縁部
裏面に掛止される掛止爪６を設け、図４は内部機器取り
付け台３の端縁部裏面及び掛止片挿通孔３ａの裏面端部
に掛止される掛止爪６を夫々設けたものである。
【００１０】また、図５及び図６は支持台掛止片５の掛
止部５ａを上向きに形成し、内部機器取り付け台３を支
持台掛止片５に載置すると共に、掛止片挿通孔３ａに掛
止したものであり、図５においては掛止片挿通孔３ａよ
り突出した支持台掛止片５の先端が図１の分岐ブレーカ
４の位置決めをしている。図６は内部機器取り付け台３
の端縁部上面に掛止される掛止爪６を設けたものであ
り、掛止片挿通孔３ａより突出した支持台掛止片５の先
端及び掛止爪６が図１の分岐ブレーカ４の位置決めをし
ている。
止部５ａを上向きに形成し、内部機器取り付け台３を支
持台掛止片５に載置すると共に、掛止片挿通孔３ａに掛
止したものであり、図５においては掛止片挿通孔３ａよ
り突出した支持台掛止片５の先端が図１の分岐ブレーカ
４の位置決めをしている。図６は内部機器取り付け台３
の端縁部上面に掛止される掛止爪６を設けたものであ
り、掛止片挿通孔３ａより突出した支持台掛止片５の先
端及び掛止爪６が図１の分岐ブレーカ４の位置決めをし
ている。
【００１１】一方、図７〜図１０は本考案に係る支持台
掛止片及び掛止片挿通孔の変形実施例の説明図であり、
図７は角状、図８は楕円状、図９は丸状、図１０は三角
状に形成されたものであり、これらの形状により、支持
台掛止片５の掛止部５ａの形状も変更することができ
る。また、上記実施例の支持台掛止片５の分岐ブレーカ
位置決め部５ｂの形状も、本考案の目的を逸脱しない範
囲において、適宜変更することができる。
掛止片及び掛止片挿通孔の変形実施例の説明図であり、
図７は角状、図８は楕円状、図９は丸状、図１０は三角
状に形成されたものであり、これらの形状により、支持
台掛止片５の掛止部５ａの形状も変更することができ
る。また、上記実施例の支持台掛止片５の分岐ブレーカ
位置決め部５ｂの形状も、本考案の目的を逸脱しない範
囲において、適宜変更することができる。
【００１２】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る分電
盤の充電部固定構造は、導電バーを載置固定する充電部
支持台と内部機器取り付け台を組み合わせ、その内部機
器取り付け台に設けた掛止片挿通孔に掛止すると共に、
分岐ブレーカの位置決めを可能にする支持台掛止片を、
充電部支持台の端縁部に一体成形したものであるため、
充電部支持台と内部機器取り付け台を組み合わせるだけ
で、分岐ブレーカの位置決めが可能になる他、内部機器
取り付け台の加工が単純である等の優れた効果を有する
ものである。
盤の充電部固定構造は、導電バーを載置固定する充電部
支持台と内部機器取り付け台を組み合わせ、その内部機
器取り付け台に設けた掛止片挿通孔に掛止すると共に、
分岐ブレーカの位置決めを可能にする支持台掛止片を、
充電部支持台の端縁部に一体成形したものであるため、
充電部支持台と内部機器取り付け台を組み合わせるだけ
で、分岐ブレーカの位置決めが可能になる他、内部機器
取り付け台の加工が単純である等の優れた効果を有する
ものである。
【図１】本考案に係る分電盤の充電部固定構造の一実施
例の説明図である。
例の説明図である。
【図２】本考案に係る充電部支持台の支持台掛止片の変
形実施例の説明図である。
形実施例の説明図である。
【図３】本考案に係る充電部支持台の支持台掛止片の変
形実施例の説明図である。
形実施例の説明図である。
【図４】本考案に係る充電部支持台の支持台掛止片の変
形実施例の説明図である。
形実施例の説明図である。
【図５】本考案に係る充電部支持台の支持台掛止片の変
形実施例の説明図である。
形実施例の説明図である。
【図６】本考案に係る充電部支持台の支持台掛止片の変
形実施例の説明図である。
形実施例の説明図である。
【図７】本考案に係る支持台掛止片及び掛止片挿通孔の
変形実施例の説明図である。
変形実施例の説明図である。
【図８】本考案に係る支持台掛止片及び掛止片挿通孔の
変形実施例の説明図である。
変形実施例の説明図である。
【図９】本考案に係る支持台掛止片及び掛止片挿通孔の
変形実施例の説明図である。
変形実施例の説明図である。
【図１０】本考案に係る支持台掛止片及び掛止片挿通孔
の変形実施例の説明図である。
の変形実施例の説明図である。
【図１１】従来の分電盤の充電部固定構造の説明図であ
る。
る。
【図１２】従来の分電盤の充電部固定構造の説明図であ
る。
る。
【図１３】従来の分電盤の充電部固定構造の説明図であ
る。
る。
１・・・導電バー、２・・・充電部支持台、２ａ・・・
端縁部、３・・・内部機器取り付け台、３ａ・・・掛止
片挿通孔、４・・・分岐ブレーカ、５・・・支持台掛止
片、５ａ・・・掛止部、５ｂ・・・分岐ブレーカ位置決
め部、６・・・掛止爪。
端縁部、３・・・内部機器取り付け台、３ａ・・・掛止
片挿通孔、４・・・分岐ブレーカ、５・・・支持台掛止
片、５ａ・・・掛止部、５ｂ・・・分岐ブレーカ位置決
め部、６・・・掛止爪。
Claims (1)
- 【請求項１】 分電盤に内設された分岐ブレーカの電源
側端子に電源電圧を印加する導電バーを固定するための
分電盤の充電部固定構造であって、前記導電バーを載置
固定する前記充電部支持台と内部機器取り付け台を組み
合わせ、該内部機器取り付け台に設けた掛止片挿通孔に
掛止すると共に、前記分岐ブレーカの位置決めを可能に
する支持台掛止片を、前記充電部支持台の端縁部に一体
成形したことを特徴とする分電盤の充電部固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004924U JP2578319Y2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 分電盤の充電部固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993004924U JP2578319Y2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 分電盤の充電部固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660218U JPH0660218U (ja) | 1994-08-19 |
| JP2578319Y2 true JP2578319Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=11597161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993004924U Expired - Fee Related JP2578319Y2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 分電盤の充電部固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578319Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP1993004924U patent/JP2578319Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0660218U (ja) | 1994-08-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |