JP2578183Y2 - 車両用レーダ装置 - Google Patents

車両用レーダ装置

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JP2578183Y2
JP2578183Y2 JP1992030913U JP3091392U JP2578183Y2 JP 2578183 Y2 JP2578183 Y2 JP 2578183Y2 JP 1992030913 U JP1992030913 U JP 1992030913U JP 3091392 U JP3091392 U JP 3091392U JP 2578183 Y2 JP2578183 Y2 JP 2578183Y2
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JP
Japan
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primary alarm
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JP1992030913U
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繁 平山
孝史 山本
誠 山ノ井
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Koito Manufacturing Co Ltd
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Hino Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、前方物体までの距離
を測定しこの測定距離が1次警報距離以下となると1次
警報を出力し、さらに1次警報距離よりも短い2次警報
距離以下となると2次警報を出力する車両用レーダ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、高速道路上での居眠り運転や脇見
運転による追突事故などを未然に防止することを目的と
して、車両用レーダ装置が提案されている。
【0003】図4は、この種の車両用レーダ装置として
レーザレーダ3をトラック1に搭載し、前方車両2との
間の車間距離Dを測定している状況を示す図である。同
図において、3−1はレーザレーダヘッドであり、送光
部と受光部とを有している。送光部から送られたレーザ
光LSは、前方車両2の後端部に組み付けられたリフレ
クタ4で反射し、反射レーザ光LRとして受光部へ導か
れる。レーザレーダ3では、レーザ光LSの発射タイミ
ングと反射レーザ光LRの受光タイミングとから車間距
離Dを演算し、この演算した車間距離Dを運転席に設け
られたディスプレイユニット3−2(図5参照)にて表
示する。ディスプレイユニット3−2には、その前面に
車間距離表示部3−21が設けられており、測定される
刻々の車間距離Dがこの車間距離表示部3−21にてデ
ジタル表示される。トラック1と前方車両2とが接近
し、車間距離Dが安全車間距離(1次警報距離)以下に
なると、警報ランプ3−22が点灯すると共に、1次警
報が出力され、上記安全車間距離より短い車間距離、例
えば上記安全車間距離の半分以下になると、2次警報が
出力される。
【0004】上述した動作を基本として、レーザレーダ
3は、前方車両2に対してのみではなく、カーブ路の路
肩に連続して設けられたカーブ路リフレクタ(リフレッ
クスリフレクタ:RR)に対しても、警報を出力する。
すなわち、トラック1がカーブ路を走行する場合、その
路肩に設けられたカーブ路リフレクタに反応して警報を
出力し、ドライバへ注意を喚起する。この場合、連続し
て設けられたカーブ路リフレクタの全てに対して警報を
出力すると、警報過多となってしまう。このため、測定
距離の急増に基づきカーブ路リフレクタを認識するもの
とし、このカーブ路リフレクタの認識後、所定時間経過
するまで、1次警報の出力を禁止することが考えられて
いる。この状況を図6を用いて説明する。同図(a)は
カーブ路リフレクタに反応して測定距離Dが時間の経過
に伴って増加・減少している状況を示し、同図(b)は
このときの1次警報の出力状況、同図(c)は1次警報
の禁止区間を示している。最初のカーブ路リフレクタに
接近して、測定距離Dがt1点にて1次警報距離D1以
下となると、1次警報が出力される。カーブ路走行に伴
いレーザ光LSの出射先が次のカーブ路リフレクタへ移
ると、測定距離Dは急増する(同図(a)に示すt2
点)。この測定距離Dの急増をカーブ路リフレクタとし
て認識し、所定時間T1が経過するまで1次警報禁止フ
ラグAをセットし、1次警報の出力を禁止する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなレーザレーダ3によると、走行するスピードによっ
て1次警報の禁止距離が変わる。すなわち、走行するス
ピードが遅ければ、1次警報の禁止距離が短くなり、カ
ーブ路リフレクタに反応しての1次警報の出力頻度が多
くなる。また、途中で停車した場合、継続する所定時間
T1の計時により、1次警報の禁止が解除されてしま
う。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような課題
を解決するためになされたもので、カーブ路リフレクタ
の認識後、所定距離走行するまで、1次警報の出力を禁
止する一方、この1次警報の出力禁止期間中、前方物体
までの測定距離が2次警報距離以下となった場合、1次
警報の出力禁止を解除したうえ、2次警報を出力する
うにしたものである。
【0007】
【作用】したがってこの考案によれば、走行スピードや
停車の有無に拘らず、カーブ路リフレクタ認識後の1次
警報の禁止距離が常に一定となる。また、1次警報の出
力禁止期間中、前方物体までの測定距離が2次警報距離
以下となると、1次警報の出力の禁止が解除されたう
え、2次警報が出力される。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係る車両用レーダ装置を詳細
に説明する。
【0009】図3はこの車両用レーダ装置の一実施例で
あるレーザレーダの制御部の要部構成を示すブロック図
であり、この制御部3−3は先に示したディスプレイユ
ニット3−2内に構築されている。
【0010】制御部3−3は、CPU3−31,ROM
3−32,RAM3−33を備え、各種入力情報がイン
ターフェイス3−34を介してCPU3−31へ与えら
れ、CPU3−31での各種処理情報がインターフェイ
ス3−34を介して出力される。
【0011】次に、図2を参照しながら、図1に示した
フローチャートに基づき、CPU3−31での本実施例
特有の処理動作について説明する。
【0012】CPU3−31は、ROM3−32に格納
されたプログラムに従い、測定距離Dを監視し、この測
定距離Dが図2(a)に示すt1点にて1次警報距離D
1以下となると、1次警報を出力する(図2(b)に示
すt1点)。すなわち、最初のカーブ路リフレクタに接
近して、測定距離Dが1次警報距離D1以下となると、
1次警報が出力される。
【0013】カーブ路走行に伴いレーザ光LSの出射先
が次のカーブ路リフレクタへ移ると、測定距離Dは急増
する(図2(a)に示すt2点)。
【0014】本実施例では、正確さを期するために、測
定距離Dの連続する2回の急増をカーブ路リフレクタと
して認識(判定)する。すなわち、ステップ101に
て、測定距離Dの急増が連続して2回発生した時点(図
2(a)に示すt3点)を、カーブ路リフレクタと判定
する。
【0015】そして、カーブ路リフレクタと判定すれ
ば、ステップ102のYESに応じてステップ103へ
進み、1次警報禁止フラグAをセットする(図2(c)
に示すt3点)。そして、ステップ104へ進み、走行
距離カウンタをスタートする(図2(d)に示すt3
点)。
【0016】そして、ステップ105へ進み、走行距離
カウンタでの計測走行距離と予め設定されている所定走
行距離(本実施例では300m)とを比較する。この場
合、走行距離カウンタはスタートしたばかりであるの
で、ステップ105でのNOに応じステップ107へ進
む。ステップ107では2次警報の発生条件か否かをチ
ェックする。この場合、2次警報の発生条件ではないの
で、ステップ107でのNOに応じステップ108へ進
む。
【0017】ステップ108では1次警報の発生条件か
否かをチェックする。この場合、1次警報の発生条件で
あるので、ステップ108でのYESに応じステップ1
09へ進む。
【0018】ステップ109では1次警報禁止フラグA
がリセットされているか否かをチェックする。この場
合、先のステップ103にてフラグAがセットされてい
るため、ステップ109でのNOに応じステップ110
へ進み、1次警報の出力を停止し(図2(b)に示すt
3点)、ステップ101へ戻る。
【0019】ステップ101では、t4点での測定距離
Dの急増をt3点での急増と合わせ連続した2回の急増
とし、この時点をカーブ路リフレクタと判定する。これ
により、ステップ102でのYESに応じ、ステップ1
03を経てステップ104へ至り、走行距離カウンタを
再スタートする(図2(d)に示すt4点)。
【0020】すなわち、本実施例では、ステップ101
にてカーブ路リフレクタと判定する毎に、1次警報禁止
フラグAのセット状態を維持したうえ、走行距離カウン
タでの走行距離の計測を再スタートし、この計測走行距
離が300m以上となるまで1次警報の出力を禁止す
る。
【0021】走行距離カウンタでの計測走行距離が30
0m以上となると、すなわちtn点にてカーブ路リフレ
クタを判定した後、300m以上走行しても次のカーブ
路リフレクタを認識しない場合、ステップ105でのY
ESに応じてステップ106へ進み、1次警報禁止フラ
グAをリセットする(図2(c)に示すtup点)。この
ため、1次警報の出力禁止が解除され、例えば図2
(a)に示すs1点にて1次警報の発生条件となれば、
ステップ108および109でのYESに応じステップ
111へ進み、1次警報が出力される(図2(b)に示
すs1点)。
【0022】一方、上述において、1次警報禁止フラグ
Aがセットされている状態で2次警報の発生条件となる
と、ステップ107でのYESに応ずるステップ112
にて1次警報禁止フラグAをリセットしたうえ、ステッ
プ113にて2次警報を出力する。これによって、カー
ブ路リフレクタの認識後であって、1次警報の出力が禁
止されていても、測定距離Dが2次警報距離D2以下と
なれば2次警報が出力され、差し迫る危険に即座に対処
することが可能となる。また、この場合、1次警報の出
力禁止が解除されるので、測定距離Dが2次警報距離D
2以上となれば2次警報に代わって1次警報が出力され
るものとなり、測定距離Dが安全側へ遠ざかり、1次警
戒領域中に入ったことを知ることができる。
【0023】なお、実施例では説明を簡単とするため
に、カーブ路リフレクタに反応して変化する測定距離D
が2次警報距離D2以下とならないものとして説明した
が、実際には2次警報距離D2以下となる場合が多い。
このような場合、2次警報距離D2以下となる毎に2次
警報が出力され、警報過多となる。この警報過多をなく
すためには、カーブ路リフレクタの判定後、例えば50
m走行するまでの間、1次警報に加えて2次警報の出力
も禁止するものとすればよい。
【0024】また、実施例では、カーブ路リフレクタの
判定毎に走行距離カウンタでの走行距離の計測を再スタ
ートさせるものとしたが、カーブ路リフレクタの判定毎
に走行距離の計測をリセットせずに、すなわち単純に最
初のカーブ路リフレクタを判定してからの走行距離のみ
を継続して計測するものとし、この計測走行距離が30
0m以上となるまで1次警報の出力を禁止するようにし
てもよい。
【0025】
【考案の効果】以上説明したことから明らかなように本
考案によれば、走行スピードや停車の有無に拘らず、カ
ーブ路リフレクタ認識後の1次警報の禁止距離が常に一
定となり、1次警報の禁止区間を時間で規定する方式に
比して、カーブ路リフレクタに反応しての1次警報の出
力頻度を少なくすることが可能となる。また、この考案
によれば、1次警報の出力禁止期間中、前方物体までの
測定距離が2次警報距離以下となると、2次警報が出力
されるものとなり、差し迫る危険に即座に対処すること
が可能となる。また、この場合、1次警報の出力禁止が
解除されるので、前方物体までの測定距離が2次警報距
離以上となれば2次警報に代わって1次警報が出力され
るものとなり、測定距離が安全側へ遠ざかり、1次警戒
領域中に入ったことを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示した制御部におけるCPUでの特有の
処理動作を示すフローチャート。
【図2】このフローチャートに従うCPUの処理動作を
説明するための図。
【図3】本考案に係る車両用レーダ装置の一実施例であ
るレーザレーダの制御部の要部構成を示すブロック図。
【図4】レーザレーダをトラックに搭載し前方車両との
間の車間距離を測定している状況を示す図。
【図5】このレーザレーダのディスプレイユニットを示
す正面図。
【図6】カーブ路リフレクタ認識後の1次警報の禁止区
間を時間で規定する方式を説明する図。
【符号の説明】
3−3 制御部 3−31 CPU 3−32 ROM 3−33 RAM 3−34 インターフェイス D1 1次警報距離 D2 2次警報距離
フロントページの続き (72)考案者 山ノ井 誠 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (56)参考文献 特開 平5−264731(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 13/93 G01S 17/93 G08G 1/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方物体までの距離を測定しこの測定距
    離が1次警報距離以下となると1次警報を出力し、さら
    に前記1次警報距離よりも短い2次警報距離以下となる
    2次警報を出力する車両用レーダ装置において、 前記測定距離の変化に基づきカーブ路リフレクタを認識
    するカーブ路リフレクタ認識手段と、 このカーブ路リフレクタ認識手段によるカーブ路リフレ
    クタの認識後、所定距離走行するまで、前記1次警報の
    出力を禁止する1次警報禁止手段と この1次警報禁止手段による1次警報の出力禁止期間
    中、前方物体までの測定距離が前記2次警報距離以下と
    なった場合、前記1次警報禁止手段による1次警報の出
    力禁止を解除したうえ、前記2次警報を出力する2次警
    報出力手段と を備えたことを特徴とする車両用レーダ装
    置。
JP1992030913U 1992-04-13 1992-04-13 車両用レーダ装置 Expired - Lifetime JP2578183Y2 (ja)

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JPH0581773U JPH0581773U (ja) 1993-11-05
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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2594487B2 (ja) * 1992-03-23 1997-03-26 株式会社小糸製作所 反射体検出装置

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JPH0581773U (ja) 1993-11-05

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