JP2577813Y2 - 見切の取付構造 - Google Patents

見切の取付構造

Info

Publication number
JP2577813Y2
JP2577813Y2 JP1993067719U JP6771993U JP2577813Y2 JP 2577813 Y2 JP2577813 Y2 JP 2577813Y2 JP 1993067719 U JP1993067719 U JP 1993067719U JP 6771993 U JP6771993 U JP 6771993U JP 2577813 Y2 JP2577813 Y2 JP 2577813Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parting
side band
shaped
column
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993067719U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0738547U (ja
Inventor
年和 井上
真吾 鳥羽
昭雄 木村
Original Assignee
株式会社イナックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP1993067719U priority Critical patent/JP2577813Y2/ja
Publication of JPH0738547U publication Critical patent/JPH0738547U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577813Y2 publication Critical patent/JP2577813Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は見切の取付構造に係り、
特にユニットルームの三方見切枠の取付に好適な見切の
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】第7図に示す如く、室10,12同志を
隔てる壁14に設けられた通路16においては、通常の
場合、この通路16に臨む壁14の端面に見切18を設
ける。
【0003】ユニットルームにおいては、見切の裏面に
フックを設け、このフックを壁側の係止金具に係止させ
ることにより見切を取り付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】見切として、第8図に
示す三方見切枠20を用いようとする場合、この三方見
切枠にフック22を設け、このフック22を壁側の係止
金具に上方から引掛けるようにして係止させることが考
えられる。ところが、第7図のように垂れ壁24が設け
られている場合、三方見切枠20を通路16内で上下さ
せることができない。(三方見切枠20が垂れ壁24に
つかえてしまう。)本考案は、見切を上下させることな
く取り付けることが可能な見切の取付構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の見切の取付構造
は、所定間隔をおいて立設された柱と、各柱の一側面に
重なるように該柱間に配設され、該柱に取り付けられた
見切とを有する見切の取付構造において、該柱に取り付
けられ、他方の柱に向って延在する柱側帯状金具と、該
見切の背面に、該背面との間に間隙をあけて取り付けら
れており、見切の幅方向に延在する見切側帯状金具と、
該柱の間に配置され、上下方向に延在する縦材と、該縦
材に設けられており、見切に向って延出する上片、及
び、該上片から垂設された垂下片よりなる押え金具と、
を備えてなり、該柱側帯状金具と見切側帯状金具とが対
面され、前記垂下片が該見切側帯状金具と見切との間の
前記間隙に上方から挿入され、該垂下片と前記縦材との
間で柱側帯状金具と見切側帯状金具とを挟持したことを
特徴とするものである。
【0006】この取付構造は、三方見切枠を用いる場合
に好適である。
【0007】
【作用】かかる本考案の見切の取付構造においては、見
切側帯状金具と柱側帯状金具とを対面させ、上方から押
え金具を落とし込み、縦材と押え金具の垂下片との間で
これら押え金具を挟み込むことにより見切が柱に固定さ
れる。
【0008】従って、見切の取り付けに際しては、押え
金具を有する縦材のみを上下させれば良く、見切は上下
させる必要がない。
【0009】この構造によると、垂れ壁が設けられてい
る箇所でも三方見切枠を容易に取り付けることができ
る。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本考案の実施例に係る見切の取付構造を示
す分解斜視図、第2図は実施例構造を示す要部断面斜視
図、第3図は実施例構造を示す正面図、第4図は第3図
のIV−IV線に沿う断面図、第5図は第3図のV−V線に
沿う断面図である。
【0011】2本の柱30,32(第5図)が間隔をあ
けて立設されている。この柱30,32は、ユニットル
ームの補強を行なうためのフレームの一部として構成さ
れている。この柱30,32に沿って壁パネル34,3
6が立設されている。本実施例では、壁パネル34,3
6は、フレーム34a,36aで裏打ちされた下地ボー
ド34b,36bの前面にタイル34c,36cを貼り
付けたタイルパネルよりなる。
【0012】柱30,32の一側面にコ字形金具38,
40が溶接により固着されている。前記フレーム34
a,36aは、このコ字形金具38,40にビス42に
よって固定されている。コ字形金具38,40の先端片
38a,40aは、フレーム34a,36aの見切側の
側面と略々面一状になるように配置されている。本実施
例では、この先端片38a,40aが柱側帯状金具とし
て用いられている。
【0013】見切44は、見切パネル46と、該見切パ
ネル46の裏面に接着された裏打ち板48にて構成され
ている。見切パネル46は、主板面46aと、該主板面
46aの側辺を起立させた側片46bと、この側片46
bを折曲させてなる裏片46cとを備えてなる。この裏
片46c,46cにまたがるように見切側帯状金具50
が溶接により固着されている。
【0014】1対の前記コ字形金具38,40の間にお
いて上下方向に延在するように縦材52が配置されてお
り、この縦材52の見切44側に押え金具54が溶接に
より固着されている。
【0015】この押え金具54は、縦材52から前方に
延出する上片54aと、該上片54aの先端から垂下す
る垂下片54bとを備えており、この垂下片54bと縦
材52との間には所定の間隙があいている。
【0016】なお、図示の通り、裏打ち板48と見切側
帯状金具50との間にも所定の間隙があいている。
【0017】見切44を柱30,32に固定するには、
見切側帯状金具50とコ字形金具38,40の先端片3
8,40aとを対面させておき、押え金具54がこれら
を挟持するように縦材52を落とし込む。これにより、
押え金具54の垂下片54bと縦材52との間に帯状金
具50及び先端片38a,40aが挟持され、見切44
が柱30,32に固定される。
【0018】このように、本実施例構造によると、見切
44を柱30,32に固定するに際しては、縦材52を
上下動させるだけで良く、見切44を上下動させる必要
はない。従って、見切44の上側に垂れ壁(図示略)が
配置されている場合であっても、見切44を柱30,3
2に簡単に取り付けることができる。
【0019】上記実施例では柱30,32が配設されて
いるが、本考案では、第6図に示す如く、フレーム34
a,36aを柱として利用し、このフレーム34a,3
6aに見切44を支持させるようにしても良い。第6図
の実施例では、L型金具38A,40Aがコ字形金具3
8,40の代わりに用いられている。第6図のその他の
構成は第5図と同様であり、同一部分に同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0020】
【考案の効果】以上の通り、本考案の見切の取付構造に
よると、縦材のみを上下動させ、見切は上下動させるこ
となく見切を柱に取り付けることができる。
【0021】従って、見切の上側に垂れ壁が配置されて
いる場合であっても、三方見切枠を容易に設置すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例構造を示す分解斜視図である。
【図2】実施例構造を示す断面斜視図である。
【図3】実施例構造を示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】別の実施例構造を示す水平断面図である。
【図7】見切の設置構造を示す斜視図である。
【図8】三方見切枠を示す斜視図である。
【符号の説明】
30,32 柱 34,36 壁パネル 38,40 コ字形金具 38a,40a 先端片(柱側帯状金具) 44 見切 50 見切側帯状金具 52 縦材 54 押え金具 54a 上片 54b 垂下片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 1/60 E04F 19/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて立設された柱と、 各柱の一側面に重なるように該柱間に配設され、該柱に
    取り付けられた見切とを有する見切の取付構造におい
    て、 該柱に取り付けられ、他方の柱に向って延在する柱側帯
    状金具と、 該見切の背面に、該背面との間に間隙をあけて取り付け
    られており、見切の幅方向に延在する見切側帯状金具
    と、 該柱の間に配置され、上下方向に延在する縦材と、 該縦材に設けられており、見切に向って延出する上片、
    及び、該上片から垂設された垂下片よりなる押え金具
    と、 を備えてなり、 該柱側帯状金具と見切側帯状金具とが対面され、前記垂
    下片が該見切側帯状金具と見切との間の前記間隙に上方
    から挿入され、該垂下片と前記縦材との間で柱側帯状金
    具と見切側帯状金具とを挟持したことを特徴とする見切
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記見切は三方見切
    枠の縦片部であることを特徴とする見切の取付構造。
JP1993067719U 1993-12-20 1993-12-20 見切の取付構造 Expired - Lifetime JP2577813Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993067719U JP2577813Y2 (ja) 1993-12-20 1993-12-20 見切の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993067719U JP2577813Y2 (ja) 1993-12-20 1993-12-20 見切の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0738547U JPH0738547U (ja) 1995-07-14
JP2577813Y2 true JP2577813Y2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=13353051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993067719U Expired - Lifetime JP2577813Y2 (ja) 1993-12-20 1993-12-20 見切の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2577813Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0738547U (ja) 1995-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2577813Y2 (ja) 見切の取付構造
KR960023557A (ko) 방수판을 이용한 욕실 조립구조 및 그 시공방법
JPH0960131A (ja) 外壁の防水構造
JP3282026B2 (ja) カーテンウォールの突出ユニット
JPH0225904Y2 (ja)
KR100470679B1 (ko) 욕실용 천장 패널과 그 시공방법
JPH037501Y2 (ja)
JP3458115B2 (ja) 開口部上部のランマ板取付構造
JP3517158B2 (ja) ユニットバスにおけるドア枠とその取付方法
JPH0333855Y2 (ja)
JPH0285449A (ja) 外壁構造体
JP2532974Y2 (ja) 表面材の取付構造
JPH0648041Y2 (ja) 壁パネルの取付構造
JPS5830885Y2 (ja) ユニットル−ムにおける外装パネルの取付装置
JP2880794B2 (ja) 壁パネル取付け方法
JPH0750526Y2 (ja) プレファブルームの天井納まり構造
JPH09228526A (ja) 袖壁パネルの取付構造
JP2689201B2 (ja) 開口部上パネルの接続方法
JPH0125136Y2 (ja)
JPH0734084Y2 (ja) カーテンウォール用パネル
JP2002235372A (ja) バルコニーの外壁構造
JPS6310007Y2 (ja)
JP3446942B2 (ja)
JP3221269B2 (ja) 壁面パネル構造
JP2002146945A (ja) 内装用の壁パネル、天井パネルと、それを使用する建物の内装構造

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term