JP2577765B2 - ファクシミリ放送受信機の色信号変換デコーダ - Google Patents
ファクシミリ放送受信機の色信号変換デコーダInfo
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- JP2577765B2 JP2577765B2 JP63059442A JP5944288A JP2577765B2 JP 2577765 B2 JP2577765 B2 JP 2577765B2 JP 63059442 A JP63059442 A JP 63059442A JP 5944288 A JP5944288 A JP 5944288A JP 2577765 B2 JP2577765 B2 JP 2577765B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ(以下FAXと略す)放送受信機
の色信号変換デコーダに係り,特にFAX信号復調された
複合信号を3原色のRGB色信号に変換してカラープリン
タへ出力するための色信号変換デコーダの改良に関す
る。
の色信号変換デコーダに係り,特にFAX信号復調された
複合信号を3原色のRGB色信号に変換してカラープリン
タへ出力するための色信号変換デコーダの改良に関す
る。
従来,この種のFAX放送受信機の色信号変換デコーダ
としては,16MバイトのRAMを第1および第2のメモリ領
域に分け,復調されたFAX信号をその第1のメモリ領域
に格納するとともに,色信号変換回路によってそのFAX
信号をRGB色信号に変換して第2のメモリ領域に格納す
るように構成されたものがある。
としては,16MバイトのRAMを第1および第2のメモリ領
域に分け,復調されたFAX信号をその第1のメモリ領域
に格納するとともに,色信号変換回路によってそのFAX
信号をRGB色信号に変換して第2のメモリ領域に格納す
るように構成されたものがある。
この場合,FAX信号を受信しながらRGB色信号に変換し
て格納し,この格納されたRGB色信号をそのままカラー
プリンタに出力していた。
て格納し,この格納されたRGB色信号をそのままカラー
プリンタに出力していた。
しかしながら,送信されるFAX信号は,第6図に示す
ように,1頁分が制御信号,位相信号,画像信号,制御信
号および無信号で構成され,しかもその画面信号は第7
図のように1頁が輝度信号Yのラインとこれに続く色差
信号CB,CRのラインからなり,同期信号SYC間が1696バイ
トで1頁分2288ラインで構成されていた。
ように,1頁分が制御信号,位相信号,画像信号,制御信
号および無信号で構成され,しかもその画面信号は第7
図のように1頁が輝度信号Yのラインとこれに続く色差
信号CB,CRのラインからなり,同期信号SYC間が1696バイ
トで1頁分2288ラインで構成されていた。
そのため,上述した構成の色信号変換デコーダでは,
色変換される前の輝度信号Yおよび色素信号CB,CR並び
に変換後のRGB信号を格納するから,16MバイトのRAMが必
要となり,メモリ容量が大きくなる難点があった。
色変換される前の輝度信号Yおよび色素信号CB,CR並び
に変換後のRGB信号を格納するから,16MバイトのRAMが必
要となり,メモリ容量が大きくなる難点があった。
さらに,FAX放送受信機におけるFAX信号の受信時間や
カラープリンタでのプリント時間は一般に各々約2分半
であるが、色信号変換回路では変換プログラムを用いて
CPUの管理下にFAX信号をRGB色信号に変換する関係か
ら,その受信時間より更に1分程度余分に時間が必要で
あった。
カラープリンタでのプリント時間は一般に各々約2分半
であるが、色信号変換回路では変換プログラムを用いて
CPUの管理下にFAX信号をRGB色信号に変換する関係か
ら,その受信時間より更に1分程度余分に時間が必要で
あった。
その結果,FAX信号の受信が終了してもRGB色信号の変
換が終了せず,カラープリンタへのRGB色信号の伝送タ
イミングに支障を与えるおそれもあった。
換が終了せず,カラープリンタへのRGB色信号の伝送タ
イミングに支障を与えるおそれもあった。
本発明はこのような従来の欠点を解決するためになさ
れたもので,FAX信号を供給するメモリ容量を大幅に小さ
くすることができるとともに,FAX信号の受信中に色信号
変換が終了しないと言ったことのない色信号変換デコー
ダを得るものである。
れたもので,FAX信号を供給するメモリ容量を大幅に小さ
くすることができるとともに,FAX信号の受信中に色信号
変換が終了しないと言ったことのない色信号変換デコー
ダを得るものである。
このような目的を達成するために本発明は,復調され
たFAX信号を送信画面の1頁分の第1のラインのデータ
から順次格納するFAX信号メモリ回路を形成し,このFAX
信号メモリ回路にはこれに格納された第1のラインから
所定ライン分ずつ先頭からカウントしながら3ライン分
毎にデータを読み出すアドレスカウンタ回路が接続さ
れ,このアドレスカウンタ回路にはその読み出されたデ
ータをRGB色信号に各々変換する色信号変換回路が接続
され,この色信号変換回路には変換された1ライン分の
各々のRGB色信号を各々格納するラインメモリ回路がバ
ッファとして接続されて構成されている。
たFAX信号を送信画面の1頁分の第1のラインのデータ
から順次格納するFAX信号メモリ回路を形成し,このFAX
信号メモリ回路にはこれに格納された第1のラインから
所定ライン分ずつ先頭からカウントしながら3ライン分
毎にデータを読み出すアドレスカウンタ回路が接続さ
れ,このアドレスカウンタ回路にはその読み出されたデ
ータをRGB色信号に各々変換する色信号変換回路が接続
され,この色信号変換回路には変換された1ライン分の
各々のRGB色信号を各々格納するラインメモリ回路がバ
ッファとして接続されて構成されている。
また,このような構成に加えて,上記FAX信号メモリ
回路における各ラインの先頭アドレスデコーダを格納す
るアドレスメモリ回路が上記アドレスカウンタ回路に接
続され,第1のラインから所定ライン分の先頭アドレス
を上記アドレスカウンタ回路に出力してそのカウント初
期値として制御するように構成されている。
回路における各ラインの先頭アドレスデコーダを格納す
るアドレスメモリ回路が上記アドレスカウンタ回路に接
続され,第1のラインから所定ライン分の先頭アドレス
を上記アドレスカウンタ回路に出力してそのカウント初
期値として制御するように構成されている。
さらに,そのアドレスメモリ回路は,上記FAX信号メ
モリ回路を構成するメモリ手段の一部で構成してもよ
い。
モリ回路を構成するメモリ手段の一部で構成してもよ
い。
このような手段を備えた本発明は、FAX信号メモリ回
路に格納された1画面分のFAX信号がアドレスカウンタ
回路によって3ラインずつ読み出され,色信号変換回路
でRGB色信号に変換され,ラインメモリ回路で1ライン
分が格納され,カラープリンタへ出力される。
路に格納された1画面分のFAX信号がアドレスカウンタ
回路によって3ラインずつ読み出され,色信号変換回路
でRGB色信号に変換され,ラインメモリ回路で1ライン
分が格納され,カラープリンタへ出力される。
また,FAX信号メモリ回路の各ラインの先頭アドレスを
メモリするアドレスメモリ回路を備えて構成すると,受
信FAX信号中に抜けラインがあれば,例えばその2ライ
ン前後のラインの先頭アドレスを抜けライン分の先頭ア
ドレスとしてメモリすることにより,連続したラインが
色信号変換される。
メモリするアドレスメモリ回路を備えて構成すると,受
信FAX信号中に抜けラインがあれば,例えばその2ライ
ン前後のラインの先頭アドレスを抜けライン分の先頭ア
ドレスとしてメモリすることにより,連続したラインが
色信号変換される。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るFAX放送受信機の色信号変換デ
コーダの一実施例を示すブロック図である。
コーダの一実施例を示すブロック図である。
FAX信号メモリ回路1は前段で復調されたFAX信号が格
納されるもので,例えば第2図のように1ライン1696バ
イトで2288ラインの格納エリアを有し,送信されたFAX
信号1頁分の2288ラインが格納可能になっており,後述
するアドレスメモリ回路3とともに4Mバイトの従来公知
のRAMで構成されている。
納されるもので,例えば第2図のように1ライン1696バ
イトで2288ラインの格納エリアを有し,送信されたFAX
信号1頁分の2288ラインが格納可能になっており,後述
するアドレスメモリ回路3とともに4Mバイトの従来公知
のRAMで構成されている。
FAX信号は,既に第7図に示したように,輝度信号Y
とこれに続く色差信号CB,CRが各々1画面の1ライン分
となって2288ラインで1頁分となって送信され,FAX信号
メモリ回路1では、第2図に示すように,第1番目のラ
インにFAX信号の第1のラインの輝度信号Yが格納さ
れ,第2番目のラインにはFAX信号の第2のラインの色
差信号CB,CRが半分ずつ格納され,以下2288ラインまで
交互に格納されるようになっている。第2図では便宜上
輝度信号Yを符号Yで,色差信号CB,CRを符号Cで示
す。
とこれに続く色差信号CB,CRが各々1画面の1ライン分
となって2288ラインで1頁分となって送信され,FAX信号
メモリ回路1では、第2図に示すように,第1番目のラ
インにFAX信号の第1のラインの輝度信号Yが格納さ
れ,第2番目のラインにはFAX信号の第2のラインの色
差信号CB,CRが半分ずつ格納され,以下2288ラインまで
交互に格納されるようになっている。第2図では便宜上
輝度信号Yを符号Yで,色差信号CB,CRを符号Cで示
す。
なお,FAX信号メモリ回路1に入力されるFAX信号は,
受信後に選曲,増幅,音声検波され,更にFAX信号検波
回路で復調された複合信号である。
受信後に選曲,増幅,音声検波され,更にFAX信号検波
回路で復調された複合信号である。
アドレスメモリ回路3は,FAX信号メモリ回路1におけ
る各ラインの先頭アドレスを例えば2000ライン分格納す
るエリアを有している。格納する先頭アドレス数はメモ
リ容量や後述するカラープリンタ15の構成等によって任
意に選定される。
る各ラインの先頭アドレスを例えば2000ライン分格納す
るエリアを有している。格納する先頭アドレス数はメモ
リ容量や後述するカラープリンタ15の構成等によって任
意に選定される。
それらFAX信号メモリ回路1およびアドレスメモリ回
路3はCPU5の管理下で動作しており,CPU5によってアド
レスメモリ回路3に先頭アドレスが書込まれるととも
に,受信FAX信号に抜けラインが存在する場合には,そ
の抜けラインの先頭アドレスとしてFAX信号メモリ回路
1おける2ライン前もしくは2ライン後の先頭アドレス
が書込み制御されている。
路3はCPU5の管理下で動作しており,CPU5によってアド
レスメモリ回路3に先頭アドレスが書込まれるととも
に,受信FAX信号に抜けラインが存在する場合には,そ
の抜けラインの先頭アドレスとしてFAX信号メモリ回路
1おける2ライン前もしくは2ライン後の先頭アドレス
が書込み制御されている。
アドレスメモリ回路3にはアドレス発生回路7が接続
されており,アドレスメモリ回路3内の1〜2000ライン
分の先頭アドレスデータのうち連続する例えば3ライン
分を指定し,その先頭アドレスを出力する機能を有して
いる。
されており,アドレスメモリ回路3内の1〜2000ライン
分の先頭アドレスデータのうち連続する例えば3ライン
分を指定し,その先頭アドレスを出力する機能を有して
いる。
FAX信号メモリ回路1およびアドレスメモリ回路3に
はアドレスカウンタ回路9が接続されている。
はアドレスカウンタ回路9が接続されている。
このアドレスカウンタ回路9は、アドレスメモリ回路
3からの3ライン分の先頭アドレスデータを取り込み,
これを初期値としてFAX信号メモリ回路1の該当する3
ラインを指定し,その先頭アドレスの輝度信号Yおよび
色差信号CB,CRを読み出すとともに,その先頭アドレス
を初期値としてカウントを開始して指定した3ラインの
先頭アドレスから1ライン分について順次輝度信号Yお
よび色差信号CB,CRを出力する機能を有している。な
お,色差信号を格納したラインについてはアドレスカウ
ンタ回路9がライン途中の色差信号CRのアドレスも自動
演算して出力する。
3からの3ライン分の先頭アドレスデータを取り込み,
これを初期値としてFAX信号メモリ回路1の該当する3
ラインを指定し,その先頭アドレスの輝度信号Yおよび
色差信号CB,CRを読み出すとともに,その先頭アドレス
を初期値としてカウントを開始して指定した3ラインの
先頭アドレスから1ライン分について順次輝度信号Yお
よび色差信号CB,CRを出力する機能を有している。な
お,色差信号を格納したラインについてはアドレスカウ
ンタ回路9がライン途中の色差信号CRのアドレスも自動
演算して出力する。
アドレスカウンタ回路9は,読み出された3ラインが
輝度信号Y,色差信号C(CB,CR)および輝度信号Yの場
合には輝度信号Yを平均し,色差信号C,輝度信号Yおよ
び色差信号Cの場合には色差信号Cを平均して色信号変
換回路11に1ライン分の高精度の輝度信号Yおよび色差
信号CB,CRを出力する機能を有している。
輝度信号Y,色差信号C(CB,CR)および輝度信号Yの場
合には輝度信号Yを平均し,色差信号C,輝度信号Yおよ
び色差信号Cの場合には色差信号Cを平均して色信号変
換回路11に1ライン分の高精度の輝度信号Yおよび色差
信号CB,CRを出力する機能を有している。
もっとも,3ライン分の輝度信号Yおよび色差信号CB,C
Rを演算する機能は,色信号変換回路11で行うように構
成することも可能である。
Rを演算する機能は,色信号変換回路11で行うように構
成することも可能である。
色信号変換回路11は輝度信号Yおよび色差信号CB,CR
を例えば比較演算して3原色のRGB色信号に分離変換す
る機能を有し,後段のラインメモリ回路13に出力する。
を例えば比較演算して3原色のRGB色信号に分離変換す
る機能を有し,後段のラインメモリ回路13に出力する。
ラインメモリ回路13は,第3図に示すように,RGB色信
号の各々1ライン分のメモリ容量を有するバッファであ
って2Kバイトの2個のRAMで構成されており,カラープ
リンタ15に接続されている。
号の各々1ライン分のメモリ容量を有するバッファであ
って2Kバイトの2個のRAMで構成されており,カラープ
リンタ15に接続されている。
次に,このように構成された本発明の動作を説明す
る。
る。
FAX信号がFAX信号メモリ回路1に入力されると,1頁分
の第1のラインの輝度信号YがFAX信号メモリ回路1の
第1のラインに,FAX信号の第2ラインの色差信号CB,CR
がFAX信号メモリ回路1の第2のラインに書込まれ,順
次FAX信号の1頁分の各ラインが2288ライン目まで書込
まれる。
の第1のラインの輝度信号YがFAX信号メモリ回路1の
第1のラインに,FAX信号の第2ラインの色差信号CB,CR
がFAX信号メモリ回路1の第2のラインに書込まれ,順
次FAX信号の1頁分の各ラインが2288ライン目まで書込
まれる。
一方,アドレスメモリ回路3には,FAX信号メモリ回路
1内の各ラインの先頭アドレスが2000ラインまで順次書
込まれる。受信FAX信号に抜けラインが存在する場合に
は,その抜けラインの先頭アドレスとしてFAX信号メモ
リ回路1における2ライン前もしくは2ライン後の先頭
アドレスが書込まれる。これらはCPU5の管理の下に動作
する。
1内の各ラインの先頭アドレスが2000ラインまで順次書
込まれる。受信FAX信号に抜けラインが存在する場合に
は,その抜けラインの先頭アドレスとしてFAX信号メモ
リ回路1における2ライン前もしくは2ライン後の先頭
アドレスが書込まれる。これらはCPU5の管理の下に動作
する。
1頁分のFAX信号がFAX信号メモリ回路1に書込まれる
と,アドレス発生回路7からアドレスメモリ回路3の第
1〜第3のラインが順次指定されてアドレスメモリ回路
3に加えられ,アドレスメモリ回路3から第1〜第3の
ラインまでのデータすなわちFAX信号メモリ回路1の第
1〜第3のラインの先頭アドレスがアドレスカウンタ回
路9に読み出される。
と,アドレス発生回路7からアドレスメモリ回路3の第
1〜第3のラインが順次指定されてアドレスメモリ回路
3に加えられ,アドレスメモリ回路3から第1〜第3の
ラインまでのデータすなわちFAX信号メモリ回路1の第
1〜第3のラインの先頭アドレスがアドレスカウンタ回
路9に読み出される。
アドレスカウンタ回路9は,それら先頭アドレスをFA
X信号メモリ回路1に出力し,第2図のように該当する
第1〜第3のラインの先頭アドレスに格納された輝度信
号Yおよび色差信号CB,CRのデータD1,D2,D3,D4を読み込
む。
X信号メモリ回路1に出力し,第2図のように該当する
第1〜第3のラインの先頭アドレスに格納された輝度信
号Yおよび色差信号CB,CRのデータD1,D2,D3,D4を読み込
む。
そして,データD1,D2,D3,D4のうちD1,D4の平均値を演
算して輝度信号Yおよび色差信号CB,CRを色信号変換回
路11に出力するとともに,先頭アドレスを初期値として
カウント開始し,第1〜第3のラインのデータを1ライ
ン分順次読み込んで色信号変換回路11に出力する。
算して輝度信号Yおよび色差信号CB,CRを色信号変換回
路11に出力するとともに,先頭アドレスを初期値として
カウント開始し,第1〜第3のラインのデータを1ライ
ン分順次読み込んで色信号変換回路11に出力する。
色信号変換回路11では輝度信号Yおよび色差信号CB,C
Rを比較演算してRGB色信号に変換して出力し,ラインメ
モリ回路13の各格納エリアに格納する。
Rを比較演算してRGB色信号に変換して出力し,ラインメ
モリ回路13の各格納エリアに格納する。
1ライン分のRGB色信号がラインメモリ回路13に格納
されると,これがカラープリンタ15に1ドットずつ出力
されてカラープリンタ15では1頁分の画面の第1のライ
ンが印字される。カラープリンタ15は減色法によって色
を再現するから,カラープリンタ15でRGB色信号からY
(黄),M(マゼンタ)およびC(シアン)に変換して一
色ずつ順に印字する。
されると,これがカラープリンタ15に1ドットずつ出力
されてカラープリンタ15では1頁分の画面の第1のライ
ンが印字される。カラープリンタ15は減色法によって色
を再現するから,カラープリンタ15でRGB色信号からY
(黄),M(マゼンタ)およびC(シアン)に変換して一
色ずつ順に印字する。
1頁分の第2ラインについては,アドレスメモリ回路
3がアドレスメモリ回路3の第2〜第4のラインを指定
し,それに基づいてFAX信号メモリー回路1の第2〜第
4のラインから読み出した信号の色変換が行われ,以下
これを繰り返す。なお,第2のラインの色変換は,第1
のラインのRGB色信号がラインメモリ回路13にセットさ
れてカラープリンタ15に出力される時間が利用される
が,この関係は次の第4図の説明によって一層明確にな
る。
3がアドレスメモリ回路3の第2〜第4のラインを指定
し,それに基づいてFAX信号メモリー回路1の第2〜第
4のラインから読み出した信号の色変換が行われ,以下
これを繰り返す。なお,第2のラインの色変換は,第1
のラインのRGB色信号がラインメモリ回路13にセットさ
れてカラープリンタ15に出力される時間が利用される
が,この関係は次の第4図の説明によって一層明確にな
る。
第4図はラインメモリ回路13とカラープリンタ15巻の
動作タイミングを示すものである。
動作タイミングを示すものである。
プリンタ15側からの▲▼信号が、ラインメ
モリ回路13側から▲▼信号が出力され,▲
▼信号が出されて垂直同期信号▲▼
および水平同期信号▲▼でカラープリンタの用
紙の同期がとれると,クロックCLKに同期してラインメ
モリ回路13からカラープリンタ15へRGB色信号が例えば1
msecで出力され,第1ライン目が印字される。
モリ回路13側から▲▼信号が出力され,▲
▼信号が出されて垂直同期信号▲▼
および水平同期信号▲▼でカラープリンタの用
紙の同期がとれると,クロックCLKに同期してラインメ
モリ回路13からカラープリンタ15へRGB色信号が例えば1
msecで出力され,第1ライン目が印字される。
第5図はラインメモリ回路13からカラープリンタ15へ
入力されるRGB色信号の1画面分の印字データを示す図
であり,図中では1ラインが1536ドットとなっている
が,カラープリンタ15の構成に応じて選定される。
入力されるRGB色信号の1画面分の印字データを示す図
であり,図中では1ラインが1536ドットとなっている
が,カラープリンタ15の構成に応じて選定される。
その後,第2ライン目のRGB色信号が次の期間(18.66
msec)に色信号変換回路11からラインメモリ回路13に格
納セットされ,水平同期信号▲▼およびクロッ
クCLKに同期してプリンタ15へ送られて第2ライン目が
印字される。その後,順次2000ライン分の処理が行われ
て1画面の1色例えばY(黄)の印字が行われる。
msec)に色信号変換回路11からラインメモリ回路13に格
納セットされ,水平同期信号▲▼およびクロッ
クCLKに同期してプリンタ15へ送られて第2ライン目が
印字される。その後,順次2000ライン分の処理が行われ
て1画面の1色例えばY(黄)の印字が行われる。
続いて,上述した動作を繰り返して順次1画面2色目
と3色目がM(マゼンタ)およびC(シアン)で印字さ
れて色画面が用紙に再現される。
と3色目がM(マゼンタ)およびC(シアン)で印字さ
れて色画面が用紙に再現される。
このように本発明は,FAX信号をFAX信号メモリ回路1
に格納してアドレスカウンタ回路9によって1画面の3
ラインずつ読み出し,色信号変換回路11でRGB色信号に
変換し,それをラインメモリ回路13で格納するので,FAX
信号を格納する回路のメモリ容量が16Mバイトから4Mバ
イトに大幅に減少し,色信号変換回路11からRGB色信号
をラインメモリ回路13に出力する間に色信号変換回路11
で次のライン信号をRGB色信号に変換するから,FAX信号
の受信中にRGB色信号の変換が終了しないと言った弊害
がない。
に格納してアドレスカウンタ回路9によって1画面の3
ラインずつ読み出し,色信号変換回路11でRGB色信号に
変換し,それをラインメモリ回路13で格納するので,FAX
信号を格納する回路のメモリ容量が16Mバイトから4Mバ
イトに大幅に減少し,色信号変換回路11からRGB色信号
をラインメモリ回路13に出力する間に色信号変換回路11
で次のライン信号をRGB色信号に変換するから,FAX信号
の受信中にRGB色信号の変換が終了しないと言った弊害
がない。
さらに,FAX信号メモリ回路1の各ラインの先頭アドレ
スを格納するアドレスメモリ回路3を備え,連続するラ
インの先頭アドレスを書込み,これによってFAX信号メ
モリ回路1を制御すれば,FAX信号におけるライン抜けを
防止可能となる。
スを格納するアドレスメモリ回路3を備え,連続するラ
インの先頭アドレスを書込み,これによってFAX信号メ
モリ回路1を制御すれば,FAX信号におけるライン抜けを
防止可能となる。
もっとも,アドレスメモリ回路3はFAX信号メモリ回
路1を構成するRAMの一部で形成する必要はなく,別個
のRAMを用いて構成可能であるが,FAX信号メモリ回路1
を構成してもRAMの構成上メモリ容量に残エリアが形成
されるし,先頭アドレスの格納に必要なメモリ容量は小
さいから,FAX信号メモリ回路1のRAMの一部で構成した
方が効率が良い。
路1を構成するRAMの一部で形成する必要はなく,別個
のRAMを用いて構成可能であるが,FAX信号メモリ回路1
を構成してもRAMの構成上メモリ容量に残エリアが形成
されるし,先頭アドレスの格納に必要なメモリ容量は小
さいから,FAX信号メモリ回路1のRAMの一部で構成した
方が効率が良い。
なお,上述した本発明の実施例では,3ラインずつ先頭
アドレスを指定してFAX信号メモリ回路1からデータを
読み出したが,これは輝度信号Y,色差信号CB,CRの精度
を向上させるためのものであり,所定のラインずつ例え
ば2ラインずつ読み出してそのまま色信号変換回路11で
色変換するように構成してもよい。
アドレスを指定してFAX信号メモリ回路1からデータを
読み出したが,これは輝度信号Y,色差信号CB,CRの精度
を向上させるためのものであり,所定のラインずつ例え
ば2ラインずつ読み出してそのまま色信号変換回路11で
色変換するように構成してもよい。
以上説明したように本発明は,FAX信号をFAX信号メモ
リ回路に格納してアドレスカウンタ回路で3ライン毎に
読み出し,色信号変換回路てRGB色信号に変換して1ラ
イン分をラインメモリ回路に格納してプリンタに出力す
る構成としたから,FAX信号を格納するメモリ容量が大幅
に小さくなり,機器の形状の小型化,消費電力や価格の
低減が可能となるうえ,FAX信号の受信が終了してもRGB
色信号の変換が終了しないと言った不都合が生じない。
リ回路に格納してアドレスカウンタ回路で3ライン毎に
読み出し,色信号変換回路てRGB色信号に変換して1ラ
イン分をラインメモリ回路に格納してプリンタに出力す
る構成としたから,FAX信号を格納するメモリ容量が大幅
に小さくなり,機器の形状の小型化,消費電力や価格の
低減が可能となるうえ,FAX信号の受信が終了してもRGB
色信号の変換が終了しないと言った不都合が生じない。
また,FAF信号メモリ回路の各ラインの先頭アドレスを
格納するアドレスメモリ回路を備えれば,受信FAX信号
中の抜けラインを補償することが可能となり,上記効果
に加えて印刷時のライン抜けの防止が可能となる。
格納するアドレスメモリ回路を備えれば,受信FAX信号
中の抜けラインを補償することが可能となり,上記効果
に加えて印刷時のライン抜けの防止が可能となる。
さらに,そのアドレスメモリ回路をFAX信号メモリ回
路を構成するRAMの一部で構成すれば,RAMを有効に活用
することが可能となり、一層小型化および動作の効率化
を図ることができる。
路を構成するRAMの一部で構成すれば,RAMを有効に活用
することが可能となり、一層小型化および動作の効率化
を図ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック回路図,第2
図は第1図中のFAX信号メモリ回路およびアドレスメモ
リ回路内の格納状態を説明するメモリマップ図,第3図
は第1図中のラインメモリ回路の概略を示す構成図,第
4図は第1図のラインメモリ回路とプリンタとのインタ
ーフェースを説明するタイムチャート図,第5図は第1
図中のラインメモリ回路からプリンタへ伝送される色信
号データを説明するデータ構成図,第6図および第7図
はFAX放送において送信される1頁分のFAX信号の内容を
示す信号構成図およびその1ライン分の概略波形を示す
波形図である。 1……FAX信号メモリ回路 3……アドレスメモリ回路 5……CPU 7……アドレス発生回路 9……アドレスカウンタ回路 11……色信号変換回路 13……ラインメモリ回路 15……カラープリンタ
図は第1図中のFAX信号メモリ回路およびアドレスメモ
リ回路内の格納状態を説明するメモリマップ図,第3図
は第1図中のラインメモリ回路の概略を示す構成図,第
4図は第1図のラインメモリ回路とプリンタとのインタ
ーフェースを説明するタイムチャート図,第5図は第1
図中のラインメモリ回路からプリンタへ伝送される色信
号データを説明するデータ構成図,第6図および第7図
はFAX放送において送信される1頁分のFAX信号の内容を
示す信号構成図およびその1ライン分の概略波形を示す
波形図である。 1……FAX信号メモリ回路 3……アドレスメモリ回路 5……CPU 7……アドレス発生回路 9……アドレスカウンタ回路 11……色信号変換回路 13……ラインメモリ回路 15……カラープリンタ
Claims (3)
- 【請求項1】復調されたファクシミリ信号を送信画面の
1頁分の第1のラインのデータから順次格納するファク
シミリ信号メモリ回路と, このファクシミリ信号メモリ回路に格納された内容を第
1のラインから所定ライン分ずつ先頭からカウントしな
がら3ライン分毎に読み出すアドレスカウンタ回路と, このアドレスカウンタ回路からの出力データをRGB色信
号に各々変換する色信号変換回路と, 変換された1ライン分の前記RGB色信号を各々1ライン
分格納するラインメモリ回路と, を具備してなることを特徴とするファクシミリ放送受信
機の色信号変換デコーダ。 - 【請求項2】前記ファクシミリ信号メモリ回路における
各ラインの先頭アドレスデータを格納するアドレスメモ
リ回路であって,前記第1のラインから所定ライン分の
前記先頭アドレスを前記アドレスカウンタ回路に出力し
て前記カウントの初期値とするアドレスメモリ回路を具
備してなる請求項1記載のファクシミリ放送受信機の色
信号変換デコーダ。 - 【請求項3】前記アドレスメモリ回路が,前記ファクシ
ミリ信号メモリ回路を構成するメモリの一部で構成され
てなる請求項2記載のファクシミリ放送受信機の色信号
変換デコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63059442A JP2577765B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | ファクシミリ放送受信機の色信号変換デコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63059442A JP2577765B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | ファクシミリ放送受信機の色信号変換デコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01233967A JPH01233967A (ja) | 1989-09-19 |
JP2577765B2 true JP2577765B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=13113406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63059442A Expired - Lifetime JP2577765B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | ファクシミリ放送受信機の色信号変換デコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577765B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1259343B (it) * | 1992-03-17 | 1996-03-12 | Sip | Circuito di controllo video per applicazioni multimediali |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP63059442A patent/JP2577765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01233967A (ja) | 1989-09-19 |
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