JP2577592B2 - 着信選択方式 - Google Patents
着信選択方式Info
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- JP2577592B2 JP2577592B2 JP63009180A JP918088A JP2577592B2 JP 2577592 B2 JP2577592 B2 JP 2577592B2 JP 63009180 A JP63009180 A JP 63009180A JP 918088 A JP918088 A JP 918088A JP 2577592 B2 JP2577592 B2 JP 2577592B2
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- Japan
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- telephone
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- conversion device
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は着信選択方式、さらに詳しく云えば加入者の
電話番号と交換機の収容位置との関係を独立に管理し、
収容位置が変わつても電話番号を変えなくても済む着信
選択方式に関するものである。
電話番号と交換機の収容位置との関係を独立に管理し、
収容位置が変わつても電話番号を変えなくても済む着信
選択方式に関するものである。
従来の複数個の交換機を有する通信網では、電話番号
はどこの交換機のどこの加入者線といつた電話機の物理
的な収容位置に対応付けられ、すべての交換機は、局番
から交換ユニット、加入者番号から加入者線の収容位置
を選択できるようにこれらの対応情報を各々の交換機内
に保持し、電話番号とこれらのデータを照合することに
よつて着信先を選択している。
はどこの交換機のどこの加入者線といつた電話機の物理
的な収容位置に対応付けられ、すべての交換機は、局番
から交換ユニット、加入者番号から加入者線の収容位置
を選択できるようにこれらの対応情報を各々の交換機内
に保持し、電話番号とこれらのデータを照合することに
よつて着信先を選択している。
このため移転等により電話機の収容位置が変更になる
と電話番号は変更せざるを得ないというだけでなく、電
話番号を変えないで交換機の統廃合を行おうとすると加
入者線と交換機の接続端子を接続するMDFの配線が複雑
になるという問題がある。
と電話番号は変更せざるを得ないというだけでなく、電
話番号を変えないで交換機の統廃合を行おうとすると加
入者線と交換機の接続端子を接続するMDFの配線が複雑
になるという問題がある。
本発明は上記の問題点を解決し、電話機を異る電話局
(交換機)に移転させても電話番号は変えずに済むこ
と、交換機の統廃合を容易にすることを目的とするもの
である。
(交換機)に移転させても電話番号は変えずに済むこ
と、交換機の統廃合を容易にすることを目的とするもの
である。
本発明によれば、上記の問題点は、複数個の交換機を
有する通信網において、 該通信網の全部又は一部の電話機について電話番号の
他に該電話機の交換機への物理的な収容位置を表す収容
位置情報を付与し、 上記電話番号と収容位置情報とを対応付けるデータを
保持する番号変換装置を交換制御を行う交換機とは論理
的に独立に設け、 上記データは交換機による制御あるいは加入者自身の
制御により変更可能に構成し、 また、上記交換機の全部あるいは一部を上記番号変換
装置と通信可能に構成し、 上記番号変換装置は該交換機から加入者の電話番号を
受信すると該加入者の収容位置情報を該交換機に返送
し、 該交換機は該収容位置情報を用いて回線選択し着信交
換機及び着信加入者に接続することを特徴とする着信選
択方式 によつて解決される。
有する通信網において、 該通信網の全部又は一部の電話機について電話番号の
他に該電話機の交換機への物理的な収容位置を表す収容
位置情報を付与し、 上記電話番号と収容位置情報とを対応付けるデータを
保持する番号変換装置を交換制御を行う交換機とは論理
的に独立に設け、 上記データは交換機による制御あるいは加入者自身の
制御により変更可能に構成し、 また、上記交換機の全部あるいは一部を上記番号変換
装置と通信可能に構成し、 上記番号変換装置は該交換機から加入者の電話番号を
受信すると該加入者の収容位置情報を該交換機に返送
し、 該交換機は該収容位置情報を用いて回線選択し着信交
換機及び着信加入者に接続することを特徴とする着信選
択方式 によつて解決される。
本発明は電話番号と電話機の収容位置情報を分け、そ
の対応関係を論理的かつ各交換機とは独立に保持する装
置を設け、電話機の収容位置が変更すればこの対応デー
タを変更し、交換機は電話番号に基づきその収容位置情
報を問い合わせることにより着信先を決定するものであ
る。
の対応関係を論理的かつ各交換機とは独立に保持する装
置を設け、電話機の収容位置が変更すればこの対応デー
タを変更し、交換機は電話番号に基づきその収容位置情
報を問い合わせることにより着信先を決定するものであ
る。
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第1図は本発明の一般的な実施例の概要図である。図
において、1は電話番号とその電話機の収容位置情報と
の対応情報を保有する番号変換装置であり、2は番号変
換装置との通信機能をもつた交換機、3は交換機2に収
容される電話機、4は着信側の電話機、5は電話機4を
収容する着信側の交換機、6は中継交換機である。ま
た、7は交換機と番号変換装置との通信路である。本実
施例において、電話機3から電話機4宛に電話をかける
場合の動作を説明する。まず、交換機2が電話機3から
電話機4の電話番号を受信すると通信路7を経由して番
号変換装置1に該番号を送信し、番号変換装置1から電
話機4の収容位置情報を受信する。交換機3は該情報に
もとづき着信先交換機5を選択する。このように動作す
るから、例えば交換機2に収容されている電話機3を交
換機5に移設しても番号変換装置1にある該電話機3の
収容位置情報を変更するのみで、該電話機3への通信は
元の電話番号のままで可能である。なお、交換機2に収
容されている電話機から同交換機に収容されている電話
機への通話については番号変換装置にアクセスすること
は必須ではなく、自交換機内のみで処理できることはい
うまでもない。
において、1は電話番号とその電話機の収容位置情報と
の対応情報を保有する番号変換装置であり、2は番号変
換装置との通信機能をもつた交換機、3は交換機2に収
容される電話機、4は着信側の電話機、5は電話機4を
収容する着信側の交換機、6は中継交換機である。ま
た、7は交換機と番号変換装置との通信路である。本実
施例において、電話機3から電話機4宛に電話をかける
場合の動作を説明する。まず、交換機2が電話機3から
電話機4の電話番号を受信すると通信路7を経由して番
号変換装置1に該番号を送信し、番号変換装置1から電
話機4の収容位置情報を受信する。交換機3は該情報に
もとづき着信先交換機5を選択する。このように動作す
るから、例えば交換機2に収容されている電話機3を交
換機5に移設しても番号変換装置1にある該電話機3の
収容位置情報を変更するのみで、該電話機3への通信は
元の電話番号のままで可能である。なお、交換機2に収
容されている電話機から同交換機に収容されている電話
機への通話については番号変換装置にアクセスすること
は必須ではなく、自交換機内のみで処理できることはい
うまでもない。
次に、第1図を用いて番号変換装置において電話番号
と収容位置情報の対応データを変更する方法を説明す
る。同図に於いて、交換機2は共通線信号等を用いて番
号変換装置1と通信することが可能であり、番号変換装
置1に対して収容位置を変更する電話機の収容位置情報
及び該電話の電話番号を送出すると、番号変換装置1は
該装置内に記憶してある電話番号と収容位置情報の対応
データを変更し、それ以後の番号変換は該データに基づ
いて行う。また、加入者が特定の電話機を収容する交換
機に対して特定の番号等を用いて該電話機に付与する電
話番号を指示し、更に該交換機が番号変換装置に対して
該電話機の収容位置情報及び電話番号を送出するように
しておくことにより、どこの電話機に対しても自分の電
話番号を付与させることが可能になる。
と収容位置情報の対応データを変更する方法を説明す
る。同図に於いて、交換機2は共通線信号等を用いて番
号変換装置1と通信することが可能であり、番号変換装
置1に対して収容位置を変更する電話機の収容位置情報
及び該電話の電話番号を送出すると、番号変換装置1は
該装置内に記憶してある電話番号と収容位置情報の対応
データを変更し、それ以後の番号変換は該データに基づ
いて行う。また、加入者が特定の電話機を収容する交換
機に対して特定の番号等を用いて該電話機に付与する電
話番号を指示し、更に該交換機が番号変換装置に対して
該電話機の収容位置情報及び電話番号を送出するように
しておくことにより、どこの電話機に対しても自分の電
話番号を付与させることが可能になる。
第2図は本発明を特定領域内のみで適用する実施例の
概要図である。図において、1〜7は第1図と同じもの
を示し、8は本発明を適用した領域であり、9は領域8
の外からのトラヒツクを中継する中継交換機、10は領域
8の外の交換機、11は中継交換機9と番号変換装置1と
の通信路である。この例において、領域8内で発着する
トラヒツクに関する交換機の動作は第1図の場合と同じ
である。領域8の外からのトラヒツクについては、中継
交換機9において着信電話機の収容位置情報を番号変換
装置1に問い合わせた後、着信交換機5を選択する。ま
た、電話機3から領域8の外への電話機へのトラヒツク
については番号変換装置1のアクセスせずに従来どおり
接続する。このように動作するから、該領域内では電話
番号を変更することなく電話機を移設することができ
る。領域として市内局番を同一とする領域を選べば、交
換機の処理および加入者の管理上容易になることはいう
までもない。
概要図である。図において、1〜7は第1図と同じもの
を示し、8は本発明を適用した領域であり、9は領域8
の外からのトラヒツクを中継する中継交換機、10は領域
8の外の交換機、11は中継交換機9と番号変換装置1と
の通信路である。この例において、領域8内で発着する
トラヒツクに関する交換機の動作は第1図の場合と同じ
である。領域8の外からのトラヒツクについては、中継
交換機9において着信電話機の収容位置情報を番号変換
装置1に問い合わせた後、着信交換機5を選択する。ま
た、電話機3から領域8の外への電話機へのトラヒツク
については番号変換装置1のアクセスせずに従来どおり
接続する。このように動作するから、該領域内では電話
番号を変更することなく電話機を移設することができ
る。領域として市内局番を同一とする領域を選べば、交
換機の処理および加入者の管理上容易になることはいう
までもない。
第3図は本発明を適用した交換機と既存の交換機が混
在する通信網における実施例の概要図である。図におい
て、1,3,4,7は第1図および第2図と同じものを示し、1
2は本発明を適用した交換機、13は本発明を適用してい
ない交換機、14は本発明の適用の有無に関わらない交換
機、15は交換機12から交換機14に移設した電話機、16は
中継交換機、17は交換機13から中継交換機16への中継回
線、18は中継交換機16と交換機12を接続する中継回線、
19は交換機13と交換機12との直通回線である。なお、本
実施例では電話機の収容位置情報の形式を市外局番、市
内局番、加入者番号からなる電話番号の形式と合わせて
ある。また、交換機12には該交換機から他の交換機に移
設した電話機の電話番号と移設先の収容位置情報との対
応情報を置き、該交換機外の番号変換装置を介さずに該
交換機12に着信した呼を移設先の収容交換機に転送する
機能を設けている。
在する通信網における実施例の概要図である。図におい
て、1,3,4,7は第1図および第2図と同じものを示し、1
2は本発明を適用した交換機、13は本発明を適用してい
ない交換機、14は本発明の適用の有無に関わらない交換
機、15は交換機12から交換機14に移設した電話機、16は
中継交換機、17は交換機13から中継交換機16への中継回
線、18は中継交換機16と交換機12を接続する中継回線、
19は交換機13と交換機12との直通回線である。なお、本
実施例では電話機の収容位置情報の形式を市外局番、市
内局番、加入者番号からなる電話番号の形式と合わせて
ある。また、交換機12には該交換機から他の交換機に移
設した電話機の電話番号と移設先の収容位置情報との対
応情報を置き、該交換機外の番号変換装置を介さずに該
交換機12に着信した呼を移設先の収容交換機に転送する
機能を設けている。
本実施例において、交換機13には番号変換装置1への
通信機能がないため、交換機13から電話機15あてに発信
した呼びは番号の変換を受けないので直接直通回線19を
介してあるいは回線17,18および中継交換機16を経由し
て交換機12にいつたん着信するが、交換機12にはこの呼
びを転送する機能があるから、回線20又は回線18,21を
経由して該呼びを移設先の交換機14に着呼させることが
できる。なお、中継交換機16にも番号変換装置1へのア
クセス機能をもたせれば、交換機13が中継回線17を選択
した場合には該呼びは交換機12には着呼せずに中継交換
機16から直接交換機14に選択させ得ることはいうまでも
ない。また、収容位置情報の形式は通常の電話番号と同
じ形式をとつているから、着信側の交換機には特別の信
号転送方式を必要とはしない。このように動作するか
ら、交換機12に収容されている電話機は番号変換装置へ
の通信機能を持たない既存の交換機に対しても同じ番号
のままで移設することが可能である。従つて、本発明を
適用していない既存の交換機が存在する通信網であつて
も本発明は部分的に適用可能である。
通信機能がないため、交換機13から電話機15あてに発信
した呼びは番号の変換を受けないので直接直通回線19を
介してあるいは回線17,18および中継交換機16を経由し
て交換機12にいつたん着信するが、交換機12にはこの呼
びを転送する機能があるから、回線20又は回線18,21を
経由して該呼びを移設先の交換機14に着呼させることが
できる。なお、中継交換機16にも番号変換装置1へのア
クセス機能をもたせれば、交換機13が中継回線17を選択
した場合には該呼びは交換機12には着呼せずに中継交換
機16から直接交換機14に選択させ得ることはいうまでも
ない。また、収容位置情報の形式は通常の電話番号と同
じ形式をとつているから、着信側の交換機には特別の信
号転送方式を必要とはしない。このように動作するか
ら、交換機12に収容されている電話機は番号変換装置へ
の通信機能を持たない既存の交換機に対しても同じ番号
のままで移設することが可能である。従つて、本発明を
適用していない既存の交換機が存在する通信網であつて
も本発明は部分的に適用可能である。
第4図は本発明に適用し得る番号変換装置の構成例の
概略図である。図において2および7は第1図,第2図
および第3図と同様それぞれ交換機および通信路を示
し、22は交換機と通信するための共通線信号装置、23は
電話機の電話番号と収容位置情報の対応データを保持す
るメモリ、24は共通信号装置22の制御及びメモリ23のデ
ータに基づいて番号の変換するプロセツサである。共通
線信号装置22、メモリ23、番号変換用プロセツサ24はそ
れぞれ信頼性向上のため2重化されている。図で、番号
変換用プロセツサ24は交換機2から通信路7を介して電
話番号を受信すると、メモリ23内に記憶されているデー
タを参照し、該電話番号を持つ電話機の収容位置情報を
読みだし、共通線信号装置22を介して交換機2に返送す
る。なお、番号変換のための通信量及び処理量を多く要
する場合には、例えば局番対応に共通線信号装置22、メ
モリ23、番号変換用プロセツサ24の組を複数設けるなど
して、規模に応じたビルデイングブロツク構成とするこ
とが可能であることは言うまでもない。また、この図に
は示していないが、通信路7と共通線信号装置22の間に
は共通線信号中継交換機が介在することはいうまでもな
い。
概略図である。図において2および7は第1図,第2図
および第3図と同様それぞれ交換機および通信路を示
し、22は交換機と通信するための共通線信号装置、23は
電話機の電話番号と収容位置情報の対応データを保持す
るメモリ、24は共通信号装置22の制御及びメモリ23のデ
ータに基づいて番号の変換するプロセツサである。共通
線信号装置22、メモリ23、番号変換用プロセツサ24はそ
れぞれ信頼性向上のため2重化されている。図で、番号
変換用プロセツサ24は交換機2から通信路7を介して電
話番号を受信すると、メモリ23内に記憶されているデー
タを参照し、該電話番号を持つ電話機の収容位置情報を
読みだし、共通線信号装置22を介して交換機2に返送す
る。なお、番号変換のための通信量及び処理量を多く要
する場合には、例えば局番対応に共通線信号装置22、メ
モリ23、番号変換用プロセツサ24の組を複数設けるなど
して、規模に応じたビルデイングブロツク構成とするこ
とが可能であることは言うまでもない。また、この図に
は示していないが、通信路7と共通線信号装置22の間に
は共通線信号中継交換機が介在することはいうまでもな
い。
第5図は中継交換機に番号変換装置を併合させた構成
例の概要図である。図において、22,23,24は第4図と同
じものを示し、25は交換機の通話路装置、26は信号装
置、27は信号処理装置、28はプロセツサ間通信用バス、
29は管理用プロセツサ(CNP)、30はメモリ、31はフア
イル装置、32はプロセツサ間通信制御装置である。ここ
で、共通線信号装置22、メモリ23、番号変換用プロセツ
サ24以外は中継交換機に本来設備されている装置であ
る。ここにおいて、全体のシステム管理を管理用プロセ
ツサ29が行う以外は共通線信号装置22、メモリ23、番号
変換用プロセツサ24の動作は第4図の実施例と同じであ
る。なお、共通線信号装置22、メモリ23、番号変換用プ
ロセツサ24の組をバス28上に複数接続し、規模の応じた
ビルデイングブロツク構成が可能であることはいうまで
もない。
例の概要図である。図において、22,23,24は第4図と同
じものを示し、25は交換機の通話路装置、26は信号装
置、27は信号処理装置、28はプロセツサ間通信用バス、
29は管理用プロセツサ(CNP)、30はメモリ、31はフア
イル装置、32はプロセツサ間通信制御装置である。ここ
で、共通線信号装置22、メモリ23、番号変換用プロセツ
サ24以外は中継交換機に本来設備されている装置であ
る。ここにおいて、全体のシステム管理を管理用プロセ
ツサ29が行う以外は共通線信号装置22、メモリ23、番号
変換用プロセツサ24の動作は第4図の実施例と同じであ
る。なお、共通線信号装置22、メモリ23、番号変換用プ
ロセツサ24の組をバス28上に複数接続し、規模の応じた
ビルデイングブロツク構成が可能であることはいうまで
もない。
第6図は共通線信号中継交換機に番号変換装置を併合
させた構成例の概要図である。図において、23,24,29,3
1は第4図および第5図と同じものを示し、33は共通線
信号装置、34は信号処理プロセツサ、35はプロセツサ間
通信制御装置、36はプロセツサ間通信用バスである。こ
こで、メモリ23、番号変換用プロセツサ24以外は共通線
信号中継交換機に本来設備されている装置である。共通
線信号中継交換機に併合した場合には、交換機との通信
のための共通線信号装置は本来の信号中継のために使わ
れている装置をそのまま使用可能である。メモリ23及び
番号変換用プロセツサ24の動作は第4図の実施例と基本
的には同じであるが、発信側の交換機から電話番号を受
け取ると収容位置情報を返すが、同時に相手交換機に対
しても接続のための信号を送信することが可能になり、
発信交換機での処理を減らすことが可能である。また、
メモリ23、番号変換用プロセツサ24の組をバス36上に複
数接続し、規模の応じたビルデイングブロツク構成が可
能であることはいうまでもない。
させた構成例の概要図である。図において、23,24,29,3
1は第4図および第5図と同じものを示し、33は共通線
信号装置、34は信号処理プロセツサ、35はプロセツサ間
通信制御装置、36はプロセツサ間通信用バスである。こ
こで、メモリ23、番号変換用プロセツサ24以外は共通線
信号中継交換機に本来設備されている装置である。共通
線信号中継交換機に併合した場合には、交換機との通信
のための共通線信号装置は本来の信号中継のために使わ
れている装置をそのまま使用可能である。メモリ23及び
番号変換用プロセツサ24の動作は第4図の実施例と基本
的には同じであるが、発信側の交換機から電話番号を受
け取ると収容位置情報を返すが、同時に相手交換機に対
しても接続のための信号を送信することが可能になり、
発信交換機での処理を減らすことが可能である。また、
メモリ23、番号変換用プロセツサ24の組をバス36上に複
数接続し、規模の応じたビルデイングブロツク構成が可
能であることはいうまでもない。
以上述べたように、本発明は電話機を移転しても電話
番号を変えなくてよいだけでなく、電話番号と交換機の
収容位置の制約がなくなるために交換機の統廃合が容易
という効果がある。さらに、電話局の障害時など、同一
電話番号のままで他の局に一時的に収容替えすることも
可能である。また、異なる交換機にまたがつて同一の局
番を与えることができるため、物理的な制限からくる番
号容量の制約も無くすることもできるので、従来加入者
が増えると市内局番の桁数を増やしていた状況を改善す
ることもできる。更に、本発明は通信網の全ての交換機
に対して適用しなくとも部分的に前記効果を得ることが
可能である。
番号を変えなくてよいだけでなく、電話番号と交換機の
収容位置の制約がなくなるために交換機の統廃合が容易
という効果がある。さらに、電話局の障害時など、同一
電話番号のままで他の局に一時的に収容替えすることも
可能である。また、異なる交換機にまたがつて同一の局
番を与えることができるため、物理的な制限からくる番
号容量の制約も無くすることもできるので、従来加入者
が増えると市内局番の桁数を増やしていた状況を改善す
ることもできる。更に、本発明は通信網の全ての交換機
に対して適用しなくとも部分的に前記効果を得ることが
可能である。
第1図は本発明の一般的な実施例の概要図、第2図は本
発明を特定領域内のみで適用する実施例の概要図、 第3図は本発明を適用した交換機と既存の交換機が混在
する通信網における実施例の概要図、 第4図は本発明に適用し得る番号変換装置の構成例の概
要図、 第5図は同じく中継交換機に番号変換装置を併合させた
構成例の概要図、 第6図は同じく共通線信号中継交換機に番号変換装置を
併合させた構成例の概要図である。 1…番号変換装置 2…番号変換装置との通信機能をもつた交換機 3,4…電話機 5…着信交換機 6…中継交換機 7…交換機と番号変換装置との通信路 8…本発明を適用した領域 9…中継交換機 10…領域8の外の交換機 11…中継交換機9と番号変換装置1との通信路 12…本発明を適用した交換機 13…本発明を適用していない交換機 14…本発明の適用の有無に関わらない交換機 15…交換機12から交換機14に移設した電話機 16…中継交換機 17…交換機13から16への中継回線 18…交換機16と12を接続する中継回線 19…交換機13と12との直通回線 20…交換機12から14への直通回線 21…交換機16から14への回線 22…共通線信号装置 23…メモリ 24…番号変換用プロセツサ 25…通話路装置 26…信号装置 27…信号処理装置 28…プロセツサ間通信用バス 29…管理用プロセツサ 30…メモリ 31…フアイル装置 32…プロセツサ間通信制御装置 33…共通線信号装置 34…信号処理プロセツサ 35…プロセツサ間通信制御装置 36…プロセツサ間通信用バス
発明を特定領域内のみで適用する実施例の概要図、 第3図は本発明を適用した交換機と既存の交換機が混在
する通信網における実施例の概要図、 第4図は本発明に適用し得る番号変換装置の構成例の概
要図、 第5図は同じく中継交換機に番号変換装置を併合させた
構成例の概要図、 第6図は同じく共通線信号中継交換機に番号変換装置を
併合させた構成例の概要図である。 1…番号変換装置 2…番号変換装置との通信機能をもつた交換機 3,4…電話機 5…着信交換機 6…中継交換機 7…交換機と番号変換装置との通信路 8…本発明を適用した領域 9…中継交換機 10…領域8の外の交換機 11…中継交換機9と番号変換装置1との通信路 12…本発明を適用した交換機 13…本発明を適用していない交換機 14…本発明の適用の有無に関わらない交換機 15…交換機12から交換機14に移設した電話機 16…中継交換機 17…交換機13から16への中継回線 18…交換機16と12を接続する中継回線 19…交換機13と12との直通回線 20…交換機12から14への直通回線 21…交換機16から14への回線 22…共通線信号装置 23…メモリ 24…番号変換用プロセツサ 25…通話路装置 26…信号装置 27…信号処理装置 28…プロセツサ間通信用バス 29…管理用プロセツサ 30…メモリ 31…フアイル装置 32…プロセツサ間通信制御装置 33…共通線信号装置 34…信号処理プロセツサ 35…プロセツサ間通信制御装置 36…プロセツサ間通信用バス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−95759(JP,A) 特開 昭57−7688(JP,A) 特開 昭60−65641(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数個の交換機を有する通信網において、 該通信網の全部又は一部の電話機について電話番号の他
に該電話機の交換機への物理的な収容位置を表す収容位
置情報を付与し、 上記電話番号と収容位置情報とを対応付けるデータを保
持する番号変換装置を交換制御を行う交換機とは論理的
に独立に設け、 上記データは交換機による制御あるいは加入者自身の制
御により変更可能に構成し、 また、上記交換機の全部あるいは一部を上記番号変換装
置と通信可能に構成し、 上記番号変換装置は該交換機から加入者の電話番号を受
信すると該加入者の収容位置情報を該交換機に返送し、 該交換機は該収容位置情報を用いて回線選択し着信交換
機及び着信加入者に接続することを特徴とする着信選択
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63009180A JP2577592B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 着信選択方式 |
Applications Claiming Priority (1)
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1988
- 1988-01-19 JP JP63009180A patent/JP2577592B2/ja not_active Expired - Lifetime
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