JP2577566Y2 - 車両確認用反射鏡 - Google Patents

車両確認用反射鏡

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JP2577566Y2
JP2577566Y2 JP1992047224U JP4722492U JP2577566Y2 JP 2577566 Y2 JP2577566 Y2 JP 2577566Y2 JP 1992047224 U JP1992047224 U JP 1992047224U JP 4722492 U JP4722492 U JP 4722492U JP 2577566 Y2 JP2577566 Y2 JP 2577566Y2
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武夫 広瀬
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車搭載の反射鏡に
おける他の車両を確認するための反射鏡に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在は自動車の社会であり、自動車が無
ければ人間生活が不可能とさえいえる時代になってき
た。自動車は交通手段としては極めて便利であり、技術
の面でも発達し、一家に2台から3台と増えつつある。
自動車の普及増加に伴い、交通事故も日に日に増加し、
事故の内容も悲惨な死亡事故が多くなってきている。道
路整備が不十分にも拘らず、自動車のみ性能が発達した
ことも1つの原因である。
【0003】交通事故の中で、図5のように、狭くて見
通しの悪い支線道路12や車庫から本線道路11へ出る
ときの出会い頭の事故もその1つである。これは、狭い
支線道路12や車庫から広い本線道路11へ出るとき、
障害物16のために見通しが悪く、接近してくる自動車
10の存在とその距離を正しく確認できないために起こ
ることが多い。このような支線道路12や車庫から本線
道路11へ出るときの出会い頭の事故を無くするため
に、従来から、自動車10のボンネットなどの上に自動
車搭載の反射鏡13を取付けて接近してくる自動車10
の存在を確認しようとするものが提案されている。ま
た、T字路には曲がり角設置の反射鏡14が設置されて
いる場合が多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動車搭載の反射鏡13や曲がり角設置の反射鏡1
4は、いずれも単に接近してくる自動車10の自動車投
影図17を写すだけであるため、どの程度の距離があっ
て、支線道路12や車庫から本線道路11へ出ても安全
かどうかはわからないという問題があった。
【0005】本考案は、反射鏡の自動車投影図17をみ
ただけで安全かどうかがわかるようなものを得ることを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、自動車搭載の
反射鏡13に、投影された自動車投影図17の大きさか
ら自動車10の距離を判定するための距離判定線20を
形成するとともに、接近してくる自動車の速度を検出
て表示するスピードガンを設置し、前記距離判定線20
は、充分安全な安全線21、注意すれば安全な注意線2
2、やや危険な危険線23、非常に危険な停止線24か
らなるとともに、それぞれの線で囲まれた領域を異なる
色で着色してなり、前記反射鏡13は、自動車10の前
頭部に設けられ、往復動するラック38の両側の歯列に
それぞれ支軸34、35に設けられたピニオン36、3
7を噛合し、これらの支軸34、35にそれぞれ右側用
反射鏡30と左側用反射鏡31の一端を固着し、これら
の右側用反射鏡30と左側用反射鏡31の他端に、前記
右側用反射鏡30と左側用反射鏡31の反射角度と異な
らせた右側用補助鏡32と左側用補助鏡33とをそれぞ
れ連結し、右側用反射鏡30と左側用反射鏡31の不使
用時には、右側用反射鏡30と左側用反射鏡31の鏡面
側が互いに向かい合うように折り畳んでおき、使用時に
は、スイッチを入れると、ラック38が移動して右側用
反射鏡30と左側用反射鏡31が回転して一端部の支軸
34、35に設けられたピニオン36、37を介して右
側用反射鏡30と左側用反射鏡31とを拡開してセット
してなることを特徴とする車両確認用反射鏡である。
【0007】
【作用】自動車10が支線道路12や車庫から本線道路
11へ出るとき、前頭部だけを少し前へ出すと、自動車
搭載の反射鏡13から自動車10までの距離によって、
自動車搭載の反射鏡13の自動車投影図17の大きさが
異なるので、その大きさを距離判定線20の安全線21
か、注意線22か、危険線23か、停止線24か、によ
って容易に、しかも正確に判定できる。反射鏡13は、
通常時、折り畳んでおき、使用の際スイッチを入れる
と、ラック38が移動してピニオン36、37を回転し
て支軸34、35と一緒に右側用反射鏡30と左側用反
射鏡31とがセットされ、走行時に邪魔になるようなこ
とがない。右側用反射鏡30と左側用反射鏡31の他端
に、これらの反射角度と異ならせた右側用補助鏡32と
左側用補助鏡33とをそれぞれ連結したので、直交する
道路以外とか坂道などの場合も確実に安全が確認でき
る。
【0008】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
図1において、13は、自動車搭載の反射鏡、14は、
曲がり角設置の反射鏡である。以下、自動車搭載の反射
鏡13の場合について説明する。この自動車搭載の反射
鏡13は、自動車10の前頭部に位置して取付けられ
る。この自動車搭載の反射鏡13は、走行中は邪魔にな
るので、図4に示すように、通常は、鎖線のように折り
畳んでおき、使用の際にスイッチを入れると、ラック3
8が移動してピニオン36、37を回転して支軸34、
35と一緒に右側用反射鏡30と左側用反射鏡31とが
図の実線状態にセットされるものである。なお、道路が
坂道のために、接近してくる自動車10が右側用反射鏡
30と左側用反射鏡31に写らなくなるのを補助するた
めに、右側用補助鏡32と左側用補助鏡33とがそれぞ
れ取付けられている。
【0009】このような自動車搭載の反射鏡13におい
て、本考案は、図1に示すように、反射鏡13の表面
に、距離判定線20を形成したものである。この距離判
定線20は、支線道路12から本線道路11へ出るとき
など、充分安全な距離を表す安全線21、注意すれば安
全な距離を表す注意線22、やや危険な距離を表す危険
線23、非常に危険な距離を表す停止線24が縦方向に
形成されている。このうち、安全線21は青色線、注意
線22は黄色線、危険線23はピンク線、停止線24は
赤線などとする。また、安全線21と21の間を青色
面、安全線21と注意線22の間を黄色面、注意線22
と危険線23との間をピンク面、危険線23と停止線2
4の間を赤面などとしてもよい。
【0010】前記距離判定線20は、自動車投影図17
が必ずしも中心に写し出されるとは限らないので、等間
隔の縦線のみとしてもよい。自動車搭載の反射鏡13を
平面鏡とすれば、距離と自動車投影図17の大きさとが
略比例するが、段差のある鏡や凸面鏡、凹面鏡など、目
的に応じて瓷択する また、縦線だけでなく、図2に示すような横線も含んだ
逆U字形などとすれば、自動車10の高さもある程度判
定できる。
【0011】以上のような構成において、自動車10が
支線道路12や車庫から本線道路11へ出るとき、図5
のように、前頭部だけを少し前へ出すとともに、反射鏡
用スイッチを入れる。すると、図3のように、自動車搭
載の反射鏡13から自動車10までの距離が、L1、L
2、L3などによって、反射鏡13の自動車投影図17
の大きさが異なるので、その大きさを距離判定線20の
安全線21、注意線22、危険線23、停止線24によ
って容易に、しかも正確に判定できる。
【0012】以上は自動車搭載の反射鏡13の場合であ
るが、曲がり角設置の反射鏡14の場合も利用できる。
この場合、曲がり角設置の反射鏡14から運転者15ま
での距離によって自動車投影図17の大きさが異なって
くるが、曲がり角設置の反射鏡14を見る位置は略一定
しているので、特に問題は無い。
【0013】前記実施例では、自動車搭載の反射鏡13
および/または曲がり角設置の反射鏡14に、距離判定
線20を形成して自動車投影図17の大きさで安全かど
うかを判定したが、この距離判定線20の他に、接近し
てくる自動車の速度を検出してその速度をディジタル値
とか色別で表示する手段を具備したスピードガンを設置
することにより、安全性の確認がより確実になる。
【0014】
【考案の効果】(1)T字路などの狭い支線道路12で
あって、障害物16のある見通しの悪いところからも安
心して本線道路11に出ることができ、交通事故を減ら
すのに役立つものである。 (2)自動車10が支線道路12や車庫から本線道路1
1へ出るとき、反射鏡用スイッチを入れるという動作を
伴うことによって、安全に対して充分注意しようとする
精神的な心構えができる。 (3)自動車搭載の反射鏡13に、距離判定線20の他
に、速度表示手段を具備したスピードガンを設置するこ
とにより、安全性の確認がより確実になる。 (4)反射鏡13は、不使用時には、右側用反射鏡30
と左側用反射鏡31の鏡面側が互いに向かい合うように
折り畳んでおくようにしたので、これらの反射鏡30、
31を格納しなくとも、走行時に邪魔にならず、しか
も、風の抵抗をほとんど受けることがない。また、使用
の際スイッチを入れたときだけ、ラック38が移動して
ピニオン36、37を回転して支軸34、35と一緒に
右側用反射鏡30と左側用反射鏡31とが拡開してセッ
トされて安全性の確認が可能となる。 (5)距離判定線20の異なる線で囲まれた領域を異な
る色で着色したので、安全か、危険かの判断が、即座
に、かつ、正確に判別できる。 (6)右側用反射鏡30と左側用反射鏡31の他端に、
これらの反射角度と異ならせた右側用補助鏡32と左側
用補助鏡33とをそれぞれ連結したので、直角以外に交
差する道路や坂のある道路などの安全の確認もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による車両確認用反射鏡の第1実施例を
示す正面図である。
【図2】本考案による車両確認用反射鏡の第2実施例を
示す正面図である。
【図3】動作説明図である。
【図4】具体的装置の平面図である。
【図5】T字路での交通の説明図である。
【符号の説明】
10…自動車、11…本線道路、12…支線道路、13
…自動車搭載の反射鏡、14…道路設置の反射鏡、15
…運転者、16…障害物、17…自動車投影図、20…
距離判定線、21…安全線、22…注意線、23…危険
線、24…停止線24、30…右側用反射鏡、31…左
側用反射鏡、32…右側用補助鏡、33…左側用補助
鏡、34…支軸、35…支軸、36…ピニオン、37…
ピニオン。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車搭載の反射鏡13に、投影された
    自動車投影図17の大きさから自動車10の距離を判定
    するための距離判定線20を形成するとともに、接近し
    てくる自動車の速度を検出して表示するスピードガンを
    置し、前記距離判定線20は、充分安全な安全線2
    1、注意すれば安全な注意線22、やや危険な危険線2
    3、非常に危険な停止線24からなるとともに、それぞ
    れの線で囲まれた領域を異なる色で着色してなり、前記
    反射鏡13は、自動車10の前頭部に設けられ、往復動
    するラック38の両側の歯列にそれぞれ支軸34、35
    に設けられたピニオン36、37を噛合し、これらの支
    軸34、35にそれぞれ右側用反射鏡30と左側用反射
    鏡31の一端を固着し、これらの右側用反射鏡30と左
    側用反射鏡31の他端に、前記右側用反射鏡30と左側
    用反射鏡31の反射角度と異ならせた右側用補助鏡32
    と左側用補助鏡33とをそれぞれ連結し、右側用反射鏡
    30と左側用反射鏡31の不使用時には、右側用反射鏡
    30と左側用反射鏡31の鏡面側が互いに向かい合うよ
    うに折り畳んでおき、使用時には、スイッチを入れる
    と、ラック38が移動して右側用反射鏡30と左側用反
    射鏡31が回転して一端部の支軸34、35に設けられ
    たピニオン36、37を介して右側用反射鏡30と左側
    用反射鏡31とを拡開してセットしてなることを特徴と
    する車両確認用反射鏡。
JP1992047224U 1992-06-12 1992-06-12 車両確認用反射鏡 Expired - Lifetime JP2577566Y2 (ja)

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JPS5483751U (ja) * 1977-11-25 1979-06-13
JPS6024479A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 Fujitsu Ten Ltd 車両用後方警戒装置
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JPH0291042U (ja) * 1988-12-30 1990-07-19

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