JP2577478Y2 - 選別装置 - Google Patents

選別装置

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JP2577478Y2
JP2577478Y2 JP1990075378U JP7537890U JP2577478Y2 JP 2577478 Y2 JP2577478 Y2 JP 2577478Y2 JP 1990075378 U JP1990075378 U JP 1990075378U JP 7537890 U JP7537890 U JP 7537890U JP 2577478 Y2 JP2577478 Y2 JP 2577478Y2
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drive roller
roller
rotation
cutter
product
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JP1990075378U
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JPH0432816U (ja
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武彦 吉澤
正行 原
信彦 竹内
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属製の板や丸棒,紙または樹脂シート等
の長尺の連続体を所定の寸法に切断したのちに、製品と
非製品等に選別して、異なる排出先に排出する選別装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の連続体の加工工程では、一定の寸法に切断し
たのちに、切断した部分を2種あるいはそれ以上の排出
先に排出して振り分け、保管したり、引き続き別の加工
をする場合が多い。
例えば、カラー受像管用シャドーマスクやICリードフ
レームなどを作製するには、金属や非金属の化学的また
は電気化学的な溶解を素材の表面全域あるいは部分的に
行ったり、または、その深度の大小によって所定の形状
のものを作る。また、化学メッキや電気メッキで表面全
域または部分的に金属をデポジットさせて、所定の形状
のものを作る方法もある。
このような微細加工において、連続した素材の上に、
フォトレジストを塗布して、写真的技法を用いて露光・
現像をしたのち、所定の寸法ごとに切断してから、エッ
チングあるいはメッキを行っている。
ところが、装置の交換や調節が煩わしいことから、素
材の一定間隔内に形成されたレジスト膜は、露光される
対象ごとに大きさが異なるものを、1個あるいは1グル
ープごとに配置することがあり、レジスト膜の形成によ
り製品となる部分と、製品とならない不要部分ができて
しまう。
そこで、一連の加工工程中で切断を行ったのち、エッ
チングやメッキ加工をする前に、余分の無駄な加工を省
くため、一度切断された部分から、さらに、非製品部分
をあらためて切断し、次の工程に送っていた。
以上は、切断後に製品部分と非製品部分を分ける場合
であるが、丸棒や段ボールなどでは、2種類あるいはそ
れ以上の長さの異なる部分に切断したのち、続いて同一
種類のものに限ってラインから切り離して別の所に排出
したい場合も多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述したような、従来の連続体を加工中に切断する方
法では、切断した部分を種類別に選別して排出できない
ので、一定間隔で切断したのちに、さらに不要部分を切
り落とす作業が必要となり、作業時間や作業スペースに
無駄が多いという問題点があった。
本考案の目的は、前述した課題を解決し、連続体の切
断直後に、切断されたものの種類を選別して、異なる排
出先に排出できる選別装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、請求項1の考案は、カッ
タにより連続体を所定の寸法に切断し、その切断された
部分を第1の部分と第2の部分に選別して排出する選別
装置において、前記連続体に形成された目印によって前
記第1の部分と前記第2の部分を検出するセンサと,回
転軸の位置が固定された第1の駆動ローラと,前記第1
の駆動ローラと前記カッタの間に設けられ、その回転軸
が前記第1の駆動ローラの回転軸と略同一高さの第1の
位置とそれよりも下方の第2の位置とに移動可能な第2
の駆動ローラと,前記第2の駆動ローラの回転軸を先端
側で支持し、基部側の1点を中心にして揺動自在な揺動
アームと,前記揺動アームを駆動するアクチュエータ
と,前記センサが前記第1の部分を検出したときには、
前記第2の駆動ローラの回転軸が前記第1の位置になる
ように、前記アクチュエータを制御して、前記第1の部
分を略水平な第1の方向に移送し、前記センサが前記第
2の部分を検出したときには、前記第2の駆動ローラの
回転軸が前記第2の位置になるように、前記アクチュエ
ータを制御して、前記第2の部分を前記第1の方向と逆
方向であって斜め下方向の第2の方向に移送するととも
に、前記第1及び第2の駆動ローラを減速、停止又は逆
転させるように制御する制御部とを含むようにしてあ
る。
〔実施例〕
以下、図面等を参照して、実施例につき、本考案を詳
細に説明する。
第1図〜第4図は、本考案による選別装置の実施例を
示した図であって、第1図は、全体の構成を示した図、
第2図は、第1および第2の駆動ローラの回転伝達系を
示した図、第3図は、センサの配置例を示した斜視図、
第4図は、選別排出の動作を説明するための図である。
第1図において、1はカッタ,2aおよび2bはセンサ,3
は第1の駆動ローラ,4は第2の駆動ローラ,5は揺動アー
ム,6はエアシリンダ,7は制御部である。
この選別装置の選別対象となる連続体10は、第3図に
示すように、製品となる第1の部分10aと、非製品とな
る第2の部分10bとを有するものとする。この連続体10
には、切断した後の第1の部分10aの始まりを示す目印2
0aと、第1の部分10aの終わり(第2の部分10bの始ま
り)の目印20bが付されている。
ここで、進路Lは、連続体10がカッタ1で切断される
前の進路で図中右から左へ進む。進路Fは、カッタ1で
切断後、切断された第1の部分10aの進路で、進路Lの
延長線上にあって、図中右から左へ進む。進路Dは、カ
ッタ1で切断後、下方に排出される切断された第2の部
分10bの進路を示している。
カッタ1は、下刃1aと上刃1bとからなり、連続体10を
切断するためのものである。
センサ2a,2bは、第3図に示すように、連続体10の上
に形成された目印20a,20bを検出するためのものであ
り、センサ2aは、目印20aを検出し、センサ2bは、目印2
0bを検出する。
第1の駆動ローラ3は、第1図反時計方向に回転し、
回転軸の位置は固定されていて、切断された第1の部分
10aを進路Fに沿って、左側に送る。
第2の駆動ローラ4は、連続体10の第1の部分10aを
排出するときは、回転軸の位置が第1の駆動ローラ3と
カッタ1の間にあり、第2の部分10bを排出するときに
は、回転軸の位置が第1の駆動ローラ3の下方にあるロ
ーラである。
揺動アーム5は、支軸5aに支持されて回転自在であ
り、先端寄りに、第2の駆動ローラ4の回転軸が支持さ
れている。
エアシリンダ6は、その可動部6aを進退させることに
より、揺動アーム5を揺動させるアクチュエータであ
る。エアシリンダ6の可動部6aが伸びている状態では、
揺動アーム5の姿勢は実線で示す位置にあり、第2の駆
動ローラ4は進路Fに沿っている。逆に、可動部6aが引
き込まれると、揺動アーム5の姿勢は、2点鎖線に示す
状態となり、第2の駆動ローラ4は進路Fから外れ、第
1の駆動ローラ3の下方に位置する。
第1の駆動ローラ3と第2の駆動ローラ4の回転駆動
力は、第2図に示すように、駆動ローラ11から伝達され
る。第2図の例では、駆動ローラ11からの回転駆動力
は、ベルトにより、第1の駆動ローラ3へ駆動力が伝達
される。一方、第2の駆動ローラ4には、揺動アーム5
の回転軸5aと同軸に回転中心を有するローラ12と、他の
2つのローラ13,14を介して、回転駆動力が伝達され
る。このように、ローラ12の回転中心が揺動アーム5の
回転軸の位置に一致しているので、揺動アーム5の位置
に関係なく回転駆動力が伝達される。
なお、ローラ9a,9bは、切断前の連続体10を駆動する
ローラであり、このローラ9a,9bの回転位置をロータリ
エンコーダ8が検出し、その出力にもとづいて制御部7
が各駆動ローラの回転を制御している。
また、第1の部分10aと第2の10bの長さが異なる場合
があるので、長さに応じて駆動ローラの速度を、2段ま
たはそれ以上に切り替えるようにしてある。例えば、第
2の部分10bが非製品部のような場合には、短いことが
多いので速度を遅くしたほうがよい。
エアシリンダ6の可動部6aの進退動作の制御は、切断
前の連続体10の進路Lに沿って、配置されたセンサ2a,2
bの出力にもとづいて制御部7によって行われる。
なお、第1図では省略したが、第3図に示すように、
センサ2a,2bを配置した位置の連続体10を挟んだ対向す
る場所にローラ16を配置することにより、センサ2a,2b
の検出精度を向上させることができる。これは、ローラ
16の存在によって、連続体10が移送される途中で、連続
体10の上下方向へのぶれを少なくすることができるから
である。
つぎに、第4図を参照して、連続体10を切断した後
に、第1の部分10aと第2の部分10bに選別する動作につ
いて説明する。
ここで、連続体10は、例えば、カラー受像管のシャド
ーマスクなどのようにレジスト膜などが形成されたもの
であり、カッタ1によって、切断後にそのシャドーマス
クの製品となる第1の部分10aと、切断後に不要な非製
品となる第2の部分10bに選別するものとする。
まず、第4図(a)に示すように、第2の部分(非製
品)10bがカッタ1を通過し、所定の距離だけ進んだと
ころで停止する。
つぎに、第4図(b)に示すように、カッタ1の上刃
1bが下降し、第2の部分10bが切断されると、エアシリ
ンダ6の動作により揺動アーム5が下降する。それによ
り、第2の駆動ローラ4は、点線の位置から実線の位置
まで移動することになり、第2の部分10bは下方へと排
出される。
第2の部分10bが排出されると、第4図(c)に示す
ように、第2の駆動ローラ4は元の位置に戻る。
つづいて、第4図(d)に示すように、第1の部分
(製品)10aが搬送されてきて、所定の位置で停止し、
第4図(e)に示すように、カッタ1で切断される。切
断された第1の部分10aは、図示しない製品受け場所に
搬送される。
以上説明した実施例に限定されることなく、本考案の
範囲内で種々の変形ができる。
例えば、連続体10に形成される目印20a,20bは、連続
体10の進路に沿って一線に並べ、その目印の内容を変え
てこれらをセンサで区別して検出できるようにすれば、
センサは1個で済ませることができる。
また、非製品部10bを排出するときに、第1の駆動ロ
ーラ3および第2の駆動ローラ4の回転を止めてもよい
が、止めなくても回転を遅くするだけでもよい。より正
確に排出させるためには、駆動ローラ3,4を逆回転させ
てもよい。
さらに、切断後の第1の部分を製品部、第2の部分を
非製品部としたが、第1の部分、第2の部分ともに互い
に品種あるいはサイズのことなる製品であってもよい。
さらにまた、第1の駆動ローラと第2の駆動ローラと
揺動アーム、シリンダなどの組みを縦列に配置すること
により、多種類の部分を選別して、異なる排出先に排出
することもできる。
〔考案の効果〕
以上詳しく説明したように、本考案によれば、製品お
よび非製品などのような2つの部分を限定された時間内
に、しかも、余分なスペースを必要とせず、選別と同時
に排出することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本考案による選別装置の実施例を示
した図であって、第1図は、全体の構成を示した図、第
2図は、第1および第2の駆動ローラの回転伝達系を示
した図、第3図は、センサの配置例を示した斜視図、第
4図は、選別排出の動作を説明するための図である。 1……カッカ、2a,2b……センサ 3……第1の駆動ローラ、4……第2の駆動ローラ 5……揺動アーム、6……エアシリンダ 7……制御部 8……ロータリエンコーダ 9,11,12,13,14,15……ローラ 10……連続体 10a……第1の部分(製品) 10b……第2の部分(非製品) 20a,20b……目印
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−4004(JP,A) 特開 昭61−226216(JP,A) 実開 昭62−188321(JP,U) 実開 昭55−132047(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23D 33/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッカにより連続体を所定の寸法に切断
    し、その切断された部分を第1の部分と第2の部分に選
    別して排出する選別装置において、 前記連続体に形成された目印によって前記第1の部分と
    前記第2の部分を検出するセンサと, 回転軸の位置が固定された第1の駆動ローラと, 前記第1の駆動ローラと前記カッタの間に設けられ、そ
    の回転軸が前記第1の駆動ローラの回転軸と略同一高さ
    の第1の位置とそれよりも下方の第2の位置とに移動可
    能な第2の駆動ローラと, 前記第2の駆動ローラの回転軸を先端側で支持し、基部
    側の1点を中心にして揺動自在な揺動アームと, 前記揺動アームを駆動するアクチュエータと, 前記センサが前記第1の部分を検出したときには、前記
    第2の駆動ローラの回転軸が前記第1の位置になるよう
    に、前記アクチュエータを制御して、前記第1の部分を
    略水平な第1の方向に移送し、 前記センサが前記第2の部分を検出したときには、前記
    第2の駆動ローラの回転軸が前記第2の位置になるよう
    に、前記アクチュエータを制御して、前記第2の部分を
    前記第1の方向と逆方向であって斜め下方向の第2の方
    向に移送するとともに、前記第1及び第2の駆動ローラ
    を減速、停止又は逆転させるように制御する制御部と を含む選別装置。
JP1990075378U 1990-07-16 1990-07-16 選別装置 Expired - Lifetime JP2577478Y2 (ja)

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JPH0432816U JPH0432816U (ja) 1992-03-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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