JP2577126Y2 - 菓子ショーケース - Google Patents

菓子ショーケース

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JP2577126Y2
JP2577126Y2 JP1990099370U JP9937090U JP2577126Y2 JP 2577126 Y2 JP2577126 Y2 JP 2577126Y2 JP 1990099370 U JP1990099370 U JP 1990099370U JP 9937090 U JP9937090 U JP 9937090U JP 2577126 Y2 JP2577126 Y2 JP 2577126Y2
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JP
Japan
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confectionery
cooler
showcase
display room
room
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990099370U
Other languages
English (en)
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JPH0456060U (ja
Inventor
和久 新谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、表面をチョコレートでコーティングされた
洋菓子の如く表面が硬質の菓子を収納して冷却保存する
ショーケースの改良構成に関する。
(ロ)従来の技術 従来此の種菓子ショーケースにおいては、室温での腐
敗を防ぐために冷却器によって陳列室内を+15℃〜18℃
に冷却維持するように構成されている。他方、この冷却
作用は菓子表面の乾燥を著しく促進する。
ここで、此の種菓子は表面が乾燥すると品質(味覚)
が著しく劣化する。そのため、従来では本願に先行する
実公昭62-9511号公報に示される如く複数の冷却器を設
けて、冷却作用を及ぼしていない方の除霜水によって陳
列室内を加湿したり或るいは、超音波加湿器等を設けて
陳列室内を高湿度に維持していた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 然し乍ら、係る高湿条件は表面が比較的柔らかいクリ
ームで被われているような洋菓子等には有効であるもの
の、チョコレート等によって表面がコーティングされて
硬質の洋菓子の場合は、逆に表面に結露(水滴)が生
じ、商品価値を無くしていた。
本考案は、係る問題を解決するためになされたもので
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、陳列室内に表面が硬質の菓子を収納する菓
子ショーケースにおいて、陳列室内と区画した冷却室内
に冷却器を配設し、冷却器と熱交換した空気を常時陳列
室内に循環する送風機を設け冷却室内には更に冷却器の
風上側に加熱装置を設け、所定の制御装置により所定期
間毎に加熱装置を発熱させるようにしたものである。
(ホ)作用 本考案によれば、加熱装置の発熱時には当該発熱によ
って乾燥した冷却室内の空気が送風機によって陳列室内
に循環せられるので、菓子表面への水滴の付着は防止さ
れる。
(ヘ)実施例 次に、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。第
1図は本考案の菓子ショーケース1の縦断面図、第2図
は冷媒回路図、第3図は制御装置2の電気回路図をそれ
ぞれ示す。ショーケース1は後面に透視可能なガラス引
戸3を備え、前面には透視可能なガラス窓4を備えてい
る。ガラス引戸3及びガラス窓4よりも低い位置には区
画板としてのガラス板製デックパン5を設け、その上部
を陳列室6、その下方を冷却室7としている。
冷却室7内後部には冷却器8が配設され、その前方に
吸引型の送風機9が取りつけられる。更に冷却器8と送
風機9間の冷却室7内には電気ヒータ(例えば50W/m)
から成る加熱装置10が取り付けられる。
陳列室6内には任意数の棚11が取り付けられると共
に、デックパン5の前後端部にはそれぞれ吸込口12及び
吹出口13が形成されている。
ショーケース1の下部には冷凍機14を収納する機械室
15が構成されている。冷凍機14は第2図の冷媒回路によ
り構成されている。圧縮機16から吐出された冷媒は凝縮
器17にて放熱液化し、乾燥器18を経て膨張弁19で減圧さ
れ、冷却器8で蒸発して冷却作用を発揮する。
次に第3図に示す制御装置2の電気回路図を用いて動
作を説明する。ACは交流電源、16M及び9Mはそれぞれ圧
縮機モータ及び送風機モータである。更に、20は電源ス
イッチ、21は陳列室6内の温度を感知して接点を開閉す
るサーモスタットであり、第1リレー22が直列に接続さ
れる。23はタイマーであり、例えば1時間毎に15分間だ
け接点24を閉じる。25は冷却室7内に設けた過熱防止器
(例えば+20℃設定)、26は第2リレーであり、それぞ
れ接点24に直列に接続されている。又、圧縮機モータ16
Mは第1リレー22の常開接点22Aに、更に、加熱装置10は
第2リレー26の常開接点26Aにそれぞれ直列に接続され
ている。
以上の構成で動作を説明する。棚11上には例えばチョ
コレートによってコーティングされた表面が硬質のケー
キを陳列する。
サーモスタット21は+15℃〜18℃の範囲で設定された
陳列室6内の温度が、上限温度になったらリレー22に通
電し、接点22Aを閉じて圧縮機16Mを起動し、下限温度で
リレー22を非通電とし、圧縮機16Mを停止する。このデ
ィファレンシャルを小さくすることにより、圧縮機停止
時のケーキへの水滴付着を抑制する。第3図から明らか
なように送風機9は、電源スイッチ20が閉じている間連
続運転され、冷却器8と熱交換した冷気は、常時吹出口
13から陳列室6内に供給される。これによって陳列室6
内は前記範囲内で設定された温度に冷却される。
この冷却運転中、冷却器8の温度は−5℃程に低下す
る。従って、陳列室6内空気中の水分は露となって冷却
器8に付着して行く。
このような運転が1時間継続するとタイマー23が接点
24を閉じてリレー26に通電し、接点26Aを閉じるので加
熱装置10が発熱を開始する。この加熱によって冷却器8
に付着した露は蒸発するので、それらが霜となって成長
するのを防止できる。
然し乍ら、加熱装置10の発熱により冷却室7内の温度
は上昇し、そこの相対湿度は低下して乾燥する。この乾
燥した空気は送風機9によって陳列室6に循環され、陳
列室6内を適度に乾燥させるので、棚11上のケーキには
水滴が付かなくなる。
(ト)考案の効果 本考案によれば加熱装置の発熱により、加熱装置の風
下側に設けられた冷却器に付着した露は蒸発するので、
それらが霜となって成長するのを防止できる。
また、表面が硬質の菓子を陳列しており、所定期間毎
の加熱装置の発熱により、冷却器に付着した露を蒸発さ
せているときであっても、発熱によって温度が上昇し、
相対湿度が低下して乾燥した空気を陳列室内に循環する
ので、菓子表面への水滴の付着を防止でき、菓子の外
観、品質等の商品価値の低下を阻止することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示し、第1図は菓子ショーケー
スの縦断面図、第2図は冷媒回路図、第3図は制御装置
の電気回路図である。 1……ショーケース、2……制御装置、5……デックパ
ン、6……陳列室、8……冷却器、9……送風機、10…
…加熱装置、21……サーモスタット、23……タイマー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陳列室内に表面が硬質の菓子を収納する菓
    子ショーケースにおいて、前記陳列室内と区画した冷却
    室内に配置した冷却器と、該冷却器と熱交換した空気を
    常時前記陳列室内に循環する送風機と、前記冷却室内で
    且つ冷却器の風上側に設けた加熱装置と、制御装置とか
    ら成り、該制御装置は所定期間毎に前記加熱装置を発熱
    させることを特徴とする菓子ショーケース。
JP1990099370U 1990-09-20 1990-09-20 菓子ショーケース Expired - Lifetime JP2577126Y2 (ja)

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JPH0456060U JPH0456060U (ja) 1992-05-13
JP2577126Y2 true JP2577126Y2 (ja) 1998-07-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4750335A (en) * 1987-06-03 1988-06-14 Hill Refrigeration Corporation Anti-condensation means for glass front display cases
JPH01136883U (ja) * 1988-03-15 1989-09-19

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